JPH0868456A - トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構造 - Google Patents

トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構造

Info

Publication number
JPH0868456A
JPH0868456A JP20388694A JP20388694A JPH0868456A JP H0868456 A JPH0868456 A JP H0868456A JP 20388694 A JP20388694 A JP 20388694A JP 20388694 A JP20388694 A JP 20388694A JP H0868456 A JPH0868456 A JP H0868456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil pump
brake
pump
brake holder
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20388694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiko Kikuchi
公彦 菊池
Hideharu Koga
秀晴 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP20388694A priority Critical patent/JPH0868456A/ja
Publication of JPH0868456A publication Critical patent/JPH0868456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2002Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
    • F16H2200/201Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with three sets of orbital gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/203Transmissions using gears with orbital motion characterised by the engaging friction means not of the freewheel type, e.g. friction clutches or brakes
    • F16H2200/2046Transmissions using gears with orbital motion characterised by the engaging friction means not of the freewheel type, e.g. friction clutches or brakes with six engaging means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2097Transmissions using gears with orbital motion comprising an orbital gear set member permanently connected to the housing, e.g. a sun wheel permanently connected to the housing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインシャフトから偏心した位置にオイルポ
ンプを設けたトランスミッションにおいて、特別の支持
部材を設けることなくオイルポンプを強固に支持する。 【構成】 トランスミッションのトルクコンバータケー
シング2に2NDブレーキホルダ11を固定し、その一
側面から軸方向に一体に突設した摩擦係合要素支持部8
5に2NDブレーキB1 の摩擦係合要素82を支持す
る。2NDブレーキホルダ11は摩擦係合要素支持部8
5よりも半径方向外側に一体に延出する延出部92を備
えており、この延出部92を利用してオイルポンプ12
が支持される。2NDブレーキホルダ11の剛性は摩擦
係合要素支持部85が補強リブとして機能するために高
められ、延出部92にオイルポンプ12を強固に支持す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸を支持するケー
シングの内部に前記回転軸から偏心してオイルポンプを
配設してなるトランスミッションにおけるオイルポンプ
支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるトランスミッションは、特開平3
−239849号公報により公知である。
【0003】上記従来のトランスミッションは、ミッシ
ョンケースに固定した隔壁の一側面に、内部にオイルポ
ンプを収納したポンプハウジングを支持したもので、前
記隔壁から突出するポンプ軸に設けた従動ギヤをトルク
