JPH10133522A - 消去可能シート、これを用いる画像形成装置、及び同画像消去装置 - Google Patents

消去可能シート、これを用いる画像形成装置、及び同画像消去装置

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JPH10133522A
JPH10133522A JP8303812A JP30381296A JPH10133522A JP H10133522 A JPH10133522 A JP H10133522A JP 8303812 A JP8303812 A JP 8303812A JP 30381296 A JP30381296 A JP 30381296A JP H10133522 A JPH10133522 A JP H10133522A
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sheet
erasable
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discrimination
image forming
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JP8303812A
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English (en)
Inventor
Yasufumi Nakazato
保史 中里
Kazuo Goto
一雄 後藤
Mitsunori Sakamoto
光紀 阪本
Hiroshi Kondo
浩 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消去可能シートと一般のシート材との区別を
容易とし、シートの種類の違いによる画像形成装置等の
処理の自動選択を可能とする。 【解決手段】 消去可能シート30aの一端部にアルミ
薄41を貼り付け、判別センサでアルミ薄41の有無を
導電性の有無から検知することにより消去可能シートで
あることを判別させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタ、デジタル複写機、普通紙ファックス等のOA機
器に用いる消去可能シートのシート判別、及びこの消去
可能シートを用いる画像形成装置及び画像消去装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、形成した画像を消去できるように
した装置が市販されているが、従来のこの種の装置で
は、例えばOHPシートの画像除去実行時と、一般紙の
画像除去実行時で、マニュアル操作によって除去処理液
の供給を切り替える技術が提案されてはいるが、シート
が一般の画像形成用のものか画像消去可能なものかを例
えばソートのために自動的に判別する技術は本願発明者
等が知り得る範囲では存在していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に着
目し、一般のシート材との区別が容易で、シートの種類
の違いによる画像形成装置等の処理の自動選択を可能と
する消去可能シートを提供すること、また消去可能シー
トの紛失、盗難防止が容易にできる消去可能シートを提
供することを目的とする。
【0004】また本発明は、一般のシート材とユーザが
判別し易く、使用時の混乱を防止することが簡単な消去
可能シートを提供することを目的とする。
【0005】さらに本発明は、画像情報を視覚的に損な
うことなく一般のシート材と区別が容易にできる消去可
能シートを提供することを目的とする。
【0006】また本発明は、装置に供給される向きに関
わらず速やかに判別でき、装置がその処理の自動選択を
シート供給に遅れずに確実に実施できるようにする消去
可能シートを提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明は、消去可能シートに最も適
した画像形成条件を自動的に選択することにより、画像
形成品質及び画像消去品質を高め、または画像形成に不
適なシートの混入を予め検出し、排除することができる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】またさらに本発明は、消去可能シートに最
も適した画像消去条件を自動的に選択することにより、
