JP2002323830A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002323830A
JP2002323830A JP2001127620A JP2001127620A JP2002323830A JP 2002323830 A JP2002323830 A JP 2002323830A JP 2001127620 A JP2001127620 A JP 2001127620A JP 2001127620 A JP2001127620 A JP 2001127620A JP 2002323830 A JP2002323830 A JP 2002323830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
image
forming apparatus
sheet
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001127620A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Taguchi
和重 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001127620A priority Critical patent/JP2002323830A/ja
Publication of JP2002323830A publication Critical patent/JP2002323830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置で裏面用紙の利用に際し、印刷
済みの作像面への重複作像を確実に防止する。 【解決手段】 用紙を給紙する給紙手段13と、給紙さ
れた用紙に画像を形成する作像手段と、該用紙両面の特
定位置に作像された検知パターンを検知できる作像面パ
ターン検知センサ16,非作像面パターン検知センサ1
7とを有し、前記作像手段が前記画像を形成させる用紙
の画像作像面と同一面に前記検知パターンを作像させ
る。前記検知パターンの検知結果に応じて、印刷シーケ
ンス動作を切り換え、両面に前記検知パターンを検出し
た場合、作像動作を中断して、用紙交換を促す要求表示
を表示させ、用紙の画像作像面にのみ前記検知パターン
を検出した場合、給紙する用紙を反転手段により反転さ
せて再給紙させる。また、前記検知パターンを、用紙の
搬送方向に対して、用紙の2カ所以上で、かつ、対称位
置に作像させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特に、裏紙使用技術(リサイクル技術)を可能とす
る画像形成装置に関する。また、本発明に係る画像形成
装置は、デジタル複写機、デジタルカラー複写機、プリ
ンタ、カラープリンタ、ファクシミリ、カラーファクシ
ミリに応用することができる。
【0002】
【従来の技術】特開平7−199738号公報「画像形
成装置」においては、用紙の表裏を区別する技術とし
て、1回目の印刷面(裏面)と本当に必要な印刷面(表
面)との区別を付けるため裏面に予め定められた判別画
像を形成する発明が開示されている。
【0003】特開平10−97112号公報「画像形成
装置及び画像形成方法」においては、給紙される用紙の
両面を読取手段で読み取って、白紙面を検知して印刷面
として印刷し、裏面には裏面マークを印字することによ
り、裏紙使用による2重印刷を避ける発明が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(1)請求項1に記載
の発明の目的 近年、資源の有効利用に加えて、経費の削減等の観点か
ら、既に用紙表面に印字が行われた裏紙(再利用紙)を
用いたコピー(印刷)等が頻繁に行なわれるようになっ
てきた。しかしながら、給紙手段に裏紙をセットする場
合、印刷済みの画像作像面と非画像作像面とのセット方
向を間違えると、重複作像をしてしまう不具合が発生す
る。本発明に係る画像形成装置においては、今後裏紙が
コピー(印刷)に使用されることを想定して、コピー
(印刷)時に、用紙の画像作像面に、本文の作像と同時
に、該画像作像面の特定位置に、用紙の両面の印刷状態
を識別することを目的とする検知パターンの作像を行な
って、次回に裏紙としてセットされた場合、特定位置に
作像された該検知パターンを検知することにより重複作
像を防ぐことを目的とする。
【0005】(2)請求項2に記載の発明の目的 用紙の両面のいずれに作像された前記検知パターンでも
検知することにより、用紙の画像作像面と非画像作像面
との使用状態を検知可能とすることを目的とする。
【0006】(3)請求項3に記載の発明の目的 用紙の両面の前記検知パターンの有無を検知することに
より、画像形成装置の印刷シーケンス動作を効率よく切
り換える制御が実施できることを目的とする。
【0007】(4)請求項4に記載の発明の目的 裏紙使用時に両面使用済み用紙が混入していた場合に、
重複作像(2重作像)のミスコピーを未然に防いだり、
重複作像(2重作像)した場合でも用紙交換表示を行な
うことによりユーザに警告を与えることを目的とする。
而して、重複作像用紙が混入することを防止することを
目的とする。
【0008】(5)請求項5に記載の発明の目的 両面作像済み用紙に対して、重複作像(2重作像)され
たり、あるいは、そのまま排出されたりした用紙が、適
性に作像された用紙と混入してしまうことを防止するこ
とを目的とする。
【0009】(6)請求項6に記載の発明の目的 画像作像面と反対の面を給紙手段にセットしてしまった
裏紙に対しても、両面印刷装置の反転ユニットが自動的
に白紙側の面に置き直させることによって、重複作像
(2重作像)の用紙が正常に作像された用紙に混入して
しまうことを防止することを目的とする。
【0010】(7)請求項7に記載の発明の目的 本文作像へ影響しないように、用紙の端部に作像された
検知パターンの検知を行なう場合に、検知パターンの作
像個所が1カ所のみでは、搬送方向に対して用紙をセッ
トする向きが固定されてしまうため、搬送方向に対して
2カ所で、しかも、対称位置に作像することにより、用
紙の搬送方向に対して、どちらの向きにセットしても問
題なく検知パターンを検知可能とすることを目的とす
る。これにより、用紙を給紙手段にラフにセットできる
ことを目的とする。
【0011】(8)請求項8に記載の発明の目的 給紙手段にセットされた用紙が横送り、縦送りどちらに
セットされても、検知パターンを検知できることを目的
とする。
【0012】(9)請求項9に記載の発明の目的 検知パターンをカラー作像することより、本文の作像と
の識別を明確にさせることを目的とする。
【0013】(10)請求項10に記載の発明の目的 検知パターンは、本文の作像とはなんら関係ないため、
イエロートナーなどの目立たない色による作像とするこ
とにより、できるだけ目立たなくすることを目的とす
る。
【0014】(11)請求項11に記載の発明の目的 検知パターンを検知する検知パターンセンサを複数個か
らなるすべての給紙手段の(用紙の搬送方向の)下流側
に設置することにより、検知パターンセンサを複数個設
けることを不要とすることを目的とする。
【0015】(12)請求項12に記載の発明の目的 レジストを検知するレジストセンサの位置と検知パター
ンセンサの位置とを主走査方向でほぼ等位置に設置する
ことにより、レジストのために用紙が一旦停止した位置
で検知パターンが検知することができ、検知精度を向上
させることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、用紙を順次給紙する複数個若しくは1個からなる給
紙手段と、該給紙手段から給紙された用紙に画像を形成
する作像手段と、給紙された前記用紙上の特定位置に作
像されているあらかじめ定められた検知パターンを検知
することができる検知手段と、該検知手段が前記検知パ
ターンを検知した際の動作を制御し、かつ、操作用の情
報を表示することができる制御設定操作表示手段とを有
する画像形成装置において、前記作像手段が前記画像を
形成させる用紙の画像作像面と同一面に前記検知パター
ンを作像させる画像形成装置とすることを特徴とするも
のである。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記検知手段が、用紙のいず
れの面に作像されている前記検知パターンでも検知する
