JP2001215380A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP2001215380A
JP2001215380A JP2000024101A JP2000024101A JP2001215380A JP 2001215380 A JP2001215380 A JP 2001215380A JP 2000024101 A JP2000024101 A JP 2000024101A JP 2000024101 A JP2000024101 A JP 2000024101A JP 2001215380 A JP2001215380 A JP 2001215380A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡筒に光学レンズを有するメカ機構部を組付
けた後から、鏡筒の外部より光軸に対するレンズ玉の倒
れを容易に調整することのできるレンズ鏡筒を得る。 【解決手段】 第3のレンズ群を保持しているレンズホ
ルダー11と、レンズホルダー11の一端部が鏡筒部5
に支持されるようにした位置決め板12と、位置決め板
12に隣接しレンズホルダー11の一部を撓み可能の薄
肉状にされているヒンジ24と、ヒンジ24から離れた
レンズホルダー11の部分に形成された倒れ調整溝18
と、鏡筒部5に回転可能に支持され倒れ調整溝18に係
合される偏心軸22を有する倒れ調整ねじ20とよりな
る倒れ調整機構とを備え、鏡筒部5の外側から倒れ調整
ねじ20の回転操作により偏心軸22の偏心動作に伴っ
て倒れ調整溝18を介してレンズホルダー11をヒンジ
24を支点にして撓ませ、光軸に対して第3のレンズ群
8の倒れを調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラある
いはデジタルスチルカメラ等に使用されて好適なレンズ
鏡筒に関し、詳しくは、レンズ鏡筒の外側から調整ねじ
を回転操作するこすることによって、レンズホルダーの
位置を可変し光軸に対してレンズ群の倒れを調整するよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラやデジタルスチルカ
メラ等の撮像装置にあっては、高解像度化、小型化、高
倍率化及び軽量化の要求がますます進んできている。こ
れに伴いレンズ鏡筒内に配置される光学性能に対するメ
カ機構部のミクロンオーダでの高精度化が要求されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したこ
の種のレンズ鏡筒の量産性や軽量化に優れるモールド部
品は、プラスチック材から成形されているため、成形金
型の寸法精度を高めてもロット変化や輸送時の変形ある
いは温度変化、さらに成形金型のメンテナンス後の調整
等により微妙に寸法が異なる。このため、レンズ鏡筒に
光学レンズを有するメカ機構部を組付けた際に設計通り
の最適な状態に保つことは非常に困難である。
【0004】その中でも特に、光学特性や解像度に関し
ては、レンズの倒れやシフト(光軸方向に対するレンズ
玉の傾き)の各レンズ群の相対的な位置関係により大き
く影響を受け、従って、成形金型の寸法精度を高めただ
けでは量産時の製品歩留りを向上させることは難しかっ
た。
【0005】このため、従来ではレンズ玉をプラスチッ
ク成形材からなるレンズホルダーにカシメ固定する際
に、レンズホルダーに対してレンズ玉の位置を調整する
等の方法があるが、この場合、設備装置が複雑であった
り作業者に熟練を要することから必ずしも量産に適した
ものではない。
【0006】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、鏡筒に光学レンズを有するメカ
機構部を組付けた後から、鏡筒の外部より光軸に対する
レンズ玉の倒れを容易に調整することのできるレンズ鏡
筒を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明によるレンズ鏡筒は、固定レンズ群を保持する
レンズホルダーと、レンズホルダーの一端部が鏡筒部に
支持されるようにした位置決め部と、位置決め部に隣接
しレンズホルダーの一部が薄肉状にされているヒンジ部
と、ヒンジ部から離れたレンズホルダー部分に形成され
た倒れ調整溝と鏡筒部に回転可能に支持され倒れ調整溝
に係合される偏心軸を有する倒れ調整ねじ部とよりなる
倒れ調整機構とから構成したものである。
【0008】上述したレンズ鏡筒によれば、鏡筒に光学
レンズを有するメカ機構部を組付けた後、鏡筒部の外側
から倒れ調整ねじ部を回転操作することにより、偏心軸
の偏心動作に伴って倒れ調整溝と共にレンズホルダーが
薄肉状のヒンジ部を支点にして撓み、光軸に対して固定
レンズ群の倒れを調整することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるレンズ鏡筒の
