JPH1087092A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1087092A
JPH1087092A JP8265605A JP26560596A JPH1087092A JP H1087092 A JPH1087092 A JP H1087092A JP 8265605 A JP8265605 A JP 8265605A JP 26560596 A JP26560596 A JP 26560596A JP H1087092 A JPH1087092 A JP H1087092A
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JP
Japan
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paper
sheet
feeder
feeding device
information
Prior art date
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Application number
JP8265605A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yamazaki
高広 山崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の給紙装置のどれかに裏紙をセットし、
給紙装置を切り換えることにより両面白紙の用紙と裏紙
を使い分けて印刷を行うようにした状態のときに、誤っ
て裏紙の給紙装置を指定して両面印刷を実行してしまう
のを未然に防止できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 両面印刷が可能なプリンタ部と、プリン
タ部に用紙を供給する複数の給紙装置とを備えた画像形
成装置において、各給紙装置に収容されている用紙が片
面使用済みの用紙であるか否かの情報を含む用紙情報を
記憶した不揮発RAM305と、各給紙装置の情報を含
む操作に必要な各種情報を表示する操作表示部50とを
備え、不揮発RAM305に記憶された用紙情報に基づ
いて、給紙装置が片面使用済みの用紙の給紙装置である
か否かを判断し、片面使用済みの用紙の給紙装置の場合
にはその旨を操作表示部105に表示するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面印刷機能を備
えた複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機などの画像形成装置で印
刷(コピー)を行う場合、両面白紙の未使用の用紙が使
用されるが、近頃では、経費及び資源節約の目的で、片
面使用済みの用紙(裏紙)も多く使用されている。しか
し、従来の画像形成装置の操作表示部には、給紙装置
(用紙トレー)を選択するための情報として用紙サイズ
(用紙の向きも含む)しか表示されないため、収納され
ている用紙が両面白紙なのか裏紙なのかを判断できず、
両面印刷(両面コピー)の際に誤って裏紙が給紙されて
しまうことがある。また、ユーザーが登録した両面印刷
用の実行プログラムに登録されている給紙装置に裏紙が
セットされている場合、そのまま印刷動作をスタートさ
せてしまうと裏紙に両面印刷されてしまう。このような
場合、両面白紙の用紙がセットされている給紙装置に切
り換えて再度両面印刷を実行しなければならず、無駄な
労力と時間を費やすことになるばかりか、当初の目的に
反し経費及び資源を浪費することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来の技術の問題点を解消し、複数の給紙装置のどれか
に裏紙をセットし、給紙装置を切り換えることにより両
面白紙の用紙と裏紙を使い分けて印刷を行うようにした
状態のときに、誤って裏紙の給紙装置を指定して両面印
刷を実行してしまうのを未然に防止できる画像形成装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、両面印刷が可能なプリンタ
部と、プリンタ部に用紙を供給する複数の給紙装置とを
備えた画像形成装置において、各給紙装置に収容されて
