JP4274778B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、それぞれが折り曲げ光学系およびズームレンズを有する、撮影レンズユニット及び光学ファインダユニットを備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にカメラとりわけ電子カメラにおいては薄型化が望まれている。この薄型化を実現するために、最近、いわゆる光軸折り曲げ式の撮影光学系を搭載することが提案されている(特許文献1参照)。この光軸折り曲げ式の撮影光学系は、撮影光学系の内部に反射面を設け、この反射面で撮影光軸を折り曲げることにより、反射後の光軸の方向がカメラ幅方向となるようにして、カメラ厚み方向の長さの短縮化を図ったものである。
【0003】
一方、カメラにはファインダが必要である。このファインダは、撮影すべき被写体像を観察するためのもので、一般には光学ファインダが用いられる。なお電子カメラにおいては、一般にLCD(液晶表示装置)が付設されており、被写体像の観察が可能となっている。しかし省電力の観点から、撮影時においては光学ファインダを使用し、再生時にのみLCDを観察用として使用するように構成されたものが多い。
【0004】
他方、カメラには所謂ズーム機能も必要である。このズーム機能は、焦点距離を連続変化させる機能であり、一般にはズームレンズを光軸方向へ移動することにより行なう。撮影光学系がズーム機能を有する場合には、対応する光学ファインダにもズーム機能が必要になる。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−196303号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
光軸折り曲げ式の撮影光学系を搭載することにより、撮影レンズユニットの厚みを薄くすることは可能となる。しかるに、折角、光軸折り曲げ式の撮影光学系を搭載しても、光学ファインダとの組み合わせ如何により、カメラ本体に対し適切な態様での収納が行なわれず、結局、カメラ本体の薄型化ないし小型化が困難となるおそれがある。
【0007】
さらにズーム機能を備えたカメラでは、撮影レンズユニット及び光学ファインダユニットのサイズは何れも大きくなる。また両ユニットのズーム動作が連動して行なわれるように連動手段も講じなければならない。
【0008】
以上のことから、折り曲げ光学系およびおよびズームレンズをそれぞれ有する撮影レンズユニット及び光学ファインダユニットを備えたカメラでは、最終的なカメラのコンパクト化、薄型化が実現できない場合が生じる。
【0009】
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、下記のような利点を有するカメラを提供することにある。
【0010】
(a)ズーム機能付き折り曲げ光学系をそれぞれ有する撮影レンズユニット及び光学ファインダユニットを備えている場合であっても、カメラ本体の薄型化およびコンパクト化を図ることができる。
【0011】
(b)構成は簡単で、容易に製作することができる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のカメラは下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0013】
本発明のカメラは、入射した光を光学的に折り曲げる折り曲げ光学系、及び光軸方向に移動可能に設けられた撮影用ズームレンズを含む撮影光学系を有する撮影レンズユニットと、入射した光を光学的に折り曲げる折り曲げ光学系、及び光軸方向に移動可能に設けられた観察用ズームレンズを含むファインダ光学系を有する光学ファインダユニットとを備え、前記撮影レンズユニットの折り曲げ光学系における折り曲げ前光学系および折り曲げ後光学系に対し、前記光学ファインダユニットの折り曲げ光学系における折り曲げ前光学系および折り曲げ後光学系が、それぞれ隣接するように対応して配置され、前記撮影レンズユニットにおける撮影用ズームレンズは、前記撮影光学系の折り曲げ後光学系に設けられ、前記光学ファインダユニットにおける観察用ズームレンズは、前記ファインダ光学系の折り曲げ前光学系に設けられ、前記撮影用ズームレンズの移動変位が、変位伝達機構によって、前記観察用ズームレンズに伝達されるように構成されたことを特徴としている。
【0014】
上記カメラにおいては、撮影レンズユニット及び光学ファインダユニットの折り曲げ前光学系同士、および折り曲げ後光学系同士が、それぞれ隣接するように対応配置される。このため、両ユニットの組み付けにおいて無駄なスペースが生じがたく、全体として薄型でコンパクトに纏めることができる。かくして、折り曲げ光学系及びズームレンズを備えたカメラの小型化に寄与する。
【0015】
【発明の実施の形態】
