JPH08194166A - 双眼鏡の合焦装置 - Google Patents
双眼鏡の合焦装置Info
- Publication number
- JPH08194166A JPH08194166A JP562195A JP562195A JPH08194166A JP H08194166 A JPH08194166 A JP H08194166A JP 562195 A JP562195 A JP 562195A JP 562195 A JP562195 A JP 562195A JP H08194166 A JPH08194166 A JP H08194166A
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- Japan
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- binoculars
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で、部品点数が少なく、組立性にも優れ
た双眼鏡の合焦装置を得ること。 【構成】 双眼鏡の左右のフォーカスレンズに係合し、
その直線移動により該左右のフォーカスレンズを光軸方
向に移動させる、回転を拘束して双眼鏡本体に支持され
た左羽根と右羽根と；この左羽根と右羽根のいずれか一
方に一体に形成された筒状部と；この筒状部の内外に同
軸に形成した外周雄ねじ部と内周雌ねじ部；この筒状部
の内周雌ねじ部に螺合され、左羽根と右羽根の他方に相
対回動は自在で光軸と平行な方向には一体に移動するよ
うに結合された中心ねじ部材と；双眼鏡本体に回動自在
に支持され、その軸部の雌ねじ部に筒状部の外周雄ねじ
部を螺合させたフォーカス調整転輪と；中心ねじ部材を
回動操作する視度差調整つまみと；を備えた双眼鏡の合
焦装置。
た双眼鏡の合焦装置を得ること。 【構成】 双眼鏡の左右のフォーカスレンズに係合し、
その直線移動により該左右のフォーカスレンズを光軸方
向に移動させる、回転を拘束して双眼鏡本体に支持され
た左羽根と右羽根と；この左羽根と右羽根のいずれか一
方に一体に形成された筒状部と；この筒状部の内外に同
軸に形成した外周雄ねじ部と内周雌ねじ部；この筒状部
の内周雌ねじ部に螺合され、左羽根と右羽根の他方に相
対回動は自在で光軸と平行な方向には一体に移動するよ
うに結合された中心ねじ部材と；双眼鏡本体に回動自在
に支持され、その軸部の雌ねじ部に筒状部の外周雄ねじ
部を螺合させたフォーカス調整転輪と；中心ねじ部材を
回動操作する視度差調整つまみと；を備えた双眼鏡の合
焦装置。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、双眼鏡の合焦装置に関する。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】双眼鏡の合焦装置には一般
に、左右のフォーカスレンズを一体に移動させるフォー
カス調整機構だけでなく、該左右のフォーカスレンズを
相対的に移動させて観察者の左右の視度差を調整する機
構も備えられている。従来、この両機能を持つ合焦装置
が各種提案され実用化されているが、問題点は、小型化
と部品点数の減少、組立性の向上にある。特に双眼鏡の
合焦装置は通常、左右のフォーカスレンズの中間に設け
られることから、大型化すると、中心部の全体高さが高
くなって全体の小型化の阻害要因となる。
に、左右のフォーカスレンズを一体に移動させるフォー
カス調整機構だけでなく、該左右のフォーカスレンズを
相対的に移動させて観察者の左右の視度差を調整する機
構も備えられている。従来、この両機能を持つ合焦装置
が各種提案され実用化されているが、問題点は、小型化
と部品点数の減少、組立性の向上にある。特に双眼鏡の
合焦装置は通常、左右のフォーカスレンズの中間に設け
られることから、大型化すると、中心部の全体高さが高
くなって全体の小型化の阻害要因となる。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、小型化が可能で、部品点数が
少なく、組立性にも優れた双眼鏡の合焦装置を得ること
を目的とする。
少なく、組立性にも優れた双眼鏡の合焦装置を得ること