画像形成品質及び画像消去品質を高め、または画像形成
に不適なシートの混入を予め検出し、排除することがで
きる画像消去装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の消去可能シート
のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、特定の画像形成プロセス及び画像消去プロセスによ
って画像の形成、消去が可能である消去可能シートにお
いて、一般のシート材と判別可能とするための判別情報
を備えることを特徴とする。
【0010】同請求項2に係るものは、上記判別情報
が、上記画像消去プロセスでは消去されない永久画像形
成プロセスで形成した画像情報であることを特徴とす
る。
【0011】同請求項3に係るものは、上記判別情報
が、シート形状を加工して形成した形状情報であること
を特徴とする。
【0012】同請求項4に係るものは、上記判別情報
が、電磁波の反応によって判別を行う電磁情報であるこ
とを特徴とする。
【0013】同請求項5に係るものは、上記判別のため
の画像情報が、可視光外の波長に反応する不可視画像で
あることを特徴とする。
【0014】同請求項6に係るものは、上記判別情報
が、シート面の対角線上で縁部近傍の2個所に設けてあ
ることを特徴とする。
【0015】また請求項7に係る画像形成装置は、消去
可能な画像形成プロセスを備えた画像形成装置におい
て、画像形成部よりも上流に、画像形成部よりも上流
に、上記請求項1〜6のいずれかの消去可能シートの上
記判別情報を読み取り、消去可能シートであるか否かを
判別するシート判別手段を備え、該シート判別手段によ
る判別結果に応じて画像形成条件を変更する制御手段を
有することを特徴とする。
【0016】さらに請求項8に係る画像消去装置は、消
去可能シートに対応した画像消去プロセスを備えた画像
消去装置において、画像消去部よりも上流に、上記請求
項1〜6のいずれかの消去可能シートの上記判別情報を
読み取り、消去可能シートであるか否かを判別するシー
ト判別手段を備え、該シート判別手段による判別結果に
応じて画像消去プロセスの実行を制御する制御手段を有
することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1に電子写真方式の画像形成装置
及び画像消去装置を備えた、消去可能シートを活用する
シート複写・消去システムの構成例を示す。図中1が画
像形成部、2が画像消去部であり、この装置では、消去
可能シートはトレイTIに積載され、複写の指示により
複写画像が形成された後トレイT2に排出される。使用
者は画像形成されたシートを活用後はトレイT3に戻
す。画像消去部2はトレイT3にシートが積載されてい
ることを検知すると自動的に消去動作を実行し、トレイ
T4に排出する。使用者はトレイT4に排出されたシー
トをトレイT1に再度積載することで、再利用が可能と
なり、紙の浪費、紙ゴミの低減が行える。また画像が消
去されるので秘密保持の点でも有利である。
【0018】図2に画像形成部1の概要を示す。この画
像形成部1は、従来の電子写真方式によって通常の紙に
対する画像形成を行う画像形成装置とほぼ同一の構成を
有し、図中11は感光体、12は定着器、13は光書き
込み部である。またトレイT1からのシート給送出側の
近傍に、シートSの種類の判別センサ14を設けてあ
る。なお画像形成部1では、消去可能シートに対する画
像形成も通常の用紙に対するのと同様に行うことがで
き、この場合、画像消去が速やかに行えるように、トナ
ーを定着器12で加熱、加圧する条件を、通常の紙に対
するより低温、低圧となるように変更したり、トナー濃
度を下げたりする制御ができることが好ましい。また画
像品質を向上するために、画像の転写電流を紙種に応じ
て増大あるいは減少させる条件変更が可能であることも
好ましい。
【0019】図3に画像消去部2の概要を示す。この画
像消去部2は、トナーの剥離を促進する処理液コート供
給部21と、トナーを加熱、剥離する加熱剥離部22を
備えいる。またトレイT1からのシート給送出側の近傍
に、シートの種類の判別センサ24を設けてある。
【0020】なお上述の判別センサ14、24の設置位
置は、図4に示すように、トレイT1の出側でピックア
ップローラ15と搬送ローラ16の間とする。また搬送
方向との直交方向では、いずれか一方の端部に設ける
か、あるいは両端部に設けるようにする。