ことができる画像形成装置とすることを特徴とするもの
である。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像形成装置において、前記検知手段の前記
検知パターンの検知結果に応じて、前記制御設定操作表
示手段が、当該画像形成装置の印刷シーケンス動作を切
り換えることができるシーケンス動作切換え手段を有す
る画像形成装置とすることを特徴とするものである。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の画像形成装置において、前記検知手段が用紙の両面に
前記検知パターンを検出した場合、前記シーケンス動作
切換え手段が、前記用紙への作像動作を中断して、用紙
交換を促す要求表示を表示させる画像形成装置とするこ
とを特徴とするものである。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の画像形成装置が、ソータ手段を有している場合におい
て、前記検知手段が用紙の両面に前記検知パターンを検
知した場合、前記シーケンス動作切換え手段が、前記用
紙を前記ソータ手段の空きビンに排出させる画像形成装
置とすることを特徴とするものである。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
の画像形成装置が、給紙する用紙を反転させる反転手段
を有している場合において、前記検知手段が用紙の画像
作像面にのみ前記検知パターンを検知した場合、前記シ
ーケンス動作切換え手段が、給紙する前記用紙を前記反
転手段により反転させて再給紙させる画像形成装置とす
ることを特徴とするものである。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに記載の画像形成装置において、前記検知パ
ターンが、前記用紙の搬送方向に対して、該用紙の2カ
所以上で、かつ、対称位置に作像される画像形成装置と
することを特徴とするものである。
【0023】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに記載の画像形成装置において、前記給紙手
段が、前記用紙を横送り、縦送りいずれでも給紙が可能
である場合、該用紙のそれぞれの搬送方向に対して、前
記検知パターンが、それぞれ該用紙の2カ所以上で、か
つ、対称位置に作像される画像形成装置とすることを特
徴とするものである。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8
のいずれかに記載の画像形成装置において、前記作像手
段が、カラー画像を作像するカラー作像手段である場
合、前記検知パターンが、任意の色でカラー作像される
画像形成装置とすることを特徴とするものである。
【0025】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の画像形成装置において、前記検知パターンが、目立
ちにくい色のイエロートナーでカラー作像される画像形
成装置とすることを特徴とするものである。
【0026】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記検
知パターンを検知する前記検知手段を構成する検知パタ
ーンセンサが、複数個若しくは1個からなる前記給紙手
段すべての下流側に配置されている画像形成装置とする
ことを特徴とするものである。
【0027】請求項12に記載の発明は、請求項1乃至
11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記検
知パターンを検知する前記検知手段を構成する検知パタ
ーンセンサが、主走査方向において、レジストセンサと
ほぼ同一位置に配置されている画像形成装置とすること
を特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明を実施する為の画像形成装
置の概要について、その一例を、図1を用いて説明す
る。ここに、図1は、本発明を実施する画像形成装置の
一例を示す全体レイアウト図である。図1に示すよう
に、本画像形成装置は、用紙を順次給紙する複数個若し
くは1個の給紙部13(図1においては3個の給紙部か
らなる)を備え、給紙された用紙に画像を形成させる作
像手段として、画像読み取りユニット2,画像処理ユニ
ット3,画像書き込みユニット4,ドラムユニット8,
現像ユニット9,中間転写部10,紙転写部11,定着
部12を備えている。更に、図1には図示していない
が、後述するように、本画像形成装置は、用紙の特定位
置に、あらかじめ定められた画像を用紙の両面の使用状
態を検知するための検知パターンとして作像させる作像
手段と、作像された前記検知パターンを検知する検知手
段と、前記検知パターンの検知結果に基づいて当該画像
形成装置の動作を制御し、印刷シーケンス動作を切り換
えさせ、必要に応じて、ユーザに対し操作用情報を表示
させる制御設定操作表示手段とを備えている。
【0029】まず、本画像形成装置の動作の概要につい
て、説明する。原稿面を光源により照射しながら、画像
読み取りユニット(スキャナ)2により、原稿を走査し
て、原稿からの反射光を図示していない3ラインCCD
センサにより画像データとして読み取り、該画像データ
を画像処理ユニット3に送る。画像処理ユニット3にお
いて、スキャナγ補正,色変換,主走査変倍,画像分離
・加工,エリア処理,階調補正処理などの画像処理を施
した後、前記画像データを画像書き込みユニット4へ送
る。画像書き込みユニット4においては、送られてきた
前記画像データに応じて、LD(レーザダイオード)の
駆動信号を変調する。
【0030】前記画像データにより変調された駆動信号
に基づいて駆動されたLDからのレーザビームにより、
ドラムユニット8において、一様に帯電されて回転する
感光体ドラムに潜像が書き込まれる。更に、現像ユニッ
ト9により、トナーを付着させて顕像化させる。感光体
ドラム上に作られた画像は、中間転写部10の中間転写
ユニットの中間転写ベルト上に再転写される。中間転写
ベルト上では、フルカラーコピーの場合、4色(ブラッ
クBk,シアンC,マゼンダM,イエローYの4色)の
トナーが順次重ねられる。
【0031】フルカラーコピーの場合には、Bk,C,
M,Yの4色作像・転写工程が終了した時点で、中間転
写ベルトとタイミングを合わせて、給紙部13より用紙
(転写紙)が給紙され、紙転写部11において、4色同
時に、給紙されてきた転写紙に中間転写ベルトからトナ
ーが転写される。トナーが転写された転写紙は、搬送部
を経て定着部12に送られ、定着ローラと加圧ローラに
よって熱定着され、排紙される。
【0032】また、コピーモード等、ユーザが選択設定
する操作モードは、操作部ユニット5を経由して入力さ
れる。選択設定されたコピーモード等の操作モードは、
システム制御ユニット1に送られ、システム制御ユニッ
ト1において、設定されたコピーモードを実行するため
の各種制御処理が行なわれる。この時、システム制御ユ
ニット1から、画像読み取りユニット2,画像処理ユニ
ット3,画像書き込みユニット4,画像表示ユニット7
等の各ユニットに対して制御指示が行なわれる。
【0033】また、画像処理ユニット3によって画像処
理された画像データは、画像表示ユニット7にも出力さ
れるが、画像表示ユニット7は、図2に示すごとき機能
ブロックからなっている。図2において、画像表示ユニ
ット7に送られてきた画像データは、画像データ信号バ
ッファ(ドライバ/レシーバ)30によって、信号レベ
ル変換がなされた後、FIFO(ラインバッファ)21
を介して、CPU23に内蔵されているDMAC(Dy
namic Memory Access Contr
oller)によって、画像データ格納用のDRAM
(DynamicRandom Access Mem
ory)22に格納される。
【0034】一方、画像表示ユニット7には、画像デー
タと共に、システム制御ユニット1から、転送画像デー
タに関する制御信号(コマンド)も送られてきているの
で、画像データの有効画像領域を示す有効画像データだ
けをDRAM(即ち、画像データメモリ)22に取り込
むことが可能である。DRAM22に格納された有効画
像データは、CPU23によって、VRAM(Vide
o Random Access Memory:ビデ
オメモリ)24にDMA転送される。この時、CPU2
