JPH086553A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH086553A
JPH086553A JP6164942A JP16494294A JPH086553A JP H086553 A JPH086553 A JP H086553A JP 6164942 A JP6164942 A JP 6164942A JP 16494294 A JP16494294 A JP 16494294A JP H086553 A JPH086553 A JP H086553A
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Hiroyuki Torimura
浩之 鳥村
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/361Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音楽的に適切な場所で自動演奏を復帰するこ
とのできる自動演奏装置を提供すること。 【構成】 自動演奏時に、キーボード1を操作するとC
PU11は操作されたパートの自動演奏をミュートす
る。自動演奏データを記憶するメモリ9には音楽的に適
切な場所にチェックポイントデータが書き込まれてお
り、キーボード1の操作が停止されてから一定時間経過
した後に、チェックポイントに達した時に自動演奏にC
PU11の制御の基で復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動演奏装置に関するも
のであり、特に自動演奏を停止するよう演奏操作子が操
作され、次いで演奏操作子の操作が停止された場合、音
楽的に区切られた適切な場所で自動演奏を復帰させるこ
とができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、予め演奏データを記憶しておき、
テンポクロックに応じて読出した演奏データにより自動
演奏を行う自動演奏装置が知られている。このような自
動演奏装置においては、一般に複数パートの自動演奏デ
ータが記憶されており、自動演奏中に複数パートの内1
つまたは複数のパートをオフして自動演奏するマイナス
ワン機能が備えられている。このマイナスワン機能によ
れば、一部パートをオフして自動演奏することにより、
オフしたパートのみマニュアルで演奏して一人でも複数
パートの演奏を楽しむことができる。
【0003】しかしながら、マイナスワン機能により自
動演奏と同時にマニュアル演奏をする場合、曲の最初か
ら最後までオフしたパートをマニュアル演奏したい場合
に限らず、曲の一部のみアドリブ演奏を挿入するように
して、他の部分はそのパートも自動演奏したい場合があ
る。これを実現するため、鍵盤等の演奏操作子が自動演
奏中に操作された時に、複数のパートの内操作された演
奏操作子に対応するパートの自動演奏を停止し、停止さ
れたパートに替わり操作された演奏操作子の操作に基づ
いた発音を行い、演奏操作子の操作停止後に自動的に自
動演奏に復帰させるようにした自動演奏装置が提案され
ている(特開平5−173561号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のマイナスワン機能においては、パートの停止さ
れる期間は、例えば最初に演奏操作子が操作された小節
を含めて2小節,4小節等の小節単位とされており、演
奏操作子の操作が停止された時に、自動演奏の楽音は常
に小節の最初の部分で復帰することになるため、音楽的
に区切られた適切なタイミングではない部分において自
動演奏が復帰してしまうおそれがあるという問題点があ
った。そこで、本発明はマイナスワン機能により停止さ
れていたパートを復帰する場合に、音楽的に区切られた
適切な場所で自動演奏を復帰することのできる自動演奏
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の自動演奏装置は、複数パートの演奏データ
を記憶する記憶手段と、前記演奏データを読み出して自
動演奏する自動演奏手段と、演奏操作子と、前記自動演
奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の
属するパートの自動演奏を停止すると共に、前記操作さ
れた演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段とを備
え、前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データ
の場所を示すチェックポイントデータを前記記憶手段に
記憶すると共に、前記演奏操作子の操作が停止された時
に、前記演奏データの前記チェックポイントデータの位
置において、前記停止されていたパートの自動演奏を復
帰させるようにしたものである。
【0006】そして、本発明の自動演奏装置において、
前記記憶手段には、前記演奏データに前記チェックポイ
ントデータが付加されて記憶されるようにしたもの、あ
るいは、前記演奏データが記憶されている記憶領域と異
なる独立した記憶領域に前記チェックポイントデータが
記憶されるようにしたものである。
【0007】また、本発明の自動演奏装置は、前記演奏
操作子の操作が停止された時に、次に読出されたチェッ
クポイントデータが示す演奏データの場所で前記停止さ
れていたパートの自動演奏を復帰させるようにしたも
の、該停止から所定時間以上経過した後に読出されたチ
ェックポイントデータが示す演奏データの場所で、前記
停止されていたパートの自動演奏を復帰させるようにし
たもの、あるいは、次に読出されたチェックポイントデ
