JP2006108796A - 画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像情報を読取った後の原稿の機密を確実に保持することができる画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 原稿Gの画像情報を読取る画像読取手段10と、原稿Gを給紙・搬送・排出する自動原稿搬送手段20と、読取った画像情報を記憶する画像情報記憶手段11とを備えた画像読取装置2において、画像情報を読取った後の原稿Gを裁断する裁断手段12と、画像情報を読取った後の原稿Gを一時保管する密閉型の原稿保管部13と、原稿Gの処分内容に応じて排出先を選択制御する選択制御手段16とを設け、選択制御手段16は、原稿Gが画像情報を読取った後、原稿Gの保管が必要であると判断した場合には、原稿保管部13に排出し、原稿Gの保管が不要であり、かつ、機密保持を要するものであると判断した場合には、裁断手段12に排出して、当該原稿Gを裁断するように制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 原稿Gの画像情報を読取る画像読取手段10と、原稿Gを給紙・搬送・排出する自動原稿搬送手段20と、読取った画像情報を記憶する画像情報記憶手段11とを備えた画像読取装置2において、画像情報を読取った後の原稿Gを裁断する裁断手段12と、画像情報を読取った後の原稿Gを一時保管する密閉型の原稿保管部13と、原稿Gの処分内容に応じて排出先を選択制御する選択制御手段16とを設け、選択制御手段16は、原稿Gが画像情報を読取った後、原稿Gの保管が必要であると判断した場合には、原稿保管部13に排出し、原稿Gの保管が不要であり、かつ、機密保持を要するものであると判断した場合には、裁断手段12に排出して、当該原稿Gを裁断するように制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スキャナ、複写機等の原稿の画像を読み取るための画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置に関し、特に機密保持が必要な原稿について、画像情報を読取った後、当該原稿の機密を確実に保持できるようにしたものである。
一般的に、書類で文書管理を行うと保管スペースが嵩張り、事務所での占有スペースが広く必要となる。このため、近年では、書類による情報を画像読取装置により読取り、電子データとして管理する傾向にある。この電子データ化する書類が機密保持の必要なものである場合、画像読取装置により書類である原稿の画像情報を読取った後、例えば、書類を取り忘れると、他の者に見られてしまい、書類の機密を確実に保持することができなくなる。
従来、この種画像読取装置を備えた画像形成装置の機密保持対策としては、例えば、複数個の用紙ホッパーと複数個の出力スタッカを備えた画像形成装置において、複数個の用紙ホッパーの内の特定の用紙ホッパーと複数個の出力スタッカの内の特定の出力スタッカとを記録すべきデータの内容に応じて選択する制御手段を設け、記録すべきデータが機密保持を要するデータであったときには、特定の用紙ホッパー内に格納した印刷用紙を用いて印刷処理された印刷済み用紙が特定の出力スタッカに排出収容されるように構成したものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−92865号公報
しかし、上述の特許文献1記載の構成では、機密保持が必要な書類を複写する場合について、当該複写された書類の機密保持を確保することは可能である。しかし、上述したように、省スペース化などの観点から書類による文書管理から、電子データによる文書管理を行う際、電子データ化された後の書類、即ち、画像情報を読取った後の原稿の機密保持対策については、何ら配慮がなされていない。従って、画像情報を読取った後の原稿を画像読取装置から取り忘れた場合には、他の者に見られてしまい、書類の機密を確実に保持することができない。また、画像情報を読取った後の原稿を破棄する場合には、別途シュレッダーなどの裁断機により裁断する必要があり、裁断作業を別途行う必要であるなどといった問題点がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、画像情報を読取った後の原稿の機密を確実に保持することができる画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、原稿の画像情報を読取る画像読取手段と、原稿を画像読取手段に給紙搬送し、画像読取手段で読取り後の原稿を排出する自動原稿搬送手段と、画像読取手段で読取った画像情報を記憶する画像情報記憶手段とを備えた画像読取装置において、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を裁断する裁断手段と、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を一時保管する密閉型の原稿保管部と、原稿の処分内容に応じて排出先を選択制御する選択制御手段とを設け、選択制御手段は、原稿が画像情報を読取った後、原稿の保管が必要であると判断した場合には、原稿を原稿保管部に排出し、原稿の保管が不要であり、かつ、機密保持を要するものであると判断した場合には、原稿を裁断手段に排出するように制御する。
