JP3093256B2 - 双眼鏡の調整機構 - Google Patents
双眼鏡の調整機構Info
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- JP3093256B2 JP3093256B2 JP02336523A JP33652390A JP3093256B2 JP 3093256 B2 JP3093256 B2 JP 3093256B2 JP 02336523 A JP02336523 A JP 02336523A JP 33652390 A JP33652390 A JP 33652390A JP 3093256 B2 JP3093256 B2 JP 3093256B2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/16—Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
- G02B23/18—Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/06—Focusing binocular pairs
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- Astronomy & Astrophysics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、望遠光学系を並設して成る双眼鏡の、回転
によって調整部材を操作駆動する調整機構に関する。
によって調整部材を操作駆動する調整機構に関する。
[従来の技術] 従来、二つの望遠光学系をその光軸を平行に並設して
成る双眼鏡は、焦点調節機構,左右両眼の視度差調整機
構,及び倍率可変式のものでは変倍機構等、種々の調整
機構を有している。
成る双眼鏡は、焦点調節機構,左右両眼の視度差調整機
構,及び倍率可変式のものでは変倍機構等、種々の調整
機構を有している。
即ち、一般には、左右両望遠光学系の接眼レンズを同
時に光軸方向に移動させる焦点調節機構と、一方の接眼
部を単独で移動可能とする視度差調整機構とを備えてい
る。そして、視度差調整機構によって使用者の左右両眼
の視度差を調整すると共に、この視度差を調整した状態
で焦点調節機構によって合焦調節を行なうようになって
いる。
時に光軸方向に移動させる焦点調節機構と、一方の接眼
部を単独で移動可能とする視度差調整機構とを備えてい
る。そして、視度差調整機構によって使用者の左右両眼
の視度差を調整すると共に、この視度差を調整した状態
で焦点調節機構によって合焦調節を行なうようになって
いる。
これら調整機構は、通常、回転によって調整部材を操
作駆動する調整軸を左右両望遠光学系の間(中央)に配
置し、該調整軸に相対回転不能に装着されたつまみ等の
操作部材を回転させて操作するように構成されている。
作駆動する調整軸を左右両望遠光学系の間(中央)に配
置し、該調整軸に相対回転不能に装着されたつまみ等の
操作部材を回転させて操作するように構成されている。
操作部材は、その機能上必然的に回転操作し易いよう
に露出配置されるものである。
に露出配置されるものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし乍ら、特に視度差調整機構は使用開始時に使用
者に合わせて一旦調整すれば後は使用者が変らない限り
一々調整する必要はないものであるが、使用中に操作部
材を誤操作してしまったような場合には再調整しなけれ
ばならず極めて面倒であるという問題があり、このよう
な操作部材はその操作性の観点からは操作し易い位置に
操作し易い形状で配置することが好ましい一方、誤操作
防止の観点からは誤操作しにくい形状乃至配置とすべき
であるという相反した要求を満足させる必要があった。
者に合わせて一旦調整すれば後は使用者が変らない限り
一々調整する必要はないものであるが、使用中に操作部
材を誤操作してしまったような場合には再調整しなけれ
ばならず極めて面倒であるという問題があり、このよう
な操作部材はその操作性の観点からは操作し易い位置に
操作し易い形状で配置することが好ましい一方、誤操作
防止の観点からは誤操作しにくい形状乃至配置とすべき
であるという相反した要求を満足させる必要があった。
又、視度差調整機構に限らず、焦点調節機構でも、観
望対象が無限遠に近いものや距離変化が少ないものの場
合には、その合焦深度や肉眼の調節機能に依存して固定
焦点で観望したほうが好ましいこともあり、そのような
際には焦点調節機構の操作部材についても前述の視度差
調整機構の場合と同様の問題を有するものである。
望対象が無限遠に近いものや距離変化が少ないものの場
合には、その合焦深度や肉眼の調節機能に依存して固定
焦点で観望したほうが好ましいこともあり、そのような
際には焦点調節機構の操作部材についても前述の視度差
調整機構の場合と同様の問題を有するものである。
[発明の目的] 本発明は上記の如き背景に鑑みてなされたものであ
り、調整操作時には操作性が良く、調整操作不要時には
誤操作を防止することのできる双眼鏡の調整機構の提
供、を目的とする。
り、調整操作時には操作性が良く、調整操作不要時には