を目的とする。
【０００４】
【発明の概要】本発明は、双眼鏡の左右のフォーカスレ
ンズに係合し、その直線移動により該左右のフォーカス
レンズを光軸方向に移動させる、回転を拘束して双眼鏡
本体に支持された左羽根と右羽根と；この左羽根と右羽
根のいずれか一方に一体に形成された筒状部と；この筒
状部の内外に同軸に形成した外周雄ねじ部と内周雌ねじ
部；この筒状部の内周雌ねじ部に螺合され、左羽根と右
羽根の他方に相対回動は自在で光軸と平行な方向には一
体に移動するように結合された中心ねじ部材と；双眼鏡
本体に回動自在に支持され、その軸部の雌ねじ部に筒状
部の外周雄ねじ部を螺合させたフォーカス調整転輪と；
中心ねじ部材を回動操作する視度差調整つまみと；を備
えたことを特徴としている。
ンズに係合し、その直線移動により該左右のフォーカス
レンズを光軸方向に移動させる、回転を拘束して双眼鏡
本体に支持された左羽根と右羽根と；この左羽根と右羽
根のいずれか一方に一体に形成された筒状部と；この筒
状部の内外に同軸に形成した外周雄ねじ部と内周雌ねじ
部；この筒状部の内周雌ねじ部に螺合され、左羽根と右
羽根の他方に相対回動は自在で光軸と平行な方向には一
体に移動するように結合された中心ねじ部材と；双眼鏡
本体に回動自在に支持され、その軸部の雌ねじ部に筒状
部の外周雄ねじ部を螺合させたフォーカス調整転輪と；
中心ねじ部材を回動操作する視度差調整つまみと；を備
えたことを特徴としている。
【０００５】以上の構成によると、フォーカス調整転輪
を回動操作したときには、回転を拘束されている筒状部
とこの筒状部の内周雌ねじ部に螺合された中心ねじ部材
が一体に光軸と平行な方向に直進移動するため、これら
とそれぞれ結合されている左羽根と右羽根が一体に移動
してフォーカス調整がなされる。一方、視度差調整つま
みを介して中心ねじ部材を回動操作すると、回転を拘束
されている筒状部に対して中心ねじ部材が回転するた
め、左羽根と右羽根の一方が他方に対して移動し、よっ
て左右視度差の調整ができる。
を回動操作したときには、回転を拘束されている筒状部
とこの筒状部の内周雌ねじ部に螺合された中心ねじ部材
が一体に光軸と平行な方向に直進移動するため、これら
とそれぞれ結合されている左羽根と右羽根が一体に移動
してフォーカス調整がなされる。一方、視度差調整つま
みを介して中心ねじ部材を回動操作すると、回転を拘束
されている筒状部に対して中心ねじ部材が回転するた
め、左羽根と右羽根の一方が他方に対して移動し、よっ
て左右視度差の調整ができる。
【０００６】そして本発明によると、左羽根と右羽根の
いずれか一方に設けた筒状部の内外近傍だけでフォーカ
ス調整機構と視度差調整機構の主要部を構成することが
できる。筒状部の設置位置には自由度があり、例えば後
方に位置させることが容易にできるから、双眼鏡全体の
小型化を図ることができる。また、部品点数が少なく、
その組立も容易である。
いずれか一方に設けた筒状部の内外近傍だけでフォーカ
ス調整機構と視度差調整機構の主要部を構成することが
できる。筒状部の設置位置には自由度があり、例えば後
方に位置させることが容易にできるから、双眼鏡全体の
小型化を図ることができる。また、部品点数が少なく、
その組立も容易である。
【０００７】
【発明の実施例】以下図示実施例について本発明を説明
する。図２と図３は、本発明による合焦装置５０を備え
た双眼鏡１００の全体図である。図２の平面図に表わし
たように、この双眼鏡１００は、左右に、光軸方向に可
動のフォーカスレンズ（対物レンズ）Ｌ１、像反転プリ
ズムＰ、及び接眼レンズ群Ｌ２をそれぞれ備えている。
左右のフォーカスレンズＬ１を固定した左右のレンズ筒
１０Ｌ、１０Ｒは光軸方向に移動可能に支持されてお
り、その外周面には、周方向の係合溝１１Ｌ、１１Ｒが
形成されている。この係合溝１１Ｌには、左羽根１２Ｌ
の左係合突起１３Ｌが嵌まり、係合溝１１Ｒには、右羽
根１２Ｒの右係合突起１３Ｒが嵌まっている。合焦装置
５０は、この左羽根１２Ｌと右羽根１２Ｒを一体に光軸
と平行な方向に移動させるフォーカス調整機構と、右羽
根１２Ｒを左羽根１２Ｌに対して移動させる左右視度差
調整機構とを備えている。
する。図２と図３は、本発明による合焦装置５０を備え
