JP4245907B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影光学系のズーム倍率変更に伴って、ファインダ光学系のズーム倍率も同時に変わるように構成されたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のカメラとして、撮影光学系のズームレンズの移動に伴って移動する駆動ピンを、撮影光学系のレンズ鏡筒から光学ファインダ側に突出させ、その先端を光学ファインダ側のカム板におけるカム溝に係合させることにより、上記駆動ピンの動きに応じてカム板が回動し、これに伴い光学ファインダ側の変倍レンズが駆動され、その結果、撮影光学系のズーム倍率変更に伴ってファインダ光学系のズーム倍率が変わるように構成されたカメラがある(特許文献1参照)。
【0003】
なお通常の光学ファインダの光学的構成では、ズームレンズは二群あって、ズーム倍率に応じてその二群のレンズの位置と相対的な間隔が調整される。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−147606号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、撮影光学系とファインダ光学系とは、それぞれに汎用性をもたせるため、また組立ての作業性やメンテナンスの容易性を確保する都合上、異なるユニットとして別々に構成される。したがって、撮影光学系のズーム倍率変更に伴ってファインダ光学系のズーム倍率を変更するためには、両ユニットを精度良く結合させ、前記駆動ピンの光軸方向への動きを、カム板に対して正確に伝える必要がある。
【0006】
通常の場合、撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとは、例えばピンやボス等の位置決め手段を用いて結合される。したがって撮影レンズユニットの駆動ピンの位置と、光学ファインダユニットのカム溝の位置等が正確に一致するように、部品精度や相互の位置関係等を管理しなければならない。また組立時において微細な調整をしなければならない。
【0007】
因みに、駆動ピンの位置が光軸方向以外の特定方向へずれた状態で、ズームレンズの動きが伝達されると、カムの構成如何によっては撮影光学系とファインダ光学系との相互のズーム倍率がずれるばかりでなく、光学ファインダの二群レンズの相対的な間隔がずれてしまう。この結果、視度が合わなくなり光学ファインダとしての観察機能が著しく劣化することになる。
【0008】
なお組立て現場において、駆動ピンの位置に応じた光学ファインダの位置決め調整や、光学ファインダ内部のレンズ調整を行なうことは、組み立て工数を増大させコストアップを招くので望ましくない。
【0009】
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、下記のような利点を有するカメラを提供することにある。
【0010】
(a)撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとの組付けに際し、両者間の相対的な位置調整等を格別に行なわなくとも、両者を適正な状態に組付けることができる。
【0011】
(b)撮影光学系のズーム倍率とファインダ光学系のズーム倍率とにずれが生じるのを防止でき、上記ズーム倍率のずれに起因する光学ファインダの観察機能の劣化等を防止できる。
【0012】
(c)構成は簡単で、容易に製作することができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のカメラは下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0014】
本発明のカメラは、光軸方向に移動可能に設けられた撮影用ズームレンズを含む撮影光学系を有する撮影レンズユニットと、この撮影レンズユニットにおける撮影用ズームレンズの移動に連動して光軸方向に移動可能に設けられた観察用ズームレンズを含むファインダ光学系を有する光学ファインダユニットとを備え、前記撮影レンズユニットは、前記撮影用ズームレンズの光軸方向への移動に伴って当該光軸方向へ移動するとともに、記移動方向以外の特定方向に対しては変位自在に設けられた駆動力伝達子(駆動ピン)を備えており、前記光学ファインダユニットは、前記駆動力伝達子(駆動ピン)と係合して当該駆動力伝達子の前記特定方向への位置規制を行ない、当該駆動力伝達子が前記光軸方向へ移動することを許容するガイド部と、このガイド部により動きを規制された前記駆動力伝達子の移動に伴って、前記光学ファインダユニットのズーム倍率が所定ズーム倍率となるように前記観察用ズームレンズを移動させる第二のズームレンズ移動機構と、前記ファインダ光学系を収納するケースと、を備え、前記ガイド部は、前記光学ファインダユニットのケースに形成される溝部であることを特徴としている。
【0015】
