JP3561956B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は自動演奏装置に関するものであり、特に自動演奏を停止するよう演奏操作子が操作され、次いで演奏操作子の操作が停止された場合、音楽的に区切られた適切な場所で自動演奏を復帰させることができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、予め演奏データを記憶しておき、テンポクロックに応じて読出した演奏データにより自動演奏を行う自動演奏装置が知られている。このような自動演奏装置においては、一般に複数パートの自動演奏データが記憶されており、自動演奏中に複数パートの内1つまたは複数のパートをオフして自動演奏するマイナスワン機能が備えられている。このマイナスワン機能によれば、一部パートをオフして自動演奏することにより、オフしたパートのみマニュアルで演奏して一人でも複数パートの演奏を楽しむことができる。
【0003】
しかしながら、マイナスワン機能により自動演奏と同時にマニュアル演奏をする場合、曲の最初から最後までオフしたパートをマニュアル演奏したい場合に限らず、曲の一部のみアドリブ演奏を挿入するようにして、他の部分はそのパートも自動演奏したい場合がある。これを実現するため、鍵盤等の演奏操作子が自動演奏中に操作された時に、複数のパートの内操作された演奏操作子に対応するパートの自動演奏を停止し、停止されたパートに替わり操作された演奏操作子の操作に基づいた発音を行い、演奏操作子の操作停止後に自動的に自動演奏に復帰させるようにした自動演奏装置が提案されている(特開平5−173561号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のマイナスワン機能においては、パートの停止される期間は、例えば最初に演奏操作子が操作された小節を含めて2小節,4小節等の小節単位とされており、演奏操作子の操作が所定時間停止された時に、自動演奏の楽音は常に小節の最初の部分で復帰することになるため、音楽的に区切られた適切なタイミングではない部分において自動演奏が復帰してしまうおそれがあるという問題点があった。
そこで、本発明はマイナスワン機能により停止されていたパートを復帰する場合に、音楽的に区切られた適切な場所で自動演奏を復帰することのできる自動演奏装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の自動演奏装置は、複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、演奏操作子と、前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段とを備え、前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、前記マニュアル演奏モードとされていた時は、前記演奏データの前記チェックポイントデータの位置において前記停止されていたパートの自動演奏を復帰させるようにしたものである。
【0006】
また、前記目的を達成することのできる本発明の他の自動演奏装置は、複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、演奏操作子と、前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段とを備え、前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、前記演奏操作子の操作が所定時間停止された時に、次に読出されたチェックポイントデータが示す演奏データの場所で前記停止されていたパートの自動演奏を復帰させるようにしたものである。
【0007】
さらに、前記目的を達成することのできる本発明のさらに他の自動演奏装置は、複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、演奏操作子と、前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段とを備え、前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、あるチェックポイントデータと、その次のチェックポイントデータとの間において新たに前記演奏操作子が操作されなかった場合に、その次のチェックポイントデータが示す演奏データの場所で、前記停止されていたパートの自動演奏を復帰させるようにしたものである。
【0008】
さらにまた、前記目的を達成することのできる本発明のさらに他の自動演奏装置は、複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、演奏操作子と、前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段と、前記演奏操作子の操作に基づくマニュアル演奏データと、前記記憶手段に記憶されている演奏データとを比較して正押鍵を判定する比較判定手段とを備え、前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、前記マニュアル演奏モードとされていた時は、前記比較判定手段において判定された正押鍵の割合に応じて、前記停止されていたパートの自動演奏をチェックポイントデータに基づいて復帰させる態様を異ならせるようにしたものである。
