JPH086751A - メッセージ表示制御システム - Google Patents
メッセージ表示制御システムInfo
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- JPH086751A JPH086751A JP6134106A JP13410694A JPH086751A JP H086751 A JPH086751 A JP H086751A JP 6134106 A JP6134106 A JP 6134106A JP 13410694 A JP13410694 A JP 13410694A JP H086751 A JPH086751 A JP H086751A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メッセージに基づく操作者の対話的操作性を
向上させると共に、マルチウインドウ画面におけるメッ
セージの使い勝手を向上させる。 【構成】 任意に分類された各メッセージの種別対応
に、各種別のメッセージの表示用に予め設定された画面
位置を記憶する表示位置記憶部5と、各メッセージ内容
およびメッセージ種別を、各メッセージの識別子に対応
付けて記憶するメッセージ記憶部6と、表示対象となる
メッセージ識別子をキーにメッセージ記憶部6を検索
し、対応するメッセージ種別を読み出す種別検索部7
と、このメッセージ種別をキーに表示位置記憶部5を検
索し、対応する画面位置を読み出す位置抽出部8とを具
備し、この読み出した画面上の位置に、対応するメッセ
ージ内容を、メッセージ記憶部6から読み出して表示す
るメッセージ表示制御システム。
向上させると共に、マルチウインドウ画面におけるメッ
セージの使い勝手を向上させる。 【構成】 任意に分類された各メッセージの種別対応
に、各種別のメッセージの表示用に予め設定された画面
位置を記憶する表示位置記憶部5と、各メッセージ内容
およびメッセージ種別を、各メッセージの識別子に対応
付けて記憶するメッセージ記憶部6と、表示対象となる
メッセージ識別子をキーにメッセージ記憶部6を検索
し、対応するメッセージ種別を読み出す種別検索部7
と、このメッセージ種別をキーに表示位置記憶部5を検
索し、対応する画面位置を読み出す位置抽出部8とを具
備し、この読み出した画面上の位置に、対応するメッセ
ージ内容を、メッセージ記憶部6から読み出して表示す
るメッセージ表示制御システム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン等のコンピュ
ータ端末装置におけるメッセージの表示制御技術に係
り、特に、メッセージに基づく操作者の対話的操作性を
向上させるのに好適なメッセージ表示制御システムに関
するものである。
ータ端末装置におけるメッセージの表示制御技術に係
り、特に、メッセージに基づく操作者の対話的操作性を
向上させるのに好適なメッセージ表示制御システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン等のコンピュータ端末装
置においては、操作性の向上等を図るために、操作者の
操作等にあわせて操作誘導や、注意、警告、エラーコメ
ント等のメッセージを画面表示する。操作者は、このメ
ッセージを読むことにより、次に行うべき適切な操作/
対処を知ることができる。例えば、印字出力中に、プリ
ンタエラーのメッセージが表示されれば、操作者は、プ
リンタの紙詰まり等の障害を取り除き、その後、同メッ
セージに従い、所定のキー入力操作等を行うことによ
り、印字出力を継続させることができる。このようなメ
ッセージおよびこのメッセージの更なる詳細コメント
(ヘルプ情報)を表示制御する技術に関しては、例え
ば、特開昭61−118920号公報に記載されてい
る。
置においては、操作性の向上等を図るために、操作者の
操作等にあわせて操作誘導や、注意、警告、エラーコメ
ント等のメッセージを画面表示する。操作者は、このメ
ッセージを読むことにより、次に行うべき適切な操作/
対処を知ることができる。例えば、印字出力中に、プリ
ンタエラーのメッセージが表示されれば、操作者は、プ
リンタの紙詰まり等の障害を取り除き、その後、同メッ
セージに従い、所定のキー入力操作等を行うことによ
り、印字出力を継続させることができる。このようなメ
ッセージおよびこのメッセージの更なる詳細コメント
(ヘルプ情報)を表示制御する技術に関しては、例え