誤操作を防止することのできる双眼鏡の調整機構の提
供、を目的とする。
[課題を解決するための手段] このため、本発明による双眼鏡の調整機構は、左右の
望遠鏡光学系を支持する本体支持部と、前記望遠鏡光学
系の一部をその光軸方向に位置調整する調整部材と、前
記本体支持部内に配置され、軸転によってその一端側で
前記調整部材を操作駆動する調整軸と、前記調整軸の他
端側に、相対回転不能且つ軸方向相対移動可能に装着さ
れる操作つまみと、前記操作つまみを、その軸方向相対
移動に伴ない、前記本体支持部から少なくともその一部
が突出した回転操作可能位置と、前記本体支持部内に全
体が完全に埋没した回転操作不能位置とに選択的に係止
可能な係止手段と、前記係止手段に設けられた、前記操
作つまみを前記回転操作可能位置に軸方向移動付勢する
復帰付勢手段と、を備え、前記調整部材の非操作駆動時
には、前記操作つまみを前記復帰付勢手段に抗して前記
本体支持部内に押込み、前記係止手段により前記回転操
作不能位置に係止するよう構成したものである。
望遠鏡光学系を支持する本体支持部と、前記望遠鏡光学
系の一部をその光軸方向に位置調整する調整部材と、前
記本体支持部内に配置され、軸転によってその一端側で
前記調整部材を操作駆動する調整軸と、前記調整軸の他
端側に、相対回転不能且つ軸方向相対移動可能に装着さ
れる操作つまみと、前記操作つまみを、その軸方向相対
移動に伴ない、前記本体支持部から少なくともその一部
が突出した回転操作可能位置と、前記本体支持部内に全
体が完全に埋没した回転操作不能位置とに選択的に係止
可能な係止手段と、前記係止手段に設けられた、前記操
作つまみを前記回転操作可能位置に軸方向移動付勢する
復帰付勢手段と、を備え、前記調整部材の非操作駆動時
には、前記操作つまみを前記復帰付勢手段に抗して前記
本体支持部内に押込み、前記係止手段により前記回転操
作不能位置に係止するよう構成したものである。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は、本発明による双眼鏡の調整機構の一実施例
を視度差調整機構に適用した双眼鏡の一部破断平面図で
ある。
を視度差調整機構に適用した双眼鏡の一部破断平面図で
ある。
図示双眼鏡は、正立プリズムとしてポロプリズムが用
いられて対象レンズの光軸OAに対して接眼12(12L,12
R)が所定量偏心配置された左右二本の望遠光学系10(1
0L,10R)を、夫々連結保持部材20に平行に開口形成され
た保持孔21(21L,21R)にその対物レンズ鏡筒13(13L,1
3R)を摺動回転可能に嵌合させて構成されている。つま
り、両望遠光学系10L,10Rは、その対物レンズの光軸OA,
OAを平行とし、且つ夫々の対物レンズの光軸OA回りに回
動可能として連結保持部材20に装着されているものであ
る。
いられて対象レンズの光軸OAに対して接眼12(12L,12
R)が所定量偏心配置された左右二本の望遠光学系10(1
0L,10R)を、夫々連結保持部材20に平行に開口形成され
た保持孔21(21L,21R)にその対物レンズ鏡筒13(13L,1
3R)を摺動回転可能に嵌合させて構成されている。つま
り、両望遠光学系10L,10Rは、その対物レンズの光軸OA,
OAを平行とし、且つ夫々の対物レンズの光軸OA回りに回
動可能として連結保持部材20に装着されているものであ
る。
両望遠光学系10L,10Rの対物レンズの光軸OA回りの回
動は図示しない連動機構によって連動するようになって
おり、この連動回動によって両接眼部12L,12Rの間隔が
変化して眼幅調整を行なうようになっている。
動は図示しない連動機構によって連動するようになって
おり、この連動回動によって両接眼部12L,12Rの間隔が
変化して眼幅調整を行なうようになっている。
対物レンズ鏡筒13L,13R内には、夫々対物レンズ11が
内装されたレンズ枠14L,14Rが、対物レンズ11の光軸OA
方向に摺動移動可能として内挿されている。
内装されたレンズ枠14L,14Rが、対物レンズ11の光軸OA
方向に摺動移動可能として内挿されている。
連結保持部材20の、両望遠光学系10L,10R装着位置
(保持孔21L,21R)に挟まれた中央上面側には、視度差
調整機能と焦点調節機能の二つの機能を有する調整機構
30が設けられている。
(保持孔21L,21R)に挟まれた中央上面側には、視度差
調整機能と焦点調節機能の二つの機能を有する調整機構
30が設けられている。
調節機構30は、連結保持部材20に対物レンズ11の光軸
OAと平行する方向に延設形成された第1図には表われな
いガイド部に摺動移動可能に嵌合するスライダ31を、連
結保持部材20に回転自在且つその回転軸方向には移動不
能として装着された操作転輪22によって移動駆動するよ
う構成されている。
OAと平行する方向に延設形成された第1図には表われな
いガイド部に摺動移動可能に嵌合するスライダ31を、連
結保持部材20に回転自在且つその回転軸方向には移動不
能として装着された操作転輪22によって移動駆動するよ
う構成されている。
スライダ31は、その一方(左側)側方に望遠光学系10
Lのレンズ枠14Lと係合する操作アーム31Aが一体に突設
されると共に、後方側(接眼部12側)端面に焦点調節ネ
ジ31Bが一体に延設されている。