さらにまた、上記した本発明の自動演奏装置において、前記演奏データに前記チェックポイントデータが付加されて、前記記憶手段に記憶されているようにしてもよく、前記記憶手段において、前記演奏データが記憶されている記憶領域と異なる独立した記憶領域に前記チェックポイントデータが記憶されているようにしてもよい。
【0009】
【作用】
本発明によれば、音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントのデータを記憶することにより、自動演奏に復帰させる場合に音楽的に適切なタイミングで復帰させることができるようになる。
また、マニュアル演奏時にチェックポイントに達した場合、演奏操作子の操作が所定時間停止された後にチェックポイントに達した場合、あるいはチェックポイント間においてマニュアル演奏がされなかった場合に自動演奏に復帰させることにより、マニュアル演奏を停止した際に確実に自動演奏に復帰させることができるようになる。
さらに、自動演奏中の演奏操作子による演奏データが正押鍵であるか否かを判定した結果により、自動演奏を復帰させるためのチェックポイントデータを選択するようにしたので、正押鍵の割合が少ない場合に、再度同じ部分を演奏操作子により演奏できるようにすることもでき、教習に好適な自動演奏装置とすることができる。
【0010】
【実施例】
本発明の演奏操作子を備える自動演奏装置のブロック図を図1に示すが、本発明の自動演奏装置におけるパートは、右手パート、左手パート、ベースパート、リズムパート等の複数のパートから構成されている。
この図において、1は演奏操作子であるキーボード(鍵盤)、2はキーボードのキーイベントを検出すると共に、どのパートのキーイベントかを検出して、バスライン13を介しマイクロプロセッサ(CPU)11にパート別のキーイベント情報を送出する検出回路、3はマニュアル演奏時の音色選択スイッチや自動リズムのパターン選択スイッチ、演奏テンポ設定スイッチ、自動演奏のスタート/ストップスイッチ等が設けられているパネルスイッチ、4はパネルスイッチ3のスイッチイベントを検出して、バスライン13を介しCPU11にスイッチイベント情報を送出する検出回路、5はCPU11の制御に基づいて自動演奏時あるいはマニュアル演奏時の楽音を発生する楽音発生部(T.G)、6はT.G5より発生された楽音を増幅してスピーカ7から発音させるサウンドシステムである。
【0011】
さらに、8はパネルスイッチ3等を操作する場合に操作情報等が表示されるディスプレイ(DISPLAY)、9は自動演奏の演奏データやユーザの設定した音色データ等が記憶されるランダムアクセスメモリ(RAM)、10は予め設定されている音色データやCPU11のプログラムが記憶されているリードオンリメモリ(ROM)、11は自動演奏及びマニュアル演奏の制御や、演奏データをT.G5にバスライン13を介して供給することにより、楽音を発生させる等の処理を行うマイクロプロセッサ(CPU)、12は設定されたテンポに応じて自動演奏時の演奏タイミングを発生してCPU11に割込みをかけるタイマである。
【0012】
次に、メモリに記憶される演奏データのフォーマットの例を図2に示すが、データフォ−マットは2つの実施例が提案されている。
この図の(a)は第1実施例のフォーマットであり、21として示すようにタイミングデータとノートデータとで1組の演奏データを構成しているが、音楽的に区切られた演奏データの場所には、その旨を示すチェックポイントデータが付加されて、22として示すようにタイミングデータとノートデータとチェックポイントデータとで1組の演奏データを構成している。すなわち、第1実施例の演奏データのフォーマットにおいては演奏データの読出しの中でチェックポイントデータも読み出されるようにされている。
【0013】
また、図2(b)に示す第2実施例のフォーマットにおいては、31〜33として示すようにタイミングデータとノートデータとで1組の演奏データを構成し、チェックポイントデータは、41〜45として示すようにチェックポイントデータだけまとめられて、独立した領域に割り当てられて記憶されている。すなわち、第2実施例の演奏データのフォーマットにおいては、演奏データの読出しとは別に制御される読出しにおいてチェックポイントデータを読出して管理するようにされている。このフォーマットにおいては従来の演奏データをそのまま使用できるメリットを有している。
なお、第2実施例の演奏データのフォーマットにおいては、演奏データと別に記憶されているため、チェックポイントデータにはそのチェックポイントが示す演奏データの場所を示すタイミングデータを含むデータとされている。
【0014】
また、チェックポイントは音楽的に好ましいフレーズの切れ目などに入っているのが望ましい。
なお、前記ノートデータは、キーオンおよびその音高情報、発音継続時間等を表すイベント情報であり、このイベント情報には音色情報、音量情報、効果情報等が含まれている。また、前記タイミングデータはイベント情報の発生タイミングを示すデータであり、後述するタイマ割込み回数に対応したデータ等で示されている。なお、同じタイミングに複数のイベントがある時は、複数のイベント情報が1つのタイミングデータに続いて設定される。
【0015】
このようにフォーマットされた自動演奏データがRAM9に格納されている場合は、CPU11がRAM9から順次演奏データを読み出して、T.G5に供給することにより自動演奏の楽音がスピーカ7から発音される。この場合のテンポは、タイマ12がCPU11にタイマ割込をかけるタイミングで決定されている。