3によって、DRAM22に格納されている有効画像デ
ータの任意の部分を転送したり、拡大・縮小・間引きな
どの各種処理を行なうことも可能である。VRAM24
に転送された画像データは、LCDC(LCDコントロ
ーラ:液晶ディスプレイコントローラ)25の制御によ
りLCDパネル(液晶パネル)26に表示される。
【0035】また、図3は、画像表示ユニット7を説明
するための正面パネル図である。画像表示ユニット7
は、画像をLCDパネル26に表示させ、該LCDパネ
ル26の画面内で、画像の編集・加工のエリア指定/モ
ード設定を行なうことができるように、ディスプレイエ
ディタを兼用させることができる。なお、ディスプレイ
エディタ機能を実現する図3に示す各設定キーは、以下
のごとき機能を有するものであり、図2に示す画像表示
ユニット7の機能ブロック図においては、キーボード3
1部分に装備されている。
【0036】ディスプレイ32は、読み取った画像を表
示する表示部であり、図2に示すLCDパネル26を構
成するものである。このディスプレイ32において、画
像のエリアや原稿色などを指定することが可能になって
いる。スケール表示33は、原稿の目安寸法を表示する
ものであり、たとえば、原稿の右上を基準とした場合の
寸法目安を示すために、原稿の1cm単位で目盛が付さ
れている。また、カーソル34は、画像のエリア調整や
画像編集のための点の位置を指定するためのポインタで
ある。選択キー表示35は、後述する全体キー31d、
拡大キー31gのいずれが選択されているかを示すマー
クである。
【0037】読み取りキー31aは、原稿の読み取りを
開始するキーであり、読み取られた画像全体が、ディス
プレイ32に表示される。コントラスト調整つまみ31
bは、ディスプレイ32のコントラストを調整するつま
みであり、明るさ調整つまみ31cは、ディスプレイ3
2の明るさを調整するつまみである。全体キー31d
は、画像の全体(全体画像)を表示させるためのキーで
ある。画面移動キー31eは、ディスプレイ32上に表
示される画像の位置を移動するためのキーであり、通
常、ディスプレイ32左下に、表示される画像の位置を
示す表示画像枠が表示される。また、カーソルキー31
fは、ディスプレイ32上に表示されるカーソル34の
位置を移動させるキーである。ここに、画像の端部にカ
ーソル34がある場合、カーソルキー31fを押すと、
画像がスクロールする。
【0038】拡大キー31gは、カーソル34を中心と
して画像を拡大表示させるためのキーであり、ここで
は、拡大1キー31g,拡大2キー31g,拡大3
キー31gの3つの拡大キーを備えている。ここに、
拡大1キー31gは、全体画像を150%に拡大して
表示するキーであり、拡大2キー31gは、全体画像
を200%に拡大して表示するキーであり、拡大3キー
31gは、全体画像を300%に拡大して表示するキ
ーである。また、拡大3キー31gにより300%に
拡大した場合、原稿とほぼ同じ大きさに表示される。
【0039】点指定キー31hは、カーソル34が示し
ている点を選択指定するためのキーであり、閉じるキー
31iは、エリア(直角多角形,多角形)指定時に、始
点と終点とを接続するキーである。また、クリアキー3
1jは、点指定キー31hにより最後に指定した点を取
り消すキーであり、オールクリアキー31kは、指定し
たすべての点を取り消すキーである。
【0040】また、図4は、図1に示す操作部ユニット
5の各種操作キーの一例を示すキー配置図である。
【0041】テンキー41は、コピー(印刷)枚数など
の数値入力を行なう場合に使用する。モードクリア/予
熱キー42は、設定したモードを取り消して初期設定に
戻す場合や、一定時間以上の連続押下により予熱状態と
する設定を行なう。割り込みキー43は、コピー中に割
り込み、別の原稿のコピーを行なう場合に使用する。画
質調整キー44は、画質の調整を行なうときに使用す
る。
【0042】プログラムキー45は、頻繁に使用するモ
ードの登録や呼出を行なう場合に使用する。プリントス
タートキー46は、コピー(印刷)開始の為のキーであ
る。クリア/ストップキー47は、テンキー41から入
力した数値をクリアする場合や、コピー途中でコピーを
中断する場合に使用する。
【0043】エリア加工キー48は、図2,図3に示す
画像表示ユニット(ディスプレイエディター)7上で、
エリア加工・編集等のモードを使用する場合に使用す
る。輝度調整つまみ49は、図2に示すLCDパネル2
6の画面の明るさを調整する。また、タッチパネルキー
50は、LCDパネル26上に表示された各種のキーの
範囲と同じ範囲にキーエリアを設定して、タッチパネル
が前記設定された範囲内の押下を検出すると、その設定
されたキーに対応する処理が行なわれる。初期設定キー
51は、ユーザが各種初期設定を選択したい時に押下す
る。
【0044】また、図5は、LCDパネル26に表示さ
れる液晶表示画面の一例を示している。図5に示される
ように、LCDパネル26の画面上には、カラーモード
(自動カラー選択),自動濃度,マニュアル濃度,画質
モード(自動画像分離),自動用紙選択,用紙トレイ,
用紙自動変倍,等倍,ソート,スタック等の各種のコピ
ー(印刷)動作モードを選択できるモード選択表示があ
り、さらに、クリエイト、カラー加工、両面(移動/ブ
ック加工)、変倍等のサブ画面選択表示もある。また、
各表示の大きさと同様の大きさのキーが、図4に示すタ
ッチパネル50上に設定されている。
【0045】さらに、図6は、図5に示す変倍の表示が
ある位置のタッチパネルキー(即ち、変倍キー)押下に
よるサブ画面展開の一例を示す。変倍キーが押下される
と、変倍用のサブ画面として、画面下方から変倍設定画
面がスクロールアップされる。変倍設定画面には、定形
変倍(予め変倍率が設定されている変倍モード)用のキ
ーが設定されている。例えば、71%の部分のタッチパ
ネルキーを押下すると、変倍率71%が選択される。ま
た、該変倍設定画面には、定形変倍以外の任意の変倍が
可能となる変倍モードを選択できるように、ズームキ
ー,寸法変倍キー,独立変倍/拡大連写キーも、画面左
側に設定されている。
【0046】また、タッチパネルの押下位置を検出する
検出回路の一例を、図7,図8に示す。図7は、図4に
示すタッチパネルキー50におけるタッチパネル検出回
路の一例の回路図を示したものであり、図8は、図7に
示すタッチパネルのX1,X2,Y1,Y2の各端子の
設定状態を表した入出力状態図である。まず、コントロ
ーラ71は、検出端子をHigh状態にして、X1,X
2,Y1,Y2の各端子の状態を図8に示されるように
設定する。ここに、Y1,Y2の回路は抵抗でプルアッ
プされているので、Y1は、タッチパネルがOFFの時
+5Vになり、ONの時は0Vになる。従って、A/D
コンバータ72の出力から、タッチパネルのON/OF
Fの状態を確認することができる。コントローラ71
は、タッチパネルONの状態を検知すると、測定モード
に切り換える。X方向の時は、X1は+5V、X2は0
Vになり、入力位置の電位がY1を通してA/Dコンバ
ータ72に接続されて、X方向の押下位置の座標が算出
される。Y方向の座標も、コントローラ71により、回
路を切り換えて同様に算出される。而して、図7に示す
ような検出回路によって、タッチパネルの押下位置が検
出される。
【0047】また、図9は、図1に示す操作部ユニット
5の回路構成の一例を示すブロック図である。CPU9
1からのアドレス信号はアドレスラッチ92に取り込ま
れ、CPU91からの制御信号によりここでコントロー
ルされる。アドレスラッチ92を出たアドレス信号は、
その一部がアドレスデコーダ93に入り、各ICへのチ
ップセレクト信号が作られて、メモリマップの作成に使
用される。また、アドレス信号は、ROM(Read
Only Memory),RAM(Random A
ccess Memory)等のメモリ94やLCDC
(LCDコントローラ)95に入力されて、アドレス指
定に使用される。
【0048】一方、CPU91からのデータバスが、R
OM,RAM等のメモリ94やLCDC95に接続さ
れ、データの双方向通信が行なわれる。LCDC95に
は、CPU91からのアドレスバス、データバスの他
に、LED(Light Emitting Diod
e)ドライバ96、キーボード97、アナログタッチパ
ネル98、LCDモジュール99、そして、表示データ
用のROM100,RAM101等が接続されている。
【0049】LCDC95は、キーボード97からの信