上記カメラにおいては、たとえ撮影光学系とファインダ光学系との間に取付け寸法上のバラツキ等があっても、そのバラツキによる位置ずれは駆動力伝達子の特定方向への変位により吸収される。そして駆動力伝達子は、光学ファインダユニットの所定位置に予め正確に形成されているガイド部に対して的確に係合可能となる。したがって撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとの組付けに際し、両者間の相対的な位置調整等を格別に行なわなくとも、両者を適正な状態に組付けることができる。また上記駆動力伝達子は上記ガイド部によって特定方向への位置規制を極めて精度よく行なわれる。その結果、撮影光学系のズーム倍率とファインダ光学系のズーム倍率とにずれが生じるのを防止でき、上記ズーム倍率のずれに起因する光学ファインダの観察機能の劣化等を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(一実施形態)
図1に示すように、電子カメラ本体1の内部には、入射光軸を011とする撮影光学系105を有する撮影レンズユニット100と、ファインダ光学系205を有する光学ファインダユニット200とが、両者間に若干の間隙をもった状態で且つ一体的に結合されて収容されている。図示の如く、上記撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200とは、カメラ正面から見てカメラ本体1の右側に配置されている。
【0017】
図2および図3に示すように、撮影レンズユニット100は、メイン機構Aの上にズーム機構Bを一体的に取付けたものとなっている。メイン機構Aは、光軸折り曲げ機構110と、この光軸折り曲げ機構110に光入射端側を連結させたレンズ鏡筒120とを有している。
【0018】
図4の(a)(b)、及び図5に示すように、光軸折り曲げ機構110は、撮影レンズ111およびプリズム112を保持部材113で保持したものとなっている。この保持部材113の光導出側開口端はレンズ鏡筒120と連結している。かくして上記光軸折り曲げ機構110による折り曲げ光学系1PXが、撮影光学系105の一部を構成する。換言すれば撮影光学系105は、上記折り曲げ光学系1PXを含んでいる。
【0019】
上記折り曲げ光学系1PXは、第一の光軸(入射光軸)011に沿って被写体から入射した光を、反射部材としてのプリズム112により上記第一の光軸011に対して略直角な第二の光軸012に沿って反射させる。第一の光軸011に沿った折り曲げ光学系を折り曲げ前光学系1PAと呼び、第二の光軸012に沿った折り曲げ光学系を折り曲げ後光学系1PBと呼ぶことにする。
【0020】
レンズ鏡筒120の内部には、光入射端から入射した光に基づいて被写体像を結像可能な如く設けられた1群レンズ121、2群レンズ122(撮影用ズームレンズ)、3群レンズ123(フォーカス用レンズ)を含む撮影レンズ群が収容されている。これらの撮影レンズ群(1群レンズ121〜3群レンズ123)により結像された被写体像は、レンズ鏡筒120の光軸終端部に配置された撮像素子126により光電変換される。この撮像素子126には入出力端子列173(173a,173b)が付設されている。上記撮像素子126の受光面前方における光軸012上には、4群レンズ124,ローパスフィルター125からなる光学部材130が配置されている。
【0021】
このように、撮影レンズ群(1群レンズ121〜3群レンズ123),光学部材130(4群レンズ124,ローパスフィルター125),撮像素子126等は、すべて前記第二の光軸012に沿って形成された折り曲げ後光学系1PB内に配設されている。
【0022】
本実施例の撮影光学系105は、上記折り曲げ光学系1PXを有し、第二の光軸012の終端に撮像素子126を備えたデジタルカメラ用光学系を構成している。
【0023】
前記1群レンズ121〜3群レンズ123は、各群レンズ保持枠131〜133によってそれぞれ保持されている。また4群レンズ124,ローパスフィルター125からなる光学部材130は保持枠134で保持されている。これら保持枠のうち、2群レンズ保持枠132及び3群レンズ保持枠133は、一対のガイド軸171,172(図2、図3参照)に案内されて、前記光軸012に沿った方向へ移動可能に設けられている。上記2群レンズ保持枠132の前面にはシャッタユニット160が搭載されている。また3群レンズ保持枠133の後面には当該3群レンズ保持枠133を駆動するための駆動源、すなわちアクチュエータとしてAF(オートフォーカス)モータ140が搭載されている。
【0024】
上記AFモータ140やシャッタユニット160の駆動系に対して電力を供給するためのフレキシブルプリント基板150(151,152)が、レンズ鏡筒120の外部からレンズ鏡筒120の内部へ導入されている。このフレキシブルプリント基板150(151,152)は、厚み方向に屈曲可能な帯状をなしている。レンズ鏡筒120の内部へ導入された各フレキシブルプリント基板151,152の先端部位は、略同一部位で同方向にU字状に屈曲されたのち、2群レンズ保持枠132,3群レンズ保持枠133にそれぞれ固定されている。そして上記プリント基板151の先端151aは、シャッタユニット160の駆動機構(不図示)に電気的に接続され、上記プリント基板152の先端152aは、AFモータ140に電気的に接続されている。