Lのレンズ枠14Lと係合する操作アーム31Aが一体に突設
されると共に、後方側(接眼部12側)端面に焦点調節ネ
ジ31Bが一体に延設されている。
焦点調節ネジ31Bは、操作転輪22の内周ネジに螺合し
ており、該操作転輪22の回転操作によってスライダ31が
対物レンズ11の光軸OAと平行に移動駆動されるものであ
る。
ており、該操作転輪22の回転操作によってスライダ31が
対物レンズ11の光軸OAと平行に移動駆動されるものであ
る。
又、スライダ31には、その焦点調節ネジ31Bの中央
に、調整軸としての視度差調整軸40が後端側から回転自
在に挿通されている。
に、調整軸としての視度差調整軸40が後端側から回転自
在に挿通されている。
視度差調整軸40は、その先端部外周にネジ部41が形成
されると共に、後端側は大径の大径部42が形成されてお
り、この大径部42には、詳しくは後述する係合溝52が形
成されている。
されると共に、後端側は大径の大径部42が形成されてお
り、この大径部42には、詳しくは後述する係合溝52が形
成されている。
そして、該視度差調整軸40はスライダ31にその焦点調
節ネジ31Bの後端側から挿通され、スライダ31の前方側
に突出したネジ部41にスプリング33を外挿すると共に右
側に望遠光学系10Rのレンズ枠14Rと係合する可動操作ア
ーム32が螺合装着され、スライダ31の前面と可動操作ア
ーム32の後端面との間に介装されたスプリング33がスラ
イダ31と可動操作アーム32との間隔を広げる方向に付勢
して、視度差調整軸40の後端大径部42との段付部が焦点
調節ネジ31Bの後端面に当接し、且つ、可動操作アーム3
2を前方側に付勢して可動操作アーム32と視度差調整軸4
0のバックラッシュを前方側に於て解消させるようにな
っている。
節ネジ31Bの後端側から挿通され、スライダ31の前方側
に突出したネジ部41にスプリング33を外挿すると共に右
側に望遠光学系10Rのレンズ枠14Rと係合する可動操作ア
ーム32が螺合装着され、スライダ31の前面と可動操作ア
ーム32の後端面との間に介装されたスプリング33がスラ
イダ31と可動操作アーム32との間隔を広げる方向に付勢
して、視度差調整軸40の後端大径部42との段付部が焦点
調節ネジ31Bの後端面に当接し、且つ、可動操作アーム3
2を前方側に付勢して可動操作アーム32と視度差調整軸4
0のバックラッシュを前方側に於て解消させるようにな
っている。
本構成によれば、視度差調整軸40の回転によって可動
操作アーム32のみが前後に移動し、これによって望遠光
学系10Rのレンズ枠14Rが移動駆動されて望遠光学系10L
のレンズ枠14Lに対する相対位置が変化する。即ち、左
側の望遠光学系10Lを基準として右側の望遠光学系10Rの
対物レンズ11を前後に移動調整できるものであり、使用
者の左右両目の視度差に応じて左側の視度を基準として
視度差調整が行なえるものである。こうして視度差調整
を行なった後は、操作転輪22の回転操作によってスライ
ダ31と可動操作アーム32が(即ちレンズ枠14R,14Lが)
一体となって移動して焦点調節が行なえる。
操作アーム32のみが前後に移動し、これによって望遠光
学系10Rのレンズ枠14Rが移動駆動されて望遠光学系10L
のレンズ枠14Lに対する相対位置が変化する。即ち、左
側の望遠光学系10Lを基準として右側の望遠光学系10Rの
対物レンズ11を前後に移動調整できるものであり、使用
者の左右両目の視度差に応じて左側の視度を基準として
視度差調整が行なえるものである。こうして視度差調整
を行なった後は、操作転輪22の回転操作によってスライ
ダ31と可動操作アーム32が(即ちレンズ枠14R,14Lが)
一体となって移動して焦点調節が行なえる。
又、視度差調整軸40の後端には、操作部材としての操
作つまみ50が係止手段としての係止機構を介して装着さ
れており、該操作つまみ50によって視度差調整軸40を回
転操作できるようになっている。
作つまみ50が係止手段としての係止機構を介して装着さ
れており、該操作つまみ50によって視度差調整軸40を回
転操作できるようになっている。
視度差調整軸40の後端大径部42は、第1図のII−II断
面相当の操作つまみ50の断面図に示す如く円柱の一方に
平坦面42Aが形成されると共に、該平坦部42Aと対称位置
にキー状の凸条42Bがその長手方向に沿って形成されて
おり、この大径部42に操作つまみ50が対応する形状の嵌
合孔50Aで回転不能且つその長手方向には摺動移動可能
に嵌合するようになっている。
面相当の操作つまみ50の断面図に示す如く円柱の一方に
平坦面42Aが形成されると共に、該平坦部42Aと対称位置
にキー状の凸条42Bがその長手方向に沿って形成されて
おり、この大径部42に操作つまみ50が対応する形状の嵌
合孔50Aで回転不能且つその長手方向には摺動移動可能
に嵌合するようになっている。
操作つまみ50には、断面形状円形の棒状のバネ材を屈
曲形成した係止バネ51が、その先端係止部51Aを視度差
調整軸40との嵌合孔50Aの中心方向に向けて突出させて
装着されており、先端係止部51Aは係止バネ51の弾性変
形によって操作つまみ50の径方向に移動可能であると共
に、周方向にも所定範囲揺動可能となっている。
曲形成した係止バネ51が、その先端係止部51Aを視度差
