JPH0857997A - 装飾骨材搭載シート及び該シートを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造方法 - Google Patents
装飾骨材搭載シート及び該シートを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造方法Info
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- JPH0857997A JPH0857997A JP6201656A JP20165694A JPH0857997A JP H0857997 A JPH0857997 A JP H0857997A JP 6201656 A JP6201656 A JP 6201656A JP 20165694 A JP20165694 A JP 20165694A JP H0857997 A JPH0857997 A JP H0857997A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】作業が簡易で生産性が高く、小さな装飾骨材の
使用、複雑な模様の加工も可能にする装飾骨材搭載シー
ト及びこれを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造方
法を提供すること。 【構成】上記目的は、柔軟な支持体と、該支持体上に形
成したホットメルト組成物からなるバインダー層と、該
バインダー層上に形成したコンクリート硬化遅延剤を含
む薄層とからなる支持シート上に、天然石、セラミック
ス等の装飾骨材を搭載、加熱して該装飾骨材の一部分を
上記バインダー中に埋め込んだ構成からなることを特徴
とする装飾骨材搭載シートとすることによって達成する
ことができる。
使用、複雑な模様の加工も可能にする装飾骨材搭載シー
ト及びこれを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造方
法を提供すること。 【構成】上記目的は、柔軟な支持体と、該支持体上に形
成したホットメルト組成物からなるバインダー層と、該
バインダー層上に形成したコンクリート硬化遅延剤を含
む薄層とからなる支持シート上に、天然石、セラミック
ス等の装飾骨材を搭載、加熱して該装飾骨材の一部分を
上記バインダー中に埋め込んだ構成からなることを特徴
とする装飾骨材搭載シートとすることによって達成する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然石、セラミックス等
の装飾骨材で表面を装飾した、各種形状のプレキャスト
コンクリート製品並びに現場打設景観装飾コンクリート
の製造に係り、特に、作業が簡易で生産性が高く、小さ
な装飾骨材の使用、複雑な模様の加工もできる製造を可
能にする装飾骨材搭載シート及びこれを用いた装飾骨材
露出コンクリートの製造方法に関する。
の装飾骨材で表面を装飾した、各種形状のプレキャスト
コンクリート製品並びに現場打設景観装飾コンクリート
の製造に係り、特に、作業が簡易で生産性が高く、小さ
な装飾骨材の使用、複雑な模様の加工もできる製造を可
能にする装飾骨材搭載シート及びこれを用いた装飾骨材
露出コンクリートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの表面を装飾骨材等で飾る
方法の一つとして、これまで、洗い出し法と呼ばれる工
法が用いられてきた。この工法では、当初は、骨材を練
り込んだコンクリート又はモルタルを型枠内に打ち込
み、それらが半硬化のうちに表面のコンクリート又はモ
ルタル等を洗い流して、骨材の一部分を露出させる手法
が採られていた。また、近年では、骨材を練り込んだコ
ンクリート等を打ち込んだ後、その表面にコンクリート
硬化遅延剤を散布する方法、あるいは、硬化遅延シート
と呼ばれる特殊なシートを載置する方法が採られてい
る。これらの方法は、コンクリート等の表面の硬化を遅
らせ、内部が硬化した時点で、未硬化の表面層を洗い流
して骨材の一部分を露出させるものである。
方法の一つとして、これまで、洗い出し法と呼ばれる工
法が用いられてきた。この工法では、当初は、骨材を練
り込んだコンクリート又はモルタルを型枠内に打ち込
み、それらが半硬化のうちに表面のコンクリート又はモ
ルタル等を洗い流して、骨材の一部分を露出させる手法
が採られていた。また、近年では、骨材を練り込んだコ
ンクリート等を打ち込んだ後、その表面にコンクリート
硬化遅延剤を散布する方法、あるいは、硬化遅延シート
と呼ばれる特殊なシートを載置する方法が採られてい
る。これらの方法は、コンクリート等の表面の硬化を遅
らせ、内部が硬化した時点で、未硬化の表面層を洗い流
して骨材の一部分を露出させるものである。
【0003】近年、上記洗い出し法の一つとして、骨材
を練り込まない型枠先付け工法によって装飾骨材を表面
に露出させた成形品を製造する方法が提案されている
(例えば、特開平4‐163105号公報記載)。この方法は、
型枠の底板面に超硬化遅延剤を付着させてその上に石材