ば、特開昭61−118920号公報に記載されてい
る。
【0003】しかし、従来のメッセージの表示制御技術
においては、メッセージを、決められた画面位置に一律
に表示している。すなわち、操作者が無視しても構わな
いメッセージも、また、操作を中断してエラーの解除や
別操作を必要とするメッセージも、それぞれ、同じ画面
位置に表示される。操作者が各メッセージを容易に識別
できるように、例えば、各メッセージの種別ごとに表示
色を変えたり、ブリンク(点滅)させることにより、各
メッセージの種別を分類することも有効である。しか
し、このように分類しても、操作者は、メッセージの内
容を確認した後に、メッセージを無視するのか、あるい
は、操作を中断して別操作を行うのか等の判断を行う必
要がある。
においては、メッセージを、決められた画面位置に一律
に表示している。すなわち、操作者が無視しても構わな
いメッセージも、また、操作を中断してエラーの解除や
別操作を必要とするメッセージも、それぞれ、同じ画面
位置に表示される。操作者が各メッセージを容易に識別
できるように、例えば、各メッセージの種別ごとに表示
色を変えたり、ブリンク(点滅)させることにより、各
メッセージの種別を分類することも有効である。しか
し、このように分類しても、操作者は、メッセージの内
容を確認した後に、メッセージを無視するのか、あるい
は、操作を中断して別操作を行うのか等の判断を行う必
要がある。
【0004】また、従来のメッセージを表示する技術に
おいては、操作を中断する必要がある場合は、ソフト的
に操作を禁止し、そして、続行可能な場合は、続けて操
作することで、メッセージを自動的に消去することも行
っているが、この場合、メッセージは、自動消去される
場合も考慮し、画面の端に表示される。このため、視認
性が悪く、また、マルチウィンドウ画面を表示している
場合には、特定のウィンドウのみを操作禁止にすること
も出来ず、使い勝手が悪かった。
おいては、操作を中断する必要がある場合は、ソフト的
に操作を禁止し、そして、続行可能な場合は、続けて操
作することで、メッセージを自動的に消去することも行
っているが、この場合、メッセージは、自動消去される
場合も考慮し、画面の端に表示される。このため、視認
性が悪く、また、マルチウィンドウ画面を表示している
場合には、特定のウィンドウのみを操作禁止にすること
も出来ず、使い勝手が悪かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、各メッセージが一律に同じ画面
位置に表示されるので、操作者が無視しても構わないメ
ッセージであっても、操作者は、メッセージの内容を読
まなければ、その旨を理解することができない点と、マ
ルチウインドウ画面を表示している場合には、特定のウ
インドウのみを操作禁止にすることができない点であ
る。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、
メッセージに基づく操作者の対話的操作性を向上させる
ことを可能とすると共に、マルチウインドウ画面におけ
るメッセージの使い勝手を向上させることを可能とする
メッセージ表示制御システムを提供することである。
点は、従来の技術では、各メッセージが一律に同じ画面
位置に表示されるので、操作者が無視しても構わないメ
ッセージであっても、操作者は、メッセージの内容を読
まなければ、その旨を理解することができない点と、マ
ルチウインドウ画面を表示している場合には、特定のウ
インドウのみを操作禁止にすることができない点であ
る。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、
メッセージに基づく操作者の対話的操作性を向上させる
ことを可能とすると共に、マルチウインドウ画面におけ
るメッセージの使い勝手を向上させることを可能とする
メッセージ表示制御システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のメッセージ表示制御システムは、任意に分
類された各メッセージの種別に対応付けて、各種別のメ
ッセージの表示用として予め設定された画面上の位置を
記憶する表示位置記憶部5と、各メッセージ内容および
メッセージ種別を、各メッセージの識別子に対応付けて
記憶するメッセージ記憶部6と、表示対象となるメッセ
ージの識別子をキーにメッセージ記憶部6を検索して、
対応するメッセージ種別を読み出す種別検索部7と、こ