た双眼鏡１００の全体図である。図２の平面図に表わし
たように、この双眼鏡１００は、左右に、光軸方向に可
動のフォーカスレンズ（対物レンズ）Ｌ１、像反転プリ
ズムＰ、及び接眼レンズ群Ｌ２をそれぞれ備えている。
左右のフォーカスレンズＬ１を固定した左右のレンズ筒
１０Ｌ、１０Ｒは光軸方向に移動可能に支持されてお
り、その外周面には、周方向の係合溝１１Ｌ、１１Ｒが
形成されている。この係合溝１１Ｌには、左羽根１２Ｌ
の左係合突起１３Ｌが嵌まり、係合溝１１Ｒには、右羽
根１２Ｒの右係合突起１３Ｒが嵌まっている。合焦装置
５０は、この左羽根１２Ｌと右羽根１２Ｒを一体に光軸
と平行な方向に移動させるフォーカス調整機構と、右羽
根１２Ｒを左羽根１２Ｌに対して移動させる左右視度差
調整機構とを備えている。
【０００８】図４ないし図６は左羽根１２Ｌの単体形状
を示し、図７ないし図９は右羽根１２Ｒの単体形状を示
している。まず左羽根１２Ｌは、その後部に筒状部２０
を有し、前部に前方延長部２３を備えている。筒状部２
０の外周面と内周面には、外周雄ねじ部２１と内周雌ね
じ部２２とが形成されている。前方延長部２３の上面に
は、右羽根１２Ｒのガイド凹部２４が形成され、下面に
は、直進ガイド突起２５が形成されている。前方延長部
２３、ガイド凹部２４、直進ガイド突起２５はいずれも
光軸と平行な方向を向いており、直進ガイド突起２５
は、双眼鏡本体２６に設けた光軸と平行な方向のガイド
レール（図示せず）に嵌まって移動自在に案内される。
左係合突起１３Ｌは、この前方延長部２３の先端部左方
に設けられている。
を示し、図７ないし図９は右羽根１２Ｒの単体形状を示
している。まず左羽根１２Ｌは、その後部に筒状部２０
を有し、前部に前方延長部２３を備えている。筒状部２
０の外周面と内周面には、外周雄ねじ部２１と内周雌ね
じ部２２とが形成されている。前方延長部２３の上面に
は、右羽根１２Ｒのガイド凹部２４が形成され、下面に
は、直進ガイド突起２５が形成されている。前方延長部
２３、ガイド凹部２４、直進ガイド突起２５はいずれも
光軸と平行な方向を向いており、直進ガイド突起２５
は、双眼鏡本体２６に設けた光軸と平行な方向のガイド
レール（図示せず）に嵌まって移動自在に案内される。
左係合突起１３Ｌは、この前方延長部２３の先端部左方
に設けられている。
【０００９】右羽根１２Ｒは、左羽根１２Ｌのガイド凹
部２４に移動自在に嵌まる平板部２７を備えており、こ
の平板部２７の後端部には、貫通孔２９を穿設したフラ
ンジ２８が設けられている。右係合突起１３Ｒは、平板
部２７の先端部右方に設けられている。
部２４に移動自在に嵌まる平板部２７を備えており、こ
の平板部２７の後端部には、貫通孔２９を穿設したフラ
ンジ２８が設けられている。右係合突起１３Ｒは、平板
部２７の先端部右方に設けられている。
【００１０】図１は、以上の左羽根１２Ｌと右羽根１２
Ｒの組立状態とその駆動機構を示している。双眼鏡本体
２６には、フォーカス調整転輪３０が回転自在に支持さ
れている。このフォーカス調整転輪３０はその軸部に雌
ねじ部３１を有し、この雌ねじ部３１に、左羽根１２Ｌ
の筒状部２０の外周雄ねじ部２１が螺合している。左羽
根１２Ｌは回転を拘束されているため、フォーカス調整
転輪３０を回転させると、この雌ねじ部３１と外周雄ね
じ部２１の関係により、左羽根１２Ｌが直進移動する。
Ｒの組立状態とその駆動機構を示している。双眼鏡本体
２６には、フォーカス調整転輪３０が回転自在に支持さ
れている。このフォーカス調整転輪３０はその軸部に雌
ねじ部３１を有し、この雌ねじ部３１に、左羽根１２Ｌ
の筒状部２０の外周雄ねじ部２１が螺合している。左羽
根１２Ｌは回転を拘束されているため、フォーカス調整
転輪３０を回転させると、この雌ねじ部３１と外周雄ね
じ部２１の関係により、左羽根１２Ｌが直進移動する。
【００１１】一方、筒状部２０の内周雌ねじ部２２に
は、中心ねじ部材３４の外周雄ねじ部３５が螺合してい
る。この中心ねじ部材３４は、その先端部に、右羽根１
２Ｒのフランジ２８の貫通孔２９に嵌まる小径軸部３６
を有し、この小径軸部３６には、Ｅリング（Ｃリング）
挿入溝３７が形成されている。このＥリング挿入溝３７
には、小径軸部３６を貫通孔２９に嵌めた状態でＥリン