コンバータの外壁面に形成した駆動ギヤに噛合させて駆
動している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のト
ランスミッションは、オイルポンプを支持する隔壁が補
強リブ等の補強部を持たない単純な板体から構成されて
いるため、トルクコンバータから伝達されるオイルポン
プの駆動トルクによって隔壁が撓み変形し、オイルポン
プの効率低下やオイル漏れ等の問題が生じる可能性があ
った。このような不具合を解消すべく前記隔壁に特別の
補強を施すことが考えられるが、そのようにすると重量
増加の原因となる問題がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、重量の増加を来すことなくオイルポンプを強固に支
持することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、回転軸を支持するケ
ーシングにブレーキホルダを固定し、このブレーキホル
ダに回転軸と同軸にブレーキを支持するとともに、前記
回転軸から偏心した位置にオイルポンプを配設してなる
トランスミッションにおいて、ブレーキホルダはケーシ
ングの割り面に固定された概略板状の部材であって、回
転軸の外周に沿うように軸方向に延びてブレーキの摩擦
係合要素を支持する摩擦係合要素支持部と、この摩擦係
合要素支持部の半径方向外側に延出してオイルポンプを
支持するオイルポンプ支持部とを一体に備えたことを特
徴とする。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、ケーシングに設けたベアリングにオ
イルポンプ駆動用スプロケットを支持し、ブレーキホル
ダのオイルポンプ支持部に設けたベアリングを貫通する
ポンプ軸の端部を前記オイルポンプ駆動用スプロケット
にスプライン結合したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はトランスミッションのスケルトン図、図2は
トランスミッションの左半部の断面図、図3はトランス
ミッションの右半部の断面図、図4は図2の要部拡大
図、図5はブレーキホルダの平面図、図6は図5の6−
6線断面図である。
【0010】図1に示すように、このトランスミッショ
ンTは前進5段、後進1段のオートマチックトランスミ
ッションであって、クランクシャフトSの回転をトルク
コンバータCt、メインシャフトSm、カウンタシャフ
ト(図2参照)及び差動装置(不図示)を介して所定の
減速比で駆動輪に伝達すべく、前記メインシャフトSm
上に3個の遊星歯車機構P1 ,P2 ,P3 と、3個の変
速用クラッチC1 ,C 2 ,C3 (ODクラッチC1 、U
DクラッチC2 、3RD−5TH−RVSクラッチ
3 )と、2個の変速用ブレーキB1 ,B2 (2NDブ
レーキB1 、LOW−RVSブレーキB2 )と、1個の
ワンウェイクラッチF1 とを備える。
【0011】上記構成のトランスミッションTによれ
ば、1速変速段を確立すべくUDクラッチC2 を係合さ
せると、第1遊星歯車機構P1 のサンギヤSG1 がメイ
ンシャフトSmに結合される。このとき、第1遊星歯車
機構P1 のリングギヤRG1 と一体の第2遊星歯車機構
2 のリングギヤRG2 はワンウェイクラッチF1 を介
して本体ケーシングに結合される。その結果、第1遊星
歯車機構P1 のサンギヤSG1 の回転により、一体に形
成された第1、第2遊星歯車機構P1 ,P2 のプラネタ
リキャリヤPC1 ,PC2 が所定の速度で駆動され、減
速比3.647の1速変速段が確立される。尚、1速変
速段においてエンジンブレーキを作動させるとワンウェ
イクラッチF1 が非係合になるため、LOW−RVSブ
レーキB2を作動させて第2遊星歯車機構P2 のリング
ギヤRG2 を本体ケーシングに結合する。
【0012】2速変速段を確立すべくUDクラッチC2
及び2NDブレーキB1 を係合させると、第1遊星歯車
機構P1 のサンギヤSG1 がメインシャフトSmに結合
されるとともに、第2遊星歯車機構P2 のサンギヤSG
2 が本体ケーシングに結合される。その結果、第1遊星
歯車機構P1 のサンギヤSG1 の回転により、一体に形
成された第1、第2遊星歯車機構P1 ,P2 のプラネタ
リキャリヤPC1 ,PC2 が所定の速度で駆動され、減
速比2.118の2速変速段が確立される。
【0013】3速変速段を確立すべくUDクラッチC2
及び3RD−5TH−RVSクラッチC3 を係合させる
と、第1遊星歯車機構P1 のサンギヤSG1 がメインシ
ャフトSmに結合されるとともに、第3遊星歯車機構P
3 のリングギヤRG3 が第2遊星歯車機構P2 のサンギ
ヤSG2 に結合される。その結果、メインシャフトSm
の回転は第1遊星歯車機構P1 のサンギヤSG1 及び第
2遊星歯車機構P2 のサンギヤSG2 に異なる回転数で
伝達され、その回転数差に基づいて一体に形成された第
1、第2遊星歯車機構P1 ,P2 のプラネタリキャリヤ
PC1 ,PC2が所定の速度で駆動されることにより、
減速比1.388の3速変速段が確立される。
【0014】4速変速段を確立すべくODクラッチC1
及びUDクラッチC2 を係合させると、第1遊星歯車機
