JPH0858948A - 振動パーツフィーダ - Google Patents

振動パーツフィーダ

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JPH0858948A
JPH0858948A JP21818994A JP21818994A JPH0858948A JP H0858948 A JPH0858948 A JP H0858948A JP 21818994 A JP21818994 A JP 21818994A JP 21818994 A JP21818994 A JP 21818994A JP H0858948 A JPH0858948 A JP H0858948A
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Toshiro Sekine
敏郎 関根
Hideyuki Takanaka
秀行 高仲
Teruo Cho
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 各種機器に対し相対的位置及び高さ調節可能
な振動パーツフィーダを提供する。 【構成】 防振ゴム36は防振ゴム本体37と、防振ゴ
ム本体37の上下面に座金38a、38bを介して固定
された一対のロッド状ボルト39、40から成り、ベー
スブロック26の底部にねじ孔45を形成し、ねじ孔4
5に軸方向貫通孔を有する頭付ボルト42を螺着し頭付
ボルト42の軸方向貫通孔42aに一対のロッド状ボル
ト39、40のうちロッド状ボルト39を挿通させ、ロ
ッド状ボルト40を台板1のねじ孔41に螺着し、頭付
ボルト42の下端は一対の座金のうち上方の座金38a
に当接し、頭付ボルト42の回動調節により、ベースブ
ロック26の台板1に対する高さを調節し、ロッド状ボ
ルト39にナット43を螺着、締めつけることによりベ
ースブロック26を台板1に対し固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動パーツフィーダに関
する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図15において振動パー
ツフィーダPにおいては可動体としてのボウルBの内部
にらせん状のトラックを形成させ、これをその中心軸の
周りにねじり振動させることにより、各種部品を供給す
るようにしているので、これを単独で使用することは稀
であり、たいていの場合にはこの排出口に近接して次工
程、例えばリニア振動フィーダLを接続させている。こ
のリニア振動フィーダは直線的なトラフTを備え、これ
に沿って直線振動により部品を更に次工程へと供給する
のであるが、以上の振動パーツフィーダP及びこのリニ
ア振動フィーダLをユーザーに納めるのに共通の台板に
取り付けて供される場合が多い。振動パーツフィーダは
最近では、例えば1ミリ平方という、極めて小さな部品
を取り扱うことが多く、これを所定の姿勢にしてリニア
振動フィーダに供給するのであるが、これらの間には部
品の寸法より小さな間隙をおいている。このような作業
のために振動パーツフィーダPとリニア振動フィーダL
との台板Cへの取り付けは正確に位置決めして、かつ高
さ調節の上、行わなければならない。また、振動パーツ
フィーダPのトラック排出端部(直線的)NとトラフT
との間の隙間Sも正確に調整しなければならない。
【0003】振動パーツフィーダPの駆動部取付台Qに
は、図示せとも、電磁石が取り付けられており、等角度
間隔で傾斜配設された複数の板ばねによりボウルBと結
合されている。この駆動部取付台Qの下方には、複数の
防振機構50が設けられているが、これは円筒状のゴム
51とこれの上端部に取り付けられたねじ50及びこれ
に螺着したナット53、取付板54、固定ボルト55か
ら成っている。防振ゴム50の下面には円形の凹所51
aが形成されており、これは取付板54に設けられた凸
部51aに嵌められている。又、取付板54の他端部に
は貫通孔が形成されており、これにボルト55を挿通さ
せ、台板Cに形成されたねじ孔に螺着締めつけることに
より、取付板54が台板Cに固定される。又、防振ゴム
51は凸部51aの位置により、取付板54に対し、す
なわち台板Cに対し、位置決めされる。又、ナット53
を回動調節することにより、振動パーツフィーダPの高
さが調節される。
【0004】以上のような防振機構50により、確かに
振動パーツフィーダPの台板Cに対する防振作用が行わ
れ、又、リニアフィーダLに対する位置決めも行われる
のであるが、防振ゴム51の下面に形成した凹所51a
と凸部51aとの間には、当然のことながら、ある遊度
がある。従って、振動パーツフィーダPをリニア振動フ
ィーダLに対し、位置決めしたとしても、振動パーツフ
ィーダP全体は高さ方向及び横方向に若干移動可能であ