いる用紙が片面使用済みの用紙であるか否かの情報を含
む用紙情報を記憶した記憶部と、各給紙装置の情報を含
む操作に必要な各種情報を表示する操作表示部とを備
え、前記記憶部に記憶された用紙情報に基づいて、前記
給紙装置が片面使用済みの用紙の給紙装置であるか否か
を判断し、片面使用済みの用紙の給紙装置の場合にはそ
の旨を前記操作表示部に表示するように構成した。この
請求項1記載の発明に係る画像形成装置によれば、各給
紙装置に収納されている用紙が両面白紙の用紙であるか
片面使用済みの用紙であるかを使用者に知らせることが
できるので、使用者が誤って片面使用済みの用紙の給紙
装置を指定して両面印刷を実行してしまうのを未然に防
止できる。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の装置構成を前提にして、両面印刷を実行する際、その
実行プログラムに登録されている給紙装置の用紙が片面
使用済みの用紙であるか否かを前記記憶部に記憶されて
いる用紙情報に基づいて判断し、片面使用済みの用紙で
ある場合、実行プログラムに登録されている給紙装置と
同じ用紙サイズの他の給紙装置を前記記憶部に記憶され
ている用紙情報に基づいて検索し、当該他の給紙装置の
用紙が片面使用済みの用紙でなければ、当該他の給紙装
置により給紙を行うようになしたことを特徴とする。こ
の請求項2記載の発明に係る画像形成装置によれば、使
用者が登録した両面印刷用の実行プログラムを使用して
両面印刷を実行する際、その実行プログラムに登録され
ている給紙装置に片面使用済みの用紙が収納されていれ
ば、自動的に両面白紙の用紙が収納されている他の給紙
装置に切り換えて給紙が行われるので、請求項1の効果
に加え、使用者が再度給紙装置を指定し直す手間を省く
ことができる。また、請求項3記載の発明は、請求項2
記載の装置構成を前提にして、前記他の給紙装置が存在
しない場合や、前記他の給紙装置の用紙が片面使用済み
の用紙である場合は、前記操作表示部により警告表示を
行うようになしたことを特徴とする。この請求項3記載
の発明に係る画像形成装置によれば、請求項2におい
て、実行プログラムに登録されている給紙装置と同じ用
紙サイズの他の給紙装置が全く存在しない場合に、警告
表示を行って使用者に登録内容の確認や印刷モードの変
更などを促し、無駄な印刷実行を防止できる。また、請
求項4記載の発明は、請求項1記載の装置構成を前提に
して、原稿サイズ及び指定された倍率により用紙サイズ
を自動選択して行う両面印刷を実行する際、自動選択さ
れた用紙サイズの給紙装置を検索し、検索した給紙装置
が片面使用済みの用紙の給紙装置でなければその給紙装
置により給紙を行うようになしたことを特徴とする。こ
の請求項4記載の発明に係る画像形成装置によれば、両
面印刷時に自動的に適切な用紙が選択されるので、無駄
な印刷を防止できるとともに、使用者による給紙装置指
定操作の手間を省き、使い勝手を向上できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1に本発明が適用される
アナログ複写機の内部構成を示す。このアナログ複写機
は、複写処理部1と、大容量給紙部2aと、ソーター部
15とを並設してなる。複写処理部1は、コンタクトガ
ラス16上に、原稿を自動的に給紙・搬送セットさせる
自動原稿送り装置(ADF)10を搭載している。AD
F10の原稿給紙部11には、原稿Dがそれぞれ原稿面
を伏せて下側から順に1枚目、2枚目、3枚目、・・と
なるように重ねて載置される。ADF10は、給紙口1
0aから挿入された上記原稿Dを、反転部10bで反転
して、搬送ベルト10cの搬送力によって、画像形成部
3のコンタクトガラス16上に搬送し、画像を読み取っ
てからベルト10cにより原稿排紙トレイ10a上に排
出するように構成されている。上記コンタクトガラス1
6上の上記原稿Dは、光学系17の光源17aと反射ミ
ラー17bによる照射光によって照射されて、その反射
光は反射ミラー17c、結像レンズ17d、反射ミラー
17eによって画像形成部3の感光体ベルト3a上に投
射されて静電潜像が形成される。上記感光体ベルト3a
は、エンドレスに張設されて、図示の矢印C方向に図示
しない駆動手段で走行されるようになっている。上記感