【0021】図5に一般的な消去可能シート30の構造
例を示す。一般に消去可能シート30は、丈夫な合成紙
等のシート基材31上に処理液と良く反応するコート層
32を設けたもので、わずかな処理液塗布と簡単な加
熱、加圧で完全な画像消去が行えるものである。ところ
がシート複写・消去システムにおいて、消去可能シート
に合わせて装置条件を設定すると、通常の紙のトナー消
去は十分に行えず、このため過って通常の紙が消去可能
シートとともにトレイT3に積載され、給送されると、
不十分な消去が行われ、トラブルの原因となるので、ユ
ーザは消去不能のシートの混入に気を付ける必要があっ
た。なお図中33はトナーである。
【0022】図6以下に本発明に係る消去可能シートの
実施形態を複数示す。図6の実施形態の消去可能シート
30aは、一端部にアルミ薄41を貼り付けており、判
別センサ14、24でアルミ薄41の有無を導電性の有
無から検知することにより消去可能シートであることを
判別できるように構成してある。また視覚的にもアルミ
薄41が張り付いていることから、一般の紙とは明確に
区別を付け得る。視覚的な印象を強調するためには、特
定のマーク、ロゴなど意味付けのある形状とすれば効果
的である。この例の場合、判別情報を確実に読み取るた
めに、画像形成は判別情報の付加位置には行わないよう
制限を設けることも効果的である。なお、判別のための
貼付物にはアルミ薄以外でも採用できる。
【0023】図7に、図6の消去可能シート30aを判
別するための判別センサ14、24の構成例を示す。こ
の例のセンサは、一対の電極50、50と、これらに接
続する検出回路51とからなり、検出回路51では電極
50とアルミ薄41の導通検知信号を後述する制御回路
に伝送するようになっている。なお図中の矢印はシート
の搬送方向である。
【0024】図8の実施形態の消去可能シート30b
は、トナーではなく有機溶剤系のインクによって永久印
刷したバーコード42を有する。画像消去プロセスによ
ってこの画像情報が消えることはない。
【0025】図9はこのようなバーコード42による画
像情報を判別するための判別センサ14、24の構成例
を示す。この例のセンサは発光素子52と受光素子53
とからなる光学式センサに検出回路54を接続し、シー
トSの特定位置に設けたバーコード42の画像を読み取
った信号(白黒の判別信号)を後述する制御回路に伝送
するようになっている。制御回路では、予め装置内に記
憶しているバーコードの信号パターンと照合し、消去可
能シートか否かの自動判別を行う。バーコード42は、
シートSの搬送方向において信号変化する方向に配置す
ると画像形成部2あるいは画像消去部3の本体側のセン
サが簡便となり、効果的である。またシートSをどの方
向にセットしても信号変化が読み出せるよう、方向の異
なるバーコードを複数配置してもよい。なお図中の矢印
はシートの搬送方向である。
【0026】なお、バーコードなどの機械的検出目的に
限らず、人間の視覚によるシートの判別にも本例は有効
である。例えば、判別に用いる画像を視覚的に容易に判
別できる大きさ、意匠とすれば消去可能シートであるこ
とがユーザに認識しやすく、操作性向上に効果的であ
る。また消去可能シートの所有者名、判別コード、ある
いは隠し図形などを印刷し、シートの紛失、盗難防止、
あるいは不正複写の追跡が行えるようにすると管理の徹
底が行え効果的である。
【0027】図10の実施形態の消去可能シート30c
は、シートSの一部に穴43を設けてある。このため、
消去可能シートに一般のシートが混入したときには直ち
に判別がつく。穴に代えて、シートSの端部に切り欠き
を設けたり、端部の形状を変更する等してもよい。
【0028】図11は、このような穴43による情報を
判別するための判別センサ14、24の構成例を示す。
この例のセンサは、溝型のベース55に発光素子56と
受光素子57とからなる光学式センサを設け、発光素子
55と受光素子57に検出回路58を接続し、シートS
の穴43の有無を読み取った信号(透過光の有無を示す
信号)を後述する制御回路に伝送するようになってい
る。
【0029】なおこの例でも、判別に用いる穴43や切
り欠きの形状を視覚的に容易に判別できる大きさ、意匠
とすれば消去可能シートであることがユーザに認識しや
すく、操作性向上に効果的である。またシートSをトレ
イ上に積載したときに、穴や切り欠き部が貫通している
かどうかで普通紙の混入検出が直ちに行え効果的であ