号やアナログタッチパネル98からの信号によりROM
100,RAM101のデータから表示データを作成
し、LCDモジュール99(即ち、LCDパネル)上へ
の表示をコントロールする。また、CPU91には、光
トランシーバ(光ファイバ用コネクタ)102が接続さ
れており、外部(即ち、図1に示すシステム制御ユニッ
ト1)とのシリアル通信を行なっている。
【0050】さらに、画像形成装置の一実施例を示す図
1の画像読み取りユニット(スキャナ)2と画像処理ユ
ニットIPU(Image Processing U
nit)3の全体ブロック構成を示すブロック図を図1
0に示す。なお、本実施例においては、画像読み取りユ
ニット2と画像処理ユニットIPU3との制御部(即
ち、CPU111,ROM112,RAM113及びタ
イミング回路120)が共用されている場合を示してい
るが、もちろん、それぞれが独立して存在していても構
わない。画像読み取りユニット(スキャナ)2・画像処
理ユニットIPU3の制御部上にあるCPU111は、
ROM112に格納されているプログラムを実行し、R
AM113に対して、各種のデータ等を読み書きするこ
とにより、画像読み取りユニット(スキャナ)2・画像
処理ユニットIPU3部の全体の制御を行なっている。
また、システム制御ユニット1とシリアル通信により接
続されており、送受信されるコマンド及びデータに基づ
いて、システム制御ユニット1から指令された動作を行
なう。さらに、システム制御ユニット1は、操作部ユニ
ット5とシリアル通信により接続されており、操作部ユ
ニット5を介して入力されるユーザからのキー入力指示
により、システム制御ユニット1に対して動作モード等
の指示を設定することができる。また、CPU111
は、I/O114を構成する原稿検知センサ,HPセン
サ,圧板開閉センサ,冷却ファン等に接続されており、
各種状態の検知及びON/OFFの制御をしている。
【0051】スキャナモータドライバ115は、CPU
111からのPWM(PulseWidth Modu
lation)出力信号によりドライブされ、励磁パル
スシーケンスを発生し、原稿走査駆動用のパルスモータ
116を駆動する。原稿画像は、CPU111からの制
御信号を受信したランプレギュレータ117により駆動
されたハロゲンランプ118からの照射光の光量制御さ
れた反射光信号として、複数ミラー及びレンズを通し
て、3ラインCCD119に結像される。3ラインCC
D119は、画像読み取りユニット(スキャナ)2・画
像処理ユニットIPU3制御部上にあるタイミング回路
120によって各R,G,B用の駆動クロックが与えら
れて、各R,G,Bのodd,evenのアナログ画像
信号を、それぞれ、R,G,B用エミッタホロワ12
1,122,123に出力している。各エミッタホロワ
121,122,123を経由して、それぞれ、R,
G,B用の各アナログ処理回路124,125,126
に入力されたアナログ画像信号は、減算法CDS(Co
rrelative Double Samplin
g)が実行され、3ラインCCD119のオプティカル
ブラック部でラインクランプが実施されて、oddとe
venの出力差が補正され、R,G,B用それぞれのア
ンプゲインの調整がなされる。
【0052】アンプゲイン調整後は、マルチプレクサに
より合成されて、最終的にDCレベルのオフセット調整
がなされて、それぞれ、A/Dコンバータ127,12
8,129へ入力される。A/Dコンバータ127,1
28,129に入力されたアナログ画像信号は、デジタ
ル化されて、シェーディング補正回路130へ入力され
る。シェーディング補正回路130は、照明系の光量不
均一や3ラインCCD119の画素出力のバラツキを補
正する機能を持っている。シェーディング補正されたR
用画像データとG用画像データとは、それぞれ、各ライ
ン間補正メモリ131,132へ入力されて、それぞ
れ、メモリによって遅延されて、3ラインCCD119
のBとG,BとRのライン数の画像データとBGRの読
取画像の1ライン以上の位置合わせがなされて、ドット
補正回路133へ出力される。
【0053】ドット補正回路133においては、ライン
間補正メモリ131,132を介して出力された画像デ
ータを、RGBデータの1ライン以内にあるドットのズ
レを補正して、スキャナγ補正回路134に出力する。
さらに、スキャナγ補正回路134においては、反射率
リニアデータをルックアップテーブル方式で補正を行な
う。スキャナγ補正回路134による補正後の画像デー
タは、自動原稿色判定回路136と自動画像分離回路1
37とディレーメモリ135とを介して、RGBフィル
タ138a,色変換処理回路138b,変倍処理回路1
38c,クリエイト回路138dからなる画像変換回路
138に入力される。
【0054】ここに、自動原稿色判定回路136におい
ては、ACS(有彩/無彩判定)処理を実行し、自動画
像分離回路137においては、像域分離(文字/網点)
処理を実行する。即ち、ACS処理としては、黒、及
び、灰色の判定を行なう。また、像域分離処理として
は、エッジ判定(白画素と黒画素の連続性により判
定)、網点判定(画像中の山/谷ピーク画素の繰り返し
パターンにより判定)、写真判定(文字・網点外で画像
データがある場合)を行ない、文字及び印刷(網点)
部、写真部の領域を判定して、CPU111に伝える。
かかる判定結果は、後段のRGBフィルタ,色変換,プ
リンタγ補正,YMCKフィルタ,階調処理において、
パラメータや係数の切り換えのために使用される。
【0055】ディレーメモリ135から出力された画像
データは、RGBフィルタ138aに入力される。RG
Bフィルタ138aにおいては、入力された画像データ
に関するRGBデータのMTF(Modulation
Transfer Function)補正,平滑
化,エッジ強調,スルー等のフィルタ係数が、先の自動
原稿色判定回路136と自動画像分離回路137におけ
る判定領域により切り換えられて、設定される。色変換
処理回路138bにおいては、RGBデータからYMC
Kデータへの変換,UCR(Under Color
Removal),UCA処理が実行される。
【0056】その後、変倍処理回路138cに入力さ
れ、主走査の画像データに対して拡大/縮小処理が実行
される。画像表示ユニット7への分岐は、変倍処理回路
138cにおける拡大/縮小処理後に行なわれる。な
お、画像表示ユニット7へは図示していないインタフェ
ース回路(I/F回路)を介して接続されている。クリ
エイト回路138dにおいては、クリエイト編集、カラ
ー加工が行なわれる。クリエイト編集では、斜体,ミラ
ー,影付け,中抜き処理等が実行される。カラー加工で
は、カラー変換,指定色消去,アンダーカラー等が実行
される。
【0057】さらに、プリンタγ補正・YMCKフィル
タ139においては、先の自動原稿色判定回路136と
自動画像分離回路137における判定領域に基づいて、
プリンタγ変換とフィルタ係数の設定が実行される。プ
リンタγ補正・YMCKフィルタ139における階調処
理としては、ディザ処理が実行され、ビデオコントロー
ルとしては、書き込みタイミング設定や画像領域・白抜
き領域の設定やグレースケールやカラーパッチ等のテス
トパターンの発生などが行なわれる。最終画像データ
は、画像書き込みユニット4において、画像書き込み処
理がなされて、LD(レーザダイオード)へ出力できる
ように処理された後、LDへ出力される。
【0058】また、キャラクタジェネレータ140は、
文字フォントや図形パターンのデータを内部ROMに有
しており、必要時に出力可能にされている。キャラクタ
ジェネレータ140の出力タイミングは、タイミング回
路120の主走査の同期信号(LSYNC)、副走査の
ゲート信号(FGATE)、および、クロック信号を基
にして、CPU111によって決定され、キャラクタジ
ェネレータ140に対してバスを介して設定されること
により、文字フォントや図形パターンのデータの印字位
置が決定される。キャラクタジェネレータ140の出力
は、OR回路141を経て、プリンタγ補正・YMCK
フィルタ139に出力される。さらに、CPU111か
らの設定情報として、文字サイズ,文字フォント,作像
コントロールとの組合せにより文字色を決定することが
できる。
【0059】ここで、キャラクタジェネレータ140を
利用することにより、本文の画像の作像と同時に、用紙
の特定位置に、あらかじめ定められた特定の画像(図形