ータと、その次に読出されたチェックポイントデータと
の間において新たに前記演奏操作子が操作されなかった
場合に、前記その次に読出されたチェックポイントデー
タが示す演奏データの場所で、前記停止されていたパー
トの自動演奏を復帰させるようにしたものである。
【0008】さらに、本発明の自動演奏装置は、前記演
奏操作子の操作に基づくマニュアル演奏データと、前記
記憶手段に記憶されている演奏データとを比較して正押
鍵を判定する比較判定手段をさらに備え、前記演奏操作
子が停止された時に、前記比較判定手段において判定さ
れた正押鍵の割合に応じて、前記停止されていたパート
の自動演奏をチェックポイントデータに基づいて復帰さ
せる態様を異ならせるようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、演奏データ中の音楽的に区切
られた場所を示すチェックポイントデータを記憶するよ
うにしたので、自動演奏に復帰させる場合に音楽的に適
切なタイミングで復帰させることができるようになる。
また、自動演奏時の演奏操作子の操作が停止された時に
所定時間後に読出されたチェックポイント、あるいはそ
の次のチェックポイントにより自動演奏を復帰させるこ
とにより、確実に演奏操作子が停止されてから自動演奏
に復帰させることができるようになる。さらに、自動演
奏中の演奏操作子による演奏データが正押鍵であるか否
かを判定した結果により、自動演奏を復帰させるための
チェックポイントデータを選択できるようにしたので、
正押鍵の割合が少ない場合に、再度同じ部分を演奏操作
子により演奏できるようにすることもでき、教習に好適
な自動演奏装置とすることができる。
【0010】
【実施例】本発明の演奏操作子を備える自動演奏装置の
ブロック図を図1に示すが、本発明の自動演奏装置にお
けるパートは、右手パート、左手パート、ベースパー
ト、リズムパート等の複数のパートから構成されてい
る。この図において、1は演奏操作子であるキーボード
(鍵盤)、2はキーボードのキーイベントを検出すると
共に、どのパートのキーイベントかを検出して、バスラ
イン13を介しマイクロプロセッサ(CPU)11にパ
ート別のキーイベント情報を送出する検出回路、3はマ
ニュアル演奏時の音色選択スイッチや自動リズムのパタ
ーン選択スイッチ、演奏テンポ設定スイッチ、自動演奏
のスタート/ストップスイッチ等が設けられているパネ
ルスイッチ、4はパネルスイッチ3のスイッチイベント
を検出して、バスライン13を介しCPU11にスイッ
チイベント情報を送出する検出回路、5はCPU11の
制御に基づいて自動演奏時あるいはマニュアル演奏時の
楽音を発生する楽音発生部(T.G)、6はT.G5よ
り発生された楽音を増幅してスピーカ7から発音させる
サウンドシステムである。
【0011】さらに、8はパネルスイッチ3等を操作す
る場合に操作情報等が表示されるディスプレイ(DIS
PLAY)、9は自動演奏の演奏データやユーザの設定
した音色データ等が記憶されるランダムアクセスメモリ
(RAM)、10は予め設定されている音色データやC
PU11のプログラムが記憶されているリードオンリメ
モリ(ROM)、11は自動演奏及びマニュアル演奏の
制御や、演奏データをT.G5にバスライン13を介し
て供給することにより、楽音を発生させる等の処理を行
うマイクロプロセッサ(CPU)、12は設定されたテ
ンポに応じて自動演奏時の演奏タイミングを発生してC
PU11に割込みをかけるタイマである。
【0012】次に、メモリに記憶される演奏データのフ
ォーマットの例を図2に示すが、データフォ−マットは
2つの実施例が提案されている。この図の(a)は第1
実施例のフォーマットであり、21として示すようにタ
イミングデータとノートデータとで1組の演奏データを
構成しているが、音楽的に区切られた演奏データの場所
には、その旨を示すチェックポイントデータが付加され
て、22として示すようにタイミングデータとノートデ
ータとチェックポイントデータとで1組の演奏データを
構成している。すなわち、第1実施例の演奏データのフ
ォーマットにおいては演奏データの読出しの中でチェッ
クポイントデータも読み出されるようにされている。
【0013】また、図2(b)に示す第2実施例のフォ
ーマットにおいては、31〜33として示すようにタイ
ミングデータとノートデータとで1組の演奏データを構
成し、チェックポイントデータは、41〜45として示
すようにチェックポイントデータだけまとめられて、独
立した領域に割り当てられて記憶されている。すなわ
ち、第2実施例の演奏データのフォーマットにおいて
は、演奏データの読出しとは別に制御される読出しにお
いてチェックポイントデータを読出して管理するように
されている。このフォーマットにおいては従来の演奏デ
ータをそのまま使用できるメリットを有している。な
お、第2実施例の演奏データのフォーマットにおいて
は、演奏データと別に記憶されているため、チェックポ
イントデータにはそのチェックポイントが示す演奏デー
タの場所を示すタイミングデータを含むデータとされて
いる。
【0014】また、チェックポイントは音楽的に好まし
いフレーズの切れ目などに入っているのが望ましい。な
お、前記ノートデータは、キーオンおよびその音高情
報、発音継続時間等を表すイベント情報であり、このイ
ベント情報には音色情報、音量情報、効果情報等が含ま
れている。また、前記タイミングデータはイベント情報
の発生タイミングを示すデータであり、後述するタイマ
割込み回数に対応したデータ等で示されている。なお、
同じタイミングに複数のイベントがある時は、複数のイ
ベント情報が1つのタイミングデータに続いて設定され
る。
【0015】このようにフォーマットされた自動演奏デ