の種別検索部7で読み出したメッセージ種別をキーに、
表示位置記憶部5を検索して、対応する画面上の位置を
読み出す位置抽出部8とを具備し、この位置抽出部8で
読み出した画面上の位置に、対応するメッセージ内容
を、メッセージ記憶部6から読み出して表示することを
特徴とする。
め、本発明のメッセージ表示制御システムは、任意に分
類された各メッセージの種別に対応付けて、各種別のメ
ッセージの表示用として予め設定された画面上の位置を
記憶する表示位置記憶部5と、各メッセージ内容および
メッセージ種別を、各メッセージの識別子に対応付けて
記憶するメッセージ記憶部6と、表示対象となるメッセ
ージの識別子をキーにメッセージ記憶部6を検索して、
対応するメッセージ種別を読み出す種別検索部7と、こ
の種別検索部7で読み出したメッセージ種別をキーに、
表示位置記憶部5を検索して、対応する画面上の位置を
読み出す位置抽出部8とを具備し、この位置抽出部8で
読み出した画面上の位置に、対応するメッセージ内容
を、メッセージ記憶部6から読み出して表示することを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、メッセージ表示の契機が発
生した時、そのメッセージの種別に対応して予め設定さ
れた画面位置に、メッセージ表示を行う。例えば、無視
しても構わない種別のメッセージは、画面の下端角に小
さく表示し、また、操作誘導するメッセージは画面の脇
に表示し、さらに、操作を中断して別の操作や障害の解
除を行う必要があるメッセージは操作中の画面に上書
し、強制的に操作を中断させるように表示する。このこ
とにより、操作者は、無視しても構わない種別のメッセ
ージに関しては、メッセージの内容をいちいち確認しな
くても、その表示位置で、無視できることを判別でき、
このメッセージ内容を読むことによる進行中の操作の中
断を回避できる。また、マルチウインドウで複数の操作
画面を表示している場合には、例えば操作禁止のメッセ
ージを特定のウインドウに上書して表示することで、こ
の特定のウインドウ処理のみを操作禁止して、現在処理
中の操作は継続可能とすることができ、マルチウインド
ウにおける使い勝手が向上する。
生した時、そのメッセージの種別に対応して予め設定さ
れた画面位置に、メッセージ表示を行う。例えば、無視
しても構わない種別のメッセージは、画面の下端角に小
さく表示し、また、操作誘導するメッセージは画面の脇
に表示し、さらに、操作を中断して別の操作や障害の解
除を行う必要があるメッセージは操作中の画面に上書
し、強制的に操作を中断させるように表示する。このこ
とにより、操作者は、無視しても構わない種別のメッセ
ージに関しては、メッセージの内容をいちいち確認しな
くても、その表示位置で、無視できることを判別でき、
このメッセージ内容を読むことによる進行中の操作の中
断を回避できる。また、マルチウインドウで複数の操作
画面を表示している場合には、例えば操作禁止のメッセ
ージを特定のウインドウに上書して表示することで、こ
の特定のウインドウ処理のみを操作禁止して、現在処理
中の操作は継続可能とすることができ、マルチウインド
ウにおける使い勝手が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明のメッセージ表示制御システ
ムの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、1はCRT(Cathode Ra
y Tube、陰極線管)等からなる表示装置、2はキ
ーボードやマウス等からなる入力装置、3はレーザプリ
ンタ等の印字装置、4はCPU(中央処理装置)による
コンピュータに基づき本発明に係るメッセージ表示制御
を行うメッセージ表示制御システムである。このメッセ
ージ表示制御システム4は、入力装置2や印字装置3な
どで発生した障害(エラー)を検知して、表示するメッ
セージ識別子を指定するエラー検知部4aと、任意に分
類された各メッセージの種別に対応付けて、各種別のメ
ッセージの表示用として予め設定された画面上の位置を
記憶する本発明に係る表示位置記憶部5と、各メッセー
ジ内容およびメッセージ種別を、各メッセージ識別子に
対応付けて記憶する本発明に係るメッセージ記憶部6
と、エラー検知部4aで指定したメッセージ識別子をキ
ーにメッセージ記憶部6を検索して、対応するメッセー
ジ種別を読み出す本発明に係る種別検索部7と、この種