調整軸40との嵌合孔50Aの中心方向に向けて突出させて
装着されており、先端係止部51Aは係止バネ51の弾性変
形によって操作つまみ50の径方向に移動可能であると共
に、周方向にも所定範囲揺動可能となっている。
そして、視度差調整軸40の大径部42にリターンスプリ
ング53が外挿され、更にその後端側に操作つまみ50が嵌
合されて該操作つまみ50の係止バネ51の先端係止部51A
が視度差調整軸40の大径部42の平坦面42Aに形成された
係合溝52に嵌入し、操作つまみ50はリターンスプリング
53によって後方側に付勢されると共に、その係止バネ51
の先端係止部51Aが係合溝52の後方側基端部52Aに係止さ
れて脱落しないようになっている。つまり、本実施例で
は、係止バネ51,係合溝52及びリターンスプリング53が
本発明に於る係止手段を構成しているものである。
ング53が外挿され、更にその後端側に操作つまみ50が嵌
合されて該操作つまみ50の係止バネ51の先端係止部51A
が視度差調整軸40の大径部42の平坦面42Aに形成された
係合溝52に嵌入し、操作つまみ50はリターンスプリング
53によって後方側に付勢されると共に、その係止バネ51
の先端係止部51Aが係合溝52の後方側基端部52Aに係止さ
れて脱落しないようになっている。つまり、本実施例で
は、係止バネ51,係合溝52及びリターンスプリング53が
本発明に於る係止手段を構成しているものである。
ここで、係合溝52は、その平面形状の拡大図を第3図
に示す如く形成されている。尚、図中右側が視度差調整
軸40の後端側である。
に示す如く形成されている。尚、図中右側が視度差調整
軸40の後端側である。
該係合溝52は、係止バネ51の先端係止部51Aが移動可
能に嵌合する幅を有し、後端側(右端側)の基端部52A
と、該基端部52Aより図中水平方向前端側の係合凹部52E
とを、基端部52Aから図中下側を通って前端側に向かい
上側斜め後方側に僅かに戻って係合凹部52Eに至る下側
経路と、該下側経路と略対称形状の上側経路とで、閉塞
する無端周回経路を形成している。
能に嵌合する幅を有し、後端側(右端側)の基端部52A
と、該基端部52Aより図中水平方向前端側の係合凹部52E
とを、基端部52Aから図中下側を通って前端側に向かい
上側斜め後方側に僅かに戻って係合凹部52Eに至る下側
経路と、該下側経路と略対称形状の上側経路とで、閉塞
する無端周回経路を形成している。
溝の深さは部位によって異なり、第3図中時計回り方
向に説明すると、第4図示の如く基端部52Aから浅くな
る方向の斜面部52Bを介して52Cに至り、その後、52D及
び係合凹部52Eと段々に深くなって最も深い52Fに至り、
該52Fからは浅くなる方向の斜面部52Dを介して一旦基端
部52Aより高く(浅く)なった後基端部52Aに戻るように
なっている。
向に説明すると、第4図示の如く基端部52Aから浅くな
る方向の斜面部52Bを介して52Cに至り、その後、52D及
び係合凹部52Eと段々に深くなって最も深い52Fに至り、
該52Fからは浅くなる方向の斜面部52Dを介して一旦基端
部52Aより高く(浅く)なった後基端部52Aに戻るように
なっている。
而して、上記の如く構成された視度差調整軸40への操
作つまみ50の係止機構は、下記の如く作用する。
作つまみ50の係止機構は、下記の如く作用する。
前述の係止バネ51が係合溝52の後方基端部52Aに係止
されている第1図の状態では、操作つまみ50の後端が連
結保持部材20の後端面20Aから所定量突出し、該突出部
を操作することによって視度差調整軸40を回転させて容
易に視度差調整を行なうことができる。
されている第1図の状態では、操作つまみ50の後端が連
結保持部材20の後端面20Aから所定量突出し、該突出部
を操作することによって視度差調整軸40を回転させて容
易に視度差調整を行なうことができる。
更に、この状態から操作つまみ50をリターンスプリン
グ53に抗して前方側に一旦押圧することにより、第1図
中に想像線で示す如くその後端が連結保持部材20の後端
面20Aより内部に埋没する操作不能状態に係止すること
ができる。
グ53に抗して前方側に一旦押圧することにより、第1図
中に想像線で示す如くその後端が連結保持部材20の後端
面20Aより内部に埋没する操作不能状態に係止すること
ができる。
即ち、操作つまみ50をリターンスプリング53に抗して
前方側に押圧すると、その係止バネ51の先端係止部51A
が係合溝52の下側経路に沿って移動(先端係止部51Aは
溝の深さ方向に付勢されており、斜面部52Dと基端部52A
との境界は斜面部52Dの方が高い為に上側経路側には移
動不能)し、先端係止部51Aが下側経路の最前端部に至
った後押圧力を緩めるとリターンスプリング53の付勢力
で操作つまみ50が後方側に戻り、先端係止部51Aが係合
凹部52Eに至って(52Cの 方が浅い為52Dから52Cへは不可逆)該係合凹部52Eに係
止されることとなる。この状態が、第1図中に想像線で
示す操作つまみ50が連結保持部材20内部に埋没した操作
不能状態である。
前方側に押圧すると、その係止バネ51の先端係止部51A
が係合溝52の下側経路に沿って移動(先端係止部51Aは
溝の深さ方向に付勢されており、斜面部52Dと基端部52A