ータがRAM9に格納されている場合は、CPU11が
RAM9から順次演奏データを読み出して、T.G5に
供給することにより自動演奏の楽音がスピーカ7から発
音される。この場合のテンポは、タイマ12がCPU1
1にタイマ割込をかけるタイミングで決定されている。
また、タイマ割込により行われる演奏データの読み出し
処理後に行われるチェックポイント処理は、後述する第
1ないし第4の処理内容の異なるチェックポイント処理
の実施例のいずれかを採用するようにする。第1実施例
のチェックポイント処理においては、最後の押鍵の次に
きたチェックポイントが示す演奏データの場所で、無条
件に自動演奏楽音のミュートを解除して自動演奏を復帰
させるようにしている。
【0016】また、第2実施例のチェックポイント処理
においては、最後の押鍵の後、所定時間以上経過した後
にきたチェックポイントが示す演奏データの場所で、自
動演奏楽音のミュートを解除して自動演奏を復帰させる
ようにしている。さらに、第3実施例のチェックポイン
ト処理においては、チェックポイントとチェックポイン
トとの間で押鍵がなかった時に、後のチェックポイント
が示す演奏データの場所で自動演奏楽音のミュートを解
除して自動演奏を復帰させるようにしている。さらにま
た、第3実施例のチェックポイント処理において、自動
演奏時にマニュアル演奏された押鍵が正押鍵か否かの判
断を行うようにし、正押鍵の割合に応じてどのチェック
ポイントに戻して自動演奏を復帰するかの制御を行う処
理を付加するようにしても良い。
【0017】次に、図1に示す自動演奏装置の動作を示
すメインルーチンを図3に示す。図3において、電源等
が投入されるとステップS100において各種レジスタ
のクリア、RUNフラグを「0」にクリアする等のイニ
シャライズ処理が行われる。そして、ステップS110
における鍵盤処理、ステップS120におけるスイッチ
処理、ステップS130におけるその他の処理が繰り返
し行われる。なお、鍵盤処理においては、キーオン処理
およびキーオフ処理が行われ、スイッチ処理において
は、自動演奏スイッチのオン/オフ処理等が行われ、そ
の他の処理においては、ディスプレイの表示処理等が行
われる。
【0018】図5はスイッチ処理のフローチャートであ
り、ステップS300において自動演奏のスタートスイ
ッチがオンされているか否かが判断され、オンされてい
ると判断されるとステップS310において読み出し初
期処理が行われる。この読み出し初期処理においては、
音色やテンポの設定、演奏データの最初のタイミングデ
ータを読み出す等の処理が行われる。そして、ステップ
S320においてRUNフラグが「1」に設定され自動
演奏モードとされる。次いで、スタートスイッチがオン
されていないとステップS300で判断された場合と同
様にステップS330に移行し、自動演奏スイッチのス
トップスイッチがオンされているか否かが判断される。
【0019】このステップS330においてストップス
イッチがオンしていると判断された場合はステップS3
40に進み、自動演奏の発音停止処理が行われ発音中の
楽音についてはキーオフ処理が行われる。次いで、ステ
ップS350においてRUNフラグが「0」に設定され
る。そして、ステップS330においてストップスイッ
チがオンされていないと判断された場合と同様にステッ
プS360に移行し、その他のスイッチ処理が行われ
る。その他のスイッチ処理においては、音色の設定スイ
ッチ、音量スイッチ等の処理が行われる。なお、自動演
奏中(RUN=1)に再度スタートスイッチがオンされ
てもその操作は無視され、自動演奏停止中(RUN=
0)に再度ストップスイッチがオンされてもその操作は
無視される。また、スタートスイッチとストップスイッ
チとを一つのスイッチとして、スイッチを操作する毎に
スタートとストップとを交互に切り替えるようにしても
良い。
【0020】図4はタイマ12のタイマ割り込み処理の
フローチャートであり、テンポに応じて割り込み処理が
行われるがその間隔は、例えば4分音符の長さにおいて
96回割り込み処理が行われ、1回の割込み処理におい
て1クロック分の処理が行われるようにされる。タイマ
12よりタイマ割込みがかかると、ステップS200に
おいてRUNフラグが「1」か否か判断され、「1」と
判断されると自動演奏中と判断されてステップS210
に進み、自動演奏の演奏データ読み出し処理が行われ、
続いてステップS220においてチェックポイント処理
が行われる。そして、ステップS200においてRUN
フラグが「1」でないと判断された場合と同様にリター
ンされる。
【0021】次に、鍵盤処理のフローチャートを図6に
示すが、このフローチャートのステップS400におい
て、キーボード(鍵盤)1のキーイベントがあるか否か
が判断され、キーイベントがあると判断された場合はス
テップS410に進み、さらにステップS410におい
てキーオンイベントと判断された場合は、ステップS4
20においてキーオン処理が行われリターンされる。ま
た、ステップS410においてキーオンでないと判断さ
れた場合はキーオフと判断され、ステップS430に進
みキーオフ処理が行われる。そして、ステップS400
においてキーイベントがあると判断されない場合と同様
にリターンされる。
【0022】前記ステップS420において処理される
キーオン処理のフローチャートを図8に示す。このフロ
ーチャートにおいては、ステップS600においてキー
オンされたキーがキーボード1の右鍵域にあるか否かが
判断される。右鍵域にあると判断されると、ステップS
610に進み右カウンタがカウント中か否かが判断され
る。これは、右カウンタがカウント中の場合は右鍵域の
キーが全てオフされていることを意味しており、そのカ
ウント値を見ることにより所定時間後に現れるチェック
