JP2005049585A - シート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005049585A
JP2005049585A JP2003280889A JP2003280889A JP2005049585A JP 2005049585 A JP2005049585 A JP 2005049585A JP 2003280889 A JP2003280889 A JP 2003280889A JP 2003280889 A JP2003280889 A JP 2003280889A JP 2005049585 A JP2005049585 A JP 2005049585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
paper
sorting
unit
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003280889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Sakata
博己 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003280889A priority Critical patent/JP2005049585A/ja
Publication of JP2005049585A publication Critical patent/JP2005049585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 用紙をその種類別に分別するとともに,分別された用紙を後に記録紙として利用した場合であっても,両面のうちどちらの面の画像データが必要なものであるかを容易に区別すること。また,裏紙の未使用面の面方向の向きを自動的に整合すること。
【解決手段】 複数のシート材の両面の画像データを読み取り,この読取結果に基づいて上記シート材がその種類別に分別して排出される際に,分別されたシート材に対して該シート材の種別情報を印字する。また,未使用面が所定の向きを向いていない片面使用済みのシート材を用紙反転部302に案内して反転させることにより片面使用済みシート材の未使用面の向きを揃える。
【選択図】図2

Description

本発明は,シート材をその種類別に分別して排出するシート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置に関し,特に,シート材に形成された画像を光学的に読み取り,この読取結果に基づきシート材を分別して排出するシート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
近年,片面のみに印刷処理が施された片面使用済みの記録紙(以下,「裏紙」と称す。)を有効利用して地球環境を保護し,併せて企業内での記録紙の消費量を軽減して経費の削減を図る傾向にある。
しかし,通常,上記裏紙はその他の不要用紙とともに無造作に回収されるため,回収された用紙の中には裏紙だけでなく白紙用紙や両面使用済み用紙,その他の不要用紙等が混在する。従来,このような用紙の中からまだ記録紙として利用可能な裏紙を手作業で選別していた。かかる作業は非常に煩雑であり,しかも多大な時間が費やされる。一方,特許文献1に記載の原稿分別装置は,読み取られた原稿の種類を判別し,判別された原稿を種類毎に分別して所定の排出トレイに排出するものであるため,例えば裏紙,白紙原稿,両面原稿等を自動的に分別排出することが可能となり,これにより手作業による選別作業を行う必要がなくなり,作業時間を大幅に減少させることができる。
特開2001−226031号公報
しかしながら,上記特許文献1に記載の原稿分別装置により判別排出された裏紙が記録紙として再利用されると,例えば,裏紙の未使用面(白紙面)に画像データが印刷処理された結果,印刷出力後の記録紙の両面に画像データが存在することになり,このような書面が配布等されると,配布受理者としてはどちらの面に必要な画像データがあるのか判別することができず,両面とも必要な画像データであると勘違いする場合があった。この場合,印刷処理を行った操作者が上記裏紙の使用済み面(不要な面)に「×」印等を手作業で記入することにより必要な画像形成面を判別できるようにしていたが,かかる手作業は非常に面倒であり,配布部数が多い場合は作業に多大な時間が費やされる。
また,無造作に回収された用紙は,裏紙の未使用面の面方向の向きが整合されていないことが多いため,分別排出された裏紙の用紙の未使用面の向きを手作業で整合する必要があり,かかる作業も非常に面倒であった。
従って,本発明は上記事情に鑑みなされたものであり,その目的とするところは,用紙をその種類別に分別するとともに,分別された用紙を後に記録紙として利用した場合であっても,両面のうちどちらの面の画像データが必要なものであるかを容易に区別することができ,更に,裏紙の未使用面の面方向の向きを自動的に整合することができるシート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,複数のシート材を順次搬送する自動搬送手段と,上記シート材の両面の画像データを読み取る両面読取手段と,上記両面読取手段による読取結果に基づいて上記シート材をその種類別に分別して排出する分別排出手段とを備えてなるシート材分別装置において,上記分別排出手段により分別されたシート材が排出される際に,該シート材に対して上記両面読取手段による読取結果に応じた上記シート材の種類の別を示す種別情報を印字する種別情報印字手段を具備してなることを特徴とするシート材分別装置として構成されている。この場合,上記分別排出手段が,上記シート材を少なくとも片面使用済みのシート材と両面使用済みのシート材とに分別して排出するものであることが考えられる。これにより,手作業による分別作業をする必要が無くなる。