との境界は斜面部52Dの方が高い為に上側経路側には移
動不能)し、先端係止部51Aが下側経路の最前端部に至
った後押圧力を緩めるとリターンスプリング53の付勢力
で操作つまみ50が後方側に戻り、先端係止部51Aが係合
凹部52Eに至って(52Cの 方が浅い為52Dから52Cへは不可逆)該係合凹部52Eに係
止されることとなる。この状態が、第1図中に想像線で
示す操作つまみ50が連結保持部材20内部に埋没した操作
不能状態である。
この操作不能の状態から、再度操作つまみ50をリター
ンスプリング53に抗して押圧すると、先端係止部51Aが
係合凹部52Eから52F(係合凹部52Eから52Cには不可逆)
に移動し、その後押圧力を解除するとリターンスプリン
グ53の付勢力で先端係止部51Aが上側経路に沿って移動
することで操作つまみ50は後方側に移動し、先端係止部
51Aが基端部52Aに至って操作つまみ50の後端が連結保持
部材20の後端面から所定量突出した前述の如き操作可能
状態となる。
ンスプリング53に抗して押圧すると、先端係止部51Aが
係合凹部52Eから52F(係合凹部52Eから52Cには不可逆)
に移動し、その後押圧力を解除するとリターンスプリン
グ53の付勢力で先端係止部51Aが上側経路に沿って移動
することで操作つまみ50は後方側に移動し、先端係止部
51Aが基端部52Aに至って操作つまみ50の後端が連結保持
部材20の後端面から所定量突出した前述の如き操作可能
状態となる。
つまり、操作つまみ50を押圧操作する都度、その後端
が連結保持部材20の後端面から突出する位置と連結保持
部材20内に埋没する位置とに交互に繰返し係止されるも
のであり、連結保持部材20の後端面から突出する位置で
操作つまみ50を操作して視度調整を行なった後、操作つ
まみ50を押圧する連結保持部材20内に埋没状態としてお
くことで誤操作を防止できるものである。
が連結保持部材20の後端面から突出する位置と連結保持
部材20内に埋没する位置とに交互に繰返し係止されるも
のであり、連結保持部材20の後端面から突出する位置で
操作つまみ50を操作して視度調整を行なった後、操作つ
まみ50を押圧する連結保持部材20内に埋没状態としてお
くことで誤操作を防止できるものである。
尚、係止手段の構成は上記実施例に限るものではなく
適宜変更可能なものである。又、上記実施例は本願を視
度差調整機構に適用したものであるが、焦点調節機構等
他の調整機構に適用しても良いことは言う迄もない。
適宜変更可能なものである。又、上記実施例は本願を視
度差調整機構に適用したものであるが、焦点調節機構等
他の調整機構に適用しても良いことは言う迄もない。
第5図乃至第7図は、本発明の他の実施例を示す。
本実施例は、前述の実施例に於て同一中心で夫々回転
可能として配置された操作転輪22と操作つまみ50の間
に、両者の移動乃至回転をガイドする軸受60を連結保持
部材20に固定設置し、該軸受60によって操作つまみ50を
保持してそのぐら付きを防止可能に構成したものであ
る。尚、基本的な構成は前述の実施例と同様であり、同
機能の部分には同符号を付して説明を省略する。
可能として配置された操作転輪22と操作つまみ50の間
に、両者の移動乃至回転をガイドする軸受60を連結保持
部材20に固定設置し、該軸受60によって操作つまみ50を
保持してそのぐら付きを防止可能に構成したものであ
る。尚、基本的な構成は前述の実施例と同様であり、同
機能の部分には同符号を付して説明を省略する。
軸受60は、操作転輪22の内周に所定公差で嵌合する外
径で、且つ、操作つまみ50の外周に所定の公差で嵌合す
る内径として形成された円筒状の軸受部61の後端下側
に、その背面図である第7図に示す如く連結保持部材20
への固定突起62を左右側方に一体に突設して構成されて
おり、その固定突起62が連結保持部材20の後端に装着さ
れる後蓋23との間に介装されて、連結保持部材20及び後
蓋23と一体に固定されている。尚、図中64は、操作つま
み50の外周に沿う円弧状に後蓋23に形成された操作つま
み50を逃げる為の切欠の上に重なる鍔である。
径で、且つ、操作つまみ50の外周に所定の公差で嵌合す
る内径として形成された円筒状の軸受部61の後端下側
に、その背面図である第7図に示す如く連結保持部材20
への固定突起62を左右側方に一体に突設して構成されて
おり、その固定突起62が連結保持部材20の後端に装着さ
れる後蓋23との間に介装されて、連結保持部材20及び後
蓋23と一体に固定されている。尚、図中64は、操作つま
み50の外周に沿う円弧状に後蓋23に形成された操作つま
み50を逃げる為の切欠の上に重なる鍔である。
ここで、固定突起62の先端部の後端側には位置置決め
ダボ63,63が突設されると共に、後蓋23の該位置決めダ
ボ63,63と対応する位置には図示しないが嵌合穴が形成
されており、該嵌合穴に位置決めダボ63,63を嵌合させ
ることによって後蓋23に軸受60を位置決め装着した状態
で後蓋23を連結保持部材20に固定することで、軸受60が
所定位置に固定されるようになっている。尚、後蓋23は
後端面20A側から挿通されて連結保持部材20に螺合する
図示しないネジによって固定されるものである。
ダボ63,63が突設されると共に、後蓋23の該位置決めダ