【0025】
図4の(a)(b)に示すように、前記光学部材130(4群レンズ124,ローパスフィルター125)を保持している保持枠134の一方側(図中上方側)の外面と、前記レンズ鏡筒120の内面との間には、前記AFモータ140を収容可能な空間SA1が形成されている。また上記保持枠134の他方側(図中下方側)の外面と前記レンズ鏡筒120の内面との間には、前記フレキシブルプリント基板151,152の屈曲により生じた撓み部151b,152bを収容可能な第二の空間SA2が形成されている。なおフレキシブルプリント基板151,152は屈曲により生じた撓み部151b,152bが、前記第二の空間SA2に対して重なり合った状態で収容されるものとなっている。
【0026】
前記第一の空間SA1および第二の空間SA2は、前記第一の光軸011と前記第二の光軸012とを含む平面を境として一方(図中上方)に存在する第一の領域E1および他方(図中下方)に存在する第二の領域E2にそれぞれ形成されている。
【0027】
レンズ保持枠133の一部には規制部材155が設けられている。この規制部材155は、上記レンズ保持枠133の動きに伴う上記フレキシブルプリント基板151,152の撓み部151b,152bの変動範囲を規制するための部材である。
【0028】
図3に説明を戻す。ズーム機構Bは、メイン機構Aに対して着脱自在に結合可能なユニットとして別設されている。このズーム機構Bは第一のズームレンズ移動機構(180〜184,191)及びファインダ駆動機構(192,193ほか)を備えている。
【0029】
上記第一のズームレンズ移動機構(180〜184,191)は、取付けフレーム181に装着された駆動源すなわちアクチュエータとしてのズームモータ180と、このズームモータ180の動力で回転動作するリードスクリュー182と、このリードスクリュー182により駆動され、光軸012と平行に設けられたガイド軸183に沿って摺動し、前記ズームレンズ122を駆動操作するための駆動部材191とを備えている。
【0030】
ファインダ駆動機構(192,193ほか)は、前記駆動部材191の移動に伴い前記ガイド軸183に沿って摺動するように設けられた摺動部材192と、この摺動部材192の上に突設された駆動力伝達子としての駆動ピン193とを備えている。摺動部材192は後述するようにスプリング184を介して2群レンズ保持枠132に連結される。このファインダ駆動機構(192,193ほか)に関しては、後で詳しく説明する。
【0031】
前記駆動部材191と、摺動部材192と、駆動ピン193とは、変位伝達用スライダー190を構成している。
【0032】
ズーム機構Bは、取付けフレーム181に設けてある取付孔185a,185bを介してメイン機構Aのねじ穴127a,127bに対してねじ止めすることにより、メイン機構Aと一体化される。
【0033】
裏蓋Cは、板状部材128に設けてある取付孔128bを通して、取り付けねじ128aをメイン機構Aのねじ穴127cにねじ止めすることにより、メイン機構Aと一体化される。
【0034】
メイン機構Aに対し、ズーム機構Bが一体化された状態になると、前記ズームモータ180は、前記AFモータ140と共に前記第一の領域E1内に配置される。そして上記ズームモータ180は、前記レンズ鏡筒120の前部外方であって、且つ前記第一の領域E1内に存在する前記プリズム112に近接して配置される。上記AFモータ140とズームモータ180との間には、前記撮影レンズ群(1群レンズ121〜3群レンズ123)のうちの少なくとも一つのレンズが配置されている。
【0035】
図6の(a)(b)は、本実施例に係る撮影レンズユニット100のファインダ駆動機構(192,193)の構成を、前記駆動部材191と共に示す図で、図6の(a)は主要部の側面図、図6の(b)は図6の(a)の6b−6b線矢視断面図である。
【0036】
ファインダ駆動機構(192,193)は、前記第一のズームレンズ移動機構(180〜184,191)による前記撮影光学系105のズームレンズ122の動きに、後述する第二のズームレンズ移動機構(240,250,270)を連動させ、ファインダ光学系205のズームレンズ222を移動させる機構である。
【0037】
図6の(a)(b)に示すように、摺動部材192はL形部材の一方の部片における端縁部に、円筒形をなす二つの脚部192a,192cを有している。上記二つの脚部192a,192cは、所定距離だけ離間して設けられており、前記駆動部材191の円筒形をなす脚部191aの両端を両側から挟み付けるような態様でガイド軸183に嵌め込まれている。上記脚部192a,192cは、ガイド軸183に対し、軸方向に摺動自在であると共に軸周り方向にも回動自在となっている。摺動部材192はL形部材の他方の部片における略中央に、回動範囲規制機構としての開口部192bを有している。上記開口部192bは駆動部材191の上部に形成されている突起191bに所定の「遊び」をもって嵌合している。