パターンや文字フォント)を検知パターンとして作像さ
せることが可能であり、該検知パターンを検知すること
により、用紙の印刷済み面を識別することが可能とな
る。
【0060】OR回路141は、画像変換回路138か
ら出力される画像データとキャラクタジェネレータ14
0から出力されるパターンデータとを合成させることが
できる。なお、以上に示した各種の画像処理は、CPU
111に接続されているROM112に格納されている
プログラムとして実現することが可能であり、プログラ
ムとして実行される各画像処理の設定と動作とは、シス
テム制御ユニット1からの指示により決定させることが
できる。
【0061】次に、本発明に係る画像形成装置における
用紙の裏紙認識機構(即ち、用紙の作像面の使用済みの
有無を認識する機構)について、図11を用いて説明す
る。図11は、図1に示す画像形成装置の全体レイアウ
ト図における裏紙認識機構を更に説明するための全体レ
イアウト図である。図11に示すように、給紙部13
は、第1乃至第3トレイの3つの給紙段からなり、さら
に、両面コピーが可能なように、反転ユニット14が設
けられている。また、ソータ15においては、各ビンの
制御により、印刷された作像用紙をソートして排出する
ことができる。
【0062】用紙の両面それぞれの印刷状態を識別する
ための検知パターン検知機構は、作像面パターン検知セ
ンサ16と非作像面パターン検知センサ17とからなっ
ている。ここに、作像面パターン検知センサ16と非作
像面パターン検知センサ17に用いられるセンサとして
は、レジストセンサに使用されている簡単な反射型光学
センサでももちろん構わない。また、センサ位置は3つ
の給紙段の下流側(即ち、用紙の搬送方向の下流側)に
配置することにより、一つの検知機構により各給紙段か
ら給紙される全ての用紙に対して、用紙の両面それぞれ
の印刷状態を識別するための検知パターンの検知が可能
となる。また、作像面パターン検知センサ16と非作像
面パターン検知センサ17とに用いられるセンサとレジ
ストセンサとを、主走査方向に対してほぼ同一位置に配
置することにより、レジスト検知時に、搬送されている
用紙が一旦停止したタイミングで、同時に、用紙の両面
それぞれの印刷状態を識別する検知パターンを検知する
ことができるので、用紙の両面の印刷状態を識別する検
知精度を向上させる利点を得ることができる。
【0063】また、本発明におけるプリンタ側のシーケ
ンス制御ブロックの一例を示すブロック構成図を、図1
2に示す。シーケンス制御ユニット151は、CPU1
51aに接続されたI/Oコントローラ151dによ
り、作像面パターン検知センサ16,非作像面パターン
検知センサ17,レジストセンサ18、反転ユニット制
御部14a,ソータ機構制御部15a,作像機構制御部
をそれぞれコントロールしている。
【0064】用紙の両面それぞれの印刷状態を識別する
検知パターンの作像については、前述したように、図1
0に示すOR回路141により、本文の画像と合成され
て、用紙の同一面に作像される。該検知パターンを検知
したり、該検知パターンを作像したり、該検知パターン
よりプリンタのシーケンス動作を変更したりするモード
を、本発明では、用紙リサイクルモードと称している。
該用紙リサイクルモードは、図10に示す操作部ユニッ
ト5に設けられているリサイクルモードキー(図示して
いない)を押下することにより設定され、実行される。
前記検知パターンに基づいた用紙の両面それぞれの印刷
状態の検知結果により、制御設定操作表示動作が起動さ
れて、前記用紙リサイクルモードに応じて、当該画像形
成装置の動作が制御され、かつ、ユーザへの操作用情報
が表示される。
【0065】前記用紙リサイクルモードの動作を示す動
作フローチャートについて、図13,図14に示す。こ
こに、図14は、図13に示す用紙リサイクルモードの
動作フローチャートの続きを示す残りの動作フローチャ
ートである。以下に、図13,図14の動作フローチャ
ートに基づいて、前記用紙リサイクルモードの動作を説
明する。まず、印刷(プリント)を指示するプリントス
イッチSWが押されているかチェックされ(ステップS
1)、プリントスイッチSWが押されていると(ステッ
プS1のYES)、用紙給紙動作が実行される(ステッ
プS2)。その後、レジストセンサ18がONの状態に
あるか確認され(ステップS3)、ONの状態になれば
(ステップS3のYES)、作像面パターン検知センサ
16と非作像面パターン検知センサ17のON/OFF
のチェックが行なわれる(ステップS4,S5,S1
6)。作像面パターン検知センサ16と非作像面パター
ン検知センサ17とのON/OFF状態の組合せによ
り、シーケンス動作の制御変更が行なわれる。即ち、用
紙の両面それぞれの印刷状態の検知結果に応じて、当該
画像形成装置の制御設定操作表示動作が、シーケンス動
作の切替えを行ない、印刷シーケンス動作が切り換えら
れる。
【0066】シーケンス動作の第1の制御変更として
は、作像面パターン検知センサ16および非作像面パタ
ーン検知センサ17の両者が共にONの場合である(ス
テップS4,S5が共にYES)。かかる場合は、用紙
の両面において検知パターンが検知されており、両面と
も既に使用済み用紙(即ち、印刷済み用紙)の場合であ
る。而して、作像を停止して(ステップS6)、ソータ
15がある場合は(ステップS7のYES)、両面使用
済み用紙は空ビンに排出動作がなされ(ステップS
8)、再スキャンや再データ転送等のリカバリー動作が
行なわれた後(ステップS9)、再給紙を実行させるた
めにステップS2に戻る。一方、ソータ15がない場合
は(ステップS7のNO)、通常排出動作が実施された
後に(ステップS10)、操作部ユニット5に“両面と
も使用済みの用紙がセットされています。用紙を取り替
えて下さい。”等のエラー表示(用紙交換を促す要求表
示)がなされて(ステップS11)、終了する。
【0067】シーケンス動作の第2の制御変更として
は、作像面パターン検知センサ16がONで、一方、非
作像面パターン検知センサがOFFの場合である(ステ
ップS4のYES,ステップS5のNO)。かかる検知
パターンの場合は、用紙の画像作像面のみが使用済み
(即ち、印刷済み)の用紙の場合である。而して、作像
停止後に(ステップS12)、反転ユニット14が備わ
っている場合であれば(ステップS13のYES)、反
転ユニット14を動作させて、用紙の白紙側が画像作像
面になるように反転させて(ステップS14)、リカバ
リー動作を実行させた後に(ステップS15)、再給紙
を実行させるためにステップS2に戻る。
【0068】シーケンス動作の第3の制御変更として
は、作像面パターン検知センサ16がOFFで、一方、
非作像面パターン検知センサ17がONの場合である
(ステップS4のNO,ステップS16のYES)。か
かる検知パターンの場合は、前述の第2の制御変更とは
逆に、用紙の非画像作像面のみが使用済み(即ち、印刷
済み)の用紙の場合である。
【0069】而して、図14の動作フローチャートに示
すごとく、現在の作像面である白紙面に対して、通常の
画像作像と検知パターン作像とが実行された後に(ステ
ップS17)、両面モードが選択されているかチェック
がなされ(ステップS18)、両面モードが選択されて
いる場合は(ステップS18のYES)、2重コピーと
なってしまうので、ソータ15がある場合は(ステップ
S19のYES)、空きビンに排出動作がなされた後
(ステップS20)、リカバリー動作が実行され(ステ
ップS21)、再給紙を実行させるためにステップS2
に戻る。
【0070】一方、ソータ15がない場合は(ステップ
S19のNO)、通常排出動作が実施された後に(ステ
ップS22)、操作部ユニット5に“裏紙を使用済みの
ため両面コピーはできません。用紙を取り替えて下さ
い。” 等のエラー表示(用紙交換を促す要求表示)が
なされて(ステップS23)、終了する。また、両面モ
ードが選択されていない場合は(ステップS18のN
O)、通常排出動作が実行される(ステップS25)。
さらに、リピート動作であれば(ステップS26のYE
S)、再給紙を実行させるためにステップS2に戻り、
継続給紙が行なわれる。一方、リピート動作でない場合
は(ステップS26のNO)、終了する。
【0071】シーケンス動作の第4の制御変更として
は、作像面パターン検知センサ16および非作像面パタ
ーン検知センサ17の両者が共にOFFの場合である
(ステップS4,S16が共にNO)。かかる検知パタ
