JP2000276016A - 電子複写装置 - Google Patents

電子複写装置

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JP2000276016A
JP2000276016A JP11076700A JP7670099A JP2000276016A JP 2000276016 A JP2000276016 A JP 2000276016A JP 11076700 A JP11076700 A JP 11076700A JP 7670099 A JP7670099 A JP 7670099A JP 2000276016 A JP2000276016 A JP 2000276016A
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JP11076700A
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Fusaki Miura
興己 三浦
Morimasa Miyoshi
守正 三好
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の電子複写装置では、2枚の通常の片面
コピーの場合と、1枚のコピー用紙の表と裏にコピーす
る両面コピーの場合と、既に片面を使用した用紙の裏面
利用の2枚の片面コピーの場合とが、同一のコピー料金
の2枚使用と算出したのでは、地球環境負荷の観点から
は不合理である。 【解決手段】 複写されたコピー用紙の複写面の表面に
使用した用紙であることを示すための目印をマーキング
する機能を設け、更に裏紙コピーする場合にコピー用紙
自動供給部から電子複写装置の感光ドラムにコピー用紙
を供給する前にコピー用紙の複写面の裏面が既に使用し
た用紙であるか否かを上記の目印の有無で判別すること
により、コピー用紙が既に片面を使用した用紙の裏面利
用してコピーする裏紙コピーであるか否かを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー作成装置す
なわちコピー用紙自動供給部を備えた電子複写装置に関
する。更に詳述すれば、複写装置内のコピー用紙移送路
内で複数枚のコピー用紙が各々所定の処理を受けている
複写装置において、既に片面を使用した用紙の他の片面
に裏紙コピー処理を行うことのできる電子複写装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子複写装置での複写枚数のカウ
ンタは、主にメカニカルカウンタであり、複写用紙1枚
毎に電磁ソレノイドを作動する電圧を一定時間印加し
て、合計枚数を計数している。また、複写用紙を収納し
た数種類のカセットのサイズを検知し、複写用紙のサイ
ズを判定して、そのサイズに応じたカウンタ駆動出力を
発生させる制御部により、それに対応する度数として複
写枚数を計数し、これらの計数を換算し、コピー料金の
算出を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の電子複写装置では、複写用紙の原材料としての
森林資源を保護を認識し、木材資源の有効利用を推進す
る今日の社会において、前述のような計数方式によるコ
ピー料金の算出には不都合を生じている。即ち、1枚の
コピー用紙の表と裏にコピーする両面コピーの場合はコ
ピー用紙を1枚しか使用しないにも拘らずコピー回数2
回でカウントされ、1枚の複写用紙に2枚の原稿をコピ
ーする多重コピーの場合もコピー用紙を1枚しか使用し
ないにも拘らずコピー回数2回でカウントされ、既に片
面を使用した用紙の裏面を利用してコピーする、いわゆ
る裏紙コピーの場合は新たにコピー用紙を使用しないに
も拘らず新たにコピー用紙を使用する場合と同じコピー
回数1回でカウントされる。これらの場合は、いずれも
ユーザにコピー料金の面で不利を強いているものであ
り、このことを考慮に入れたコピー料金の算出をしなけ
れば、前述のような単に複写機作動回数がコピー枚数に
等しいとして計数換算しコピー料金を算出するのみで
は、ユーザーに不利となる場合が生じることになり、公
平な料金算出ができない問題がある。
【0004】また、上記のような、2枚の通常の片面コ
ピーの場合と、1枚のコピー用紙の表と裏にコピーする
両面コピーの場合と、既に片面を使用した用紙の裏面利
用の2枚の片面コピーの場合とが、同一のコピー料金の
2枚使用として算出したのでは、地球環境負荷の影響や
森林資源の利用度合からの観点からは不合理である。
【0005】さらに、従来の電子複写装置では、原稿に
印刷または記載してある事柄を鮮明且つ忠実に複写する
ことを追求するものであるため、例えばコピー資料の情
報管理やセキュリティ管理までは行なえないという不具
合があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、既に片面を使用した用紙の裏面を利用
してコピーする裏紙コピーの場合も、通常のコピーと同
様に計数換算して、コピー料金を算出できるようにした
電子複写装置を提供することを目的とするものである。
【0007】文明が発達し人類の紙の使用量が増加し、
その紙の原材料となる木材の使用量が拡大したことによ
り、世界の森林は絶えず減少してきた。大規模な森林の
破壊や急激な森林の減少や劣化により地球の自然生態系
が崩れることを回避しなければならない。したがって日
常生活で消費される様々な紙類も事務用機器のプリンタ
用紙やコピー用紙も節約して使用しなければならないこ
とを認識し実行する必要がある。そのような環境保護の
観点から、本発明の電子複写装置では、複写枚数の計数
を、単にコピー料金の算出するのみではなく、用紙の節
約度合を認識させる機能を持たせることにより、複写用
紙の原材料としての森林資源を保護を認識し、木材資源
の有効利用を推進するために、裏紙コピーの活用普及を
図ることを目的とするものである。
【0008】また本発明は、従来の電子複写機がなし得
なかった、コピー資料の情報管理やセキュリティ管理を
行なうことが可能な電子複写装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子複写装置においては、複写されたコピ
ー用紙の複写面の表面が既に使用した用紙であることを
示すための目印をつける手段を設けたものであり、コピ
ー用紙の複写した複写面の表面が既に片面を使用した用
紙であることを認識させて、裏面利用してコピーする裏
紙コピーの利用促進を図るものである。複写されたコピ
ー用紙の複写面の表面が既に使用した用紙であることを
示すための目印は、用紙にマークを付加すること、特定
の穴を空けること、用紙に特定の物質を付着すること、
用紙に特定の記述を付加することなどである。
【0010】また、本発明の電子複写装置においては、
コピー用紙が既に片面を使用した用紙の裏面利用してコ
ピーする裏紙コピーした場合の使用枚数をカウントして
記録する。未使用の新しいコピー用紙を使用した場合と
裏面利用してコピーした場合とのコピー用紙の使用枚数
を別々に計数し記録することができるため、それぞれの
場合によって別々のコピー料金の算出することができ
る。
【0011】また、本発明の電子複写装置においては、
コピー用紙の複写面の裏面または表面が既に使用された
用紙であるか否かを判別するための手段により、コピー
用紙の裏面のみが使用済みか、表面のみが使用済みか、
表裏とも未使用か、表裏とも使用済みかを判定して、そ
のコピー用紙に適したコピーを行うことができる。
【0012】また、本発明の電子複写装置においては、
複写されたコピー用紙の複写面の表面が既に使用した用
紙であることを示すための目印を活用し、例えば目印を
バーコード記号にし、複写日時や複写装置機器番号など
の必要情報を記載することにより、コピー用紙の文書管
理や資料のセキュリティを確保することができる。
【0013】また、本発明の電子複写装置においては、
コピー用紙の複写面の裏面または表面が既に使用された
用紙であるか否かを判別するための手段により、コピー
用紙の裏面のみが使用済みか、表面のみが使用済みか、
表裏とも未使用か、表裏とも使用済みかを判定して、使
用者に告知することにより、使用者にそのコピー用紙に
適したコピーを行わせることができ、紙資源を節約する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コピー用紙に転写されたトナー像が定着されてコピ
ー台に排出される前に、複写されたコピー用紙の複写面
の表面が既に使用した用紙であることを示すための目印
を前記コピー用紙の表面に目印をつける手段を備えた電
子複写装置であり、複写面を見るだけで裏面が使用可能
であることが分かるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、前記目
印をつける手段が、コピー用紙の複写した複写面の表面
の4隅のうち対角位置2ヵ所に目印をつけることを特徴
とする請求項1記載の電子複写装置であり、用紙の前後
いずれの向きでも目印を判別することができるという作
用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、前記目
印をつける手段が、目印を複写日時や複写装置機器番号
を含む必要情報をバーコード記号で記録することを特徴
とする請求項1または2記載の電子複写装置であり、目
印に必要情報を付加することができるという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、前記目
印をつける手段が、蛍光塗布材を混合し、特定周波数の
光のみで解読できる目印でマーキングすることを特徴と
する請求項1から3のいずれかに記載の電子複写装置で
あり、コピーのセキュリティを高めることができるとい
う作用を有する。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、前記目
印をつける手段が、複写した複写面の表面ではなく裏面
に目印をつけることを特徴とする請求項1から4のいず
れかに記載の電子複写装置であり、複写面に目印がある
と好ましくないコピーに使用することができるという作
用を有する。
【0019】本発明の請求項6に記載の発明は、コピー
用紙自動供給部から電子複写装置の感光ドラムにコピー
用紙を供給する前に、コピー用紙に形成された目印を検
出する目印検出手段と、目印の検出結果から複写面の裏
面が既に使用した用紙であるか否かを判別する手段と、
複写面の裏面が既に使用した用紙であると判別された場
合に、裏紙コピーの実行を制御する手段とを備えた電子
複写装置であり、裏紙コピーが可能な場合に限り、裏紙
コピーを実行することができるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項7に記載の発明は、前記裏
紙コピーの実行を制御する手段は、裏紙コピーを行うか
否かを設定する手段と、裏紙コピーの枚数を計数する手
段とを含む請求項6記載の電子複写装置であり、裏紙コ
ピーの実行は、裏紙コピーが設定された場合に限り、裏
紙コピーが実行された場合は、通常のコピーとは別の裏
紙コピーだけの枚数をカウントすることができるという
作用を有する。
【0021】本発明の請求項8に記載の発明は、コピー
用紙自動供給部から電子複写装置の感光ドラムにコピー
用紙を供給する前に、コピー用紙の表裏に形成された目
印を検出する手段と、目印の検出結果から給紙されたコ
ピー用紙が、複写面の裏面のみが使用済みの用紙か、複
写面の表面のみが使用済みの用紙か、複写面の表裏とも
未使用の用紙か、複写面の表裏とも使用済みの用紙かを
判別する手段と、それぞれのコピー用紙に適したコピー
の実行を制御する手段を備えた電子複写装置であり、そ
れぞれのコピー用紙に適したコピーを実行することがで
きるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項9に記載の発明は、複写面
の表側のみが使用済みのコピー用紙と判別された場合
は、そのコピー用紙を感光ドラムに供給する前に反転す
る手段を備えた請求8記載の電子複写装置であり、コピ
ーの重ね取りを防止してコピー用紙の無駄を省くことが
できるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項10に記載の発明は、複写
面の表裏とも使用済みのコピー用紙と判別された場合
は、そのコピー用紙を感光ドラムに供給する前に排出す
る手段を備えた請求8または9記載の電子複写装置であ
り、コピーの重ね取りを防止して装置運転の無駄を省く
ことができるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項11に記載の発明は、コピ
ー用紙自動供給部から電子複写装置の感光ドラムにコピ
ー用紙を供給する前に、コピー用紙の表裏に形成された
目印を検出する手段と、目印の検出結果から給紙された
コピー用紙が、複写面の裏面のみが使用済みの用紙か、
複写面の表面のみが使用済みの用紙か、複写面の表裏と
も未使用の用紙か、複写面の表裏とも使用済みの用紙か
を判別する手段と、コピー用紙の判別結果を使用者に告
知する手段と、それぞれのコピー用紙に適したコピーの
実行を制御する手段を備えた電子複写装置であり、コピ
ー用紙の種類を使用者に告知することにより、使用者に
よりその用紙に適したコピーを行わせることができ、コ
ピー用紙や装置運転の無駄を省くことができるという作
用を有する。
【0025】本発明の請求項12に記載の発明は、前記
目印検出手段が、コピー用紙の複写した複写面の表面の
4隅のうち対角位置2ヵ所にマーキングした目印を検出
することを特徴とする請求項6または請求項8または請
求項11のいずれかに記載の電子複写装置であり、コピ
ー用紙の前後を逆にした場合でも目印を検出することが
できるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項13に記載の発明は、前記
目印検出手段が、コピー用紙の特定の位置に設けた透過
孔の目印を検出することを特徴とする請求項6または請
求項8または11記載の電子複写装置であり、目印を透
過孔として実現することができるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項14に記載の発明は、前記
目印検出手段が、目印を光学的に検出することを特徴と
する請求項12または請求項13記載の電子複写装置で
あり、目印からの反射光または目印を透過した光を検出
することにより、目印を容易に検出することができると
いう作用を有する。
【0028】本発明の請求項15に記載の発明は、前記
目印検出手段が、複写日時や複写装置機器番号を含む必
要情報をバーコード記号で記録した目印を検出すること
を特徴とする請求項6または請求項8または11記載の
電子複写装置であり、目印に付加した必要情報を読み取
ることにより情報量を増やすことができるという作用を
有する。
【0029】本発明の請求項16に記載の発明は、前記
目印検出手段が、蛍光塗布材を混合し、特定周波数の光
のみで解読できる目印を検出することを特徴とする請求
項6または請求項8または11記載の電子複写装置であ
り、コピーのセキュリティを高めることができるという
作用を有する。
【0030】本発明の請求項17に記載の発明は、前記
目印検出手段が、コピー用紙の特定の位置に設けた裏紙
コピー禁止目印を検出することを特徴とする請求項6ま
たは請求項8または11記載の電子複写装置であり、重
要コピーの場合の再使用を禁止してコピーのセキュリテ
ィを高めることができるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項18に記載の発明は、バー
コード記号には、必要情報として複写日時、資料番号、
ページ番号、書類管理者、或いは複写禁止等の項目が含
まれることを特徴とする請求項3記載の電子複写装置で
あり、コピー文書の管理、責任分掌が容易に行なえ、ま
た重要コピーの場合の再使用を禁止してコピーのセキュ
リティを高めることができるという作用を有する。
【0032】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態における電子複写装置について図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の請求項1に対応する第1の実施
の形態における電子複写装置の構成を示す図である。図
1において、電子複写装置1は、原稿自動供給部2を備
え、原稿自動供給部2の原稿供給台3に原稿4を裏向き
に、すなわち、画像面を下に向けて装填すると、原稿検
出センサ5が原稿4を検出し、電子複写制御部22に対
し原稿が装填されたことを知らせる。次に複写開始釦
(図示せず)が押されると、原稿供給台3に装填された
原稿4の最上側の原稿4が電子複写装置1の原稿台6に
セットされる。原稿台6への原稿供給完了の情報によっ
て、電子複写制御部22は、コピー用紙9の供給を開始
させる。すなわち、給紙ローラ7が駆動され、給紙カセ
ット8に複写面が上向きに装填された最上側のコピー用
紙9の1枚が送り出され、コピー用紙検出センサ(図示
せず)がコピー用紙9を検出し、電子複写制御部22に
対し、コピー用紙9が送出されたことを知らせる。送出
されたコピー用紙9の先端が一対のレジストローラ10
に挟持されると、コピー用紙9は、一旦停止して待機状
態となる。21は後述する裏側目印検出センサ、23は
表側目印検出センサである。
【0033】一方、感光ドラム11、帯電器12、転写
帯電器13および分離帯電器14の準備が完了すると、
光学部(図示せず)の走査が始まり、感光ドラム11の
表面は帯電器12によって帯電された後、原稿台6上の
原稿4の画像が投影されて潜像が形成され、現像部(図
示せず)からトナーと呼ばれる帯電微粒子を供給されて
顕像化される。この感光ドラム11の上に顕像化された
トナー像と、上記のレジストローラ10で待機している
コピー用紙9とが一致する同期位置に来ると、レジスト
ローラ10が回転し、コピー用紙9は転写帯電器13に
送り込まれ、その複写面に感光ドラム11からトナー像
が転写される。次に、コピー用紙9は、分離帯電器14
によって感光ドラム11の表面から剥がされ、電子複写
制御部22の指令により搬送ベルト15によって定着器
16に送られ、その表面に転写像が定着され、コピー1
7となってコピー台18に排出される。
【0034】上記のような一連の動作を、原稿台6に供
給された原稿4に対して複写部数に相当する回数繰り返
した後、原稿自動供給部2は、複写済み原稿19を原稿
排出口20より排出すると同時に、原稿供給台3からそ
の最上側にある原稿4を原稿台6に供給し、再び上述し
た複写を繰り返し、原稿供給台3の原稿4がなくなるま
で上記動作が繰り返される。
【0035】搬送ベルト15によって定着器16に送ら
れたコピー用紙9は、定着器16の前段でコピー用紙検
出センサ25により検出され、その信号に基づいて、上
下一対の目印をつける手段としてのマーキング手段24
が、複写されたコピー用紙9の複写面の表面が既に使用
した用紙であることを示すための目印をマーキングし、
コピー台18に排出する。
【0036】マーキング手段24は、電子複写装置の感
光ドラム11からコピー用紙9にゼログラフィ像が転写
され、その表面に定着器16により転写像が定着されて
コピー台18に排出されるまでの工程において、複写さ
れたコピー用紙9の複写面の表面が既に使用した用紙で
あることを示すための目印をつけるマーキング部を備
え、このマーキングを使用者が指示するコピーモード設
定釦およびこのマーキングコピーモードを表示する手段
と、転写後のコピー用紙の通過を検出するコピー用紙検
出手段25からの信号に基づいて、コピー枚数を計数換
算する計数手段と、複数の計数信号を記憶する記憶手段
と、複数の計数信号を選択する管理手段とが、電子複写
制御部22の中に設けられている。
【0037】図2は本実施の形態における電子複写装置
1の操作パネルの一部の平面図で、0から9までの10
個の押釦からなる複写部数設定釦郡26は、1枚の原紙
4から複写する枚数を設定するものである。複写部数設
定釦郡26を操作すると、その枚数などが枚数表示部2
7に表示される。28はコピー用紙サイズ設定釦であ
り、仕上がりコピー用紙のサイズを選定するもので、例
えばA4、B5などの各種のサイズの給紙カセット8に
装填されたコピー用紙9を設定する。29は複写開始釦
であり、これを押すと、電子複写装置1の複写動作が開
始される。裏紙コピー指示釦30は、裏紙コピーを行な
いたい時に操作する押釦で、電子複写装置1が待機状態
にあるときに、裏紙コピー指示釦30を押すと、裏紙コ
ピーモード表示部31が「裏紙コピー」を点灯し、電子
複写装置1は裏紙コピーモードとなり、コピー用紙の複
写面の裏面が既に使用した用紙を選別し、この複写面の
裏面が既に使用した用紙にのみコピーする。電子複写装
置1が待機状態にあるときに再び裏紙コピー指示釦30
を押すと、裏紙コピーモード表示が消灯し、裏紙コピー
モードでなくなる。両面コピー指示釦32は、両面コピ
ーを行ないたい時に操作する押釦で、電子複写装置1が
待機状態にあるときに両面コピー指示釦32を押すと、
両面コピーモード表示部33が「両面コピー」を点灯
し、電子複写装置1は両面コピーモードとなり、再び両
面コピー指示釦32を押すと、両面コピーモード表示が
消灯し、片面コピーモードの動作に復帰する。また、マ
ーキング指示釦34は、複写されたコピー用紙の複写面
の表面が既に使用した用紙であることを示すための目印
をつけることを否定する時に操作する押釦で、通常はマ
ーキングするモードに設定されているが、マーキング指
示釦34を押すと、目印をマーキングしないことが表示
され、実現できる。
【0038】図3は本実施の形態におけるマーキング手
段24の動作を示すフローチャートである。電子複写制
御部22は、電子複写装置1の複写時の操作を制御す
る。まず、S1で、電子複写装置1の感光ドラム11か
らゼログラフィ像が転写され、搬送ベルト15で搬送さ
れたコピー用紙9をコピー用紙検出センサ25が検出す
る。次にS2で、送り出されたコピー用紙9が1枚であ
ること、S3で、マーキング指示が否定されていないこ
とを確認検査する。仮にそのコピー用紙が不適切な用紙
である場合には、S16で、電子複写制御部22にその
旨を連絡し、非該当用紙は、定着器16による定着後、
コピー台18には搬送せずに、別の排紙トレイに排除す
る処理を行う。またS2、S3の検査で適切なコピー用
紙と判定されると、次にS4で、所定のサイズの用紙で
あることと、用紙にジャムや折り目などコピーに支障が
ないことを確認する。なお、用紙サイズと縦横方向は、
複写する際に既に用紙の選択をしているサイズや方向と
同一であることをマーキングの前に確認する。
【0039】S5で、コピー用紙がマーキングする用紙
か否かを見極めてから、S6で、コピー用紙サイズに対
応した位置にマーカ部を移動させ、S7で、マーキング
処理を実行する。次にS8で、電子複写制御部22から
の裏紙コピー指令があるか否かを確認し、裏紙コピー指
令がない場合は、S10で裏面未使用の通常コピー用紙
として枚数を計数する処理を行い、裏紙コピー指令があ
る場合は、S9で裏紙コピーの枚数を計数する処理を行
う。そしてS11で、電子複写制御部22に対しコピー
用紙9がマーキングされたことを知らせ、送出されたコ
ピー用紙9をコピー台18に搬送する。
【0040】S5でマーキングする用紙か否かを判断す
る際に、マーキングする用紙でないと判断された場合
は、その理由として、マーキングすべき位置に既に目印
があるか否かを判断し(S12)、ない場合はS16に
進む。ある場合には同じ位置に目印をつける否かを判断
し(S13)、マーキングする場合にはS6に進む。マ
ーキングしない場合は、同じ種類の目印をつける否かを
判断し(S14)、マーキングする場合にはS6に進
む。マーキングしない場合は、別の位置に別の種類の目
印をつける否かを判断し(S15)、マーキングする場
合にはS6に進み、マーキングしない場合はS16に進
む。
【0041】以上のように、本実施の形態1によれば、
複写されたコピー用紙の複写面の表面が既に使用した用
紙であることを示すための目印をつけることにより、こ
の目印を利用して裏紙コピーを実施する場合に既に片面
を使用した用紙か否かを判別することができ、1枚のコ
ピー用紙の表と裏にコピーする両面コピーや、1枚の複
写用紙に2枚の原稿をコピーする多重コピーや、既に片
面を使用した用紙の裏面利用してコピーする裏紙コピー
する場合などを考慮したコピー料金の算出をすることが
できる。したがって、従来の課題のような単にコピー枚
数を計数換算し、コピー料金を算出するのみではユーザ
ーに不利となる場合が生じることを解決することにな
り、公平な料金算出ができる。また、このような目印を
マーキングした裏面利用可能な用紙を使用することによ
り、電子複写装置のみならず、通常のプリンタ・印刷装
置においても、用紙の裏面利用しての裏紙プリントに活
用することができる。
【0042】(実施の形態2)次に、本発明の請求項2
に対応する第2の実施の形態について説明する。本実施
の形態2における電子複写装置は、コピー用紙の複写し
た複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すた
めの目印を、コピー用紙の複写した複写面の表面の4隅
のうち対角位置2ヵ所に特定の物質でマーキングするこ
とを特徴とする。すなわち、図4に示すように、複写し
たコピー用紙の複写面の表面の4隅のうち右上と左下の
対角位置2ヵ所または左上と右下の対角位置2ヵ所にマ
ーキングする。
【0043】例えば、複写したコピー用紙の複写面の表
面の4隅のうち右上と左下の対角位置2ヵ所にコピー済
の目印をつける場合で説明すると、複写したコピー用紙
は前後が混在していても、必ず複写面の表面の4隅のう
ち右上と左下の対角位置2ヵ所にコピー済の目印が識別
できる。仮に複写したコピー用紙が裏返しになって複写
面が裏向きになっている場合には、右上と左下の対角位
置2ヵ所にコピー済の目印が識別できない。すなわち、
複写したコピー用紙の束の右上と左下の対角位置2ヵ所
を検査して、複写面の表面の4隅のうち右上と左下の対
角位置2ヵ所にコピー済の目印が識別できる用紙は表面
が複写済みであり、同位置にコピー済の目印が識別でき
ない用紙は、複写したコピー用紙が裏返しになっている
と判別することができる。これに対し、他の場合、例え
ば上隅2ヵ所や1ヵ所や3ヵ所などにマーキングする場
合には、上記の様な複写したコピー用紙の裏表の判別す
ることが不可能である。
【0044】図3に示す電子複写装置の複写時のマーキ
ング手段24の動作フローチャートのS6において、電
子複写制御部22のマーキング指示により、指定された
目印を複写面の表面の4隅のうち対角位置2ヵ所にマー
カ部を移動し、S7でマーキングする。次に、電子複写
制御部22からの複写時のコピー用紙のサイズと縦横の
指令に基づき、コピー用紙の対角位置2ヵ所にマーカ部
を移動して、同様にして位置と目印種類を制御しマーキ
ングを実行する。
【0045】本実施の形態2における電子複写装置の構
成は、実施の形態1の構成と同様であり、相違箇所は、
コピー用紙の複写した複写面の表面が既に使用した用紙
であることを示すための目印を、コピー用紙の複写した
複写面の表面の4隅のうち対角位置2ヵ所に特定の物質
でマーキングすることである。また、上記のコピー用紙
の複写した4隅のうち対角位置2ヵ所に目印検出センサ
ーを設けて、同位置にコピー済の目印が検出できない用
紙は、複写したコピー用紙が裏返しになっていると判断
し、用紙の裏表を裏返しにする手段に搬送する。用紙の
裏表を裏返しにした後で、更にコピー用紙の複写した4