【0038】
かくして摺動部材192の上に突設されている駆動力伝達子としての駆動ピン193は、光軸012方向以外の特定方向(前記光軸に対して直交する方向)に対し、所定の角度範囲内で矢印M,Nで示す如く変位自在となている。
【0039】
摺動部材192の下部には突片192dが設けられている。この突片192dと、前記2群レンズ保持枠132に設けられている突片132aとの間には、付勢部材としての引っ張りばね184が張設されている。かくして前記摺動部材192は、引っ張りばね184の付勢力により、矢印Pで示す如く前記駆動部材191に対し圧接した状態で連結されている。
【0040】
したがって摺動部材192は、前記「遊び」に相当する角度だけガイド軸周りに回動可能な状態を保たれながら、前記駆動部材191の動きに連動してガイド軸183に沿って前記光軸012方向へ移動可能となっている。
【0041】
図7は本実施例に係る撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200との対応関係を示す図で、撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200とを分離して示す斜視図である。また図8はファインダ光学系205の概略的構成を示す略式平面図である。
【0042】
図7及び図8に示すように、撮影レンズユニット100は、ケース101の内部に折り曲げ光学系1PXを含む撮影光学系105を有している。上記ケース101は、折り曲げ光学系1PXにおける折り曲げ前光学系1PAの光軸すなわち入射光軸011(この光軸は前記カメラ本体1の厚み方向に一致している)に平行な方向の寸法L11が、上記入射光軸011と直角な方向の折り曲げ後光学系1PBの光軸012(この光軸は前記カメラ本体1の幅方向に一致している)に平行な方向の寸法L12より短い寸法に設定された外形形状(略直方体形状)を有している。
【0043】
また光学ファインダユニット200は、ケース201の内部に折り曲げ光学系2PXを含むファインダ光学系205を有している。
【0044】
ファインダ光学系205の光軸は、レンズ群206における折り曲げ前光学系2PAにおける入射光軸021と、折り曲げ後光学系2PBにおける2回の反射を含む折り曲げ後光軸022から構成される。入射した被写体光束は、レンズ群206を通過し、先ず反射面で折り曲げられる。折り曲げられた光束は、さらに折り曲げ後光学系2PBを具体的に構成する不図示のレンズやプリズムの作用によって、図8のように2回反射した後、撮影者の瞳に入る。
【0045】
上記ケース201は、入射光軸021に平行な方向の寸法L21及びこれに直角な方向の寸法L22が、前記撮影レンズユニット100における各寸法L11,L12に近似するように設定された外形形状を有している。
【0046】
光学ファインダユニット200は、撮影レンズユニット100の上面に若干の間隙を隔てて載置固定される。すなわち撮影レンズユニット100のケース101の上面に突出している前記ファインダ取付け用ボス129a,129bに対し、ケース201の取付け部に設けた取付け孔202a,202bを通してねじ止めすることにより、光学ファインダユニット200は、撮影レンズユニット100の上に固定される。
【0047】
このとき、光学ファインダユニット200は、撮影レンズユニット100に対し、ファインダ光学系205の折り曲げ前光学系2PA及び折り曲げ後光学系2PBが、撮影光学系105の折り曲げ前光学系1PA及び折り曲げ後光学系1PBにそれぞれ隣接するように、一体的に結合される。特に本実施例では、撮影光学系105における折り曲げ前光学系1PAの光軸(入射光軸011)の真上に、ファインダ光学系205における折り曲げ前光学系2PAの光軸(入射光軸021)が位置するように配置されている。
【0048】
前記撮影レンズユニット100における撮影用ズームレンズ122を含むレンズ群106は、前記撮影光学系105の折り曲げ後光学系1PBに設けられている。これに対し、前記光学ファインダユニット200における観察用ズームレンズ222を含むレンズ群206は、前記ファインダ光学系205の折り曲げ前光学系2PAに設けられている。したがって前記撮影用ズームレンズ122の移動方向は、カメラ本体1の幅方向に平行な方向であり、前記観察用ズームレンズ222の移動方向は、カメラ本体1の厚み方向に平行な方向であり、両者は直角に交差している。
【0049】
上記撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200との組付け完了状態において、撮影レンズユニット100の上方に突出している前記駆動ピン193は、光学ファインダユニット200のケース底板に設けた開口部263を通して、光学ファインダユニット200内の第二のズームレンズ移動機構(後述する)に係合する。符号103は撮影レンズ窓、符号203はファインダ前窓、符号204はファインダ接眼窓である。