また,上記種別情報印字手段が,上記片面使用済みのシート材(裏紙)に裏紙であることを示す種別情報を印字するものであれば,当該シート材を後に記録紙として利用した場合であっても,どちらの面に画像データが形成されたかどうかを容易に判別することができる。
また,上記分別排出手段が,片面使用済みのシート材の面方向の向きを揃えて排出するものであることが望ましい。例えば,すべての片面使用済みシート材の未使用面が同方向に揃えられて排出されることにより,手作業でシート材の面方向を整合する必要がなくなり,その結果,裏紙を回収する作業効率が向上する。
また,上記分別排出手段が,上記両面読取手段により読み取られた上記シート材の画像データの画像領域の割合に応じて上記シート材を再利用不可能なシート材,再利用可能なシート材,或いは限定的に再利用可能なシート材に分別して排出するものであることが考えられる。これにより,使用済みシート材の利用率が高まり,紙資源がより有効に活用されることになる。
また,上記種別情報が,上記分別排出手段により分別された種別を示す印章若しくは識別コード,或いは分別された日時を示す日付情報若しくは時間情報を含むものであることが望ましい。
また,上記シート材分別装置を備えた画像形成装置であっても,前記課題を解決することができる。
以上説明したように,本発明によれば,複数のシート材の両面の画像データを読み取り,この読取結果に基づいて上記シート材がその種類別に分別して排出される際に,分別されたシート材に対して該シート材の種別情報が印字されるため,分別排出後のシート材を再度記録紙として利用した場合であっても,どちらの面に必要な画像データが形成されたかどうかを容易に判別することができる。
また,読み取られた上記シート材の画像データの画像領域の割合に応じて上記シート材が再利用不可能なシート材,再利用可能なシート材,或いは限定的に再利用可能なシート材に分別して排出されるため,片面使用済みシート材だけでなく,それ以外の使用済みシート材の利用率が高まり,使用済みシート材がより有効に活用されるという効果を奏する。
また,片面使用済みのシート材の面方向の向きが揃えられて排出されるため,例えばすべての片面使用済みシート材の未使用面の向きが同方向に揃えられて排出されることにより,従来のように手作業でシート材の面方向の向きを整合する必要がなくなる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xの模式断面図,図2は本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xのシステムブロック図,図3は本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xの制御部10により実行される付加情報印字処理の手順を説明するフローチャート,図4は付加情報印字処理において各種機能を選択設定する処理の手順を説明するフローチャート,図5は本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xの制御部10により実行される種別情報印字処理の手順を説明するフローチャートである。
まず,図1の断面図を用いて,本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の一例であるデジタル複合機Xの概略構成及びその動作について説明する。尚,本デジタル複合機Xは画像形成装置の一例にすぎず,他の例として,複写機,ファクシミリ装置,印刷機,プリンタ装置等であってもかまわない。
本デジタル複合機Xは,印刷機能として複写機能,プリンタ機能,FAX機能を有し,操作表示部30(図2)からの操作入力や,ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ等の外部端末装置からの印刷ジョブの受信に応じた印刷機能が,制御部10(図2)によって選択され,選択された印刷機能に応じた処理がなされる。また,本デジタル複合機Xには,上記複写機能等の印刷機能のみならず,既に記録紙として使用された用紙(シート材)をその種類別(例えば両面印刷済み用紙,片面印刷済み用紙の別)に分別して所定の排出トレイに排出する用紙分別排出機能をも有する。
図1に示すように,本デジタル複写装置Xは,大別すると,画像形成装置本体100と,この画像形成装置本体100の上面に設けられた自動原稿送り装置(ADF)200と,上記画像形成装置本体100の側面であって,画像形成処理後の記録紙の排出側にフィニッシャー300(後処理手段)とが設けられて構成されている。
上記画像形成装置本体100は,その下方に複数の給紙カセット102,103(給紙手段)を有し,その上方には両面ユニット101が配置され,更にその上方には画像形成部A及び定着装置104が配設されている。
上記自動原稿送り装置(ADF)200は,複数の原稿S1をセットする原稿セット部203と,この原稿セット部203にセットされた原稿S1を1部ずつ原稿搬送路に送り出す原稿給紙ローラ210と,上記原稿搬送路内に設けられ,搬送ローラ213により搬送された原稿S1の表面の画像データを読み取るCCD或いはCMOS等からなる第1の画像読取部201(両面読取手段の一例)と,裏面の画像データを読み取る第2の画像読取部202(両面読取手段の一例)と,印刷処理時には原稿S1を原稿排出部216へ排出する原稿排出ローラ215と,用紙分別処理時には原稿S1をフィニッシャー300へ送り出すフィニッシャー搬送ローラ214とを備えて構成されている。