(一実施形態)
図1に示すように、電子カメラ本体1の内部には、入射光軸を011とする撮影光学系105を有する撮影レンズユニット100と、ファインダ光学系205を有する光学ファインダユニット200とが、両者間に若干の間隙をもった状態で且つ一体的に結合されて収容されている。図示の如く、上記撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200とは、カメラ正面から見てカメラ本体1の右側に配置されている。
【0016】
図2および図3に示すように、撮影レンズユニット100は、メイン機構Aの上にズーム機構Bを一体的に取付けたものとなっている。メイン機構Aは、光軸折り曲げ機構110と、この光軸折り曲げ機構110に光入射端側を連結させたレンズ鏡筒120とを有している。
【0017】
図4の(a)(b)、及び図5に示すように、光軸折り曲げ機構110は、撮影レンズ111およびプリズム112を保持部材113で保持したものとなっている。この保持部材113の光導出側開口端はレンズ鏡筒120と連結している。かくして上記光軸折り曲げ機構110による折り曲げ光学系1PXが、撮影光学系105の一部を構成する。換言すれば撮影光学系105は、上記折り曲げ光学系1PXを含んでいる。
【0018】
上記折り曲げ光学系1PXは、第一の光軸(入射光軸)011に沿って被写体から入射した光を、反射部材としてのプリズム112により上記第一の光軸011に対して略直角な第二の光軸012に沿って反射させる。第一の光軸011に沿った折り曲げ光学系を折り曲げ前光学系1PAと呼び、第二の光軸012に沿った折り曲げ光学系を折り曲げ後光学系1PBと呼ぶことにする。
【0019】
レンズ鏡筒120の内部には、光入射端から入射した光に基づいて被写体像を結像可能な如く設けられた1群レンズ121、2群レンズ122(撮影用ズームレンズ)、3群レンズ123(フォーカス用レンズ)を含む撮影レンズ群が収容されている。これらの撮影レンズ群(1群レンズ121〜3群レンズ123)により結像された被写体像は、レンズ鏡筒120の光軸終端部に配置された撮像素子126により光電変換される。この撮像素子126には入出力端子列173(173a,173b)が付設されている。上記撮像素子126の受光面前方における光軸012上には、4群レンズ124,ローパスフィルター125からなる光学部材130が配置されている。
【0020】
このように、撮影レンズ群(1群レンズ121〜3群レンズ123),光学部材130(4群レンズ124,ローパスフィルター125),撮像素子126等は、すべて前記第二の光軸012に沿って形成された折り曲げ後光学系1PB内に配設されている。
【0021】
本実施例の撮影光学系105は、上記折り曲げ光学系1PXを有し、第二の光軸012の終端に撮像素子126を備えたデジタルカメラ用光学系を構成している。
【0022】
前記1群レンズ121〜3群レンズ123は、各群レンズ保持枠131〜133によってそれぞれ保持されている。また4群レンズ124,ローパスフィルター125からなる光学部材130は保持枠134で保持されている。これら保持枠のうち、2群レンズ保持枠132及び3群レンズ保持枠133は、一対のガイド軸171,172(図2、図3参照)に案内されて、前記光軸012に沿った方向へ移動可能に設けられている。上記2群レンズ保持枠132の前面にはシャッタユニット160が搭載されている。また3群レンズ保持枠133の後面には当該3群レンズ保持枠133を駆動するための駆動源、すなわちアクチュエータとしてAF(オートフォーカス)モータ140が搭載されている。
【0023】
上記AFモータ140やシャッタユニット160の駆動系に対して電力を供給するためのフレキシブルプリント基板150(151,152)が、レンズ鏡筒120の外部からレンズ鏡筒120の内部へ導入されている。このフレキシブルプリント基板150(151,152)は、厚み方向に屈曲可能な帯状をなしている。レンズ鏡筒120の内部へ導入された各フレキシブルプリント基板151,152の先端部位は、略同一部位で同方向にU字状に屈曲されたのち、2群レンズ保持枠132,3群レンズ保持枠133にそれぞれ固定されている。そして上記プリント基板151の先端151aは、シャッタユニット160の駆動機構(不図示)に電気的に接続され、上記プリント基板152の先端152aは、AFモータ140に電気的に接続されている。
【0024】
図4の(a)(b)に示すように、前記光学部材130(4群レンズ124,ローパスフィルター125)を保持している保持枠134の一方側(図中上方側)の外面と、前記レンズ鏡筒120の内面との間には、前記AFモータ140を収容可能な空間SA1が形成されている。また上記保持枠134の他方側(図中下方側)の外面と前記レンズ鏡筒120の内面との間には、前記フレキシブルプリント基板151,152の屈曲により生じた撓み部151b,152bを収容可能な第二の空間SA2が形成されている。なおフレキシブルプリント基板151,152は屈曲により生じた撓み部151b,152bが、前記第二の空間SA2に対して重なり合った状態で収容されるものとなっている。
