JP2008022204A - 画像形成装置及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿束に含まれる個々の原稿について、ユーザに用紙のサイズ及び倍率の設定を要求することなく、迅速にかつ良好な複写物を作成可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】複合機1は、原稿上の画像を読み取るスキャナ81と、上記原稿のサイズを取得する原稿サイズ取得部111と、2枚目以後の原稿と、1枚目の原稿と同一のサイズ系列に含まれる用紙とのサイズを比較する比較部72aと、各原稿の画像を加工する画像加工部8とを備え、1枚目の原稿と同一のサイズ系列の用紙に、全ての原稿の画像を、各用紙の大きさに合うように加工して印刷出力可能である。
【選択図】図5
【解決手段】複合機1は、原稿上の画像を読み取るスキャナ81と、上記原稿のサイズを取得する原稿サイズ取得部111と、2枚目以後の原稿と、1枚目の原稿と同一のサイズ系列に含まれる用紙とのサイズを比較する比較部72aと、各原稿の画像を加工する画像加工部8とを備え、1枚目の原稿と同一のサイズ系列の用紙に、全ての原稿の画像を、各用紙の大きさに合うように加工して印刷出力可能である。
【選択図】図5
Description
本発明は、画像形成装置及びその制御プログラムに関するものであり、特に、異なるサイズの原稿を含む原稿束をコピーするのに好適な画像形成装置及びその制御プログラムに関する。
原稿束の中に互いにサイズの異なる原稿が混在している場合、従来のコピー機の多くは、個々の原稿にそれぞれ対応する用紙を用いて、サイズの異なる複写物が混在したコピー束を作成する。
また、特許文献1には、ステープル処理等の仕分け処理が容易となるように、最初に検知した原稿のサイズと同系列(A系列またはB系列)の用紙を全ての原稿のコピーに用いる複写装置が記載されている。また、この複写装置は、2枚目以後の原稿を、1枚目の原稿の系列内であって当該2枚目以後の原稿の実際のサイズ以上の最小サイズに置換して印刷している。つまり、原稿サイズとしてA3、B4、B5、A4がこの順に検知された場合、最初の原稿サイズであるA3に基づいて、原稿全てについてA系列の転写紙(A4,A3)を用いるようにしている。そして、A3原稿にはA3の転写紙が、B4原稿にはA3の転写紙が、B5原稿にはA4の転写紙が、A4原稿にはA4の転写紙がそれぞれ選択される。
特開平11−109691号公報(1999年4月23日公開)
特許文献1の複写装置は、単に用紙の幅を均一にするものである。それゆえ、複写物において余白が大きくなり過ぎるといった問題が起こる可能性があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みたものであり、その目的は、操作にかかるユーザの負担を低減することができ、かつ良好な画像を得ることのできる画像形成装置、及び画像形成装置の制御プログラムを提供することにある。
請求項1の画像形成装置は、原稿のサイズを取得する原稿サイズ取得部と、複数の原稿を複写するときに、上記原稿サイズ取得部の取得結果に基づいて、サイズの異なる2種以上の用紙から、1枚目の原稿を複写するための用紙として、1枚目の原稿に最も近いサイズの用紙を選出すると共に、2枚目以後の原稿を複写するための用紙として、上記1枚目の原稿について選出された用紙とサイズ系列が同一であって、2枚目以後の各原稿に最も近いサイズの用紙を選出可能な選出部と、上記選出部の選出した用紙に合わせて、上記原稿上の画像を変倍可能な変倍部と、上記変倍部によって変倍された画像を上記選出部の選出した用紙上に形成可能な画像形成部と、を備える。
を備える。
を備える。
請求項1の画像形成装置は、複数の原稿からなる原稿束を複写するとき、個々の原稿についての変倍倍率や用紙について、ユーザからの指示を要することなく、全て1枚目の原稿と同系列の用紙からなる複写物を作成することができる。さらに、用紙上に形成する画像を、用紙の大きさに合わせて加工することができる。つまり、ステープル等の後処理がしやすく、かつ画像が用紙のサイズに合致した複写物を得ることができる。