請求項2記載の発明では、自動原稿搬送手段は、画像読取手段で原稿の裏面を読取るために、原稿を反転するスイッチバック搬送路を有し、スイッチバック搬送路に設けられた中間排出部の少なくとも一部は、原稿保管部の上部外壁により形成する。
請求項3記載の発明では、原稿保管部は、原稿保管部に排出された原稿の機密を保持するための施錠手段を備えている。
請求項4記載の発明では、上記いずれかの構成を有する画像読取装置と、画像読取装置で読取った画像情報に基づいて被記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、被記録用紙を給紙部から画像形成手段に搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を再生利用のために収納する再生用紙収納ボックスと、給紙部に設けられ、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿の白紙面を再利用するために収納する再利用トレイと、原稿の画像情報から原稿の白紙面の有無を識別するとともに、識別結果を選択制御手段に伝達する白紙面識別手段とを設け、選択制御手段は、原稿が画像情報を読取った後、原稿の保管および機密保持が不要であり、かつ、原稿に白紙面が無いと判断した場合には、原稿を再生用紙収納ボックスに排出し、原稿の保管および機密保持が不要であり、かつ、原稿に白紙面が有ると判断した場合には、原稿を再利用トレイに搬送するように制御する。
請求項5記載の発明では、再利用トレイは、給紙部の手差し用トレイを兼ねている。
請求項1記載の発明の構成によれば、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を裁断する裁断手段と、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を一時保管する密閉型の原稿保管部を設け、選択制御手段が、原稿が画像情報を読取った後、原稿の保管が必要であると判断した場合には、密閉型の原稿保管部に排出し、原稿の保管が不要であり、かつ、機密保持を要するものであると判断した場合には、裁断手段に排出するように制御している。従って、機密保持を必要とする原稿は、画像読取手段により画像情報を読取った後、速やかに処分内容に応じて処分されるので、読取った後の原稿の機密を確実に保持することができる。
請求項2記載の発明の構成によれば、自動原稿搬送手段は、画像読取手段で原稿の裏面を読取るために原稿を反転するスイッチバック搬送路を有し、スイッチバック搬送路に設けられた中間排出部の少なくとも一部は、原稿保管部の上部外壁により形成している。従って、両面に画像情報を有する原稿に対応することができるとともに、スペースの有効利用ができ、画像読取装置の小型化を図ることができる。
請求項3記載の発明の構成によれば、原稿保管部は、原稿保管部に排出された原稿の機密を保持するための施錠手段を備えているので、機密保持をより確実にすることができる。
請求項4記載の発明の構成によれば、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を再生利用のために収納する再生用紙収納ボックスと、給紙部に設けられ、画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿の白紙面を再利用するために収納する再利用トレイと、原稿の白紙面の有無を識別する白紙面識別手段とを設け、選択制御手段は、原稿が画像情報を読取った後、原稿の保管および機密保持が不要であり、かつ、原稿に白紙面が無いと判断した場合には、原稿を再生用紙収納ボックスに排出し、原稿の保管および機密保持が不要であり、かつ、原稿に白紙面が有ると判断した場合には、原稿を再利用トレイに搬送するように制御している。従って、機密保持を必要とする原稿は、画像読取手段により画像情報を読取った後、速やかに処分内容に応じて処分されるので、読取った後の原稿の機密を確実に保持することができる。また、保管および機密保持を必要としない原稿は、白紙面が有る場合には、被記録用紙として再利用され、また、白紙面が無い場合には、再生用紙収納ボックスに収納され、再生紙としての利用が可能となり、資源の有効利用を図ることができる。