を並べるか、または、超硬化遅延剤を付着させた板材に
石材を接着剤で固定し、その板材を型枠の底板上に設置
した後、型枠内にコンクリートを打ち込んで養生、脱型
し、得られたブロックの表面を洗い流すという方法であ
る。
を練り込まない型枠先付け工法によって装飾骨材を表面
に露出させた成形品を製造する方法が提案されている
(例えば、特開平4‐163105号公報記載)。この方法は、
型枠の底板面に超硬化遅延剤を付着させてその上に石材
を並べるか、または、超硬化遅延剤を付着させた板材に
石材を接着剤で固定し、その板材を型枠の底板上に設置
した後、型枠内にコンクリートを打ち込んで養生、脱型
し、得られたブロックの表面を洗い流すという方法であ
る。
【0004】また、本発明者等は、先に、コンクリート
の装飾骨材の露出に適用できる特殊な装飾骨材搭載シー
トと該シートを利用した、洗い出し法によらない装飾骨
材露出工法を提案した(特開平6‐134907号、特開平6‐1
34736号)。この方法は、柔軟な基材上にホットメルト接
着剤層等を形成し、この接着剤層中に装飾骨材を部分的
に埋め込んだ装飾骨材搭載シートを作製し、これを型枠
等に設置してコンクリートを打ち込み、養生してからシ
ートを剥離して装飾骨材を露出させる方法である。
の装飾骨材の露出に適用できる特殊な装飾骨材搭載シー
トと該シートを利用した、洗い出し法によらない装飾骨
材露出工法を提案した(特開平6‐134907号、特開平6‐1
34736号)。この方法は、柔軟な基材上にホットメルト接
着剤層等を形成し、この接着剤層中に装飾骨材を部分的
に埋め込んだ装飾骨材搭載シートを作製し、これを型枠
等に設置してコンクリートを打ち込み、養生してからシ
ートを剥離して装飾骨材を露出させる方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4‐163105号公報に記載されている、固い型枠の底
板面に超硬化遅延剤を付着させ、この上に装飾骨材を並
べる方法では、水平面以外では実施が困難である。ま
た、超硬化遅延剤を付着させた別の板材に装飾骨材を載
せて型枠の底板面に設置する方法では、板材が柔軟性に
欠けるため、曲面や凹凸面等を有する製品の製造には適
用が困難で、適用可能な製品の形状に制限があった。ま
た、遅延剤層の全面に接着剤を塗工して骨材を貼り付け
ると、遅延剤の効果が期待できず、個々の骨材に接着剤
を付着させて遅延剤層に接着させるか、予め遅延剤層上
に形状、寸法が一様でない骨材に合わせて接着剤を塗工
し、この上に骨材を付着させざるを得ないために、骨材
を整然と所定の密度で配置するには作業が複雑で生産性
が悪いこと、小さな装飾骨材には適用しにくいことなど
の問題点があった。さらに、上記の方法を複雑な模様の
装飾に適用することは容易ではなかった。
開平4‐163105号公報に記載されている、固い型枠の底
板面に超硬化遅延剤を付着させ、この上に装飾骨材を並
べる方法では、水平面以外では実施が困難である。ま
た、超硬化遅延剤を付着させた別の板材に装飾骨材を載
せて型枠の底板面に設置する方法では、板材が柔軟性に
欠けるため、曲面や凹凸面等を有する製品の製造には適
用が困難で、適用可能な製品の形状に制限があった。ま
た、遅延剤層の全面に接着剤を塗工して骨材を貼り付け
ると、遅延剤の効果が期待できず、個々の骨材に接着剤
を付着させて遅延剤層に接着させるか、予め遅延剤層上
に形状、寸法が一様でない骨材に合わせて接着剤を塗工
し、この上に骨材を付着させざるを得ないために、骨材
を整然と所定の密度で配置するには作業が複雑で生産性
が悪いこと、小さな装飾骨材には適用しにくいことなど
の問題点があった。さらに、上記の方法を複雑な模様の
装飾に適用することは容易ではなかった。
【0006】また、特開平6‐134736号公報等に記載の
方法を大きな装飾骨材に適用する場合には、ホットメル
ト接着剤層の厚さを大きくしなければならず、このた
め、大きな骨材には経済的に適用しにくいという問題点
があった。
方法を大きな装飾骨材に適用する場合には、ホットメル
ト接着剤層の厚さを大きくしなければならず、このた
め、大きな骨材には経済的に適用しにくいという問題点
があった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の有してい
た課題を解決して、作業が簡易で生産性が良く、小さな
装飾骨材の使用、複雑な模様の加工も可能にする装飾骨
材搭載シート及びこれを用いた装飾骨材露出コンクリー
トの製造方法を提供することにある。
た課題を解決して、作業が簡易で生産性が良く、小さな
装飾骨材の使用、複雑な模様の加工も可能にする装飾骨
材搭載シート及びこれを用いた装飾骨材露出コンクリー
トの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、柔軟な支持
体と、該支持体上に形成したホットメルト組成物からな
るバインダー層と、該バインダー層上に形成したコンク
リート硬化遅延剤を含む薄層とからなる支持シート上
に、天然石、セラミックス等の装飾骨材を搭載、加熱し
て該装飾骨材の一部分を上記バインダー中に埋め込んだ
