JPH0865466A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0865466A
JPH0865466A JP6198632A JP19863294A JPH0865466A JP H0865466 A JPH0865466 A JP H0865466A JP 6198632 A JP6198632 A JP 6198632A JP 19863294 A JP19863294 A JP 19863294A JP H0865466 A JPH0865466 A JP H0865466A
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JP
Japan
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image
reading
time
image forming
polygon motor
Prior art date
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JP6198632A
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English (en)
Inventor
Taizo Kimoto
泰造 木本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、画像形成開始時に無駄な待ち時間
が無くトータルの処理時間を短縮することができる画像
形成装置を提供する。 【構成】 本発明の画像形成装置は、原稿画像に対する
読取走査を行い読み取った画像情報を記憶する読取手段
31と、安定回転までに所定の立ち上がり時間を要する
回転数可変のポリゴンモータ70の安定回転駆動により
レーザビームを像担持体に照射して前記読取手段31に
て読み取った画像情報に応じた像を像担持体上に形成す
るレーザ光学系と、像担持体上の像に応じた画像を画像
形成媒体上に形成する画像形成手段と、前記読取手段3
1の読取走査開始時点と前記ポリゴンモータ70の立ち
上がり時間とからこのポリゴンモータ70の立ち上げ時
点を定めて前記立ち上がり時間経過と同時に前記レーザ
光学系と画像形成手段とによる画像形成媒体上への画像
形成を開始させる制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリ複写が実現できるデジタル
複写機において、画像データを一時メモリに記憶し、そ
の記憶内容を編集した頁を適宜入れ替えたりした後にレ
ーザビームを用いるプリンタ部にてプリントアウトする
という先行入力動作が知られている。
【0003】この場合、デジタル複写機のスキャナ部で
先に画像データを読み込みメモリに記憶した後でない
と、プリンタ部でプリントアウトできない。
【0004】従って、デジタル複写機においては、従来
のアナログ複写機のように、スキャナ部とプリンタ部と
を同期をとりながら画像と用紙とを合わせていくような
動作はなく、スキャナ部、プリンタ部の動作は完全に独
立して行われることになる。
【0005】この結果、デジタル複写機の場合、プリン
タ部に組み込まれているポリゴンミーラを回転駆動する
ポリゴンモータの立ち上げ動作は、図8に示すようにス
キャナ部における画像データの入力終了後で、かつ、用
紙の給紙開始のタイミングと同時に行われることにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置の場合、スキャナ部の画像データ入力終了
後、即ち、図8に示す読取走査時間Tscanの終了後にプ
リンタ部の動作が行われることがかわかっているにもか
かわらず、スキャナ部の画像データの入力終了までポリ
ゴンモータの立ち上げを開始せず、しかも、ポリゴンモ
ータの立ち上がり時間TPOl は数秒間必要であることか
ら、給紙を開始してもポリゴンモータの立ち上げが終了
するまで用紙を感光体ドラムの前で待機させ再スタート
のタイミングを待たなければならないという問題があっ
た。
【0007】尚、この問題は、給紙を開始してから感光
体ドラム前に設けたレジストローラに用紙がたどりつく
までの時間が、ポリゴンモータの立ち上がり時間TPOl
よりも小さい場合であるが、従来のデジタル複写機はほ
とんど上述した場合に該当する。この結果、ポリゴンモ