請求項5記載の発明の構成によれば、再利用トレイは、給紙部の手差し用トレイを兼ねているので、スペースの有効利用ができ、画像形成装置の小型化を図ることができる。
(実施形態)
以下に、本発明の具体的な実施形態について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置を備えた画像読取装置としての複写機の全体構成を示す概略図である。
以下に、本発明の具体的な実施形態について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置を備えた画像読取装置としての複写機の全体構成を示す概略図である。
図1において、複写機1は、原稿Gの画像情報を読取る画像読取装置2と、被記録用紙Pに画像読取装置2により読取った画像を形成する画像形成手段3と、定着手段4と、被記録用紙Pが収納された給紙部5と、被記録用紙Pを画像形成手段3、定着手段4を介して排紙部6に搬送する用紙搬送手段7などを備えている。
画像読取装置2は、原稿Gの画像情報を読取る画像読取手段10と、画像読取手段10で読取った画像情報を記憶する画像情報記憶手段(不図示)と、画像読取手段10で画像情報を読取った後の原稿Gを裁断する裁断手段12と、画像読取手段10で画像情報を読取った後の原稿Gを一時保管する密閉型の原稿保管部13と、原稿Gを自動的に搬送する自動原稿搬送手段20と、原稿Gの処分内容に応じて排出先を選択し、自動原稿搬送手段20を制御する選択制御手段(不図示)などを備えている。
画像読取手段10は、周知の通り、コンタクトガラス上に載置された原稿Gに、露光ランプから光を照射し、反射鏡を介してその反射光をCCDセンサなどからなる光電変換部に導くことにより、原稿の画像情報を読み取る。
裁断手段12は、シュレッダーなどの裁断機からなり、自動原稿搬送手段20により搬送されてきた原稿Gを、図示しない検知センサにより検知し、自動的に裁断する。原稿保管部13は、ボックス形状に形成され、自動原稿搬送手段20により搬送されてきた原稿Gを、搬入口131からトレイ132に受入れ、一時的に保管するように構成されている。トレイ132は、図1において紙面手前側に自動または手動により引出し可能に形成されている。また、必要に応じて原稿保管部13に排出された原稿Gの機密を保持するための施錠手段(不図示)を設けることにより、より機密保持を確実にすることができる。施錠手段としては、鍵、暗証番号を入力する電子キー或いはICカードなどを用いて施錠、解錠するように形成すればよい。
自動原稿搬送手段20は、原稿Gを載置するための原稿給紙用トレイ21と、原稿給紙用トレイ21に積載された原稿Gを給紙する原稿給紙ローラ22と、給紙された原稿Gを搬送するための原稿給紙用搬送路23と、原稿Gの裏面の画像情報を読込むために原稿Gを反転するためのスイッチバック搬送路24と、読み終えた原稿Gを、処分内容に応じて排出するための原稿排紙搬送路25などを備えている。
原稿給紙用搬送路23は、給紙された原稿Gを搬送するための搬送ドラム231と、搬送ドラム231に当接したローラ232および第1分岐部を形成する切換えフラップ233などを備えている。スイッチバック搬送路24は、搬送された原稿Gを反転するために、一旦排出される中間排出部241と、原稿Gを中間排出部241に搬送し、その後、原稿給紙用搬送路23に搬送する第2分岐部を形成する切換えフラップ242と、原稿Gを搬送する正逆回転可能なローラ対243などを備えている。中間排出部241の少なくとも一部を、原稿保管部13の上部外壁133により形成すると、スペースの有効利用ができ、画像読取装置2の小型化を図ることができる。原稿排紙搬送路25は、画像情報を読取った後の原稿Gを原稿保管部13に誘導する第3分岐部を形成する切換えフラップ251、画像情報を読取った後の原稿Gを再生用紙収納ボックス14に誘導する第4分岐部を形成する切換えフラップ252、画像情報を読取った後の原稿Gを裁断手段12に誘導する第4分岐部を形成する切換えフラップ253および原稿Gを搬送するローラ対254などを備えている。
画像形成手段3は、画像読取装置2の下方に配設され、電子写真プロセスによって、被記録用紙P上に所定のトナー像を形成するもので、回転可能に軸支された光導電性を有する、例えば、ドラム状の感光体31と、この感光体31の周囲に図示しないがその回転方向に沿って作像プロセス順に、帯電装置、光走査ユニット、現像装置、転写部と、クリーニング装置と、除電ユニットとから構成されている。
定着手段4は、画像形成手段3の被記録用紙Pの搬送方向の下流側に配置され、画像形成手段3においてトナー像が転写された被記録用紙Pを、回転する加熱ローラ41と、この加熱ローラ41と共同して押圧・回転する加圧ローラ42とを備えている。これら一対の加熱ローラ41と、加圧ローラ42との間に、未定着トナー像を担持した被記録用紙Pを挟持搬送し、加熱、加圧し、未定着トナー像を被記録用紙P上に定着させる。加熱ローラ41の内部には、ハロゲンヒータなどからなる熱源(不図示)が設けられ、加熱ローラ41を加熱するように構成されている。