【0025】
前記第一の空間SA1および第二の空間SA2は、前記第一の光軸011と前記第二の光軸012とを含む平面を境として一方(図中上方)に存在する第一の領域E1および他方(図中下方)に存在する第二の領域E2にそれぞれ形成されている。
【0026】
レンズ保持枠133の一部には規制部材155が設けられている。この規制部材155は、上記レンズ保持枠133の動きに伴う上記フレキシブルプリント基板151,152の撓み部151b,152bの変動範囲を規制するための部材である。
【0027】
図3に説明を戻す。ズーム機構Bは、メイン機構Aに対して着脱自在に結合可能なユニットとして別設されている。このズーム機構Bは第一のズームレンズ移動機構(180〜184,191)及びファインダ駆動機構(192,193ほか)を備えている。
【0028】
上記第一のズームレンズ移動機構(180〜184,191)は、取付けフレーム181に装着された駆動源すなわちアクチュエータとしてのズームモータ180と、このズームモータ180の動力で回転動作するリードスクリュー182と、このリードスクリュー182により駆動され、光軸012と平行に設けられたガイド軸183に沿って摺動し、前記ズームレンズ122を駆動操作するための駆動部材191とを備えている。
【0029】
ファインダ駆動機構(192,193ほか)は、前記駆動部材191の移動に伴い前記ガイド軸183に沿って摺動するように設けられた摺動部材192と、この摺動部材192の上に突設された駆動力伝達子としての駆動ピン193とを備えている。摺動部材192は後述するようにスプリング184を介して2群レンズ保持枠132に連結される。このファインダ駆動機構(192,193ほか)に関しては、後で詳しく説明する。
【0030】
前記駆動部材191と、摺動部材192と、駆動ピン193とは、変位伝達用スライダー190を構成している。
【0031】
ズーム機構Bは、取付けフレーム181に設けてある取付孔185a,185bを介してメイン機構Aのねじ穴127a,127bに対してねじ止めすることにより、メイン機構Aと一体化される。
【0032】
裏蓋Cは、板状部材128に設けてある取付孔128bを通して、取り付けねじ128aをメイン機構Aのねじ穴127cにねじ止めすることにより、メイン機構Aと一体化される。
【0033】
メイン機構Aに対し、ズーム機構Bが一体化された状態になると、前記ズームモータ180は、前記AFモータ140と共に前記第一の領域E1内に配置される。そして上記ズームモータ180は、前記レンズ鏡筒120の前部外方であって、且つ前記第一の領域E1内に存在する前記プリズム112に近接して配置される。上記AFモータ140とズームモータ180との間には、前記撮影レンズ群(1群レンズ121〜3群レンズ123)のうちの少なくとも一つのレンズが配置されている。
【0034】
図6の(a)(b)は、本実施例に係る撮影レンズユニット100のファインダ駆動機構(192,193)の構成を、前記駆動部材191と共に示す図で、図6の(a)は主要部の側面図、図6の(b)は図6の(a)の6b−6b線矢視断面図である。
【0035】
ファインダ駆動機構(192,193)は、前記第一のズームレンズ移動機構(180〜184,191)による前記撮影光学系105のズームレンズ122の動きに、後述する第二のズームレンズ移動機構(240,250,270)を連動させ、ファインダ光学系205のズームレンズ222を移動させる機構である。
【0036】
図6の(a)(b)に示すように、摺動部材192はL形部材の一方の部片における端縁部に、円筒形をなす二つの脚部192a,192cを有している。上記二つの脚部192a,192cは、所定距離だけ離間して設けられており、前記駆動部材191の円筒形をなす脚部191aの両端を両側から挟み付けるような態様でガイド軸183に嵌め込まれている。上記脚部192a,192cは、ガイド軸183に対し、軸方向に摺動自在であると共に軸周り方向にも回動自在となっている。摺動部材192はL形部材の他方の部片における略中央に、回動範囲規制機構としての開口部192bを有している。上記開口部192bは駆動部材191の上部に形成されている突起191bに所定の「遊び」をもって嵌合している。
【0037】
かくして摺動部材192の上に突設されている駆動力伝達子としての駆動ピン193は、光軸012方向以外の特定方向(前記光軸に対して直交する方向)に対し、所定の角度範囲内で矢印M,Nで示す如く変位自在となている。
【0038】