隅のうち対角位置2ヵ所に、目印検出センサーが目印を
検出し、同位置にコピー済の目印が検出できない用紙
は、両面ともに複写されていない用紙であると判断し、
未使用コピー用紙パレットに搬送する。
【0046】以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、コピー用紙の複写した複写面の表面が既に使
用した用紙であることを示すための目印を、コピー用紙
の複写した複写面の表面の4隅のうち対角位置2ヵ所に
マーキングすることにより、既使用コピー用紙の複写面
の裏面および表面を判別することができる。したがっ
て、既に片面を使用した用紙の裏面を利用してコピーす
る裏紙コピーを、1枚のコピー枚数として計数換算して
コピー料金を算出することにより、資源を節約すること
ができる。
【0047】(実施の形態3)次に、本発明の請求項3
に対応する第3の実施の形態について説明する。本実施
の形態3における電子複写装置は、コピー用紙の複写し
た複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すた
めの目印として、複写日時や複写装置機器番号などの必
要情報を含む目印(以下情報目印という)をバーコード
記号で表示するものである。
【0048】例えば、図5に示すように、複写したコピ
ー用紙の複写面の表面に複写日時や複写装置機器番号或
いは複写作業者が識別する情報を、セキュリティやプラ
イベイトを厳守するために暗号化した目印やバーコード
記号で表示することにより、複写したコピー用紙の所在
や責任を明確にすることができるので、コピー資料の情
報管理やセキュリティ管理の上で大きな効果があり、広
い利用範囲がある。また、複写されたコピー用紙に資料
番号やページを付与することにより、複写されたコピー
用紙をファイリング管理に活用できる。
【0049】本実施の形態3における電子複写装置の構
成は、実施の形態1と同様であり、相違箇所は、コピー
用紙の複写した複写面の表面が既に使用した用紙である
ことを示すための目印をつけるマーキング手段24が、
複写日時や複写装置機器番号などの必要情報を入力する
手段と、入力された必要情報をバーコード記号に変換す
る手段と、そのバーコード記号を表示する手段を備えた
ものである。
【0050】図6は本実施の形態3のマーキング手段2
4におけるマイクロCPUを用いた情報目印マーキング
制御部の構成を示すブロック図である。情報目印マーキ
ング制御部は、複写装置の制御プログラムを実行するマ
イクロCPU41と、マイクロCPU41のアドレス/
データおよびコントロールバス42と、バス42を介し
てマイクロCPU41に接続された読みだし専用メモリ
(ROM)43と、読み書き両用メモリ(RAM)44
と、不揮発性メモリ(NVRAM)45と、入出力ポー
ト46とを備え、この入出力ポート46には、情報目印
のキーインと目印マーキング機能なども含み、出力負荷
への出力制御線や、センサなどからの入力信号線が接続
されている。符号47はシリアル通信制御部で、複写装
置との間の信号の授受を実行する。
【0051】本実施の形態3における複写時のマーキン
グ手段24の動作処理の手順は、既に述べた図3と同様
であるが、その相違箇所は、S7において、電子複写制
御部22の目印マーキング指示により、指定された情報
目印を複写面の表面にマーキングすることにある。図7
は本実施の形態3における情報目印マーキング処理の動
作フローチャートである。S6で複写が完了した用紙が
マーカ部に搬送され、S171以降で情報目印のマーキ
ングモードになる。先ずS171にて操作パネルのマー
キング釦の結果により、電子複写制御部22は、情報目
印を刻印するか否かの指令する。刻印しない場合はS8
へ進む。情報目印を刻印する場合、次のS172で複写
日時を刻印する指令により、S180で内部タイマーの
年月日時を自動入力する。次にS173で複写装置機器
番号を刻印する指令により、S181で内部メモリーの
機器番号を自動入力する。次にS174で特別な目印を
刻印する指令により、S182でROM、RAMに記憶
された目印または新規に作成さた目印をキーイン入力す
る。次にS175で複写操作者のイニシャルまたはマン
ナンバーを刻印する指令により、S183でROMやR
AMに記憶されたコピー操作カードの番号を自動入力す
るか、または操作者のイニシャルをキーイン入力する。
次にS176で資料名・資料番号を刻印する指令によ
り、S184でキーイン入力する。次にS177で資料
ページを刻印する指令により、S185で部数、ページ
を自動設定して入力する。次にS178で、上記の情報
をバーコード記号化して刻印する指令により、S186
でバーコード記号化し、バーコード・ライターで入力す
る。情報を バーコード記号化する場合は、桁数やスペ
ースの制約があるので、操作者が情報目印の選択をす
る。そして、既に述べた図3と同様にS7以降の処理に
進み、情報目印のマーキング動作を繰り返す。
【0052】以上のように、本実施の形態3における電
子複写装置は、コピー用紙の複写した複写面の表面が既
に使用した用紙であることを示すための目印を、複写日
時や複写装置機器番号などの必要情報を記載した情報目
印として、バーコード記号で表示することにより、既使
用コピー用紙の複写面の表面に表示されたそのコピー用
紙が、いつの複写日時などの複写装置機器で、だれが複
写したものであるかを判断することができる。したがっ
て、複写したコピー用紙の所在や責任を明確にすること
ができ、セキュリティを厳守することができる。また、
複写日時の刻印により書類の保管期間の管理に活用でき
る。さらに、複写されたコピー用紙に資料番号やページ
を刻印付与することにより、複写されたコピー用紙をフ
ァイリング管理に活用できるものである。
【0053】(実施の形態4)次に、本発明の請求項4
に対応する第4の実施の形態について説明する。本実施
の形態4における電子複写装置は、コピー用紙の複写し
た複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すた
めの目印をつけるマーキング手段24が、目印画材を特
定蛍光塗布材を混合した特定周波数の光のみで解読でき
る画材を用いてマーキングすることにより、セキュリテ
ィを確保することを特徴とする。
【0054】例えば、図8に示すように、目印を捺印す
る材料は、一般的には蛍光塗布材として分類され、カー
ボンブラック素材のように可視光線下で読み取ることが
できず、特定の周波数の光を照射したときに出てくる別
の波長の発光を読み取ることで識別する。コピー用紙に
カーボンブラック素材でマークされたものは、可視光線
や赤外線を照射すると黒マークの部分では、コピー用紙
の白色の部分に較べ反射光が弱いので、この反射光の強
弱によって黒マークを解読する。しかし上記の特定蛍光
塗布材でコピー用紙にマーキングされたものは、可視光
線や赤外線を照射すると、マーク部分とコピー用紙の白
色の部分との区分ができず、マークを解読できない。
【0055】したがって、上記の特定蛍光塗布材でコピ
ー用紙の複写した複写面の表面にマークを用いた場合に
は、このマーク符号は一般の読み取り装置では読み取る
ことが不可能で、特定の周波数の赤外線光(ν1)をL
EDから照射したときに、光学フィルタで反射光を取り
除き出てくる別の波長の発光(ν2)をフォトダイオー
ドなどの検出器で読み取る機能を備えた特定の読み取り
装置でのみ読み取ることが可能である。例えば、上記の
特定蛍光塗布材で、コピー用紙の複写した複写面の表面
にバーコード符号のマークを用いた場合には、このバー
コード符号は一般のバーコード読み取り装置では読み取
ることが不可能で、特定のバーコード読み取り装置での
み読み取ることが可能である。
【0056】上記した実施の形態3では、コピー用紙の
複写した複写面の表面が既に使用した用紙であることを
示すための目印として、複写日時や複写装置機器番号な
どの必要情報を記載したバーコード記号で表示すること
の利点や、複写されたコピー用紙をファイリング管理に
活用できる効果を説明したが、本実施の形態4では、更
にそのバーコード記号情報を特定の周波数の赤外線光を
照射したときに出てくる別の波長の発光を読み取る機能
を備えた特定のバーコード読み取り装置でのみ読み取る
ことができるため、セキュリティやプライベイトを厳守
するために利用することができる。
【0057】また、コピー用紙の複写した複写面の表面
が既に使用した用紙であることを、上記の特定蛍光塗布
材でマーキングした用紙を再度複写した場合、その目印
の部分は複写できないため、この効果を活用し、複写の
厳禁とするコピー資料でキーワードのコピー管理番号な
どを特殊目印で公知した場合に、再コピーした資料には
キーワードのコピー管理番号などを特殊目印が複写でき
ないので、セキュリティやプライベイトを厳守するため
に利用することができ、特殊目印が複写された資料のみ
を管理資料とし、特殊目印が複写されていない資料は非
公式な資料として区分することができる。
【0058】また、上記特定蛍光塗布材は可視状態では
透明であるため、複写装置のカーボンブラック素材でコ
ピー用紙の複写した複写面の表面の複写部分に、特定蛍
光塗布材で目印を重ねてマーキングした場合にも、複写
部分に影響せずに複写面の表面の複写部分を解読でき、
また目印機能が損なうことがない。なお、上記特定蛍光
塗布材は蛍光塗料や夜光塗料などに使用されているもの
と同じ種類の材料で、反応する照射光と発光の種類はそ
れぞれの蛍光体により特有である。また、発光出力は照
射光と蛍光体の含有量が大きいと強く発光する。さら
に、発光は照射する角度、方向に関係なく、蛍光体から
後方からの発光も反射させ出力するので、背景が透明で
あると反射分がなく白紙に比べ半減する。また波長の発
光(ν2)をフォトダイオードなどの検出器で読み取る
機能を備えた特定の読み取り装置でのみ読み取るため
に、一般の可視光の読み取りに比べて透過性が高く、汚
れや擦れに強い特性がある。
【0059】本実施の形態4における複写時のマーキン
グ手段24の動作フローチャートは既に述べた図3と同
様であり、相違箇所は、S7において電子複写制御部2
2マーキング指示により、指定された情報目印を特定蛍
光塗布材で複写面の表面にマーキングすることにある。
また、既に述べた図7との相違箇所は、S6とS7との
間において、電子複写制御部22のマーキング指示によ
り、指定された情報目印を特定蛍光塗布材で複写面の表
面にマーキングすることにある。
【0060】以上のように、本実施の形態4における電
子複写装置は、目印画材を特定蛍光塗布材を混合した特
定周波数の光のみで解読できる画材でマーキングするこ
とにより、その目印は通常の生活光線では解読できない
ため、コピー資料のセキュリティを確保することができ
る。また、上記の特定蛍光塗布材でコピー用紙の複写し
た複写面の表面にバーコード符号の目印を用いることに
より、このバーコード符号を一般のバーコード読み取り
装置では読み取ることが不可能なので、コピー資料のセ
キュリティを確保することができる。また、コピー用紙
の複写した複写面の表面が既に使用した用紙であること
を上記の特定蛍光塗布材で目印を示した用紙を再度複写
した場合、その目印の部分は複写できないので、セキュ
リティやプライベイトを厳守するために利用することが
できる。
【0061】(実施の形態5)次に、本発明の請求項5
に対応する第5の実施の形態について説明する。本実施
の形態5における電子複写装置は、コピー用紙の複写し
た複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すた
めの目印を、マーキング手段24が、複写した複写面の
表面ではなく裏面にマーキングすることを特徴とするも
のである。前記した実施の形態1と同様に、搬送ベルト
15によって定着器16に送られたコピー用紙9は、画
像面を上に向け、その表面に転写像が定着され、表向き
に1枚づつ送り出され、複写されたコピー用紙の複写面
の表面が既に使用した用紙であることを示すための目印
を、マーキング手段24が1枚ずつコピー用紙9にマー
キングし、コピー台18に排出される。
【0062】図9に示すように、コピー用紙の複写面の
表面が既に使用した用紙であることを示す目印は、複写
面の表面に原稿以外の目印をマーキングしたくない複写
物にの場合に、複写面の裏面にマーキングすることがで
きる。また、セキュリティやプライベイトや著作権など
の法規厳守の問題や、デザイン上の理由などで複写面の
表面に目印をマーキングできない複写物に対しても、複
写面の裏面にマーキングすることができる。また、電子
複写装置に機構や構成上および経済的効果上、複写面の
表面に目印をつけるより、裏面に目印をつける方が優れ
ている場合にも、複写面の裏面にマーキングすることが
できる。
【0063】以上のように、本実施の形態5における電
子複写装置では、複写されたコピー用紙の複写面の表面
が既に使用した用紙であることを示すための目印を、複
写面の裏面にマーキングするものであり、電子複写装置
に機構や構成上および経済的効果上、複写面の表面に告
示目印をつけるより裏面に告示目印をつける方が優れて
いる場合に適用することができる。
【0064】(実施の形態6)次に、本発明の請求項6
および請求項7に対応する第6の実施の形態について説
明する。本実施の形態6における電子複写装置の構成
は、図1に示した実施の形態1における電子複写装置の
構成と同じなので、以下には実施の形態1と異なる部分
についてだけ説明し、重複した説明は省略する。図1に
おいて、原稿供給台3に複数枚の原稿を重ねて連続コピ
ーを行う場合、例えば10頁ある原稿4は、画像面を下
に向けて、すなわち1頁目を一番下に、10頁目を一番
上にして原稿供給台3に積み重ねられる。そして、図示
されない給紙ローラにより、一番上の10頁目の原稿か
ら順番に原稿台6の上に給紙され、それぞれの画像が感
光ドラムに投影、現像されてトナー像が形成され、給紙
