JPH0865552A - ファインダーの視度調整機構 - Google Patents
ファインダーの視度調整機構Info
- Publication number
- JPH0865552A JPH0865552A JP6192571A JP19257194A JPH0865552A JP H0865552 A JPH0865552 A JP H0865552A JP 6192571 A JP6192571 A JP 6192571A JP 19257194 A JP19257194 A JP 19257194A JP H0865552 A JPH0865552 A JP H0865552A
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- Japan
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- lens
- diopter
- diopter adjusting
- cam member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビューファインダー装置の小型化を可能に
し、かつ構成簡単にして安価に製作することのできるフ
ァインダーの視度調整機構を得る。 【構成】 ファインダーキャビネット1に取り付けられ
て回動動作する視度調整レバー20と、この視度調整レ
バー20の支点軸19を中心として一体に回動する扇形
状のカム面16を有するカム部材17と、レンズ鏡筒6
に支持されたガイド軸14に沿って光軸方向へ移動可能
にされた視度調整レンズ11と、この視度調整レンズ1
1のレンズ枠10から垂設され、カム部材17のカム面
16に係合する作動ピン13と、レンズ枠10と共に作
動ピン13をカム面16にばね付勢するコイルばね15
とから構成した。
し、かつ構成簡単にして安価に製作することのできるフ
ァインダーの視度調整機構を得る。 【構成】 ファインダーキャビネット1に取り付けられ
て回動動作する視度調整レバー20と、この視度調整レ
バー20の支点軸19を中心として一体に回動する扇形
状のカム面16を有するカム部材17と、レンズ鏡筒6
に支持されたガイド軸14に沿って光軸方向へ移動可能
にされた視度調整レンズ11と、この視度調整レンズ1
1のレンズ枠10から垂設され、カム部材17のカム面
16に係合する作動ピン13と、レンズ枠10と共に作
動ピン13をカム面16にばね付勢するコイルばね15
とから構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラレ
コーダー(カメラ一体型VTR)のビューファインダー
に使用されて好適な視度調整機構に関するものである。
コーダー(カメラ一体型VTR)のビューファインダー
に使用されて好適な視度調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ビデオカメラレコーダーの
ビューファインダー装置には視度調整機構が備えられて
いる。この視度調整機構1は図5に示すようにビューフ
ァインダー装置のレンズ鏡筒51の外周にカム溝52,
52を有するカム鏡筒53を備え、レンズ鏡筒51内に
視度調整レンズ54を有するレンズ枠55を備え、レン
ズ枠55から突出したカムピン56,56をレンズ鏡筒
51に形成したスリット溝57,57を通してカム鏡筒
53のカム溝52,52に係合している。これによっ
て、カム鏡筒53を回転操作することでカム溝52,5
2に係合するカムピン56,56を介して視度調整レン
ズ54を光軸方向に調整動作するように構成されてい
る。
ビューファインダー装置には視度調整機構が備えられて
いる。この視度調整機構1は図5に示すようにビューフ
ァインダー装置のレンズ鏡筒51の外周にカム溝52,
52を有するカム鏡筒53を備え、レンズ鏡筒51内に
視度調整レンズ54を有するレンズ枠55を備え、レン
ズ枠55から突出したカムピン56,56をレンズ鏡筒
51に形成したスリット溝57,57を通してカム鏡筒
53のカム溝52,52に係合している。これによっ
て、カム鏡筒53を回転操作することでカム溝52,5
2に係合するカムピン56,56を介して視度調整レン
ズ54を光軸方向に調整動作するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の視度調整機構はレンズ鏡筒51の外周にカム鏡
筒53が挿着して回転可能に配置されている構成である
ため、レンズ鏡筒51にカム鏡筒53のためのスペース
が必要となり、このため、ビューファインダー装置の光
軸方向の長さが大型化するといった問題があった。
た従来の視度調整機構はレンズ鏡筒51の外周にカム鏡
筒53が挿着して回転可能に配置されている構成である
ため、レンズ鏡筒51にカム鏡筒53のためのスペース
が必要となり、このため、ビューファインダー装置の光
軸方向の長さが大型化するといった問題があった。
