JP4639725B2 - レンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えたカメラ - Google Patents

レンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えたカメラ Download PDF

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本発明は、反射部材により被写体光を略直角に折り曲げて撮像素子に導くよう構成されると共に、所定のレンズ群を移動させて変倍を行う変倍光学系の鏡胴に関するものである。
従来より、被写体像を撮像素子により光電変換した信号をデジタル信号に変換し、所定の処理を施した後、記録媒体に電子的に記録する所謂デジタルカメラにおいて、撮像光学系中に反射部材を配置し、カメラの前面に略平行な方向に光軸を折り曲げて撮像光学系を構成したものが知られている。
折り曲げ光学系は、折り曲げ後に配置された複数のレンズ群を個々に移動させることで変倍が行われるものが一般的であり、レンズ群の移動にはカム筒を用いるものとリードスクリューを用いるものに大別される。
このレンズ群の移動にリードスクリューを用いるものとして、2つのモータにより2つのレンズ群を移動させると共に、一方のモータのリードスクリューに螺合する螺合部材の移動をファインダ側のレンズ群に伝達するよう構成したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−222946号公報
上述の折り曲げ光学系を用いたカメラは、カメラボディ前面から光学系が突出せず、また、複雑な沈胴機構を用いることなく、カメラ前面をフラットに形成できるものである。しかし、沈胴しないため、レンズ鏡胴としてはレンズ間の空間以外の体積は必要最小限に抑えないとカメラ自体を、大型化させてしまう問題がある。
上記特許文献1に開示された、撮影光学系のレンズ移動機構レイアウトは、ガイドシャフト及びモータの配置が鏡胴の横幅方向にスペースを要し、デッドスペースを発生させるものであり、カメラ正面面積を増加させてしまう問題がある。
本発明は、上記問題に鑑み、折り曲げ撮像光学系を用いた鏡胴の厚み方向を最少に抑え、幅方向のスペース利用効率を高めたレンズ鏡胴を得ること、更にこのレンズ鏡胴を備えることにより薄型化と小型化の両立したカメラを得ることを目的とするものである。
上記の目的は、以下の構成により達成される。
1)被写体光を導く複数のレンズ群と、前記被写体光を略直角方向に折り曲げる反射部材と、前記複数のレンズ群と前記反射部材とにより導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、を有し、前記複数のレンズ群のうち、2つのレンズ群は、一対のガイド軸により光軸方向に摺動可能に保持されると共に、2つのモータにそれぞれ連結された2つのリードスクリューにそれぞれ螺合する螺合部材の移動に従って光軸方向に移動するよう構成されたレンズ鏡胴において、前記レンズ鏡胴は、前記反射部材と前記撮像素子の間では、光軸に直交する方向の断面外形が略四辺形に形成され、前記四辺形の短辺は、前記反射部材と前記撮像素子の間に配置されたレンズ群のうち、最大径のレンズ群の鏡枠と外装部材で決められる寸法とされ、前記四辺形の長辺及び短辺にそれぞれ平行な、光軸を含む線により分割される四つの角部のうち、一方の対角位置に前記一対のガイド軸が配置され、他方の対角位置の一方の角部に前記2つのモータが連なるように配置され他方の対角位置の他方の角部に移動する2つのレンズ群の存在を検出する位置センサが配置されていることを特徴とするレンズ鏡胴。
2)前記複数のレンズ群、前記反射部材、前記撮像素子、前記一対のガイド軸、前記モータは、前記外装部材のうちの一つに組み付けられている1)のレンズ鏡胴。
)光軸方向に移動する2つのレンズ群は、付勢部材により、互いに離間する方向に付勢されている1)又は2)のレンズ鏡胴。
)前記一対のガイド軸の軸方向の中間にガイド軸支持部材を設けた1)〜)のいずれかのレンズ鏡胴。
)1)〜)のいずれかのレンズ鏡胴を備えたことを特徴とするカメラ。