る。なお図中の矢印はシートの搬送方向である。
【0030】図12の実施形態の消去可能シート30d
は、シートSの一部に、シートSへの電磁波の照射に呼
応して電磁波を送り戻す電磁チップ44を貼付けしてあ
る。画像形成部2あるいは画像消去部3の本体側にこれ
に対応したセンサを設けることにより、消去可能シート
か否かの自動判別を行うことができる。
【0031】図13は、このような電磁チップ44(図
ではフィルム状のLC共振回路)による情報を判別する
ための判別センサ14、24の構成例を示す。この例の
センサは、コイル59に共振信号の検出回路60を接続
してなるものである。なお電磁チップ44が送り返す電
磁波の内容を、シートに応じて異ならせれば消去可能シ
ートの種類、サイズ、所有者など詳細なシート情報を検
出することも可能になる。また電磁波を利用しているの
で、離れた場所からシートSの有無を検出できる。例え
ばシートの持ち出しを制限したい場合などには、使用者
の出入り口にゲートを設け、本方式に対応したセンサに
よる検問を行える。
【0032】図14の実施形態の消去可能シート30e
は、シートSにトナーではなく、有機溶剤系のインクに
よる紫外光または赤外光のみを吸収する印刷によって不
可視画像45の永久印刷を行っている。画像消去プロセ
スによってこの画像情報が消えることはない。このよう
な不可視画像45の画像情報は、図示は省略するが、紫
外光または赤外光に対応した光学式センサを設け、シー
トS上の特定位置の不可視画像45を読み取るようにす
ればよい。そして画像の有無を照合すれば、消去可能シ
ートか否かの自動判別を行うことができる。不可視画像
45を不可視のバーコードとすれば図8の例と同様の効
果が得られる。また判別情報が不可視なので、使用者の
可視画像の読み取りを妨げることがない。さらに、消去
可能シートの所有者名、判別コード、あるいは隠し図形
などを印刷し、シートの紛失、盗難防止、あるいは不正
複写の追跡が行えるようにすると管理の徹底が行え効果
的である。
【0033】図15の実施形態の消去可能シート30f
は、判別情報61、61(上記してきた判別情報のいず
れでもよい)をシートSの対角線上の2つの頂点近傍に
設けてある。このため、シートSのセット方向によら
ず、判別情報61と画像形成部2あるいは画像消去部3
の本体側に設けた1個所の判別手段が確実に位置が対応
する。またシートSの搬送先端で判別が予め行えるの
で、判別結果に応じて装置の運転条件を変更することが
容易となる。なお、画像による判別情報等シートの裏表
に注意する必要がある時は、両面に対して同様の判別情
報を配置すれば効果的である。
【0034】図16は判別センサ14、24からの情報
を判別するための制御部の構成を概略的に示すブロック
図である。具体的には制御部70は1チップマイコン
で、定着ヒータ71の温度を定着サーミスタ72の出力
を監視することにより定着設定温度に保つようにON/
OFF制御を行ったり、画像濃度を通常の濃度あるいは
低濃度となるよう現像スリーブ73に印加する現像バイ
アスを変更したり、後述する搬送経路の切り替えを行う
ソレノイド74を駆動できるように構成されている。ま
た図示せぬが画像形成動作及び画像消去動作全体が制御
できる構成も備えるようにすることができる。
【0035】図17は消去可能シートであるか否かの判
別から画像形成に到るまでのフローを示す図である。上
述してきた実施形態のように給送されたシートが消去可
能シートであるかどうかの判別(ステップ1)の結果に
応じて、もし消去可能シートであれば、消去性を向上さ
せるために定着温度を低温に下げたり(ステップ2:設
定温度を150℃としている。)、現像バイアス電圧を
画像濃度を下げる方向に変更(ステップ3:バイアス電
圧を500Vとしている。)してから画像形成を開始す
る(ステップ4)。またステップ1の判断において消去
可能シートでなければ、定着温度は変えず(ステップ
5:設定温度180℃のままとする。)、現像バイアス
電圧も変えず(ステップ6:バイアス電圧を300Vの
ままとする。)に画像形成を開始する(ステップ4)。
なお、一般に画像の転写工程はシートの厚さや電気的特
性によって最適転写電流が異なるので、判別結果に応じ
て転写電流を変更するよう制御してもよい。
【0036】図18は、給送されたシートの判別結果に
応じて、消去可能シートでなければ搬送経路を切り替え
て、シートに対する消去動作を行わず別のトレイに排出
