JPH0858167A - 記録装置の制御方式 - Google Patents

記録装置の制御方式

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Publication number
JPH0858167A
JPH0858167A JP19556794A JP19556794A JPH0858167A JP H0858167 A JPH0858167 A JP H0858167A JP 19556794 A JP19556794 A JP 19556794A JP 19556794 A JP19556794 A JP 19556794A JP H0858167 A JPH0858167 A JP H0858167A
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JP
Japan
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line
recording
roller
lines
recorded
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Pending
Application number
JP19556794A
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English (en)
Inventor
Takehiko Minowa
剛彦 箕輪
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0858167A publication Critical patent/JPH0858167A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感熱記録ヘッドが記録したラインとラインとの
間に隙間をつくらない感熱記録装置を提供する。 【構成】感熱記録ヘッド1が画メモリ4に記憶した10
0ライン分の画データの記録を行っている場合には、ロ
ーラ制御部3は図示しないモーターを介し搬送ローラ2
を正転させ記録紙5を1ライン分ずつ前方向に搬送す
る。また感熱記録ヘッド1が記録を一旦停止した場合、
ローラ制御部3は、図示しないモーターを介し搬送ロー
ラ2を所定ライン分逆転し、更に搬送ローラ2を該所定
ライン分正転させ、記録が一旦停止して記録が再開して
も記録したラインとラインとの間に隙間ができないよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱記録ヘッドを用いて
記録を行う感熱記録装置に関し、特に記録紙を一旦停止
してもラインとラインとの間に隙間が生じないようにし
て印字品質向上させた感熱記録装置の制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱記録装置は、搬送ローラによ
り記録紙を1ラインずつ搬送して、感熱記録ヘッドによ
り画データに対応する記録を1ラインずつ行うように構
成されている。
【0003】ところで、上記従来の感熱記録装置におい
ては、図5(a)に示すように、記録紙5を搬送する搬
送ローラ2にはゴム2aが巻いてあり、搬送ローラ2を
回転させても、このゴム2aがたわむため、図5(b)
に示すように記録紙5は即座には動かない。そこで、感
熱記録ヘッド1は搬送ローラ2が回転してから記録紙5
が1ライン分動くまでの時間を待った後、記録を行うよ
うに構成されている。また、搬送ローラ2を停止させる
場合、図5(c)に示すように回転している間たわんで
いたゴム2aが元に戻るため、搬送ローラ2が停止して
もすぐには記録紙5は停止せず、前方にゴム2aのたわ
み量に対応した距離だけ移動してしまう。そして、この
状態から記録を再開すると、記録を一旦停止したライン
と記録を再開したラインとの間に隙間があき、記録した
文字等に隙間ができ見た目が悪くなる。そこで、従来は
記録を再開したラインだけ通常よりも高い印字エネルギ
ーを感熱記録ヘッド1に加え、このラインを太くつぶす
ように記録して隙間を埋めている。
【0004】ここで、上記従来の感熱記録装置の動作を
図6の折れ線グラフを参照しながら更に説明する。
【0005】図6に示すように、まず、搬送ローラ2を
回転させて、感熱記録ヘッド1が記録紙5が1ライン分
動くまでの時間を待った後、感熱記録ヘッド1の駆動を
開始して記録を行い、その後この動作を繰り返し行う。
このとき搬送ローラ2は一定速度で記録紙5を搬送し、
感熱記録ヘッド1は一定の時間間隔で記録を行っている
ため、感熱記録ヘッド1が記録紙5に記録したライン、
すなわち1ライン目からkライン目までは均等間隔で記
録される。
【0006】しかし、例えば、kライン目で記録を一旦
停止した場合、上述したように回転している間たわんで
いたゴム2aが元に戻るため、搬送ローラ2が停止して
から記録紙5が前方に動いてしまう(破線で囲んだ部
分)。そして、この状態から記録を再開すると、記録を
一旦停止したkライン目と記録を再開したk+1ライン
目との間隔が通常の間隔より広くなるため隙間があいて
しまう。そこで、従来はこの隙間をなくすためにk+1
ラインの記録を行う際には、通常よりも高い印字エネル
ギーを感熱記録ヘッド1に加えるように構成されてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、記録を一
旦停止すると回転中たわんでいたゴムが元に戻り記録紙
が搬送ローラ停止後に前に動いてしまうため、記録を一
旦停止したラインと記録を再開したラインとの間に隙間
が生じていた。そこで従来の感熱記録装置は記録を再開
したラインだけ通常よりも高い印字エネルギーを感熱記
録ヘッド1に加え、これによりラインを太くつぶすよう
に記録してこの隙間を埋めていた。