フィニッシャー300は,搬送された用紙等を反転させる用紙反転部302(用紙反転手段)と,搬送された用紙にその種類を示す種別情報を印字する種別情報印字部301a,301b(種別情報印字手段)と,搬送された用紙をその種類別に分別して所定の排紙トレイ320a〜320cに排紙する分別排出装置303(分別排出手段)とを備えて構成されている。印刷処理時には上記画像形成装置本体100から搬送された記録紙は,上記分別排出装置303により,予め定められた排紙トレイ320aへ排出される。また,用紙分別処理時には,フィニッシャー搬送ローラ214により上記自動原稿送り装置200から搬送された用紙は,上記分別排出装置303により,分別されて所定の排紙トレイ320a〜320cへ排出される。
ここで,本デジタル複合機Xにおいて印刷処理が実行される場合の動作の概略について説明する。
ADF200の原稿セット部203に原稿S1がセットされた後,ユーザにより給紙カセット102,103に記録紙が装着され,上記画像形成装置本体100の上面部116に配置された液晶タッチパネル等の操作表示部30(図2)に設けられた入力キーの操作によって,印刷枚数,印刷倍率等が入力され,記録紙の種別の選択,付加情報印字モード,両面印刷モード或いは片面印刷モードの選択等の機能設定が行われる。更に,付加情報印字モードが設定された場合は,該付加情報印字モードに関する各種機能の設定が行われる。上記設定が完了し,操作表示部30上のスタートキーが入力操作されると,コピー動作が開始される。尚,本実施形態においては上記給紙カセット102には片面使用済みのいわゆる裏紙S2が収容され,上記給紙カセット103には両面未使用の新用紙S3が収容されているものとする。
スタートキーが入力操作されると,原稿給紙ローラ210によって,原稿セット部203にセットされた原稿S1が1部ずつ原稿搬送路へ送り出される。上記原稿給紙ローラ210により送り出された原稿S1は搬送ローラ213等により上記第1の画像読取部201と第2の画像読取部202へ搬送される。上記第1の画像読取部201及び第2の画像読取部202により略同時に読み取られた両面画像データは,不図示の光電変換装置により電気的な画像情報信号に変換された後,いったん記憶部20(図2)に記憶される。上記記憶部20内の画像データは,ユーザにより設定された機能に基づいて画像処理が実行される。ここで,ユーザにより付加情報印字モードが選択されている場合は,図2に示される画像形成装置本体100の制御部10が有する付加情報印字機能14により,後述する付加情報が上記記憶部20に記憶された画像データに添付され,その後,該画像データは不図示の露光装置に送信される。上記付加情報印字機能14については後段においてフローチャートを用いて詳説する。
記録紙として裏紙S2が選択設定された場合は,上記スタートキーが入力操作されると,給紙ローラ112が回転し,裏紙S2が収容された給紙カセット102から裏紙S2が搬送路に送り出され,記録紙として新用紙S3が選択設定された場合は,給紙ローラ113が回転し,新用紙S3が収容された給紙カセット103から新用紙S3が搬送路に送り出される。搬送路に送り出された記録紙は搬送ローラ114によりレジストローラ117に送達される。
上記画像形成部Aは,静電潜像を担持する感光体ドラム105と,その周囲に,上記感光体ドラム105の表面を一様に帯電させる帯電装置106,上記感光体ドラム105の表面にレーザービームを照射して静電潜像を形成する不図示の露光装置,上記静電潜像を現像する現像装置107,現像されたトナー画像を記録紙に転写する転写装置109,転写後の感光体ドラム105の表面に残存するトナー粒子を除去するクリーニング装置108等が配設されて構成されている。感光体ドラム105は,例えばアルミ円筒の表面に感光層が形成されており,図1において時計方向に回転駆動される。帯電装置106は回転する感光体ドラム105の表面をコロナ放電等により数百Vに帯電させる。メインチャージャー106よりも回転方向下流側の感光ドラム105の表面には,不図示のレーザ発信器から出射されたレーザビームが照射されて静電潜像が形成される。
現像装置107では現像ローラが回転して,現像ローラ表面に形成された薄層が感光体ドラム105の表面に接触し,感光体ドラム105の表面上の静電潜像に帯電したトナーを付着させてトナー画像が形成される。上記レジストローラ117に送達された記録紙は,レジストローラ117によって,上記感光体ドラム105の表面に形成されたトナー画像の先端部(画像形成開始部)と記録紙S2の先端部とが同期するよう上記画像形成部Aの転写装置109に送り出される。上記転写装置109では,上記記録紙が上記感光体ドラム105とその周速と同じ速度で移動する転写ベルトとの間に挟持された状態で搬送されながら帯電されて上記トナー画像が上記裏紙S2上に転写される。転写後に上記感光体ドラム105の表面上に残留したトナーや他の付着物は,転写装置20の下流側に配置されたクリーニング装置108によって除去される。
上記転写装置109によってトナー像が転写された記録紙は,その搬送方向下流側に設けられた定着装置104に運ばれ,定着装置104の定着ローラとこれに対向する加圧ローラとの間を通り,記録紙上のトナーが内部にヒータを備えた定着ローラの熱によって溶融定着される。加圧ローラは,上記記録紙を上記定着ローラに押し付けて,トナーの定着を確実にする。ここで,両面印刷モードが選択されている場合は,定着装置104を通過した記録紙は,両面ユニット101へ搬送され,該両面ユニット101において表面と裏面とが反転され,未使用面(非画像形成面)に画像を形成するために再度画像形成部Aへ搬送される。一方,片面印刷モードが選択されている場合は,両面ユニット101へは搬送されずに定着装置下流側に配置された搬送ローラ115によりフィニッシャー300へ搬送される。尚,両面印刷がなされた記録紙も上記定着装置104を通過した後に,搬送ローラ115によりフィニッシャー300へ搬送される。