別検索部7で読み出したメッセージ種別をキーに、表示
位置記憶部5を検索して、対応する画面上の位置を読み
出す本発明に係る位置抽出部8とを具備している。そし
て、このような構成により、メッセージ表示制御システ
ムは、位置抽出部8で読み出した画面上の位置に、対応
するメッセージ内容を、メッセージ記憶部6から読み出
して表示する。
説明する。図1は、本発明のメッセージ表示制御システ
ムの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、1はCRT(Cathode Ra
y Tube、陰極線管)等からなる表示装置、2はキ
ーボードやマウス等からなる入力装置、3はレーザプリ
ンタ等の印字装置、4はCPU(中央処理装置)による
コンピュータに基づき本発明に係るメッセージ表示制御
を行うメッセージ表示制御システムである。このメッセ
ージ表示制御システム4は、入力装置2や印字装置3な
どで発生した障害(エラー)を検知して、表示するメッ
セージ識別子を指定するエラー検知部4aと、任意に分
類された各メッセージの種別に対応付けて、各種別のメ
ッセージの表示用として予め設定された画面上の位置を
記憶する本発明に係る表示位置記憶部5と、各メッセー
ジ内容およびメッセージ種別を、各メッセージ識別子に
対応付けて記憶する本発明に係るメッセージ記憶部6
と、エラー検知部4aで指定したメッセージ識別子をキ
ーにメッセージ記憶部6を検索して、対応するメッセー
ジ種別を読み出す本発明に係る種別検索部7と、この種
別検索部7で読み出したメッセージ種別をキーに、表示
位置記憶部5を検索して、対応する画面上の位置を読み
出す本発明に係る位置抽出部8とを具備している。そし
て、このような構成により、メッセージ表示制御システ
ムは、位置抽出部8で読み出した画面上の位置に、対応
するメッセージ内容を、メッセージ記憶部6から読み出
して表示する。
【0009】図2は、図1におけるメッセージ記憶部の
記憶内容例を示す説明図である。本例のメッセージ記憶
部6では、エラーコメントテーブル6aとして、各メッ
セージ内容とメッセージ種別を、各メッセージ識別子に
対応付けて記憶しており、エラーNo.の欄がメッセー
ジ識別子に、エラー重要度の欄がメッセージ種別に、そ
して、エラーコメントの欄がメッセージ内容に対応して
いる。図1における種別検索部7は、このエラーコメン
トテーブル6aを参照して、エラーNo.に対応するエ
ラー重要度を読み出す。例えば、図1におけるエラー検
知部4aで指定したエラーNo.(メッセージ識別子)
が「1」であれば、エラー重要度が「1」の「入力エラ
ー」のエラーコメント(メッセージ内容)を読み出し、
また、エラーNo.が「2」であれば、エラー重要度が
「2」の「プリンタ障害」のエラーコメントを読み出
す。
記憶内容例を示す説明図である。本例のメッセージ記憶
部6では、エラーコメントテーブル6aとして、各メッ
セージ内容とメッセージ種別を、各メッセージ識別子に
対応付けて記憶しており、エラーNo.の欄がメッセー
ジ識別子に、エラー重要度の欄がメッセージ種別に、そ
して、エラーコメントの欄がメッセージ内容に対応して
いる。図1における種別検索部7は、このエラーコメン
トテーブル6aを参照して、エラーNo.に対応するエ
ラー重要度を読み出す。例えば、図1におけるエラー検
知部4aで指定したエラーNo.(メッセージ識別子)
が「1」であれば、エラー重要度が「1」の「入力エラ
ー」のエラーコメント(メッセージ内容)を読み出し、
また、エラーNo.が「2」であれば、エラー重要度が
「2」の「プリンタ障害」のエラーコメントを読み出
す。
【0010】図3は、図1における表示位置記憶部の記
憶内容例を示す説明図である。本例の表示位置記憶部5
では、エラーコメント表示位置テーブル5aとして、各
エラー重要度(メッセージ種別)別に、各エラーコメン
ト(メッセージ内容)の表示開始位置を記録している。
例えば、エラー重要度が「1」のエラーコメントに対し
ては、画面座標(x1,y1)を表示開始位置とし、エ
ラー重要度が「2」のエラーコメントに対しては、画面
座標(x2,y2)を表示開始位置としている。尚、画
面座標(x1,y1)は画面の下端角部分を、また、画
面座標(x2,y2)は画面の中央部分を表しているも
のとする。図1における位置抽出部8は、図1の種別検
索部7で読み出したエラー重要度をキーに、エラーコメ
ント表示位置テーブル5aを検索して、対応する画面上