る。この移動量によっては、折角位置決めしても、又、
ボルト55を弛めて改めて振動パーツフィーダPの位置
決めを行わなければならず、又、防振ゴム51の下面に
も正確に位置決めし得るように凹所51aを形成しなけ
ればならない。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、次工程に対する位置決めを正確、かつ
容易に行なうことができ、又、一旦位置決めすれば、こ
れを確実に保持し、又、防振ゴムの加工も容易とする振
動パーツフィーダを提供するとこを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、内側に
らせん状のトラックを形成させたボウルと、該ボウルの
底部に固定され、可動コアを有する可動フレームと、該
可動フレームの下方に配設され、コイルを巻装させて電
磁石を取付けたベースブロックと、前記可動フレームと
前記ベースブロックとを結合し、等角度間隔で配設され
た複数の傾斜板ばねと、前記ベースブロックの下面に取
付けられた防振ゴムとから成り、前記コイルに交流を通
電することにより、前記ボウルをねじり振動させ、台板
上に配設される振動パーツフィーダにおいて、前記防振
ゴムは防振ゴム本体と、該防振ゴム本体の上下面に各々
座金を介して固定された一対のロッド状ボルトから成
り、前記ベースブロックの底部にねじ孔を形成し、この
ねじ孔に軸方向貫通孔を有する頭付ボルトを螺着し該頭
付ボルトの軸方向貫通孔に前記一対のロッド状ボルトの
うち上方のロッド状ボルトを挿通させ、下方のロッド状
ボルトを前記台板のねじ孔に螺着し、前記頭付ボルトの
下端は一対の前記座金のうち上方の座金に当接し、該頭
付ボルトの回動調節により、前記ベースブロックの前記
台板に対する高さを調節し、前記上方のロッド状ボルト
にナットを螺着、締めつけることにより前記ベースブロ
ックを前記台板に対し固定するようにしたことを特徴と
する振動パーツフィーダ、によって達成される。
【0007】また以上の目的は、内側にらせん状のトラ
ックを形成させたボウルと、該ボウルの底部に固定さ
れ、可動コアを有する可動フレームと、該可動フレーム
の下方に配設され、コイルを巻装させた電磁石を取付け
たベースブロックと、前記可動フレームと前記ベースブ
ロックとを結合し、等角度間隔で配設された複数の傾斜
板ばねと、前記ベースブロックの下面に取付けられた防
振ゴムとから成り、前記コイルに交流を通電することに
より、前記ボウルをねじり振動させ、台板上に配設され
る振動パーツフィーダにおいて、前記ベースブロックの
下方に基板を配設し、軸方向貫通孔を有する防振ゴムを
前記ベースブロックと前記基板との間に配設し、前記防
振ゴムの軸方向貫通孔に頭付ボルトを前記基板か前記ベ
ースブロックに形成したボルト挿通孔を通って上方か下
方から挿通し、前記ベースブロックか前記基板に形成し
たねじ孔に螺着、締め付けることにより該防振ゴムを前
記ベースブロック及び前記基板に対し固定し、前記基板
に貫通ねじ孔を形成し、これに軸方向貫通孔を有する頭
付ボルトを螺合させ、前記台板にその下端を当接させ、
該下端の径より小さい径の取付用ねじ孔を前記台板に形
成して、前記頭付ボルトの軸方向貫通孔に固定用頭付ボ
ルトを挿通して前記取付用ねじ孔に螺着、締め付けるよ
うにしたことを特徴とする振動パーツフィーダ、によっ
て達成される。
【0008】また以上の目的は、内側にらせん状のトラ
ックを形成させたボウルと、該ボウルの底部に固定さ
れ、可動コアを有する可動フレームと、該可動フレーム
の下方に配設され、コイルを巻装させて電磁石を取付け
たベースブロックと、前記可動フレームと前記ベースブ
ロックとを結合し、等角度間隔で配設された複数の傾斜
板ばねと、前記ベースブロックの下面に取付けられた防
振ゴムとから成り、前記コイルに交流を通電することに
より、前記ボウルをねじり振動させるようにし、台板上
に配設される振動パーツフィーダにおいて、前記防振ゴ
ムは防振ゴム本体と、該防振ゴム本体の上下面に各々座
金を介して固定された一対のロッド状ボルトから成り、
前記ベースブロックの底部か該ベースブロックの下方に
配設された基板にねじ孔を形成し、このねじ孔に前記一
対のロッド状ボルトのうち一方を螺着し、他方は前記基
板か前記ベースブロックに形成した貫通孔に挿通してそ
の突出部分にナットを螺着、締め付けることにより前記
防振ゴムを前記ベースブロックと前記基板に固定し、前
記基板にボルト挿通孔及び貫通ねじ孔を形成し、これら
各々に第1、第2ボルトを挿通及び螺着し、前記第1ボ
ルトは前記台板のねじ孔に螺着し、前記第2ボルトの下
端は前記台板に当接させるようにしたことを特徴とする
振動パーツフィーダ、によって達成される。
【0009】
【作用】請求項1の説明によれば、頭付ボルトの回動調
節により、その下端が防振ゴム本体の上方の座金に当接