請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、上記原稿上の画像を回転させる回転部をさらに備え、上記画像形成部は上記回転部によって回転された画像を上記用紙上に形成可能である。
請求項2の画像形成装置は、回転部を備えることによって、例えば1枚目の原稿がA系列であるとき、2枚目以後のA4R原稿を回転させて、A4E用紙上に複写することができる。こうすることで、A4R原稿をA3用紙に複写するよりも、余白が小さくて済み、用紙の無駄も抑えられる。
本発明の目的は、請求項3の制御プログラムによっても実現可能である。請求項3の制御プログラムは、原稿サイズを取得する原稿サイズ取得部と、原稿上の画像を加工する加工部と、加工後の画像を用紙上に形成可能な画像形成部と、サイズの異なる2種以上の用紙から上記画像形成部で用いる用紙を選出する選出部と、を備える画像形成装置の制御プログラムであって、複数の原稿上の画像を上記用紙上に形成するとき、上記原稿サイズ取得部の取得結果に基づいて、上記選出部に、1枚目の原稿を複写するための用紙として、1枚目の原稿に最も近いサイズの用紙を選出させると共に、2枚目以後の原稿を複写するための用紙として、上記1枚目の原稿について選出された用紙とサイズ系列が同一であって、2枚目以後の各原稿に最も近いサイズの用紙を選出させる選出ステップと、上記選出ステップにて選出された用紙に合わせて、上記画像加工部に各原稿上の画像を変倍させる変倍ステップと、を含む。
本発明の画像形成装置は、複数の原稿からなる原稿束を複写するとき、個々の原稿についての変倍倍率や用紙について、ユーザからの指示を要することなく、全て1枚目の原稿と同系列の用紙からなる複写物を作成することができる。さらに、用紙上に形成する画像を、用紙の大きさに合わせて加工することができる。つまり、ステープル等の後処理がしやすく、かつ画像が用紙のサイズに合致した複写物を得ることができる。
以下、本発明について、図面を参照して具体的に説明する。
<複合機の構成>
まず、図1〜3を参照して、本発明の実施の一形態である複合機(画像形成装置)の構成の概略について説明する。図1は、本実施形態の複合機を示す斜視図であり、図2はこの複合機の要部構成を示すブロック図であり、図3はこの複合機の操作パネルを示す平面図である。
まず、図1〜3を参照して、本発明の実施の一形態である複合機(画像形成装置)の構成の概略について説明する。図1は、本実施形態の複合機を示す斜視図であり、図2はこの複合機の要部構成を示すブロック図であり、図3はこの複合機の操作パネルを示す平面図である。
複合機1は、コピー、FAX、プリンタ等の機能を有し、図1に示すように、スキャンするための原稿を載置する載置台2A、コピーの対象となる原稿束を載せるための送り台2B、画像処理を行う画像処理部3、印刷用紙を収容する用紙収容部4、印刷後の用紙が排出される排紙部5、ユーザからの入力を受け付けると共にユーザに種々の情報を提示する操作パネル6を備える。また、複合機1には、画像処理装置3として、制御装置7、画像加工部8、スキャナ81、印刷部9、通信部10、センサ群11、外部記憶装置12、原稿送り装置13がさらに設けられている(図2)。
操作パネル6は、図3に示すように液晶パネル61を備え、各種画面を表示する。液晶パネル61は、図8〜10に示すような画面を表示することができ、画面上に表示したソフトキーを介して、ユーザの指示を受け付けることができる。ハードキー群62は、スタートキー、テンキー等を備え、ユーザからの指示を受け付けることができる。
制御装置7は、複合機1の各部材、すなわち、操作パネル6、画像加工部8、印刷部9、通信部10、センサ群11、外部記憶装置12等に接続されている。制御装置7は、CPU、RAM、及びROM等で構成される。CPUは、各部の制御やデータの計算・加工を行なう装置である。また、RAMはCPUの作業領域として機能する他、上記入力装置から送られるデータを一時保持する領域を有している。ROMにはプログラム等が格納されている。制御部7は、さらに内部I/F(図示せず)を備えている。CPUは、この内部I/Fを介して、外部PC101、他の複合機102、操作パネル6、スキャナ81等の入力装置からのデータを受け取ったり、各種データや制御信号を各部材に出力したりすることができる。