給紙部5は、複数の給紙カセット51と、手差し用トレイ52とを有し、給紙カセット51あるいは手差し用トレイ52に積層載置された被記録用紙Pの束を、給紙ローラ53の回転動作によって最上位の被記録用紙Pから1枚ずつ用紙搬送手段7に給紙する。手差し用トレイ52は、後述するように再利用トレイとして兼用される。
用紙搬送手段7は、給紙部5から給紙された被記録用紙Pを、上下一対のレジストローラ(不図示)および必要に応じて設けられる各種ローラ対(不図示)によって画像形成手段3に搬送する。上下一対のレジストローラは、画像形成手段3の感光体31に形成されたトナー像と同期を取りながら搬送するように制御されている。更に、画像形成手段3において画像形成がなされ、未定着トナー像を担持した被記録用紙Pは、用紙搬送手段7により定着手段4に搬送され、定着後、排紙ローラ(不図示)によって装置本体の側部に設けられた、例えば、用紙排出トレイなどからなる排紙部6に排出される。
この複写機1の基本的な作動状態を簡単に説明すると、帯電装置により図1で反時計方向に回転する感光体31が一様に帯電され、画像読取手段10で読み取られた画像情報に基づいて、例えば、レーザー走査装置などからなる光走査ユニットからのレーザービームにより感光体31上に静電潜像が形成され、現像装置により静電潜像に現像剤が付着されてトナー像が形成される。
上記のようにしてトナー像が形成された感光体31に向けて、給紙部5から被記録用紙Pが画像形成手段3に搬送される。このとき、被記録用紙Pは、レジストローラにより、感光体31に形成されたトナー像と同期を取りながら用紙搬送手段7により搬送される。その後、画像形成手段3において感光体31の表面におけるトナー像が被記録用紙Pに転写される。そして、未定着トナー像を担持した被記録用紙Pは、定着手段4に搬送されてトナー像が定着される。定着手段4を通過した被記録用紙Pは、排紙ローラを経て用紙排出トレイなどからなる排紙部6に排出される。そして、転写部による転写後に感光体31は、クリーニング装置および除電装置で残留トナー、残留電荷を除去して、必要に応じて再び帯電装置で帯電される。
図2は、上述の実施形態の複写機1の概略構成を示すブロック図である。複写機1には、画像読取装置2と、画像形成手段3と、定着手段4と、給紙部5と、排紙部6と、用紙搬送手段7と、各種入力キースイッチなどとして機能する操作表示部8および複写機1全体の制御を司る制御手段9が備えられている。また、この発明に従い、再生用紙収納ボックス14と、白紙面識別手段15とが付加されている。また、画像読取装置2は、画像読取手段10と、画像情報記憶手段11と、裁断手段12と、原稿保管部13と、選択制御手段16と、自動原稿搬送手段20などを備えている。
操作表示部8は、後述する原稿Gの処分内容を選択指示する指示キーや、印刷指示入力用のプリントキー、印刷枚数などの入力用のテンキーなどからなる操作部と、複写機1で操作可能な各機能、用紙詰まりなどのトラブル状況などを表示する液晶パネルなどの表示装置とを備えている。
また、制御手段9には、主演算機能を行う演算部および複写機1の動作制御用のプログラムなどが記憶されたROMや、各プログラムの作業領域などとして一時的にデータを保管および画像読取手段10で得られた原稿の画像データを一時的に記憶するRAMなどからなる記憶部が内蔵されたマイクロコンピュータなどにより構成されている。そして、操作表示部8の図示しないスタートキーが押圧されると、複写動作を行わせる制御信号を画像読取装置2の各ブロックおよび画像形成手段3、定着手段4、給紙部5、排紙部6、用紙搬送手段7、白紙面識別手段15の各ブロックに出力してその動作を制御する。
白紙面識別手段15は、例えば、画像読取手段10からの画像情報により、原稿Gの紙面、即ち、表面または/および裏面の白紙面の有無を識別し、識別結果を選択制御手段16に伝達するように構成されている。
選択制御手段16は、操作表示部8から指示される画像読取り面、即ち、片面(表面)あるいは両面(表面と裏面)の指示や、画像を読取った後の原稿Gの処分内容および白紙面識別手段15から伝達された原稿Gの白紙面の有無などの情報に基づいて、原稿Gの搬送ルートを判断し制御する。即ち、選択制御手段16は、自動原稿搬送手段20の原稿給紙用搬送路23の切換えフラップ233、スイッチバック搬送路24のフラップ242、原稿排紙搬送路25の切換えフラップ251、切換えフラップ252および切換えフラップ253を駆動するため、ソレノイド(不図示)を制御する。これにより、原稿Gの読取り面が決まり、読取りを終えた原稿Gは、指示および判断された処分内容に応じて、裁断手段12、原稿保管部13、再利用トレイを兼ねた手差し用トレイ52および再生用紙収納ボックス14の何れかに搬送される。