本発明である、反射部材と撮像素子の間では、光軸に直交する方向の断面外形を略四辺形に形成し、四辺形の短辺は、反射部材と撮像素子の間に配置されたレンズ群のうち、最大径のレンズ群の鏡枠と外装部材で決められる寸法とし、四辺形の長辺及び短辺にそれぞれ平行な、光軸を含む線により分割される四つの角部のうち、一方の対角位置に一対のガイド軸を配置し、他方の対角位置の一方の角部に2つのモータを連なるように配置し他方の対角位置の他方の角部に移動する2つのレンズ群の存在を検出する位置センサ配置したレンズ鏡胴、とすることにより、折り曲げ撮像光学系を用いた鏡胴の厚み方向を最少に抑え、幅方向のスペース利用効率を高めたレンズ鏡胴を得ることが可能となる。
また、複数のレンズ群、反射部材、撮像素子、一対のガイド軸、モータを、外装部材のうちの一つに組み付けることにより、外装部材の一つの部品精度を確保するだけで、各部材の配置精度が確保され、組み合わせによる位置誤差の発生の無いレンズ鏡胴とできる。
また、光軸方向に移動する2つのレンズ群を、付勢部材により、互いに離間する方向に付勢し、この付勢力に抗して、回転方向全周で螺合するナットにより停止させるようにすることで、従来のリードスクリューに対し部分的に螺合するタイプのナットで発生するリードスクリュー軸方向に衝撃が掛かった場合の不用意なズレや破損を防止することができる。
また、一対のガイド軸の軸方向の中間にガイド軸支持部材を設けることにより、ガイド軸に直交する方向に衝撃が掛かった場合の撓みを防止でき、撓みによる部品の移動による各部の動作不良の発生を回避することができる。
更に、上記のいずれかのレンズ鏡胴を備えたカメラとすることにより、上記の効果を有した、薄型化と小型化の両立したカメラを得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に係るレンズ鏡胴を備えたカメラ100の、主要構成ユニットの内部配置の一例を示す図である。同図は、カメラ100を被写体側から見た斜視図である。
同図に示すように、カメラ100は、変倍可能な折り曲げ撮像光学系を内包した本発明に係るレンズ鏡胴50が図示の如く右側に縦に配置され、開口部51が被写体光束を取り込むよう配置されている。この開口部51には、開口部51を露呈する開状態と開口部51を覆う閉状態とする図示しないレンズバリアが設けられている。
52はフラッシュ発光窓であり、53はフラッシュ発光窓の後方に配置された反射傘、キセノン管、その他メインコンデンサ、回路基板等で構成されるフラッシュユニットである。54はカード型の画像記録用メモリである。55は電池であり、本カメラの各部へ電源を供給する。画像記録用メモリ54及び電池55は、図示しない蓋部から挿脱が可能となっている。
本カメラの上面には、レリーズ釦56が配置され、その1段の押し込みによりカメラの撮影準備動作、即ち焦点合わせ動作や測光動作が行われ、その2段の押し込みにより撮影露光動作が行われる。57はメインスイッチであり、カメラを動作状態と非動作状態に切り替えるスイッチである。メインスイッチ57により動作状態に切り替えられると、図示しないレンズバリアは、開状態にされると共に、各部の動作が開始される。また、メインスイッチ57により非動作状態に切り替えられると、図示しないレンズバリアは、閉状態にされると共に、各部の動作を終了させる。
本カメラの背面には、LCD或いは有機ELで構成され、画像やその他文字情報等を表示する画像表示部58が配置されている。また、図示していないが、ズームアップ、ズームダウンをおこなうズーム釦、撮影した画像を再生する再生釦、画像表示部58上に各種のメニューを表示させるメニュー釦、表示から所望の機能を選択する選択釦等の操作部材が配置されている。
また、図示しないが、これら主要構成ユニットの間には、各部を接続すると共に、各種電子部品が搭載された回路基板が配置され、各主要構成ユニットの駆動及び制御を行うようになっている。
更に、図示していないが、外部入出力端子、ストラップ取り付け部、三脚座等を備えている。
図2は、本発明に係るレンズ鏡胴50に内包された変倍可能な折り曲げ撮像光学系を示す断面図である。同図は、ワイド時の状態を示しており、折り曲げ前及び折り曲げ後の2つの光軸を含む面で切断したものである。