スキャナ81は、光源、レンズ、ミラー、CCD等を備え、載置台2A上に置かれた、または送り台2B上に置かれた原稿を撮像し、読み取る装置である。画像加工部8は、スキャナ81が撮像した画像を、制御装置7からの信号に基づいて加工する。
印刷部9については図4を参照する。図4は、印刷部9の要部構成を示す正面図である。印刷部9は、画像形成部91、用紙搬送部92、及び印刷制御部93を備える。
画像形成部91としては、従来公知である電子写真方式の印刷装置を用いることができる。特に本実施形態では、画像形成部91は、用紙収容部4の上側に配されている。なお、「上」とは、複合機1の通常の設置姿勢における上方向を意味する。画像形成部91は感光体ドラム91aを備え、その回転方向に沿って、感光体ドラム91aを一様に帯電する帯電部91b、光によって感光体ドラム91a上に静電潜像を描くレーザユニット91c、静電潜像を現像剤によって現像する現像部91d、現像部91dによって現像された画像を用紙に転写する転写部91eをさらに備える。また、用紙搬送部92の搬送方向における感光体ドラム91aの下流には、定着装置91fが設けられ、熱と圧力によって用紙に画像を定着させる。
用紙搬送部92は、用紙収容部4から用紙Sh-1、Sh-2、・・Sh-12のいずれかを、矢印で示す方向に沿って画像形成部91に搬送し、画像が印刷された用紙を排紙部5に排出する。用紙収容部4内では、各用紙は、上段から下段に向かって、用紙Sh-1、Sh-2、・・Sh-12の順に収容されている。従って、画像形成部91からの距離、すなわち用紙搬送部92が用紙を収容部4から取り出し、画像形成部91を経て排紙部5まで搬送するのに要する時間は、用紙Sh-1が最も短く、Sh-2、Sh‐3、・・Sh-12の順に長くなる。
印刷制御部93は、制御装置7からの信号に基づいて、印刷部9内の部材を制御する。すなわち、制御装置7は、印刷制御部93を介して画像形成部91及び用紙搬送部92を制御することで、スキャナ81の読み取った画像、またはPC等の外部機器から受け取った画像を、用紙上に印刷することができる。
通信部10は、図3に示すように、外部PC101及び他の複合機102とネットワーク100を介して通信可能に接続しており、データの送受信を行うことができる。
外部記憶装置12は、各種データを記憶する。外部記憶装置12内のデータは、必要に応じて制御装置7の動作に利用される。
原稿送り装置13は、送り台2B上に置かれた原稿束を、スキャナ81等の読み取り部に送る装置である。こうすることで、ユーザは多量の原稿の複写物を簡便な操作で得ることができる。
図5は、複合機1におけるコピー実行時のデータの流れを示すブロック図である。図5に示すように、複合機1は、制御装置7として、内部記憶部71、演算部72、及び主制御部73を備え、画像加工部8として変倍部82及び回転部83を備え、センサ群11として、原稿サイズ取得部111及び用紙残量検出部112を備える。
内部記憶部71は、コピー実行時における用紙、倍率、濃度等の条件を記憶する印刷条件記憶部、画像加工部8からの画像情報を一時記憶する画像記憶部等を備える(図示せず)。
各種演算を実行する演算部72は、特に原稿サイズ取得部111が取得した原稿サイズ、サイズテーブル12A、及び印刷条件テーブル12Bに基づいて、各原稿の印刷条件を選択することができる。
主制御部73は、操作パネル6が受け付けたユーザの指示内容に基づいて各部を制御することで、後述する各モードを実行可能である。
原稿サイズ取得部111には、載置台2上の原稿のサイズを光学的に検出する光センサを用いることができる。原稿サイズ取得部111は、スキャナ81の光学系(光源、ミラー等)を利用して原稿サイズを取得するものであってもよい。用紙残量検出部112は、用紙収容部4内の用紙残量を検出することができる。