また、タイマ割込により行われる演奏データの読み出し処理後に行われるチェックポイント処理は、後述する第1ないし第4の処理内容の異なるチェックポイント処理の実施例のいずれかを採用するようにする。第1実施例のチェックポイント処理においては、最後の押鍵の次にきたチェックポイントが示す演奏データの場所で、無条件に自動演奏楽音のミュートを解除して自動演奏を復帰させるようにしている。
【0016】
また、第2実施例のチェックポイント処理においては、最後の押鍵の後、所定時間以上経過した後にきたチェックポイントが示す演奏データの場所で、自動演奏楽音のミュートを解除して自動演奏を復帰させるようにしている。
さらに、第3実施例のチェックポイント処理においては、チェックポイントとチェックポイントとの間で押鍵がなかった時に、後のチェックポイントが示す演奏データの場所で自動演奏楽音のミュートを解除して自動演奏を復帰させるようにしている。
さらにまた、第3実施例のチェックポイント処理において、自動演奏時にマニュアル演奏された押鍵が正押鍵か否かの判断を行うようにし、正押鍵の割合に応じてどのチェックポイントに戻して自動演奏を復帰するかの制御を行う処理を付加するようにしても良い。
【0017】
次に、図1に示す自動演奏装置の動作を示すメインルーチンを図3に示す。
図3において、電源等が投入されるとステップS100において各種レジスタのクリア、RUNフラグを「0」にクリアする等のイニシャライズ処理が行われる。そして、ステップS110における鍵盤処理、ステップS120におけるスイッチ処理、ステップS130におけるその他の処理が繰り返し行われる。なお、鍵盤処理においては、キーオン処理およびキーオフ処理が行われ、スイッチ処理においては、自動演奏スイッチのオン/オフ処理等が行われ、その他の処理においては、ディスプレイの表示処理等が行われる。
【0018】
図5はスイッチ処理のフローチャートであり、ステップS300において自動演奏のスタートスイッチがオンされているか否かが判断され、オンされていると判断されるとステップS310において読み出し初期処理が行われる。この読み出し初期処理においては、音色やテンポの設定、演奏データの最初のタイミングデータを読み出す等の処理が行われる。そして、ステップS320においてRUNフラグが「1」に設定され自動演奏モードとされる。次いで、スタートスイッチがオンされていないとステップS300で判断された場合と同様にステップS330に移行し、自動演奏スイッチのストップスイッチがオンされているか否かが判断される。
【0019】
このステップS330においてストップスイッチがオンしていると判断された場合はステップS340に進み、自動演奏の発音停止処理が行われ発音中の楽音についてはキーオフ処理が行われる。次いで、ステップS350においてRUNフラグが「0」に設定される。そして、ステップS330においてストップスイッチがオンされていないと判断された場合と同様にステップS360に移行し、その他のスイッチ処理が行われる。その他のスイッチ処理においては、音色の設定スイッチ、音量スイッチ等の処理が行われる。
なお、自動演奏中(RUN=1)に再度スタートスイッチがオンされてもその操作は無視され、自動演奏停止中(RUN=0)に再度ストップスイッチがオンされてもその操作は無視される。また、スタートスイッチとストップスイッチとを一つのスイッチとして、スイッチを操作する毎にスタートとストップとを交互に切り替えるようにしても良い。
【0020】
図4はタイマ12のタイマ割り込み処理のフローチャートであり、テンポに応じて割り込み処理が行われるがその間隔は、例えば4分音符の長さにおいて96回割り込み処理が行われ、1回の割込み処理において1クロック分の処理が行われるようにされる。
タイマ12よりタイマ割込みがかかると、ステップS200においてRUNフラグが「1」か否か判断され、「1」と判断されると自動演奏中と判断されてステップS210に進み、自動演奏の演奏データ読み出し処理が行われ、続いてステップS220においてチェックポイント処理が行われる。そして、ステップS200においてRUNフラグが「1」でないと判断された場合と同様にリターンされる。
【0021】
次に、鍵盤処理のフローチャートを図6に示すが、このフローチャートのステップS400において、キーボード(鍵盤)1のキーイベントがあるか否かが判断され、キーイベントがあると判断された場合はステップS410に進み、さらにステップS410においてキーオンイベントと判断された場合は、ステップS420においてキーオン処理が行われリターンされる。また、ステップS410においてキーオンでないと判断された場合はキーオフと判断され、ステップS430に進みキーオフ処理が行われる。そして、ステップS400においてキーイベントがあると判断されない場合と同様にリターンされる。
【0022】
前記ステップS420において処理されるキーオン処理のフローチャートを図8に示す。
このフローチャートにおいては、ステップS600においてキーオンされたキーがキーボード1の右鍵域にあるか否かが判断される。右鍵域にあると判断されると、ステップS610に進み右カウンタがカウント中か否かが判断される。これは、右カウンタがカウント中の場合は右鍵域のキーが全てオフされていることを意味しており、そのカウント値を見ることにより所定時間後に現れるチェックポイントで自動演奏を復帰させることができるようになるからである。
そこで、ステップS610において右カウント中と判断された場合は、右カウントを中止するように、ステップS620に進み右カウンタがリセットされて初期値がホールドされるようになる。
【0023】