実施の形態をビデオカメラ装置のレンズ鏡筒に適用した
例をとって図面を参照して説明する。
【0010】図1はビデオカメラ装置の外観斜視図を示
し、ビデオカメラ本体部1の前面上部に被写体側レンズ
2を備え、ビデオカメラ本体部1には被写体側レンズ2
から入射した被写体像をレンズ鏡筒の光学レンズ系を通
し映像信号に変換する固体撮像素子(CCD)や、映像
信号を記録/再生することのできる記録再生機構部が内
蔵されている。このビデオカメラ本体部1の一側部にヒ
ンジ部3を支点として開閉動作及び旋回動作自在にさ
れ、上述した映像信号を動画や静止画あるいは再生画モ
ニターとして映し出す液晶画面を有する液晶パネル部4
が取り付けられている。
【0011】図2はレンズ鏡筒の内部のレンズ群の配列
を示した平面図、図3は図2のA−A線断面図である。
【0012】レンズ鏡筒の鏡筒部5には被写体側(図2
の左側)から上述した被写体側レンズを有する固定レン
ズである第1のレンズ群6と、この第1のレンズ群6の
後方にズームレンズとなる第2のレンズ群7と、第2の
レンズ群7の後方に固定レンズである第3のレンズ群8
と、第3のレンズ群8の後方にフォーカスレンズとなる
第4のレンズ群9と、この第4のレンズ群9の後方にフ
ィルター群10がそれぞれ光軸Lに沿って配列されてい
る。
【0013】第1のレンズ群6及びフィルター群10は
図示しないレンズホルダーに保持され鏡筒部5に固定さ
れている。また、第2のレンズ群7及び第4のレンズ群
9は図示しないレンズホルダーを鏡筒部5に支持した一
対のガイド軸10a,10bに保持され、光軸方向に沿
って移動可能にされている。
【0014】ここで、上述した第3のレンズ群8はレン
ズホルダー11に保持され、このレンズホルダー11に
第3のレンズ群8の光軸に対する倒れ調整機構が備えら
れている。
【0015】以下、倒れ調整機構の詳細を図4に示した
レンズホルダー11の斜視図を含めて説明する。
【0016】レンズホルダー11は例えば、ABS樹脂
やPS(ポリスチレン)、PC(ポリカーボネート)等
のプラスチック材から成形されている。レンズホルダー
11の一側部上方には保持部12が一体成形され、この
保持部12が上述した一方のガイド軸10aに貫通され
摺動可能に保持されている。保持部12の外端部には位
置決め板13が突出形成され、この位置決め板13が鏡
筒部5に形成した位置決め溝14に係合され位置決めさ
れている。さらに詳しく説明すると、位置決め板13の
両面には球面状突起15,15が形成され、この球面状
突起15,15を位置決め溝14の内壁面に点接触させ
るようにして位置決め板13の光軸方向へのガタ付きを
抑えるようにしている。
【0017】一方、レンズホルダー11の保持部12と
はレンズ部分を挟んだ反対側の他側部下方にはアーム板
16が後方側へ延出するようにして一体成形され、この
アーム板16の先端部に開口した軸孔17を上述した他
方のガイド軸10bに貫通され摺動可能に保持されてい
る。この軸孔17の開口縁は球面状縁17aにしてガイ
ド軸10bに対して摩擦を小さくして滑り易くしてい
る。
【0018】さて、レンズホルダー11のアーム板16
に隣接した下部にはボックス型の倒れ調整溝18が鏡筒
部5に近接して下向きに形成されている。この倒れ調整
溝18に対面する鏡筒部5の部分にねじ挿入孔19が形
成され、このねじ挿入孔19から倒れ調整溝18に係合
するように倒れ調整ねじ20が挿入されている。
【0019】倒れ調整ねじ20の詳細をさらに詳しく説
明すると、倒れ調整ねじ20にはねじ頭部21にドライ
バー等により回転可能のねじ溝21aを有し、倒れ調整
ねじ20の先端部に偏心軸22が設けられている。ま
た、倒れ調整ねじ20の上端外周部にリブ状突起23が
形成されている。
【0020】このように構成した倒れ調整ねじ20は、
鏡筒部5の外側よりねじ挿入孔19に挿入することによ
ってリブ状突起23が鏡筒部5のねじ挿入孔19の内側
縁部に係合して挿着されると共に、偏心軸22が倒れ調
整溝18の内壁面にほぼ一致して係入される。
【0021】ここで、レンズホルダー11には保持部1
2に近接した部分に縦向き方向に達するように、当該ホ
ルダー11の両面にスリット溝24a,24aを形成し
て薄肉状のヒンジ24が設けられている。これによっ
て、レンズホルダー11はヒンジ24を支点にして撓み
変形可能にされている。
【0022】次に、第3のレンズ群8の倒れ調整機構の
動作を図5及び図6を参照して説明する。
【0023】第3のレンズ群8の倒れ調整操作は、鏡筒
部5内へそれぞれの各レンズ群が組付けられた後、鏡筒
外から行われる。図5は第3のレンズ群8の倒れ調整前
の倒れ調整溝18に対する偏心軸22の位置を示し、偏
心軸22の偏心回動角が零の状態である。
【0024】例えば、倒れ調整ねじ20を図5において
時計回り方向へ90°の角度範囲回転すると、偏心軸2
2が時計回り方向へ90°回動し、偏心軸22は偏心量