外部記憶装置12内には、例えば、図6に示すサイズテーブル12A、図7に示す印刷条件テーブル12Bが格納される。サイズテーブル12Aは、用紙収容部4内の各用紙のサイズを含む。また、印刷条件テーブル12Bは、下記(I)欄の仕上がりサイズ混在(同系列)モードで用いられるテーブルである。印刷条件テーブル12Bの詳細については後述する
<印刷モード設定>
図5と図8〜10とを併せて参照し、印刷モード設定について説明する。図8〜10は印刷モード設定時の表示画面を示す。
<印刷モード設定>
図5と図8〜10とを併せて参照し、印刷モード設定について説明する。図8〜10は印刷モード設定時の表示画面を示す。
載置台2Aまたは送り台2B上に原稿が載置されたことを、図示しないセンサが感知すると、主制御部73は液晶パネルに基本画面63(図8)を表示させる。基本画面は、印刷条件記憶部71に現在記憶されている印刷条件を表示する。電源を入れたとき、またはリセットキー(図3)が押下されたときには、印刷条件は初期設定の条件となる。
基本画面63には、用紙、倍率、及び濃度等の各条件、さらにこれらの条件を変更するためのキーが表示される。特に、用紙設定画面には、用紙収納部4に収納されている用紙の種類(大きさ及び向き)に対応した用紙サイズ入力キー、及び自動用紙設定キーが表示され、倍率設定画面には、倍率入力キー及び自動倍率設定キーが表示される。また、基本画面63上には、機能リストタブ63aが表示される。
ユーザが機能リストタブ63aを押下すると、主制御部73は液晶パネル61に機能リスト画面64を表示させる(図9)。機能リスト画面64にて、ユーザが原稿サイズ混在タブ64aを押下すると、主制御部73は液晶パネル61に仕上がりサイズ設定画面65を表示させる。
ユーザがサイズ設定画面65で設定無しキー65aを押下すると、複合機1は、各原稿上の画像を、それぞれの原稿のサイズに対応する用紙上に100%の倍率で印刷する。また、仕上がりサイズ混在キー65bが押下されると、複合機1は、一枚目の原稿のサイズに対応する用紙と同系列の用紙で全ての原稿をコピーする(I)ので、原稿の幅が統一された原稿束が得られる。一方、仕上がりサイズ統一キー65cが押下されると、複合機1は一枚目の原稿のサイズに対応する用紙で全ての原稿をコピーする(II)ので、同一サイズの原稿からなる原稿束が得られる。
また、複合機1は、サイズ設定画面65の向き確認キー65dによって、原稿を載置台2Aまたは送り台2Bに置く向きを受け付けることもできる。
<印刷モード実行>
(I)仕上がりサイズ混在(同系列)モード
仕上がりサイズ混在モード実行時の複合機1の動作について、図11に基づいて説明する。
(I)仕上がりサイズ混在(同系列)モード
仕上がりサイズ混在モード実行時の複合機1の動作について、図11に基づいて説明する。
まず、原稿送り装置13及びスキャナ81によって、n枚の原稿(原稿M1〜Mn)の画像を読み込み、さらに原稿サイズ取得部111にて、各原稿のサイズを取得する(S101)。これらのデータは、内部記憶部71にて一時的に保存しておけばよい。
次に、原稿M1のサイズと合致する用紙を、Sh-1、Sh-2、・・Sh-12の中から選択する(S102)。この用紙をP1とする。用紙P1の選択においては、演算部72が、サイズテーブル13A内の情報と原稿サイズ取得部111の取得結果とを比較し、最も近いサイズを選ぶような演算を行えばよい。このとき、上述の原稿M1と同様に、サイズテーブル12Aの内容及び原稿サイズ取得部111の取得結果から、原稿M2〜Mnがどの定型サイズに該当するかを取得しておく。
次に、演算部72にて、各原稿について、用紙P1と同一のサイズ系列に含まれる用紙とのサイズ比較を行い、各原稿M1の加工条件及原稿M2〜Mnの加工条件及び用紙を、印刷条件テーブル12Bを参照して決定する(S104)。
印刷条件テーブル12Bには、原稿のサイズに対して、各サイズ系列のうちその原稿にサイズが最も近い用紙(選択用紙)、並びに複写時の変倍倍率及び回転の有無が、対応付けて記憶されている。具体的には、原稿M1がA系列であって、原稿M2がB5Eであるとき、用紙としてはA4Eを用いることになる。また、印刷条件テーブル12では、原稿の方が選択された用紙より大きくなる場合に限って、複写用紙に原稿を合わせるように、変倍倍率が設定されている。