カセット8から給紙された両面白紙のコピー用紙9に順
番に転写され、定着器16で定着されて、マーキング手
段24により目印がマーキングされた後、コピー台18
に排出される。したがって、コピー台18には、10頁
目のコピーが一番下になり、1頁目のコピーが一番上の
状態で積み重ねられる。
【0065】このようにして、複写面の表面に目印をマ
ーキングされた複数枚のコピー用紙を使用して裏紙コピ
ーを行う場合、給紙カセット8には、画像面を下にし
て、すなわち目印を下向きにしてコピー用紙9が積み重
ねられる。そして、同様にしてコピーを行う場合、給紙
カセット8から給紙ローラ7により1枚ずつ送り出され
たコピー用紙9は、裏側目印検出センサ21により目印
の有無が検出され、そのコピー用紙9が、複写面の裏面
が既に使用されたコピー用紙であるか否かが識別され
る。裏側目印検出センサ21は、発光素子と受光素子か
らなるフォトカプラが使用され、コピー用紙9の所定の
位置に形成された目印に対し、発光素子から光を照射
し、目印からの反射光または透過光により受光素子に流
れる電流が変化し、その出力電圧が変化するので、その
出力電圧を増幅して目印があるか否かを判断する。
【0066】図10は本実施の形態6における複写時の
動作を示すフローチャートである。電子複写制御部22
からの指令により、S21で給紙ローラ7が駆動して、
給紙カセット8に複写面が上向きに装填された最上側の
コピー用紙9を1枚送り出し、S22で送り出されたコ
ピー用紙9が1枚であること、S23で所定のサイズで
あること、S24で用紙がジャムや折り目などコピーに
支障がないことを確認検査する。仮にそのコピー用紙が
不適切な用紙である場合には、S31で電子複写制御部
22にその旨を連絡し、そのコピー用紙は一対のレジス
トローラ10に搬送せず排除する処理を実行する。また
S22、S23、S24の検査で適切なコピー用紙と判
定されると、次のS25で裏側目印検出センサ21によ
り、コピー用紙9の複写面の裏面が既に使用した用紙で
あるか否かを検出し、S26で目印検出結果を判別す
る。すなわち裏面が既に使用した用紙でない場合には、
S32で裏面未使用のコピー用紙として枚数を計数する
処理を行い、裏面が既に使用した用紙である場合には、
S27で電子複写制御部22からの裏紙コピー指令があ
るか否かを見極める。S27の判別結果で裏紙コピー指
令がない場合はS32の処理に進むが、裏紙コピー指令
がある場合は、S29で電子複写制御部22のカウンタ
が裏紙コピーの枚数を計数する。そして、そのコピー用
紙9がS30でさらにレジストローラ10に向けて搬送
され、その先端がレジストローラ10に挟持されると、
一旦停止する動作に移行する。
【0067】なお、本実施の形態6の説明において、既
に使用したコピー用紙は、本発明の実施の形態1で述べ
たコピー用紙の複写面の表面が既に使用した用紙である
ことを示す目印をマーキング手段24でマーキングした
コピー用紙であることを前提としているが、本機能を備
えていない他の複写装置で複写されたコピー用紙の裏紙
を使用する場合には、その機能を発揮することはできな
い。しかし、同一の社内や職場においては実施の形態1
で示した電子複写装置が設置されている場合には、同様
にして使用できる効果がある。
【0068】以上のように、本実施の形態6における電
子複写装置は、1枚のコピー用紙の表と裏にコピーする
両面コピーや、1枚の複写用紙に2枚の原稿をコピーす
る多重コピーや、既に片面を使用した用紙の裏面利用し
てコピーする裏紙コピーする場合などを考慮したコピー
料金の算出をすることができ、従来の課題のような単に
コピー枚数を計数換算しコピー料金の算出するのみでは
ユーザーに不利となる場合が生じる問題を解決すること
になり、公平な料金算出ができる。また、裏側目印検出
センサ21の検出信号を用い、裏面が既使用でないコピ
ー用紙の場合にはそのコピー用紙を排除することによ
り、裏面が既使用のコピー用紙に対してのみコピーする
ことができる。このようにして、複写面の裏面を既使用
であるコピー用紙の再利用を促進し、且つコピー用紙と
して不適切な無駄なコピー用紙での複写動作を事前に回
避でき、使用者の作業を容易にし、紙資源の有効利用に
役立てることができる。なお、本実施の形態における技
術をプリンタ・印刷装置に適用することにより、プリン
タ・印刷装置においても、既に片面を使用した用紙の裏
面利用しての裏紙プリントに活用することができるもの
である。
【0069】(実施の形態7)次に、本発明の請求項
8、請求項9および請求項10に対応する第7の実施の
形態について説明する。本実施の形態7における電子複
写装置の構成は、図1に示した第1の実施の形態におけ
る電子複写装置の構成と同じであり、また、実施の形態
6における動作と異なるのは、図1の裏側目印検出セン
サ21および表側目印検出センサ23の両方を使用し
て、給紙カセット8に積層されたコピー用紙9が、裏面
に目印を有する場合と、表面に目印を有する場合と、表
裏に目印を有する場合と、表裏とも目印がない場合の4
通りのコピー用紙が混在していても、それぞれの場合に
適したコピーを行えるようにしたものである。
【0070】図11は本実施の形態7における複写時の
動作を示すフローチャートである。電子複写制御部22
からの指令により、S41で給紙ローラ7が駆動して、
給紙カセット8に複写面が上向きに装填された最上側の
コピー用紙9を1枚送り出し、S42で送り出されたコ
ピー用紙9が1枚であること、S43で所定のサイズで
あること、S44で用紙がジャムや折り目などコピーに
支障がないことを確認検査する。仮にそのコピー用紙が
不適切な用紙である場合には、S62で電子複写制御部
22にその旨を連絡し、そのコピー用紙は一対のレジス
トローラ10に搬送せず排除する処理を実行する。また
S42、S43、S44の検査で適切なコピー用紙と判
定されると、次のS45およびS46の処理に進む。
【0071】S45では、裏側目印検出センサ21によ
り、複写面の裏面が既に使用した用紙であるか否かを検
出し、S47でその検出結果を判別する。同時にS46
で表側目印検出センサ23により、複写面の表面が既に
使用した用紙であるか否かを検出し、S48でその検出
結果を判別する。即ちS47での判別結果は、裏面が既
に使用した用紙である場合(A)と裏面が既に使用した
用紙でない場合(B)とに区分され、S48での判別結
果は、表面が既に使用した用紙である場合(C)と表面
が既に使用した用紙でない場合(D)とに区分される。
したがって、S47とS48との判別結果の組合せは4
通りであり、判別結果S49は複写面の裏面のみが既に
使用した用紙の場合(A×D)であり、判別結果S50
は複写面の裏面と表面とも未だ使用してない用紙の場合
(B×D)であり、判別結果S51は複写面の裏面と表
面とも既に使用した用紙の場合(A×C)であり、判別
結果S52は複写面の表面のみが既に使用した用紙の場
合(B×C)である。即ちS49の判別結果の用紙は裏
面コピーが可能な用紙であり、S50の判別結果の用紙
は未使用の新しい用紙で、両面コピーも可能な用紙であ
り、S51の判別結果の用紙は裏面と表面とも既に使用
済み用紙で、重ね書き以外に使用不可の用紙であり、S
52の判別結果の用紙はS61で複写しようとする表面
が既に使用済み用紙で、重ね書き以外に使用不可の用紙
であり、通常は供給カセット8に裏表逆挿入された用紙
である。
【0072】裏面コピーを実施する場合、即ち図1の電
子複写装置1の操作パネルの裏紙コピー指示釦30が押
され、裏紙コピーモード表示部31が「裏紙コピー」を
点灯した状況の場合において、S51の判別結果を受信
した電子複写制御部22の指示により、裏表面とも既に
使用済み用紙として判別された用紙は、S60で裏紙コ
ピー処理を回避され、排除ボックス(図示せず)に送る
べき排除処理される。また同様に裏紙コピーモードの場
合において、S52の判別結果を受信した電子複写制御
部22の指示により、裏表面が逆挿入された用紙として
判別された用紙は、S61で裏紙コピー処理を回避さ
れ、用紙反転手段(図示せず)に送るべく処理される。
【0073】S49およびS50の判別結果を受信した
電子複写制御部22の指示により、複写面がコピー可能
の適切なコピー用紙であるため次の処理に進む。即ち、
S53で電子複写制御部22からの裏紙コピー指令があ
るか否かを見極め、S54で裏紙コピーモードでかつS
49の判別結果の場合は、S55で電子複写制御部22
のカウンタが裏紙コピーの枚数を計数する。そして、コ
ピー用紙9は、さらに給紙ローラ7によりレジストロー
ラ10へ搬送され、その先端がレジストローラ10に挟
持されると、一旦停止して待機動作に移行する。
【0074】なお裏紙コピーモードでS50の判別結果
が得られた場合、S54の動作は、使用者に「裏紙用紙
でなく新しい用紙である」旨を表示する。無論S54で
裏紙コピー指令がなく、しかもS57で両面コピー指令
もない時は、S58で裏面未使用のコピー用紙として枚
数を計数する処理を行い、送出されたコピー用紙9の先
端がレジストローラ10に挟持されると、一旦停止して
待機動作に移行する。またS57で両面コピー指令であ
る場合は、S59で両面コピーの処理に移行する。
【0075】上記の複写時の裏側目印検出センサ21お
よび表側目印検出センサ23の動作説明で明らかなよう
に、給紙カセット8に複写面が上向きに装填された最上
側のコピー用紙9から1枚ずつ送り出され、裏側目印検
出センサ21と表側目印検出センサ23により、送り出
されたコピー用紙9の複写面の裏面と表面の目印を検出
することができ、仮に給紙カセット8に複写面が上向き
に装填されるべきコピー用紙9の中に表裏面共使用済み
の用紙や複写面が下向きの用紙が混入していても、S5
1とS52の判別結果の処理により分別することがで
き、コピー用紙として不適切な無駄なコピー用紙での複
写動作を事前に回避でき、使用者の作業を容易にし、紙
資源の有効な利用に役立つものである。
【0076】以上のように、本実施の形態7における電
子複写装置は、コピー用紙の複写面の裏面および表面の
目印検出センサ21、23により、1枚のコピー用紙の
表と裏にコピーする両面コピーや、1枚の複写用紙に2
枚の原稿をコピーする多重コピーや、既に片面を使用し
た用紙の裏面利用してコピーする裏紙コピーする場合な
どを考慮したコピー料金の算出をすることができ、従来
の課題のような単にコピー枚数を計数換算し、コピー料
金の算出するのみではユーザーに不利となる場合が生じ
ることを回避し解決することになり、公平な料金算出が
できる。また、コピー用紙の複写面の裏面を既使用であ
る用紙の再利用を促進し、且つコピー用紙として不適切
な無駄なコピー用紙での複写動作を事前に回避でき、使
用者の作業を容易にし、紙資源の有効な利用に役立つも
のである。
【0077】(実施の形態8)次に、本発明の請求項1
1に対応する第8の実施の形態について説明する。本実
施の形態8における電子複写装置の構成は、図1に示し
た実施の形態1における電子複写装置の構成で同じであ
り、以下には相違点についてのみ説明する。本実施の形
態8における電子複写装置は、図1の電子複写装置1の
原稿台6への原稿供給完了の情報によって、電子複写制
御部22が1枚のコピー用紙の表と裏にコピーする両面
コピーや、1枚の複写用紙に2枚の原稿をコピーする多
重コピーや、既に片面を使用した用紙の裏面利用してコ
ピーする裏紙コピーする場合などを考慮した、各コピー
モードに適合した用紙を選別してコピー用紙を供給させ
るものである。すなわち、電子複写装置の感光ドラムに
コピー用紙を供給する前に、コピー用紙の複写面の裏面
または表面が既に使用した用紙であることの目印を検出
する裏側目印検出センサ21および表側目印検出センサ
23と、コピー用紙が既に使用した用紙であることを使
用者に通知する手段と、コピー用紙のコピーモードを設
定する釦と、そのコピーモードに適合したコピー用紙を
選別して感光ドラムに搬出する手段と、不適合のコピー
用紙を排除する手段と、それぞれのコピーモードのコピ
ー枚数を計数換算する手段と、複数の計数信号を記憶す
る記憶手段と、複数の計数信号を選択する手段と、これ
ら各手段を制御する電子複写制御部22を備えるように
構成したものである。
【0078】上記した実施の形態6および7と同様に、
給紙カセット8に複写面が上向きに装填された最上側の
コピー用紙9から1枚ずつ送り出され、裏側目印検出セ
ンサ21と表側目印検出センサ23が、送り出されたコ
ピー用紙9の複写面の裏面と表面の目印を検出する。さ
らに本実施の形態8では、コピー用紙の複写面の裏面ま
たは表面が既に使用した用紙であるか否かの目印を検出
し、コピー用紙が既に使用した用紙であることを装置使
用者に警告音または警告表示で通知する。その通知によ
り、装置使用者の意思・判断によりコピー用紙のコピー
モード設定釦を操作する。その指示信号で裏紙コピー・
両面コピー・多重コピー・上書きコピーなどの動作を実
施する。さらにそれぞれのコピーモードのコピー枚数を
計数換算する。
【0079】図12は本実施の形態8における複写時の
動作を示すフローチャートである。図12において、S
71〜S78、S87は、図11に示した実施の形態7
における処理S41〜48、S62と同様である。S7
5では、裏側目印検出センサ21により、複写面の裏面
が既に使用した用紙であるか否かを検出し、S77でそ
の検出結果を判別する。同時にS76で表側目印検出セ
ンサ23により、複写面の表面が既に使用した用紙であ
るか否かを検出し、S78でその検出結果を判別する。
即ちS77の判別結果は、裏面が既に使用した用紙であ
る場合(R)と裏面が既に使用した用紙でない場合
(R)とに区分され、S78の判別結果は、表面が既に
使用した用紙である場合(F)と表面が既に使用した用
紙でない場合(F)とに区分される。このS77とS7
8の検出結果を受信した電子複写制御部22の指示によ
り、コピー用紙の複写面の裏面または表面が既に使用し