ーンの場合は、用紙の表裏面とも白紙用紙(新品)の場
合である。而して、現在の画像作像面に対して、通常の
画像作像と検知パターン作像とが実行された後に(ステ
ップS24)、通常排出動作が実行される(ステップS
25)。さらに、リピート動作であれば(ステップS2
6のYES)、再給紙を実行させるためにステップS2
に戻り、継続給紙が行なわれる。一方、リピート動作で
ない場合は(ステップS26のNO)、終了する。
【0072】ここで、用紙の両面の印刷状態を検知する
検知パターンの作像位置は、本文作像に影響を与えない
ように用紙の端部に配置することが望ましい。かくのご
とく、用紙の端部に配置する場合の検知パターンの作像
位置については、図15(A)あるいは(B)に示す通
り、用紙の搬送方向に対して、該用紙の対称位置に2カ
所以上設けることにより、該用紙の搬送方向が固定され
る必要性がなくなり、用紙のセット状態に関わらず、検
知パターンセンサが同じ位置で検知パターンの検知が可
能となる。また、図16に示すごとく、A4用紙のよう
に、横送り(図16(A)あるいは(B)の場合)、縦
送り(図16(C)あるいは(D)の場合)のいずれの
方向でも給紙が可能な用紙については、検知パターンの
作像位置として、該用紙のそれぞれの搬送方向に対し
て、該用紙のそれぞれの対称位置に2カ所以上ずつ、合
計4カ所以上設けることにより、かかる用紙がいずれの
給紙段にセットされても対応できるようになる。また、
カラー作像系の場合においては、図17に示すように、
検知パターンの作像位置は、図15の場合と同様に2カ
所以上で、かつ、対称位置とすることになるが、検知パ
ターンそのものは、本文の作像とは関係ないので、目立
たない色であるイエロートナーを用いて、検知パターン
を作像させることもできる。あるいは、あえて目立つ色
を用いたとしても、検知パターンの色を本文の画像の色
とは異なる色に変えて任意の色で作像させることも可能
である。
【0073】
【発明の効果】(1)請求項1に係る発明の効果 裏紙が使用されることを想定して、用紙の同一面(即
ち、画像作像面)上に本文作像と検知パターン作像とを
同時に行なうことが可能であり、次回、当該画像形成装
置の給紙部に裏紙としてセットされた場合、作像された
検知パターンを検知することにより、既に作像された面
への重複作像を防止することができる。
【0074】(2)請求項2に係る発明の効果 用紙のいずれの面に作像された検知パターンでも検知す
ることが可能であり、用紙の画像作像面と非画像作像面
の双方の使用済み(即ち、印刷済み)の有無状態を検知
することができ、印刷動作を適切に制御することができ
る。
【0075】(3)請求項3に係る発明の効果 用紙の検知パターンを検知した結果により、画像形成装
置の印刷シーケンス動作を切り換える制御方法を適用す
ることにより、印刷シーケンスを効率よく実施させるこ
とができる。
【0076】(4)請求項4に係る発明の効果 たとえば、裏紙使用時に両面作像済み用紙が混入してい
た場合など、用紙の検知パターンの検知結果として両面
作像済みを検知した場合に、重複作像(重複印刷)のミ
スコピーを未然に防いだり、重複作像した場合でも用紙
交換の要求表示を行なうことが可能であり、ユーザに対
して、重複作像した用紙が混入することを防止するため
の警告を与えることが可能である。
【0077】(5)請求項5に係る発明の効果 ソータ手段がある場合に、両面作像済みの用紙を空きビ
ンに排出させることにより、両面作像済み用紙に対し
て、更に重複作像されたり、あるいは、そのまま排出さ
れたりした用紙が、適性に作像された用紙と混入してし
まうことを防止することができる。
【0078】(6)請求項6に係る発明の効果 給紙部に、画像作像面と反対の面をセットしてしまった
裏紙に対して、反転ユニットを用いて、確実に白紙側の
面に反転させて給紙し直させることが可能であり、重複
作像用紙が正常に作像された用紙に混入してしまうこと
を防止することができる。
【0079】(7)請求項7に係る発明の効果 本文作像へ影響を及ぼさないように、検知パターンを、
用紙の端部に配置するような場合、1カ所のみに作像す
る検知パターンでは、用紙の搬送方向に対して用紙をセ
ットする向きが固定されてしまうが、用紙の搬送方向に
対して、2カ所以上で、しかも、対称位置に作像させる
ことにより、用紙の搬送方向に対して、いずれの向きで
あっても、問題なく、検知パターンを検知することがで
きる。而して、用紙を給紙手段にラフにセットすること
ができる効果がある。
【0080】(8)請求項8に係る発明の効果 給紙手段にセットされた用紙が、横送り・縦送りどちら
の給紙方向にセットされていても検知パターンを検知す
ることができる。
【0081】(9)請求項9に係る発明の効果 検知パターンを任意の色にカラー作像させることより、
本文作像の画像との識別を明確に行なうことができる。
【0082】(10)請求項10に係る発明の効果 検知パターンが、本文作像の画像とはなんら関係ないの
で、目立たない色、たとえば、イエロートナーによる作
像とすることにより、検知パターンをできるだけ目立た
なくすることが可能である。
【0083】(11)請求項11に係る発明の効果 すべての給紙手段の下流側に検知パターンを検知する検
知パターンセンサを配置することにより、複数個若しく
は1個の給紙手段からなる画像形成装置であっても、検
知パターンセンサを複数個設ける必要がなくなる。
【0084】(12)請求項12に係る発明の効果 レジストを検知するレジストセンサと検知パターンを検
知する検知パターンセンサとを、主走査方向に対して、
ほぼ等位置に設置することにより、レジストを検知し
て、用紙の搬送が一旦停止した位置で、検知パターンを
検知することができるので、検知パターンの検知精度を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する画像形成装置の一例を示す
全体レイアウト図である。
【図2】 画像表示ユニットの機能ブロック図である。
【図3】 画像表示ユニットを説明するための正面パネ
ル図である。
【図4】 操作部ユニットの各種操作キーの一例を示す
キー配置図である。
【図5】 LCDパネルに表示される液晶表示画面の一
例を示す画面である。
【図6】 図5の変倍の表示がある位置のタッチパネル
キー(変倍キー)押下によるサブ画面展開の一例を示す
図である。
【図7】 図4に示すタッチパネルキー50におけるタ
ッチパネル検出回路の一例を示す回路図である。
【図8】 図7に示すタッチパネルのX1,X2,Y
1,Y2の各端子の設定状態を表した入出力状態図であ
る。
【図9】 操作部ユニットの回路構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図10】 図1に示す画像読み取りユニット2と画像
処理ユニット3との全体ブロック構成を示すブロック図
である。
【図11】 図1に示す画像形成装置の全体レイアウト
図における裏紙認識機構を更に説明するための全体レイ
アウト図である。
【図12】 本発明におけるプリンタ側のシーケンス制
御ブロックの一例を示すブロック構成図である。
【図13】 用紙リサイクルモードの動作を示す動作フ
ローチャートである。
【図14】 図13に示す用紙リサイクルモードの動作
フローチャートの続きを示す残りの動作フローチャート
である。
【図15】 用紙の両面を検知する検知パターンの作像
位置の例を示す模式図である。
【図16】 用紙の両面を検知する検知パターンの作像
位置の別の例を示す模式図である。
【図17】 用紙の両面を検知する検知パターンの作像
位置の更に別の例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…システム制御ユニット、2…画像読み取りユニット
(スキャナ)、3…画像処理ユニットIPU、4…画像
書き込みユニット、5…操作部ユニット、6…複写機機
構部、7…画像表示ユニット、8…ドラムユニット、9
…現像ユニット、10…中間転写部、11…紙転写部、
12…定着部、13…給紙部、14…反転ユニット、1
4a…反転ユニット制御部、15…ソータ、15a…ソ
ータ機構制御部、16…作像面パターン検知センサ、1
7…非作像面パターン検知センサ、18…レジストセン
サ、21…FIFO(ラインバッファ)、22…DRA
M(画像データメモリ)、23…CPU、24…VRA
M(ビデオメモリ)、25…LCDC(LCDコントロ
ーラ)、26…LCDパネル(液晶パネル)、27…R