【0050】
図9は光学ファインダユニット200の構成を示す分解斜視図である。光学ファインダユニット200は、図の中央部位に示すユニット基体210を中心に構成されている。このユニット基体210は前記ファインダ光学系205を構成する光学部品220を収容可能なように、複数箇所で反射を繰り返して蛇行する樋状の収容凹部212を有している。光学部品220は、後述する1群レンズ221(1-O),2群レンズ(観察用ズームレンズ)222(2T),3群レンズ223(3T),を含むファインダレンズ群206と、光軸折り曲げ機構224と、折り曲げ後光学系2PBを収容している鏡筒225とを備えている。収容凹部212の開口部は上蓋230で塞がれる。
【0051】
前記ユニット基体210の底板には、前記撮影レンズユニット100の光軸012に平行な直線状の有底溝からなる駆動ピンガイド部213が設けられている。この駆動ピンガイド部213は、図中下端部位に示されている撮影レンズユニット100側の駆動ピン193と係合し、当該駆動ピン193の前記特定方向すなわち上記光軸012と直交する方向への回動規制を行なう。かくして、所定角度範囲内で変位自在に設けられている駆動ピン193が、駆動ピンガイド部213によりその変位を規制される。
【0052】
ユニット基体210の底板下面には、第二のズームレンズ移動機構としてのカムレバー240,250,および支軸270等が、レバー取付け板260によって取付けられている。レバー取付け板260は、その周辺部に取付け固定用の係止片262a,262b,262cを有している。
【0053】
第二のズームレンズ移動機構(240,250,270)は、前記ガイド部213により動きを規制された前記駆動ピン193の移動に伴って、ファインダ光学系205における観察用ズームレンズ222等を当該ファインダ光学系205の光軸021方向に移動させるものである。
【0054】
前記ズームレンズ移動機構(240,250,270)は、薄板からなる複数(本実施例では二つ)のカムレバー240,250が、支軸270によって各基端部を共通に軸支され、各先端部がそれぞれ回動可能となるように設けられている。
【0055】
カムレバー240,250は、駆動板244,254を主体として構成されている。駆動板244及び254の各基端部には、軸孔241及び251がそれぞれ設けられている。これらの軸孔241及び251は、ユニット基体210の底板部に設けた軸受211と、レバー取付け板260の軸受261とで支持された支軸270によって共通に軸支されている。かくして薄板からなる駆動板244,254は、各先端部がそれぞれ回動可能な如く積層された状態で装着される。駆動板244及び254のそれぞれの略中央部位には、円弧状のスリットからなるカム部243,253が形成されている。
【0056】
前記駆動ピン193は、前記レバー取付け板260の開口部263を通して上記カム部253,243を貫通し、更にその貫通端部が前記直線状の有底溝からなる駆動ピンガイド部213に係合するように設けられている。
【0057】
かくして駆動ピン193が前記光軸012方向に移動するのに伴って、各カムレバー240,250は、それぞれのカム部243,253の形状に応じた変位量に基づいて回動する。この結果、撮影光学系105の撮影用ズームレンズ122の移動量が、ファインダ光学系205のレンズグループの移動量に変換される。この変換された移動量は、各駆動板244,254の各先端に設けられた移動操作部242,252によって、前記レンズ群206の2群レンズ222及び3群レンズ223にそれぞれ伝達される。
【0058】
この結果、少なくとも撮影用ズームレンズ122の移動変位が、変位伝達機構(190,240,250,270等)によって、前記観察用ズームレンズ222に伝達されることになる。
【0059】
図10及び図11は、カムレバー240,250とファインダ光学系205における観察用ズームレンズ222を含む複数(本実施例では二つ)の移動レンズ222,223との関係を示す図である。なお図10は WIDE[広角]の状態、図11は TELE[望遠]の状態を示している。
【0060】
図10及び図11において、二つの移動レンズ222,223は、圧縮状態の付勢部材284により、矢印で示す如くファインダ光学系205の光軸021に沿って互いに離反する方向へ付勢されている。前記カムレバー240,250の各移動操作部242,252は、各カム部243,253に係合する駆動ピン193の規制により、前記付勢力に抗して、移動レンズ群222,223を所定位置に位置決め制御するように、当該移動レンズ222,223とそれぞれ一体化されているレンズ移動枠282、283に当接している。
【0061】