た用紙である場合には、S79でしび情報を電子複写制
御部22に送信する。S80で電子複写制御部22は、
操作パネルにその旨を表示し警告音を発して、複写装置
の使用者に告知する。S81で使用者は、裏紙コピーを
する場合と、新規の用紙で片面コピーをする場合と、新
規の用紙で両面コピーをする場合と、重ね書き片面コピ
ーをする場合と、重ね書き両面コピーをする場合の5通
りのコピー目的を考慮し、操作パネルで「コピーモー
ド」を選択し押釦する。
【0080】S82では、使用者の選択したコピーモー
ドに適用したコピー用紙はどれかを判別する。すなわ
ち、使用者が裏紙コピーをする場合には、複写面の裏面
のみが既に使用した用紙(F×R)が適切であり、使用
者が新規の用紙で片面及び両面コピーをする場合には、
複写面の裏面と表面とも未だ使用してない用紙(F×
R)が適切であり、使用者が重ね書き片面コピーをする
場合には、複写面の表面のみが既に使用した用紙(F×
R)が適切であり、使用者が重ね書き両面コピーをする
場合には、複写面の裏面と表面とも既に使用した用紙
(F×R)が適切である。S83では、コピー用紙が使
用者の選択したコピーモードに適用したコピー用紙であ
るか否かを判定し、適切な用紙である場合は、例えば裏
紙コピーに適した用紙である場合は、S84で電子複写
制御部22のカウンタが裏紙コピーの枚数を計数する。
そしてS85で給紙ローラ7によりコピー用紙9がレジ
ストローラ10まで搬送され、その先端がレジストロー
ラ10に挟持されると、一旦停止して待機動作に移行す
る。ただし、S83で使用者の選択したコピーモードに
適用したコピー用紙でなく、不適切な用紙であると判定
した場合には、S86でそのコピー用紙をS82の4種
のコピーモードの内の残りの他の3種の各供給カセット
に逆搬送する処理を行う。
【0081】上記の複写時のコピー用紙の目印検出セン
サ21および23の動作説明で明らかなように、給紙カ
セット8に複写面が上向きに装填された最上側のコピー
用紙9から1枚ずつ送り出され、裏側目印検出センサ2
1と表側目印検出センサ23により、送り出されたコピ
ー用紙9の複写面の裏面と表面の目印を検出することが
でき、仮に給紙カセット8に複写面が上向きに装填され
るべきコピー用紙9の中に表裏面共使用済みの用紙や複
写面が下向きの用紙が混入していても、S77とS78
の検出結果の処理により分別することができ、コピー用
紙として不適切な無駄なコピー用紙での複写動作を事前
に回避でき、使用者の作業を容易にし、紙資源の有効な
利用に役立つものである。
【0082】以上のように、本実施の形態8における電
子複写装置は、1枚のコピー用紙の表と裏にコピーする
両面コピーや、1枚の複写用紙に2枚の原稿をコピーす
る多重コピーや、既に片面を使用した用紙の裏面利用し
てコピーする裏紙コピーする場合などを考慮にいれた各
コピーモードに適合した用紙を選別して複写して、それ
ぞれについてコピー料金の算出をすることができ、前述
のような単にコピー枚数を計数換算しコピー料金の算出
するのみではユーザーに不利となる場合を回避すること
になり、公平な料金算出ができる。また、既に片面を使
用した用紙の裏面利用してコピーする裏紙コピーを推進
するにあたり、1度使用したコピー用紙を再利用できる
用紙とできない用紙が混在してたり、用紙が上向きや下
向きに裏表に混在しているものを取捨選別し整理整頓す
ることができるので、紙資源の有効活用と紙リサイイク
ルや紙再利用に顕著に役立つものである。
【0083】また、上記のコピー用紙の複写面の裏面お
よび表面が既に使用されたか否かの検出結果信号を用
い、裏面を既使用のコピー用紙の場合に複写装置の使用
者にその旨を告知させるので、例えばコピー用紙の複写
面の裏面を既使用であると判別した場合に警告表示や警
告音を発生させ、装置の使用者に事前にご使用を回避さ
せることができる。したがって、コピー用紙として不適
切な無駄なコピー用紙での複写動作を事前に回避でき、
使用者の作業を容易にし、紙資源の有効な利用に役立つ
ものである。
【0084】なお、本実施の形態8は、感光ドラムにコ
ピー用紙を供給する前にコピー用紙の複写面の裏面また
は表面が既に使用した用紙であるか否かの目印を検出し
選別して適切な用紙供給する手段を備えたコピー用紙選
別機能付き電子複写装置について説明したが、該コピー
用紙選別機能装置で事前に選別分別処理後に各コピーモ
ードに適した用紙を各給紙カセットに配置する手段を設
けた電子複写装置としても実施することができる。さら
に、1度使用したコピー用紙を再利用できる用紙とでき
ない用紙が混在してたり、用紙が上向きや下向きに裏表
に混在しているものを取捨選別し整理整頓することを、
単独の「コピー用紙選別装置」として実現活用すること
ができるものである。
【0085】(実施の形態9)次に、本発明の請求項1
2に対応する第9の実施の形態について説明する。本実
施の形態9における電子複写装置は、コピー用紙の複写
面が既に使用した用紙であるか否かを判別するための目
印を検出するための手段において、前記コピー用紙の複
写した複写面の表面が既に使用した用紙であることを示
すための目印をつけるマーキング手段が、実施の形態2
で述べたコピー用紙の複写した複写面の表面の4隅のう
ち対角位置2ヵ所に物質で目印をつける場合に、前記目
印を読み取り認識する手段を備えるように構成したこと
を特徴とするものである。
【0086】すなわち、図4に説明したように、複写し
たコピー用紙の複写面の表面の4隅のうち右上と左下の
対角位置2ヵ所、または左上と右下の対角位置2ヵ所に
マーキングする。例えば、複写したコピー用紙の複写面
の表面の4隅のうち右上と左下の対角位置2ヵ所にコピ
ー済の目印をつける場合で説明すると、複写したコピー
用紙は上下が混在していても、必ず複写面の表面の4隅
のうち右上と左下の対角位置2ヵ所にコピー済の目印が
識別できる。仮に複写したコピー用紙が裏返しになって
複写面が裏向きになっている場合には、右上と左下の対
角位置2ヵ所にコピー済の目印が識別できない。すなわ
ち複写したコピー用紙の束の右上と左下の対角位置2ヵ
所を検査して、複写面の表面の4隅のうち右上と左下の
対角位置2ヵ所にコピー済の目印が識別できる用紙は表
面が複写済みであり、同位置にコピー済の目印が識別で
きない用紙は複写したコピー用紙が裏返しになっている
と判別することができる。
【0087】複写したコピー用紙の複写面の表面の4隅
のうち対角位置2ヵ所に物質で目印をつけることの効果
は、他の場合(例えば1ヵ所や上隅2ヵ所や3ヵ所など
の場合)には上記の様な複写したコピー用紙の裏表の判
別することが不可能である。すなわち、複写面の表面の
4隅のうち特定の1ヵ所に目印をつける場合には、コピ
ー用紙が裏表反転した用紙や上下反転した用紙の場合に
2ヵ所のマーカ検出器では複写したコピー用紙の裏表の
判別することが不可能である。また、複写面の表面の4
隅のうち上隅2ヵ所に目印をつける場合には、コピー用
紙が裏表反転した用紙や上下反転した用紙の場合に2ヵ
所のマーカ検出器では複写したコピー用紙の裏表の判別
することが不可能である。また、複写面の表面の4隅の
うち特定の3ヵ所に目印をつける場合には、コピー用紙
が裏表反転した用紙や上下反転した用紙の場合に2ヵ所
のマーカ検出器では複写したコピー用紙の裏表の判別す
ることが不可能である。
【0088】図13は本実施の形態9における複写時の
動作を示すフローチャートである。電子複写制御部22
からの指令により、S91にて給紙ローラ7を駆動して
給紙カセット9に複写面が上向きに装填された最上側の
コピー用紙9を1枚が送り出し、S92にて送り出され
たコピー用紙9が1枚であること、S93にて所定のサ
イズであること、S94にて用紙がジャムや折り目など
コピーに支障がないことを確認検査する。仮に該コピー
用紙が不適切な用紙である場合には、S108にて電子
複写制御部22にその旨を連絡し、非該当用紙は一対の
レジストローラ10に搬送せず排除する処理を実行す
る。またS92、S93、S94の検査で適切なコピー
用紙と判定されると、S9にて裏紙コピーの指令がある
か否かを確認する。裏紙コピーの指令がある場合は、S
96にてコピー用紙9の複写面の裏面が既に使用した用
紙であるか否かを目印を検出するために、S97で告示
目印検出センサを既に使用した用紙の裏面の右上と左下
隅の位置に移動させる。その結果をS98にて目印検出
判別手段で判別する。
【0089】すなわち、右上と左下隅の位置から少なく
とも1つの目印が検出できた場合には裏面が既に使用し
た用紙であり(S99)、S100にて電子複写制御部
からの裏紙コピー指令があるか否かを見極める。S10
0の判別結果で裏紙コピー指令がない場合は、S108
の処理を取るが、裏紙コピー指令がある場合は、S10
1にて裏紙コピーの枚数を計数する。次に電子複写制御
部に対しコピー用紙9が搬送されたことを知らせ、S1
02にて送出されたコピー用紙9の先端が一対のレジス
トローラ10に挟持された状態になり停止する動作に移
行する。但し、S98にて1つの目印も検出できなかっ
た場合には、その用紙は裏表逆さに給紙カセット9に装
填されていたか或いは目印がマーキングされなかった用
紙と判断し、S103において用紙を裏返す機構で裏表
反転させてから、S104にて再度裏側目印検出センサ
21を既に使用した用紙の裏面の右上と左下隅の位置に
移動させて目印を検出し、S105にて目印検出判別手
段で判別する。その結果において、少なくとも1つの目
印が検出できた場合には、その用紙は裏表逆さになって
いたものであり、以降S99にもどる。S105の結果
が1つの目印も検出できなかった場合には、その用紙は
目印がマーキングされなかった用紙であると判定し、S
107の非該当用紙を排除する処理を行なう。
【0090】以上のように、本実施の形態9における電
子複写装置は、コピー用紙の複写した複写面の表面が既
に使用した用紙であることを示すための目印を検出する
手段を、コピー用紙の複写した複写面の表面の4隅のう
ち対角位置2ヵ所に設けたものであり、これにより、既
使用コピー用紙の複写面の裏面および表面を判別するこ
とができる。したがって、既に片面を使用した用紙の裏
面利用してコピーする裏紙コピーを、コピー枚数を計数
換算しコピー料金の算出することができる。
【0091】(実施の形態10)次に、本発明の請求項
13に対応する第10の実施の形態について説明する。
本実施の形態における電子複写装置は、コピー用紙の複
写面が既に使用した用紙であるか否かを判別するための
目印を検出する手段として、前記コピー用紙の複写した
複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すため
の目印が特定の位置に特定の形状の穴目印でマーキング
されている場合に、その穴目印を検出するように構成し
たことを特徴とするものである。
【0092】すなわち、図14に示すように、コピー用
紙の複写した複写面の表面が既に使用した用紙であるこ
とを示すための目印が特定の位置に特定の形状の穴目印
でマーキングされている場合に、複写したコピー用紙の
複写面の表面のコピー済の特定の位置に特定の形状の穴
目印を検出するために、目印検出センサ21と23は、
例えば複数の複写したコピー用紙の特定の位置に特定の
形状の穴があるか否かを物理的な検出方法として、穴の
位置に形状棒を通し貫通すれば穴目印があり、形状棒が
コピー用紙を破る力以下の力では貫通しなければ穴目印
がなしと判定することができる。また、目印検出センサ
は、複数の複写したコピー用紙の特定の位置に特定の形
状の穴があるか否かを光学の検出方法として、例えば穴
の位置にLEDから微弱の発光を照射したときにフォト
ダイオードなどの検出器で読み取る機能を備え、受光レ
ベルが高く検出すれば穴目印があり、受光レベルが低く
検出すれば穴目印がなしと判定することができる。
【0093】また、光学の検出方法の他の事例は、穴の
位置に平行光源からの発光を照射したときに受け皿に投
影した陰影の形状パターンを読み取り認識する機能を有
した検出器で、陰影の形状が特定の形状の目印と同一で
あれば穴目印があり、別の形状の陰影を検出すれば穴目
印がなしと判定することができる。すなわち、複写した
コピー用紙の束の穴を検査して、複写面の表面の特定の
位置に特定の形状の穴目印が識別できる用紙は表面が複
写済みであり、同位置にコピー済の目印が識別できない
用紙は複写したコピー用紙が裏返しになっていると判別
することができる。
【0094】複写したコピー用紙の複写面の表面の特定
の位置に特定の形状の穴目印をつけることの効果は、極
めて簡易的な方法で複数の複写したコピー用紙を同時に
マーキング検出器では複写したコピー用紙の裏表の判別
することが可能である。したがって図10の動作フロー
チャートのように給紙カセットに複写面が上向きに装填
された最上側のコピー用紙を1枚が送り出され、先ずS
22にて送り出されたコピー用紙が1枚であること確認
した後で、1枚毎に目印を識別し検出することも可能で
あるが、給紙カセットに複写面が上向きに装填された時
に、複数の複写したコピー用紙を同時に特定の位置に特
定の形状の穴目印を識別し検出することが可能である。
【0095】図15に示す電子複写装置の複写時のコピ
ー用紙マーキング穴検出の動作フローチャート図で、電
子複写制御部22からの指令により、S111にて給紙
ローラ7が駆動して裏紙専用給紙カセット9に複写面が
上向きに装填された複数枚のコピー用紙が給送される際
に、S112にてコピー用紙の角合わせをし、S113
にてマーキング穴検出を開始する。S114にて目印穴
に対応する位置にマーキング穴検出部を移動させて、S
115にて上記の目印検出センサで目印穴がありか否か
を判定する。S115の結果が特定の位置に特定の形状
の目印穴を識別し検出した場合には、S116にて複数
枚の総てのコピー用紙はマーキング穴があると判定す
る。次に、S117にて電子複写制御部22から裏紙コ