【0008】しかし、通常よりも高い印字エネルギーを
感熱記録ヘッドに加えて1ラインを太くつぶすように構
成しているため、記録ムラが生じ画質が悪くなるという
問題点があった。
【0009】そこで、本発明は記録を一旦停止してもラ
インとラインとの間に隙間が生じないようにして印字品
質を向上させた感熱記録装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、搬送ローラを正転することにより記録
紙を1ライン分ずつ搬送するとともに、印字データを記
憶するメモリから転送された印字データにしたがって1
ラインずつ印字する印字動作を繰り返す記録装置の制御
方式において、前記印字動作を印字途中で停止した場合
は、前記搬送ローラを所定ライン分逆転し、更に前記搬
送ローラを該所定ライン分正転し、その後次のラインの
印字動作に移ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、印字動作を印字途中で停止した場
合、搬送ローラを所定ライン分逆転し、更に搬送ローラ
を該所定ライン分正転し、その後次のラインの印字動作
に移るため、記録を一旦停止し記録を再開しても感熱記
録ヘッドが記録するラインとラインとの間に隙間ができ
ない。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る感熱記録装置の一実施
例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は、この発明の感熱記録装置の概略構
成をブロック図で示したものである。なお、図1におい
て図5と同様の部分には説明の便宜上同じ符号を付す。
【0014】図1において、画メモリ4は、感熱記録ヘ
ッド1で記録する画データが記憶されるもので、この画
メモリ4からライン10を介し感熱記録ヘッド1に画デ
ータが1ラインずつ転送される。そして、この画メモリ
4は、搬送ローラ2を連続的に回転させるために、1度
に100ライン分の画データを記憶するように構成され
ている。
【0015】感熱記録ヘッド1は、複数の発熱抵抗体を
有しており、画メモリ4から転送された画データに対応
する発熱抵抗体を発熱させて記録紙5に感熱記録を行
う。
【0016】搬送ローラ2は、従来の搬送ローラ2と同
様にゴム2aが巻かれている。
【0017】ローラ制御部3は図示しないモーターを介
し搬送ローラ2を正逆両方向に回転させて記録紙5の搬
送を制御するものであり、感熱記録ヘッド1が画メモリ
4に記憶した100ライン分の画データの記録を行って
いる場合には、ローラ制御部3は図示しないモーターを
介し搬送ローラ2を正転させ記録紙5を1ライン分ずつ
前方向に搬送する。また感熱記録ヘッド1が記録を一旦
停止した場合、ローラ制御部3は、図示しないモーター
を介し搬送ローラ2を所定ライン分逆転し、更に搬送ロ
ーラ2を該所定ライン分正転させ、記録が一旦停止して
記録が再開しても記録したラインとラインとの間に隙間
ができないようにしている。
【0018】次に、本発明の感熱記録装置6の動作につ
いて図2のフローチャートを参照しながら説明する。
【0019】図2において、画メモリ4が連続記録のた
めに100ライン分の画データを記憶すると(ステップ
100)、ローラ制御部3は図示しないモーターを介し
搬送ローラ2を1ライン分正転させる(ステップ10
1)。
【0020】そして感熱記録ヘッド1は搬送ローラ2が
正転してから記録紙5が1ライン分動くまでの時間を待
って(ステップ102)、画メモリ4から転送された画
データに対応する発熱抵抗体を発熱させて記録紙5に感
熱記録を行う(ステップ103)。
【0021】ここで、ローラ制御部3は画メモリ4が記
憶した100ライン分の画データの記録が終了したか否
かを判断し(ステップ104)、100ライン分の記録
が終了していない場合は、ステップ101へ移行し感熱
記録を繰り返し行う。
【0022】一方、100ライン分の記録が終了した場
合、記録が一旦停止し、搬送ローラ2も停止する。そし
て画メモリ4は次の連続記録のために新たに画データを
100ライン分記憶する(ステップ105)。
【0023】このときローラ制御部3は、記録紙5に隙
間ができないように、図示しないモーターを介し搬送ロ
ーラ2を10ライン分逆転させてから停止させ(ステッ
プ106)、さらに搬送ローラ2を10ライン分正転さ
せる(ステップ107)。すなわち、ローラ制御部3
は、搬送ローラ2停止後、ゴム2aのたわみ量に対応し
た距離だけ前方向に移動した記録紙5を、搬送ローラ2
を10ライン分逆転させてから停止させることでゴム2
aのたわみ量に対応した距離だけ後方向に移動させる。
そして搬送ローラ2を10ライン分正転させて記録紙5
を記録が一旦停止したラインに搬送している。
【0024】記録紙5が記録が一旦停止したラインに搬
送されると、ローラ制御部3は搬送ローラ2を停止させ
ずに搬送ローラ2を1ライン分正転させる(ステップ1
08)。
【0025】そして、感熱記録ヘッド1は搬送ローラ2
が正転してから記録紙5が1ライン分動くまでの時間を
待って(ステップ109)、画メモリ4から転送された
画データに対応する発熱抵抗体を発熱させて感熱記録を
行う(ステップ110)。
【0026】そして、ローラ制御部3は画メモリ4に記
憶した100ライン分の画データの記録が終了したか否
かを判断し(ステップ111)、100ライン分の記録
が終了していない場合は、ステップ108へ移行し感熱
記録を繰り返し行い、一方、100ライン分の記録が終
了した場合は、本処理を終了する。
【0027】次に、本発明の感熱記録装置の動作を図3
の折れ線グラフを参照しながら説明する。
【0028】図3に示すように、本発明の感熱記録装置
は、画メモリ4に記憶した100ライン分の画データの
連続記録を行っている間は、従来の感熱記録装置と同様