【0004】また、上述したカム鏡筒53はその対向側
面に一対のカム溝52,52を有し、このカム溝52,
52に視度調整レンズ54のレンズ枠55から突出した
一対のカムピン56,56がレンズ鏡筒51のスリット
溝57,57を通って係合されている構成であるため、
これら部材の成形コストが高価となるといった問題もあ
った。
面に一対のカム溝52,52を有し、このカム溝52,
52に視度調整レンズ54のレンズ枠55から突出した
一対のカムピン56,56がレンズ鏡筒51のスリット
溝57,57を通って係合されている構成であるため、
これら部材の成形コストが高価となるといった問題もあ
った。
【0005】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、ビューファインダー装置の小型
化を可能にし、かつ構成簡単にして安価に製作すること
のできるファインダーの視度調整機構を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、ビューファインダー装置の小型
化を可能にし、かつ構成簡単にして安価に製作すること
のできるファインダーの視度調整機構を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1の発明によるファインダーの視度調整機構は、
ファインダーに視度調整レンズ11を備え、この視度調
整レンズ11を光軸方向へ移動可能にするためのファイ
ンダーの視度調整機構において、ファインダーキャビネ
ット1に取り付けられて回動動作する視度調整レバー2
0と、この視度調整レバー20の支点軸19を中心とし
て一体に回動するカム部材17と、視度調整レンズ11
から突出しカム部材17に係合する作動ピン13とから
構成されたものである。
め、第1の発明によるファインダーの視度調整機構は、
ファインダーに視度調整レンズ11を備え、この視度調
整レンズ11を光軸方向へ移動可能にするためのファイ
ンダーの視度調整機構において、ファインダーキャビネ
ット1に取り付けられて回動動作する視度調整レバー2
0と、この視度調整レバー20の支点軸19を中心とし
て一体に回動するカム部材17と、視度調整レンズ11
から突出しカム部材17に係合する作動ピン13とから
構成されたものである。
【0007】また、第2の発明によるファインダーの視
度調整機構は、視度調整レンズ11の作動ピン13がカ
ム部材17との係合方向にばね付勢されているものであ
る。
度調整機構は、視度調整レンズ11の作動ピン13がカ
ム部材17との係合方向にばね付勢されているものであ
る。
【0008】また、第3の発明によるファインダーの視
度調整機構は、視度調整レンズ11がガイド軸14に沿
って光軸方向に移動可能にしたものである。
度調整機構は、視度調整レンズ11がガイド軸14に沿
って光軸方向に移動可能にしたものである。
【0009】また、第4の発明によるファインダーの視
度調整機構は、視度調整機構がビデオカメラのビューフ
ァインダーに適用されるものである。
度調整機構は、視度調整機構がビデオカメラのビューフ
ァインダーに適用されるものである。
【0010】
【作用】上述のように構成した第1の発明では、視度調
整レバー20を回動操作すると、この視度調整レバー2
0の支点軸19を中心としてカム部材17が回動するこ
とで、このカム部材17に係合している作動ピン13を
進退動作させ、視度調整レンズ11を光軸方向へ調整動
作させることができる。
整レバー20を回動操作すると、この視度調整レバー2
0の支点軸19を中心としてカム部材17が回動するこ
とで、このカム部材17に係合している作動ピン13を
進退動作させ、視度調整レンズ11を光軸方向へ調整動
作させることができる。
【0011】また、第2の発明では、視度調整レンズ1
1の作動ピン13がカム部材17との係合方向にばね付
勢されていることで、カム部材17と作動ピン13とが
常に係合状態にあるため、カム部材17の回動量に対応
した作動ピン13の移動量を正確に行うことができる。
1の作動ピン13がカム部材17との係合方向にばね付
勢されていることで、カム部材17と作動ピン13とが
常に係合状態にあるため、カム部材17の回動量に対応
した作動ピン13の移動量を正確に行うことができる。
【0012】また、第3の発明では、視度調整レンズ1
1をガイド軸14に沿って光軸方向に移動可能にしたこ
とで、視度調整レンズ11の光軸方向への移動を円滑に
かつ直進性よく行うことができる。
1をガイド軸14に沿って光軸方向に移動可能にしたこ
とで、視度調整レンズ11の光軸方向への移動を円滑に
かつ直進性よく行うことができる。
【0013】また、第4の発明では、視度調整機構がビ
デオカメラのビューファインダーに適用されることで、
ビューファインダーの小型化を可能にすることができ
る。
デオカメラのビューファインダーに適用されることで、
ビューファインダーの小型化を可能にすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるファインダーの視度調整