同図に示すように、OAは折り曲げ前の光軸であり、OBは折り曲げ後の光軸である。レンズ鏡胴50の外側は、外装部材である主胴A10及び主胴B11で構成されている。
1は第1レンズ群であり、第1レンズ群1は、光軸をOAとし被写体に向けて配置されたレンズ11と光軸OAを略直角方向に折り曲げる反射部材であるプリズム12と、プリズム12により折り曲げられた光軸OBを光軸として配置されたレンズ13により構成されている。この第1レンズ群1は、主胴A10に固定されたレンズ群である。
2は第2レンズ群であり、第2レンズ群鏡枠2kに組み込まれている。第2レンズ群は、変倍(以下、ズーミングとも言う)時に第2レンズ群鏡枠2kと共に、一体的に移動するレンズ群である。
3は第3レンズ群であり、第3レンズ群鏡枠3kに組み込まれている。この第3レンズ群3は、第3レンズ群鏡枠3kが主胴A10により固定され変倍時移動しないレンズ群である。
4は第4レンズ群であり、第4レンズ群鏡枠4kに組み込まれている。第4レンズ群は、変倍時及び焦点調節(以下、フォーカシングとも言う)時に第4レンズ群鏡枠4kと共に、一体的に移動するレンズ群である。
5は赤外光カットフィルタ及びオプチカルローパスフィルタを積層した光学フィルタであり、主胴A10に組み付けられている。6は撮像素子であり、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等が用いられる。撮像素子6は取り付け部材8に組み付けられ、取り付け部材8は撮像素子6と共に主胴A10に組み付けられている。7はフレキシブルプリント基板であり、撮像素子6に接続され、カメラ内の他の回路へ接続される。9はシャッタユニットであり、第3レンズ群鏡枠3kと同様に、主胴A10に固定されている。
第2レンズ群2及び第4レンズ群4は、図示のワイド状態の位置から、第3レンズ群3に近接する方向へ、各々設定された量だけ移動しズーミングが行われる。更に、第4レンズ群4は、ズーミングにより移動した位置から更に移動することによりフォーカシングが行われる。
図3は、第2レンズ群2及び第4レンズ群4の移動機構を示す模式図である。同図は、第2レンズ群2及び第4レンズ群4がワイド位置にある状態を示している。以下の図においては、説明の重複を避けるため、同機能部材には同符号を付与して説明する。なお、説明をわかりやすくするため、モータ等の位置を鏡胴外に移動させて模式図面化したものである。
同図に示すように、第2レンズ群鏡枠2kに一体的に形成されたスリーブ2s、第4レンズ群鏡枠4kに一体的に形成されたスリーブ4sを貫通して、ガイド軸15が嵌合している。更に、第2レンズ群鏡枠2kに一体的に形成された回転係止部2m、第4レンズ群鏡枠4kに一体的に形成された回転係止部4mに、ガイド軸16が係合して配置されている。これにより、第2レンズ群鏡枠2k、第4レンズ群鏡枠4kは、ガイド軸15、16に沿って光軸OB方向に摺動可能とされている。
なお、スリーブ2sは、同図に示すようにプリズム12の側方まで延伸して形成されていることが望ましい。このようにすることで、レンズ鏡胴の全長をそのままに、スリーブ2sは、より充分な長さの嵌合量の確保ができ、第2レンズ群鏡枠2k即ち第2レンズ群2をより円滑に移動させることが可能となる。
また、ガイド軸15及び16は、シャッタユニット9及び第3レンズ群鏡枠3kをも嵌合貫通している。このようにすることで、第2レンズ群2、第3レンズ群3、第4レンズ群4を一対のガイド軸により光軸直交方向の位置決めを行うことができ、第3レンズ群3が、第2レンズ群2、第4レンズ群4に対してシフトした状態で定位することを防止している。
更に、第2レンズ群鏡枠2kはスリーブ2sに形成された突起部2t、第4レンズ群鏡枠4kはスリーブ4sに形成された突起部4tを有し、この突起部2tと4tは付勢部材である圧縮コイルバネ18により、互いに離間する方向に付勢がなされている。17は、圧縮コイルバネ18の座屈を防止するための軸であり、突起部2tと4tを貫通して配設されている。