次いで、ステップS610において右カウント中と判断されない場合と同様に、ステップS630においてキーイベントメモリにキーオンされたキーのキーコードとそのタイミングデータが書き込まれる。これは、チェックポイントとチェックポイントとの間にキーイベントがない時に自動演奏を復帰させる場合に、キーイベントメモリを参照しているからである。また、マニュアル演奏データが正押鍵であるか否かの判断を行うために、キーイベントメモリを参照しているからである。
なお、前記書き込まれるタイミングデータは、例えば最初のキーオンイベントの場合は、それ以前のチェックポイントからのタイミングデータとし、次のキーオンイベントの場合はその前のキーオンイベントからのタイミングデータとする。
【0024】
そして、ステップS640に進み右鍵域に相当する右手パートがミュート状態とされているか否かが判断され、ミュート状態と判断されるとステップS650においてキーオンされたキーに応じた発音処理が行われ、リターンされる。
また、ステップS640において右手パートがミュート状態と判断されない場合は、ステップS660において右手パートがミュート状態とされてステップS650に進み、前記と同様の処理が行われリターンされる。
【0025】
また、ステップS600において右鍵域と判断されない場合は、ステップS670に進み左カウント中か否かが判断される。このステップS670は前記ステップS610と同じ処理を達成するために行われる処理である。そして、ステップS670において左カウント中と判断された場合は、左カウントを中止するため、ステップS680に進み左カウンタがリセットされて初期値がホールドされる。
続いて、ステップS670において左カウント中と判断されない場合と同様に、ステップS690に進みキーイベントメモリにキーオンされたキーのキーコードとそのタイミングデータが書き込まれる。この理由もステップS630が設けられている理由と同様である。
【0026】
そして、ステップS700に進み左鍵域に相当する左手パートがミュート状態とされているか否かが判断され、ミュート状態と判断されるとステップS650においてキーオンされたキーに応じた発音処理が行われ、リターンされる。
また、ステップS700において左手ミュート状態と判断されない場合は、ステップS710において左手パートがミュート状態とされてステップS650に進み、前記と同様の処理が行われリターンされる。
【0027】
次に、鍵盤処理のステップS430におけるキーオフ処理のフローチャートを図7に示す。
このフローチャートのステップS500において、キーオフされたキーが右鍵域か否かが判断され、右鍵域と判断されると、ステップS510に進み全ての右鍵域がオフか否かがさらに判断される。ここで、全ての右鍵域のキーがオフされていると判断されると、ステップS520において右カウンタのカウントが開始される。さらに、ステップS510において全ての右鍵域のキーがオフされていないと判断された場合と同様に、ステップS530においてキーオフされたキーに対応する消音処理が行われてリターンされる。
【0028】
また、ステップS500において右鍵域でないと判断された場合は、ステップS540に進み全ての左鍵域がオフか否かがさらに判断される。ここで、全ての左鍵域のキーがオフされていると判断されると、ステップS550において左カウンタのカウントが開始される。さらに、ステップS540において全ての左鍵域のキーがオフされていないと判断された場合と同様に、ステップS530においてキーオフされたキーに対応する消音処理が行われてリターンされる。
【0029】
次に、演奏データ読み出し処理1のフローチャートを図9に示すが、この演奏データ読み出し処理1は自動演奏データが前記図2(a)に示す第1実施例のデータフォーマットの場合の読み出し処理である。
このフローチャートのステップS800において、右カウント中か否かが判断され、右カウント中と判断されるとステップS810において「1」だけ右カウンタがカウントアップされる。そして、右カウント中と判断されない場合と同様に、ステップS820においてTIME1のデータが「1」だけデクリメントされる。このTIME1のデータは、最初は前記図5に示すスイッチ処理におけるステップS310の読み出し初期処理において最初に読み出されたタイミングデータにより設定される右手パートのタイミングデータである。
【0030】
そして、ステップS830においてTIME1のデータが「0」であるか否かが判断され、「0」であると判断されると発音すべきタイミングになったと判断されて、ステップS840において次のデータが読出される。そして、ステップS850において読み出されたデータがチェックポイントデータか否かが判断されるが、この場合読み出されたデータはタイミングデータの次のイベントデータとなるため、チェックポイントデータではないと判断されステップS930に進む。ステップS930において右手パートはミュート状態、すなわちマニュアル演奏モードか否かが判断され、ミュート状態ではない(自動演奏モード)と判断されると、ステップS940においてイベントデータに対応した自動演奏のキーオンやキーオフの処理が行われ、ステップS930においてミュート状態と判断された場合と同様にステップS880に移行し、さらに次のデータが読み出される。
【0031】