しているのでベースブロックが、その回動方向に応じて
上下動する。これにより振動パーツフィーダの高さ調節
が行なわれる。防振ゴム本体の下側の座金に一体的なロ
ッド状ボルトは台板のねじ孔に螺着締付けられ、また頭
付ボルトの軸方向貫通孔を挿通させた上方の状ボルトの
突出部にナットを螺着し締め付けることによりベースブ
ロックと台板とは一体化されると共に、振動パーツフィ
ーダの台板に対する位置決めが正確に行なわれ、搬送中
に振動パーツフィーダが台板上で移動することはない。
【0010】請求項2の発明によれば、防振ゴムの軸方
向貫通孔にこれを挟持させているベースブロックと基板
との何れか側からこれを介してボルトを挿通させ、その
他方に形成したねじ孔に螺着締め付けることにより防振
ゴムはベースブロックと基板と一体化される。また、軸
方向貫通孔を有する頭付ボルトの回動調節により、振動
パーツフィーダ全体が台板に対して上下動し、ねじピッ
チに応じて精密に調節することが出来る。また固定用頭
付ボルトを軸方向貫通孔に挿通させ、台板のねじ孔に螺
着締め付けることにより、振動パーツフィーダは台板に
対して正確に位置決めして固定され、また台板に対し、
防振作用を問題なく行なうことが出来る。また、これに
対して移動することもない。
【0011】請求項3の発明によれば、防振ゴムは基板
とベースブロックとの間に挟着される。第1ボルトの回
動調節により台板に対し振動パーツフィーダ全体を上下
動させることが出来、また第2ボルトは第1ボルトの回
動調節後、台板の所定の位置に形成したねじ孔に螺着し
締め付けることにより振動パーツフィーダは台板上で搬
送中も移動しないように正確に位置決めして固定され
る。台板に対する防振作用は問題なく行なわれる。
【0012】
【実施例】図1及び図2において台板1上には本発明に
関わる振動パーツフィーダ2及びこれに接続してリニア
振動フィーダ3が取り付けられている。また台板1の相
対向する両側面には把手4、5が固定されている。更に
台板1上には各種制御機器6及び電磁弁ユニット7が取
り付けられている。
【0013】リニア振動フィーダ3は公知のように構成
され、直線的なトラフ8の底面に固定された板ばね取り
付けブロック9と、この下方に配設されたベースブロッ
ク10とは前後一対の板ばね11、12により結合され
ており、またコイル14を巻装した電磁石15がベース
ブロック10に固定され、板ばね取り付けブロック9か
ら垂下して可動コア13が空隙をおいて対向するように
取り付けられている。リニア振動フィーダ3の全体は台
板1上に支持されており、これは更に基台17上に高さ
調節用ボルト20を介して支持されており、基台17は
ボルト18、19により台板1に固定されている。振動
パーツフィーダ2において円筒形状のボウル21内に
は、帯材で成るらせん状のトラック22が巻回取り付け
られており、ボウル21の外方にはこれと同心的にポケ
ット23が一体的に固定されている。図1に示すように
トラックの排出端部24は直線的に形成されており、こ
れはリニア振動フィーダ3のトラフ8に形成される移送
路8aと精密に整列し隙間Sをおいて接続されている。
【0014】ボウル22の底部に、後に詳述する可動フ
レームとしての可動コア取り付けブロック25が取り付
けられており、この下方のベースブロック26と等角度
間隔(本実施例では120度間隔)で傾斜配設された板
ばね27により結合されており、これはその上端部でフ
レーム25に形成した取り付け斜面30にボルト28に
より固定され、また下端部はベースブロック26の取り
付け斜面31にボルト29により固定されている。ベー
スブロック26の中央部には凹所26aが形成され、そ
こにコイル32を巻装させた電磁石33が取り付け部材
34を介してボルト35によりその底面の突出部26b
に図3に明示されるように固定されている。上方のフレ
ーム25には板状の可動コア50がボルト51により固
定されている。可動コア50にはボルト51の頭部を納
めるために円形の凹所50aが形成され、このボルト5
1はフレーム25のねじ孔52に螺合締め付けることに
より可動コア50はフレーム25に固定され空隙gをお
いてその極面が電磁石33の極面と対向する。
【0015】ベースブロック26の下方外周部には本発
明に関わる防振ゴム機構36が120度間隔で配設さ
れ、これによりベースブロック26は台板1上に対し防
振して、位置決めして固定されている。
【0016】防振ゴム機構36は図5及び図6において
明示されるように、ほぼ円筒状のゴム本体37、この上
面、下面に座金38a、38bを加硫接着して取り付け
ており、それぞれの座金38a、38bは一体的にロッ
ド状ボルト39、40を一体形成している。ベースブロ
ック26の底壁部には120度間隔で貫通ねじ孔45が
形成されこれに高さ調節用ボルト42が螺着され、その
下端は上方の座金38aに当接している。ボルト42は