光体ベルト3a表面に形成された静電潜像は、現像ユニ
ット18で顕像化されてトナー像となり、転写ユニット
19で転写用紙1又は片面使用済の転写用紙1aに転写
されて、定着ユニット20で熱定着されて画像形成が行
われるようになっている。複写処理部1内には、3段構
成の給紙装置(第1トレイ2a、第2トレイ2b、第3
トレイ2c)が設けられており、それぞれに両面未使用
の転写用紙1又は片面使用済の転写用紙1aが積載収容
されている。これら給紙装置2a、2b、2cから給紙
され、画像形成が行われた転写用紙1又は片面使用済の
転写用紙1aは、上記ソータ部15に排紙されて収容さ
れる。また、この複写機は両面コピーが可能であり、両
面コピーモードでは、一方の面に画像形成した転写用紙
1を反転させて、もう一方の面にも画像形成を行った
後、上記ソータ部15に排紙する。
【0006】図2に本発明が適用されるデジタル複写機
の内部構成を示す。デジタル複写機の装置本体100の
上面部には原稿を載置するコンタクトガラス30が設け
られ、コンタクトガラス2の下に読取光学系31が設け
られている。読取光学系31は、光源32、リフレクタ
33、第1ミラー34、第2ミラー36、第3ミラー3
7、レンズ38、及びラインイメージセンサ(CCD)
39を有して構成され、光源32からの光をリフレクタ
33で上方に反射させてコンタクトガラス30上の原稿
に照射し、原稿からの反射光を第1ミラー33、第2ミ
ラー36、第3ミラー37で光路変更し、レンズ38に
よって1ラインの画像のイメージをCCD39に集光さ
せる。原稿の全体を等倍で読み取る場合には、光源32
とリフレクタ33と第1ミラー34とが一体的に図中の
矢印Aの方向(副走査方向)に原稿の全面に亘って移動
し、第2ミラー36と第3ミラー37とが光源32より
遅い速度で、上記の移動量より少ない範囲を動く。倍率
が変わると、上記の各ミラーの移動量も変り、レンズ3
8も移動することになる。
【0007】CCD39で読み取られた原稿の画像情報
は、読取光学系31の下方に設けられたプリンタ部41
で印刷される。プリンタ部41は、画像情報に応じて変
調駆動されるレーザーダイオード(LD)42、このL
D42からのレーザー光を所定位置に合焦させる光学系
43、この光学系の出力光を反射させる反射鏡44、こ
の反射鏡44からのビームにより露光される感光体ドラ
ム52、露光の前に感光体ドラム52を一様に帯電させ
る帯電チャージャー53、露光による静電潜像にトナー
を付着させて現像する現像装置54、55、転写用紙を
転写位置へタイミングを合わせて給紙するレジストロー
ラ57、レジストローラ57から送り出された転写用紙
に感光体ドラム52上のトナー像を転写させる転写チャ
ージャ58、用紙の転写が終了した部分を感光体ドラム
52から剥離する分離チャージャ59、剥離した転写用
紙を搬送する搬送ベルト60、この搬送ベルト60によ
って搬送された転写用紙に付着しているトナー像を定着
させる定着器61、感光体ドラム52の表面に付着して
いる残留トナーを除去するクリーニング装置71、各々
異なったサイズの転写用紙が複数枚重ねて収納されてい
る3段構成の給紙装置(第1トレイ80a、第2トレイ
80b、第3トレイ80c)、各給紙装置80a、80
b、80cから1枚ずつ用紙を取り出してレジストロー
ラ57へ送出する給紙ローラ66、及び定着器61で定
着処理された転写用紙を収容する排出トレイ73から構
成されている。
【0008】プリンタ部41では、画像情報に応じてL
D42が変調駆動され、LD42から出射されたレーザ
ー光が光学系43、反射鏡44を介して予め帯電チャー
ジャー53によって帯電が施されている感光体ドラム5
2に到達し潜像を形成する。この潜像は感光体ドラム5
2の回転に応じて現像装置54、55の対向位置に到達
し、潜像に対するトナー現像が行われる。トナー現像に
よる可視像が転写位置に到達するのにタイミングを合わ
せて、給紙装置80a、80b、80cからの転写用紙
がレジストローラ57から給紙され、転写位置において
転写チャージャ58により感光体ドラム52上のトナー
像が用紙に付着する。転写の終了した用紙は、その先端
から除電チャージャ59によって剥離され、搬送ベルト
60上に送り出される。搬送ベルト60上の用紙は定着