次いで、ステップS890において読み出されたデータがタイミングデータか否かが判断され、タイミングデータの場合はステップS900においてTIME1のデータとして設定される。また、ステップS890においてタイミングデータでないと判断された場合は、ステップS850に戻り、読み出されたデータがチェックポイントデータか否かが判断される。そして、チェックポイントデータと判断されるとステップS860に進み、このステップS860においてチェックポイントの位置が記憶され、次いでステップS870において右チェックフラグが「1」にセットされる。ここで、チェックポイントの位置を記憶するのは、正押鍵の割合が少なく前のチェックポイントの位置に自動演奏を戻す場合に使用するためである(詳しくは後述する)。従って、メモリ上の位置、および音色や音量が変化している場合は、チェックポイントの位置の音色や音量のデータも記憶するようにする。
【0032】
そして、ステップS880に進んで次データが読み出され、ステップS890において読み出されたデータがタイミングデータか否かが判断される。
このように、ステップS850ないしステップS890の処理は、タイミングデータが読み出されるまで繰り返し行われる。
また、ステップS800ないしステップ900の処理は右手パートための処理であり、ステップS900までの処理が終わると、ステップS910に移行し左手パートの処理が行われる。左手パートの処理は前記した右手パートの処理と同様なのでその詳細は省略する。そして、ステップS920においてその他のパートの処理が行われるが、その他のパートにおいては演奏データにチェックポイントデータは含まれていないので、前記した右手パート処理においてチェックポイント処理を除いた処理と同様の処理がこのステップにおいて行われ、これらの処理が終了するとリターンされる。
なお、図示していないが、演奏データが最終のデータに達した場合は、自動演奏はそこで停止するようにされている。
【0033】
次に、演奏データ読み出し処理2のフローチャートを図10に示すが、この読出し処理2は自動演奏データが前記図2(b)に示す第2実施例のデータフォーマットの場合の読み出し処理である。
このフローチャートのステップS1000において右カウント中か否かが判断され、右カウント中と判断されるとステップS1010において「1」だけ右カウンタがカウントアップされる。そして、右カウント中と判断されない場合と同様に、ステップS1020においてTIME1のデータが「1」だけデクリメントされる。
【0034】
そして、ステップS1030においてTIME1のデータが「0」であるか否かが判断され、「0」であると判断されると発音すべきタイミングになったと判断されて、ステップS1040において次のデータが読み出される。そして、ステップS1050において右手パートはミュート状態、すなわちマニュアル演奏状態か否かが判断され、ミュート状態ではないと判断されると、ステップS1120においてイベントデータに対応した自動演奏のキーオンやキーオフの処理が行われ、ステップS1050においてミュート状態と判断された場合と同様にステップS1060に移行し、さらに次のデータの読み出しが行われる。
【0035】
次いで、ステップS1070において読み出されたデータがタイミングデータか否かが判断され、タイミングデータの場合はステップS1080においてTIME1のデータとして設定される。また、ステップS1070においてタイミングデータでないと判断された場合は、ステップS1050に戻り、右手パートはミュート状態、すなわちマニュアル演奏状態か否かが判断され、ミュート状態でないと判断されると、ステップS1120において読み出されたイベントデータに対応した自動演奏のキーオンやキーオフの処理が行われ、ステップS1050においてミュート状態と判断された場合と同様にステップS1060に移行し、さらに次のデータが読出される。
このように、ステップS1050ないしステップS1070の処理はタイミングデータが読み出されるまで繰り返し行われる。
【0036】
そして、ステップS1080の処理に続いてステップS1090においてチェックポイント読み出し処理が行われる。
以上のステップS1000ないしステップ1090の処理は右手パートための処理であり、ステップS1090までの処理が終わると、ステップS1100に移行し左手パートの処理が行われる。左手パートの処理は前記した右手パートの処理と同様なのでその詳細は省略する。そして、ステップS1110においてその他のパートの処理が行われるが、その他のパートにおいては演奏データにチェックポイントデータは含まれていないので、前記した右手パート処理におけるチェックポイント処理を除いた処理と同様の処理がこのステップにおいて行われ、これらの処理が終了するとリターンされる。
なお、図示していないが、演奏データが最終データに達した場合は、自動演奏はそこで停止するようにされている。
【0037】
この演奏データ読み出し処理2におけるステップS1090におけるチェックポイント読み出し処理のフローチャートを図11に示すが、この場合チェックポイントデータは、演奏データとは異なるメモリ領域から読み出される前記第2実施例のデータフォ−マットとされている。
このフローチャートのステップS1200において、チェックポイント読み出し処理が行われる度に現在位置(演奏データの読み出し位置に対応)が更新される。次いで、ステップS1210においてチェックポイントデータがセットされたCHECKと現在位置とが一致するか否かが判断され、一致すると判断されるとステップS1220に進んでチェックポイントの位置に相当する演奏データの位置が記憶される。このCHECKのデータとしては、最初は前記したスイッチ処理における読み出し初期設定により読み出された最初のチェックポイントデータが設定されている。また、チェックポイントの位置に相当する演奏データの位置を記憶するのは、正押鍵の割合が少なく前のチェックポイントの位置に自動演奏を戻す場合に使用するためである。