20は第1モータ、21は第2モータであり、共にステッピングモータである。第1モータ20はリードスクリュー20r、第2モータ21はリードスクリュー21rを有しており、リードスクリュー20rには回転方向全周で螺合する螺合部材(ナットとも称す)22が螺合し、リードスクリュー21rには回転方向全周で螺合する螺合部材(ナットとも称す)24が螺合されている。ナット22と24は、図示しない回転止め部に係合しており、リードスクリューの回転により、それぞれ光軸OB方向に移動可能に構成されている。
ナット22は、図示の如く、第2レンズ群鏡枠2kに一体的に形成された突起部2tと当接し、圧縮コイルバネ18の付勢力に抗して第2レンズ群鏡枠2kを停止させることにより第2レンズ群鏡枠2kの光軸OB方向の位置を決めている。同様に、ナット24は、図示の如く、第4レンズ群鏡枠4kに一体的に形成された突起部4tと当接し、圧縮コイルバネ18の付勢力に抗して第4レンズ群鏡枠4kを停止させることにより第4レンズ群鏡枠4kの光軸OB方向の位置を決めている。
これにより、第1モータ20のリードスクリュー20rの回転によりナット22が光軸OB方向に移動することにより、第2レンズ群鏡枠2kを、光軸OB方向の所望の位置に移動停止させることができる。同様に、第2モータ21のリードスクリュー21rの回転によりナット24が光軸OB方向に移動することにより、第4レンズ群鏡枠4kを、光軸OB方向の所望の位置に移動停止させることができる。即ち、第1モータ20と第2モータ21の回転方向及び回転量を制御することにより、第2レンズ群2と第4レンズ群4を独立して移動させてズーミングを行い、更に、第2モータ21により第4レンズ群4を移動させてフォーカシングを行うようになっている。
なお、破線で示した、ナット22の位置及びナット24の位置は、テレ状態となった時のそれぞれのナットの位置を示している。
このように、第2レンズ群鏡枠2kと第4レンズ群鏡枠4kを付勢部材により、互いに離間する方向に付勢し、この付勢力に抗して第2レンズ群鏡枠2k及び第4レンズ群鏡枠4kを回転方向全周で螺合するナットにより停止させ、光軸OB方向の位置を決めるようにすることで、従来のリードスクリューに対し部分的に螺合するタイプのナットで発生するリードスクリュー軸方向に衝撃が掛かった場合の不用意なズレや破損等を防止することができる。
また、ガイド軸15及び16には、端部での固定部材による固定に加えて、軸方向の中間部位にガイド軸支持部材30が設けられている。
図4は、ガイド軸支持部材30の斜視図である。ガイド軸支持部材30は樹脂成型部品或いは板材のプレス加工部品等が適用できるが、本例では、プレス加工部品の例を示している。
同図に示すように、ガイド軸支持部材30は、ガイド軸15とガイド軸16が嵌合貫通する穴31と穴32が形成され、曲げ加工された2箇所の舌状の部位に穴33が形成されている。穴33を用い、ネジにより主胴A10(図2参照)に固定されるようになっている。
このように、ガイド軸の、軸方向の中間部位にガイド軸支持部材を設け、主胴に固定することにより、ガイド軸に直交する方向に衝撃が掛かった場合の撓みを防止でき、撓みによる部品の移動による各部の動作不良を回避できるようになる。
図5は、第2レンズ群を通り、光軸OBに直交する面で切断した、本発明に係るレンズ鏡胴の断面図である。本実施の形態においては、第2レンズ群2が、反射部材であるプリズム12と撮像素子6の間に配置されたレンズ群のうち最大径を有するレンズ群である。
同図に示すように、主胴A10及び主胴B11により、レンズ鏡胴の外形は略四辺形の形状に形成され、この四辺形の短辺方向の寸法Wは、第2レンズ群鏡枠2kの寸法Dと主胴A10、主胴B11の厚みとクリアランスで決められている。更に、ガイド軸15とガイド軸16は、図示の如く、対角位置に配置され、他方の対角位置に第1のモータ20と第2レンズ群2の存在を検出する位置センサ32が配置されている。図示の位置センサ32はフォトインタラプタであるが、フォトリフレクタを用いるよう構成しても良い。この位置センサ32は、第2レンズ群鏡枠2kに形成された遮蔽部2fが、位置センサ32の投受光系間にあって遮蔽しているか、位置センサ32の投受光系を遮蔽しない位置にあるかを判断するものであり、遮蔽状態から遮蔽しない状態への切り替わり位置を基準にしてレンズ群の位置制御が行われる。
ナット22は、主胴A10に形成された係合部10mで回転止めがなされ、第2レンズ群鏡枠2kに一体的に形成された突起部2tと当接して、第2レンズ群鏡枠2kを停止させている。