摺動部材192の下部には突片192dが設けられている。この突片192dと、前記2群レンズ保持枠132に設けられている突片132aとの間には、付勢部材としての引っ張りばね184が張設されている。かくして前記摺動部材192は、引っ張りばね184の付勢力により、矢印Pで示す如く前記駆動部材191に対し圧接した状態で連結されている。
【0039】
したがって摺動部材192は、前記「遊び」に相当する角度だけガイド軸周りに回動可能な状態を保たれながら、前記駆動部材191の動きに連動してガイド軸183に沿って前記光軸012方向へ移動可能となっている。
【0040】
図7は本実施例に係る撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200との対応関係を示す図で、撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200とを分離して示す斜視図である。また図8はファインダ光学系205の概略的構成を示す略式平面図である。
【0041】
図7及び図8に示すように、撮影レンズユニット100は、ケース101の内部に折り曲げ光学系1PXを含む撮影光学系105を有している。上記ケース101は、折り曲げ光学系1PXにおける折り曲げ前光学系1PAの光軸すなわち入射光軸011(この光軸は前記カメラ本体1の厚み方向に一致している)に平行な方向の寸法L11が、上記入射光軸011と直角な方向の折り曲げ後光学系1PBの光軸012(この光軸は前記カメラ本体1の幅方向に一致している)に平行な方向の寸法L12より短い寸法に設定された外形形状(略直方体形状)を有している。
【0042】
また光学ファインダユニット200は、ケース201の内部に折り曲げ光学系2PXを含むファインダ光学系205を有している。
【0043】
ファインダ光学系205の光軸は、レンズ群206における折り曲げ前光学系2PAにおける入射光軸021と、折り曲げ後光学系2PBにおける2回の反射を含む折り曲げ後光軸022から構成される。入射した被写体光束は、レンズ群206を通過し、先ず反射面で折り曲げられる。折り曲げられた光束は、さらに折り曲げ後光学系2PBを具体的に構成する不図示のレンズやプリズムの作用によって、図8のように2回反射した後、撮影者の瞳に入る。
【0044】
上記ケース201は、入射光軸021に平行な方向の寸法L21及びこれに直角な方向の寸法L22が、前記撮影レンズユニット100における各寸法L11,L12に近似するように設定された外形形状を有している。
【0045】
光学ファインダユニット200は、撮影レンズユニット100の上面に若干の間隙を隔てて載置固定される。すなわち撮影レンズユニット100のケース101の上面に突出している前記ファインダ取付け用ボス129a,129bに対し、ケース201の取付け部に設けた取付け孔202a,202bを通してねじ止めすることにより、光学ファインダユニット200は、撮影レンズユニット100の上に固定される。
【0046】
このとき、光学ファインダユニット200は、撮影レンズユニット100に対し、ファインダ光学系205の折り曲げ前光学系2PA及び折り曲げ後光学系2PBが、撮影光学系105の折り曲げ前光学系1PA及び折り曲げ後光学系1PBにそれぞれ隣接するように、一体的に結合される。特に本実施例では、撮影光学系105における折り曲げ前光学系1PAの光軸(入射光軸011)の真上に、ファインダ光学系205における折り曲げ前光学系2PAの光軸(入射光軸021)が位置するように配置されている。
【0047】
前記撮影レンズユニット100における撮影用ズームレンズ122を含むレンズ群106は、前記撮影光学系105の折り曲げ後光学系1PBに設けられている。これに対し、前記光学ファインダユニット200における観察用ズームレンズ222を含むレンズ群206は、前記ファインダ光学系205の折り曲げ前光学系2PAに設けられている。したがって前記撮影用ズームレンズ122の移動方向は、カメラ本体1の幅方向に平行な方向であり、前記観察用ズームレンズ222の移動方向は、カメラ本体1の厚み方向に平行な方向であり、両者は直角に交差している。
【0048】
上記撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200との組付け完了状態において、撮影レンズユニット100の上方に突出している前記駆動ピン193は、光学ファインダユニット200のケース底板に設けた開口部263を通して、光学ファインダユニット200内の第二のズームレンズ移動機構(後述する)に係合する。符号103は撮影レンズ窓、符号203はファインダ前窓、符号204はファインダ接眼窓である。
【0049】