フィニッシャー300へ搬送された記録紙は,搬送ローラ315,排紙ローラ317等を介して排紙トレイ320へ排出される。
続いて,本デジタル複合機Xにおいて用紙(シート材)の分別排出処理が実行される場合の動作の概略について説明する。
上記自動原稿送り装置(ADF)200の原稿セット部203に片面使用済みの用紙(裏紙)や両面使用済みの用紙等が混在した混合用紙(シート材の一例)がセットされた後,上記操作表示部30(図2)から,用紙分別モード,種別情報印字モード,印字する種別情報の選択,分別する用紙の種別の選択等の機能設定が行われる。上記設定が完了し,操作表示部30上のスタートキーが入力操作されると,分別排出処理が開始される。
スタートキーが入力操作されると,原稿セット部203にセットされた用紙は原稿給紙ローラ210によって原稿搬送路へ送り出され,その後に上記第1の画像読取部201及び第2の画像読取部202により両面の画像データが略同時に読み取られる。読み取られた画像データは電気的な画像情報信号に変換された後に,記憶部20(図2)に記憶される。上記記憶部20に記憶された画像データは,画像形成装置本体100の制御部10が有する分別排出機能15によって,ユーザにより設定された用紙の種類別に分けられ,その種類別に応じた排出処理をするようフィニッシャー300,分別排出装置303等へ指示信号が与えられる。画像データが読み取られた用紙は,上記フィニッシャー搬送ローラ214によりフィニッシャー300へ搬送され,上記指示信号を受けて,搬送された用紙が上記分別排出装置303により,用紙の種類に応じた排紙トレイ320へ排出される。また,例えば,制御部10により,自動原稿送り装置200から搬送された用紙の使用済み面が上方向を向いていないと判断された場合は,フィニッシャー300へ搬送された用紙は分別排出装置303に設けられた上記用紙反転装置302へ導きかれて反転される。その後,反転された用紙は,上記用紙反転部302に設けられた種別情報印字部301aにより後述する種別情報が印字され,その後,排紙ローラ317により所定の排紙トレイ320へ排出される。また,制御部10により,用紙の使用済み面が上方向を向いていると判断された場合は,用紙は上記用紙反転部302を通らずに,上記分別排出装置303により所定の排紙トレイへ排出される。このとき,搬送路中に設けられた種別情報印字部301bににより種別情報が印字される。尚,上記分別排出機能15,種別情報印字部301及び分別排出装置303については後段において詳説する。
次に,図2のブロック図を用いて,本発明の一実施形態に係るデジタル複合機Xのシステムの概略について説明する。
本デジタル複合機Xは,システムバス40を介して,画像形成装置本体100を構成する制御部10,記憶部20及び操作表示部30と,自動原稿送り装置(ADF)200を構成する第1の画像読取部201,第2の画像読取部202と,フィニッシャー300を構成する種別情報印字部301,用紙反転部302,分別排出装置303とが接続されて構成されている。上記制御部10は,RAM,CPU等からなり,上記各部を統括制御する。かかる制御部は,印刷モード選択機能11,裏紙判断機能13,付加情報印字機能14,分別排出機能15を備えて構成されている。尚,これらの機能を達成するための手段が,印刷モード選択手段,裏紙判断手段,付加情報印字手段,分別排出手段である。また,これらの手段は,具体的には,制御部10を制御するプログラムにより構成される。
上記記憶部20は,ROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやハードディスク等からなるものであり,後述する付加情報,上記第1の画像読取部201或いは上記第2の画像読取部202により読み取られた原稿の両面の画像データが記憶される。尚,本デジタル複合機Xでは,上記記憶部20が上記画像形成装置本体100内部に設けられた構成をしているが,上記画像形成装置本体100の外部に設けられた不揮発性メモリやハードディスク等の記憶装置として構成されていても差し支えない。
上記種別情報印字部301は,フィニッシャー300内の後述する分別排出装置303に設けられた用紙搬送路中及び用紙反転部302内に備えられ,フィニッシャー300に搬送された用紙にその用紙の種類の別を示す種別情報を印字するものであり,例えば,制御部10により,自動原稿送り装置200から搬送された用紙が片面にのみ画像等が印字された片面使用済み用紙(裏紙)であると判断された場合に,上記制御部10から出力される種別情報印字信号を受信することにより搬送された用紙に片面使用済みの用紙であることを示す種別情報をその用紙の使用済み面に印字するものである。具体的には,インクジェット方式による印字装置,ローラースタンプ等の簡易スタンパ,或いは焼き印等が該当する。このように,上記種別情報印字部301が画像形成装置本体100でなく,フィニッシャー300に設けられているため,画像形成装置本体の内部構造が複雑とならず,内部スペースを有効に利用することが可能となる。
上記種別情報印字部301による上記種別情報の印字動作は,上記種別情報印字信号を受信する場合に限られず,例えばフィニッシャー300内の搬送路或いは上記用紙反転部302に用紙が搬送されたことを検出するセンサの出力信号を受信することにより印字するものであってもよい。そのためには,上記搬送路或いは上記用紙反転部302にフォトセンサや赤外線センサ等の記録紙の存在を検出するセンサを設ける必要がある。
上記種別情報は,用紙の使用済み面に対して使用済みであることを示すものであればよく,例えば,「×」印や「/」印等の印章や,「無効」なる印字情報であってもよい。これにより必要な画像形成面を容易に判断することができる。また,使用済み面の全体或いは一部に格子状の罫線を印字するものでもよい。また,画像を形成する原稿の部数に対応したページ数を左右対称に反転させた数字を印字するものであってもよい。この画像形成面から上記罫線或いはページ数が透けて把握されるため,単に使用済みであるかどうかを区別し得る「×」印等が印字される場合と較べて裏紙の利便性が向上する。