ポイントで自動演奏を復帰させることができるようにな
るからである。そこで、ステップS610において右カ
ウント中と判断された場合は、右カウントを中止するよ
うに、ステップS620に進み右カウンタがリセットさ
れて初期値がホールドされるようになる。
【0023】次いで、ステップS610において右カウ
ント中と判断されない場合と同様に、ステップS630
においてキーイベントメモリにキーオンされたキーのキ
ーコードとそのタイミングデータが書き込まれる。これ
は、チェックポイントとチェックポイントとの間にキー
イベントがない時に自動演奏を復帰させる場合に、キー
イベントメモリを参照しているからである。また、マニ
ュアル演奏データが正押鍵であるか否かの判断を行うた
めに、キーイベントメモリを参照しているからである。
なお、前記書き込まれるタイミングデータは、例えば最
初のキーオンイベントの場合は、それ以前のチェックポ
イントからのタイミングデータとし、次のキーオンイベ
ントの場合はその前のキーオンイベントからのタイミン
グデータとする。
【0024】そして、ステップS640に進み右鍵域に
相当する右手パートがミュート状態とされているか否か
が判断され、ミュート状態と判断されるとステップS6
50においてキーオンされたキーに応じた発音処理が行
われ、リターンされる。また、ステップS640におい
て右手パートがミュート状態と判断されない場合は、ス
テップS660において右手パートがミュート状態とさ
れてステップS650に進み、前記と同様の処理が行わ
れリターンされる。
【0025】また、ステップS600において右鍵域と
判断されない場合は、ステップS670に進み左カウン
ト中か否かが判断される。このステップS670は前記
ステップS610と同じ処理を達成するために行われる
処理である。そして、ステップS670において左カウ
ント中と判断された場合は、左カウントを中止するた
め、ステップS680に進み左カウンタがリセットされ
て初期値がホールドされる。続いて、ステップS670
において左カウント中と判断されない場合と同様に、ス
テップS690に進みキーイベントメモリにキーオンさ
れたキーのキーコードとそのタイミングデータが書き込
まれる。この理由もステップS630が設けられている
理由と同様である。
【0026】そして、ステップS700に進み左鍵域に
相当する左手パートがミュート状態とされているか否か
が判断され、ミュート状態と判断されるとステップS6
50においてキーオンされたキーに応じた発音処理が行
われ、リターンされる。また、ステップS700におい
て左手ミュート状態と判断されない場合は、ステップS
710において左手パートがミュート状態とされてステ
ップS650に進み、前記と同様の処理が行われリター
ンされる。
【0027】次に、鍵盤処理のステップS430におけ
るキーオフ処理のフローチャートを図7に示す。このフ
ローチャートのステップS500において、キーオフさ
れたキーが右鍵域か否かが判断され、右鍵域と判断され
ると、ステップS510に進み全ての右鍵域がオフか否
かがさらに判断される。ここで、全ての右鍵域のキーが
オフされていると判断されると、ステップS520にお
いて右カウンタのカウントが開始される。さらに、ステ
ップS510において全ての右鍵域のキーがオフされて
いないと判断された場合と同様に、ステップS530に
おいてキーオフされたキーに対応する消音処理が行われ
てリターンされる。
【0028】また、ステップS500において右鍵域で
ないと判断された場合は、ステップS540に進み全て
の左鍵域がオフか否かがさらに判断される。ここで、全
ての左鍵域のキーがオフされていると判断されると、ス
テップS550において左カウンタのカウントが開始さ
れる。さらに、ステップS540において全ての左鍵域
のキーがオフされていないと判断された場合と同様に、
ステップS530においてキーオフされたキーに対応す
る消音処理が行われてリターンされる。
【0029】次に、演奏データ読み出し処理1のフロー
チャートを図9に示すが、この演奏データ読み出し処理
1は自動演奏データが前記図2(a)に示す第1実施例
のデータフォーマットの場合の読み出し処理である。こ
のフローチャートのステップS800において、右カウ
ント中か否かが判断され、右カウント中と判断されると
ステップS810において「1」だけ右カウンタがカウ
ントアップされる。そして、右カウント中と判断されな
い場合と同様に、ステップS820においてTIME1
のデータが「1」だけデクリメントされる。このTIM
E1のデータは、最初は前記図5に示すスイッチ処理に
おけるステップS310の読み出し初期処理において最
初に読み出されたタイミングデータにより設定される右
手パートのタイミングデータである。
【0030】そして、ステップS830においてTIM
E1のデータが「0」であるか否かが判断され、「0」
であると判断されると発音すべきタイミングになったと
判断されて、ステップS840において次のデータが読
出される。そして、ステップS850において読み出さ
れたデータがチェックポイントデータか否かが判断され
るが、この場合読み出されたデータはタイミングデータ
の次のイベントデータとなるため、チェックポイントデ
ータではないと判断されステップS930に進む。ステ
ップS930において右手パートはミュート状態、すな
わちマニュアル演奏モードか否かが判断され、ミュート
状態ではない(自動演奏モード)と判断されると、ステ
ップS940においてイベントデータに対応した自動演
奏のキーオンやキーオフの処理が行われ、ステップS9
30においてミュート状態と判断された場合と同様にス
テップS880に移行し、さらに次のデータが読み出さ