図9は光学ファインダユニット200の構成を示す分解斜視図である。光学ファインダユニット200は、図の中央部位に示すユニット基体210を中心に構成されている。このユニット基体210は前記ファインダ光学系205を構成する光学部品220を収容可能なように、複数箇所で反射を繰り返して蛇行する樋状の収容凹部212を有している。光学部品220は、後述する1群レンズ221(1-O),2群レンズ(観察用ズームレンズ)222(2T),3群レンズ223(3T),を含むファインダレンズ群206と、光軸折り曲げ機構224と、折り曲げ後光学系2PBを収容している鏡筒225とを備えている。収容凹部212の開口部は上蓋230で塞がれる。
【0050】
前記ユニット基体210の底板には、前記撮影レンズユニット100の光軸012に平行な直線状の有底溝からなる駆動ピンガイド部213が設けられている。この駆動ピンガイド部213は、図中下端部位に示されている撮影レンズユニット100側の駆動ピン193と係合し、当該駆動ピン193の前記特定方向すなわち上記光軸012と直交する方向への回動規制を行なう。かくして、所定角度範囲内で変位自在に設けられている駆動ピン193が、駆動ピンガイド部213によりその変位を規制される。
【0051】
ユニット基体210の底板下面には、第二のズームレンズ移動機構としてのカムレバー240,250,および支軸270等が、レバー取付け板260によって取付けられている。レバー取付け板260は、その周辺部に取付け固定用の係止片262a,262b,262cを有している。
【0052】
第二のズームレンズ移動機構(240,250,270)は、前記ガイド部213により動きを規制された前記駆動ピン193の移動に伴って、ファインダ光学系205における観察用ズームレンズ222等を当該ファインダ光学系205の光軸021方向に移動させるものである。
【0053】
前記ズームレンズ移動機構(240,250,270)は、薄板からなる複数(本実施例では二つ)のカムレバー240,250が、支軸270によって各基端部を共通に軸支され、各先端部がそれぞれ回動可能となるように設けられている。
【0054】
カムレバー240,250は、駆動板244,254を主体として構成されている。駆動板244及び254の各基端部には、軸孔241及び251がそれぞれ設けられている。これらの軸孔241及び251は、ユニット基体210の底板部に設けた軸受211と、レバー取付け板260の軸受261とで支持された支軸270によって共通に軸支されている。かくして薄板からなる駆動板244,254は、各先端部がそれぞれ回動可能な如く積層された状態で装着される。駆動板244及び254のそれぞれの略中央部位には、円弧状のスリットからなるカム部243,253が形成されている。
【0055】
前記駆動ピン193は、前記レバー取付け板260の開口部263を通して上記カム部253,243を貫通し、更にその貫通端部が前記直線状の有底溝からなる駆動ピンガイド部213に係合するように設けられている。
【0056】
かくして駆動ピン193が前記光軸012方向に移動するのに伴って、各カムレバー240,250は、それぞれのカム部243,253の形状に応じた変位量に基づいて回動する。この結果、撮影光学系105の撮影用ズームレンズ122の移動量が、ファインダ光学系205のレンズグループの移動量に変換される。この変換された移動量は、各駆動板244,254の各先端に設けられた移動操作部242,252によって、前記レンズ群206の2群レンズ222及び3群レンズ223にそれぞれ伝達される。
【0057】
この結果、少なくとも撮影用ズームレンズ122の移動変位が、変位伝達機構(190,240,250,270等)によって、前記観察用ズームレンズ222に伝達されることになる。
【0058】
図10及び図11は、カムレバー240,250とファインダ光学系205における観察用ズームレンズ222を含む複数(本実施例では二つ)の移動レンズ222,223との関係を示す図である。なお図10は WIDE[広角]の状態、図11は TELE[望遠]の状態を示している。
【0059】
図10及び図11において、二つの移動レンズ222,223は、圧縮状態の付勢部材284により、矢印で示す如くファインダ光学系205の光軸021に沿って互いに離反する方向へ付勢されている。前記カムレバー240,250の各移動操作部242,252は、各カム部243,253に係合する駆動ピン193の規制により、前記付勢力に抗して、移動レンズ群222,223を所定位置に位置決め制御するように、当該移動レンズ222,223とそれぞれ一体化されているレンズ移動枠282、283に当接している。
【0060】
前記各カムレバー240,250に設けられた各カム部243,253は、それぞれの貫通溝の両側面のうちの一方を、カム機能を発揮する上で有効なカム面としている。すなわちカム部243においては前記圧縮状態の付勢部材284による付勢力に抗する回動方向の一側面(図中右側面)をカム面としている。またカム部253においては前記圧縮状態の付勢部材284による付勢力に抗する回動方向の一側面(図中左側面)をカム面としている。かくして移動レンズ222,223は、駆動ピン193が光軸012の方向(図10,図11において上下方向)へ移動すると、その移動方向とは直角な方向へ移動するものとなる。