軸方向貫通孔42aを有しこれにロッド状ボルト39を
挿通させ、ボルト42の頭部42bから突出する部分に
ワッシャ44を介してナット43を螺着締め付けること
により図5に示すように防振ゴム機構36はアッセンブ
リーとして一体化される。また台板1には所定の位置に
ねじ孔41が形成され、これに下方のロッド状ボルト4
0を螺着締め付けることによりベースブロック26は台
板1に対して固定される。
【0017】次に本実施例のボウル21の可動フレーム
25への取り付け構造につき特に図7を参照して説明す
る。ボウル21は上述したように、ほぼ円筒形状である
が、その底部21aは背の低い円錐形状を呈しており、
その中央開口に取り付けブロック60をその貫通孔60
aが整列するように配設されている。底部中央下面には
円筒体61が溶接により固定されており、これと同心的
に外方に取り付けリング62が同様に溶接され固定され
ている。この取り付けリング62の下面には90度間隔
でねじ孔62aが取り付けられており、これに小ねじ6
3を螺着している。可動フレーム25にはねじ孔62a
又は小ねじ63と整列し得るように円筒状の凹所25a
を形成させている。更に、その中央部にはねじ孔25b
を形成させ、ボルト75を、ワッシャ71を介して取り
付けブロック60の貫通孔60a及び円筒体61に挿通
させ、更に可動フレーム25のねじ孔25bに螺着締め
付けることにより図3に示すようにボウル21と可動フ
レーム25とは位置決めして一体化される。
【0018】本発明の実施例による振動パーツフィーダ
2は以上のように構成されるが、次にこの作用もしくは
組み立て操作につき説明する。
【0019】板ばね27によりベースブロック26と可
動フレーム25とが結合されているのであるが、図7に
示すようにボウル21の中央部の中心開口に取り付けブ
ロック60をその貫通孔60aが整列するように配設す
る。ボルト70をワッシャ71を介して取り付けブロッ
ク60の中心孔60aとこれと整列している下方の円筒
体61の貫通孔61aに挿通させ、かつ螺合されている
小ねじ63をそれぞれ可動フレーム25の凹所25aに
はめ込むことによりボウル21は正確に可動フレーム2
5、すなわちベースブロック26に対し位置決めされ
る。次いでボルト70を可動フレーム25の中央部に形
成したねじ孔25bに螺着締め付けることにより、円筒
体61は締め付ける前にはその下端は可動フレーム25
の上面とわずかな隙間をおいていたのであるが、ボウル
21の底部21aが下方へとたわんで、この円筒体61
が可動フレーム25の上面に当接するに至り、この時に
は所定の締め付け力を持ってボウル21は可動フレーム
25に固定されることになる。
【0020】予め、平板状の可動コア50がその凹所5
0aを可動フレーム25のねじ孔52に整列させてボル
ト51を螺着締め付けることにより可動コア50が可動
フレーム25に一体化されている。また、可動フレーム
25の板ばね取り付け斜面とベースブロック26の板ば
ね取り付け斜面とに板ばね27をあてがい、ボルト2
8、29を螺着締め付けることにより可動フレーム25
とベースブロック26とは結合されている。防振ゴム機
構36の防振ゴム本体37に取り付けられた下側の座金
38bに一体的なロッド状ボルト40を台板1のねじ孔
41に螺着し、図5に示すように位置決め固定させた
後、上方のロッド状ボルト39を予めベースブロック2
6のねじ孔45に螺着させた高さ調節用ボルト42の軸
方向挿通孔42aに挿通させ、この頭部から突出する部
分にワッシャ44を介してナット43を螺着締め付ける
ことによりベースブロック26は台板1に対し固定され
るのであるが、ナット43を締め付ける前に高さ調節用
ボルト42の回動調節によりベースブロック26を上下
動させリニア振動フィーダ3のトラフ8の移送面8aと
隙間Sを介して整列している排出端部24が同レベルと
なるように調節される。勿論排出端部24が水平でない
場合には、3個の防振ゴム機構36の高さ調節用ボルト
42の選択的な回動調節により水平とすることが出来
る。
【0021】コイル32に通電すると公知の原理でボウ
ル21はねじり振動を行ない、この内部に形成したスパ
イラル状のトラック22に沿って図示しない部品が搬送
され、この排出端部24からリニア振動フィーダ3のト
ラフ8に転送されるのであるが上述したように排出端部
24と移送面8aとは同一レベルで、かつ水平となるべ
く調節済であるので隙間Sを円滑に通過してリニア振動
フィーダのトラフ8内に転送される。
【0022】本実施例では、ベースブロック26に凹所
26aを形成し、これに電磁石33を配設しているの
で、図3に示すように従来用いられているようなカバー
が不要であり、組み立て工数及び部品点数を小とするこ
とが出来る。
【0023】また、防振ゴム機構36により振動パーツ
フィーダ2に接続されるリニア振動フィーダ3と相対的