構成からなることを特徴とする装飾骨材搭載シート、あ
るいは、柔軟な支持体と、該支持体上に形成したコンク
リート硬化遅延剤を練り込んだホットメルト組成物から
なるバインダー層とからなる支持シート上に、天然石、
セラミックス等の装飾骨材を搭載、加熱して該装飾骨材
の一部分を上記バインダー中に埋め込んだ構成からなる
ことを特徴とする装飾骨材搭載シートを作製すること、
および、上記で得られた装飾骨材搭載シートを、装飾骨
材搭載面を内側にして型枠に取り付けてコンクリートを
打ち込むか、または、未硬化のコンクリート表面に装飾
骨材搭載面が接するようにして圧着した後、養生、脱
型、支持シートの剥離を行って装飾骨材を露出させ、次
いで、装飾骨材露出面の半硬化コンクリートを洗い流す
か、または機械的に除去して所定の深さに装飾骨材を露
出させることを特徴とする、装飾骨材露出コンクリート
の製造方法とすることによって達成することができる。
体と、該支持体上に形成したホットメルト組成物からな
るバインダー層と、該バインダー層上に形成したコンク
リート硬化遅延剤を含む薄層とからなる支持シート上
に、天然石、セラミックス等の装飾骨材を搭載、加熱し
て該装飾骨材の一部分を上記バインダー中に埋め込んだ
構成からなることを特徴とする装飾骨材搭載シート、あ
るいは、柔軟な支持体と、該支持体上に形成したコンク
リート硬化遅延剤を練り込んだホットメルト組成物から
なるバインダー層とからなる支持シート上に、天然石、
セラミックス等の装飾骨材を搭載、加熱して該装飾骨材
の一部分を上記バインダー中に埋め込んだ構成からなる
ことを特徴とする装飾骨材搭載シートを作製すること、
および、上記で得られた装飾骨材搭載シートを、装飾骨
材搭載面を内側にして型枠に取り付けてコンクリートを
打ち込むか、または、未硬化のコンクリート表面に装飾
骨材搭載面が接するようにして圧着した後、養生、脱
型、支持シートの剥離を行って装飾骨材を露出させ、次
いで、装飾骨材露出面の半硬化コンクリートを洗い流す
か、または機械的に除去して所定の深さに装飾骨材を露
出させることを特徴とする、装飾骨材露出コンクリート
の製造方法とすることによって達成することができる。
【0009】なお、上記の柔軟な支持体に適合する材料
としては、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリプロ
ピレン、架橋ポリエチレン等のプラスチックフィルム、
および、各種紙、不織布、布等からなるシートがある。
これらの何れも使用が可能であるが、機械的強度が大き
く、耐熱性、耐水性に富むポリエチレンテレフタレート
のようなプラスチックフィルムが特に適している。
としては、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリプロ
ピレン、架橋ポリエチレン等のプラスチックフィルム、
および、各種紙、不織布、布等からなるシートがある。
これらの何れも使用が可能であるが、機械的強度が大き
く、耐熱性、耐水性に富むポリエチレンテレフタレート
のようなプラスチックフィルムが特に適している。
【0010】また、上記のホットメルト組成物として
は、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体、
スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、スチ
レン・エチレン/ブチレン・スチレンブロック共重合体、
エチレン・酢酸ビニル共重合体等をエラストマーとする
ホットメルト組成物、中でもホットメルト粘着剤あるい
はホットメルト接着剤、特にホットメルト粘着剤が適し
ている。
は、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体、
スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、スチ
レン・エチレン/ブチレン・スチレンブロック共重合体、
エチレン・酢酸ビニル共重合体等をエラストマーとする
ホットメルト組成物、中でもホットメルト粘着剤あるい
はホットメルト接着剤、特にホットメルト粘着剤が適し
ている。
【0011】また、本発明において好ましい硬化遅延剤
としては、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、アミノト
リ(メチレンホスホン酸)五ナトリウム塩、その他のホス
ホン酸誘導体、並びに、クエン酸、ヒドロキシカルボン
酸、その他の有機酸を挙げることができる。特に、ホス
ホン酸タイプの硬化遅延剤とクエン酸との1:1〜2:
1混合物が好適である。
としては、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、アミノト
リ(メチレンホスホン酸)五ナトリウム塩、その他のホス
ホン酸誘導体、並びに、クエン酸、ヒドロキシカルボン
酸、その他の有機酸を挙げることができる。特に、ホス
ホン酸タイプの硬化遅延剤とクエン酸との1:1〜2:
1混合物が好適である。
【0012】また、上記硬化遅延剤をバインダー上に付