ボ63,63と対応する位置には図示しないが嵌合穴が形成
されており、該嵌合穴に位置決めダボ63,63を嵌合させ
ることによって後蓋23に軸受60を位置決め装着した状態
で後蓋23を連結保持部材20に固定することで、軸受60が
所定位置に固定されるようになっている。尚、後蓋23は
後端面20A側から挿通されて連結保持部材20に螺合する
図示しないネジによって固定されるものである。
軸受60がこのように所定位置に固定された状態では、
軸受部61はその先端部が操作転輪22内に所定深さ(長
さ)で嵌入すると共に、その後端部は操作転輪22の後端
面から所定量突出し、第5乃至第6図示の如く操作つま
み50が操作可能状態(突出状態)にある時でも、該操作
つまみ50の前端部が所定量該軸受部61内に嵌入した状態
となるようになっている。
軸受部61はその先端部が操作転輪22内に所定深さ(長
さ)で嵌入すると共に、その後端部は操作転輪22の後端
面から所定量突出し、第5乃至第6図示の如く操作つま
み50が操作可能状態(突出状態)にある時でも、該操作
つまみ50の前端部が所定量該軸受部61内に嵌入した状態
となるようになっている。
而して、本実施例の如き構成によれば、操作つまみ50
は、その前端部が軸受60の軸受部61内周によって回転可
能に保持されることとなり、該操作つまみ50の操作時に
於るぐら付きが防止できるものである。又、操作転輪22
に於ても、その後端部が軸受60の軸受部61外周によって
支持されることとり、前端部の連結保持部材20による支
持部と共に所謂両持ち状態となってぐら付きが防止さ
れ、回転操作が安定的に行なえることとなるものであ
る。
は、その前端部が軸受60の軸受部61内周によって回転可
能に保持されることとなり、該操作つまみ50の操作時に
於るぐら付きが防止できるものである。又、操作転輪22
に於ても、その後端部が軸受60の軸受部61外周によって
支持されることとり、前端部の連結保持部材20による支
持部と共に所謂両持ち状態となってぐら付きが防止さ
れ、回転操作が安定的に行なえることとなるものであ
る。
[発明の効果] 本発明に係る双眼鏡の調整機構によれば、操作つまみ
部材が双眼鏡本体から突出する位置と、双眼鏡本体に埋
没する位置とで係止するよう構成したことにより、調整
操作時には双眼鏡本体から突出する位置に係止させて良
好な調整操作性を得られると共に、調整終了後の調整不
要時には双眼鏡本体に埋没する位置に係止させることに
より誤操作を防止することができるものである。
部材が双眼鏡本体から突出する位置と、双眼鏡本体に埋
没する位置とで係止するよう構成したことにより、調整
操作時には双眼鏡本体から突出する位置に係止させて良
好な調整操作性を得られると共に、調整終了後の調整不
要時には双眼鏡本体に埋没する位置に係止させることに
より誤操作を防止することができるものである。
又、操作つまみ部材を双眼鏡本体に埋没させることに
より、突出部を減少させてスマートな外観とすることが
できる。
より、突出部を減少させてスマートな外観とすることが
できる。
第1図は本発明による双眼鏡の調整機構の一実施例を視
度差調整機構に適用した双眼鏡の一部破断平面図、第2
図は第1図のII−II断面相当の操作つまみの断面図、第
3図は係合溝の拡大平面図、第4図は係合溝の深さの変
化を示す図、第5図は他の実施例の一部破断部分平面
図、第6図はそのVI−VI断面図、第7図は操作つまみ部
材の軸受部材の背面図である。 20……連結保持部材(双眼鏡本体) 32……可動操作アーム(調整部材) 40……視度差調整軸(可変調整軸) 50……操作つまみ(操作つまみ部材) 51……係止バネ(係止手段) 52……係合溝(係止手段) 53……リターンスプリング(係止手段)
度差調整機構に適用した双眼鏡の一部破断平面図、第2
図は第1図のII−II断面相当の操作つまみの断面図、第
3図は係合溝の拡大平面図、第4図は係合溝の深さの変
化を示す図、第5図は他の実施例の一部破断部分平面
図、第6図はそのVI−VI断面図、第7図は操作つまみ部
材の軸受部材の背面図である。 20……連結保持部材(双眼鏡本体) 32……可動操作アーム(調整部材) 40……視度差調整軸(可変調整軸) 50……操作つまみ(操作つまみ部材) 51……係止バネ(係止手段) 52……係合溝(係止手段) 53……リターンスプリング(係止手段)
Claims (3)
- 【請求項1】左右の望遠鏡光学系を支持する本体支持部
と、 前記望遠鏡光学系の一部をその光軸方向に位置調整する
調整部材と、 前記本体支持部内に配置され、軸転によってその一端側
で前記調整部材を操作駆動する調整軸と、 前記調整軸の他端側に、相対回転不能且つ軸方向相対移
動可能に装着される操作つまみと、 前記操作つまみを、その軸方向相対移動に伴ない、前記
本体支持部から少なくともその一部が突出した回転操作
可能位置と、前記本体支持部内に全体が完全に埋没した
回転操作不能位置とに選択的に係止可能な係止手段と、 前記係止手段に設けられた、前記操作つまみを前記回転
操作可能位置に軸方向移動付勢する復帰付勢手段と、 を備え、 前記調整部材の非操作駆動時には、前記操作つまみを前
記復帰付勢手段に抗して前記本体支持部内に押込み、前
記係止手段により前記回転操作不能位置に係止するよう