【0061】
上記カム部243,253を構成する貫通溝の各カム面とは反対側に位置する各他側面の中央部位には、ピン挿入操作用の切欠部243a,253aがそれぞれ設けられている。これらピン挿入操作用の切欠部243a,253aは、組立て時において前記駆動ピン193を挿入操作し易いように、貫通溝の溝幅を広げた領域である。上記切欠部243a,253aは、本実施例では図示の如く略半円状をなしている。上記略半円状をなす二つの切欠部243a及び253aは、半円の向きが互いに逆向きになっており、且つ支軸270を中心とする同一回動半径rの軌跡上に位置している。
【0062】
図12は上記略半円状をなすピン挿入操作用の切欠部243a,253aを利用して駆動ピン193をカム部243,253に挿入操作する手順を示す図である。まず図示の如く、各カムレバー240,250の回動位置を微調整することにより、略半円状をなす二つの切欠部243a,253aが単一の円孔となる位置を見出す。上記単一の円孔は、その直径が駆動ピン193の外径に比べて若干大き目となるように予め設定されている。そこで組立て時においては、上記若干大き目の単一の円孔に対して駆動ピン193を挿入操作すればよい。従って、各カム部243,253の貫通溝に対し駆動ピン193を極めて容易に挿通することができる。
【0063】
図13は駆動ピン193の移動量と移動レンズ222,223の移動量との関係を模式的に示す特性図である。図示の如く、駆動ピン193の移動量が増大するのに伴って、二つの移動レンズ222,223は、傾斜の異なる直線(実際には非リニアな曲線を描く)で示すように別々の移動変化率で移動していく。これにより撮影用ズームレンズ122の移動に連動して観察用ズームレンズ222を含む二つの移動レンズ222,223が、所定のズーム比となるように移動する事になる。
【0064】
ところで今、仮に、駆動ピン193が例えば組付け位置の誤差などにより、光軸012に沿った移動方向とは直角な特定方向へずれたとする。そうすると、そのずれ量に応じて、ファインダ光学系205のズーム比などに狂いが生じる。たとえば図示の如く、駆動ピン193が所定移動位置S1において特定方向へ+dだけずれたとする。そうすると、二つの移動レンズ222,223の移動量が共に一定量+dづつ移動することになる。その結果、二つの移動レンズ222,223の移動変化率の相対的な関係が崩れてしまい、正規のズーム比を維持できなくなる。
【0065】
しかるに本実施例においては、フリーな状態になっている駆動ピン193が、前記ガイド部213によって、特定方向への位置規制を厳格に行なわれる。この結果、撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200との相対的な取付け誤差が、フリーな状態になっている駆動ピン193の作用で吸収されると共に、駆動ピン193の特定方向への位置ずれが、ガイド部213によって厳しく規制されるため、上述したズーム比などに狂いが生じるおそれがない。
【0066】
(実施形態における特徴点)
[1]実施例に示されたカメラは、
入射した光を光学的に折り曲げる折り曲げ光学系1PX、及び光軸012方向に移動可能に設けられた撮影用ズームレンズ122を含む撮影光学系105を有する撮影レンズユニット100と、
入射した光を光学的に折り曲げる折り曲げ光学系2PX、及び光軸021方向に移動可能に設けられた観察用ズームレンズ222を含むファインダ光学系205を有する光学ファインダユニット200とを備え、
前記撮影レンズユニット100の折り曲げ光学系1PXにおける折り曲げ前光学系1PAおよび折り曲げ後光学系1PBに対し、前記光学ファインダユニット200の折り曲げ光学系2PXにおける折り曲げ前光学系2PAおよび折り曲げ後光学系2PBが、それぞれ隣接するように対応して配置されていることを特徴としている。
【0067】
上記カメラにおいては、撮影レンズユニット100及び光学ファインダユニット200の折り曲げ前光学系(1PA,2PA)同士、および折り曲げ後光学系(1PB,2PB)同士が、それぞれ隣接するように対応配置される。このため、両ユニット100,200の組み付けにおいて無駄なスペースが生じがたく、全体として薄型でコンパクトに纏めることができる。かくして、折り曲げ光学系(1PX,2PX)及びズームレンズ(122,222)を備えたカメラの小型化に寄与する。
【0068】
[2]実施例に示されたカメラは、前記[1]に記載のカメラであって、
前記撮影レンズユニット100における撮影用ズームレンズ122は、前記撮影光学系105の折り曲げ後光学系1PBに設けられ、
前記光学ファインダユニット200における観察用ズームレンズ222は、前記ファインダ光学系205の折り曲げ前光学系2PAに設けられ、