グ３８が嵌められ、このＥリング３８と中心ねじ部材３
４の段部端面３９との間に、フランジ２８が挟着支持さ
れている。よって、中心ねじ部材３４は右羽根１２Ｒに
対して相対回転は自在で、光軸方向には一体に移動す
る。この中心ねじ部材３４には、その軸部に、後方から
断面十字溝４０（図１０参照）が形成されている。
は、中心ねじ部材３４の外周雄ねじ部３５が螺合してい
る。この中心ねじ部材３４は、その先端部に、右羽根１
２Ｒのフランジ２８の貫通孔２９に嵌まる小径軸部３６
を有し、この小径軸部３６には、Ｅリング（Ｃリング）
挿入溝３７が形成されている。このＥリング挿入溝３７
には、小径軸部３６を貫通孔２９に嵌めた状態でＥリン
グ３８が嵌められ、このＥリング３８と中心ねじ部材３
４の段部端面３９との間に、フランジ２８が挟着支持さ
れている。よって、中心ねじ部材３４は右羽根１２Ｒに
対して相対回転は自在で、光軸方向には一体に移動す
る。この中心ねじ部材３４には、その軸部に、後方から
断面十字溝４０（図１０参照）が形成されている。
【００１２】双眼鏡本体２６には、フォーカス調整転輪
３０の内側に同軸に位置する視度差調整つまみ４１が回
動自在に支持されている。この視度差調整つまみ４１
は、周知の機構により、押込位置と引出位置とを取るこ
とができるもので、押込位置ではフォーカス調整転輪３
０内に隠れ、引出位置ではフォーカス調整転輪３０より
後方に突出する。この視度差調整つまみ４１の先端に
は、中心ねじ部材３４の断面十字溝４０に、周方向の遊
びなく嵌まる断面十字状軸４２が形成されていて、中心
ねじ部材３４の軸方向位置に関わらず視度差調整つまみ
４１の回転は常に中心ねじ部材３４に伝達される。
３０の内側に同軸に位置する視度差調整つまみ４１が回
動自在に支持されている。この視度差調整つまみ４１
は、周知の機構により、押込位置と引出位置とを取るこ
とができるもので、押込位置ではフォーカス調整転輪３
０内に隠れ、引出位置ではフォーカス調整転輪３０より
後方に突出する。この視度差調整つまみ４１の先端に
は、中心ねじ部材３４の断面十字溝４０に、周方向の遊
びなく嵌まる断面十字状軸４２が形成されていて、中心
ねじ部材３４の軸方向位置に関わらず視度差調整つまみ
４１の回転は常に中心ねじ部材３４に伝達される。
【００１３】上記構成の本双眼鏡の合焦装置は従って、
左右の視度差調整は視度差調整つまみ４１を回動操作し
て行ない、全体のフォーカス調整はフォーカス調整転輪
３０を回動操作して行なうことができる。視度差調整つ
まみ４１を引出位置に位置させて回動すると、その回転
は断面十字状軸４２と断面十字溝４０に従って中心ねじ
部材３４に伝達される。中心ねじ部材３４は、回転を拘
束されている左羽根１２Ｌの筒状部２０の内周雌ねじ部
２２に螺合されているから、回転とともに軸線方向に進
退し、その軸方向の動きがＥリング３８または段部端面
３９を介して右羽根１２Ｒに伝達される。すなわち、右
羽根１２Ｒ（右方のフォーカスレンズＬ１）は、左羽根
１２Ｌ（左方のフォーカスレンズＬ１）に対して光軸方
向に相対移動し、左右の視度差調整がなされる。
左右の視度差調整は視度差調整つまみ４１を回動操作し
て行ない、全体のフォーカス調整はフォーカス調整転輪
３０を回動操作して行なうことができる。視度差調整つ
まみ４１を引出位置に位置させて回動すると、その回転
は断面十字状軸４２と断面十字溝４０に従って中心ねじ
部材３４に伝達される。中心ねじ部材３４は、回転を拘
束されている左羽根１２Ｌの筒状部２０の内周雌ねじ部
２２に螺合されているから、回転とともに軸線方向に進
退し、その軸方向の動きがＥリング３８または段部端面
３９を介して右羽根１２Ｒに伝達される。すなわち、右
羽根１２Ｒ（右方のフォーカスレンズＬ１）は、左羽根
１２Ｌ（左方のフォーカスレンズＬ１）に対して光軸方
向に相対移動し、左右の視度差調整がなされる。
【００１４】一方、フォーカス調整転輪３０を回動する
と、雌ねじ部３１と筒状部２０の外周雄ねじ部２１の関
係により、左羽根１２Ｌが直進移動する。この左羽根１
２Ｌには、右羽根１２Ｒが載っていて、右羽根の位置を
変える中心ねじ部材３４と筒状部２０との間には相対回
動は生じないから、左羽根１２Ｌと右羽根１２Ｒは一体
に移動する。すなわち、フォーカス調整が行なわれる。