【0038】
そして、ステップS1230において右チェックフラグが「1」にセットされ、ステップS1240に移行する。このステップS1240において次のチェックポイントデータが読み出され、読み出されたチェックポイントデータが新たにCHECKのデータとしてセットされて、リターンされる。
【0039】
次にチェックポイント処理の説明を行うが、前記したようにチェックポイント処理には3つの異なる実施例がある。そのうちの第1実施例のチェックポイント処理1のフローチャートを図12に示す。
このフローチャートはチェックポイントに達した時に、無条件に自動演奏に復帰させるチェックポイント処理を行うものであり、まずステップS1300において右チェックフラグが「1」であるか否かが判断される。チェックフラグが「1」と判断された場合は、図11で説明したようにチェックポイントに達している時であるから、ステップS1310において右手パートがミュート状態となっているか否かが判断される。そして、ミュート状態、すなわちマニュアル演奏状態と判断された場合は、ステップS1320においてミュート状態が解除されて自動演奏が復帰される。
【0040】
続いて、ステップS1330において右チェックフラグが「0」にセットされて右手パートの処理が終了し、同様の処理を行う左手パートの処理がステップS1340において行われ、終了するとリターンされる。
また、ステップS1310において右手パートがミュート状態でないと判断された場合は、自動演奏状態とされているのでステップS1330に進み右チェックフラグが「0」にセットされる。
さらに、ステップS1300において右チェックフラグが「1」でないと判断された場合は、チェックポイントに達していないわけであるから左手パートの処理に移行するようステップS1340に進む。
【0041】
次に、第2実施例のチェックポイント処理2のフローチャートを図13に示す。このフローチャートは、チェックポイントに達した時、所定時間以上キーが操作されていない場合に自動演奏状態に復帰させるものである。
このフローチャートのステップS1400において、右チェックフラグが「1」であるか否かが判断される。チェックフラグが「1」と判断された場合は、図11で説明したようにチェックポイントに達している時であるから、ステップS1410において右手パートがミュート状態となっているか否かが判断される。そして、ミュート状態、すなわちマニュアル演奏状態と判断された場合は、さらに、ステップS1420において右カウント値は所定値以上であるか否かが判断される。所定値以上と判断された場合は一定時間以上右手パートの全てのキーが操作されていないので、ステップS1430においてミュート状態が解除されて自動演奏が復帰される。
【0042】
続いて、ステップS1440において右チェックフラグが「0」にセットされて右手パートの処理が終了し、同様の処理を行う左手パートの処理がステップS1450において行われ、終了するとリターンされる。
また、ステップS1410において右手パートがミュート状態でないと判断された場合、およびステップS1420において右カウント値は所定値以上でないと判断された場合は、自動演奏状態あるいは右手パートのキーの操作停止から一定時間以上経過していないので、ステップS1440に進み右チェックフラグが「0」にセットされる。
【0043】
さらに、ステップS1400において右チェックフラグが「1」でないと判断された場合は、チェックポイントに達していないわけであるから左手パートの処理に移行するようステップS1450に進む。
なお、前記所定値は、例えば1小節程度の長さとなるカウント値とされるが、1小節に限らずそれ以上、あるいはそれ以下のカウント値としてもよい。その判断基準としては、演奏者がマニュアル演奏を停止したと感じる程度の時間長に所定値を設定するのが好適である。
【0044】
次に、第3実施例のチェックポイント処理3のフローチャートを図14に示す。このフローチャートは、チェックポイントとチェックポイントとの間の期間において、全てのキーが操作されていない場合に自動演奏状態に復帰させるものである。
このフローチャートのステップS1500において、右チェックフラグが「1」であるか否かが判断される。チェックフラグが「1」と判断された場合は、図11で説明したようにチェックポイントに達している時であるから、ステップS1510において右手パートがミュート状態となっているか否かが判断される。そして、ミュート状態、すなわちマニュアル演奏状態と判断された場合は、さらに、ステップ1520においてキーイベントメモリがチェックされる。
【0045】
続いて、キーイベントメモリをチェックした結果、ステップS1530においてキーイベント情報がキーイベントメモリに書き込まれているか否かが判断される。書き込まれていないと判断された場合はチェックポイント間において全てのキーが操作されていないので、ステップS1570においてミュート状態が解除されて自動演奏に復帰される。
また、ステップS1530において書き込まれていると判断された場合は、チェックポイント間でキーが操作されたわけであるから自動演奏状態には復帰させず、ステップS1540においてキーイベントメモリをクリアする。
続いて、ステップS1550において右チェックフラグが「0」にセットされて右手パートの処理が終了し、同様の処理を行う左手パートの処理がステップS1560において行われ、終了するとリターンされる。