れる。
【0031】次いで、ステップS890において読み出
されたデータがタイミングデータか否かが判断され、タ
イミングデータの場合はステップS900においてTI
ME1のデータとして設定される。また、ステップS8
90においてタイミングデータでないと判断された場合
は、ステップS850に戻り、読み出されたデータがチ
ェックポイントデータか否かが判断される。そして、チ
ェックポイントデータと判断されるとステップS860
に進み、このステップS860においてチェックポイン
トの位置が記憶され、次いでステップS870において
右チェックフラグが「1」にセットされる。ここで、チ
ェックポイントの位置を記憶するのは、正押鍵の割合が
少なく前のチェックポイントの位置に自動演奏を戻す場
合に使用するためである(詳しくは後述する)。従っ
て、メモリ上の位置、および音色や音量が変化している
場合は、チェックポイントの位置の音色や音量のデータ
も記憶するようにする。
【0032】そして、ステップS880に進んで次デー
タが読み出され、ステップS890において読み出され
たデータがタイミングデータか否かが判断される。この
ように、ステップS850ないしステップS890の処
理は、タイミングデータが読み出されるまで繰り返し行
われる。また、ステップS800ないしステップ900
の処理は右手パートための処理であり、ステップS90
0までの処理が終わると、ステップS910に移行し左
手パートの処理が行われる。左手パートの処理は前記し
た右手パートの処理と同様なのでその詳細は省略する。
そして、ステップS920においてその他のパートの処
理が行われるが、その他のパートにおいては演奏データ
にチェックポイントデータは含まれていないので、前記
した右手パート処理においてチェックポイント処理を除
いた処理と同様の処理がこのステップにおいて行われ、
これらの処理が終了するとリターンされる。なお、図示
していないが、演奏データが最終のデータに達した場合
は、自動演奏はそこで停止するようにされている。
【0033】次に、演奏データ読み出し処理2のフロー
チャートを図10に示すが、この読出し処理2は自動演
奏データが前記図2(b)に示す第2実施例のデータフ
ォーマットの場合の読み出し処理である。このフローチ
ャートのステップS1000において右カウント中か否
かが判断され、右カウント中と判断されるとステップS
1010において「1」だけ右カウンタがカウントアッ
プされる。そして、右カウント中と判断されない場合と
同様に、ステップS1020においてTIME1のデー
タが「1」だけデクリメントされる。
【0034】そして、ステップS1030においてTI
ME1のデータが「0」であるか否かが判断され、
「0」であると判断されると発音すべきタイミングにな
ったと判断されて、ステップS1040において次のデ
ータが読み出される。そして、ステップS1050にお
いて右手パートはミュート状態、すなわちマニュアル演
奏状態か否かが判断され、ミュート状態ではないと判断
されると、ステップS1120においてイベントデータ
に対応した自動演奏のキーオンやキーオフの処理が行わ
れ、ステップS1050においてミュート状態と判断さ
れた場合と同様にステップS1060に移行し、さらに
次のデータの読み出しが行われる。
【0035】次いで、ステップS1070において読み
出されたデータがタイミングデータか否かが判断され、
タイミングデータの場合はステップS1080において
TIME1のデータとして設定される。また、ステップ
S1070においてタイミングデータでないと判断され
た場合は、ステップS1050に戻り、右手パートはミ
ュート状態、すなわちマニュアル演奏状態か否かが判断
され、ミュート状態でないと判断されると、ステップS
1120において読み出されたイベントデータに対応し
た自動演奏のキーオンやキーオフの処理が行われ、ステ
ップS1050においてミュート状態と判断された場合
と同様にステップS1060に移行し、さらに次のデー
タが読出される。このように、ステップS1050ない
しステップS1070の処理はタイミングデータが読み
出されるまで繰り返し行われる。
【0036】そして、ステップS1080の処理に続い
てステップS1090においてチェックポイント読み出
し処理が行われる。以上のステップS1000ないしス
テップ1090の処理は右手パートための処理であり、
ステップS1090までの処理が終わると、ステップS
1100に移行し左手パートの処理が行われる。左手パ
ートの処理は前記した右手パートの処理と同様なのでそ
の詳細は省略する。そして、ステップS1110におい
てその他のパートの処理が行われるが、その他のパート
においては演奏データにチェックポイントデータは含ま
れていないので、前記した右手パート処理におけるチェ
ックポイント処理を除いた処理と同様の処理がこのステ
ップにおいて行われ、これらの処理が終了するとリター
ンされる。なお、図示していないが、演奏データが最終
データに達した場合は、自動演奏はそこで停止するよう
にされている。
【0037】この演奏データ読み出し処理2におけるス
テップS1090におけるチェックポイント読み出し処
理のフローチャートを図11に示すが、この場合チェッ
クポイントデータは、演奏データとは異なるメモリ領域
から読み出される前記第2実施例のデータフォ−マット
とされている。このフローチャートのステップS120
0において、チェックポイント読み出し処理が行われる
度に現在位置(演奏データの読み出し位置に対応)が更
新される。次いで、ステップS1210においてチェッ
クポイントデータがセットされたCHECKと現在位置
とが一致するか否かが判断され、一致すると判断される