ータの立ち上がり時間TPOl が無駄となり、先行入力動
作時のトータル処理時間の増大になっている。
【0008】ちなみに、ポリゴンモータの立ち上げ動作
は、環境温度に左右され、環境温度が低ければポリゴン
モータの立ち上がり時間TPOl が長くなり、上記のトー
タル処理時間がより増大する。また、ポリゴンモータの
立ち上げ動作は、用紙に対するコピー速度にも左右さ
れ、コピー速度が上がるとポリゴンモータの回転数も上
がる方向になるので、高速機ほどポリゴンモータの立ち
上がり時間TPOl が長くなり、上述したトータル処理時
間がより増大する。
【0009】尚、図8中、Tはメモリへのコピー時間、
Tprint は用紙へのプリント時間である。
【0010】そこで本発明は、スキャナ部の動作開始時
点とポリゴンモータの立ち上げ時点とに関連性を持た
せ、画像形成開始時に無駄な待ち時間が無くトータルの
処理時間を短縮することができる画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、原稿画像に対する読取走査を行い読み取った画
像情報を記憶する読取手段と、安定回転までに所定の立
ち上がり時間を要する回転数可変のポリゴンモータの安
定回転駆動によりレーザビームを像担持体に照射して前
記読取手段にて読み取った画像情報に応じた像を像担持
体上に形成するレーザ光学系と、像担持体上の像に応じ
た画像を画像形成媒体上に形成する画像形成手段と、前
記読取手段の読取走査開始時点と前記ポリゴンモータの
立ち上がり時間とからこのポリゴンモータの立ち上げ時
点を定めて前記立ち上がり時間経過と同時に前記レーザ
光学系と画像形成手段とによる画像形成媒体上への画像
形成を開始させる制御手段とを有するものである。
【0012】請求項2記載の画像形成装置は、原稿画像
に対する読取走査を所定の読取走査時間で行い読み取っ
た画像情報を記憶する読取手段と、安定回転までに前記
読取走査時間よりも短い立ち上がり時間を要する回転数
可変のポリゴンモータの安定回転駆動によりレーザビー
ムを像担持体に照射して前記読取手段にて読み取った画
像情報に応じた像を像担持体上に形成するレーザ光学系
と、像担持体上の像に応じた画像を画像形成媒体上に形
成する画像形成手段と、前記読取手段の読取走査開始時
点から、読取走査時間と立ち上がり時間との差の時間経
過後に前記ポリゴンモータを立ち上げその立ち上がり時
間経過と同時に前記レーザ光学系と画像形成手段とによ
る画像形成媒体上への画像形成を開始させる制御手段と
を有するものである。
【0013】請求項3記載の画像形成装置は、原稿画像
に対する読取走査を所定の読取走査時間で行い読み取っ
た画像情報を記憶する読取手段と、安定回転までに前記
読取走査時間よりも長い立ち上がり時間を要する回転数
可変のポリゴンモータの安定回転駆動によりレーザビー
ムを像担持体に照射して前記読取手段にて読み取った画
像情報に応じた像を像担持体上に形成するレーザ光学系
と、像担持体上の像に応じた画像を画像形成媒体上に形
成する画像形成手段と、前記読取手段の読取走査開始時
点で前記ポリゴンモータを立ち上げその立ち上がり時間
経過と同時に前記レーザ光学系と画像形成手段とによる
画像形成媒体上への画像形成を開始させ制御手段とを有
するものである。
【0014】
【作用】以下に本発明の作用を説明する。
【0015】請求項1記載の画像形成装置における読取
手段は、原稿画像に対する読取走査を行い読み取った画
像情報を記憶する。
【0016】制御手段は、前記読取手段の読取走査開始
時点と、レーザ光学系の安定回転までに所定の立ち上が
り時間を要する回転数可変のポリゴンモータの前記立ち
上がり時間とからこのポリゴンモータの立ち上げ時点を
定め、この立ち上げ時点にてポリゴンモータを安定回転
に向けて立ち上げる。
【0017】さらに、制御手段は、前記立ち上がり時間
経過と同時に前記レーザ光学系と画像形成手段とによる
画像形成媒体上への画像形成を開始させる。
【0018】これにより、画像形成開始時に無駄な待ち
時間が無くトータルの処理時間を短縮することができ
る。
【0019】請求項2記載の画像形成装置における読取
手段は、原稿画像に対する読取走査を所定の読取走査時
間で行い読み取った画像情報を記憶する。
【0020】制御手段は、前記読取手段の読取走査開始
時点から、読取走査時間とこれより短時間のポリゴンモ
ータの立ち上がり時間との差の時間経過後に前記ポリゴ
ンモータを立ち上げる。