上記用紙反転部302は,フィニッシャー300内の分別排出装置303に設けられている。搬送ローラ316により上記用紙反転部302へ搬送された用紙は,上記用紙反転部302で表面と裏面とが反転させられる。例えば,制御部10により,自動原稿送り装置200から搬送された用紙の使用済み面が上面を向いていないと判断された場合は,上記制御部10から出力される用紙反転信号を受信することによりフィニッシャー300から搬送された用紙が上記用紙反転装置302へ導きかれて反転される。
上記分別排出装置303は,フィニッシャー300に設けられ,用紙を搬送する搬送ローラ315,用紙を上記用紙反転部302へ導く搬送ローラ316,用紙を搬送する搬送路等により構成され,更に,上記種別情報印字部301a,301b及び上記用紙反転部302が設けられて構成されている。上記分別排出装置303は,フィニッシャー300に搬送された用紙をその種類別に分別して所定の排紙トレイに排出するものであり,例えば,上記制御部10から出力される分別排出信号を受信することにより上記分別排出装置303を上下方向に移動して搬送された用紙を所定の排紙トレイ320a〜320cへ排出する装置である。
ここで,上記制御部10が有する印刷モード選択機能11,裏紙判断機能13及び付加情報印字機能14,分別排出機能15について説明する。
印刷モード選択機能11とは,画像形成部Aに供給された記録紙の片面に画像を形成する片面印刷モード,或いは,記録紙の両面に画像を形成する両面印刷モードからいずれかの印刷モードを選択設定する機能である。例えば,ユーザにより上記操作表示部30の設定画面メニューから片面印刷モード或いは両面印刷モードのいずれかが指示入力され,その指示入力信号に基づいて上記片面印刷モード或いは両面印刷モードのいずれかの印刷モードを設定する機能である。
裏紙判断機能13とは,上記給紙カセットにより給紙された記録紙が片面使用済みの裏紙かどうかを判断する機能であって,例えば,上記給紙カセットに収容された用紙に関する収容用紙情報に基づいて上記給紙カセットから給紙された記録紙が裏紙かどうかを判断するもの,或いは,上記給紙カセットにより供給される上記記録紙の両面に画像データが存在するかどうかを判断することにより,上記記録紙が裏紙かどうかを判断するものである。
付加情報印字機能14とは,給紙された記録紙に画像を形成する際に,上記記録紙の画像形成面に上記印刷モード選択機能11により選択された印刷モードにより印刷されたことを示す付加情報を印字する機能である。かかる付加情報は,上記印刷モード選択手段により選択された印刷モードにより画像形成処理がなされたことを示す印章若しくはバーコード等の識別コード,或いは上記印刷モードにより画像形成処理がなされた日付情報若しくは時間情報を含むものが考えられる。尚,上記印章には文字からなるものも含み,例えば「両面」「片面」なる文字印章も含まれる。上記付加情報は,ユーザに認識され易い箇所に印字することが好ましく,例えば上記記録紙の画像形成面の周辺部,望ましくは右上端部,中央上端部,左上端部,右下端部,中央下端部,左下端部のいずれかの端部或いは複数の端部に印字される。また,上記付加情報は上記記録紙の画像形成面の主走査方向及び/又は副走査方向に印字されるものであってもよい。上記付加情報印字機能14により印字される付加情報は,予めユーザ等によって設定された印字ポイント,印字濃度,印字色,或いは印字方向に基づいて上記記録紙に印字される。
また,上記付加情報印字機能14は,上記記録紙の画像形成面に上記付加情報を印字するスペースがない場合は,自動的に原稿画像データを縮小し,この縮小された原稿の画像データを上記記録紙に形成することにより得られるスペース(非画像形成部)に上記付加情報を印字する機能でもある。
また,上記付加情報印字機能14は,上記裏紙判断機能13による判断結果に基づいて,上記付加情報を印字する機能でもある。例えば,上記裏紙判断機能13により裏紙であると判断された場合に,上記付加情報に替えて或いは上記付加情報に加えて,有効(必要)な画像形成面であることを示す別なる付加情報或いは無効(不必要)な画像形成面であることを示す別なる付加情報を印字する機能でもある。
分別排出機能15とは,上記第1の画像読取部201,上記第2の画像読取部202等による用紙の両面画像データの読取結果に基づいて上記用紙をその種類別に分別して上記分別排出装置303に排出させる機能であって,少なくとも上記用紙を片面使用済みの用紙と両面使用済みの用紙とに分別して所定の排出トレイに排出させる機能である。具体的には,上記第1の画像読取部201により読み取られた表面の画像データと,上記第2の画像読取部202により読み取られた裏面の画像データとを比較して,どちらか一方の面にのみ画像データが存在するかどうかを判断して片面使用済み用紙を分別し,両面に画像データが存在するかどうかを判断することにより両面使用済みの用紙を分別する。そして,分別された用紙に応じた排紙トレイに用紙を排出させる分別排出信号を,上記分別排出装置303に出力する。
また,上記分別排出装置303に片面使用済み用紙の面方向の向きを揃えて排出させる機能でもある。具体的には,読み取られた画像データの有無により用紙の未使用面の方向を判断し,片面使用済み用紙の面方向が異なると判断された場合に,その用紙を上記用紙反転部302に案内して反転させる用紙反転信号を上記用紙反転部302に出力する機能でもある。このようにして反転された片面使用済み用紙は,未使用面の向きが揃えられて所定の排紙トレイ320へ排出される。