【0046】
また、ステップS1510において右手パートがミュート状態でないと判断された場合は、自動演奏状態と既にされているので、ステップS1550に進み右チェックフラグが「0」にセットされる。
さらに、ステップS1500において右チェックフラグが「1」でないと判断された場合は、チェックポイントに達していないわけであるから左手パートの処理に移行するようステップS1560に進む。
【0047】
次に、第3実施例のチェックポイント処理において、自動演奏時にマニュアル演奏された押鍵が正押鍵か否かの判断を行うようにし、正押鍵の割合に応じてどのチェックポイントに戻して自動演奏を復帰するかの制御を行う処理を付加した教習用のチェックポイント処理4のフローチャートを図15に示す。
このフローチャートのステップS1600ないしステップS1630の処理、およびステップS1710の処理は、前記した図14に示す第3実施例のチェックポイント処理3のステップS1500ないしステップS1530、およびステップS1570の処理と同様なのでこれらのステップにおける処理の説明は省略する。
【0048】
そこで、ステップS1630においてキーイベントがあると判断された場合は、ステップS1640においてキーイベントメモリの内容であるマニュアル演奏データとチェックポイント間の自動演奏データとを比較し、正押鍵の割合が判定される。演奏データの比較および判定技術については周知であるので、ここでの説明は省略する。次いで、ステップS1650において正押鍵がほとんどないと判定された場合は、ステップS1660においてミュートが解除されて自動演奏状態に復帰され、次のステップS1670において前述のステップS860あるいはステップS1220にて記憶した1つ前のチェックポイントのデータの位置に、演奏データの読み出し位置が戻されるため、前のチェックポイントからの自動演奏データに基づいて自動演奏されることになる。従って、ユーザが上手に弾けなかった部分における手本の自動演奏を聴かせることができるようになる。
【0049】
また、ステップS1650において正押鍵の割合が中くらいと判定された場合は、そのままステップS1670に進み、ミュート状態のまま自動演奏データの読み出し位置は前のチェックポイントの位置に戻されるが、マニュアル演奏状態が依然として維持されているため、前のチェックポイント間の演奏練習を演奏者が再度行えるようになる。
さらに、ほぼ正押鍵と判定された場合はステップS1680に進み、キーイベントメモリはクリアされる。続いて、右チェックフラグが「0」とされて次のチェックポイント処理の準備が行われる。すなわち、ほぼ正押鍵の時はマニュアル演奏の練習が続行される。
以上が右手パートの処理であり、右手パートの処理が終了するとステップS1700に移行し、右手パートの処理と同様の左手パート処理が行われ、左手パート処理が終了するとリターンされる。
【0050】
また、図15に示すチェックポイント処理4は、チェックポイント間の教習を行うようチェックポイント処理3を前提としているが、これに限らず次のチェックポイントになるまでの教習を行えるチェックポイント処理1、あるいはマニュアル演奏後一定時間経過した後に教習を行うチェックポイント処理2を前提とするものであっても良い。
【0051】
以上説明した本発明の自動演奏装置は、自動リズム演奏や、自動伴奏装置にも適用することができる。例えば、打楽器のバッドを叩くと、自動リズム演奏の内の叩かれたパッドに相当する音色の音がミュートされ、その後読み出されるチェックポイントに基づいてミュートされた音が復帰するようにしても良い。
また、外部から入力されたノートデータ(自然楽器の音からピッチを抽出し、抽出したピッチに基づいてノートデータを生成するものも含む。)によって自動演奏がミュートされるようなものにも適用することができる。すなわち、自動演奏装置と鍵盤楽器等のマニュアル演奏装置とが別体で構成されているようなものであっても良い。
さらに、前記説明においてはミュートするパートを鍵域によって識別したが、音色によって識別しても良い。
なお、マニュアル演奏時に自動演奏データに基づいて押鍵指示をするようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントのデータを記憶することにより、自動演奏に復帰させる場合に音楽的に適切なタイミングで復帰させることができるようになる。
また、マニュアル演奏時にチェックポイントに達した場合、演奏操作子の操作が所定時間停止された後にチェックポイントに達した場合、あるいはチェックポイント間においてマニュアル演奏がされなかった場合に自動演奏に復帰させることにより、マニュアル演奏を停止した際に確実に自動演奏に復帰させることができるようになる。
さらに、自動演奏ミュート中のマニュアル演奏による演奏データが正押鍵であるか否かを判定して、自動演奏が復帰するチェックポイントデータを選択するようにしたので、正押鍵の割合が少ない場合に、再度同じ部分を演奏操作子により演奏できるようにすることができ、教習に好適な自動演奏装置とすることができる。

【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動演奏装置のブロック図である。
【図2】自動演奏データのフォーマットを示す図である。