なお、移動可能な第4レンズ群鏡枠4kを通り、光軸OBに直交する面で切断した断面も、図5と同様な配置がなされている。即ち、モータが複数の場合には、四辺形断面の同じ角部に連なるように配置することで、鏡胴の形状を凹凸させることなく構成することができる。
このように、折り曲げ後のレンズ鏡胴を、最大径のレンズ群の鏡枠と外装部材で決められる寸法とし、対角位置即ち角部のスペースに、一対のガイド軸、モータ、レンズ群の存在を検出する位置センサを配置することで、鏡胴の厚み方向を最少に抑え、幅方向のスペース利用効率を高め、幅方向も最少に抑えたレンズ鏡胴を得ることができ、このレンズ鏡胴を備えることにより薄型化と小型化の両立したカメラを得ることが可能となる。
なお、縦方向にレンズ鏡胴を配置したカメラを例に取り説明したが、横方向にレンズ鏡胴を配置したものにも適用可能なのは言うまでもない。
本発明に係るレンズ鏡胴を備えたカメラの、主要構成ユニットの内部配置の一例を示す図である。 本発明に係るレンズ鏡胴に内包された変倍可能な折り曲げ撮像光学系を示す断面図である。 第2レンズ群及び第4レンズ群の移動機構を示す模式図である。 ガイド軸支持部材の斜視図である。 第2レンズ群を通り、光軸OBに直交する面で切断した、本発明に係るレンズ鏡胴の断面図である。
符号の説明
1 第1レンズ群
2 第2レンズ群
2k 第2レンズ群鏡枠
3 第3レンズ群
3k 第3レンズ群鏡枠
4 第4レンズ群
4k 第4レンズ群鏡枠
5 光学フィルタ
6 撮像素子
9 シャッタユニット
10 主胴A
11 主胴B
15 ガイド軸
16 ガイド軸
18 圧縮コイルバネ
20 第1モータ
20r リードスクリュー
21 第2モータ
21r リードスクリュー
22 螺合部材(ナット)
24 螺合部材(ナット)
30 ガイド軸支持部材
50 レンズ鏡胴
51 開口部
100 カメラ

Claims (5)

  1. 被写体光を導く複数のレンズ群と、前記被写体光を略直角方向に折り曲げる反射部材と、前記複数のレンズ群と前記反射部材とにより導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、を有し、前記複数のレンズ群のうち、2つのレンズ群は、一対のガイド軸により光軸方向に摺動可能に保持されると共に、2つのモータにそれぞれ連結された2つのリードスクリューにそれぞれ螺合する螺合部材の移動に従って光軸方向に移動するよう構成されたレンズ鏡胴において、
    前記レンズ鏡胴は、前記反射部材と前記撮像素子の間では、光軸に直交する方向の断面外形が略四辺形に形成され、
    前記四辺形の短辺は、前記反射部材と前記撮像素子の間に配置されたレンズ群のうち、最大径のレンズ群の鏡枠と外装部材で決められる寸法とされ、
    前記四辺形の長辺及び短辺にそれぞれ平行な、光軸を含む線により分割される四つの角部のうち、一方の対角位置に前記一対のガイド軸が配置され、他方の対角位置の一方の角部に前記2つのモータが連なるように配置され他方の対角位置の他方の角部に移動する2つのレンズ群の存在を検出する位置センサが配置されていることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 前記複数のレンズ群、前記反射部材、前記撮像素子、前記一対のガイド軸、前記モータは、前記外装部材のうちの一つに組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。
  3. 光軸方向に移動する2つのレンズ群は、付勢部材により、互いに離間する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡胴。
  4. 前記一対のガイド軸の軸方向の中間にガイド軸支持部材を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡胴。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とするカメラ
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