OM、28…SRAM、29…シリアル通信ドライバ、
30…画像データ信号バッファ(ドライバ/レシー
バ)、31…キーボード、31a…読み取りキー、31
b…コントラスト調整つまみ、31c…明るさ調整つま
み、31d…全体キー、31e…画面移動キー、31f
…カーソルキー、31g…拡大キー、31g …拡大1
キー、31g…拡大2キー、31g…拡大3キー、
31h…点指定キー、31i…閉じるキー、31j…ク
リアキー、31k…オールクリアキー、32…ディスプ
レイ、33…スケール表示、34…カーソル、35…選
択キー表示、41…テンキー、42…モードクリア/予
熱キー、43…割り込みキー、44…画質調整キー、4
5…プログラムキー、46…プリントスタートキー、4
7…クリア/ストップキー、48…エリア加工キー、4
9…輝度調整つまみ、50…タッチパネルキー、51…
初期設定キー、71…コントローラ、72…A/Dコン
バータ、91…CPU、92…アドレスラッチ、93…
アドレスデコーダ、94…メモリ、95…LCDC(L
CDコントローラ)、96…LEDドライバ、97…キ
ーボード、98…アナログタッチパネル、99…LCD
モジュール、100…ROM、101…RAM、102
…光トランシーバ、103…システムリセット、111
…CPU、112…ROM、113…RAM、114…
I/O、115…スキャナモータドライバ、116…パ
ルスモータ、117…ランプレギュレータ、118…ハ
ロゲンランプ、119…3ラインCCD、120…タイ
ミング回路、121,122,123…エミッタホロ
ワ、124,125,126…アナログ処理回路、12
7,128,129…A/Dコンバータ、130…シェ
ーディング補正回路、131,132…ライン間補正メ
モリ、133…ドット補正回路、134…スキャナγ補
正回路、135…ディレーメモリ、136…自動原稿色
判定回路、137…自動画像分離回路、138…画像変
換回路、138a…RGBフィルタ、138b…色変換
処理回路、138c…変倍処理回路、138d…クリエ
イト回路、139…プリンタγ補正・YMCKフィル
タ、140…キャラクタジェネレータ、141…OR回
路、151…シーケンス制御ユニット、151a…CP
U、151b…ROM、151c…RAM、151d…
I/Oコントローラ、152…現像バイアス、153…
感光体帯電グリッド、154…LDパワー、155…転
写バイアス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 31/00 B65H 85/00 3F048 85/00 G03G 15/00 106 3F054 G03G 15/00 106 518 3F100 518 15/01 N 15/01 Y 21/00 386 21/00 386 382 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AR01 AS02 CQ04 CQ24 CQ41 HH13 HJ03 HJ04 HK11 HV32 HV46 JJ13 2H027 DA09 DC01 DE02 DE07 ED17 ED22 EF09 FA23 FD01 FD06 FD08 FD10 GB07 2H028 BA06 BB04 BB06 BB08 BD01 2H030 AA00 AD05 AD16 BB32 2H072 AA09 AA13 AB06 AB27 CA01 CB09 FC00 JA02 3F048 AA03 AA04 AA05 AB01 BA05 BA19 BB02 BC02 BD07 CA10 CB03 CC05 DA07 DC05 EB33 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA04 BB04 BC02 BD02 BF24 BH07 CA37 DA16 3F100 AA02 BA17 CA13 CA15 EA03 EA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を順次給紙する複数個若しくは1個
    からなる給紙手段と、該給紙手段から給紙された用紙に
    画像を形成する作像手段と、給紙された前記用紙上の特
    定位置に作像されているあらかじめ定められた検知パタ
    ーンを検知することができる検知手段と、該検知手段が
    前記検知パターンを検知した際の動作を制御し、かつ、
    操作用の情報を表示することができる制御設定操作表示
    手段とを有する画像形成装置において、前記作像手段が
    前記画像を形成させる用紙の画像作像面と同一面に前記
    検知パターンを作像させることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記検知手段が、用紙のいずれの面に作像されてい
    る前記検知パターンでも検知することができることを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、前記検知手段の前記検知パターンの検知結果
    に応じて、前記制御設定操作表示手段が、当該画像形成
    装置の印刷シーケンス動作を切り換えることができるシ
    ーケンス動作切換え手段を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、前記検知手段が用紙の両面に前記検知パターンを検
    出した場合、前記シーケンス動作切換え手段が、前記用
    紙への作像動作を中断して、用紙交換を促す要求表示を
    表示させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の画像形成装置が、ソー
    タ手段を有している場合において、前記検知手段が用紙
    の両面に前記検知パターンを検知した場合、前記シーケ
    ンス動作切換え手段が、前記用紙を前記ソータ手段の空
    きビンに排出させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の画像形成装置が、給紙
    する用紙を反転させる反転手段を有している場合におい
    て、前記検知手段が用紙の画像作像面にのみ前記検知パ
    ターンを検知した場合、前記シーケンス動作切換え手段
    が、給紙する前記用紙を前記反転手段により反転させて
    再給紙させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の画像
    形成装置において、前記検知パターンが、前記用紙の搬
    送方向に対して、該用紙の2カ所以上で、かつ、対称位
    置に作像されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれかに記載の画像
    形成装置において、前記給紙手段が、前記用紙を横送
    り、縦送りいずれでも給紙が可能である場合、該用紙の
    それぞれの搬送方向に対して、前記検知パターンが、そ
    れぞれ該用紙の2カ所以上で、かつ、対称位置に作像さ
    れることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の画像
    形成装置において、前記作像手段が、カラー画像を作像
    するカラー作像手段である場合、前記検知パターンが、
    任意の色でカラー作像されることを特徴とする画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像形成装置におい
    て、前記検知パターンが、目立ちにくい色のイエロート
    ナーでカラー作像されることを特徴とする画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    画像形成装置において、前記検知パターンを検知する前
    記検知手段を構成する検知パターンセンサが、複数個若
    しくは1個からなる前記給紙手段すべての下流側に配置
    されていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
    画像形成装置において、前記検知パターンを検知する前
    記検知手段を構成する検知パターンセンサが、主走査方
    向において、レジストセンサとほぼ同一位置に配置され
    ていることを特徴とする画像形成装置。