な高さ調節を精密に行なうことが出来、また防振ゴム機
構36は台板1に対し正確にベースブロック26、すな
わち振動パーツフィーダ2を位置決めさせることが出
来、台板1の把手4、5を作業者が持ってトラックに積
み込むような場合にも、振動パーツフィーダ2のリニア
振動フィーダ3に対する位置を変えることなく、トラッ
クで搬送した後、そのまま所要の場所で何ら問題なく用
いることが出来る。
【0024】更に、本実施例ではボウル21は可動フレ
ーム25、すなわちベースブロック26に対し正確に位
置決めして取り付けられるので、上述の高さ調節、水平
調節と相まって、これに接続される次工程との位置関係
を更に正確にすることが出来る。
【0025】また、防振ゴム機構36における防振ゴム
本体37の構成も従来例で説明した防振ゴム51に比べ
て構成が簡単であり、台板に対する位置決めがより容易
であり、しかも位置決めした後は上述したように搬送中
に台板上で移動することがない。
【0026】図8ないし図11は本発明の第2実施例の
振動パーツフィーダ2Aを示すが、第1実施例に対応す
る部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0027】本実施例においても、可動フレーム82は
ベースブロック83と等角度間隔で傾斜配設された板ば
ね84により結合されるが、可動フレーム82及びベー
スブロック83の形状は第1実施例とは若干異なり、図
9に示すように可動フレーム82の外周壁面には90度
間隔で板ばね取り付け用の切欠82aが形成されてい
る。また、ベースブロック83の形状もこれに対応して
変更されているが、その中央部には第1実施例と同様に
凹所83aを有し、これに電磁石33が配設されてい
る。なお、ボウル21と可動フレーム82との位置決め
固定機構は第1実施例と同様である。なおまた、ボウル
21に当てがわれる取付ブロック60’の形状は若干、
上記実施例のとは異なるが、機能は同一である。
【0028】本実施例においては、ベースブロック83
の下方に基板86が配設されており、これと台板1とは
90度間隔で配設された4個の高さ調節・位置決め固定
機構80により位置決めして台板1に固定される。これ
らの径内方側に図9で示すように、やはり90度間隔で
4個の防振ゴム機構81がベースブロック83と基板8
1がベースブロック83と基板86との間に配設されて
おり、これは円筒状のゴム本体87及びこの中心軸に沿
って形成された貫通孔に挿通されるボルト88とよりな
るが、図8に明示されるように取り付け位置に対応して
4個の円形の凹所86aが形成され、これにボルト88
の頭部を位置させて防振ゴム87の貫通孔に挿通した
上、ベースブロック83の底部に形成されたねじ孔83
bに螺着締め付けることにより防振ゴム本体87はベー
スブロック83と基板86との間に挟着され、固定され
る。
【0029】高さ調節・位置決め固定機構80は図10
及び図11に明示されるが、高さ調節用ボルト85と位
置決め固定用ボルト90とからなっている。高さ調節用
ボルト85は基板86の外周面にベースブロック83か
ら径外方へ突出する略半円形突出部86cに形成した貫
通ねじ孔86aに螺合し、その基板86から下方に突出
し、下端は台板1に当接する。高さ調節用ボルト85に
は貫通孔85bが形成されており、これに上方から位置
決め固定用ボルト90を挿通し、台板1の所定の位置に
形成されたねじ孔91aに螺着し締め付けることにより
振動パーツフィーダ2Aは台板1に固定される。
【0030】第2実施例は以上のように構成されるが、
次にこの作用もしくは組み立て操作について説明する。
【0031】ボウル21は第1実施例と同様に可動フレ
ーム82に位置決めして固定される。防振ゴム機構81
の組み立てにおいては防振ゴム本体87をその中心貫通
孔を基板86に形成したボルト挿通孔86bに整列させ
た上、ボルト88を下方から挿通し、ベースブロック8
3のねじ孔83bに螺着し締め付けることにより基板8
6とベースブロック83とは一体化される。
【0032】次いで、高さ調節位置決め機構80を組み
立てるのであるが、図10に示すように高さ調節用ボル
ト85を基板86の突出部86cに螺合し、回動すると
その軸部が基板86から突出し、この突出量に応じて基
板86、すなわち振動パーツフィーダ2Aの台板1に対
する高さが調節される。この時、リニア振動フィーダと
の高さを一致させ、かつ排出端部24(第1実施例と同
様にボウル21に形成されている。)が水平となるよう
に4個の高さ調節位置決め固定機構における高さ調節用
ボルト85を回動調節させる。所要の調節が終わると、
位置決め固定ボルト90を上方から高さ調節用ボルト8
5の貫通孔85bに挿通し、台板1のねじ孔91aに螺
合し締め付ける。なお、高さ調節用ボルト85により振
動パーツフィーダ2Aの台板1に対する高さを調節した