とステップS1220に進んでチェックポイントの位置
に相当する演奏データの位置が記憶される。このCHE
CKのデータとしては、最初は前記したスイッチ処理に
おける読み出し初期設定により読み出された最初のチェ
ックポイントデータが設定されている。また、チェック
ポイントの位置に相当する演奏データの位置を記憶する
のは、正押鍵の割合が少なく前のチェックポイントの位
置に自動演奏を戻す場合に使用するためである。
【0038】そして、ステップS1230において右チ
ェックフラグが「1」にセットされ、ステップS124
0に移行する。このステップS1240において次のチ
ェックポイントデータが読み出され、読み出されたチェ
ックポイントデータが新たにCHECKのデータとして
セットされて、リターンされる。
【0039】次にチェックポイント処理の説明を行う
が、前記したようにチェックポイント処理には3つの異
なる実施例がある。そのうちの第1実施例のチェックポ
イント処理1のフローチャートを図12に示す。このフ
ローチャートはチェックポイントに達した時に、無条件
に自動演奏に復帰させるチェックポイント処理を行うも
のであり、まずステップS1300において右チェック
フラグが「1」であるか否かが判断される。チェックフ
ラグが「1」と判断された場合は、図11で説明したよ
うにチェックポイントに達している時であるから、ステ
ップS1310において右手パートがミュート状態とな
っているか否かが判断される。そして、ミュート状態、
すなわちマニュアル演奏状態と判断された場合は、ステ
ップS1320においてミュート状態が解除されて自動
演奏が復帰される。
【0040】続いて、ステップS1330において右チ
ェックフラグが「0」にセットされて右手パートの処理
が終了し、同様の処理を行う左手パートの処理がステッ
プS1340において行われ、終了するとリターンされ
る。また、ステップS1310において右手パートがミ
ュート状態でないと判断された場合は、自動演奏状態と
されているのでステップS1330に進み右チェックフ
ラグが「0」にセットされる。さらに、ステップS13
00において右チェックフラグが「1」でないと判断さ
れた場合は、チェックポイントに達していないわけであ
るから左手パートの処理に移行するようステップS13
40に進む。
【0041】次に、第2実施例のチェックポイント処理
2のフローチャートを図13に示す。このフローチャー
トは、チェックポイントに達した時、所定時間以上キー
が操作されていない場合に自動演奏状態に復帰させるも
のである。このフローチャートのステップS1400に
おいて、右チェックフラグが「1」であるか否かが判断
される。チェックフラグが「1」と判断された場合は、
図11で説明したようにチェックポイントに達している
時であるから、ステップS1410において右手パート
がミュート状態となっているか否かが判断される。そし
て、ミュート状態、すなわちマニュアル演奏状態と判断
された場合は、さらに、ステップS1420において右
カウント値は所定値以上であるか否かが判断される。所
定値以上と判断された場合は一定時間以上右手パートの
全てのキーが操作されていないので、ステップS143
0においてミュート状態が解除されて自動演奏が復帰さ
れる。
【0042】続いて、ステップS1440において右チ
ェックフラグが「0」にセットされて右手パートの処理
が終了し、同様の処理を行う左手パートの処理がステッ
プS1450において行われ、終了するとリターンされ
る。また、ステップS1410において右手パートがミ
ュート状態でないと判断された場合、およびステップS
1420において右カウント値は所定値以上でないと判
断された場合は、自動演奏状態あるいは右手パートのキ
ーの操作停止から一定時間以上経過していないので、ス
テップS1440に進み右チェックフラグが「0」にセ
ットされる。
【0043】さらに、ステップS1400において右チ
ェックフラグが「1」でないと判断された場合は、チェ
ックポイントに達していないわけであるから左手パート
の処理に移行するようステップS1450に進む。な
お、前記所定値は、例えば1小節程度の長さとなるカウ
ント値とされるが、1小節に限らずそれ以上、あるいは
それ以下のカウント値としてもよい。その判断基準とし
ては、演奏者がマニュアル演奏を停止したと感じる程度
の時間長に所定値を設定するのが好適である。
【0044】次に、第3実施例のチェックポイント処理
3のフローチャートを図14に示す。このフローチャー
トは、チェックポイントとチェックポイントとの間の期
間において、全てのキーが操作されていない場合に自動
演奏状態に復帰させるものである。このフローチャート
のステップS1500において、右チェックフラグが
「1」であるか否かが判断される。チェックフラグが
「1」と判断された場合は、図11で説明したようにチ
ェックポイントに達している時であるから、ステップS
1510において右手パートがミュート状態となってい
るか否かが判断される。そして、ミュート状態、すなわ
ちマニュアル演奏状態と判断された場合は、さらに、ス
テップ1520においてキーイベントメモリがチェック
される。
【0045】続いて、キーイベントメモリをチェックし
た結果、ステップS1530においてキーイベント情報
がキーイベントメモリに書き込まれているか否かが判断
される。書き込まれていないと判断された場合はチェッ
クポイント間において全てのキーが操作されていないの
で、ステップS1570においてミュート状態が解除さ
れて自動演奏に復帰される。また、ステップS1530
において書き込まれていると判断された場合は、チェッ
クポイント間でキーが操作されたわけであるから自動演
奏状態には復帰させず、ステップS1540においてキ