の位置を読み出す。例えば、図1における種別検索部7
が、エラーコメントテーブル6aを参照して、エラーN
o.「1」に対応してエラー重要度「1」を読み出した
場合には、当該するエラーコメント「入力エラー」の表
示開始位置として画面座標(x1,y1)を読み出し、
また、エラーNo.「2」に対応してエラー重要度
「2」を読み出した場合には、画面座標(x2,y2)
を当該するエラーコメント「プリンタ障害」の表示開始
位置として読み出す。その結果、エラーコメント「入力
エラー」および「プリンタ障害」は、各々図4に示すよ
うな画面位置に表示出力される。
憶内容例を示す説明図である。本例の表示位置記憶部5
では、エラーコメント表示位置テーブル5aとして、各
エラー重要度(メッセージ種別)別に、各エラーコメン
ト(メッセージ内容)の表示開始位置を記録している。
例えば、エラー重要度が「1」のエラーコメントに対し
ては、画面座標(x1,y1)を表示開始位置とし、エ
ラー重要度が「2」のエラーコメントに対しては、画面
座標(x2,y2)を表示開始位置としている。尚、画
面座標(x1,y1)は画面の下端角部分を、また、画
面座標(x2,y2)は画面の中央部分を表しているも
のとする。図1における位置抽出部8は、図1の種別検
索部7で読み出したエラー重要度をキーに、エラーコメ
ント表示位置テーブル5aを検索して、対応する画面上
の位置を読み出す。例えば、図1における種別検索部7
が、エラーコメントテーブル6aを参照して、エラーN
o.「1」に対応してエラー重要度「1」を読み出した
場合には、当該するエラーコメント「入力エラー」の表
示開始位置として画面座標(x1,y1)を読み出し、
また、エラーNo.「2」に対応してエラー重要度
「2」を読み出した場合には、画面座標(x2,y2)
を当該するエラーコメント「プリンタ障害」の表示開始
位置として読み出す。その結果、エラーコメント「入力
エラー」および「プリンタ障害」は、各々図4に示すよ
うな画面位置に表示出力される。
【0011】図4は、図1におけるメッセージ表示制御
システムによるメッセージの画面出力状態例を示す説明
図である。図4(a)は、図2におけるエラーコメント
テーブル6aに示すエラーNo.「1」に対応するエラ
ーコメント「入力エラー」の表示状態、図4(b)は、
エラーNo.「2」に対応するエラーコメント「プリン
タ障害」の表示状態を示している。図4(a)において
は、エラーコメント「入力エラー」は、画面座標(x
1,y1)を開始位置として、画面の下端角に表示され
ている。これは、「入力エラー」が、操作者に特別な操
作を要求するものではないので、操作者に無視されても
良いものとして、目立たないようにしたものである。こ
の場合、ディスプレイに表示したエラーコメントを消去
することなく次動作(キーボードによる入力等)を行う
事ができる。また、図4(b)においては、エラーコメ
ント「プリンタ障害」は、画面座標(x2,y2)を開
始位置として、画面の中央に表示されている。これは、
「プリンタ障害」が、操作者に特別な操作、すなわち、
プリンタの紙詰まり等の解除を要求するものでり、操作
者が見過ごさないようにしたものである。この場合、デ
ィスプレイに表示されているエラーコメントの内容を除
去しなければ、次動作(キーボードによる入力等)を行
うことができないようにして、次動作の制限を行う。
システムによるメッセージの画面出力状態例を示す説明
図である。図4(a)は、図2におけるエラーコメント
テーブル6aに示すエラーNo.「1」に対応するエラ
ーコメント「入力エラー」の表示状態、図4(b)は、
エラーNo.「2」に対応するエラーコメント「プリン
タ障害」の表示状態を示している。図4(a)において
は、エラーコメント「入力エラー」は、画面座標(x
1,y1)を開始位置として、画面の下端角に表示され
ている。これは、「入力エラー」が、操作者に特別な操
作を要求するものではないので、操作者に無視されても
良いものとして、目立たないようにしたものである。こ
の場合、ディスプレイに表示したエラーコメントを消去
することなく次動作(キーボードによる入力等)を行う
事ができる。また、図4(b)においては、エラーコメ
ント「プリンタ障害」は、画面座標(x2,y2)を開
始位置として、画面の中央に表示されている。これは、
「プリンタ障害」が、操作者に特別な操作、すなわち、
プリンタの紙詰まり等の解除を要求するものでり、操作