従って、例えば原稿M1のサイズがA3Rで、原稿M2のサイズがA5Rである場合、M2の印刷にはA5Rが選択され、倍率100%で出力される。一方、原稿M1がB系列で原稿M2がA4Eであるとき、印刷条件テーブル12Bの内容から、印刷用用紙としてB5Eが選択され、変倍倍率は86.5%となる。用紙M1がB5Eで原稿M2がB5Rであれば、用紙をB5R、加工条件を倍率100%とすればよい。
また、画像加工条件として回転を加えてもよい。すなわち、用紙M1がB5Eで原稿M2がB5Rであれば、用紙をB5E、加工条件を画像の90°回転かつ倍率100%として印刷出力することもできる。
こうして決定された条件で画像を加工し、内部記憶部71にて保存する(S105)。以上のステップS104及びS105を原稿M1〜Mnについて順に行った後(S103、S106、S107)、各条件で加工及び保存された画像を、各用紙に印刷出力する(S108)。
原稿M1〜Mnのサイズは定型サイズに限らない。定形外のサイズであっても、演算部72によって各用紙のサイズの原稿に対する原稿サイズの比を求め、こうして求めた比率のうち1に最も近い比率を各原稿の変倍倍率とし、この比率を与える用紙を各原稿に対応する用紙としてもよい。
また、図11では、個々の原稿について加工条件の決定及び画像の加工を行った後に、印刷出力を行っているが、本発明はこれに限らない。すなわち、上記ステップS105をステップS107とステップS108との間に設けることで、印刷条件の決定が全ての原稿について完了した後、これら全ての原稿の画像を加工、保存、及び印刷する構成とすることもできる。
(II)仕上がりサイズ統一(原稿同一)モード
仕上がりサイズ統一モード実行時の複合機1の動作について、図12に基づいて説明する。
仕上がりサイズ統一モード実行時の複合機1の動作について、図12に基づいて説明する。
本モードでも、上記(I)と同様に、原稿M1〜Mnを読み込み、サイズを取得する(S201)。そして、1枚目の原稿M1とサイズが合致する用紙P1を選択・記憶しておく(S202)。この用紙P1は、上記(I)欄で述べたように複数の用紙中でM1に最も近いものを選べばよい。
次に、原稿M1〜Mnのサイズと用紙P1のサイズとを比較し、加工条件を決定する(S204)。具体的には、演算部72にて、2枚目以後の用紙M1〜Mnに対する用紙P1のサイズの比率を求めればよい。この比率はサイズテーブル12Aと印刷条件テーブル12B等のデータを利用して算出可能である。また、このサイズ用紙P1がA4Eで原稿がA4R等の場合は、90°回転すれば100%の倍率で印刷出力できることが分かる。
こうして求めた変倍倍率、及び回転角度によって画像を加工、すなわち変倍又は回転の少なくとも一方を行い、加工後の画像を画像記憶部71bにて保存する(S205)。以上のステップS204及びS205を原稿M1〜Mnについて順に行った後(S203、S206、S207)、全ての画像をそれぞれ用紙P1に印刷出力する(S208)。
本モードで、S205をS207とS208の間に行うように変更可能であることは、上記(I)欄で述べた通りである。
以上の実施形態において、制御装置7及び用紙搬送部92は、画像形成に用いる用紙を選出する選出部であると表現できる。
本実施形態においては、変倍部82はスキャナ81からの画像データを変倍するものとしたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、変倍部は、スキャナ内に可動に設けられたレンズ等、他の形態によっても実現可能である。
また、本実施形態では、操作パネル6、及び制御装置7内の各部材が、複合機1内に設けられていたが、これらの部材の一部または全部が複合機とは別体に設けられてもよい。例えば、制御装置7は複合機に接続されたPC内に設けられてもよいし、操作パネル6は、このPCに接続されたディスプレイ及び入力装置であってもよい。