に搬送ローラ2を回転させて、感熱記録ヘッド1が記録
紙5が1ライン分動くまでの時間を待った後、感熱記録
ヘッド1の駆動を開始して記録を行い、その後この動作
を繰り返し行う。このとき搬送ローラ2は一定速度で記
録紙5を搬送し、感熱記録ヘッド1は一定の時間間隔で
記録を行っているため、感熱記録ヘッド1が記録紙5に
記録したライン、すなわち1ライン目から100ライン
目までは均等間隔で記録される。
【0029】しかし、100ライン目で記録を一旦停止
した場合、ローラ制御部3が搬送ローラ2を10ライン
分逆転させてから停止させることで記録紙5をゴム2a
のたわみ量に対応した距離だけ後方向に搬送し、その後
搬送ローラ2を10ライン分正転させて記録紙5を記録
が一旦停止した100ライン目に搬送している。
【0030】すなわち、図4に示すように記録が一旦停
止するたびに、ローラ制御部3が図示しないモーターを
介し搬送ローラ2を10ライン分逆転させて記録紙5を
逆方向に動かし、その後搬送ローラ2を10ライン分正
転させて記録紙5を記録が一旦停止したラインに搬送し
て記録を再開している。したがって、記録が一旦停止し
ても記録したラインとラインとの間に隙間ができない。
また、感熱記録ヘッド1も記録するラインによって記録
方法を変えることなく常に同じ状態で記録を行うことが
できる。
【0031】なお、本実施例では、記録する画データが
200ラインの場合について説明したが、記録する画デ
ータが201ライン以上ある場合には、図2のフローチ
ャートで説明したステップ105からステップ111の
処理を繰り返し行うことで対応することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、印字動作
を印字途中で停止した場合、搬送ローラを所定ライン分
逆転し、更に搬送ローラを該所定ライン分正転し、その
後次のラインの印字動作に移るため、記録したラインと
ラインとの間に隙間を作らず印字品質を向上させた感熱
記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱記録装置の概略構成を示したブロ
ック図。
【図2】本発明の感熱記録装置の動きを示したフローチ
ャート。
【図3】本発明の感熱記録装置の動きを示した折れ線グ
ラフ。
【図4】本発明の感熱記録装置の記録紙の動きを示した
図。
【図5】記録紙を搬送するローラを示した図。
【図6】従来の感熱記録装置の動きを示した折れ線グラ
フ。
【符号の説明】
1 感熱記録ヘッド 2 搬送ローラ 2a ゴム 3 ローラ制御部 4 画メモリ 5 記録紙 6 感熱記録装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/32 13/00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラを正転することにより記録紙
    を1ライン分ずつ搬送するとともに、印字データを記憶
    するメモリから転送された印字データにしたがって1ラ
    インずつ印字する印字動作を繰り返す記録装置の制御方
    式において、 前記印字動作を印字途中で停止した場合は、前記搬送ロ
    ーラを所定ライン分逆転し、更に前記搬送ローラを該所
    定ライン分正転し、その後次のラインの印字動作に移る
    ことを特徴とする記録装置の制御方式。
JP19556794A 1994-08-19 1994-08-19 記録装置の制御方式 Pending JPH0858167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19556794A JPH0858167A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 記録装置の制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19556794A JPH0858167A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 記録装置の制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0858167A true JPH0858167A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16343276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19556794A Pending JPH0858167A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 記録装置の制御方式

Country Status (1)

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JP (1) JPH0858167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011101987A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Seiko Epson Corp 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011101987A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Seiko Epson Corp 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム

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