ピーの指令があるか否かを検出し、裏紙コピーの指令が
ある場合は、裏紙コピーの枚数を係数し、S120にて
該当用紙を一対のレジストローラ10に搬送し、給紙ロ
ーラ7が駆動して給紙カセット8に複写面が上向きに装
填された最上側の別のコピー用紙が1枚送り出され、複
写処理をする。
【0096】一方、S115の結果が特定の位置に特定
の形状の穴目印を識別し検出しなかった場合には、S1
21にて該当の複数枚のコピー用紙の中に少なくも1枚
の用紙は裏返しに装填されていると判定する。S122
において、目印穴のない用紙が上からどの位置にある
か、何枚目にあるかを検出し、S123にて該当の複数
枚のコピー用紙の束を分割して、再度S113からのマ
ーキング穴検出を繰り返し開始する。その結果におい
て、少なくとも1つの目印が検出できた場合には、裏表
逆さになっていたものであり、以降S113にもどる。
S115の結果が1つの目印も検出できなかった場合に
は、目印がマーキングされなかった用紙であると判定
し、S124にて非該当用紙を排除する処理を行なう。
【0097】以上のように、本実施の形態10における
電子複写装置は、コピー用紙の複写した複写面の表面が
既に使用した用紙であることを示すための目印を検出す
る手段として、コピー用紙の複写した複写面の特定の位
置に特定の形状の穴目印を識別し検出することを特徴と
するものである。1枚毎に目印を識別し検出することも
可能であるが、給紙カセットに複写面が上向きに装填さ
れた時に、複数の複写したコピー用紙を同時に特定の位
置に特定の形状の穴目印を識別し検出することが可能で
ある。これにより、既使用コピー用紙の複写面の裏面お
よび表面を判別することができる。したがって、既に片
面を使用した用紙の裏面利用してコピーする裏紙コピー
を、コピー枚数を計数換算しコピー料金の算出すること
ができるものである。
【0098】(実施の形態11)次に、本発明の請求項
14に対応する第11の実施の形態について説明する。
本実施の形態11における電子複写装置は、コピー用紙
の複写面が既に使用した用紙であるか否かを判別するた
めの目印を検出する手段として、光学的手段を用いて構
成したことを特徴とするものである。
【0099】すなわち、図16に示すように、コピー用
紙の複写した複写面の裏面が既に使用した用紙であるこ
とを示すための目印を検出する裏側目印検出センサ21
をCCDセンサを用いて構成したものである。CCDは
電荷結合素子(Charge Couoled Devices)で、適当な電
圧を順次加えることによって電荷転送素子(charge tra
nsfer devices )として用いる。 図16において、コピ
ー用紙9の複写面の裏面が既に使用した用紙であるか否
かを検出するレンズ系51と一列のCCD固体撮像素子
52の構成で、蛍光灯53で明るく照らされたコピー用
紙9上の一列の画像情報は、レンズ系51で固体撮像素
子52の上に縮小され、固体撮像素子52からは画信号
として取り出される。コピー用紙9はコピー用紙自動供
給部の送紙機構により移動し、順次スキャニングされ
る。
【0100】コピー用紙9上の一走査線長Lは、レンズ
系51でCCD固体撮像素子52の光電変換素子の部分
に結像する。光電変換素子上にコピー用紙上の明るさに
対応した電荷の蓄積を生じ、該電荷はCCDを駆動する
ことにより順次転送され、出力信号ととして取り出され
る。固体撮像においては、用紙上の画が連続的画像であ
っても、CCD上では感光素子で決まる画素に分解さ
れ、その白黒の量に対応した出力電圧となる。画信号と
して取り出す速度は、CCDを駆動するクロック周波数
で決まり、また高速から中速まで、系に適した速度に可
変して画信号を取り出すことができる。ここではクロッ
ク周波数は10kHz以上で用いる。なお、画像通信の
撮像には、検出箇所を明るく照らす光源を必要とし、蛍
光灯以外としてハロゲン電球、タングステン電球などを
用いる。
【0101】コピー用紙を円筒ドラムに巻きつけ、機械
式の円筒走査でドラムを回転しながら用紙を移動する走
査方法がある。光電変換素子としては、上記に述べたC
CD撮像素子のほかに光電管、光電子増倍管、ホトトラ
ンジスタ、各種撮像管が考えられる。光電変換素子で
は、感度も重要であるが、光源との波長感度を合わせる
事、視感度との差異をなくす事が重大で、用紙に既に使
用された状態が通常コピーや印刷の場合と鉛筆などの手
書きの場合とでは感度の可変を要する。撮像系から取り
出された画像信号は、CCDなどのアレイ状の固体撮像
素子の場合、量子化、標本化されてディジタル波形で画
像が画素に分解されて、クロックが加えられから次のク
ロックが加えられるまでの時間の明るさに対応した信号
振幅の出力を得る。この画像信号を伝送路に適した形に
変調する。ファクシミリなどでは画像信号を速く伝送す
るために冗長度を圧縮し様々な方式の符号化処理をす
る。しかし、本発明のコピー用紙選別機能部では、伝送
距離も短く画像信号の再生不要の用途であり、簡易的に
画像信号をカウントし面積当たり及び1枚のコピー用紙
全面の情報量や信号密度を計測して、コピー用紙の複写
面が既に使用した用紙であるか否かを判別する。コピー
用紙の複写面の多く部分は白色の状態であるため紙の全
体の明暗に比較して、黒色の画像信号を顕著に検出し既
に使用した用紙であることを確認して「使用/未使用の
判別」結果の情報を電子複写制御部に伝達する。
【0102】上記の実施の形態11の説明は、コピー用
紙の片面の既に使用した用紙であるか否かを感知する検
出し、その結果を検出の判別する手段について構成を明
らかにしたが、勿論、コピー用紙の両面を検出し判別す
る手段も同様に実施できる。判別結果を受信した電子複
写制御部の指示により、複写面がコピー可能の適切なコ
ピー用紙である場合は次の工程に進む。電子複写制御部
からの「既に使用した用紙」指令があるか否かを操作パ
ネルでマーキングさせる。また該指令は多くの用途運用
が拡がっている。
【0103】複写したコピー用紙の複写面の表面の特定
の位置に特定の形状の刻印目印をつけることの効果は、
極めて簡易的な方法で複数の複写したコピー用紙を同時
にマーカ検出器では複写したコピー用紙の裏表の判別す
ることが可能である。したがって、図10の動作フロー
チャートのように給紙カセットに複写面が上向きに装填
された最上側のコピー用紙を1枚が送り出され、先ずS
22にて送り出されたコピー用紙が1枚であること確認
した後で、1枚毎に目印を識別し検出することが可能で
ある。
【0104】以上のように、本実施の形態11における
電子複写装置は、感光ドラムにコピー用紙を供給する前
に、コピー用紙の複写面の裏面または表面が既に使用し
た用紙であることを検出するための手段として、コピー
用紙自動供給部の送紙機構による走査手段に接続された
CCDセンサで被写体紙面の目印からの反射光を画像デ
ータに生成させ、CCDレジスタの出力変化を電圧信号
として伝送することにより、コピー用紙が既に使用した
用紙であることを容易に判別することができる。したが
って、複写面の裏面を既使用であるコピー用紙の再利用
を促進し、且つコピー用紙として不適切な無駄なコピー
用紙での複写動作を事前に回避でき、使用者の作業を容
易にし、紙資源の有効な利用に役立つものである。
【0105】(実施の形態12)次に、本発明の請求項
15に対応する第12の実施の形態について説明する。
本実施の形態12における電子複写装置は、コピー用紙
の複写面が既に使用した用紙であるか否かを判別するた
めの目印を検出するための手段において、前記コピー用
紙の複写した複写面の表面が既に使用した用紙であるこ
とを示すための目印をつけるマーキング手段が、実施の
形態3で述べた目印をバーコード記号にし、複写日時や
複写装置機器番号などの必要情報を記載することを特徴
とするマーキングする手段であり、前記目印をバーコー
ドリーダーで読み取り認識するように構成したことを特
徴とするものである。
【0106】すなわち、コピー用紙の複写面が既に使用
した用紙は、図5に説明したように、複写したコピー用
紙の複写面の表面に複写日時や複写装置機器番号または
複写作業者が識別する情報をマーキングすることで、複
写したコピー用紙の所在や責任を明確にすることができ
るものである。また、コピー用紙の複写面が既に使用し
た用紙は上記の情報をセキュリティやプライベイトを厳
守するために暗号化した目印やバーコード記号にするも
のである。上記の目印をバーコード記号にすることは、
コピー資料の情報管理やセキュリティ管理の上で大きな
効果があり、広い利用範囲がある。
【0107】本実施の形態12における電子複写装置に
おける複写時の動作は、既に述べた図10と同様であ
り、相違箇所はS25において電子複写制御部22の目
印の検出指示により、指定された情報目印を複写面の表
面に検出認識し処理することにある。図10のS25に
おける目印検出処理を図17を参照して説明する。図1
7において、S25にてコピー用紙の複写面の裏面が既
に使用した用紙であるか否かを検出するために、S13
1で目印検出センサにより目印を検出する。S131の
結果が1つの目印も検出できなかった場合には、目印が
マーキングされなかった用紙であると判定し、S32の
裏面未使用のコピー用紙として枚数を計数する処理を取
り、S27にて電子複写制御部からの裏紙コピー指令が
あるか否かを見極める。ただし、S131にて特定の位
置から1つの目印も検出できなかった場合には、その用
紙は裏表逆さに給紙カセットに装填されていたかまたは
目印がマーキングされなかった用紙と判断し、用紙を裏
返す機構で裏表反転させてから、再度目印検出センサを
既に使用した用紙の裏面の特定位置に移動させて目印を
検出し、S131にて目印を検出する。
【0108】一方、S131の結果が情報目印が形成さ
れた特定の位置から少なくとも1つの目印が検出できた
場合には、裏面が既に使用した用紙であり、裏面使用の
コピー用紙として枚数を計数する処理を取り、S132
にてどの情報目印の用紙の裏紙は再度複写用紙として使
用するか、どの情報目印の用紙は除外し使用しないかを
選択した電子複写制御部からの検索指令があるか否かを
見極める。先ずS133にてバーコード記号化した情報
目印の刻印があるかバーコード・リーダーで検索し、バ
ーコード記号化した情報目印の刻印がある場合は、S1
40にてバーコード記号を解読する。その結果で次にS
134にて複写日時の刻印がある場合には、S141に
て保管登録期間以内の用紙であるか否かを判定し、期間
内の用紙であれば裏紙コピーとして使うことは不適切で
あるから除外する。次にS135にて特別な目印の刻印
がある場合には、S142にて特別な目印の用紙である
か否かを判定し、特別な管理、重要な用紙であれば裏紙
コピーとして使うことは不適切であるから除外する。次
にS136にて複写操作者のイニシャル・マンナンバー
の刻印がある場合には、S143にて特定な人の用紙で
あれば裏紙コピーとして使うことは不適切であるから除
外する。次にS137にて資料名・資料番号の刻印があ
る場合には、S144にて特定な管理資料の用紙であれ
ば裏紙コピーとして使うことは不適切であるから除外す
る。さらに、S138にて資料ページの刻印がある場合
には、S145にて次ページ合わせや編集機能で裏紙コ
ピーを実施して使う。
【0109】次に、裏面が既に使用した用紙である場合
に、S27にて電子複写制御部からの裏紙コピー指令が
あるか否かを見極める。S27の判別結果での裏紙コピ
ー指令がない場合は、S139にて裏紙コピーとして使
うことは不適切であるから除外するが、裏紙コピー指令
がある場合は、S29にて裏紙コピーの枚数を計数す
る。次に電子複写制御部に対しコピー用紙が搬送された
ことを知らせ、S30にて送出されたコピー用紙の先端
が一対のレジストローラに挟持された状態になり停止す
る動作に移行する。
【0110】以上のように、本実施の形態12における
電子複写装置は、上記のバーコードリーダーで読み取っ
た複写したコピー用紙にバーコード記号の有無により複
写されていない用紙であると判別し、未使用コピー用紙
パレットに搬送するものである。これにより既使用コピ
ー用紙の複写面の裏面および表面を判別することができ
る。したがって、既に片面を使用した用紙の裏面利用し
てコピーする裏紙コピーを、コピー枚数を計数換算しコ
ピー料金の算出することができる。上記のバーコードリ
ーダーで読み取った複写したコピー用紙のバーコード記
号の情報を、裏面コピーする用紙の選別や分類する手段
を備えることができる。例えば、資料のページの情報に
より、表面と裏面との連続内容の編集機能を設けた電子
複写装置を提供できる。また、バーコード記号の方向か
ら用紙の上下を識別し、ページ合わせや資料整理に活か
すことができる。
【0111】(実施の形態13)次に、本発明の請求項
16に対応する第13の実施の形態について説明する。
本実施の形態13における電子複写装置は、コピー用紙
の複写面が既に使用した用紙であるか否かを判別するた
めの目印を検出するための手段において、前記コピー用
紙の複写した複写面の表面が既に使用した用紙であるこ
とを示すための目印をつけるマーキング手段が、実施の
形態4で述べた蛍光塗布材を混合し特定周波数の光のみ
で解読できる目印でマーキングし、セキュリティを確保
することを特徴とするマーキング手段であり、前記目印
を特定周波数の光で解読し認識するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0112】例えば、図8に説明したように、目印を捺
印する材料として、一般的に蛍光塗布材の分類され、カ
ーボンブラック素材に代わり可視光線下で読み取る事が
できず、特定の周波数の光を照射したときに出てくる別
の波長の発光を読み取る材質で、コピー用紙の複写した
複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すため
の目印をつけるものである。コピー用紙にカーボンブラ