また,上記第1の画像読取部201或いは上記第2の画像読取部202により読み取られた画像データの画像領域の割合に応じて搬送された用紙を,両面に画像が印刷され,空白部分がほとんど無いために再利用不可能な用紙,いわゆる裏紙と呼ばれる片面使用済み用紙等の再利用な可能な用紙,或いは,両面に画像が印刷されているが,両面或いは片面に所定範囲の空白部分を有するためメモ用紙等の限定的な用途に再利用可能な用紙に分別して上記分別排出装置303に排出させる機能でもある。具体的には,読み取られた用紙の画像対して,画像データ量に関する所定の閾値α,β(α<β)を予め設定し,読み取られた画像データのデータ量が上記閾値βより多く,即ち白紙部分(画像未形成部分)が少ないと判断されれば再利用不可能な用紙に分別され,閾値αより少なく,即ち白紙部分が多いと判断されれば再利用可能な用紙に分別され,閾値αとβの間にある場合,即ちある程度白紙部分が残っていると判断されれば,その白紙部分をメモ用紙等の限定的な用途に再利用可能な用紙に分別される。このように分別された用紙を所定の排紙トレイ320a〜cへ排出させる信号が上記制御部10の分別排出機能15によって上記分別排出装置303に出力される。
ここで,図4のフローチャートを用いて,本発明の実施の形態にかかるデジタル複合機Xの制御部10により実行される付加情報印字処理(後述)において各種機能を選択設定する処理の手順について簡単に説明する。
S110,S111…は処理手順(ステップ)番号を示す。処理はステップS110より開始される。
図2に示される操作表示部30等に表示される機能設定画面(不図示d)において,ユーザにより付加情報印字モードが選択されると,選択信号が制御部10へ出力される。制御部10は,この選択信号を受信することにより,付加情報印字モードが選択されたかどうかを判断する(S110)。上記選択信号を受信すると,付加情報印字モードのフラグがセットされて付加情報印字モードが設定される。
ステップS120では,制御部10により,裏紙S2が収容された給紙カセット102が選択設定されているかどうかが判断される。ユーザにより,例えば操作表示部30等に表示される機能設定画面上で給紙されるべき用紙として裏紙S2が選択されると,選択信号が制御部10へ出力され,制御部10は,この選択信号と給紙カセットが有する収容用紙に関する情報とを照合し,その結果,上記選択信号と一致する情報を有する給紙カセットを裏紙S2が収容された給紙カセット102であると判断する。これにより記録紙として裏紙S2が選択されたかどうかが判断される。このステップS120において,給紙される記録紙が裏紙かどうかを判断する処理は,制御部10が有する裏紙判断機能13により実行される処理である。ここで,裏紙S2が収容された給紙カセット102であると判断されると,ステップS121で,付加情報に代えて,或いは付加情報に加えて有効(必要)な画像形成面であることを示す情報(例えば「有効」なる文字印章)若しくは無効(不必要)な画像形成面であることを示す情報(例えば「無効」なる文字印章)を印字する設定(有効/無効モードの設定)が選択されたかどうかが判断される。かかる判断もステップS110と同じようにして,上記機能設定画面においてユーザにより上記有効/無効モードが選択され,これにより出力される選択信号を受信することにより判断される。この選択信号を受信すると,制御部10により有効/無効モードのフラグがセットされて上記有効/無効モードが設定される。
ステップS130〜S190においても,上記ステップS110と同じように,日付情報を付加情報として印字する日付印字モードの設定(S131),バーコードを付加情報として印字するバーコード印字モードの設定(S141),画像を自動縮小して付加情報の印字スペースを作成する自動スペース作成モードの設定(S151),付加情報の印字濃度の設定(S161),付加情報の印字色の設定(S171),付加情報の印字方向の自動設定(S181),付加情報の印字位置の設定(S191)がなされたかどうかが判断される。
次に,図3のフローチャートを用いて,本発明の実施の形態にかかるデジタル複合機Xの制御部10により実行される付加情報印字処理の手順について説明する。図中のS10,S20…は処理手順(ステップ)番号を示す。処理はステップS10より開始される。
ユーザにより操作表示部30に設けられたスタートキーが入力操作されると,ステップS10では,制御部10により,付加情報印字モードが設定されているかどうかが判断される。具体的には上記ステップS111において付加情報印字モードのフラグがセットされているかどうかにより判断される。ここで設定されていないと判断されると,付加情報が印字されずに通常の印刷処理が実行される(S60)。
ステップS10で付加情報印字モードが設定されていると判断されると,続いて,自動スペース作成モードが設定されているかどうかが判断される(S20)。かかる判断は,上記ステップS151において自動スペース作成モードのフラグがセットされているかどうかにより行われる。ここで,設定されていると判断されると,次のステップS21において記録紙に付加情報を印字するスペースがあるかどうかが判断される。かかる判断は,例えば,自動原稿送り装置(ADF)200に設けられた第1の画像読取部或いは第2の画像読取部により読み取られた原稿画像のサイズと用紙のサイズとを照合することにより行われる。ここで印字スペースが無いと判断されると,ステップS22において,読み取られた画像データを自動的に縮小して記録紙に印字スペースを作成する処理が実行される。ステップS20で自動スペース作成モードが設定されていないと判断されると処理はステップS30に進む。また,ステップS21で印字スペースがあると判断された場合も処理はステップS30に進む。