次に、上述の構成による画像読取装置2を備えた複写機1において、画像の読取り動作について、図3および上述した図1および図2を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施形態に係る画像読取装置2の動作一例を説明するためのフローチャートである。
先ず、ステップS1において、複写機1を稼動するために図示しない電源がオンされると、ステップS2に移行し、例えば、定着手段4の加熱ローラ41を加熱するためにウォーミング・アップが開始され、加熱ローラ41が設定温度に達すると、ウォーミング・アップが終了(ステップS3)し、ステップS4に移行する。
ステップS4において、画像読取りおよび複写のためのレディー表示が操作表示部8の表示装置に表示され、画像読取りおよび複写に関する各種設定の受付が可能となり、例えば、画像読取りまたは複写指示がないと、一定時間経過後、スタンバイ制御に移行する。
先ず、片面が印刷された書類を電子データ化するが、例えば、関連法令などの関係から一定期間保管が必要な原稿を対象とし、画像読取手段10で画像情報を読取った後、当該原稿Gを保管する必要がある場合について説明する。ステップS5において、操作表示部8から原稿Gの保管が要、読取り面が片面、などの各種設定を行うとともに、原稿給紙用トレイ21に原稿Gを載置する。その後、画像読取り動作を行うために操作部(不図示)のスタートキーが押圧されたことが検出(ステップS6でYes)されると、ステップS7において、原稿Gの読取り面および処分内容、即ち、保管の要否が確認される。この場合、読取り面が片面で、保管が要であるため選択制御手段16は、第1分岐部のフラップ233を図1において下側に、また、第3分岐部のフラップ251を上側に、それぞれ駆動するようにソレノイドを制御し、読取り後の原稿Gが原稿保管部13に搬送されるように搬送経路を形成してステップS8に移行する。
ステップS8において、原稿Gは、原稿給紙ローラ22により原稿給紙用搬送路23に給紙され、給紙された原稿Gは、ステップS9において、画像読取手段10により画像情報が読取られ、読取られた画像情報は、ハードディスクなどの画像情報記憶手段11に記憶される。その後、画像情報が読取られた原稿Gは、第1分岐部のフラップ233および原稿排紙搬送路25の第3分岐部のフラップ251により形成された、上述の原稿保管部13に至る搬送経路を経由して、原稿保管部13に搬送され(ステップS10)、保管(ステップS11)される。
その後、ステップS12により、原稿給紙用トレイ21に載置した原稿Gの画像読取が終了したか否かが確認され、終了していない場合には(ステップS12でNo)、再度、画像読取り処理を行うべくステップS8に移行する。終了した場合には(ステップS12でYes)、画像読取り処理を終了し、レディー表示モードに移行する。
次に、片面が印刷された書類を電子データ化し、保管は不要であるが、機密保持が必要な原稿Gを対象とし、画像読取手段10で画像情報を読取った後、当該原稿Gを裁断する場合について説明する。
ステップS5において、操作表示部8から原稿Gの保管が否、読取り面が片面、機密保持が要、などの各種設定を行うとともに、原稿給紙用トレイ21に原稿Gを載置する。その後、画像読取り動作を行うために操作部(不図示)のスタートキーが押圧されたことが検出(ステップS6でYes)されると、ステップS7において、原稿Gの読取り面および処分内容の保管の要否が確認され、保管が否であるためステップS20に移行する。
ステップS20において、処分内容の機密保持の要否が確認され、機密保持が要であることが確認される。これにより、選択制御手段16は、第1分岐部のフラップ233を図1において下側に、また、第3分岐部のフラップ251を下側に、第4分岐部のフラップ252を上側に、更に、第5分岐部のフラップ253を下側にそれぞれ駆動するようにソレノイドを制御し、読取り後の原稿Gが裁断手段12に搬送される搬送経路を形成してステップS21に移行する。
ステップS21において、原稿Gは、原稿給紙ローラ22により原稿給紙用搬送路23に給紙され、給紙された原稿Gは、ステップS22において、画像読取手段10により画像情報が読取られ、読取られた画像情報は、ハードディスクなどの画像情報記憶手段11に記憶される。その後、画像情報が読取られた原稿Gは、第1分岐部のフラップ233、原稿排紙搬送路25の第3分岐部のフラップ251、第4分岐部のフラップ252および第5分岐部のフラップ253により形成された、上述の裁断手段12に至る搬送経路を経由して、裁断手段12に搬送され(ステップS23)、裁断機(不図示)により裁断される(ステップS24)。
その後、ステップS25により、原稿給紙用トレイ21に載置した原稿Gの画像読取が終了したか否かが確認され、終了していない場合には(ステップS25でNo)、再度、画像読取り処理を行うべくステップS21に移行する。終了した場合には(ステップS25でYes)、画像読取り処理を終了し、レディー表示モードに移行する。