機構の実施例をビデオカメラのビューファインダに適用
した例をとって図面を参照して説明する。図1は本例の
ビューファインダの視度調整機構を分解して示した斜視
図であり、図2は視度調整機構の組み立て状態の側断面
図であり、図3は視度調整機構のカム部材と作動ピンと
の関係の平面図である。
機構の実施例をビデオカメラのビューファインダに適用
した例をとって図面を参照して説明する。図1は本例の
ビューファインダの視度調整機構を分解して示した斜視
図であり、図2は視度調整機構の組み立て状態の側断面
図であり、図3は視度調整機構のカム部材と作動ピンと
の関係の平面図である。
【0015】各図において、符号1はファインダーキャ
ビネットであり、先端部にはカバー押え2を介してレン
ズカバー3が取り付けられ、また、カバー押え2にアイ
カップ4が取り付けられている。
ビネットであり、先端部にはカバー押え2を介してレン
ズカバー3が取り付けられ、また、カバー押え2にアイ
カップ4が取り付けられている。
【0016】ファインダーキャビネット1内にはレンズ
鏡筒が収容されている。このレンズ鏡筒は上鏡筒5と下
鏡筒6との割型形状に構成され、両上下鏡筒5,6内に
後方側より第1のファインダーレンズ7、フィルタ8、
第2のファインダーレンズ9が移動不能に固定され、そ
して、第2のファインダーレンズ9の前方にレンズ枠1
0に支持された視度調整レンズ11が後述する移動調整
機構を介して光軸方向へ移動可能に配置されている。
尚、第1のファインダーレンズ7の後方側に図示しない
LCD(液晶表示装置)が配置されている。
鏡筒が収容されている。このレンズ鏡筒は上鏡筒5と下
鏡筒6との割型形状に構成され、両上下鏡筒5,6内に
後方側より第1のファインダーレンズ7、フィルタ8、
第2のファインダーレンズ9が移動不能に固定され、そ
して、第2のファインダーレンズ9の前方にレンズ枠1
0に支持された視度調整レンズ11が後述する移動調整
機構を介して光軸方向へ移動可能に配置されている。
尚、第1のファインダーレンズ7の後方側に図示しない
LCD(液晶表示装置)が配置されている。
【0017】次に、本発明の要部である視度レンズ11
の移動調整機構について説明する。視度調整レンズ11
のレンズ枠10にはその下部一側方に中心に軸孔12a
を有するガイド12が設けられている。また、レンズ枠
10の下面には作動ピン13が垂設されている。
の移動調整機構について説明する。視度調整レンズ11
のレンズ枠10にはその下部一側方に中心に軸孔12a
を有するガイド12が設けられている。また、レンズ枠
10の下面には作動ピン13が垂設されている。
【0018】下鏡筒6の下部一側方にはその前後端部の
軸受部6a,6bにガイド軸14の両端部が固定されて
いる。このガイド軸14に上述したレンズ枠10のガイ
ド12が挿通され、これによって、視度調整レンズ11
をガイド軸14に沿って光軸方向へ移動可能に支持して
いる。また、ガイド軸14には一方の軸受部6aとガイ
ド12の端部との間にコイルばね15が挿着され、視度
調整レンズ11を第2のファインダーレンズ9と離間す
る方向にばね付勢している。
軸受部6a,6bにガイド軸14の両端部が固定されて
いる。このガイド軸14に上述したレンズ枠10のガイ
ド12が挿通され、これによって、視度調整レンズ11
をガイド軸14に沿って光軸方向へ移動可能に支持して
いる。また、ガイド軸14には一方の軸受部6aとガイ
ド12の端部との間にコイルばね15が挿着され、視度
調整レンズ11を第2のファインダーレンズ9と離間す
る方向にばね付勢している。
【0019】一方、ファインダーキャビネット1の底面
には扇形状のカム面16を有するカム部材17が回動支
点部18を中心として回動可能に配置されている。この
カム部材17の回動支点部18はファインダーキャビネ
ット1の底面外面側に配置され、支点軸19を中心とし
て回動する視度調整レバー20の軸ピン19aと固着さ
れている。これによって、視度調整レバー20の回動操
作によりカム部材17を一体に回動動作させることがで
きる。尚、図4に示すように視度調整レバー20の回動
範囲はファインダーキャビネット1に形成したストッパ
ー21a,21b内の範囲に規制されている。
には扇形状のカム面16を有するカム部材17が回動支
点部18を中心として回動可能に配置されている。この
カム部材17の回動支点部18はファインダーキャビネ
ット1の底面外面側に配置され、支点軸19を中心とし
て回動する視度調整レバー20の軸ピン19aと固着さ
れている。これによって、視度調整レバー20の回動操
作によりカム部材17を一体に回動動作させることがで
きる。尚、図4に示すように視度調整レバー20の回動
範囲はファインダーキャビネット1に形成したストッパ
ー21a,21b内の範囲に規制されている。
【0020】そして、カム部材17のカム面16に上述
した視度調整レンズ11のレンズ枠10から垂設した作