着させるには、例えばスチレン・ブタジエンゴムラテッ
クス、ポリビニルアルコール水溶液等に溶解して薄く塗
工し、乾燥させるか、または、硬化遅延剤の種類によっ
ては、ゴムなどの有機溶剤溶液に溶解して塗工、乾燥さ
せるか、あるいは、ホットメルト組成物などに練り込ん
でバインダー上に薄く塗工する。
着させるには、例えばスチレン・ブタジエンゴムラテッ
クス、ポリビニルアルコール水溶液等に溶解して薄く塗
工し、乾燥させるか、または、硬化遅延剤の種類によっ
ては、ゴムなどの有機溶剤溶液に溶解して塗工、乾燥さ
せるか、あるいは、ホットメルト組成物などに練り込ん
でバインダー上に薄く塗工する。
【0013】上記のようにして得られた装飾骨材搭載シ
ートを、装飾骨材搭載面を内側にして型枠に設置し、こ
の上にコンクリートを打ち込んで養生するか、あるい
は、未硬化のコンクリート面に装飾骨材が接するように
して貼り付けて圧着し、養生してコンクリートを硬化さ
せ、型枠を外すなどしてから支持シートを引き剥がして
装飾骨材を露出させる。次いで、表面の半硬化のコンク
リートを物理的に洗い流すか、あるいは、ショットブラ
ストなどの機械的方法により所望の深さまで除去して装
飾骨材露出の仕上げを行う。
ートを、装飾骨材搭載面を内側にして型枠に設置し、こ
の上にコンクリートを打ち込んで養生するか、あるい
は、未硬化のコンクリート面に装飾骨材が接するように
して貼り付けて圧着し、養生してコンクリートを硬化さ
せ、型枠を外すなどしてから支持シートを引き剥がして
装飾骨材を露出させる。次いで、表面の半硬化のコンク
リートを物理的に洗い流すか、あるいは、ショットブラ
ストなどの機械的方法により所望の深さまで除去して装
飾骨材露出の仕上げを行う。
【0014】
【作用】柔軟な支持体上に柔軟なホットメルト組成物か
らなるバインダー層を設け、この中に天然石等からなる
装飾骨材を、熱を利用して、適切な深さに埋め込んだ装
飾骨材搭載シートを容易に作製し得ることは、既に特開
平6‐134907号に記載されているが、これと同様にし
て、図1(A)に示すように、柔軟な支持体1の上にホッ
トメルト粘着剤などのバインダー層2を形成し、その上
にコンクリート硬化遅延剤層3を薄く塗工し、該硬化遅
延剤層上に装飾骨材4を載せてから、バインダー層が十
分溶融する温度に加熱すると、装飾骨材は自重でバイン
ダー層中に沈み込む。このときに、装飾骨材は、図1
(B)に示すように、硬化遅延剤を含む薄層を破壊して沈
み、バインダーに接して十分強く保持され、運搬やコン
クリート打ち込みなどの操作の際に脱落することがな
い。
らなるバインダー層を設け、この中に天然石等からなる
装飾骨材を、熱を利用して、適切な深さに埋め込んだ装
飾骨材搭載シートを容易に作製し得ることは、既に特開
平6‐134907号に記載されているが、これと同様にし
て、図1(A)に示すように、柔軟な支持体1の上にホッ
トメルト粘着剤などのバインダー層2を形成し、その上
にコンクリート硬化遅延剤層3を薄く塗工し、該硬化遅
延剤層上に装飾骨材4を載せてから、バインダー層が十
分溶融する温度に加熱すると、装飾骨材は自重でバイン
ダー層中に沈み込む。このときに、装飾骨材は、図1
(B)に示すように、硬化遅延剤を含む薄層を破壊して沈
み、バインダーに接して十分強く保持され、運搬やコン
クリート打ち込みなどの操作の際に脱落することがな
い。
【0015】硬化遅延剤をホットメルト組成物に練り込
んだ場合には、これによってホットメルト組成物の粘着
性あるいは接着性が失われることがないため、この中に
装飾骨材を埋め込んだときに、装飾骨材は脱落しない程
度に十分強く保持される。
んだ場合には、これによってホットメルト組成物の粘着
性あるいは接着性が失われることがないため、この中に
装飾骨材を埋め込んだときに、装飾骨材は脱落しない程
度に十分強く保持される。
【0016】水溶性ポリマー薄膜中のコンクリート硬化
遅延剤は、コンクリート打ち込みによってこれに含まれ
る水分に接すると、膜中から溶け出してコンクリートに
作用し、その硬化を遅らせる働きをする。硬化遅延剤が
非水溶性のバインダー等に含まれている場合には、コン
クリート打ち込み後の養生中に上記硬化遅延剤がコンク
リートとの界面に多く集まり、上記の場合と同様にし
て、コンクリートの硬化を阻害する。コンクリートを高
温で養生させた場合には、硬化遅延剤の界面への移動が
促進される。
遅延剤は、コンクリート打ち込みによってこれに含まれ
る水分に接すると、膜中から溶け出してコンクリートに
作用し、その硬化を遅らせる働きをする。硬化遅延剤が
非水溶性のバインダー等に含まれている場合には、コン
クリート打ち込み後の養生中に上記硬化遅延剤がコンク
リートとの界面に多く集まり、上記の場合と同様にし
て、コンクリートの硬化を阻害する。コンクリートを高
温で養生させた場合には、硬化遅延剤の界面への移動が
促進される。
【0017】ホットメルト組成物からなるバインダーを
加熱して装飾骨材を沈み込ませる方法は、一度に広い面
積のシートを処理できること、装飾骨材の大きさが多少
異なっていても適用できること、操作が簡単であること