器61に搬入され、熱及び圧力が付与されて、トナー像
が紙面上に定着される。定着の終了した転写用紙は、排
出トレイ73へ送り出される。上記各給紙装置80a、
80b、80cには、両面未使用の転写用紙1又は片面
使用済の転写用紙1aが積載収容されている。また、こ
のデジタル複写機は両面コピーが可能であり、両面コピ
ーモードでは、一方の面に画像形成した転写用紙1を反
転させて、もう一方の面にも画像形成を行った後、上記
ソータ部15に排出トレイ73に送り出す。
【0009】図3は、図1及び図2に示した複写機に共
通する制御部の実施の形態の一例を示すブロック図であ
る。図中、301は複写機の制御プログラムを実行する
マイクロプロセッサ(MPU)である。302はこの制
御部300のシステムバス(アドレスバス、データバス
及びコントロールバス)である。303、304、30
5は、各々前記システムバス302を通じてマイクロプ
ロセッサ301に接続された読み出し専用メモリー(R
OM)、読み書き両用メモリ(RAM)、及び不揮発メ
モリー(NVRAM)である。306は同様に前記マイ
クロプロセッサ301に接続された入出力ポートであ
り、複写機内のモータ、ソレノイド、クラッチ等の出力
負荷、センサー等の入出力端子が接続されている。30
7はシリアル通信制御ユニットであり、ADF、ソータ
ー、給紙装置、操作表示装置150等との信号の授受を
実行している。
【0010】図4に、図1及び図2の複写機に設けられ
る操作表示装置を示す。操作表示装置150は、液晶表
示パネル等のフルドット表示素子を用い、その上にほぼ
透明なマトリックスタッチスイッチを重ねて構成され、
複写機の操作に必要な各種情報を表示するとともに、給
紙装置、画像濃度、変倍率、等の複写動作に関わる各モ
ードを選択できるようになっている。以下、本発明の実
施の形態を各請求項ごとに対応させて説明する。まず、
請求項1に対応する実施の形態の一例を説明する。図5
は操作表示装置上に表示された裏紙トレイ設定画面の一
例である。501、502、503、504は、それぞ
れ、裏紙を給紙する給紙装置(トレイ)を設定するため
のキーである。この画面状態でユーザーが裏紙をセット
した給紙装置のキーを押下すると、操作表示装置150
は制御部300側に裏紙収納給紙段番号データを送信す
る。
【0011】図6は裏紙収納給紙段番号データを送信す
る際の通信フォーマットの一例である。第1フィールド
f1は裏紙設定コマンド開始命令情報、第2フィールド
f2は第1トレイの裏紙情報、第3フィールドf3は第
2トレイの裏紙情報を示し、以下のフィールドは第3ト
レイ、手差しトレイなどその他の各給紙段の裏紙情報で
あり、最後のフィールドfnは送信終了データである。
すなわち、操作表示装置150は、各給紙段の裏紙情報
(その給紙装置に収納されている用紙が片面使用済みの
用紙であるか否かの情報)を制御部へ順次送信し、最後
に送信終了データを付加してデータ送信を終了する。裏
紙情報部のデータは「裏紙」、「裏紙でない」となって
いる。このデータ送信は各キー(第1トレイ〜第3トレ
イ、手差し給紙)501〜540が押下される毎に実行
される。制御部300は、操作表示装置150から上記
裏紙収納給紙段番号データを受け取ると、NVRAM3
05の裏紙情報格納フィールドに各給紙段の裏紙情報を
書き込み、データを保持する。
【0012】図9に上記制御部300のNVRAM30
5内に格納される各給紙段情報の構成例を示す。各給紙
段情報は裏紙情報、用紙サイズから構成されている。用
紙サイズの格納フィールドにはユーザーによりプログラ
ム登録が行われたとき登録された各給紙装置(トレイ)
ごとの用紙サイズが格納される。制御部300は、モー
ドデータを操作部に送信するときに、305のNVRA
M305内の裏紙情報フィールドにアクセスし、各給紙
段の裏紙情報データも操作部へ送信する。操作表示装置
150は、制御部300から送られてきたモードデータ
を解析し、各モードの設定状態を表示するとともに、給
紙段情報として送られてきた裏紙情報も同時に解析して
表示する。
【0013】図7は、各給紙段が裏紙の給紙装置である
か否かの情報を含む各種情報を表示するようにした場合
の表示例を示しており、給紙装置を指定するための各ボ