前記撮影用ズームレンズ122の移動変位が、変位伝達機構(190,240,250,270)によって、前記観察用ズームレンズ222に伝達されるように構成されたことを特徴としている。
【0069】
上記カメラにおいては、比較的大きなスペースを必要とする撮影用ズームレンズ122を含む光学系106は、撮影光学系105の折り曲げ後光学系1PB内に設けられている。また占有スペースが比較的小さい観察用ズームレンズ222を含む光学系206は、ファインダ光学系205の折り曲げ前光学系2PA内に設けられている。したがって撮影レンズユニット100及び光学ファインダユニット200における各折り曲げ前光学系1PA,2PAの長さは共に比較的短く、各折り曲げ後光学系1PB,2PBの長さは共に比較的長いものとなる。この結果、撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200とが類似した外形を有するものとなり、効率のよい配置パターンを確保できる。
【0070】
[3]実施例に示されたカメラは、前記[2]に記載のカメラであって、
前記観察用ズームレンズ222の移動方向は、前記撮影用ズームレンズ122の移動方向に対し、直角に交差する方向であることを特徴としている。
【0071】
[4]実施例に示されたカメラは、前記[3]に記載のカメラであって、前記撮影用ズームレンズの移動方向は、被写体からカメラ本体の撮影レンズ窓が設けられた面に向かって見た場合で、カメラ本体を撮影光学系の折り曲げ前光学系の光軸と折り曲げ後光学系の光軸とを含む面を水平にした姿勢にした場合での左右方向であるカメラ本体の幅方向に平行な方向であり、前記観察用ズームレンズの移動方向は、被写体から当該カメラに向かう方向である上記カメラ本体の厚み方向に平行な方向であることを特徴としている。
【0072】
上記カメラにおいては、比較的大きなストロークを必要とする撮影用ズームレンズ122の移動方向がカメラ本体1の幅方向に平行であるため、撮影レンズユニット122がカメラ本体1の厚み寸法を増大させるおそれが無い。したがってカメラの薄型化に支障を来たさずに済む。
【0073】
また観察用ズームレンズ222を含む光学系206が、ファインダ光学系205の対物系である折り曲げ前光学系2PAに設けられている。したがって観察用ズームレンズ222を含む光学系を、仮に、ファインダ光学系205の接眼系である折り曲げ後光学系2PBに設ける場合に比べると、余分な光学部品を必要とせず、必要最小限の光学部品のみで構成できる。またスペース的にそれほど余裕のないカメラ本体1の厚み方向に沿って収容できることから、スペースファクターのよい配置が可能となる。
【0074】
[5]実施例に示されたカメラは、前記[1]ないし[4]のいずれか一つに記載のカメラであって、
前記撮影レンズユニット100の撮影光学系105は、前記折り曲げ光学系1PXの折り曲げ後光学系1PBにおける光軸012の終端に撮像素子126を備えたデジタルカメラ用光学系であることを特徴としている。
【0075】
(変形例)
実施形態に示されたカメラは、下記の変形例を含んでいる。
【0076】
・カム面がカムレバーの一端縁に沿って設けられたカム部を有するもの。
【0077】
・貫通のガイド溝からなるガイド部を備えたもの。
【0078】
・折り曲げ光学系の反射部材としてミラーを用いたもの。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、下記のような作用効果を有するカメラを提供できる。
【0080】
(a)撮影レンズユニット及び光学ファインダユニットの、折り曲げ前光学系同士および折り曲げ後光学系同士が、それぞれ対応するように両ユニットが組み付けられるので、ズーム機能付き折り曲げ光学系をそれぞれ有する撮影レンズユニット及び光学ファインダユニットを備えたカメラ本体の薄型化およびコンパクト化を図ることができる。
【0081】
(b)構成は簡単であるため、容易に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子カメラの概略的な構成を示す略式外観図。
【図2】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットを、裏蓋を取外して示す外観斜視図。
【図3】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットをメイン機構とズーム機構と裏蓋とに分離して示す分解斜視図。
【図4】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットの主要部を正面から見た断面図で、図4の(a)はWIDE[広角]状態を示す図、図4の(b)はTELE[望遠]状態を示す図。