ック素材で目印されたものは、可視光線や赤外線を照射
すると黒マークの部分ではコピー用紙の白色の部分に較
べ反射光が弱いので、この反射光の強弱によって黒マー
クを解読する。しかし上記の特定蛍光塗布材でコピー用
紙にマークされたものは、可視光線や赤外線を照射する
とマーク部分とコピー用紙の白色の部分との区分ができ
ずマークを解読できない。したがって、目印検出センサ
は特定の周波数の光を照射したときに出てくる別の波長
の発光を読み取るもので、すなわち複写したコピー用紙
の特定の位置を検査して、コピー済の目印が識別できる
用紙は表面が複写済みであり、同位置にコピー済の目印
が識別できない用紙は複写したコピー用紙が裏返しにな
っていると判別することができる。
【0113】また、上記の特定蛍光塗布材でコピー用紙
の複写した複写面の表面に目印を用いた場合には、この
目印符号は一般の読み取り装置では読み取ることが不可
能で、特定の周波数の赤外線光(ν1)をLEDから照
射したときに光学フィルタで反射光を取り除き出てくる
別の波長の発光(ν2)をフォトダイオードなどの検出
器で読み取る機能を備えた特定の読み取り装置でのみ読
み取ることが可能である。例えば、上記の特定蛍光塗布
材でコピー用紙の複写した複写面の表面にバーコード符
号の目印を用いた場合には、このバーコード符号は一般
のバーコード読み取り装置では読み取ることが不可能
で、特定のバーコード読み取り装置でのみ読み取ること
が可能である。
【0114】本実施の形態13における電子複写装置の
複写時の動作は、図17に示した実施の形態14と同じ
であり、異なるのは情報目印が蛍光塗布材で形成され、
目印検出センサがそれを読み取れるバーコード読み取り
装置であることだけなので、重複した説明は省略する。
【0115】以上のように、本実施の形態13における
電子複写装置は、コピー用紙の複写した複写面の表面が
既に使用した用紙であることを示すための目印を検出す
る手段として、蛍光塗布材を混合し特定周波数の光のみ
で解読できる目印を読み取り可能なバーコード読み取り
装置としたものである。これにより、特定蛍光塗布材で
コピー用紙の複写した複写面の表面にバーコード符号の
目印を用いることで、一般のバーコード読み取り装置で
は読み取ることが不可能であり、セキュリティを確保す
ることができる。また、コピー用紙の複写した複写面の
表面が既に使用した用紙であることを上記の特定蛍光塗
布材で目印を示した用紙を再度複写した場合、該目印の
部分は複写できないので、セキュリティやプライベイト
を厳守するために利用することができる。
【0116】(実施の形態14)次に、本発明の請求項
17に対応する第14の実施の形態について説明する。
大量に氾濫するコピー資料の中に、極めて重大な秘密内
容の資料もあり、この秘密資料は保管期限が過ぎた後で
廃棄する場合にも裏紙コピーとして使用したくないもの
である。また、裏紙を使用したコピー資料の中に、裏面
に極めて重大な秘密内容のものがあり、誰が裏紙コピー
用紙として廃棄手配したのか調査することがある。本実
施の形態14は、上記の事例のような秘密コピー資料の
裏紙使用を回避する手段を備える電子複写装置を実現す
るものである。
【0117】本実施の形態14における電子複写装置
は、コピー用紙の複写面が重要性やセキュリティ等の理
由により裏面を決して再利用したくない場合に、はじめ
の複写時に複写面の表面に「裏紙使用を禁止」する目印
でマーキングすることを特徴とする電子複写装置で、さ
らに該目印でマーキングするコピー用紙を誤って裏紙コ
ピーをする給紙カセットに複写面が上向きに装填された
場合に、目印検出検出センサは「裏紙使用を禁止」の目
印を検出し解読し認識して、その用紙の裏面にコピーす
ることを回避させることができる。「裏紙使用を禁止」
の目印の例は「マル秘」、「※」など特定の目印を事前
に定めるものである。
【0118】コピー用紙の複写面の表面に裏紙使用を禁
止する目印でマーキングするための手段には、本発明の
実施の形態1の複写されたコピー用紙の複写面の表面が
既に使用した用紙であることを示すための目印をつける
マーキング部と、コピー用紙の複写面の表面が既に使用
した用紙であることを示すための目印をつけるコピーモ
ード設定釦と、前記告知コピーモード表示をする手段の
代わりに「裏紙使用を禁止」の目印と「裏紙使用を禁
止」のコピーモード設定釦と、「裏紙使用を禁止」の告
知コピーモード表示をする手段を設定することにより実
現できる。
【0119】また、コピー用紙の複写面の表面に裏紙使
用を禁止する目印を検出し解読し認識する手段には、本
発明の実施の形態6のコピー用紙の複写面の裏面が既に
使用した用紙であるか否かを感知する複写裏面の目印検
出する手段の代わりに「裏紙使用を禁止」する目印検出
する手段と、該コピー用紙をレジストローラに搬送せず
排除の処理をする手段を設定することにより該用紙の裏
面にコピーすることを事前に回避させることができる。
【0120】以上のように、本実施の形態14の電子複
写装置は、裏紙を使用したコピーをしたくない資料や裏
面に極めて重大な秘密内容のコピー用紙に対して、裏面
使用を回避し、セキュリティを厳守することを特徴とす
る電子複写装置を提供することができる。また、コピー
厳禁とする資料に、コピー毎の管理番号等を目印でマー
キングすることにより、セキュリティを厳守でき、仮に
再複写され掛かったときは該管理番号などを判読して元
コピーや元管理者を特定できる。
【0121】
【発明の効果】本発明の実施の形態1記載の電子複写装
置では、複写されたコピー用紙の複写面の表面が既に使
用した用紙であることを示すための目印をつけることが
できる。したがって、この目印を利用して裏紙コピーを
実施する場合に既に片面を使用した用紙か否かを判別す
ることができ、1枚のコピー用紙の表と裏にコピーする
両面コピーや、1枚の複写用紙に2枚の原稿をコピーす
る多重コピーや、既に片面を使用した用紙の裏面利用し
てコピーする裏紙コピーする場合などを考慮にいれたコ
ピー料金の算出をすることができ、従来の課題のような
単にコピー枚数を計数換算しコピー料金の算出するのみ
ではユーザーに不利となる場合が生じることを解決する
ことになり、公平な料金算出ができる。
【0122】また、上記のコピー用紙の複写面の裏面を
既使用判定手段による判定結果信号を用い、裏面を既使
用のコピー用紙の場合に複写装置の使用者に設定させる
手段、該コピー用紙を排除する手段を備えるように構成
させ、例えば複写面の裏面を既使用であるコピー用紙の
再利用を促進し、且つコピー用紙として不適切な無駄な
コピー用紙での複写動作を事前に回避でき、使用者の作
業を容易にし、紙資源の有効な利用に役立つものであ
る。
【0123】本発明の実施の形態2記載の電子複写装置
では、コピー用紙の複写した複写面の表面が既に使用し
た用紙であることを示すための目印をつけるマーキング
手段を、コピー用紙の複写した4隅のうち対角位置2ヵ
所に設けて、同位置にコピー済の目印が識別できない用
紙は複写したコピー用紙が裏返しになっていると判別
し、用紙の裏表を裏返しにする手段に搬送するものであ
る。用紙の裏表を裏返しにした後で更にコピー用紙の複
写した4隅のうち対角位置2ヵ所に目印の検出センサー
で目印を検出し、同位置にコピー済の目印が識別できな
い用紙は両面ともに複写されていない用紙であると判別
し、未使用コピー用紙パッレトに搬送することを特徴と
する電子複写装置を提供することができる。
【0124】複写したコピー用紙の複写面の表面の4隅
のうち対角位置2ヵ所に物質で目印をつけることの効果
は、複写したコピー用紙の裏表の判別することができる
ことである。しかし、本発明以外の他の場合(例えば上
隅2ヵ所や1ヵ所や3ヵ所などの場合)には、複写した
コピー用紙の裏表の判別することが不可能である。
【0125】本発明の実施の形態3記載の電子複写装置
では、コピー用紙の複写した複写面の表面が既に使用し
た用紙であることを示すための目印をつけるマーキング
手段を、目印に複写日時や複写装置機器番号などの必要
情報をバーコード記号で記録することを特徴とする電子
複写装置である。これにより、既使用コピー用紙の複写
面の表面に告示されたそのコピー用紙がいつの複写日時
などの複写装置機器でだれが複写したものであるかを判
別することができる。したがって、複写したコピー用紙
の所在や責任を明確にすることができ、セキュリティを
厳守できることを特徴とする電子複写装置を提供するも
のである。また、複写日時の刻印により書類の保管期間
の管理に活用できる。また、複写されたコピー用紙に資
料番号やページを刻印付与することにより、複写された
コピー用紙をファイリング管理に活用できることを特徴
とする電子複写装置を提供することができる。
【0126】本発明の実施の形態4に記載の電子複写装
置では、コピー用紙の複写した複写面の表面が既に使用
した用紙であることを示すための目印をつけるマーキン
グ手段を、目印画材を特定蛍光塗布材を混合した特定周
波数の光のみで解読できる画材によりマーキングしたも
のである。これにより、該目印が通常の生活光線では解
読できないため、コピー資料のセキュリティを確保する
ことを特徴とする電子複写装置を提供することができ
る。
【0127】また、上記の特定蛍光塗布材でコピー用紙
の複写した複写面の表面にバーコード符号の目印を用い
れば、このバーコード符号は一般のバーコード読み取り
装置では読み取ることが不可能である。また、コピー用
紙の複写した複写面の表面が既に使用した用紙であるこ
とを上記の特定蛍光塗布材で目印を示した用紙を再度複
写した場合、該目印の部分は複写できない。したがっ
て、セキュリティやプライベイトを厳守するために利用
することができ、そのことを特徴とする電子複写装置を
提供することができる。
【0128】本発明の実施の形態5記載の電子複写装置
では、前述の本発明の実施の形態1の構成との相違箇所
は、コピー用紙の複写した複写面の表面が既に使用した
用紙であることを示すための目印をつけるマーキング手
段が、複写した複写面の裏面に目印をつけることを特徴
とするものである。すなわち、複写面の表面が既に使用
した用紙であることを示すための目印を実施の形態1は
複写面の表面に目印をつけるに対し、実施の形態5では
複写面の裏面に目印をつけることである。したがって、
電子複写装置に機構や構成上および経済的効果上、複写
面の表面に告示目印をつけるより裏面に告示目印をつけ
る方が優れている場合に適用することができる。
【0129】本発明の実施の形態6記載の電子複写装置
では、1枚のコピー用紙の表と裏にコピーする両面コピ
ーや、1枚の複写用紙に2枚の原稿をコピーする多重コ
ピーや、既に片面を使用した用紙の裏面利用してコピー
する裏紙コピーする場合などを考慮にいれたコピー料金
の算出をすることができ、従来の課題のような単にコピ
ー枚数を計数換算しコピー料金の算出するのみではユー
ザーに不利となる場合が生じることを解決することにな
り、公平な料金算出ができる。したがって、既に片面を
使用した用紙の裏面利用してコピーする裏紙コピーを、
コピー枚数を計数換算しコピー料金の算出することを特
徴とする電子複写装置を提供することができる。
【0130】また、上記のコピー用紙の複写面の裏面を
既使用目印判定手段による判定結果信号を用い、裏面を
既使用のコピー用紙の場合に複写装置の使用者に設定さ
せ、該コピー用紙を排除する手段を備えるように構成
し、例えば複写面の裏面を既使用であるコピー用紙の再
利用を促進し、且つコピー用紙として不適切な無駄なコ
ピー用紙での複写動作を事前に回避でき、使用者の作業
を容易にし、紙資源の有効な利用に役立つものである。
【0131】本発明の実施の形態7記載の電子複写装置
では、コピー用紙の複写面の裏面および表面を既使用判
定手段による判定結果信号を用い、1枚のコピー用紙の
表と裏にコピーする両面コピーや、1枚の複写用紙に2
枚の原稿をコピーする多重コピーや、既に片面を使用し
た用紙の裏面利用してコピーする裏紙コピーする場合な
どを考慮にいれたコピー料金の算出をすることができ、
従来の課題のような単にコピー枚数を計数換算しコピー
料金の算出するのみではユーザーに不利となる場合が生
じることを回避し解決することになり、公平な料金算出
ができる。したがって、既に片面を使用した用紙の裏面
利用してコピーする裏紙コピーを、コピー枚数を計数換
算しコピー料金の算出することを特徴とする電子複写装
置を提供することができる。
【0132】また、本発明の実施の形態7では、感光ド
ラムにコピー用紙を供給する前にコピー用紙の複写面の
裏面または表面が既に使用した用紙であるか否かを検出
し選別して適切な用紙供給する手段を備えたコピー用紙
選別機能付き電子複写装置について説明したが、該コピ
ー用紙選別機能装置で事前に選別分別処理後に各コピー
モードに適した用紙を各給紙カセットに配置する手段を
設けた電子複写装置を実施することができる。さらに、
1度使用したコピー用紙を再利用できる用紙と出来ない
用紙が混在してたり、用紙が上向きや下向きに裏表に混
在しているものを取捨選別し整理整頓することを単独の
「コピー用紙選別装置」として実現活用することができ
るものである。
【0133】本発明の実施の形態8記載のコピー用紙選
別機能付き電子複写装置では、既に片面を使用した用紙
の裏面利用してコピーする裏紙コピーを推進するにあた
り、1度使用したコピー用紙を再利用できる用紙と出来
ない用紙が混在してたり、用紙が上向きや下向きに裏表
に混在しているものを取捨選別し整理整頓することがで
きることを特徴とするコピー用紙選別機能付き電子複写
装置であり、紙資源の有効活用と紙リサイイクルや紙再
利用に顕著に役立つものである。
【0134】また、感光ドラムにコピー用紙を供給する
前にコピー用紙の複写面の裏面または表面が既に使用し
た用紙であるか否かの目印を検出し選別して適切な用紙
供給する手段を備えたコピー用紙選別機能付き電子複写
装置について説明したが、該コピー用紙選別機能装置で