後に、高さ調節用ボルト85の貫通孔85bが、台板1
のねじ孔91aに整列するように振動パーツフィーダ2
Aのベースブロック83を担持して位置決め調節しても
良いが、高さ調節前に整列操作するようにしても良い。
これは、この振動パーツフィーダ2Aに後続するリニア
振動パーツフィーダ3の台板1に対する位置決め固定が
先に行なわれるか、後で行われるかによって定まれれば
良い。
【0033】以上のようにして、本実施例の振動パーツ
フィーダ2Aは台板1に対し高さ調節し、かつ位置決め
して固定されるのであるが、本実施例の効果も第1実施
例の効果と同様であることは明らかである。
【0034】図12ないし図14は、本発明の第3実施
例による振動パーツフィーダ2Bを示すものであるが、
上記実施例に対応する部分については、同一の符号を付
しその詳細な説明は省略する。
【0035】本実施例の可動フレーム92及びベースブ
ロック93の形状も、上記実施例とは異なり、ベースブ
ロック93は段付平板形状を呈し、この外周縁部に90
度間隔で防振ゴム機構95が配設されており、これは円
筒状ゴム本体100と第1実施例と同様に、この上下両
面に座金(明示せずとも黒太線で示す。加硫接着。)を
介してロッド状ボルト101a、101bが一体形成さ
れており、ベースブロック93の下方に配設された基板
94に下方のロッド状ボルト101aが螺着締め付けら
れ、上方のロッド状ボルト101bはベースブロック9
3の下面に形成した凹所93bの上壁面に座金を当接さ
せるべく、ボルト挿通孔93bに挿通させ内側に形成し
た図13に形状を示す切欠93a内に突出させて、ナッ
ト102を螺着締め付けることによりベースブロック9
3と基板94との間に挟着固定される。
【0036】基板94の外縁部には、径方向にベースブ
ロック93から外方に突出して突出部94bが120度
間隔で形成されるが、これに高さ調節位置決め固定機構
96が配設される。図14に明示されるように、高さ調
節用ボルト201は突出部94に形成したねじ孔94b
に螺着し、その下端が台板1に当接する。位置決め固定
用ボルト200は、突出部94bの挿通孔94cに挿通
し台板1のねじ孔1bに螺着締め付ける。
【0037】本実施例の振動パーツフィーダ2Bは以上
のように構成されるが、次にこの作用について説明す
る。
【0038】ボウル21と可動フレーム92との位置決
め固定は、上記実施例と同様に行なわれる。防振ゴム本
体100の下方のロッド状ボルト101aは基板94の
ねじ孔94aに整列させた上、螺着締め付ける。これに
より防振ゴム本体100は基板94と一体に固定され
る。次いで、ベースブロック93のロッド挿通孔93b
を整列させて上方のロッド状ボルト101bを挿通させ
た上、ナット102を螺着締め付けることにより、防振
ゴム機構95はベースブロック93と基板94との間に
挟着固定される。次いで基板94の径外方へ突出する突
出部94bのねじ孔94dに高さ調節用ボルト201を
螺着し、回動調節することにより振動パーツフィーダ2
B全体の高さ調節及び水平出しが行なわれる。この後、
位置決め固定用ボルト200をボルト挿通孔94cに挿
通し、予め振動パーツフィーダ2Bが位置決めされるべ
く、突出部94bのロッド挿通孔94cの直下方にある
ねじ孔1bに螺着締め付けることにより、振動パーツフ
ィーダ2Bは台板1に対し高さ調節をした上で位置決め
固定される。200a、201aは六角頭である。
【0039】本実施例においても、上記実施例と同様な
効果を奏することは明らかである。なお、本実施例のベ
ースブロック93は第1及び第2実施例とは形状が上述
したように形状が異なるのでカバー99を固定させて電
磁石98を保護している。
【0040】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論本発明はこれらに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づき種々の変形が可能である。
【0041】例えば、以上の実施例では、ボウル21と
しては円筒状でその内周壁面に帯材22を巻装固定させ
たが、これに代えて切削加工または鋳造で形成されるら
せん状トラックが一体的に形成されるボウルにも本発明
は適用可能である。
【0042】また以上の実施例では、電磁石33と可動
コア50とは対向して垂直方向に交番磁気吸引力を発生
させるようにしたが、これに代えてベースブロックに対
し径方向で対向して一対の電磁石を設け、これらに空隙
をおくように可動フレームから、垂下して可動コアを固
定させ、水平の磁気吸引力により回転トルクを発生させ
てねじり振動力を行なわれるようにしたものにも、本発
明は適用される。
【0043】また以上の実施例では防振ゴム機構におい
て防振ゴム本体は円筒状のゴムであったが、これに限定
することなく、角柱状であっても良く、また中が空洞で