などの利点があり、極めて生産性の高い方法である。
加熱して装飾骨材を沈み込ませる方法は、一度に広い面
積のシートを処理できること、装飾骨材の大きさが多少
異なっていても適用できること、操作が簡単であること
などの利点があり、極めて生産性の高い方法である。
【0018】本発明の装飾骨材搭載シートは柔軟でかつ
装飾骨材を脱落しない程度に十分強く保持しているた
め、このシートは、コンクリート製品の成形にも、現場
打ちにも適用可能である。また、適用すべきコンクリー
トが、平面でなく曲面であっても、凹凸があっても、シ
ートが変形可能であり、また適宜切断して設置し得るた
め、仕上りの良い装飾表面を作り出すことができる。
装飾骨材を脱落しない程度に十分強く保持しているた
め、このシートは、コンクリート製品の成形にも、現場
打ちにも適用可能である。また、適用すべきコンクリー
トが、平面でなく曲面であっても、凹凸があっても、シ
ートが変形可能であり、また適宜切断して設置し得るた
め、仕上りの良い装飾表面を作り出すことができる。
【0019】また、本発明の装飾骨材搭載シートにおい
ては、バインダーとしてコンクリート硬化後骨材表面か
ら容易に剥離、除去できるバインダーを使用しているた
め、露出した装飾骨材表面にバインダーを残存させるこ
とがない。また、硬化遅延剤は、粘着性あるいは接着性
のバインダーに密着しているか、この中に練り込まれて
いるため、余分な硬化遅延剤や硬化遅延剤保持樹脂等は
シートと共に除去され、環境汚染を引き起こす恐れが小
さい。
ては、バインダーとしてコンクリート硬化後骨材表面か
ら容易に剥離、除去できるバインダーを使用しているた
め、露出した装飾骨材表面にバインダーを残存させるこ
とがない。また、硬化遅延剤は、粘着性あるいは接着性
のバインダーに密着しているか、この中に練り込まれて
いるため、余分な硬化遅延剤や硬化遅延剤保持樹脂等は
シートと共に除去され、環境汚染を引き起こす恐れが小
さい。
【0020】さらに、本発明においては、コンクリート
硬化後装飾骨材搭載用の支持シートを引き剥がした段階
で、装飾骨材の一部分がコンクリートから露出してお
り、硬化遅延剤によって半硬化状態に保たれたコンクリ
ート表面部分の除去は少量で済み、従って、露出表面の
仕上りは良好である。すなわち、本発明の装飾骨材搭載
シートを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造におい
ては、バインダー層中への骨材の埋込みによる装飾骨材
の露出と、硬化遅延剤を用いた物理的、機械的な後工程
による露出とが併用されているため、バインダー層の厚
さが薄くても、大きな装飾骨材の露出を十分満足できる
程度に行うことができる。
硬化後装飾骨材搭載用の支持シートを引き剥がした段階
で、装飾骨材の一部分がコンクリートから露出してお
り、硬化遅延剤によって半硬化状態に保たれたコンクリ
ート表面部分の除去は少量で済み、従って、露出表面の
仕上りは良好である。すなわち、本発明の装飾骨材搭載
シートを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造におい
ては、バインダー層中への骨材の埋込みによる装飾骨材
の露出と、硬化遅延剤を用いた物理的、機械的な後工程
による露出とが併用されているため、バインダー層の厚
さが薄くても、大きな装飾骨材の露出を十分満足できる
程度に行うことができる。
【0021】図2〜図4は、本発明による装飾骨材の露
出工法を、コンクリート平板の場合を例として、概念的
に示した図である。ここで、図2は、装飾骨材搭載シー
トを装飾骨材搭載面を内側にして型枠5に設置し、この
上にコンクリート6を打ち込んだ状態を示した図、図3
は、コンクリート養生後、脱型と支持シートの除去を行
い、装飾骨材の一部分を露出させた状態を示す図、図4
は、さらにコンクリート表面の半硬化層を除去して装飾
骨材を十分露出させた製品の状態を示す図である。
出工法を、コンクリート平板の場合を例として、概念的
に示した図である。ここで、図2は、装飾骨材搭載シー
トを装飾骨材搭載面を内側にして型枠5に設置し、この
上にコンクリート6を打ち込んだ状態を示した図、図3
は、コンクリート養生後、脱型と支持シートの除去を行
い、装飾骨材の一部分を露出させた状態を示す図、図4
は、さらにコンクリート表面の半硬化層を除去して装飾
骨材を十分露出させた製品の状態を示す図である。
【0022】
【実施例】本発明の装飾骨材搭載シートおよびこれを用
いた装飾骨材露出コンクリートの製造方法について、実
施例によって具体的に説明する。なお、ここに挙げる例
は、本発明の一部の例示であって、本発明はこれらの例
に限定されるものではない。
いた装飾骨材露出コンクリートの製造方法について、実
施例によって具体的に説明する。なお、ここに挙げる例
は、本発明の一部の例示であって、本発明はこれらの例
に限定されるものではない。
【0023】
【実施例1】まず、厚さ50μmのポリエステルフィルム
上に、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体