【図5】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットの主要部を上面から見た断面図。
【図6】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットのファインダ駆動機構の構成を駆動部材と共に示す図で、図6の(a)は主要部の側面図、図6の(b)は、図6(a)の6b−6b線矢視断面図。
【図7】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとの対応関係を示す図で、撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとを分離して示す斜視図。
【図8】本発明の一実施例に係る光学ファインダユニットにおけるファインダ光学系の概略的構成を示す略式平面図。
【図9】本発明の一実施例に係る光学ファインダユニットの構成を示す分解斜視図。
【図10】本発明の一実施例に係るカムレバーと、ファインダ光学系における観察用ズームレンズを含む複数の移動レンズとの関係(WIDE[広角]状態)を示す図。
【図11】本発明の一実施例に係るカムレバーと、ファインダ光学系における観察用ズームレンズを含む複数の移動レンズとの関係(TELE[望遠]状態)を示す図。
【図12】本発明の一実施例に係るピン挿入操作用の切欠部を利用して、駆動ピンをカム部に挿入操作する手順を示す図。
【図13】本発明の一実施例に係る駆動ピンの移動量と移動レンズの移動量との関係を模式的に示す特性図。
【符号の説明】
1…カメラ本体 100…撮影レンズユニット
105…撮影光学系
110,224…光軸折り曲げ機構
1PX,2PX…折り曲げ光学系
1PA,2PA…折り曲げ前光学系
1PB,2PB…折り曲げ後光学系
O11,021…第一の光軸(入射光軸)
O12,022…第二の光軸
120…レンズ鏡筒
121〜123…1群レンズ〜3群レンズ
125…ローパスフィルター
126…撮像素子
130…光学部材 134…保持枠
131〜133…1群〜3群レンズ保持枠
140…AFモータ 155…規制部材
150(151,152)…フレキシブルプリント基板
160…シャッタユニット
180…ズームモータ
190…変位伝達用スライダー
191…駆動部材 192…摺動部材
193…駆動ピン
200…光学ファインダユニット
205…ファインダ光学系
221〜223…1群レンズ〜3群レンズ
282,283…2群,3群レンズ保持枠
240,250…カムレバー
243,253…カム部(スリット)
243a,253a…ピン挿入操作用の切欠部
270…支軸

Claims (4)

  1. 入射した光を光学的に折り曲げる折り曲げ光学系、及び光軸方向に移動可能に設けられた撮影用ズームレンズを含む撮影光学系を有する撮影レンズユニットと、
    入射した光を光学的に折り曲げる折り曲げ光学系、及び光軸方向に移動可能に設けられた観察用ズームレンズを含むファインダ光学系を有する光学ファインダユニットとを備え、
    前記撮影レンズユニットの折り曲げ光学系における折り曲げ前光学系および折り曲げ後光学系に対し、前記光学ファインダユニットの折り曲げ光学系における折り曲げ前光学系および折り曲げ後光学系が、それぞれ隣接するように対応して配置され、
    前記撮影レンズユニットにおける撮影用ズームレンズは、前記撮影光学系の折り曲げ後光学系に設けられ、
    前記光学ファインダユニットにおける観察用ズームレンズは、前記ファインダ光学系の折り曲げ前光学系に設けられ、前記撮影用ズームレンズの移動変位が、変位伝達機構によって、前記観察用ズームレンズに伝達されるように構成されたことを特徴とするカメラ。
  2. 前記観察用ズームレンズの移動方向は、前記撮影用ズームレンズの移動方向に対し、直角に交差する方向であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記撮影用ズームレンズの移動方向は、被写体からカメラ本体の撮影レンズ窓が設けられた面に向かって見た場合で、カメラ本体を撮影光学系の折り曲げ前光学系の光軸と折り曲げ後光学系の光軸とを含む面を水平にした姿勢にした場合での左右方向であるカメラ本体の幅方向に平行な方向であり、前記観察用ズームレンズの移動方向は、被写体から当該カメラに向かう方向である上記カメラ本体の厚み方向に平行な方向であることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 前記撮影レンズユニットの撮影光学系は、前記折り曲げ光学系の折り曲げ後光学系における光軸の終端に撮像素子を備えたデジタルカメラ用光学系であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のカメラ。
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