ーイベントメモリをクリアする。続いて、ステップS1
550において右チェックフラグが「0」にセットされ
て右手パートの処理が終了し、同様の処理を行う左手パ
ートの処理がステップS1560において行われ、終了
するとリターンされる。
【0046】また、ステップS1510において右手パ
ートがミュート状態でないと判断された場合は、自動演
奏状態と既にされているので、ステップS1550に進
み右チェックフラグが「0」にセットされる。さらに、
ステップS1500において右チェックフラグが「1」
でないと判断された場合は、チェックポイントに達して
いないわけであるから左手パートの処理に移行するよう
ステップS1560に進む。
【0047】次に、第3実施例のチェックポイント処理
において、自動演奏時にマニュアル演奏された押鍵が正
押鍵か否かの判断を行うようにし、正押鍵の割合に応じ
てどのチェックポイントに戻して自動演奏を復帰するか
の制御を行う処理を付加した教習用のチェックポイント
処理4のフローチャートを図15に示す。このフローチ
ャートのステップS1600ないしステップS1630
の処理、およびステップS1710の処理は、前記した
図14に示す第3実施例のチェックポイント処理3のス
テップS1500ないしステップS1530、およびス
テップS1570の処理と同様なのでこれらのステップ
における処理の説明は省略する。
【0048】そこで、ステップS1630においてキー
イベントがあると判断された場合は、ステップS164
0においてキーイベントメモリの内容であるマニュアル
演奏データとチェックポイント間の自動演奏データとを
比較し、正押鍵の割合が判定される。演奏データの比較
および判定技術については周知であるので、ここでの説
明は省略する。次いで、ステップS1650において正
押鍵がほとんどないと判定された場合は、ステップS1
660においてミュートが解除されて自動演奏状態に復
帰され、次のステップS1670において前述のステッ
プS860あるいはステップS1220にて記憶した1
つ前のチェックポイントのデータの位置に、演奏データ
の読み出し位置が戻されるため、前のチェックポイント
からの自動演奏データに基づいて自動演奏されることに
なる。従って、ユーザが上手に弾けなかった部分におけ
る手本の自動演奏を聴かせることができるようになる。
【0049】また、ステップS1650において正押鍵
の割合が中くらいと判定された場合は、そのままステッ
プS1670に進み、ミュート状態のまま自動演奏デー
タの読み出し位置は前のチェックポイントの位置に戻さ
れるが、マニュアル演奏状態が依然として維持されてい
るため、前のチェックポイント間の演奏練習を演奏者が
再度行えるようになる。さらに、ほぼ正押鍵と判定され
た場合はステップS1680に進み、キーイベントメモ
リはクリアされる。続いて、右チェックフラグが「0」
とされて次のチェックポイント処理の準備が行われる。
すなわち、ほぼ正押鍵の時はマニュアル演奏の練習が続
行される。以上が右手パートの処理であり、右手パート
の処理が終了するとステップS1700に移行し、右手
パートの処理と同様の左手パート処理が行われ、左手パ
ート処理が終了するとリターンされる。
【0050】また、図15に示すチェックポイント処理
4は、チェックポイント間の教習を行うようチェックポ
イント処理3を前提としているが、これに限らず次のチ
ェックポイントになるまでの教習を行えるチェックポイ
ント処理1、あるいはマニュアル演奏後一定時間経過し
た後に教習を行うチェックポイント処理2を前提とする
ものであっても良い。
【0051】以上説明した本発明の自動演奏装置は、自
動リズム演奏や、自動伴奏装置にも適用することができ
る。例えば、打楽器のバッドを叩くと、自動リズム演奏
の内の叩かれたパッドに相当する音色の音がミュートさ
れ、その後読み出されるチェックポイントに基づいてミ
ュートされた音が復帰するようにしても良い。また、外
部から入力されたノートデータ(自然楽器の音からピッ
チを抽出し、抽出したピッチに基づいてノートデータを
生成するものも含む。)によって自動演奏がミュートさ
れるようなものにも適用することができる。すなわち、
自動演奏装置と鍵盤楽器等のマニュアル演奏装置とが別
体で構成されているようなものであっても良い。さら
に、前記説明においてはミュートするパートを鍵域によ
って識別したが、音色によって識別しても良い。なお、
マニュアル演奏時に自動演奏データに基づいて押鍵指示
をするようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェッ
クポイントのデータを記憶することにより、自動演奏に
復帰させる場合に音楽的に適切なタイミングで復帰させ
ることができるようになる。また、自動演奏時に演奏操
作子の操作が停止された時に、停止後所定時間経過した
後にチェックポイントに達した場合、あるいはチェック
ポイント間においてマニュアル演奏がされなかった場合
に自動演奏に復帰させることにより、確実に演奏操作子
が停止されてから自動演奏に復帰させることができるよ
うになる。さらに、自動演奏ミュート中のマニュアル演
奏による演奏データが正押鍵であるか否かを判定して、
自動演奏が復帰するチェックポイントデータを選択でき
るようにしたので、正押鍵の割合が少ない場合に、再度
同じ部分を演奏操作子により演奏できるようにすること
ができ、教習に好適な自動演奏装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動演奏装置のブロック図である。
【図2】 自動演奏データのフォーマットを示す図であ
る。
【図3】 本発明の自動演奏装置のメインルーチンを示
すフローチャートである。