前記各カムレバー240,250に設けられた各カム部243,253は、それぞれの貫通溝の両側面のうちの一方を、カム機能を発揮する上で有効なカム面としている。すなわちカム部243においては前記圧縮状態の付勢部材284による付勢力に抗する回動方向の一側面(図中右側面)をカム面としている。またカム部253においては前記圧縮状態の付勢部材284による付勢力に抗する回動方向の一側面(図中左側面)をカム面としている。かくして移動レンズ222,223は、駆動ピン193が光軸012の方向(図10,図11において上下方向)へ移動すると、その移動方向とは直角な方向へ移動するものとなる。
【0062】
上記カム部243,253を構成する貫通溝の各カム面とは反対側に位置する各他側面の中央部位には、ピン挿入操作用の切欠部243a,253aがそれぞれ設けられている。これらピン挿入操作用の切欠部243a,253aは、組立て時において前記駆動ピン193を挿入操作し易いように、貫通溝の溝幅を広げた領域である。上記切欠部243a,253aは、本実施例では図示の如く略半円状をなしている。上記略半円状をなす二つの切欠部243a及び253aは、半円の向きが互いに逆向きになっており、且つ支軸270を中心とする同一回動半径rの軌跡上に位置している。
【0063】
図12は上記略半円状をなすピン挿入操作用の切欠部243a,253aを利用して駆動ピン193をカム部243,253に挿入操作する手順を示す図である。まず図示の如く、各カムレバー240,250の回動位置を微調整することにより、略半円状をなす二つの切欠部243a,253aが単一の円孔となる位置を見出す。上記単一の円孔は、その直径が駆動ピン193の外径に比べて若干大き目となるように予め設定されている。そこで組立て時においては、上記若干大き目の単一の円孔に対して駆動ピン193を挿入操作すればよい。従って、各カム部243,253の貫通溝に対し駆動ピン193を極めて容易に挿通することができる。
【0064】
図13は駆動ピン193の移動量と移動レンズ222,223の移動量との関係を模式的に示す特性図である。図示の如く、駆動ピン193の移動量が増大するのに伴って、二つの移動レンズ222,223は、傾斜の異なる直線(実際には非リニアな曲線を描く)で示すように別々の移動変化率で移動していく。これにより撮影用ズームレンズ122の移動に連動して観察用ズームレンズ222を含む二つの移動レンズ222,223が、所定のズーム倍率となるように移動する事になる。
【0065】
ところで今、仮に、駆動ピン193が例えば組付け位置の誤差などにより、光軸012に沿った移動方向とは直角な特定方向へずれたとする。そうすると、そのずれ量に応じて、ファインダ光学系205のズーム倍率などに狂いが生じる。たとえば図示の如く、駆動ピン193が所定移動位置S1において特定方向へ+dだけずれたとする。そうすると、二つの移動レンズ222,223の移動量が共に一定量+dづつ移動することになる。その結果、二つの移動レンズ222,223の移動変化率の相対的な関係が崩れてしまい、正規のズーム倍率を維持できなくなる。
【0066】
しかるに本実施例においては、フリーな状態になっている駆動ピン193が、前記ガイド部213によって、特定方向への位置規制を厳格に行なわれる。この結果、撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200との相対的な取付け誤差が、フリーな状態になっている駆動ピン193の作用で吸収されると共に、駆動ピン193の特定方向への位置ずれが、ガイド部213によって厳しく規制されるため、上述したズーム倍率などに狂いが生じるおそれがない。
【0067】
(実施形態における特徴点)
[1]実施例に示されたカメラは、
光軸012方向に移動可能に設けられた撮影用ズームレンズ122を含む撮影光学系105を有する撮影レンズユニット100と、
この撮影レンズユニット100における撮影用ズームレンズ122の移動に連動して光軸021方向に移動可能に設けられた観察用ズームレンズ222を含むファインダ光学系205を有する光学ファインダユニット200とを備え、
前記撮影レンズユニット100は、
前記撮影用ズームレンズ122の光軸012方向への移動に伴って当該光軸012方向へ移動するとともに、上記移動方向以外の特定方向に対しては変位自在に設けられた駆動力伝達子(駆動ピン193)を備えており、
前記光学ファインダユニット200は、
前記駆動力伝達子と係合して当該駆動力伝達子の前記特定方向への位置規制を行ない、当該駆動力伝達子が前記光軸012方向へ移動することを許容するガイド部213と、
このガイド部213により動きを規制された前記駆動力伝達子(駆動ピン193)の移動に伴って、前記光学ファインダユニット200のズーム倍率が所定ズーム倍率となるように前記観察用ズームレンズ222を移動させる第二のズームレンズ移動機構(240,250,270)と、
を備えたことを特徴としている。
【0068】