【0021】さらに、制御手段は、その立ち上がり時間
経過と同時に前記レーザ光学系と画像形成手段とによる
画像形成媒体上への画像形成を開始させる。
【0022】これにより、読取手段の読取走査時間より
もポリゴンモータの立ち上がり時間が短い場合において
も画像形成開始時に無駄な待ち時間が無くトータルの処
理時間を短縮することができる。
【0023】請求項3記載の画像形成装置における読取
手段は、原稿画像に対する読取走査を所定の読取走査時
間で行い読み取った画像情報を記憶する。
【0024】制御手段は、前記読取手段の読取走査開始
時点で前記ポリゴンモータを立ち上げる。
【0025】さらに、制御手段は、前記読取手段の読取
走査時間よりも長いポリゴンモータの立ち上がり時間経
過と同時に前記レーザ光学系と画像形成手段とによる画
像形成媒体上への画像形成を開始させる。
【0026】これにより、読取手段の読取走査時間より
もポリゴンモータの立ち上がり時間が長い場合において
も画像形成開始時に無駄な待ち時間が無くトータルの処
理時間を短縮することができる。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0028】図1は画像形成装置の一例であるデジタル
複写機1を示すものであり、このデジタル複写機1は、
装置本体2上に配置した自動原稿給紙手段3から供給さ
れる原稿Oに付された画像情報を所定の読取走査時間T
scanで読取り、メモリに記憶する読取手段(スキャナ
部)31と、高速の安定回転までに前記読取走査時間T
scanよりも短い又は長い立ち上がり時間Tpol を要する
回転数可変(低速、高速切り替え)のポリゴンモータ7
0によるポリゴンミラー72に対する回転駆動によりレ
ーザビームを像担持体である感光体ドラム52に照射す
るレーザ光学系51と、画像形成媒体である用紙P上に
感光体ドラム52の像に応じた画像を形成する画像形成
手段33とを有している。レーザ光学系51と画像形成
手段33とによりプリンタ部を構成している。
【0029】前記自動原稿給紙手段3は、原稿Oを載置
する補助原稿台11と、この補助原稿台11上の原稿O
を一枚ずつ前記原稿台30に接触させつつ搬送する原稿
搬送機構部12と、この原稿搬送機構部12の末端位置
に配置され、前記原稿Oを排紙台13上に排出する原稿
排出機構部14と、前記原稿Oが補助原稿台11上に載
置されたことを検出する原稿有無検出スイッチ15等を
具備している。
【0030】前記読取手段31は、透明ガラス製の原稿
台30と、光源ランプ41、ミラー42,43,44,
集光レンズ45、CCDセンサのような光電変換器4
6、メモリを搭載した回路基板47等を具備している。
【0031】前記レーザ光学系51は、図示しないレー
ザ発信器からのレーザ光をポリゴンモータ70により回
転駆動されるポリゴンミラー72により反射し、ミラー
73,74を介してfθレンズ75により感光体ドラム
52に照射して感光体ドラム52上に原稿Oに付した画
像に対応する像(潜像)を形成するようになっている。
【0032】前記画像形成手段33は、感光体ドラム5
2の回りに現像器53、帯電器55、転写器56、除電
器57、クリーナ58を配置するとともに、定着器5
4、トナーを収容したトナーボトル59、このトナーボ
トル59の所定の位置に配置した残量検知部としてのト
ナー残量検知器60等を具備している。
【0033】また、画像形成手段33は、用紙Pを収容
した給紙トレイ61、この給紙トレイ61から前記感光
体ドラム52へ用紙Pを搬送する給紙機構62、排紙機
構63、排紙トレイ64等を具備している。尚、図1
中、65は手差し給紙部である。
【0034】次に、前記デジタル複写機1の制御系の主
要部について図2を参照して説明する。
【0035】このデジタル複写機1は、制御手段を構成
する第1,第2のCPU80,81を具備し、第1のC
PU80に前記読取手段31を接続している。
【0036】また、第1のCPU80にコピー開始指
示、コピー枚数設定等を行う操作手段(コントロールパ
ネル)82、ROM83、RAM84、ノンボルテージ
メモリ85を接続しており、操作手段82からの指示に
より読取手段31等に対する動作指示を行うようになっ
ている。
【0037】また、第2のCPU81に、レーザ発振器
の駆動を行うレーザドライバ91、ポリゴンモータ70
を低速又は高速で駆動するポリゴンモータドライバ9