【図4】 本発明の自動演奏装置のタイマ割込み処理を
示すフローチャートである。
【図5】 本発明の自動演奏装置のスイッチ処理を示す
フローチャートである。
【図6】 本発明の自動演奏装置の鍵盤処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 本発明の自動演奏装置のキーオフ処理を示す
フローチャートである。
【図8】 本発明の自動演奏装置のキーオン処理を示す
フローチャートである。
【図9】 本発明の自動演奏装置の演奏データ読み出し
処理1を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の自動演奏装置の演奏データ読み出
し処理2を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の自動演奏装置のチェックポイント
読み出し処理を示すフローチャートである。
【図12】 本発明の自動演奏装置のチェックポイント
処理1を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の自動演奏装置のチェックポイント
処理2を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の自動演奏装置のチェックポイント
処理3を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の自動演奏装置のチェックポイント
処理4を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キーボード、2,4 検出回路、3 パネルスイッ
チ、5 T.G、6 サウンドシステム、 7 スピー
カ、8 ディスプレイ、9RAM、10 ROM、11
CPU、12 タイマ、13 バスライン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数パートの演奏データを記憶する記憶
    手段と、 前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段
    と、 演奏操作子と、 前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演
    奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、
    前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手
    段とを備え、 前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場
    所を示すチェックポイントデータを前記記憶手段に記憶
    すると共に、前記演奏操作子の操作が停止された時に、
    前記演奏データの前記チェックポイントデータの位置に
    おいて前記停止されていたパートの自動演奏を復帰させ
    ることを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記演奏データに前記チェックポイント
    データが付加されて、前記記憶手段に記憶されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段において、前記演奏データ
    が記憶されている記憶領域と異なる独立した記憶領域に
    前記チェックポイントデータが記憶されていることを特
    徴とする請求項1記載の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記演奏操作子の操作が停止された時
    に、次に読出されたチェックポイントデータが示す演奏
    データの場所で前記停止されていたパートの自動演奏を
    復帰させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の自動演奏装置。
  5. 【請求項5】 前記演奏操作子の操作が停止された時
    に、該停止から所定時間以上経過した後に読出されたチ
    ェックポイントデータが示す演奏データの場所で、前記
    停止されていたパートの自動演奏を復帰させることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自動演奏
    装置。
  6. 【請求項6】 前記演奏操作子の操作が停止された時
    に、次に読出されたチェックポイントデータと、その次
    に読出されたチェックポイントデータとの間において新
    たに前記演奏操作子が操作されなかった場合に、前記そ
    の次に読出されたチェックポイントデータが示す演奏デ
    ータの場所で、前記停止されていたパートの自動演奏を
    復帰させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の自動演奏装置。
  7. 【請求項7】 前記演奏操作子の操作に基づくマニュア
    ル演奏データと、前記記憶手段に記憶されている演奏デ
    ータとを比較して正押鍵を判定する比較判定手段をさら
    に備え、前記演奏操作子が停止された時に、前記比較判
    定手段において判定された正押鍵の割合に応じて、前記
    停止されていたパートの自動演奏をチェックポイントデ
    ータに基づいて復帰させる態様を異ならせることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自動演奏装
    置。
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