上記カメラにおいては、たとえ撮影光学系105とファインダ光学系205との間に取付け寸法上のバラツキ等があっても、そのバラツキによる位置ずれは前記駆動力伝達子(駆動ピン193)の特定方向への変位により吸収される。そして前記駆動力伝達子(駆動ピン193)は、光学ファインダユニット200の所定位置に予め正確に形成されているガイド部213に対して的確に係合可能となる。したがって撮影レンズユニット100と光学ファインダユニット200との組付けに際し、両者間の相対的な位置調整等を格別に行なわなくとも、両者を適正な状態に組付けることができる。また前記駆動力伝達子(駆動ピン193)は上記ガイド部213によって特定方向への位置規制を極めて精度よく行なわれる。その結果、撮影光学系105のズーム倍率とファインダ光学系205のズーム倍率とにずれが生じるのを防止でき、上記ズーム倍率のずれに起因する光学ファインダの観察機能の劣化等を防止できる。
【0069】
[2]実施例に示されたカメラは、前記[1]に記載のカメラであって、
前記ガイド部213は、前記光学ファインダユニット200のケース210に前記撮影レンズユニット100の光軸012と平行に設けられた溝部であり、
前記第二のズームレンズ移動機構(240,250,270)は、前記駆動力伝達子193の移動量を光学ファインダユニット200の観察用ズームレンズ222の移動量に変換する為のカム部(243,253)を有し、支軸270を中心に回動するカムレバー(240,250)を備えてなり、
前記駆動力伝達子(駆動ピン193)が、前記ガイド部213と前記カム部(243,253)の双方に対し共通に係合することを特徴としている。
【0070】
[3]実施例に示されたカメラは、前記[2]に記載のカメラであって、
前記駆動力伝達子(駆動ピン193)は、前記カムレバー240,250に開口(円弧状のスリット)として形成された前記カム部243,253を貫通し、その貫通端部が前記ガイド部213の溝部に係合するように設けられていることを特徴としている。
【0071】
上記カメラにおいては、ガイド部213の溝部でガイドされる単一の駆動力伝達子(駆動ピン193)と、この駆動力伝達子(駆動ピン193)が貫通しているカム部243,253との相対的な動きを通して、カムレバー240,250を正確に回動制御し得るものとなっている。したがって、構成が簡単でコンパクトに形成できる。
【0072】
[4]実施例に示されたカメラは、前記[3]に記載のカメラであって、
前記カムレバー240,250は、前記ファインダ光学系205において異なる移動をする複数のズームレンズ222,223の数に対応した数だけ積層され、かつ前記駆動力伝達子(駆動ピン193)が当該カムレバー240,250の各カム部243,253を貫通するように配置されたことを特徴としている。
【0073】
上記カメラにおいては、各カムレバー240,250に駆動対象のズームレンズに対応した単一のカム部243,253をそれぞれ形成すればよいので、構成が簡単で製作しやすい。
【0074】
(変形例)
実施形態に示されたカメラは、下記の変形例を含んでいる。
【0075】
・カム面がカムレバーの一端縁に沿って設けられたカム部を有するもの。
【0076】
・貫通のガイド溝からなるガイド部を備えたもの。
【0077】
・折り曲げ光学系の反射部材としてミラーを用いたもの。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、下記のような作用効果を有するカメラを提供できる。
【0079】
(a)撮影光学系とファインダ光学系との間の取付け寸法上のバラツキ等による位置ずれは、駆動力伝達子の特定方向への変位により吸収される。したがって撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとの組付けに際し、両者間の相対的な位置調整等を格別に行なわなくとも、両者を適正な状態に組付けることができる。
【0080】
(b)駆動力伝達子は、ガイド部によって特定方向への位置規制を極めて精度よく行なわれる。その結果、撮影光学系のズーム倍率とファインダ光学系のズーム倍率とにずれが生じるのを防止でき、上記ズーム倍率のずれに起因する光学ファインダの観察機能の劣化等を防止できる。
【0081】
(c)構成は簡単であるため、容易に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子カメラの概略的な構成を示す略式外観図。
【図2】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットを、裏蓋を取外して示す外観斜視図。
【図3】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットをメイン機構とズーム機構と裏蓋とに分離して示す分解斜視図。
【図4】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットの主要部を正面から見た断面図で、図4の(a)はWIDE[広角]状態を示す図、図4の(b)はTELE[望遠]状態を示す図。