2、給紙機構62、排紙機構63、前記現像器53、感
光体ドラム52を駆動するドラム駆動部93、記憶部9
4、タイマ95等を接続している。
【0038】従って、ポリゴンモータドライバ92はプ
リンタ部に属し、第2のCPU81により直接制御され
る。その状態は、第1のCPU80に転送され、第1の
CPU80が第2のCPU81を介して動作指示できる
ようになっている。また、プリンタ部とスキャナ部の状
態はステータスで第1のCPU80に転送されるので、
常時、第1のCPU80はプリンタ部とスキャナ部の状
態を把握ができる。
【0039】次に、前記デジタル複写機1の動作を図3
乃至図7を参照して説明する。
【0040】まず、前記スキャナ部の読取走査時間Tsc
anよりもポリゴンモータ70の立ち上がり時間Tpol が
短い場合の動作を図3乃至図5を参照して説明する。
【0041】装置本体2の電源がオンすると、装置本体
2の各部はウォーミングアップ処理を行う(S1)。
【0042】前記操作手段82のスタートキーが押下さ
れると(S2)、第1のCPU80は動作モードをチェ
ックし(S3)、前記スキャナ部がメモリ複写モードで
無ければ(S4)、そのメモリ複写モード以外のモード
の動作を開始し(S5)、動作が終了した後(S6)ス
テップ2に戻る。
【0043】前記スキャナ部がメモリ複写モードであれ
ば(S4)、第1のCPU80はスキャナ部のメモリに
先行入力があるか否かをチェックし(S7)、先行入力
があればステップ5に移行し、無ければ前記スキャナ部
による原稿Oの読取走査を開始させる(S8)。
【0044】さらに、第1のCPU80はプリンタ部に
よる動作が付属しているか否かをチェックし(S9)、
付属していなければステップ5に移行し、プリンタ部に
よる動作が付属おり(S9)、かつ、スキャナ部の読取
走査時間Tscanが予測可能であれば(S10)、前記ス
キャナ部の読取走査時間Tscanとポリゴンモータ70の
立ち上がり時間Tpol とから、前記スキャナ部の動作開
始後ポリゴンモータ70を低速から高速に立ち上げる間
での遅延時間Tdlayを計算しタイマ95による計時を開
始させる(S11)。そして、遅延時間Tdlayが経過し
た時点で(S12)前記第1のCPU80から指令を受
けた第2のCPU81は、図3に示すように、ポリゴン
モータドライバ92を制御し、ポリゴンモータ70を低
速から高速に立ち上げる(S13)。
【0045】次に、前記第1のCPU80は、スキャナ
部の読取走査が終了したか否かをチェックし(S1
4)、終了していれば第1のCPU80からの指令で第
2のCPU81はポリゴンモータ70の立ち上がり時間
Tpol が経過したか否かをチェックする(S15)。そ
して、立ち上がり時間Tpol が経過していればその時点
で第2のCPU81はプリンタ部による用紙Pへのプリ
ント動作を開始させる(S16)。即ち、第2のCPU
81は、前記現像器53、ドラム駆動部93、給紙機構
62、排紙機構63、レーザドライバ91、ポリゴンモ
ータドライバ92等を制御し、用紙Pへ原稿Oの画像に
対応する画像形成を実行する。
【0046】次に、第2のCPU81は、プリンタ部に
よる用紙Pへのプリント動作が終了したか否かをチェッ
クし(S17)、終了していれば前記ポリゴンモータド
ライバ92を制御してポリゴンモータ70を高速から低
速に立ち下げる(S18)。
【0047】以上説明したように、本実施例装置によれ
ば、スキャナ部の先行入力動作が行われて、その後プリ
ンタ部の動作が行われるとわかっている場合は、プリン
タ部に属するポリゴンモータ90の立ち上げ開始をスキ
ャナ部の動作開始後、遅延時間Tdlayが経過した時点で
行うものである。
【0048】従って、ポリゴンモータ90の立ち上げ動
作がスキャナ部の動作と並行して実行され、実際のプリ
ント動作開始時には、ポリゴンモータ80の安定回転状
態を用意できる。これにより、メモリ複写のトータル処
理時間が減少することになり、従来例のような無駄な待
ち時間が無くなる。
【0049】次に、前記スキャナ部の読取走査時間Tsc
anよりもポリゴンモータ70の立ち上がり時間Tpol が
長い場合の動作を図6、図7を参照して説明する。
【0050】電源をオンしたステップ1乃至ステップ9
までの動作は上述した場合と同様である。
【0051】第1のCPU80はプリンタ部による動作
が付属しているか否かをチェックし(S9)、付属して