構成したこと、 を特徴とする双眼鏡の調整機構。 - 【請求項2】前記係止手段が、前記操作つまみに一端が
取付けられた係止バネと、該係止バネの他端が摺接すべ
く前記調整軸の周面上に形成された係合溝とから成り、
該係合溝の深さが、軸方向両端に夫々位置する係止部位
と、両係止部位間に不可逆的往路及び復路とで構成され
る無端周回経路とを形成するよう変化していること、を
特徴とする請求項1に記載の双眼鏡の調整機構。 - 【請求項3】前記調整部材が視度調整用調整部材であ
り、前記調整部材により位置調整される前記望遠鏡光学
系の一部が一方の対物光学系であること、を特徴とする
請求項1又は2に記載の双眼鏡の調整機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US07/726,202 US5191471A (en) | 1990-07-06 | 1991-07-05 | Adjusting mechanism of binoculars |
GB9114676A GB2248120B (en) | 1990-07-06 | 1991-07-08 | Binoculars |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP17854090 | 1990-07-06 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04174411A JPH04174411A (ja) | 1992-06-22 |
JP3093256B2 true JP3093256B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=26498695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02336523A Expired - Fee Related JP3093256B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-11-30 | 双眼鏡の調整機構 |
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---|---|---|---|---|
DE4244161A1 (en) * | 1991-12-26 | 1993-07-01 | Asahi Optical Co Ltd | Automatic focus field glasses - have lens which can be moved in direction of optical axis for sharp adjustment and lenses movable along optical axis for varying refractory force |
JP2592717Y2 (ja) * | 1993-01-14 | 1999-03-24 | 旭光学工業株式会社 | 双眼鏡の調整機構 |
US5677789A (en) * | 1994-01-12 | 1997-10-14 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Binocular |
DE19634179A1 (de) * | 1995-08-24 | 1997-02-27 | Asahi Optical Co Ltd | Fernglas |
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US6031662A (en) * | 1998-02-06 | 2000-02-29 | Fisher - Price, Inc. | Convertible binocular/stereoscope device |
JP2006053381A (ja) * | 2004-08-12 | 2006-02-23 | Kamakura Koki Kk | 双眼鏡 |
AT517440B1 (de) | 2015-07-09 | 2021-02-15 | Swarovski Optik Kg | Binokulares Fernrohr |
CN108571512B (zh) * | 2017-03-08 | 2021-08-24 | 信泰光学(深圳)有限公司 | 旋转轴结构 |
Family Cites Families (22)
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DE1694491U (de) * | 1954-05-17 | 1955-03-10 | Leitz Ernst Gmbh | Einstelltrieb fuer binokulare optische geraet, insbesondere fernrohre. |
US2811895A (en) * | 1954-05-17 | 1957-11-05 | Leitz Ernst Gmbh | Universal drive for the focusing of binocular optical apparatus, especially telescopes |