Sが偏心する。これによって、倒れ調整溝18は図6に
示すように偏心軸22の偏心量Sのストローク分、応力
を受け倒れ調整溝18(a)の位置に移動されることで
レンズホルダー11がそのヒンジ24を支点部にして撓
ませ、第3のレンズ群8を光軸Lに対して水平に後方向
へ−θ角度倒れ調整することができる。
【0025】また、同様に倒れ調整ねじ20を図5にお
いて反時計回り方向へ90°の角度範囲回転すると、偏
心軸22が反時計回り方向へ90°回動し、偏心軸22
は偏心量Sが偏心し、倒れ調整溝18は図6に示すよう
に偏心軸22の偏心量Sのストローク分、応力を受け倒
れ調整溝18(b)の位置に移動されることでレンズホ
ルダー11がそのヒンジ24を支点部にして撓ませ、第
3のレンズ群8を光軸Lに対して水平に前方向へ+θ角
度倒れ調整することができる。
【0026】すなわち、本発明の倒れ調整機構では、倒
れ調整ねじ20の回転操作により偏心軸22を回動さ
せ、この偏心軸22の偏心量に応じてレンズホルダー1
1を撓ませ、第3のレンズ群8を光軸Lに対して水平に
前後方向へ自在に倒れ調整させることができるものであ
り、この倒れ調整も鏡筒部5内へそれぞれの各レンズ群
が組付けられた後に鏡筒外から行えるというものであ
る。
【0027】上述した倒れ調整機構では、第3のレンズ
群8を光軸Lに対して水平方向に倒れ調整する場合につ
いて説明した。これはパターン画像信号がインターレー
ス方式で4対3の画面である場合、CCD素子の垂直方
向のドット数に対して水平方向のドット数が多いことか
ら、水平方向の倒れを調整することで正確な光学特性の
調整を行うことができる。
【0028】勿論、上述したような水平方向の倒れ調整
機構以外、倒れ調整ねじを回転操作することによって、
偏心軸の偏心動作によりレンズホルダーが垂直方向に撓
み、第3のレンズ群8を光軸Lに対して垂直方向の倒れ
を調整することであってもよく、あるいは、水平方向と
垂直方向の倒れを調整できるような倒れ調整機構にする
ことも可能である。
【0029】また、倒れ調整ねじ20はリブ状突起23
を利用して鏡筒部5に保持する以外、別の実施形態とし
て図7A、図7Bに示すように鏡筒部5に板ばね25を
カシメ軸26により固定し、この板ばね25の先端部の
二股部25a,25aにより倒れ調整ねじ20のねじ頭
部21を抑えて保持することであってもよい。
【0030】また、さらに別の実施形態として図8A、
図8Bに示すように倒れ調整ねじ20のねじ頭部に放射
状の凹凸面27と、ねじ頭部の中心にドライバー等によ
り回転可能の凸面状のねじ溝28を形成し、鏡筒部5に
カシメ軸29により固定した板ばね30の二股部30
a,30aに設けた突起31,31で凹凸面27を抑え
抑えるようにしたものである。このように構成したこと
で、倒れ調整ねじ20がクリック式に回転できるように
なり、微妙な調整量の動作を的確に行うことができる。
【0031】さらに、図9に偏心軸を使用しない倒れ調
整機構の別の実施形態の例を示し、図2と同一構成部分
には同じ符号を付して説明する。
【0032】この倒れ調整機構は、レンズホルダー11
から一体に鏡筒部5の外側へフレーム32を延出し、こ
のフレーム32の一面は鏡筒部5に設けたリブ5aとの
間に押しばね33を張設する。また、鏡筒部5に設けた
リブ5bに調整ねじ34をねじ止めし、調整ねじ34の
先端をフレーム32の他面に押し当てるようにたもので
ある。
【0033】このように構成した倒れ調整機構は、調整
ねじ34をねじ込む操作を行うと、フレーム32が調整
ねじ34により押されレンズホルダー11がヒンジ24
から光軸Lに対して水平に後方向へ撓み第3のレンズ群
8の倒れを調整することができる。また、調整ねじ34
を緩める操作を行うと、フレーム32が押しばね33に
より押されレンズホルダー11がヒンジ24から光軸L
に対して水平に前方向へ撓み第3のレンズ群8の倒れを
調整することかできる。
【0034】この場合の倒れ調整機構も鏡筒部5内へそ
れぞれの各レンズ群が組付けられた後に鏡筒外から行え
ることができる。
【0035】本発明は、上述しかつ図面に示した実施の
形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。
【0036】本例では、倒れ調整機構を固定レンズから
なる第3のレンズ群8に配置した場合について説明した
が、別の固定式のレンズ群に同様に配置するようにして
もよい。
【0037】また、本例では、倒れ調整機構をビデオカ
メラ装置のレンズ鏡筒に適用した場合について説明した
が、デジタルスチルカメラ装置のレンズ鏡筒等、撮像装
置のレンズ鏡筒に広く適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレンズ鏡筒
によれば、レンズホルダーの一端部が鏡筒部に支持され
るようにした位置決め部と、位置決め部に隣接しレンズ