タン701〜704には、その給紙段が裏紙の給紙装置
である場合には「裏紙」という表示がなされる。図8
は、上記操作表示装置の実施の形態の一例を示すブロッ
ク図である。図中、801はLCDへの表示プログラム
を実行し、表示制御を行うCPU801である。80
2、803はそれぞれ、読み出し専用メモリ(RO
M)、読み書き両用メモリ(RAM)であり、804は
表示データ格納メモリ(VRAM)である。805はキ
ャラクタデータが格納されているキャラクタジェネレー
タ(CG)、806はLCDの表示制御を実際に行う液
晶駆動回路(LCDC)、807はVRAM804より
転送された表示データを表示するLCD、808はシス
テムバス(アドレスバス、データバス及びコントロール
バス)である。809は制御部300などと信号の授受
を実行している通信ユニットである。上記のように構成
された操作表示装置150は、制御部300から各モー
ドデータが送信されてくると、表示すべきキャラクタデ
ータをキャラクタジェネレータ(CG)805より探し
だし、表示データ格納メモリ804に表示イメージを格
納し、LCDC806により、VRAM804に展開さ
れた表示イメージデータをLCD808へ転送して表示
を行う。
【0014】次に、請求項2及び3に対応する動作につ
いて図10のフローチャートに従って説明する。ユーザ
ーが登録した実行プログラムを使用して両面印刷を行う
場合、図7のプログラム呼び出しキー705が押下され
る。このプログラム呼び出しキー705の押下検知処理
は、CPU801のタイマー割り込み等により行われて
いる。プログラム呼出キー705の押下が検知される
と、操作表示部150は制御部300にプログラム呼び
出し要求信号を出力する。プログラム呼び出し要求信号
を受信すると(S1)、制御部300は、NVRAM3
05のプログラムモード格納領域にアクセスし、登録モ
ードをRAM304の所定のエリアにコピーし(S
2)、シリアル通信ユニット307のを介して操作表示
部150へプログラムモードデータの送信を行う。この
とき、呼び出されたプログラムモードに両面モードが含
まれているかどうかを調べる(S3)。その結果、両面
モードが含まれていれば(S3でYes)、選択給紙段
をプログラムに登録されている登録給紙段に設定し(S
4)、その選択給紙段の用紙サイズが登録されている用
紙サイズ(図9、用紙サイズ)と一致しているかどうか
をチェックする(S7)。その結果、一致していれば、
NVRAM35の裏紙情報フィールドに書き込まれてい
る給紙段の裏紙情報に基づき、登録給紙段にセットされ
ている用紙が裏紙かどうかを調べ(S8)、裏紙でない
ならば(S8でNo)、そのまま給紙段を移行せず登録
給紙段を選択給紙段として確定し(S5)、コピーモー
ドを送信して両面コピー処理を実行する(S6)。
【0015】また、登録給紙段にセットされている用紙
が裏紙である場合は(S8でYes)、裏紙でない給紙
段を検索し(S9)、該当する給紙段が存在する場合は
その給紙段を選択給紙段として(S10)、上記ステッ
プS7、S8の判断処理を行い、選択給紙段確定処理
(S5)、コピーモード送信処理(S6)を行って、両
面コピー処理を実行する。また、登録用紙サイズと同じ
サイズの用紙がセットされている給紙段はあるが(S7
でYes)、それが全て裏紙の給紙段である場合(S8
でYes、S9でNo)や、裏紙ではないが同一用紙サ
イズの給紙段がない場合(S7でNo)、選択給紙段を
プログラムに登録されている登録給紙段に設定し(S1
1)、コピーモードを送信した後(S12)、制御部3
00は操作表示装置150に警告表示コマンドを送信す
る(S13)。操作表示装置150は、警告表示コマン
ドを受け取ると、表示パネルのメッセージ表示部706
(図7)などに、両面コピーを実行しようとしている用
紙が裏紙である旨の警告表示を行う。
【0016】次に、請求項4に対応する動作について図
11のフローチャートに従って説明する。このフローで
は、コピースタートキーが押下されると、まず、現在の
動作モードが両面コピーモードであるかどうかを調べ
(S21)、両面コピーモードであれば(S21でYe
s)、現在の動作モードが自動用紙選択モードであるか
どうかを調べる(S22)。その結果、自動用紙選択モ