構P1 のリングギヤRG1 及びサンギヤSG1 が共にメ
インシャフトSmに結合される。その結果、一体に形成
された第1、第2遊星歯車機構P1 ,P2 のプラネタリ
キャリヤPC1 ,PC2 がメインシャフトSmと同一回
転数で回転し、減速比1.000の4速変速段が確立さ
れる。
【0015】5速変速段を確立すべくODクラッチC1
及び3RD−5TH−RVSクラッチC3 を係合させる
と、第1遊星歯車機構P1 のリングギヤRG1 がメイン
シャフトSmに結合されるとともに、第3遊星歯車機構
3 のリングギヤRG3 が第2遊星歯車機構P2 のサン
ギヤSG2 に結合される。その結果、メインシャフトS
mの回転が第1遊星歯車機構P1 のリングギヤRG1
び第2遊星歯車機構P 2 のサンギヤSG2 に伝達され、
一体に形成された第1、第2遊星歯車機構P1,P2
プラネタリキャリヤPC1 ,PC2 がメインシャフトS
mよりも低い回転数で駆動されることにより、減速比
0.721の5速変速段が確立される。
【0016】後進変速段を確立すべく3RD−5TH−
RVSクラッチC3 及びLOW−RVSブレーキB2
係合させると、第3遊星歯車機構P3 のリングギヤRG
3 が第2遊星歯車機構P2 のサンギヤSG2 に結合され
るとともに、第2遊星歯車機構P2 のリングギヤRG2
が本体ケーシング1に結合される。その結果、メインシ
ャフトSmの回転が第2遊星歯車機構P2 のサンギヤS
2 に伝達され、一体に形成された第1、第2遊星歯車
機構P1 ,P2 のプラネタリキャリヤPC1 ,PC2
メインシャフトSmと逆方向に駆動されることにより、
減速比2.908の後進変速段が確立される。
【0017】図2〜図4に示すように、トランスミッシ
ョンTのケーシングは本体ケーシング1と、本体ケーシ
ング1の左側面に結合されたトルクコンバータケーシン
グ2とを備えている。
【0018】トルクコンバータケーシング2の左側面に
結合されたエンジンから延びるクランクシャフトS(図
1参照)は、トルクコンバータCtを介してメインシャ
フトSmの左端に接続される。トルクコンバータCt
は、複数のポンプブレード4a…を備えてクランクシャ
フトの右端にボルト結合されたポンプ4と、複数のター
ビンブレード5a…を備えてメインシャフトSmの左端
にスプライン結合されたタービン5と、メインシャフト
Smの外周に嵌合するステータボス6にワンウェイクラ
ッチ7を介して支持されたステータ8と、ポンプ4及び
タービン5間に設けられたロックアップクラッチ9とか
ら構成される。ステータボス6は、その長手方向中間部
に一体に溶接されたフランジ部材10を介してトルクコ
ンバータケーシング2の右側面に複数本のボルト3…で
結合される。
【0019】尚、メインシャフトSmの左側は前記ステ
ータボス6の内周にニードルベアリング25を介して支
持されるとともに、右側は右カバー26の内面に一体に
形成したサポート27の内周にニードルベアリング28
を介して支持される。また、メインシャフトSmのスラ
スト力は第3遊星歯車機構P3 のサンギヤSG3 の両側
面に配置された一対のスラストベアリング29,29に
よって支持される。
【0020】トルクコンバータケーシング2の右側面
に、後から詳述する2NDブレーキホルダ11が前記フ
ランジ部材10と共に前記ボルト3…で共締めされる。
2NDブレーキホルダ11の右側面に支持されたオイル
ポンプ12はトロコイドポンプよりなり、ポンプハウジ
ング13と、このポンプハウジング13の右側面に結合
されたポンプカバー14と、2NDブレーキホルダ11
及びポンプカバー14間に架設したポンプ軸15と、ポ
ンプハウジング13の内部に回転自在に嵌合する内歯の
アウタロータ16と、ポンプ軸15に固設されてアウタ
ロータ16に噛合する外歯のインナロータ17とを備え
る。ポンプ軸15は2NDブレーキホルダ11に設けた
ニードルベアリング23及びポンプカバー14に設けた
ボールベアリング24によって支持される。
【0021】トルクコンバータCtのポンプ4の右端に
はトルクコンバータハブ18が一体に溶接されており、
そのトルクコンバータハブ18に駆動スプロケット19
がスプライン結合される。一方、トルクコンバータケー
シング2にはボールベアリング22を介して従動スプロ
ケット20が片持ち支持されており、この従動スプロケ
ット20に2NDブレーキホルダ11を貫通するポンプ
軸15の端部がスプライン結合される。そして、駆動ス
プロケット19と従動スプロケット20とがチェーン2
1によって接続される。而して、クランクシャフトの回
転がトルクコンバータCtのポンプ4、トルクコンバー
タハブ18、駆動スプロケット19、チェーン21及び
従動スプロケット20を介してポンプ軸15に伝達さ
れ、オイルポンプ12が駆動される。
【0022】オイルポンプ12の組付は以下の手順で行
われる。即ち、2NDブレーキホルダ11を組み付ける
前にトルクコンバータケーシング2に従動スプロケット
20及びチェーン21を組み付け、しかる後にトルクコ
ンバータケーシング2に2NDブレーキホルダ11を組
み付ける。その後、予めアセンブリとして組み立てられ
たオイルポンプ12を、そのポンプ軸15が従動スプロ
ケット20にスプライン係合するように組み付ければ良
い。これにより、オイルポンプ12の組付工数は大幅に