ステップS30では,上記ステップS181において印字方向自動設定モードのフラグがセットされているかどうかにより印字方向自動設定モードが設定されているかどうかが判断され,設定されていると判断されると,続いてステップS31で印字方向判断処理がなされる。かかる判断処理は,例えば,上記第1の画像読取部或いは第2の画像読取部により読み取られた原稿画像データに含まれる文字データ等をOCR技術等により認識し,その文字方向を判断することにより行われる。ここで認識された原稿画像データ内の文字の方向が付加情報の印字方向に設定される(S32)。ステップS30で印字方向自動設定モードが設定されていないと判断されると処理はステップS40に進む。
ステップS40では,画像形成部Aに給紙される記録紙が裏紙S2であるかどうか,即ち,裏紙S2が収容された給紙カセット102が選択されたかどうかが判断される。給紙カセット102が選択されたと判断されると,ステップS41において付加情報に代えて,或いは付加情報に加えて有効(必要)な画像形成面であることを示す情報等が付加情報として設定される。
ステップS50では上記第1の読取部或いは第2の読取部により読み取られ,図2に示される記録部20に記憶された原稿の画像データに,上記ステップS120,S130等においてユーザにより設定された各機能に基づく付加情報が添付され,次のステップS60において,付加情報が添付された上記画像データが印刷出力されることにより,付加情報が出力画像とともに記録紙に印字される。このステップS40及びS50においてなされる処理は,制御部10が有する付加情報印字機能14により実行される処理である。このように記録紙に付加情報が印字されることにより,印刷処理後の記録紙を再度記録紙として利用する場合であっても,必要な画像データが存在する面を容易に判別することができる。
次に,図5のフローチャートを用いて,本発明の実施の形態にかかるデジタル複合機Xの制御部10により実行される用紙分別排出処理の手順について説明する。S210,S211…は処理手順(ステップ)番号を示す。処理はステップS210より開始される。
ユーザにより操作表示部30に設けられたスタートキーが入力操作されると,制御部10により,自動原稿送り装置200にセットされた用紙の両面画像の読取処理が開始される。その後,ステップS210では,用紙分別排出モードが設定されているかどうかが判断される。具体的には,用紙分別排出モードのフラグがセットされているかどうかにより判断される。ここで用紙分別排出モードが設定されていると判断されると処理はステップS220へ進む。また,設定されていないと判断されると,用紙分別排出処理は実行されず,通常の用紙排出処理が行われる。
ステップS220では,種別情報印字モードが設定されているかどうかが判断される。かかる判断も,種別情報印字フラグがセットされているかどうかにより判断される。ここで,種別情報印字モードが設定されている場合であって,画像が読み取られた用紙が片面使用済み用紙であると判断された場合は,ステップS221において種別情報印字処理がなされる。具体的には,制御部10により片面使用済み用紙であることを示す種別情報印字信号が種別情報印字部301へ出力される。この信号を受信することにより種別情報印字部301によって種別情報が用紙の使用済み面に印字される。尚,この場合,片面使用済み用紙の面方向を整合させるために用紙が上記用紙反転部302に導かれて反転された場合は,上記種別情報印字信号は種別情報印字部301aに出力される。また,用紙が上記用紙反転部302を通らない場合は,種別情報印字信号は種別情報印字部301bに出力される。
ステップS220において種別情報印字モードが設定されていないと判断されると,種別情報印字処理(S221)は行われずに,処理はステップS230に進む。
ステップS230では,制御部10の用紙分別排出機能15に基づき用紙分別排出処理が実行される。具体的には,例えば用紙が片面使用済み用紙と両面使用済み用紙とに分別された場合は,それぞれの用紙を排紙トレイ320a或いは320bへ排出させる分別排出信号が制御部10により分別排紙装置303へ出力される。或いは,用紙が再利用不可能な用紙,再利用な可能な用紙,限定的に再利用可能な用紙に分別された場合は,それぞれの用紙を排紙トレイ320a,320b,320cへ排出させる分別排出信号が制御部10により分別排紙装置303へ出力される。
本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xの模式断面図。 本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xのシステムブロック図。 本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xの制御部10により実行される付加情報印字処理の手順を説明するフローチャート。 付加情報印字処理において各種機能を選択設定する処理の手順を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態に係るデジタル複合機Xの制御部10により実行される種別情報印字処理の手順を説明するフローチャート。
符号の説明
10…制御部
20…記憶部
30…操作表示部
40…システムバス
100…画像形成装置本体
101…両面ユニット
102,103…給紙カセット
112,113…給紙ローラ
200…自動原稿送り装置
201…第1の画像読取部
202…第2の画像読取部
300…フィニッシャー
301…種別情報印字部
302…用紙反転部
303…分別排出装置
320…排紙トレイ

Claims (7)

  1. 複数のシート材を順次搬送する自動搬送手段と,上記シート材の両面の画像データを読み取る両面読取手段と,上記両面読取手段による読取結果に基づいて上記シート材をその種類別に分別して排出する分別排出手段とを備えてなるシート材分別装置において,
    上記分別排出手段により分別されたシート材が排出される際に,該シート材に対して上記両面読取手段による読取結果に応じた上記シート材の種類の別を示す種別情報を印字する種別情報印字手段を具備してなることを特徴とするシート材分別装置。