いなければステップ5に移行し、プリンタ部による動作
が付属していれば(S9)、第1のCPU80からの指
令を受けた第2のCPU81がポリゴンモータドライバ
92を制御し、ポリゴンモータ70を低速から高速に立
ち上げる(S21)。次に、第1のCPU80はスキャ
ナ部の動作が終了しているか否かをチェックし(S2
2)、スキャナ部の動作が終了しており、かつ、ポリゴ
ンモータ70の立ち上がり時間Tpol が経過しているか
否かも判断して(S23)、立ち上がり時間Tpol が終
了した時点でプリンタ部による用紙Pへのプリント動作
を開始させる(S24)。即ち、このとき第2のCPU
81は、前記現像器53、ドラム駆動部93、給紙機構
62、排紙機構63、レーザドライバ91、ポリゴンモ
ータドライバ92等を制御し、用紙Pへ原稿Oの画像に
対応する画像形成を実行する。
【0052】次に、第2のCPU81は、プリンタ部に
よる用紙Pへのプリント動作が終了したか否かをチェッ
クし(S25)、終了していれば前記ポリゴンモータド
ライバ92を制御してポリゴンモータ70を高速から低
速に立ち下げる(S26)。
【0053】この様な動作により、前記スキャナ部の読
取走査時間Tscanよりもポリゴンモータ70の立ち上が
り時間Tpol が長い場合においても、ポリゴンモータ7
0の立ち上げが終了した時点でプリンタ部による用紙P
へのプリント動作を実行できる。
【0054】即ち、図6、図7に示す場合もスキャナ部
の先行入力動作が行われて、その後プリンタ部の動作が
行われるとわかっている場合は、プリンタ部に属するポ
リゴンモータ90の立ち上げ開始をスキャナ部の動作開
始タイミングをトリガにして開始させるということであ
る。
【0055】従って、ポリゴンモータ90の立ち上げ動
作がスキャナ部の動作と並行して実行され、実際のプリ
ント動作開始時には、ポリゴンモータ80の安定回転状
態を用意できる。これにより、メモリ複写のトータル処
理時間が減少することになり、従来例のような無駄な待
ち時間が無くなる。
【0056】本発明は上述した実施例のほかその要旨の
範囲内で種々の変形が可能である。
【0057】例えば、本実施例装置は、ポリゴンモータ
の立ち上げ時間が長ければ長い程有効であり、環境温度
が低い場合、高速機等の場合、ポリゴンモータの安定回
転数が高い場合等に特に有効である。さらに、ポリゴン
モータの立ち上げを回転停止状態から行う場合にも適用
可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0059】請求項1記載の発明によれば、ポリゴンモ
ータの立ち上がり時間経過と同時に前記レーザ光学系と
画像形成手段とによる画像形成媒体上への画像形成を開
始させるようにしたので、画像形成開始時に無駄な待ち
時間が無くトータルの処理時間を短縮することができる
画像形成装置を提供することができる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、読取手段の
読取走査時間よりもポリゴンモータの立ち上がり時間が
短い場合においても画像形成開始時に無駄な待ち時間が
無くトータルの処理時間を短縮することができる画像形
成装置を提供することができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、読取手段の
読取走査時間よりもポリゴンモータの立ち上がり時間が
長い場合においても画像形成開始時に無駄な待ち時間が
無くトータルの処理時間を短縮することができる画像形
成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施例装置の制御系を示すブロック図
である。
【図3】本発明の実施例装置におけるスキャナ部、プリ
ンタ部、ポリゴンモータの回転数切り替えの動作タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図4】図3に対応するスキャナ部、プリンタ部、ポリ
ゴンモータの回転数切り替えの動作を示すフローチャー
トである。
【図5】図3に対応するスキャナ部、プリンタ部、ポリ
ゴンモータの回転数切り替えの動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施例装置におけるスキャナ部、プリ
ンタ部、ポリゴンモータの回転数切り替えの動作タイミ
ングの他例を示すタイミングチャートである。