【図5】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットの主要部を上面から見た断面図。
【図6】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットのファインダ駆動機構の構成を駆動部材と共に示す図で、図6の(a)は主要部の側面図、図6の(b)は、図6(a)の6b−6b線矢視断面図。
【図7】本発明の一実施例に係る撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとの対応関係を示す図で、撮影レンズユニットと光学ファインダユニットとを分離して示す斜視図。
【図8】本発明の一実施例に係る光学ファインダユニットにおけるファインダ光学系の概略的構成を示す略式平面図。
【図9】本発明の一実施例に係る光学ファインダユニットの構成を示す分解斜視図。
【図10】本発明の一実施例に係るカムレバーと、ファインダ光学系における観察用ズームレンズを含む複数の移動レンズとの関係(WIDE[広角]状態)を示す図。
【図11】本発明の一実施例に係るカムレバーと、ファインダ光学系における観察用ズームレンズを含む複数の移動レンズとの関係(TELE[望遠]状態)を示す図。
【図12】本発明の一実施例に係るピン挿入操作用の切欠部を利用して、駆動ピンをカム部に挿入操作する手順を示す図。
【図13】本発明の一実施例に係る駆動ピンの移動量と移動レンズの移動量との関係を模式的に示す特性図。
【符号の説明】
1…カメラ本体 100…撮影レンズユニット
105…撮影光学系
110,224…光軸折り曲げ機構
1PX,2PX…折り曲げ光学系
1PA,2PA…折り曲げ前光学系
1PB,2PB…折り曲げ後光学系
O11,021…第一の光軸(入射光軸)
O12,022…第二の光軸
120…レンズ鏡筒
121〜123…1群レンズ〜3群レンズ
125…ローパスフィルター
126…撮像素子
130…光学部材 134…保持枠
131〜133…1群〜3群レンズ保持枠
140…AFモータ 155…規制部材
150(151,152)…フレキシブルプリント基板
160…シャッタユニット
180…ズームモータ
190…変位伝達用スライダー
191…駆動部材 192…摺動部材
193…駆動ピン
200…光学ファインダユニット
205…ファインダ光学系
221〜223…1群レンズ〜3群レンズ
282,283…2群,3群レンズ保持枠
240,250…カムレバー
243,253…カム部(スリット)
243a,253a…ピン挿入操作用の切欠部
270…支軸

Claims (4)

  1. 光軸方向に移動可能に設けられた撮影用ズームレンズを含む撮影光学系を有する撮影レンズユニットと、
    この撮影レンズユニットにおける撮影用ズームレンズの移動に連動して光軸方向に移動可能に設けられた観察用ズームレンズを含むファインダ光学系を有する光学ファインダユニットとを備え、
    前記撮影レンズユニットは、
    前記撮影用ズームレンズの光軸方向への移動に伴って当該光軸方向へ移動するとともに、記移動方向以外の特定方向に対しては変位自在に設けられた駆動力伝達子を備えており、
    前記光学ファインダユニットは、
    前記駆動力伝達子と係合して当該駆動力伝達子の前記特定方向への位置規制を行ない、当該駆動力伝達子が前記光軸方向へ移動することを許容するガイド部と、
    このガイド部により動きを規制された前記駆動力伝達子の移動に伴って、前記光学ファインダユニットのズーム倍率が所定ズーム倍率となるように前記観察用ズームレンズを移動させるズームレンズ移動機構と、
    前記ファインダ光学系を収納するケースとを備え、
    前記ガイド部は、前記光学ファインダユニットのケースに形成される溝部であることを特徴とするカメラ。
  2. 記ズームレンズ移動機構は、前記駆動力伝達子の移動量を光学ファインダユニットの観察用ズームレンズの移動量に変換する為のカム部を有し、且つ支軸を中心に回動するカムレバーを備えており、
    前記駆動力伝達子は、前記ガイド部と前記カム部の双方に対し共通に係合する如く設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記駆動力伝達子は、前記カムレバーに開口として形成された前記カム部を貫通し、その貫通端部が前記ガイド部の溝部に係合する如く設けられていることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 前記カムレバーは、前記ファインダ光学系において異なる移動をする複数のズームレンズの数に対応した数だけ積層され、かつ前記駆動力伝達子が当該カムレバーの各カム部を貫通するように配置されたことを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
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