また、以上に述べた実施形態において、制御装置7内の各ブロックは、CPUがROM等の記録媒体内に格納されたプログラム(図11、12)を読み出すことで実現するものとしたが、これらのブロックのうちの少なくとも一部がハードウェアロジックによって構成されるものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。請求項に示した範囲で種々の変更が可能であって、請求項に示した範囲で適宜変更・組み合わせて得られる技術も本発明の技術的範囲に含まれることはいうまでもない。
1 複合機(画像形成装置)
4 用紙収容部
Sh-1〜12 用紙
7 制御装置
72 演算部
72a 比較部
73 主制御部
8 画像加工部
81 スキャナ(読み取り部)
82 変倍部
83 回転部
9 印刷部
91 画像形成部
92 用紙搬送部
12 外部記憶装置
111 原稿サイズ取得部
112 用紙残量検出部
4 用紙収容部
Sh-1〜12 用紙
7 制御装置
72 演算部
72a 比較部
73 主制御部
8 画像加工部
81 スキャナ(読み取り部)
82 変倍部
83 回転部
9 印刷部
91 画像形成部
92 用紙搬送部
12 外部記憶装置
111 原稿サイズ取得部
112 用紙残量検出部
Claims (3)
- 原稿のサイズを取得する原稿サイズ取得部と、
複数の原稿を複写するときに、上記原稿サイズ取得部の取得結果に基づいて、サイズの異なる2種以上の用紙から、1枚目の原稿を複写するための用紙として、1枚目の原稿に最も近いサイズの用紙を選出すると共に、2枚目以後の原稿を複写するための用紙として、上記1枚目の原稿について選出された上記用紙とサイズ系列が同一であって、2枚目以後の各原稿に最も近いサイズの用紙を選出可能な選出部と、
上記選出部の選出した用紙に合わせて、上記原稿上の画像を変倍可能な変倍部と、
上記変倍部によって変倍された画像を上記選出部の選出した用紙上に形成可能な画像形成部と、
を備える画像形成装置。 - 上記原稿上の画像を回転させる回転部をさらに備え、上記画像形成部は上記回転部によって回転された画像を上記用紙上に形成可能な請求項1に記載の画像形成装置。
- 原稿サイズを取得する原稿サイズ取得部と、原稿上の画像を加工する加工部と、加工後の画像を用紙上に形成可能な画像形成部と、サイズの異なる2種以上の用紙から上記画像形成部で用いる用紙を選出する選出部と、を備える画像形成装置の制御プログラムであって、
複数の原稿上の画像を上記用紙上に形成するとき、
上記原稿サイズ取得部の取得結果に基づいて、上記選出部に、1枚目の原稿を複写するための用紙として、1枚目の原稿に最も近いサイズの用紙を選出させると共に、2枚目以後の原稿を複写するための用紙として、上記1枚目の原稿について選出された用紙とサイズ系列が同一であって、2枚目以後の各原稿に最も近いサイズの用紙を選出させる選出ステップと、
上記選出ステップにて選出された用紙に合わせて、上記画像加工部に各原稿上の画像を変倍させる変倍ステップと、
を含む制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006191237A JP2008022204A (ja) | 2006-07-12 | 2006-07-12 | 画像形成装置及び制御プログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011137894A (ja) * | 2009-12-26 | 2011-07-14 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び、プログラム |
JP2012008410A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置および処理プログラム |
-
2006
- 2006-07-12 JP JP2006191237A patent/JP2008022204A/ja active Pending
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