  2. 上記分別排出手段が,上記シート材を少なくとも片面使用済みのシート材と両面使用済みのシート材とに分別して排出するものである請求項1に記載のシート材分別装置。
  3. 上記分別排出手段が,片面使用済みのシート材の面方向の向きを揃えて排出するものである請求項1又は2に記載のシート材分別装置。
  4. 上記分別排出手段が,上記両面読取手段により読み取られた上記シート材の画像データの画像領域の割合に応じて上記シート材を再利用不可能なシート材,再利用可能なシート材,或いは限定的に再利用可能なシート材に分別して排出するものである請求項1又は2に記載のシート材分別装置。
  5. 上記種別情報印字手段が,上記片面使用済みのシート材に片面使用済みであることを示す種別情報を印字するものである請求項1〜4のいずれかに記載のシート材分別装置。
  6. 上記種別情報が,上記分別排出手段により分別された種別を示す印章若しくは識別コード,或いは分別された日時を示す日付情報若しくは時間情報を含むものである請求項1〜5のいずれかに記載のシート材分別装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかのシート材分別装置を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
JP2003280889A 2003-07-28 2003-07-28 シート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置 Pending JP2005049585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003280889A JP2005049585A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 シート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003280889A JP2005049585A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 シート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005049585A true JP2005049585A (ja) 2005-02-24

Family

ID=34266576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003280889A Pending JP2005049585A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 シート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005049585A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8509674B2 (en) Image forming system, control method therefor, and a storage medium storing a program for executing the control method for preventing automatic recover of interrupted jobs
US20120200886A1 (en) Image forming system
JP2008042821A (ja) 画像形成装置
CN102774146B (zh) 打印装置及打印装置的控制方法
JP4433026B2 (ja) 用紙分別装置
JP2005047130A (ja) 画像形成装置
JP2005255358A (ja) 用紙分別装置および画像処理装置
JP4569615B2 (ja) 印刷装置
US20210176374A1 (en) Image processing apparatus that reads image data from documents, image processing method, and recording medium
JP2007010809A (ja) 画像形成装置
JP2011195310A (ja) 画像読取装置,画像形成装置,用紙分別方法
JP2005049585A (ja) シート材分別装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2009194505A (ja) 画像形成装置
JP2006060404A (ja) 画像読取装置及びそれを備えてなる画像形成装置
JP2003276285A (ja) 画像形成装置、その制御方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2004325490A (ja) 画像印字装置
JP2010276771A (ja) 画像形成装置
JP2005049584A (ja) 画像形成装置
JP2006126488A (ja) 画像形成装置
JP2005051484A (ja) 画像処理装置
JP2013178427A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
CN108810305B (zh) 图像形成装置及读取装置
JP3016823B2 (ja) 複写装置
JPH09258615A (ja) 画像形成装置
JP2008022204A (ja) 画像形成装置及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303