ある、いわゆる空気ばねを適用しても良い。
【0044】また第3実施例では、基板94の突出部9
4bに高さ調節用ボルト201、位置決め固定用ボルト
200を近接させて配設したが、これに代えて相離隔さ
せて、例えば、基板94の径外方向へ突出する部分を等
角度間隔で6個設け、交互に1個ずつ高さ調節用ボルト
201及び位置決め固定用ボルト200を配設するよう
にしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の振動パーツ
フィーダによれば、各種機器を固定取り付ける台板上の
位置決めを、高さ調節を可能にして取り付けることが出
来、台板ごと搬送する場合にも他機器との干渉もなく、
位置ずれを生ずることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の振動パーツフィーダを台
板に取り付けた状況を示す平面図である。
【図2】部分破断同側面図である。
【図3】部分破断同正面図である。
【図4】図3におけるボウルを取り除いた平面図であ
る。
【図5】同要部の拡大断面図である。
【図6】同要部の分解斜視図である。
【図7】同振動パーツフィーダにおけるボウルと可動フ
レームとの組み立て状況を示す拡大断面図である。
【図8】第2実施例の振動パーツフィーダの部分破断正
面図である。
【図9】同振動パーツフィーダにおけるボウルを取り除
いた平面図である。
【図10】同要部の拡大斜視図である。
【図11】同要部の拡大断面図である。
【図12】第3実施例の振動パーツフィーダのボウルの
部分破断正面図である。
【図13】同ボウルを取り除いた平面図である。
【図14】同要部の拡大断面図である。
【図15】従来例の振動パーツフィーダを台板に取り付
けた状況を示す断面図である。
【符号の説明】
1 台板 2 振動パーツフィーダ 21 ボウル 25 可動フレーム 26 ベースブロック 36 防振ゴム機構 37 防振ゴム本体 39 ロッド状ボルト 40 ロッド状ボルト 42 高さ調節用ボルト 43 ナット 80 高さ調節位置決め固定機構 81 防振ゴム機構 82 可動フレーム 83 ベースブロック 85 高さ調節用ボルト 86 基板 87 防振ゴム本体 88 ねじ 90 位置決め固定用ボルト 92 可動フレーム 95 防振ゴム機構 96 高さ調節位置決め固定機構 97 ベースブロック 100 防振ゴム本体 101a ロッド状ボルト 101b ロッド状ボルト 200 位置決め固定用ボルト 201 高さ調節用ボルト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側にらせん状のトラックを形成させた
    ボウルと、該ボウルの底部に固定され、可動コアを有す
    る可動フレームと、該可動フレームの下方に配設され、
    コイルを巻装させて電磁石を取付けたベースブロック
    と、前記可動フレームと前記ベースブロックとを結合
    し、等角度間隔で配設された複数の傾斜板ばねと、前記
    ベースブロックの下面に取付けられた防振ゴムとから成
    り、前記コイルに交流を通電することにより、前記ボウ
    ルをねじり振動させ、台板上に配設される振動パーツフ
    ィーダにおいて、前記防振ゴムは防振ゴム本体と、該防
    振ゴム本体の上下面に各々座金を介して固定された一対
    のロッド状ボルトから成り、前記ベースブロックの底部
    にねじ孔を形成し、このねじ孔に軸方向貫通孔を有する
    頭付ボルトを螺着し該頭付ボルトの軸方向貫通孔に前記
    一対のロッド状ボルトのうち上方のロッド状ボルトを挿
    通させ、下方のロッド状ボルトを前記台板のねじ孔に螺
    着し、前記頭付ボルトの下端は一対の前記座金のうち上
    方の座金に当接し、該頭付ボルトの回動調節により、前
    記ベースブロックの前記台板に対する高さを調節し、前
    記上方のロッド状ボルトにナットを螺着、締めつけるこ
    とにより前記ベースブロックを前記台板に対し固定する
    ようにしたことを特徴とする振動パーツフィーダ。
  2. 【請求項2】 内側にらせん状のトラックを形成させた
    ボウルと、該ボウルの底部に固定され、可動コアを有す
    る可動フレームと、該可動フレームの下方に配設され、
    コイルを巻装させた電磁石を取付けたベースブロック
    と、前記可動フレームと前記ベースブロックとを結合
    し、等角度間隔で配設された複数の傾斜板ばねと、前記
    ベースブロックの下面に取付けられた防振ゴムとから成
    り、前記コイルに交流を通電することにより、前記ボウ
    ルをねじり振動させ、台板上に配設される振動パーツフ
    ィーダにおいて、前記ベースブロックの下方に基板を配
    設し、軸方向貫通孔を有する防振ゴムを前記ベースブロ