ードに設定されていれば(S22でYes)、原稿サイ
ズ及び設定されている倍率に基づいて使用する用紙サイ
ズを求める(S23)。すなわち、自動用紙選択、両面
モードが設定されているコピーモードでコピースタート
キーが押下された場合、制御部300は原稿サイズを検
知し、等倍コピーなら原稿サイズと同じ用紙サイズが収
納されている給紙段を、また変倍コピーなら倍率及び、
原稿サイズより用紙サイズを求める。次に、制御部30
0は上記ステップS23で求めた用紙サイズの用紙が収
納されている給紙段を検索する(S24)。その結果、
該当する給紙段が存在すれば(S24でYes)、その
給紙段が裏紙の収納されている給紙段かどうかをNVR
AM305に格納されている各給紙段の裏紙情報を参照
して調べ(S25)、裏紙でなければ(S25でN
o)、その給紙段を選択給紙段としてコピーを実行する
(S26)。
【0017】また、ステップS25の判断の結果、裏紙
の収納されている給紙段であるなら(S25でYe
s)、例えば第1給紙段が裏紙の給紙段であれば次は第
2給紙段について調べるというように、その他の給紙段
についても用紙サイズ及び裏紙かどうかの判断を実行
し、ステップS23で求めた用紙サイズで且つ裏紙でな
い用紙の収納が確認されるまで処理を続ける(S27→
S24)。その結果、全ての給紙段に該当する用紙がな
い場合は(S27でYes)、検索処理処理を終了し
し、操作表示装置150の表示パネルのメッセージ表示
部706(図7)などに警告表示を行う(S28)。
また、例えば第1給紙段に該当する用紙があった場合、
制御部300はNVRAM305の裏紙情報を参照し、
第1給紙段に収納されている用紙が裏紙でないならコピ
ースタートを実行する(S26)。また、第1給紙段に
収納されている用紙が裏紙であるならば、検索処理を続
行し、第2給紙段以降の給紙段を検索する。同様に第2
給紙段に該当する用紙サイズの用紙があってもそれが裏
紙であるなら第3給紙段以降の給紙段を検索する。全て
の給紙段の用紙サイズを参照した結果、全ての給紙段に
該当サイズがない場合や、該当サイズはあるが裏紙であ
る場合等は操作表示装置150に該当する用紙がないこ
とを表示し、オペレータに登録内容の確認や印刷モード
の変更などを促す。なお、以上の実施の形態では複写機
を例にとり説明したが、本発明はプリンタ等の他の画像
形成装置にも有効に適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る画像形成装置によれば、各給紙装置に収納され
ている用紙が両面白紙の用紙であるか裏紙であるかを使
用者に知らせることができるので、使用者が誤って裏紙
の給紙装置を指定して両面印刷を実行してしまうのを未
然に防止できる。また、請求項2記載の発明に係る画像
形成装置によれば、使用者が登録した両面印刷用の実行
プログラムを使用して両面印刷を実行する際、その実行
プログラムに登録されている給紙装置に裏紙が収納され
ていれば、自動的に両面白紙の用紙が収納されている他
の給紙装置に切り換えて給紙が行われるので、請求項1
の効果に加え、使用者が再度給紙装置を指定し直す手間
を省くことができる。また、請求項3記載の発明に係る
画像形成装置によれば、請求項2において、実行プログ
ラムに登録されている給紙装置と同じ用紙サイズの他の
給紙装置が全く存在しない場合に、警告表示を行って使
用者に登録内容の確認や印刷モードの変更などを促し、
無駄な印刷実行を防止できる。また、請求項4記載の発
明に係る画像形成装置によれば、請求項1において、両
面印刷時に自動的に適切な用紙が選択されるので、無駄
な印刷を防止できるとともに、使用者による給紙装置指
定操作の手間を省き、使い勝手をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるアナログ複写機の内部構成
を示す断面図である。
【図2】本発明が適用されるデジタル複写機の内部構成
を示す断面図である。
【図3】図1及び図2に示す複写機に共通する制御部の
実施の形態の一例を示すブロック図である。
【図4】図1及び図2に示す複写機に設けられる操作表
示装置を示す平面図である。
【図5】操作表示装置上に表示された裏紙トレイ設定画
面の一例を示す図である。