ホルダーの一部が薄肉状にされているヒンジ部と、ヒン
ジ部から離れたレンズホルダー部分に形成された倒れ調
整溝と鏡筒部に回転可能に支持され倒れ調整溝に係合さ
れる偏心軸を有する倒れ調整ねじ部とよりなる倒れ調整
機構とから構成したので、鏡筒部内へそれぞれの各レン
ズ群が組付けられた後に鏡筒外から倒れ調整ねじ部の回
転操作によって、レンズの倒れを容易に調整することが
できる。このことから、レンズ鏡筒の量産時の不良の修
理回復が可能となり製品の歩留りが向上できる。また、
倒れ調整機構として小部品を追加するだけでよく、小さ
なスペースで済むためレンズ鏡筒の小型化の妨げもな
く、かつコストアップも殆どしょうじない。
【0039】また、倒れ調整ねじ部は鏡筒部にリブ状突
起により嵌合されるようにすることで、倒れ調整ねじ部
の取り付けも鏡筒部に圧入するだけの作業で完了し、取
付け作業性も極めて簡単である。
【0040】また、倒れ調整ねじ部は板ばねにより保持
されるようにすることで、安価な部品の追加のみで倒れ
調整ねじ部の確実な取り付けが行える。
【0041】さらに、倒れ調整ねじ部は、板ばねにより
保持されクリック式に回転可能にすることで、倒れ調整
ねじ部の微妙な調整量の動作を的確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオカメラ装置の外観斜視図である。
【図2】本発明による倒れ調整機構を備えたレンズ鏡筒
の内部構造の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図であるである。
【図4】レンズホルダーと倒れ調整機構の斜視図であ
る。
【図5】レンズの倒れ調整前の説明図である。
【図6】レンズの倒れ調整動作の説明図である。
【図7】A 倒れ調整ねじの別の例の拡大側断面図であ
る。B 同じく倒れ調整ねじの平面図である。
【図8】A 倒れ調整ねじのさらに別の例の拡大側断面
図である。B 同じく倒れ調整ねじの平面図である。
【図9】倒れ調整機構の別の実施形態の平面図である。
【符号の説明】 5…鏡筒部、8…第3のレンズ群、10a,10b…ガ
イド軸、11…レンズホルダー、12…保持部、13…
位置決め板、14…位置決め溝、16…アーム板、18
…倒れ調整溝、19…ねじ挿入孔、20…倒れ調整ね
じ、21…ねじ頭部、22…偏心軸、23…リブ状突
起、24…ヒンジ、25…板ばね、25a…二股部、2
7…凹凸面、30…板ばね、31…突起、32…フレー
ム、33…押しばね、34…調整ねじ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定レンズ群及び可動レンズ群よりなる
    複数のレンズ群からなる光学系が光軸上に沿って鏡筒部
    内に配設されているレンズ鏡筒において、 上記固定レンズ群を保持しているレンズホルダーと、 上記レンズホルダーの一端部が上記鏡筒部に支持される
    ようにした位置決め部と、 上記位置決め部に隣接し上記レンズホルダーの一部を撓
    み可能の薄肉状にされているヒンジ部と、 上記ヒンジ部から離れたレンズホルダー部分に形成され
    た倒れ調整溝と、上記鏡筒部に回転可能に支持され上記
    倒れ調整溝に係合される偏心軸を有する倒れ調整ねじ部
    とよりなる倒れ調整機構とを備え、上記倒れ調整機構は
    上記鏡筒部の外側から上記倒れ調整ねじ部の回転操作に
    より上記偏心軸の偏心動作に伴って上記倒れ調整溝を介
    して上記レンズホルダーを上記ヒンジ部を支点にして撓
    ませ、光軸に対して上記固定レンズ群の倒れを調整する
    ようにしたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレンズ鏡筒において、 上記倒れ調整ねじ部は、上記鏡筒部にリブ状突起により
    嵌合され回転可能にされていることを特徴とするレンズ
    鏡筒。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレンズ鏡筒において、 上記倒れ調整ねじ部は、板ばねにより保持され回転可能
    にされていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のレンズ鏡筒において、 上記倒れ調整ねじ部は、板ばねにより保持されクリック
    式に回転可能にされていることを特徴とするレンズ鏡
    筒。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のレンズ鏡筒において、 ビデオカメラ装置やデジタルスチルカメラ装置の光学系
    に適用されることを特徴とするレンズ鏡筒。
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Cited By (3)

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