次に、片面および両面が印刷された書類が混在した書類を、電子データ化する場合について説明する。これら書類は、保管および機密保持が不要である原稿Gを対象とする。そして、画像読取手段10で画像情報を読取った後、当該原稿Gを資源の有効利用を図るため、片面のみ印刷された原稿Gは、裏面を被記録用紙として再利用し、両面が印刷された原稿Gは、再生用紙として利用する場合について説明する。
ステップS5において、操作表示部8から原稿Gの保管が否、読取り面が両面(この場合、片面および両面が混在しているので、両面を選択する)、機密保持が否、などの各種設定を行うとともに、原稿給紙用トレイ21に原稿Gを載置する。その後、画像読取り動作を行うために操作部(不図示)のスタートキーが押圧されたことが検出(ステップS6でYes)されると、ステップS7において、原稿Gの読取り面および処分内容の保管の要否が確認され、保管が否であるためステップS20に移行する。
ステップS20において、処分内容の機密保持の要否が確認され、機密保持は否であることが確認され、ステップS30に移行する。このとき、選択制御手段16は、原稿Gの両面の画像情報を読取るために、表面を読取った後の原稿Gを、スイッチバック搬送路24に搬送して反転するために、第1分岐部のフラップ233を図1において上側に、また、第2分岐部のフラップ242を上側にそれぞれ駆動するようにソレノイドを制御し、読取り後の原稿Gがスイッチバック搬送路24に搬送される搬送経路を形成する。
ステップS30において原稿Gが、原稿給紙ローラ22により原稿給紙用搬送路23に給紙され、ステップS31において、先ず表面の画像情報が読取られ、読取られた表面の画像情報は、ハードディスクなどの画像情報記憶手段11に記憶される。その後、表面の画像情報が読取られた原稿Gは、第1分岐部のフラップ233、スイッチバック搬送路24の第2分岐部のフラップ242により形成された、上述のスイッチバック搬送路24の中間排出部241に搬送される。次いで、原稿Gの裏面の画像情報を読取るために、選択制御手段16は、第2分岐部のフラップ242を上側に駆動するようにソレノイドを制御するとともに、ローラ対243を駆動して原稿Gを、反転さて画像読取手段10に再度搬送する。これにより、原稿Gの裏面の画像情報が、画像読取手段10により読取られ、読取られた裏面の画像情報は、ハードディスクなどの画像情報記憶手段11に記憶される。
その後、ステップS32において、白紙面識別手段15は、画像読取手段10からの画像情報に基づき、原稿Gの紙面、即ち、表面および裏面の白紙面の有無を識別し、識別結果を選択制御手段16に伝達する。選択制御手段16は、原稿Gの紙面の表面または裏面の何れかが白紙面で有ると識別すると、第1分岐部のフラップ233を図1において下側に、また、第3分岐部のフラップ251を下側に、第4分岐部のフラップ252を上側に、更に、第5分岐部のフラップ253を上側にそれぞれ駆動するようにソレノイドを制御し、読取り後の原稿Gが再利用トレイを兼ねる手差し用トレイ52に搬送される搬送経路を形成してステップS33に移行する。
ステップS33において、原稿Gは、第1分岐部のフラップ233、原稿排紙搬送路25の第3分岐部のフラップ251、第4分岐部のフラップ252および第5分岐部のフラップ253により形成された、上述の手差し用トレイ52に至る搬送経路を経由して、手差し用トレイ52に搬送され、保管される(ステップS34)。保管された原稿Gは、その後、用途に応じて被記録用紙Pとして再利用される。
その後、ステップS37により、原稿給紙用トレイ21に載置した原稿Gの画像読取が終了したか否かが確認され、終了していない場合には(ステップS37でNo)、再度、画像読取り処理を行うべくステップS30に移行する。終了した場合には(ステップS37でYes)、画像読取り処理を終了し、レディー表示モードに移行する。
また、ステップS32において、選択制御手段16は、原稿Gの紙面の表面および裏面の何れも白紙面で無いと識別すると、第1分岐部のフラップ233を図1において下側に、また、第3分岐部のフラップ251を下側に、更に、第4分岐部のフラップ252を下側にそれぞれ駆動するようにソレノイドを制御し、読取り後の原稿Gが再生用紙収納ボックス14に搬送される搬送経路を形成してステップS35に移行する。
ステップS35において、原稿Gは、第1分岐部のフラップ233、原稿排紙搬送路25の第3分岐部のフラップ251および第4分岐部のフラップ252により形成された、上述の再生用紙収納ボックス14に至る搬送経路を経由して、再生用紙収納ボックス14に搬送され、保管される(ステップS36)。保管された原稿Gは、その後、回収され再生される。