削減される。また、駆動スプロケット19、従動スプロ
ケット20及びチェーン21はトルクコンバータケーシ
ング2及び2NDブレーキホルダ11間に形成された空
間に配設されているので、オイルポンプ12の駆動系を
コンパクトに収納することができる。
【0023】メインシャフトSmの外周に支持された第
3遊星歯車機構P3 は、サンギヤSG3 、プラネタリキ
ャリヤPC3 及びリングギヤRG3 を備えており、プラ
ネタリキャリヤPC3 には互いに噛合するとともに、そ
れぞれサンギヤSG3 及びリングギヤRG3 に噛合する
少なくとも一対のプラネタリギヤPG3 …が支持される
(図にはそのうちの1個を示す)。サンギヤSG3 はメ
インシャフトSmに一体に形成される。プラネタリキャ
リヤPC3 は前記ステータボス6の右端にスプライン結
合されており、従って本体ケーシング1及びトルクコン
バータケーシング2に対して固定されている。リングギ
ヤRG3 は、後述する3RD−5TH−RVSクラッチ
3 により、該3RD−5TH−RVSクラッチC3
クラッチドラム64に結合可能である。
【0024】3RD−5TH−RVSクラッチC3 は、
フランジ部材10の軸部に相対回転自在に支持されたク
ラッチハブ63と、クラッチハブ63に結合されたクラ
ッチドラム64と、クラッチドラム64の内周に軸方向
摺動自在に嵌合するクラッチピストン65と、クラッチ
ピストン65の右側に軸方向摺動不能に固定された隔壁
板66とを備えており、クラッチドラム64及びクラッ
チピストン65間にクラッチ油室67が画成され、また
クラッチピストン65と隔壁板66間にキャンセラー油
室68が画成される。
【0025】クラッチドラム64の内面に形成したスプ
ラインに係合するクラッチプレート群と、プラネタリキ
ャリヤPC3 のリングギヤRG3 の外周に形成したスプ
ラインに係合するクラッチディスク群とよりなる摩擦係
合要素70…が重ね合わされ、クラッチピストン65に
押圧されて相互に係合可能である。而して、クラッチ油
室67に作動油を供給してクラッチピストン65を戻し
ばね69に抗して右動させると、摩擦係合要素70…が
相互に係合して第3遊星歯車機構P3 のリングギヤRG
3 がクラッチドラム64に結合される。
【0026】2NDブレーキB1 は、ブレーキホルダ1
1の右側面に形成したシリンダ80と、シリンダ80に
摺動自在に嵌合するブレーキピストン83と、シリンダ
80及びプレートピストン83間に画成されたブレーキ
油室84と、ブレーキホルダ11の右側面に突設した複
数個の摩擦係合要素支持部85…と、ブレーキピストン
83及びガイド腕85…間に縮設された戻しバネ81…
とを備える。
【0027】摩擦係合要素支持部85…に形成したスプ
ラインに係合するブレーキプレート群と、3RD−5T
H−RVSクラッチC3 のクラッチドラム64の外面に
形成したスプラインに係合するブレーキディスク群とよ
りなる摩擦係合要素82…が重ね合わされる。而して、
ブレーキ油室84に作動油を供給してブレーキピストン
83を戻しバネ81…に抗して右動させると摩擦係合要
素82…が相互に係合し、クラッチドラム64が摩擦係
合要素支持部85…に結合される。
【0028】次に、図5及び図6を併せて参照しながら
前記2NDブレーキホルダ11の構造を詳述する。
【0029】2NDブレーキホルダ11は概略板状の部
材であって、その右側面に前記摩擦係合要素支持部85
…が一体に突設される。13本の摩擦係合要素支持部8
5…は、メインシャフトSmを貫通させるべく形成され
た開口88を囲むように、メインシャフトSmの軸芯を
中心として環状に配置される。摩擦係合要素支持部85
…の内側には前記2NDブレーキB1 のシリンダ80が
形成され、更に前記開口88の外周には2NDブレーキ
ホルダ11をトルクコンバータケーシング2に固定する
ための6本のボルト3…が貫通する6個のボルト孔89
…が形成される。ボルト孔89…の近傍には5個の油孔
90が形成されるとともに、シリンダ80の底壁には前
記ブレーキ油室84に連通する油孔91…が形成され
る。
【0030】2NDブレーキホルダ11は、摩擦係合要
素支持部85…の半径方向外側に延出する第1延出部9
2及び第2延出部93を備える。第1延出部92は本発
明のオイルポンプ支持部を構成するもので、オイルポン
プ12のポンプ軸15を支持するニードルベアリング2
3が嵌合する軸孔94と、オイルポンプ12の一対のポ
ート95,96と、油路97,98とが形成される。ま
た、第2延出部93には油孔99が形成される。
【0031】このように、2NDブレーキホルダ11に
一体に形成した第1延出部92にオイルポンプ12を支
持したので、オイルポンプ12を支持するための特別の
支持部材が不要になって部品点数及び組付工数が削減さ
れるだけでなく、一体に形成した摩擦係合要素支持部8
5によって2NDブレーキホルダ11の第1延出部92
の剛性が高められるため、ポンプ軸15の倒れを防止し
てオイルポンプ12の確実な作動を確保するととともに
油漏れを防止することができる。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、ケーシングの割り面に固定された概略板状
のブレーキホルダに、回転軸の外周に沿うように軸方向