と、雌ねじ部３１と筒状部２０の外周雄ねじ部２１の関
係により、左羽根１２Ｌが直進移動する。この左羽根１
２Ｌには、右羽根１２Ｒが載っていて、右羽根の位置を
変える中心ねじ部材３４と筒状部２０との間には相対回
動は生じないから、左羽根１２Ｌと右羽根１２Ｒは一体
に移動する。すなわち、フォーカス調整が行なわれる。
【００１５】以上のように本発明の双眼鏡の合焦装置
は、左羽根１２Ｌに一体に設けた筒状部２０の内外で、
フォーカス調整機構と視度差調整機構の主要な移動機構
を構成することができる。高さ方向の寸法を要する筒状
部２０は、実施例のように後方に位置させることができ
るので、特に双眼鏡の前方の高さを低くし、図３に示す
ように、特に前方が薄い、小型の双眼鏡を得ることがで
きる。また、本発明の双眼鏡の合焦装置は、部品点数が
少なく、組立性に優れる。
は、左羽根１２Ｌに一体に設けた筒状部２０の内外で、
フォーカス調整機構と視度差調整機構の主要な移動機構
を構成することができる。高さ方向の寸法を要する筒状
部２０は、実施例のように後方に位置させることができ
るので、特に双眼鏡の前方の高さを低くし、図３に示す
ように、特に前方が薄い、小型の双眼鏡を得ることがで
きる。また、本発明の双眼鏡の合焦装置は、部品点数が
少なく、組立性に優れる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、小型化が可能で、部品
点数が少なく、組立性にも優れた双眼鏡の合焦装置が得
られる。
点数が少なく、組立性にも優れた双眼鏡の合焦装置が得
られる。
【図１】本発明の双眼鏡の合焦装置の実施例を示す、要
部を断面とした拡大平面図である。
部を断面とした拡大平面図である。
【図２】同双眼鏡の光学要素と本発明の合焦装置の全体
配置を示す、要部を断面とした平面図である。
配置を示す、要部を断面とした平面図である。
【図３】同双眼鏡の側面図である。
【図４】本発明の双眼鏡の合焦装置の左羽根単体の平面
図である。
図である。
【図５】図４の左側面図である。
【図６】図４の正面図である。
【図７】本発明の双眼鏡の合焦装置の右羽根単体の平面
図である。
図である。
【図８】図７の左側面図である。
【図９】図７の正面図である。
【図１０】図１のＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
Ｌ１ フォーカスレンズ １２Ｌ 左羽根 １２Ｒ 右羽根 １３Ｌ １３Ｒ 係合突起 ２０ 筒状部 ２１ 外周雄ねじ部 ２２ 内周雌ねじ部 ２６ 双眼鏡本体 ２８ フランジ ３０ フォーカス調整転輪 ３１ 雌ねじ部 ３４ 中心ねじ部材 ３５ 外周雄ねじ部 ４１ 視度差調整つまみ ５０ 合焦装置
Claims (2)
- 【請求項１】 双眼鏡の左右のフォーカスレンズに係合
し、その直線移動により該左右のフォーカスレンズを光
軸方向に移動させる、回転を拘束して双眼鏡本体に支持
された左羽根と右羽根；この左羽根と右羽根のいずれか
一方に一体に形成された筒状部；この筒状部の内外に同
軸に形成した外周雄ねじ部と内周雌ねじ部；この筒状部
の内周雌ねじ部に螺合され、上記左羽根と右羽根の他方
に相対回動は自在で光軸と平行な方向には一体に移動す
るように結合された中心ねじ部材；双眼鏡本体に回動自
在に支持され、その軸部の雌ねじ部に上記筒状部の外周
雄ねじ部を螺合させたフォーカス調整転輪；；及び、 上記中心ねじ部材を回動操作する視度差調整つまみ；を
備えたことを特徴とする双眼鏡の合焦装置。 - 【請求項２】 請求項１において、フォーカスレンズは
双眼鏡の対物レンズである双眼鏡の合焦装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP562195A JPH08194166A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 双眼鏡の合焦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP562195A JPH08194166A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 