をベースとする粘着性ホットメルトバインダーを0.5mm
の厚さに塗工してなる600mm×600mmの粘着シートを作製
した。次に、このバインダー上に、アミノトリ(メチレ
ンホスホン酸)とクエン酸との1.5:1(重量比)混合物10
0重量部をスチレン・ブタジエンゴムラテックス150重量
部に溶解した遅延剤ペーストを乾燥膜厚が約30μmにな
るように塗工して、骨材支持シートを作製した。膜表面
がほぼ乾燥したところで、この表面に平均粒径約15mmの
天然産小石(装飾骨材)を振りかけ、次いで、この小石搭
載シートを電気炉に入れ、140℃で15分間加熱して、小
石の一部分がバインダー中に埋没した装飾小石搭載シー
トを作製した。
上に、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体
をベースとする粘着性ホットメルトバインダーを0.5mm
の厚さに塗工してなる600mm×600mmの粘着シートを作製
した。次に、このバインダー上に、アミノトリ(メチレ
ンホスホン酸)とクエン酸との1.5:1(重量比)混合物10
0重量部をスチレン・ブタジエンゴムラテックス150重量
部に溶解した遅延剤ペーストを乾燥膜厚が約30μmにな
るように塗工して、骨材支持シートを作製した。膜表面
がほぼ乾燥したところで、この表面に平均粒径約15mmの
天然産小石(装飾骨材)を振りかけ、次いで、この小石搭
載シートを電気炉に入れ、140℃で15分間加熱して、小
石の一部分がバインダー中に埋没した装飾小石搭載シー
トを作製した。
【0024】次に、このシートを小石搭載面が内側を向
くようにして型枠内に設置し、この上にコンクリートを
打ち込み、60℃で4時間養生してコンクリートを硬化さ
せてから型枠を外し、支持シートを小石表面から引き剥
がして、バインダーに埋没していた小石部分を露出させ
た。次いで、洗い出しによって表面の未硬化コンクリー
トを除去して、小石を粒径の約1/3程度露出させた装飾
コンクリートブロックを得た。
くようにして型枠内に設置し、この上にコンクリートを
打ち込み、60℃で4時間養生してコンクリートを硬化さ
せてから型枠を外し、支持シートを小石表面から引き剥
がして、バインダーに埋没していた小石部分を露出させ
た。次いで、洗い出しによって表面の未硬化コンクリー
トを除去して、小石を粒径の約1/3程度露出させた装飾
コンクリートブロックを得た。
【0025】
【実施例2】厚さ50μmのポリエステルフィルム上に、
スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体をベー
スとする粘着性ホットメルトバインダーを0.5mmの厚さ
に塗工し、この上に、スチレン・イソプレン・スチレンブ
ロック共重合体をベースとする低溶融粘度のホットメル
ト組成物100重量部にアミノトリ(メチレンホスホン酸)
とクエン酸の1.5:1(重量比)混合物を20重量部練り込
んだ組成物を50μmの厚さで積層して、装飾骨材支持シ
ートを作製した。このシートに、実施例1の場合と同様
にして、平均粒径約15mmの天然石を埋め込んで装飾骨材
搭載シートを作製し、次いで、コンクリートの打ち込
み、養生を行い、最後に支持シートの引き剥がしを行っ
て、バインダーに埋没していた小石部分を露出させた。
次いで、表面の半硬化コンクリートをサンドブラストに
よって除去して、小石を粒径の約1/3程度露出させ、表
面を天然石で装飾した装飾コンクリートブロックを得
た。
スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体をベー
スとする粘着性ホットメルトバインダーを0.5mmの厚さ
に塗工し、この上に、スチレン・イソプレン・スチレンブ
ロック共重合体をベースとする低溶融粘度のホットメル
ト組成物100重量部にアミノトリ(メチレンホスホン酸)
とクエン酸の1.5:1(重量比)混合物を20重量部練り込
んだ組成物を50μmの厚さで積層して、装飾骨材支持シ
ートを作製した。このシートに、実施例1の場合と同様
にして、平均粒径約15mmの天然石を埋め込んで装飾骨材
搭載シートを作製し、次いで、コンクリートの打ち込
み、養生を行い、最後に支持シートの引き剥がしを行っ
て、バインダーに埋没していた小石部分を露出させた。
次いで、表面の半硬化コンクリートをサンドブラストに
よって除去して、小石を粒径の約1/3程度露出させ、表
面を天然石で装飾した装飾コンクリートブロックを得
た。
【0026】
【実施例3】まず、スチレン・ブタジエン・スチレンブロ
ック共重合体をべースとする粘着性ホットメルトバイン
ダーを混練りして作製する際に、上記ホットメルトバイ
ンダー100重量部に対してアミノトリ(メチレンホスホン
酸)とクエン酸の1.5:1(重量比)混合物を20重量部混合
して、コンクリート硬化遅延剤入りホットメルトバイン
ダーを作製し、このバインダーを厚さ50μmのポリエス
テルフィルムに0.5mmの厚さに塗工した。得られたシー
トに、実施例1の場合と同様にして、平均粒径約15mmの
天然石を埋め込んで、装飾骨材搭載シートを作製した。
次いで、コンクリートの打ち込み、養生を行い、最後に