者が見過ごさないようにしたものである。この場合、デ
ィスプレイに表示されているエラーコメントの内容を除
去しなければ、次動作(キーボードによる入力等)を行
うことができないようにして、次動作の制限を行う。
【0012】このように、操作者は、エラーコメントの
ディスプレイ上の表示位置を参照することにより、次動
作で何をしなければいけないかを容易に判断することが
できる。また、各エラーコメントの表示値は、予め任意
に設定することができるので、マルチウインドウ画面の
各画面に、各エラーコメントを割り当てることが容易と
なり、マルチウインドウで複数の操作画面を表示してい
る場合において、例えば、操作禁止を示す重要度の高い
エラーコメントを特定のウインドウに上書きして表示さ
せることにより、特定のウインドウのみを操作禁止に
し、現在処理中の操作は継続可能とすることができる。
ディスプレイ上の表示位置を参照することにより、次動
作で何をしなければいけないかを容易に判断することが
できる。また、各エラーコメントの表示値は、予め任意
に設定することができるので、マルチウインドウ画面の
各画面に、各エラーコメントを割り当てることが容易と
なり、マルチウインドウで複数の操作画面を表示してい
る場合において、例えば、操作禁止を示す重要度の高い
エラーコメントを特定のウインドウに上書きして表示さ
せることにより、特定のウインドウのみを操作禁止に
し、現在処理中の操作は継続可能とすることができる。
【0013】図5は、図1におけるメッセージ表示制御
システムの本発明に係る処理動作の位置実施例を示すフ
ローチャートである。キーボードによる入力時等のエラ
ーや、プリンタによるエラーが発生すると(ステップ5
01)、図1のエラー検知部4aにより、表示するエラ
ーNo.を指定する(ステップ502)。そして、図1
の種別検索部7により、このエラーNo.をキーに、図
2におけるエラーコメントテーブル6aを検索して、エ
ラー重要度を読み出す(ステップ503)。このエラー
重要度をキーに、図1の位置抽出部8により、図3のエ
ラーコメント表示位置テーブル5aを検索して、エラー
コメントを表示する画面座標を読み出す(ステップ50
4)。そして、この読み出した画面座標を開始位置とし
て、図2におけるエラーコメントテーブル6aから読み
出した当該するエラーコメントを表示する(ステップ5
05)。このように、重要度に応じて、エラーコメント
の表示位置を判断して表示する。
システムの本発明に係る処理動作の位置実施例を示すフ
ローチャートである。キーボードによる入力時等のエラ
ーや、プリンタによるエラーが発生すると(ステップ5
01)、図1のエラー検知部4aにより、表示するエラ
ーNo.を指定する(ステップ502)。そして、図1
の種別検索部7により、このエラーNo.をキーに、図
2におけるエラーコメントテーブル6aを検索して、エ
ラー重要度を読み出す(ステップ503)。このエラー
重要度をキーに、図1の位置抽出部8により、図3のエ
ラーコメント表示位置テーブル5aを検索して、エラー
コメントを表示する画面座標を読み出す(ステップ50
4)。そして、この読み出した画面座標を開始位置とし
て、図2におけるエラーコメントテーブル6aから読み
出した当該するエラーコメントを表示する(ステップ5
05)。このように、重要度に応じて、エラーコメント
の表示位置を判断して表示する。
【0014】以上、図1〜図5を用いて説明したよう
に、本実施例のメッセージ表示制御システムでは、各エ
ラー(メッセージ)の重要度に応じて、エラーコメント
(メッセージ)を表示する画面上の位置を変え、表示位
置により、エラーコメントやエラーメッセージ等の表示
の意味や次動作を明確とする。このことにより、操作者
は、このままの状態でキー入力が有効であるかの判別、
あるいは、表示中のエラーコメントやエラーメッセージ
等が解除されるまでキー入力が無効であるか等、次の作
業の判別を、エラーコメントの表示位置を確認すること
により、容易に行うことができ、操作性が向上する。ま
た、各エラーコメントの表示位置を、マルチウインドウ
画面の各画面に割り当てることが容易であり、例えば、
マルチウインドウ表示時において、操作禁止のエラーコ
メントを特定のウインドウに割り当て上書して表示する
ことにより、特定のウインドウ処理のみを操作禁止にし
て、現在処理中の操作は継続可能とすることができ、マ
ルチウインドウにおける使い勝手が向上する。
に、本実施例のメッセージ表示制御システムでは、各エ