に延びてブレーキの摩擦係合要素を支持する摩擦係合要
素支持部と、この摩擦係合要素支持部の半径方向外側に
延出してオイルポンプを支持するオイルポンプ支持部と
を一体に設けたので、オイルポンプを支持するために特
別の支持部材を設ける必要がなくなり、部品点数及び組
付工数の削減が可能になる。しかも、摩擦係合要素支持
部によってブレーキホルダの剛性が高められるので、ポ
ンプ軸の倒れが防止されてオイルポンプの作動が確実な
ものとなる。
【0034】また請求項2に記載された発明によれば、
ケーシングに設けたベアリングにオイルポンプ駆動用ス
プロケットを支持し、ブレーキホルダのオイルポンプ支
持部に設けたベアリングを貫通するポンプ軸の端部を前
記オイルポンプ駆動用スプロケットにスプライン結合し
たので、予めアセンブリとして小組みしたオイルポンプ
を一括して組み付けることが可能となり、組付工数が削
減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスミッションのスケルトン図
【図2】トランスミッションの左半部の断面図
【図3】トランスミッションの右半部の断面図
【図4】図2の要部拡大図
【図5】ブレーキホルダの平面図
【図6】図5の6−6線断面図
【符号の説明】
1 本体ケーシング(ケーシング) 2 トルクコンバータケーシング(ケーシン
グ) 11 2NDブレーキホルダ(ブレーキホルダ) 12 オイルポンプ 15 ポンプ軸 20 従動スプロケット(オイルポンプ駆動用ス
プロケット) 22 ボールベアリング(ベアリング) 23 ニードルベアリング(ベアリング) 82 摩擦係合要素 85 摩擦係合要素支持部 92 第1延出部(オイルポンプ支持部) B1 2NDブレーキ(ブレーキ) Sm メインシャフト(回転軸)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(Sm)を支持するケーシング
    (1,2)にブレーキホルダ(11)を固定し、このブ
    レーキホルダ(11)に回転軸(Sm)と同軸にブレー
    キ(B1 )を支持するとともに、前記回転軸(Sm)か
    ら偏心した位置にオイルポンプ(12)を配設してなる
    トランスミッションにおいて、 ブレーキホルダ(11)はケーシング(2)の割り面に
    固定された概略板状の部材であって、回転軸(Sm)の
    外周に沿うように軸方向に延びてブレーキ(B 1 )の摩
    擦係合要素(82)を支持する摩擦係合要素支持部(8
    5)と、この摩擦係合要素支持部(85)の半径方向外
    側に延出してオイルポンプ(12)を支持するオイルポ
    ンプ支持部(92)とを一体に備えたことを特徴とす
    る、トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構
    造。
  2. 【請求項2】 ケーシング(2)に設けたベアリング
    (22)にオイルポンプ駆動用スプロケット(20)を
    支持し、ブレーキホルダ(11)のオイルポンプ支持部
    (92)に設けたベアリング(23)を貫通するポンプ
    軸(15)の端部を前記オイルポンプ駆動用スプロケッ
    ト(20)にスプライン結合したことを特徴とする、請
    求項1記載のトランスミッションにおけるオイルポンプ
    支持構造。
JP20388694A 1994-08-29 1994-08-29 トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構造 Pending JPH0868456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20388694A JPH0868456A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20388694A JPH0868456A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0868456A true JPH0868456A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16481353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20388694A Pending JPH0868456A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0868456A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004061330A1 (ja) 2002-12-27 2004-07-22 Aisin Aw Co., Ltd. 自動変速機
WO2004061331A1 (ja) 2002-12-27 2004-07-22 Aisin Aw Co., Ltd. 自動変速機
WO2013077160A1 (ja) * 2011-11-22 2013-05-30 日産自動車株式会社 電動車両の駆動力伝達装置
WO2014156772A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 オイルポンプおよびそれを備えた動力伝達装置