その後、ステップS37により、原稿給紙用トレイ21に載置した原稿Gの画像読取が終了したか否かが確認され、終了していない場合には(ステップS37でNo)、再度、画像読取り処理を行うべくステップS30に移行する。終了した場合には(ステップS37でYes)、画像読取り処理を終了し、レディー表示モードに移行する。
以上の構成による本実施形態によれば、画像読取手段10で画像情報を読取った後の原稿Gを裁断する裁断手段12と、画像読取手段10で画像情報を読取った後の原稿を一時保管する密閉型の原稿保管部13を設け、選択制御手段16が、原稿Gが画像情報を読取った後、原稿Gの保管が必要であると判断した場合には、原稿を密閉型の原稿保管部13に排出し、原稿Gの保管が不要であり、かつ、機密保持を要するものであると判断した場合には、原稿Gを裁断手段12に排出するように制御している。従って、機密保持を必要とする原稿Gは、画像読取手段10により画像情報を読取った後、速やかに処分内容に応じて処分されるので、読取った後の原稿Gの機密を確実に保持することができる。
また、自動原稿搬送手段20は、画像読取手段10で原稿Gの裏面を読取るたに原稿Gを反転するスイッチバック搬送路24を有し、スイッチバック搬送路24に設けられた中間排出部241の少なくとも一部は、原稿保管部13の上部外壁133により形成している。従って、スペースの有効利用ができ、画像読取装置の小型化を図ることができる。
また、原稿保管部13は、原稿保管部13に排出された原稿Gの機密を保持するための施錠手段を備えているので、画像情報を読取った後の原稿Gの機密保持をより確実にすることができる。
また、画像読取手段10で画像情報を読取った後の原稿Gを再生利用のために収納する再生用紙収納ボックス14と、給紙部5に設けられ、画像読取手段10で画像情報を読取った後の原稿Gの白紙面を再利用するために収納する再利用トレイと、原稿の白紙面を識別する白紙面識別手段15とを設け、選択制御手段16は、原稿Gが画像情報を読取った後、原稿Gの保管および機密保持が不要であり、かつ、原稿Gに白紙面が無いと判断した場合には、再生用紙収納ボックス14に排出し、原稿Gの保管および機密保持が不要であり、かつ、原稿Gに白紙面が有ると判断した場合には、再利用トレイに搬送するように制御している。従って、機密保持を必要とする原稿Gは、画像読取手段10により画像情報を読取った後、速やかに処分内容に応じて処分されるので、読取った後の原稿Gの機密を確実に保持することができる。また、保管および機密保持を必要としない原稿Gは、白紙面が有る場合には、被記録用紙Pとして再利用され、また、白紙面が無い場合には、再生用紙収納ボックス14に収納され、再生紙としての利用が可能となり、資源の有効利用を図ることができる。更に、再利用トレイは、給紙部5の手差し用トレイ52を兼ねているので、スペースの有効利用ができ、画像形成装置の小型化を図ることができる。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
上述した実施形態では、機密保持の要否を、操作表示部8から入力するようにしたが、例えば、原稿Gに「機密保持」、「秘密保持」などが朱記表示されていた場合には、画像読取手段10で読取った画像情報から、当該朱記表示を選択制御手段16などにより、自動的に認識し、判断するようにしても良いのは、勿論である。
また、画像情報記憶手段11としては、ハードディスクの他各種のメモリーカードや光磁気ディスクなどを用いても良いのは、勿論である。
また、上述の実施形態では、原稿Gの両面の読取りを、スイッチバック搬送路24を用いて片面ずつ読み取る、いわゆる、スイッチバック方式を採用しているが、これに換えて、例えば、画像読取手段10として、裏面側読取りセンサ(例えば、コンタクトイメージセンサ)を備えた両面同時読み取り機構を構成し、裏面側の画像情報を読取るようにし、一回の搬送過程で用紙の両面を略同時に読取るように構成してもよいのは、勿論である。このように構成すれば、読込み時間の短縮が図れ、更に都合が良い。
また、上述の実施形態では、白紙面識別手段15は、画像読取手段10からの画像情報により、原稿Gの表面または/および裏面の白紙面の有無を識別するようにしたが、別途、裏面白紙識別センサ(例えば、コンタクトイメージセンサなど)を設け、この検出結果から、原稿Gの表面または/および裏面の白紙面の有無を識別し、識別結果を選択制御手段16に伝達するように構成してもよいのは、勿論である。
更に、上述の前記両面同時読み取り機構において、この裏面白紙識別センサを、上述の裏面側読取りセンサで兼用すれば、特別に裏面白紙識別センサを増設する必要がなく、片面原稿の場合の白紙面の識別を一回の搬送過程で効率的に行え、上述した実施形態におけるスイッチバック搬送路24を省略することができ非常に都合が良く上述した効果を達成できる。