【図3】本発明の自動演奏装置のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図4】本発明の自動演奏装置のタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の自動演奏装置のスイッチ処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の自動演奏装置の鍵盤処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の自動演奏装置のキーオフ処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の自動演奏装置のキーオン処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の自動演奏装置の演奏データ読み出し処理1を示すフローチャートである。
【図10】本発明の自動演奏装置の演奏データ読み出し処理2を示すフローチャートである。
【図11】本発明の自動演奏装置のチェックポイント読み出し処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の自動演奏装置のチェックポイント処理1を示すフローチャートである。
【図13】本発明の自動演奏装置のチェックポイント処理2を示すフローチャートである。
【図14】本発明の自動演奏装置のチェックポイント処理3を示すフローチャートである。
【図15】本発明の自動演奏装置のチェックポイント処理4を示すフローチャートである。
【符号の説明】1 キーボード、2,4 検出回路、3 パネルスイッチ、5 T.G、6 サウンドシステム、 7 スピーカ、8 ディスプレイ、9
RAM、10 ROM、11 CPU、12 タイマ、13 バスライン

Claims (6)

  1. 複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、
    前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、
    演奏操作子と、
    前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段とを備え、
    前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、前記マニュアル演奏モードとされていた時は、前記演奏データの前記チェックポイントデータの位置において前記停止されていたパートの自動演奏を復帰させることを特徴とする自動演奏装置。
  2. 複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、
    前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、
    演奏操作子と、
    前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段とを備え、
    前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、前記演奏操作子の操作が所定時間停止された時に、次に読出されたチェックポイントデータが示す演奏データの場所で前記停止されていたパートの自動演奏を復帰させることを特徴とする自動演奏装置。
  3. 複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、
    前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、
    演奏操作子と、
    前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段とを備え、
    前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、あるチェックポイントデータと、その次のチェックポイントデータとの間において新たに前記演奏操作子が操作されなかった場合に、その次のチェックポイントデータが示す演奏データの場所で、前記停止されていたパートの自動演奏を復帰させることを特徴とする自動演奏装置。
  4. 複数パートの演奏データを記憶する記憶手段と、
    前記演奏データを読み出して自動演奏する自動演奏手段と、
    演奏操作子と、
    前記自動演奏中に前記演奏操作子が操作された時、該演奏操作子の属するパートの自動演奏を停止すると共に、当該パートがマニュアル演奏モードとされて前記操作された演奏操作子に基づいた発音を行う発音手段と、
    前記演奏操作子の操作に基づくマニュアル演奏データと、前記記憶手段に記憶されている演奏データとを比較して正押鍵を判定する比較判定手段とを備え、
    前記演奏データ中の音楽的に区切られた演奏データの場所を示すチェックポイントデータが前記記憶手段に記憶されていると共に、前記マニュアル演奏モードとされていた時は、前記比較判定手段において判定された正押鍵の割合に応じて、前記停止されていたパートを自動演奏に復帰させるチェックポイントデータを選択するようにしたことを特徴とする自動演奏装置。
  5. 前記演奏データに前記チェックポイントデータが付加されて、前記記憶手段に記憶されていることを特徴とする請求項1ないし4記載の自動演奏装置。
  6. 前記記憶手段において、前記演奏データが記憶されている記憶領域と異なる独立した記憶領域に前記チェックポイントデータが記憶されていることを特徴とする請求項1ないし4記載の自動演奏装置。
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