JP2001127620A 2001-04-25 2001-04-25 画像形成装置 Pending JP2002323830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001127620A JP2002323830A (ja) 2001-04-25 2001-04-25 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001127620A JP2002323830A (ja) 2001-04-25 2001-04-25 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002323830A true JP2002323830A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18976461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001127620A Pending JP2002323830A (ja) 2001-04-25 2001-04-25 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002323830A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005035082A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置
US7200481B2 (en) 2002-11-27 2007-04-03 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
CN110546690A (zh) * 2017-05-22 2019-12-06 冲电气工业株式会社 纸币处理装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06171797A (ja) * 1992-12-03 1994-06-21 Ricoh Co Ltd 印字用カット紙の表裏判別システム
JPH0897948A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1087092A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1097112A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JPH11296020A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Canon Inc 印刷装置、印刷制御方法、及び記録媒体
JP2000098814A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2000276016A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子複写装置
JP2000305324A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2001016435A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Minolta Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06171797A (ja) * 1992-12-03 1994-06-21 Ricoh Co Ltd 印字用カット紙の表裏判別システム
JPH0897948A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1087092A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1097112A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JPH11296020A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Canon Inc 印刷装置、印刷制御方法、及び記録媒体
JP2000098814A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2000276016A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子複写装置
JP2000305324A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2001016435A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Minolta Co Ltd 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7200481B2 (en) 2002-11-27 2007-04-03 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
JP2005035082A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置
CN110546690A (zh) * 2017-05-22 2019-12-06 冲电气工业株式会社 纸币处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7783222B2 (en) Image forming apparatus having change-over type developing device
US5937232A (en) Image forming apparatus with display device for displaying before and after image processing data
US7417770B2 (en) Image forming device with priority mode to force automatic switching to monochromatic mode over color mode
JP3334025B2 (ja) 画像形成装置
US6222545B1 (en) Image processing apparatus and method
JPH08314329A (ja) カラー画像形成装置
US5812907A (en) Image processing apparatus which can interrupt a current job to execute another job
JP3406766B2 (ja) 画像形成装置
US6249361B1 (en) Image processing apparatus and method
JP2002323830A (ja) 画像形成装置
JP3364560B2 (ja) 画像形成装置
JP3814306B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2002278376A (ja) 画像形成装置
JP2003023537A (ja) 画像処理装置
JPH11102095A (ja) 画像形成装置
JP3957287B2 (ja) 画像読取装置
JPH096070A (ja) 画像形成装置
JP3563908B2 (ja) 画像形成装置及び方法並びに画像形成装置の制御方法
JPH09247434A (ja) 画像形成装置
JP2002064707A (ja) 画像読取装置
JP4018729B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置及び画像形成方法
JP2003177635A (ja) 画像形成装置
JPH09247425A (ja) 画像形成装置
JPH02296263A (ja) 画像処理装置における操作方法
JPH01179963A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080401

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111213