【図6】裏紙収納給紙段番号データを送信する際の通信
フォーマットの一例である。
【図7】操作表示装置における操作画面の表示例を示す
図である。
【図8】操作表示装置の実施の形態の一例を示すブロッ
ク図である。
【図9】制御部の記憶部内に格納される各給紙段情報の
構成例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態の動作内容を示すフロー
チャートに従って説明する。
【図11】本発明の他の実施の形態の動作内容を示すフ
ローチャートに従って説明する。
【符号の説明】
1 複写処理部(プリンタ部)、2a、2b、2c 給
紙段(給紙装置)、150 操作表示装置、305 不
揮発メモリー(記憶部)、41 プリンタ部、80a、
80b、80c 給紙段(給紙装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 376 G03G 21/00 376 386 386

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面印刷が可能なプリンタ部と、プリン
    タ部に印刷用紙を供給する複数の給紙装置と、各給紙装
    置に収容されている用紙が片面使用済の用紙であるか否
    かの情報を含む用紙情報を記憶した記憶部と、各給紙装
    置の情報を含む操作に必要な各種情報を表示する操作表
    示部とを備え、前記記憶部に記憶された用紙情報に基づ
    いて、前記給紙装置が片面使用済みの用紙の給紙装置で
    あるか否かを判断し、片面使用済みの用紙の給紙装置の
    場合にはその旨を前記操作表示部に表示するようになし
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 両面印刷を実行する際、その実行プログ
    ラムに登録されている給紙装置の用紙が片面使用済みの
    用紙であるか否かを前記記憶部に記憶されている用紙情
    報に基づいて判断し、片面使用済みの用紙である場合、
    実行プログラムに登録されている給紙装置と同じ用紙サ
    イズの他の給紙装置を前記記憶部に記憶されている用紙
    情報に基づいて検索し、当該他の給紙装置の用紙が片面
    使用済みの用紙でなければ、当該他の給紙装置により給
    紙を行うようになしたことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記他の給紙装置が存在しない場合や、
    前記他の給紙装置の用紙が片面使用済みの用紙である場
    合は、前記操作表示部により警告表示を行うようになし
    たことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿サイズ及び指定された倍率により用
    紙サイズを自動選択して行う両面印刷を実行する際、そ
    の自動選択された用紙サイズの給紙装置を検索し、検索
    した給紙装置が片面使用済みの用紙の給紙装置でなけれ
    ばその給紙装置により給紙を行うようになしたことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP8265605A 1996-09-13 1996-09-13 画像形成装置 Pending JPH1087092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323830A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7551886B2 (en) * 2002-06-18 2009-06-23 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming device
US8979404B2 (en) 2005-03-25 2015-03-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, image forming system and program product

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