動ピン13を係合させている。つまり、作動ピン13は
コイルばね15のばね力によりカム面16に接触させて
いる。
した視度調整レンズ11のレンズ枠10から垂設した作
動ピン13を係合させている。つまり、作動ピン13は
コイルばね15のばね力によりカム面16に接触させて
いる。
【0021】このように構成した視度調整機構の視度調
整動作を図3を含めて説明する。今、図2に示すように
視度調整レンズ11が後退して第2のファインダーレン
ズ9とのレンズ間距離が接近しているときのカム部材1
7の回動位置は図3に実線で示す位置である。このと
き、視度調整レンズ11の作動ピン13はカム面16の
a点に接触し、作動ピン13はカム部材17の回動支点
部18に最も接近している状態である。
整動作を図3を含めて説明する。今、図2に示すように
視度調整レンズ11が後退して第2のファインダーレン
ズ9とのレンズ間距離が接近しているときのカム部材1
7の回動位置は図3に実線で示す位置である。このと
き、視度調整レンズ11の作動ピン13はカム面16の
a点に接触し、作動ピン13はカム部材17の回動支点
部18に最も接近している状態である。
【0022】この状態から視度調整レバー20を回動操
作してカム部材17を図3において反時計方向へ回動す
ると、カム面16が移動し仮想線で示すようにカム面1
6のb点が作動ピン13に接触する。このとき作動ピン
13の位置はカム部材17の回動支点部18から最も離
れている状態である。すなわち、カム部材17の回動動
作により実線位置にあった作動ピン13はカム面16に
沿って仮想線位置まで前進移動することになり、従っ
て、作動ピン13の移動により視度調整レンズ11はガ
イド軸14に沿って最も前進した位置まで移動させるこ
とができる。
作してカム部材17を図3において反時計方向へ回動す
ると、カム面16が移動し仮想線で示すようにカム面1
6のb点が作動ピン13に接触する。このとき作動ピン
13の位置はカム部材17の回動支点部18から最も離
れている状態である。すなわち、カム部材17の回動動
作により実線位置にあった作動ピン13はカム面16に
沿って仮想線位置まで前進移動することになり、従っ
て、作動ピン13の移動により視度調整レンズ11はガ
イド軸14に沿って最も前進した位置まで移動させるこ
とができる。
【0023】このように視度調整レバー20によるカム
部材17の回動操作により作動ピン13を介して視度調
整レンズ11を光軸方向への調整を行うことができる。
つまり、視度調整レンズ20の回動移動量に応じて第2
のファインダーレンズ9に対して視度調整レンズ11の
レンズ間距離を自由に調整することができる。
部材17の回動操作により作動ピン13を介して視度調
整レンズ11を光軸方向への調整を行うことができる。
つまり、視度調整レンズ20の回動移動量に応じて第2
のファインダーレンズ9に対して視度調整レンズ11の
レンズ間距離を自由に調整することができる。
【0024】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0025】実施例ではファインダーの視度調整機構を
ビデオカメラのビューファインダーの視度調整機構に使
用した場合について説明したが、その他、視度調整を必
要とする光学機器の視度調整機構にも広く適用可能であ
る。
ビデオカメラのビューファインダーの視度調整機構に使
用した場合について説明したが、その他、視度調整を必
要とする光学機器の視度調整機構にも広く適用可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による第1
の発明では、ファインダーキャビネットに取り付けられ
て回動動作する視度調整レバーと、この視度調整レバー
の回動軸を中心として一体に回動するカム部材と、視度
調整レンズから突出しカム部材に係合する作動ピンとか
ら構成したことで、ファインダーキャビネットに視度調
整レバーの回動スペースがあるだけで、レンズ鏡筒に従
来のようなカム鏡筒等を収容するための余分なスペース
が不要となり、ファインダーキャビネットの光軸方向の
短縮化と共に小型化を図ることができる。
の発明では、ファインダーキャビネットに取り付けられ
て回動動作する視度調整レバーと、この視度調整レバー
の回動軸を中心として一体に回動するカム部材と、視度
調整レンズから突出しカム部材に係合する作動ピンとか
ら構成したことで、ファインダーキャビネットに視度調
整レバーの回動スペースがあるだけで、レンズ鏡筒に従
来のようなカム鏡筒等を収容するための余分なスペース
が不要となり、ファインダーキャビネットの光軸方向の
短縮化と共に小型化を図ることができる。
【0027】また、構成が極めてシンプルであるため、
視度調整機構の成形及び組み立て性を向上し、かつ安価
に製作することができる。
視度調整機構の成形及び組み立て性を向上し、かつ安価
に製作することができる。
【0028】また、第2の発明では、視度調整レンズの