DE102013010041A1 (de) * 2013-06-17 2014-12-18 Daimler Ag Antriebsstrangvorrichtung für einen Antriebsstrang eines Kraftfahrzeugs
DE102014018985A1 (de) * 2014-12-18 2016-06-23 Daimler Ag Wandlervorrichtung

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004061330A1 (ja) 2002-12-27 2004-07-22 Aisin Aw Co., Ltd. 自動変速機
WO2004061331A1 (ja) 2002-12-27 2004-07-22 Aisin Aw Co., Ltd. 自動変速機
WO2013077160A1 (ja) * 2011-11-22 2013-05-30 日産自動車株式会社 電動車両の駆動力伝達装置
JPWO2013077160A1 (ja) * 2011-11-22 2015-04-27 日産自動車株式会社 電動車両の駆動力伝達装置
US9915339B2 (en) 2011-11-22 2018-03-13 Nissan Motor Co., Ltd. Drive force transmission device
WO2014156772A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 オイルポンプおよびそれを備えた動力伝達装置
JP2014199101A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 オイルポンプおよびそれを備えた動力伝達装置
CN105190105A (zh) * 2013-03-29 2015-12-23 爱信艾达株式会社 液压泵以及具有该液压泵的动力传递装置
US9874211B2 (en) 2013-03-29 2018-01-23 Aisin Aw Co., Ltd. Oil pump and power transmitting device equipped with the same
DE112014000791B4 (de) 2013-03-29 2019-02-07 Aisin Aw Co., Ltd. Ölpumpe und Antriebskraft-Übertragungsvorrichtung, die mit dieser ausgestattet ist
DE102013010041A1 (de) * 2013-06-17 2014-12-18 Daimler Ag Antriebsstrangvorrichtung für einen Antriebsstrang eines Kraftfahrzeugs
DE102014018985A1 (de) * 2014-12-18 2016-06-23 Daimler Ag Wandlervorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6110069A (en) Automatic transmission for vehicle
US4129050A (en) Gear means of an automatic transmission for automobiles
JP3878796B2 (ja) 軸受構造
EP0333487B1 (en) Automatic transmission for vehicle having forward clutch and counter drive gear positioned between torque converter and gear mechanism
KR20030057351A (ko) 자동변속기
JPH0868456A (ja) トランスミッションにおけるオイルポンプ支持構造
JPS6340988B2 (ja)
JP4230728B2 (ja) 自動変速機用摩擦要素の作動油路構造
JP3750253B2 (ja) 自動変速機及びその組立て方法
JPH01153843A (ja) オートマチックトランスアクスルの出力軸支持構造
JP4017819B2 (ja) 自動変速機
JP3712936B2 (ja) 自動変速機
JPH08100844A (ja) 自動変速機の動力伝達装置
JP3065623B2 (ja) ワンウェイクラッチの潤滑装置
JP4585087B2 (ja) 自動変速装置
JPH0648049B2 (ja) 車両用自動変速機
JP4447622B2 (ja) 自動変速機
JPS6138214A (ja) 車両用自動変速機
JP2514713B2 (ja) 変速機のクラッチドラム
JP2757606B2 (ja) 自動変速機の歯車潤滑機構
JP4447623B2 (ja) 自動変速機
JPH0221052A (ja) 遊星歯車装置
JP2746614B2 (ja) 自動変速機のクラッチ支持装置
JP2689641B2 (ja) 車両用動力伝達装置の副変速装置
JPH0765649B2 (ja) オートマチックトランスアクスル