支持シートの引き剥がしを行って、バインダーに埋没し
ていた小石部分を露出させた。次いで、表面の半硬化コ
ンクリートをサンドブラストによって除去して、小石を
粒径の約1/3程度露出させ、表面を天然石で装飾した装
飾コンクリートブロックを得た。
ック共重合体をべースとする粘着性ホットメルトバイン
ダーを混練りして作製する際に、上記ホットメルトバイ
ンダー100重量部に対してアミノトリ(メチレンホスホン
酸)とクエン酸の1.5:1(重量比)混合物を20重量部混合
して、コンクリート硬化遅延剤入りホットメルトバイン
ダーを作製し、このバインダーを厚さ50μmのポリエス
テルフィルムに0.5mmの厚さに塗工した。得られたシー
トに、実施例1の場合と同様にして、平均粒径約15mmの
天然石を埋め込んで、装飾骨材搭載シートを作製した。
次いで、コンクリートの打ち込み、養生を行い、最後に
支持シートの引き剥がしを行って、バインダーに埋没し
ていた小石部分を露出させた。次いで、表面の半硬化コ
ンクリートをサンドブラストによって除去して、小石を
粒径の約1/3程度露出させ、表面を天然石で装飾した装
飾コンクリートブロックを得た。
【0027】
【発明の効果】以上述べてきたように、装飾骨材露出コ
ンクリートの製造において、本発明構成の装飾骨材搭載
シートおよびこれを用いた装飾骨材露出コンクリートの
製造方法とすることによって、従来技術の有していた課
題を解決して、作業が簡易で生産性が高く、小さな装飾
骨材の使用、複雑な模様の加工も可能にする装飾骨材搭
載シート及びこれを用いた装飾骨材露出コンクリートの
製造方法を提供することができた。
ンクリートの製造において、本発明構成の装飾骨材搭載
シートおよびこれを用いた装飾骨材露出コンクリートの
製造方法とすることによって、従来技術の有していた課
題を解決して、作業が簡易で生産性が高く、小さな装飾
骨材の使用、複雑な模様の加工も可能にする装飾骨材搭
載シート及びこれを用いた装飾骨材露出コンクリートの
製造方法を提供することができた。
【図1】装飾骨材搭載シートの作製方法を概念的に示す
断面図。
断面図。
【図2】コンクリートを打ち込んだ状態を概念的に示す
断面図。
断面図。
【図3】シート剥離時のコンクリートブロックを概念的
に示す断面図。
に示す断面図。
【図4】表面仕上げ後のコンクリートブロックを概念的
に示す断面図。
に示す断面図。
1…支持体、2…バインダー層、3…コンクリート硬化
遅延剤層、4…装飾骨材、5…型枠、6…コンクリー
ト。
遅延剤層、4…装飾骨材、5…型枠、6…コンクリー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/14 9349−4F 31/18 9349−4F (72)発明者 石垣 和久 東京都府中市寿町1−4−3 セルテック 株式会社内 (72)発明者 山田 哲也 東京都府中市寿町1−4−3 セルテック 株式会社内 (72)発明者 小林 映章 神奈川県川崎市多摩区登戸3819番地 株式 会社スリオンテック内 (72)発明者 榎本 弘之 神奈川県川崎市多摩区登戸3819番地 株式 会社スリオンテック内
Claims (6)
- 【請求項1】柔軟な支持体と、該支持体上に形成したホ
ットメルト組成物からなるバインダー層と、該バインダ
ー層上に形成したコンクリート硬化遅延剤を含む薄層と
からなる支持シート上に、天然石、セラミックス等の装
飾骨材を搭載、加熱して該装飾骨材の一部分を上記バイ
ンダー中に埋め込んだ構成からなることを特徴とする装
飾骨材搭載シート。 - 【請求項2】上記のコンクリート硬化遅延剤を含む薄層
が、該硬化遅延剤を溶解、分散させたポリマー溶液を塗
工、乾燥させて得られる薄層であることを特徴とする請
求項1記載の装飾骨材搭載シート。 - 【請求項3】上記のコンクリート硬化遅延剤を含む薄層
が、該硬化遅延剤を練り込んだポリマー組成物を用いて
形成した薄層であることを特徴とする請求項1記載の装
飾骨材搭載シート。 - 【請求項4】柔軟な支持体と、該支持体上に形成した、
コンクリート硬化遅延剤を練り込んだホットメルト組成
物からなるバインダー層とによって構成された支持シー
ト上に、天然石、セラミックス等の装飾骨材を搭載、加
熱して該装飾骨材の一部分を上記バインダー層中に埋め
込んだ構成からなることを特徴とする装飾骨材搭載シー
ト。 - 【請求項5】上記ホットメルト組成物がホットメルト粘
着剤組成物またはホットメルト接着剤組成物であること
を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の装飾骨材搭
載シート。 - 【請求項6】請求項1〜4の何れかに記載の装飾骨材搭
載シートを、装飾骨材搭載面を内側にして型枠に取り付
けてコンクリートを打ち込むか、または、未硬化のコン
クリート表面に装飾骨材搭載面が接するようにして圧着
した後、養生、脱型、支持シートの剥離を行って装飾骨
材を露出させ、次いで、装飾骨材露出面の半硬化コンク
リートを洗い流すか、または機械的に除去して所定の深
さに装飾骨材を露出させることを特徴とする、装飾骨材