する、いわゆる分別排出するようにした例を示す。その
ため本例では、図3の構成に加えて、搬送ローラ16の
搬送方向下流側に経路切換爪80を設け、分別トレイT
5への排出を可能としてある。経路切換爪80の駆動
は、先に述べた1チップマイコン70によりソレノイド
74を駆動して行う。
【0037】図19は消去可能シートであるか否かの判
別から経路切換、画像消去動作開始に到るまでのフロー
を示す図である。上述してきた実施形態のように給送さ
れたシートが消去可能シートであるかどうかの判別(ス
テップ1)の結果に応じて、もし消去可能シートであれ
ば、そのまま画像消去動作を開始し(ステップ2)、消
去可能シート以外であることが検出されたときは、搬送
経路を切り替え(ステップ3)、分別トレイT5に排出
する。このようなシート搬送開始から制御条件の変更を
速やかに行うために図15の実施形態の消去可能シート
30fのような判別情報61、61をシートの表裏両面
に設けるようにすると効果的である。また判別結果に応
じて最適な消去条件に装置の動作を変更するようにして
もよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1の消去可能シートは、消去可能
シートであることを示す判別情報を付加したので、一般
のシート材と消去可能シートの区別が容易に行え、シー
ト材の違いによる装置の処理の自動選択を可能とするこ
とができ、また消去可能シートの紛失、盗難を防止する
こともできるという効果がある。
【0039】請求項2の消去可能シートは、判別情報を
画像情報としたので、上記請求項1のシートとの共通の
効果に加え、消去可能シートであることをユーザが判別
し易く、一般のシート材と消去可能シートの区別を容易
にし、混入を防止できるという効果がある。
【0040】請求項3の消去可能シートは、判別情報を
シートの形状としたので、上記請求項1のシートとの共
通の効果に加え、消去可能シートであることをユーザが
判別し易く、一般のシート材と消去可能シートの区別を
容易にし、混入を防止できるという効果がある。
【0041】請求項4の消去可能シートは、判別情報を
電磁情報としたので、上記請求項1のシートとの共通の
効果に加え、画像情報を視覚的に損なうことなく一般の
シート材と消去可能シートの自動判別を容易にできると
いう効果がある。
【0042】請求項5の消去可能シートは、判別情報を
不可視画像情報としたので、上記請求項1のシートとの
共通の効果に加え、画像情報を視覚的に損なうことなく
一般のシート材と消去可能シートの自動判別を容易にで
きるという効果がある。
【0043】請求項6の消去可能シートは、判別情報の
位置をシート面の対角線上で縁部近傍の2個所に配置し
たので、上記各請求項のシートとの共通の効果に加え、
シートが装置に供給される向きに関わらず判別が速やか
に行われ、装置の処理の自動選択がシート供給に遅れる
ことなく、確実に実施できるという効果がある。
【0044】請求項7の画像形成装置は、判別情報に基
づき消去可能シートに最も適した画像形成条件を自動的
に選択する様に構成したので、画像形成品質及び画像消
去品質を高めること、または画像形成に不適なシートの
混入を予め検出し、排除することができるという効果が
ある。
【0045】請求項8の画像消去装置は、判別情報に基
づき消去可能シートに最も適した画像形成条件を自動的
に選択する様に構成したので、画像消去品質を高めるこ
と、または画像消去に不適なシートの混入を予め検出
し、排除することがという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真方式の画像形成装置及び画像消去装置
を備えたシート複写・消去システムの構成例を示す斜視
図である。
【図2】図1の装置の画像形成部の概要を示す断面図で
ある。
【図3】図1の装置の画像消去部の概要を示す断面図で
ある。
【図4】図2、図3の画像形成部、画像消去部における
判別センサの設置位置を示す平面図である。
【図5】一般的な消去可能シートの構造例を示す断面図
である。
【図6】本発明に係る消去可能シートの第1の実施形態
を示す平面図である。
【図7】図6の消去可能シートを判別するための判別セ
ンサの構成例を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る消去可能シートの第2の実施形態
を示す平面図である。