また、上述した実施形態では、片面のみが印刷された書類および片面および両面が印刷された書類が混在した書類を対象に説明したが、画像読取り前に操作表示部8から原稿Gの各種設定を行う際に、両面読取モードが設定された場合は、白紙面識別手段15は、原稿Gに白紙が無いと識別して、処理するようにすればよい。
また、上述した実施形態では、制御手段9とは、別に、画像情報記憶手段11、白紙面識別手段15および選択制御手段16を設けたが、制御手段9にこれらの機能の一部または全てを備えるように構成しても良いのは、勿論である。
また、上述した実施形態において、読み取った原稿をその場で、持って帰る場合には、原稿保管部13を施錠しないで、原稿保管部13へ排出すればよい。また、通常排出用の原稿排出部を、別途、設けるようにしてもよいのは勿論である。
また、本発明において機密保持を要する書類としては、特に機密保持が必要な書類として定められたものに限定されるものではなく、その書類の性質上、予め一般書類と区別しておく必要がある書類、例えば、契約書類、予算書などのような書類でもよいのは勿論である。
本発明の活用例としては、書類の電子データ化に用いられる画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置が挙げられる。
1…複写機(画像形成装置)、2…画像読取装置、3…画像形成手段、5…給紙部、7…用紙搬送路、10…画像読取手段、11…画像情報記憶手段、12…裁断手段、13…原稿保管部、133…上部外壁、14…再生用紙収納ボックス、15…白紙面識別手段、16…選択制御手段、20…自動原稿搬出手段、24…スイッチバック搬送路、241…中間排出部、52…手差し用トレイ(再利用トレイ)、P…被記録用紙、G…原稿
Claims (5)
- 原稿の画像情報を読取る画像読取手段と、前記原稿を前記画像読取手段に給紙搬送し、前記画像読取手段で読取り後の前記原稿を排出する自動原稿搬送手段と、前記画像読取手段で読取った画像情報を記憶する画像情報記憶手段とを備えた画像読取装置において、
前記画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を裁断する裁断手段と、前記画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を一時保管する密閉型の原稿保管部と、前記原稿の処分内容に応じて排出先を選択制御する選択制御手段とを設け、前記選択制御手段は、前記原稿が画像情報を読取った後、前記原稿の保管が必要であると判断した場合には、前記原稿を前記原稿保管部に排出し、前記原稿の保管が不要であり、かつ、機密保持を要するものであると判断した場合には、前記原稿を前記裁断手段に排出するように制御することを特徴とする画像読取装置。 - 前記自動原稿搬送手段は、前記画像読取手段で前記原稿の裏面を読取るために、前記原稿を反転するスイッチバック搬送路を有し、前記スイッチバック搬送路に設けられた中間排出部の少なくとも一部は、前記原稿保管部の上部外壁により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記原稿保管部は、前記原稿保管部に排出された原稿の機密を保持するための施錠手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像読取装置と、前記画像読取装置で読取った画像情報に基づいて被記録用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記被記録用紙を給紙部から前記画像形成手段に搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、
前記画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿を再生利用のために収納する再生用紙収納ボックスと、前記給紙部に設けられ、前記画像読取手段で画像情報を読取った後の原稿の白紙面を再利用するために収納する再利用トレイと、前記原稿の画像情報から前記原稿の白紙面の有無を識別するとともに、識別結果を前記選択制御手段に伝達する白紙面識別手段とを設け、前記選択制御手段は、前記原稿が画像情報を読取った後、前記原稿の保管および機密保持が不要であり、かつ、前記原稿に白紙面が無いと判断した場合には、前記原稿を再生用紙収納ボックスに排出し、前記原稿の保管および機密保持が不要であり、かつ、前記原稿に白紙面が有ると判断した場合には、前記原稿を再利用トレイに搬送するように制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記再利用トレイは、前記給紙部の手差し用トレイを兼ねていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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