【図7】図6に対応するスキャナ部、プリンタ部、ポリ
ゴンモータの回転数切り替えの動作を示すフローチャー
トである。
【図8】従来のスキャナ部、プリンタ部、ポリゴンモー
タの回転数切り替えの動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 31 読取手段 33 画像形成手段 51 レーザ光学系 70 ポリゴンモータ 80 第1のCPU 81 第2のCPU O 原稿 P 用紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像に対する読取走査を行い読み取
    った画像情報を記憶する読取手段と、 安定回転までに所定の立ち上がり時間を要する回転数可
    変のポリゴンモータの安定回転駆動によりレーザビーム
    を像担持体に照射して前記読取手段にて読み取った画像
    情報に応じた像を像担持体上に形成するレーザ光学系
    と、 像担持体上の像に応じた画像を画像形成媒体上に形成す
    る画像形成手段と、 前記読取手段の読取走査開始時点と前記ポリゴンモータ
    の立ち上がり時間とからこのポリゴンモータの立ち上げ
    時点を定めて前記立ち上がり時間経過と同時に前記レー
    ザ光学系と画像形成手段とによる画像形成媒体上への画
    像形成を開始させる制御手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像に対する読取走査を所定の読取
    走査時間で行い読み取った画像情報を記憶する読取手段
    と、 安定回転までに前記読取走査時間よりも短い立ち上がり
    時間を要する回転数可変のポリゴンモータの安定回転駆
    動によりレーザビームを像担持体に照射して前記読取手
    段にて読み取った画像情報に応じた像を像担持体上に形
    成するレーザ光学系と、 像担持体上の像に応じた画像を画像形成媒体上に形成す
    る画像形成手段と、 前記読取手段の読取走査開始時点から、読取走査時間と
    立ち上がり時間との差の時間経過後に前記ポリゴンモー
    タを立ち上げその立ち上がり時間経過と同時に前記レー
    ザ光学系と画像形成手段とによる画像形成媒体上への画
    像形成を開始させる制御手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像に対する読取走査を所定の読取
    走査時間で行い読み取った画像情報を記憶する読取手段
    と、 安定回転までに前記読取走査時間よりも長い立ち上がり
    時間を要する回転数可変のポリゴンモータの安定回転駆
    動によりレーザビームを像担持体に照射して前記読取手
    段にて読み取った画像情報に応じた像を像担持体上に形
    成するレーザ光学系と、 像担持体上の像に応じた画像を画像形成媒体上に形成す
    る画像形成手段と、 前記読取手段の読取走査開始時点で前記ポリゴンモータ
    を立ち上げその立ち上がり時間経過と同時に前記レーザ
    光学系と画像形成手段とによる画像形成媒体上への画像
    形成を開始させる制御手段とを有することを特徴とする
    画像形成装置。
JP6198632A 1994-08-23 1994-08-23 画像形成装置 Pending JPH0865466A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6198632A JPH0865466A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 画像形成装置

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JP6198632A JPH0865466A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 画像形成装置

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JP6198632A Pending JPH0865466A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 画像形成装置

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