GB765272A (en) * | 1954-05-17 | 1957-01-09 | Leitz Ernst Gmbh | Improvements in or relating to binocular optical devices |
GB854711A (en) * | 1956-11-05 | 1960-11-23 | Rudolf Grueter | Improvements in or relating to a respooling device for photographic cameras |
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GB880826A (en) * | 1959-02-13 | 1961-10-25 | D And D Company Inc | Improvements in automatic lens casings focusing means for a binocular telescope |
GB884213A (en) * | 1959-02-18 | 1961-12-13 | D And D Company Inc | Improvements in automatic lens covers for a binocular telescope |
GB900555A (en) * | 1960-01-22 | 1962-07-11 | D And D Company Inc | Improvements in binocular telescope focusing means |
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DE1843837U (de) * | 1961-10-26 | 1961-12-21 | Hensoldt & Soehne Optik | Feldstecher. |
US3484149A (en) * | 1967-04-13 | 1969-12-16 | Leitz Ernst Gmbh | Center focusing prism binocular and reticle |
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DE3524152A1 (de) * | 1985-07-05 | 1987-01-15 | Swarovski & Co | Mitteltrieb zur innenfokussierung fuer fernglaeser |
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DE3830620C2 (de) * | 1988-09-09 | 1995-04-13 | Leica Camera Gmbh | Binokulares Fernrohr |
JPH03111100A (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-10 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
JP3017517B2 (ja) * | 1989-10-18 | 2000-03-13 | 旭光学工業株式会社 | 双眼鏡の焦点調節機構 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP02336523A patent/JP3093256B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-07-05 DE DE4122349A patent/DE4122349C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-07-05 US US07/726,202 patent/US5191471A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-07-08 GB GB9114676A patent/GB2248120B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-07-08 FR FR9108524A patent/FR2664391B1/fr not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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FR2664391B1 (fr) | 1993-10-22 |
DE4122349A1 (de) | 1992-01-16 |
US5191471A (en) | 1993-03-02 |
GB9114676D0 (en) | 1991-08-28 |
JPH04174411A (ja) | 1992-06-22 |
GB2248120B (en) | 1994-03-23 |
DE4122349C2 (de) | 1995-08-10 |
GB2248120A (en) | 1992-03-25 |
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