露出コンクリートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201656A JP2599251B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 装飾骨材搭載シート及び該シートを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201656A JP2599251B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 装飾骨材搭載シート及び該シートを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0857997A true JPH0857997A (ja) | 1996-03-05 |
JP2599251B2 JP2599251B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16444717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6201656A Expired - Lifetime JP2599251B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 装飾骨材搭載シート及び該シートを用いた装飾骨材露出コンクリートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599251B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024500A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Toyota Central R&D Labs Inc | 発酵能力が向上された酵母及びその利用 |
WO2011065539A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 国立大学法人神戸大学 | バイオマスからのエタノールの生産方法 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6201656A patent/JP2599251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024500A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Toyota Central R&D Labs Inc | 発酵能力が向上された酵母及びその利用 |
WO2011065539A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 国立大学法人神戸大学 | バイオマスからのエタノールの生産方法 |
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
JPN6015009228; FAN C. et al.: 'Efficient ethanol production from corncob residues by repeated fermentation of an adapted yeast' Bioresource Technology Vol.136, 2013, pp.309-315 * |
JPN6016046889; GRANSTROM, T., OJAMO, H., LEISOLA, M.: 'Chemostat study of xylitol production by Candida guilliermondii' Appl. Microbiol. Biotechnol. Vol.55, 2001, p.36-42 * |
JPN6016046891; FONSECA, Cesar, SPENCER-MARTINS, Isabel, HAHN-HAGERDAL, Barbel: 'L-Arabinose metabolism in Candida arabinofermentans PYCC 5603T and Pichia guilliermondii PYCC 3012:' Appl. Microbiol. Biotechnol. Vol.75, 2007, p.303-310 * |
JPN6016046892; HAN Li-Li, et al.: 'Breeding of Higher Ethanol Fermentation of Xylose Strain with Protoplast Fusion and Mutagenesis' LIQUOR MAKING Vol.35, No.2, 2008, p.38-41 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2599251B2 (ja) | 1997-04-09 |
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