ラー(メッセージ)の重要度に応じて、エラーコメント
(メッセージ)を表示する画面上の位置を変え、表示位
置により、エラーコメントやエラーメッセージ等の表示
の意味や次動作を明確とする。このことにより、操作者
は、このままの状態でキー入力が有効であるかの判別、
あるいは、表示中のエラーコメントやエラーメッセージ
等が解除されるまでキー入力が無効であるか等、次の作
業の判別を、エラーコメントの表示位置を確認すること
により、容易に行うことができ、操作性が向上する。ま
た、各エラーコメントの表示位置を、マルチウインドウ
画面の各画面に割り当てることが容易であり、例えば、
マルチウインドウ表示時において、操作禁止のエラーコ
メントを特定のウインドウに割り当て上書して表示する
ことにより、特定のウインドウ処理のみを操作禁止にし
て、現在処理中の操作は継続可能とすることができ、マ
ルチウインドウにおける使い勝手が向上する。
【0015】尚、本発明は、図1〜図5を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、エラー重要度に基づき、各メッセージを表示す
る画面上の位置を決めているが、各エラーの発生箇所に
基づくものでも良い。また、操作誘導や、注意、警告等
のメッセージを表示する位置の他に、その大きさや色、
ブリンク等の表示属性、あるいは、音や音声を設定する
ことでも良い。さらに、メッセージの表示に静止画、も
しくは、動画を用いても良い。
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、エラー重要度に基づき、各メッセージを表示す
る画面上の位置を決めているが、各エラーの発生箇所に
基づくものでも良い。また、操作誘導や、注意、警告等
のメッセージを表示する位置の他に、その大きさや色、
ブリンク等の表示属性、あるいは、音や音声を設定する
ことでも良い。さらに、メッセージの表示に静止画、も
しくは、動画を用いても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、各メッセージを、各メ
ッセージの重要度等の種別毎に異なる画面位置に表示す
るので、操作者は、メッセージの内容を読まなくても、
各メッセージの表示位置により、操作者が無視しても構
わないメッセージか否か等を容易に理解することがで
き、メッセージに基づく操作者の対話的操作性を向上さ
せることが可能となると共に、マルチウインドウ表示時
において特定のウインドウのみを操作禁止にすることが
でき、マルチウインドウ画面におけるメッセージの使い
勝手を向上させることが可能となる。
ッセージの重要度等の種別毎に異なる画面位置に表示す
るので、操作者は、メッセージの内容を読まなくても、
各メッセージの表示位置により、操作者が無視しても構
わないメッセージか否か等を容易に理解することがで
き、メッセージに基づく操作者の対話的操作性を向上さ
せることが可能となると共に、マルチウインドウ表示時
において特定のウインドウのみを操作禁止にすることが
でき、マルチウインドウ画面におけるメッセージの使い
勝手を向上させることが可能となる。
【図1】本発明のメッセージ表示制御システムの本発明
に係る構成の一実施例を示すブロック図である。
に係る構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるメッセージ記憶部の記憶内容例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】図1における表示位置記憶部の記憶内容例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】図1におけるメッセージ表示制御システムによ
るメッセージの画面出力状態例を示す説明図である。
るメッセージの画面出力状態例を示す説明図である。
【図5】図1におけるメッセージ表示制御システムの本
発明に係る処理動作の位置実施例を示すフローチャート
である。
発明に係る処理動作の位置実施例を示すフローチャート
である。
1 表示装置 2 入力装置 3 印字装置 4 メッセージ表示制御システム 4a エラー検知部 5 表示位置記憶部 5a エラーコメント表示位置テーブル 6 メッセージ記憶部 6a エラーコメントテーブル 7 種別検索部 8 位置抽出部
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも操作者に対する操作誘導と注