双眼鏡の合焦装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194166A true JPH08194166A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11616251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP562195A Pending JPH08194166A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 双眼鏡の合焦装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08194166A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008084871A1 (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-17 | Nikon Vision Co., Ltd. | 双眼鏡 |
| JP2008170713A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Nikon Vision Co Ltd | 双眼鏡 |
| JP2008170712A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Nikon Vision Co Ltd | 双眼鏡 |
| JP2009069200A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Kamakura Koki Kk | 双眼鏡 |
| JP2009175498A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Kamakura Koki Kk | 双眼鏡 |
| CN113391442A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-09-14 | 南阳肯阿特光学仪器有限公司 | 一种用于双筒望远镜的视度、焦距中调装置 |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP562195A patent/JPH08194166A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008084871A1 (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-17 | Nikon Vision Co., Ltd. | 双眼鏡 |
| JP2008170713A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Nikon Vision Co Ltd | 双眼鏡 |
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| US8194314B2 (en) | 2007-01-11 | 2012-06-05 | Nikon Vision Co., Ltd. | Binoculars |
| JP2009069200A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Kamakura Koki Kk | 双眼鏡 |
| JP4727635B2 (ja) * | 2007-09-10 | 2011-07-20 | 鎌倉光機株式会社 | 双眼鏡 |
| JP2009175498A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Kamakura Koki Kk | 双眼鏡 |
| CN113391442A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-09-14 | 南阳肯阿特光学仪器有限公司 | 一种用于双筒望远镜的视度、焦距中调装置 |
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