作動ピンがカム部材との係合方向にばね付勢されている
ことで、カム部材の回動量に対応した作動ピンの移動量
を正確に行うことができる。
作動ピンがカム部材との係合方向にばね付勢されている
ことで、カム部材の回動量に対応した作動ピンの移動量
を正確に行うことができる。
【0029】また、第3の発明では、視度調整レンズを
ガイド軸に沿って光軸方向に移動可能にしたことで、視
度調整レンズの光軸方向への移動を円滑にかつ直進性よ
く行うことができる。
ガイド軸に沿って光軸方向に移動可能にしたことで、視
度調整レンズの光軸方向への移動を円滑にかつ直進性よ
く行うことができる。
【0030】また、第4の発明では、視度調整機構がビ
デオカメラのビューファインダーに適用されることで、
ビューファインダーの小型化を可能にすることができ
る。
デオカメラのビューファインダーに適用されることで、
ビューファインダーの小型化を可能にすることができ
る。
【図1】本発明によるファインダーの視度調整機構の分
離状態の斜視図である。
離状態の斜視図である。
【図2】同じくファインダーの視度調整機構の組み立て
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図3】カム部材と操作ピンとの関係の平面図である。
【図4】視度調整レバーの平面図である。
【図5】従来の視度調整機構の構成図である。
1 ファインダーキャビネット 5,6 レンズ鏡筒 7 第1のファインダーレンズ 9 第2のファインダーレンズ 10 レンズ枠 11 視度調整レンズ 12 ガイド 13 作動ピン 14 ガイド軸 15 コイルばね 16 カム面 17 カム部材 20 視度調整レバー
Claims (4)
- 【請求項1】 ファインダーに視度調整レンズを備え、
この視度調整レンズを光軸方向へ移動可能にするための
ファインダーの視度調整機構において、 上記ファインダーのキャビネットに取り付けられて回動
動作する視度調整レバーと、この視度調整レバーの支点
軸を中心として一体に回動するカム部材と、上記視度調
整レンズから突出し上記カム部材に係合する作動ピンと
から構成されたことを特徴とするファインダーの視度調
整機構。 - 【請求項2】 上記視度調整レンズの作動ピンが上記カ
ム部材との係合方向にばね付勢されていることを特徴と
する請求項1記載のファインダーの視度調整機構。 - 【請求項3】 上記視度調整レンズがガイド軸に沿って
光軸方向に移動可能であることを特徴とする請求項1記
載のファインダーの視度調整機構。 - 【請求項4】 上記視度調整機構がビデオカメラのビュ
ーファインダーに適用されることを特徴とする請求項1
記載のファインダーの視度調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192571A JPH0865552A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ファインダーの視度調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192571A JPH0865552A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ファインダーの視度調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865552A true JPH0865552A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16293500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192571A Pending JPH0865552A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ファインダーの視度調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0865552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7689118B2 (en) | 2005-12-16 | 2010-03-30 | Sony Corporation | Image capture apparatus |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP6192571A patent/JPH0865552A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7689118B2 (en) | 2005-12-16 | 2010-03-30 | Sony Corporation | Image capture apparatus |
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