意および警告を含むメッセージを、操作中の画面に表示
し、操作者による操作が、該メッセージの解除契機と合
致した場合に該メッセージを消去するメッセージ表示制
御システムにおいて、任意に分類された各メッセージの
種別に対応付けて、各種別のメッセージの表示用として
予め設定された上記画面上の位置を記憶する表示位置記
憶手段と、上記各メッセージの識別子に対応付けて、各
メッセージの内容および上記メッセージ種別を記憶する
メッセージ記憶手段と、表示対象となる上記メッセージ
の識別子をキーに上記メッセージ記憶手段を検索して、
対応する上記メッセージ種別を読み出す種別検索手段
と、該種別検索手段で読み出したメッセージ種別をキー
に、上記表示位置記憶手段を検索して、対応する上記画
面上の位置を読み出す位置抽出手段とを具備し、該位置
抽出手段で読み出した画面上の位置に、対応するメッセ
ージ内容を、上記メッセージ記憶手段から読み出して表
示することを特徴とするメッセージ表示制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134106A JPH086751A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | メッセージ表示制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134106A JPH086751A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | メッセージ表示制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH086751A true JPH086751A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15120596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6134106A Pending JPH086751A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | メッセージ表示制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086751A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4957009A (en) * | 1988-09-23 | 1990-09-18 | Spectra-Physics, Inc. | Pushloop liquid sampling method |
JP2010097424A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 表示制御装置、画像形成装置及びプログラム |
JP2018005428A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示入力装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP6134106A patent/JPH086751A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4957009A (en) * | 1988-09-23 | 1990-09-18 | Spectra-Physics, Inc. | Pushloop liquid sampling method |
JP2010097424A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 表示制御装置、画像形成装置及びプログラム |
JP4737263B2 (ja) * | 2008-10-16 | 2011-07-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 表示制御装置、画像形成装置及びプログラム |
JP2018005428A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示入力装置及び画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050117 |