【図9】図8の消去可能シートを判別するための判別セ
ンサの構成例を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る消去可能シートの第3の実施形
態を示す平面図である。
【図11】図10の消去可能シートを判別するための判
別センサの構成例を示す斜視図である。
【図12】本発明に係る消去可能シートの第4の実施形
態を示す平面図である。
【図13】図12の消去可能シートを判別するための判
別センサの構成例を示す斜視図である。
【図14】本発明に係る消去可能シートの第5の実施形
態を示す平面図である。
【図15】本発明に係る消去可能シートの第6の実施形
態を示す平面図である。
【図16】判別センサからの情報を判別するための制御
部の構成を概略的に示すブロック図である。
【図17】消去可能シートであるか否かの判別から画像
形成に到るまでのフローチャートである。
【図18】消去可能シートであるか否かの判別応じて搬
送経路を切り替える画像消去部の概要を示す断面図であ
る。
【図19】消去可能シートであるか否かの判別から経路
切換、画像消去動作開始に到るまでのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 画像形成部 2 画像消去部 11 感光体 12 定着器 13 光書き込み部 14 判別センサ 15 ピックアップローラ 16 搬送ローラ 21 処理液コート供給部 22 加熱剥離部 24 判別センサ 30 消去可能シート 30a〜30f 消去可能シート 31 シート基材 32 コート層 33 トナー 41 アルミ薄 42 バーコード 43 穴 44 電磁チップ 45 不可視画像 50 電極 51、54、58、60 検出回路 52、56 発光素子 53、57 受光素子 55 ベース 59 コイル 61 判別情報 70 制御部 71 定着ヒータ 72 定着サーミスタ 73 現像スリーブ 74 ソレノイド 80 経路切換爪 TI、T2、T3、T4 トレイ T5 分別トレイ S シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の画像形成プロセス及び画像消去プ
    ロセスによって画像の形成、消去が可能である消去可能
    シートにおいて、一般のシート材と判別可能とするため
    の判別情報を備えることを特徴とする消去可能シート。
  2. 【請求項2】 上記判別情報が、上記画像消去プロセス
    では消去されない永久画像形成プロセスで形成した画像
    情報であることを特徴とする請求項1の消去可能シー
    ト。
  3. 【請求項3】 上記判別情報が、シート形状を加工して
    形成した形状情報であることを特徴とする請求項1の消
    去可能シート。
  4. 【請求項4】 上記判別情報が、電磁波の反応によって
    判別を行う電磁情報であることを特徴とする請求項1の
    消去可能シート。
  5. 【請求項5】 上記判別のための画像情報が、可視光外
    の波長に反応する不可視画像であることを特徴とする請
    求項2の消去可能シート。
  6. 【請求項6】 上記判別情報が、シート面の対角線上で
    縁部近傍の2個所に設けてあることを特徴とする請求項
    1ないし6のいずれかの消去可能シート。
  7. 【請求項7】 消去可能な画像形成プロセスを備えた画
    像形成装置において、画像形成部よりも上流に、画像形
    成部よりも上流に、上記請求項1〜6のいずれかの消去
    可能シートの上記判別情報を読み取り、消去可能シート
    であるか否かを判別するシート判別手段を備え、該シー
    ト判別手段による判別結果に応じて画像形成条件を変更
    する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 消去可能シートに対応した画像消去プロ
    セスを備えた画像消去装置において、画像消去部よりも
    上流に、上記請求項1〜6のいずれかの消去可能シート
    の上記判別情報を読み取り、消去可能シートであるか否
    かを判別するシート判別手段を備え、該シート判別手段
    による判別結果に応じて画像消去プロセスの実行を制御
    する制御手段を有することを特徴とする画像消去装置。
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