    ックと前記基板との間に配設し、前記防振ゴムの軸方向
    貫通孔に頭付ボルトを前記基板か前記ベースブロックに
    形成したボルト挿通孔を通って上方か下方から挿通し、
    前記ベースブロックか前記基板に形成したねじ孔に螺
    着、締め付けることにより該防振ゴムを前記ベースブロ
    ック及び前記基板に対し固定し、前記基板に貫通ねじ孔
    を形成し、これに軸方向貫通孔を有する頭付ボルトを螺
    合させ、前記台板にその下端を当接させ、該下端の径よ
    り小さい径の取付用ねじ孔を前記台板に形成して、前記
    頭付ボルトの軸方向貫通孔に固定用頭付ボルトを挿通し
    て前記取付用ねじ孔に螺着、締め付けるようにしたこと
    を特徴とする振動パーツフィーダ。
  3. 【請求項3】 内側にらせん状のトラックを形成させた
    ボウルと、該ボウルの底部に固定され、可動コアを有す
    る可動フレームと、該可動フレームの下方に配設され、
    コイルを巻装させて電磁石を取付けたベースブロック
    と、前記可動フレームと前記ベースブロックとを結合
    し、等角度間隔で配設された複数の傾斜板ばねと、前記
    ベースブロックの下面に取付けられた防振ゴムとから成
    り、前記コイルに交流を通電することにより、前記ボウ
    ルをねじり振動させるようにし、台板上に配設される振
    動パーツフィーダにおいて、前記防振ゴムは防振ゴム本
    体と、該防振ゴム本体の上下面に各々座金を介して固定
    された一対のロッド状ボルトから成り、前記ベースブロ
    ックの底部か該ベースブロックの下方に配設された基板
    にねじ孔を形成し、このねじ孔に前記一対のロッド状ボ
    ルトのうち一方を螺着し、他方は前記基板か前記ベース
    ブロックに形成した貫通孔に挿通してその突出部分にナ
    ットを螺着、締め付けることにより前記防振ゴムを前記
    ベースブロックと前記基板に固定し、前記基板にボルト
    挿通孔及び貫通ねじ孔を形成し、これら各々に第1、第
    2ボルトを挿通及び螺着し、前記第1ボルトは前記台板
    のねじ孔に螺着し、前記第2ボルトの下端は前記台板に
    当接させるようにしたことを特徴とする振動パーツフィ
    ーダ。
  4. 【請求項4】 前記ボウルの底壁部側に少なくとも2個
    の第1ねじ孔又は第1凹所を形成し、かつ前記可動フレ
    ーム側に前記第1ねじ孔又は第1凹所に整列し得るよう
    に少なくとも2個の第2凹所又は第2ねじ孔を形成し前
    記第1ねじ孔又は第2ねじ孔にねじを螺着し、その頭部
    を前記第1凹所又は第2凹所に係合させることにより前
    記ボウルを前記可動フレームに対し位置決めするように
    した請求項1〜請求項3の何れかに記載の振動パーツフ
    ィーダ。
  5. 【請求項5】 前記第1のねじ孔又は凹所の数は前記第
    2のねじ孔又は凹所の数とは異なる請求項4に記載の振
    動パーツフィーダ。
  6. 【請求項6】 底部が円錐形状であるボウルの中央部に
    ボルト挿通開口を形成し、前記可動フレームの中央部
    に、前記ボルト挿通開口に整列してねじ孔を形成し、下
    面に前記円錐形状のボウルの底部の頂角より小さい頂角
    の円錐形状の凹所を形成させ、中央部にボルト挿通孔を
    有する押さえブロックを、前記ボウルの底部の中央部に
    当てがい、ボルトを該押さえブロックのボルト挿通孔、
    前記ボウルのボルト挿通開口に挿通し、かつ前記可動フ
    レームの前記ねじ孔に螺着し、締めつけることにより、
    前記ボウルを前記可動フレームに固定させるようにした
    請求項1〜請求項5の何れかに記載の振動パーツフィー
    ダ。
  7. 【請求項7】 前記ボウルの中央部の外底壁面に、前記
    ボルト挿通開口に整列して円筒体を固定させ、前記ボル
    トを該円筒体にも挿通し、該ボルトの所定の締め付け力
    以上では、該円筒体の下端面は前記可動フレームの前記
    ねじ孔の外周縁部に当接するが、それ以下の締め付け力
    では前記可動フレームの上面から離れている請求項6に
    記載の振動パーツフィーダ。
  8. 【請求項8】 前記ボウルの底部の外周縁部にリング状
    板体を同心的に固定させ、前記可動フレームの上面に当
    接させて、前記ボルトを締め付ける前には、前記円筒体
    の下端面は前記可動フレームの上面から離れているが前
    記ボルトを前記所定の締め付け力以上で締め付けると、
    前記円筒体の下端面は前記可動フレームのねじ孔の外周
    縁部に当接する請求項7に記載の振動パーツフィーダ。
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