事前に選別分別処理後に各コピーモードに適した用紙を
各給紙カセットに配置する手段を設けた電子複写装置を
実施することができる。さらに、1度使用したコピー用
紙を再利用できる用紙と出来ない用紙が混在してたり、
用紙が上向きや下向きに裏表に混在しているものを取捨
選別し整理整頓することを単独の「コピー用紙選別装
置」として実現活用することができるものである。
【0135】本発明の実施の形態9記載のコピー用紙選
別機能付き電子複写装置では、前述の本発明の実施の形
態6の構成との相違箇所は、コピー用紙の複写した複写
面の表面が既に使用した用紙であることを示すための目
印を検出する手段は、コピー用紙の複写した複写面の表
面の4隅のうち対角位置2ヵ所に物質で目印を検出する
ものである。また、上記のコピー用紙の複写した4隅の
うち対角位置2ヵ所に目印の検出センサーを設けて、同
位置にコピー済の目印が識別できない用紙は複写したコ
ピー用紙が裏返しになっていると判別し、用紙の裏表を
裏返しにする手段に搬送するものである。用紙の裏表を
裏返しにした後で更にコピー用紙の複写した4隅のうち
対角位置2ヵ所に目印の検出センサーで目印を検出し、
同位置にコピー済の目印が識別できない用紙は両面とも
に複写されていない用紙であると判別し、未使用コピー
用紙パッレトに搬送するものである。
【0136】本発明の実施の形態10記載のコピー用紙
選別機能付き電子複写装置では、コピー用紙の複写した
複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すため
の目印を検出する手段として、コピー用紙の複写した複
写面の特定の位置に特定の形状の穴目印を識別し検出す
る検出部を設けたものである。1枚毎に目印検出の判別
する手段で目印を識別し検出することも可能であるが、
給紙カセットに複写面が上向きに装填された時に、複数
の複写したコピー用紙を同時に特定の位置に特定の形状
の穴目印を識別し検出することが可能である。
【0137】本発明の実施の形態11記載のコピー用紙
選別機能付き電子複写装置では、コピー用紙の複写した
複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すため
の目印を検出する手段として、CCDセンサを用いるも
のであり、コピー用紙自動供給部の送紙機構による走査
手段に接続されたCCDセンサで被写体紙面の反射光を
画像データに生成させ、またCCDレジスタの出力変化
を電圧信号として伝送でき、コピー用紙が既に使用した
用紙であることを光学的に識別することができるコピー
用紙選別機能付き電子複写装置を提供することができ
る。
【0138】本発明の実施の形態12記載のコピー用紙
選別機能付き電子複写装置では、コピー用紙の複写した
複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すため
の目印を検出する手段として、複写日時や複写装置機器
番号などの必要情報をバーコード記号で特定位置に刻印
された目印のバーコード記号をバーコードリーダーで読
み取る手段と認識する手段を備えたものであり、どの情
報目印の用紙の裏紙は再度複写用紙として使用するか、
どの情報目印の用紙は除外し使用しないかを選択する機
能を備えるものである。上記のバーコードリーダーで読
み取った複写したコピー用紙のバーコード記号の情報
を、裏面コピーする用紙の選別や分類する手段を備える
ものである。例えば、資料のページの情報により、表面
と裏面との連続内容の編集機能を設けた電子複写装置を
提供できる。また、バーコード記号の方向から用紙の上
下を識別し、ページ合わせや資料整理に活用することが
できる。
【0139】本発明の実施の形態13記載のコピー用紙
選別機能付き電子複写装置では、コピー用紙の複写した
複写面の表面が既に使用した用紙であることを示すため
の目印を検出する手段として、蛍光塗布材を混合し特定
周波数の光のみで解読できる目印を特定周波数の光で解
読し認識する手段を備えたものである。これにより、特
定蛍光塗布材でコピー用紙の複写した複写面の表面にバ
ーコード符号の目印を用いれば、このバーコード符号は
一般のバーコード読み取り装置では読み取ることが不可
能なので、セキュリティを確保することができる。ま
た、コピー用紙の複写した複写面の表面が既に使用した
用紙であることを上記の特定蛍光塗布材で目印を示した
用紙を再度複写した場合、該目印の部分は複写できな
い。したがって、セキュリティやプライベイトを厳守す
るために利用することができるものである。
【0140】本発明の実施の形態14記載のコピー用紙
選別機能付き電子複写装置では、裏紙を使用したコピー
をしたくない資料や裏面に極めて重大な秘密内容のコピ
ー用紙に対して、裏面使用を回避しセキュリティを厳守
することを特徴とする電子複写装置を提供することがで
きる。また、コピー厳禁とする資料に、コピー毎の管理
番号等を目印でマーキングすることにより、セキュリテ
ィを厳守でき、仮に再複写され掛かったときは該管理番
号などを判読して元コピーや元管理者を特定することが
できる。
【0141】また、本発明のコピー用紙の複写面の裏面
および表面を既使用検出手段による検出結果信号を用
い、裏面を既使用のコピー用紙の場合に複写装置の使用
者にその旨を告知させ、該コピー用紙を排除する手段を
備えるように構成し、例えばコピー用紙の複写面の裏面
を既使用であると判別した場合に警告表示や警告音を発
生させ、装置の使用者に事前にご使用を回避させること
ができる。これにより、コピー用紙として不適切な無駄
なコピー用紙での複写動作を事前に回避でき、使用者の
作業を容易にし、紙資源の有効な利用に役立つものであ
る。
【0142】以上のように、本発明は既に片面を使用し
た用紙の裏面利用してコピーする裏紙コピーを推進促進
する上で顕著な効果を実現するものである。本発明の実
施の形態の電子複写装置について説明したが、さらにプ
リンタ・印刷装置においても既に片面を使用した用紙の
裏面利用しての裏紙プリントに活用することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子複写装置の内
部構成を示す概略構成図
【図2】本発明の実施の形態における電子複写装置の操
作パネルの平面図
【図3】本発明の実施の形態1における動作を説明する
フロー図
【図4】本発明の実施の形態2における動作を説明する
模式図
【図5】本発明の実施の形態3における動作を説明する
模式図
【図6】本発明の実施の形態4における情報目印制御部
の概略ブロック図
【図7】本発明の実施の形態4における動作を説明する
フロー図
【図8】本発明の実施の形態4における情報目印読み取
り時の模式図
【図9】本発明の実施の形態5における動作を説明する
模式図
【図10】本発明の実施の形態6における動作を説明す
るフロー図
【図11】本発明の実施の形態7における動作を説明す
るフロー図
【図12】本発明の実施の形態8における動作を説明す
るフロー図
【図13】本発明の実施の形態9における動作を説明す
るフロー図
【図14】本発明の実施の形態10における動作を説明
する模式図
【図15】本発明の実施の形態11における動作を説明
するフロー図
【図16】本発明の実施の形態12における動作を説明
する模式図
【図17】本発明の実施の形態13および14における
動作を説明するフロー図
【符号の説明】
1 電子複写装置 2 原稿自動供給部 3 原稿供給台 4 原稿 5 原稿センサ 6 原稿台 7 給紙ローラ 8 給紙カセット 9 コピー用紙 10 レジストローラ 11 感光ドラム 12 帯電器 13 転写帯電器 14 分離帯電器 15 搬送ベルト 16 定着器 17 コピー 18 コピー台 19 複写済原稿 20 原稿排出口 21 裏側目印検出センサ 22 電子複写制御部 23 表側目印検出センサ 24 マーキング手段 25 コピー用紙検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA46 DC01 DC05 DE02 DE07 DE10 EC07 ED16 EE02 FA11 FA27 FD03 FD10 2H028 BA07 BA09 BB02 BD01 BD03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子複写装置に使用できるコピー用紙
    に、文字などを複写する電子複写装置であって、一連の
    動作において、前記コピー用紙に転写されたトナー像が
    定着した後で、かつ、前記電子複写装置内から排出され
    る前に、前記複写された面に、当該複写面が既に使用し
    た面であることを示すための目印をつける手段を備えた
    電子複写装置。
  2. 【請求項2】 前記目印をつける手段が、コピー用紙の
    複写した表写面の表面の4隅のうち対角位置2ヵ所に目
    印をつけることを特徴とする請求項1記載の電子複写装
    置。
  3. 【請求項3】 前記目印が、複写日時や複写装置機器番
    号を含む必要情報を文字、記号、またはバーコード記号
    で記録するものであることを特徴とする請求項1または
    2記載の電子複写装置。
  4. 【請求項4】 前記目印をつける手段が、蛍光塗布材を
    混合し、特定周波数の光のみで解読できる目印でマーキ
    ングすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載の電子複写装置。
  5. 【請求項5】 前記目印をつける手段が、複写した複写
    面の表面に目印をつけるのに代えて裏面に目印をつける
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電
    子複写装置。
  6. 【請求項6】 コピー用紙自動供給部から感光ドラムま
    での間に、コピー用紙に所定の目印があるか検出する目
    印検出手段と、この目印検出手段からの情報に基づいて
    当該コピー用紙が既に使用した用紙であるか否かを判別
    する手段と、コピー用紙が既に使用した用紙であると判
    別された場合に、裏紙コピーの実行を制御する手段とを
    備えた電子複写装置。
  7. 【請求項7】 前記裏紙コピーの実行を制御する手段
    は、裏紙コピーを行うか否かを設定する手段と、裏紙コ
    ピーの枚数を計数する手段とを含む請求項6記載の電子
    複写装置。
  8. 【請求項8】 コピー用紙自動供給部から電子複写装置
    の感光ドラムにコピー用紙を供給する前に、コピー用紙
    の表裏に形成された目印を検出する手段と、目印の検出
    結果から給紙されたコピー用紙が、複写面の裏面のみが
    使用済みの用紙か、複写面の表面のみが使用済みの用紙
    か、複写面の表裏とも未使用の用紙か、複写面の表裏と
    も使用済みの用紙かを判別する手段と、それぞれのコピ
    ー用紙に適したコピーの実行を制御する手段を備えた電
    子複写装置。
  9. 【請求項9】 コピー用紙の表側のみが使用済みのコピ
    ー用紙と判別された場合は、そのコピー用紙を感光ドラ
    ムに供給する前に反転する手段を備えた請求8記載の電
    子複写装置。
  10. 【請求項10】 複写面の表裏とも使用済みのコピー用
    紙と判別された場合は、そのコピー用紙を感光ドラムに
    供給する前に排出する手段を備えた請求8または9記載
    の電子複写装置。
  11. 【請求項11】 コピー用紙自動供給部から電子複写装
    置の感光ドラムにコピー用紙を供給する前に、コピー用
    紙の表裏に形成された目印を検出する手段と、目印の検
    出結果から給紙されたコピー用紙が、複写面の裏面のみ
    が使用済みの用紙か、複写面の表面のみが使用済みの用
    紙か、複写面の表裏とも未使用の用紙か、複写面の表裏
    とも使用済みの用紙かを判別する手段と、コピー用紙の
    判別結果を使用者に告知する手段と、それぞれのコピー
    用紙に適したコピーの実行を制御する手段を備えた電子
    複写装置。
  12. 【請求項12】 前記目印検出手段が、コピー用紙の複
    写した複写面の表面の4隅のうち対角位置2ヵ所にマー
    キングした目印を検出することを特徴とする請求項6ま
    たは請求項8または請求項11のいずれかに記載の電子
    複写装置。
  13. 【請求項13】 前記目印検出手段が、コピー用紙の特
    定の位置に設けた特定形状の透過孔の目印を検出するこ
    とを特徴とする請求項6または請求項8または11記載
    の電子複写装置。
  14. 【請求項14】 前記目印検出手段が、目印を光学的に
    検出することを特徴とする請求項12または請求項13
    記載の電子複写装置。
  15. 【請求項15】 前記目印検出手段が、複写日時や複写
    装置機器番号を含む必要情報をバーコード記号で記録し
    た目印を検出することを特徴とする請求項6または請求
    項8または11記載の電子複写装置。
  16. 【請求項16】 前記目印検出手段が、蛍光塗布材を混
    合し、特定周波数の光のみで解読できる目印を検出する
    ことを特徴とする請求項6または請求項8または11記
    載の電子複写装置。
  17. 【請求項17】 前記目印検出手段が、コピー用紙の特
    定の位置に設けた裏紙コピー禁止目印を検出することを
    特徴とする請求項6または請求項8または11記載の電
    子複写装置。
  18. 【請求項18】 バーコード記号には、必要情報として
    複写日時、資料番号、ページ番号、書類管理者、或いは
    複写禁止等の項目が含まれることを特徴とする請求項3
    記載の電子複写装置。
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