JP3814399B2 - 骨材固定用シート及びコンクリート表面装飾法 - Google Patents

骨材固定用シート及びコンクリート表面装飾法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、骨材固定用シートに関し、更に詳細には、装飾壁材又は景観装飾用コンクリートの装飾骨材露出仕上げの際に、骨材の使用量が少なく、手間を節約することのできる骨材固定用シートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、装飾骨材を露出させたコンクリート壁面を形成する方法としては、コンクリートに岩石等を1個ずつ埋め込んだり貼り付けたりする方法やコンクリート内に装飾骨材を混ぜて打設し、コンクリートが硬化もしくは半硬化した後に、骨材が埋め込まれたコンクリートの表面を洗い流す、いわゆる洗い流し法が知られている。
また、道具を用いて装飾骨材を露出させたコンクリート壁面を形成する方法としては、コンクリートに装飾骨材を埋め込んだ後、該骨材が埋め込まれたコンクリートの表面のコンクリートをハツリ工具でハツリ取る方法、ハンマーで叩いて取る方法、グラインダーや砥石で磨き取る方法、鉄粒又は硬質砂を吹き付けて取るブラスト仕上げ法等が知られている。
また、特開平3−49904号公報には、着色セラミックスを、接着剤層が設けられたシート表面に部分埋設した後、該シート表面にセメントもしくはその混合物を打設し、養生後にシート除去して着色セラミックス粒子を反転埋設する加飾施工法が開示されている。
更に、特開平7−224253号公報には、柔軟性を有する支持体上にホットメルト接着剤組成物層を設け、該支持体上に骨材の一部を埋没させ固定したシートにコンクリートを打ち込んで硬化させた後、シート支持体を剥離する方法が開示されている。
【0003】
しかしながら、上記の洗い流し法においては、多量のコンクリートを洗い流すため、重金属等を含む多量の排水を処理しなければならず、また、高価な骨材を一部洗い流してしまうという問題がある。また、コンクリートに硬化遅延剤を混合させる方法もあるが、この方法ではコンクリートを洗い流す時期の設定が困難であるばかりでなく、洗い出し深さが浅いため、硬化遅延剤の塗布にムラが生じやすく、その結果、コンクリート壁面にムラが生じやすくなる。
また、ハツリ取る方法では、角欠け等の破損が多く、骨材のゆるみが起こりやすい上に、仕上げ深さが浅く手間がかかり、グラインダーや砥石で磨き取る方法では、コンクリートの表面は平滑な表面となるが、突出した骨材の風合いを得ることはできない。また、ブラスト仕上げ法では、仕上げ深さが浅くなるため、大きな骨材を露出させた装飾に用いることはできない。
【0004】
また、上記特開平3−49904号公報に記載された方法では、接着剤を用いているため、セラミックス粒子が部分埋設されず、シート表面から脱落したり、コンクリート中に完全に埋設しまう場合がある。
更に、特開平7−224253号公報に記載されたシートを用いる場合、シートに骨材を搭載する際に、ホットメルト接着剤層を加熱するか、骨材を加熱した状態で実施しなければならないため、手間と費用がかかってしまう。
従って、本発明の目的は、装飾壁材又は景観装飾用コンクリートの装飾骨材露出仕上げの際に、骨材の使用量を少なくすることができ、且つ手間を節約することのできる骨材固定用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、骨材の使用量を少なくすることができ、且つ手間を節約することのできるコンクリート表面装飾法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討した結果、未硬化の硬化性樹脂を特定の基材シートと貼り合わせて骨材固定用シートとし、上記シート上に骨材を部分埋設した後、上記硬化性樹脂を硬化させ、該硬化した硬化性樹脂シート上にコンクリートを打設し、コンクリートを養生させた後に上記基材シートを除去することにより、上記目的を達成し得ることを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して作製された硬化性樹脂シートと、柔軟性を有する基材シートとを貼り合わせた骨材固定用シートであって、上記硬化製樹脂シートのウィリアム可塑度が100mm以上であることを特徴とする、骨材固定用シートを提供するものである。
また、本発明は、硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して硬化性樹脂シートを作成し、該硬化性樹脂シートと柔軟性を有する基材シートとを貼り合わせた骨材固定用シートの樹脂シート上に骨材を部分埋設した後、上記硬化性樹脂を硬化させ、該硬化した硬化性樹脂シート上にコンクリートを打設し、コンクリートを養生させた後に基材シートを除去して、コンクリート内に上記骨材を部分埋設することを特徴とするコンクリート表面装飾法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の骨材固定用シートについて説明する。本発明の骨材固定用シートは、硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して作製された硬化性樹脂シートと、柔軟性を有する基材シートとを貼り合わせたものであり、上記硬化性樹脂シートのウィリアム可塑度が100mm以上である。
上記硬化性樹脂シートは、硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して作製される。
上記硬化触媒としては、従来公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば、過酸化物、ジブチル錫アセテート、白金、スルホン酸、シリコーンオイル及びアミン等が挙げられる。また、上記架橋剤としては、従来公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば、イソシアネート、ポリオール、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂及び過酸化物等を用いることができる。また、上記架橋剤としては、市販品として、例えば、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 シリコーンゴム用架硫剤RC−14等を用いてもよい。
【0007】
上記硬化性樹脂としては、例えば、熱硬化性樹脂等が挙げられる。上記熱硬化性樹脂としては、従来公知の熱硬化性樹脂を特に制限なく用いることができ、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、アリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂及びシリコーン樹脂等が挙げられる。本発明においては、上記熱硬化性樹脂を単独で用いてもよく、又は2種以上を混合して用いてもよい。
【0008】
また、上記硬化触媒の使用量は、上記硬化性樹脂100重量部に対して好ましくは0.2〜10.0重量部であり、更に好ましくは1.0〜5.0重量部である。また、上記架橋剤の使用量は、上記硬化性樹脂100重量部に対して好ましくは0.6〜2.0量部であり、更に好ましくは1.2〜1.6重量部である。また、上記硬化性樹脂シート2の厚みは、好ましくは後述する骨材の粒径の10〜90%程度の厚みであり、更に好ましくは骨材の粒径の25〜75%程度の厚みである。
上記硬化性樹脂には、必要に応じて、乾式シリカ及び湿式シリカ、増量用として珪藻土及び石英粉末等の充填材を含有させることができる。その場合の充填剤の含有量は、硬化性樹脂100重量部に対して好ましくは0〜65重量部であり、更に好ましくは0〜15重量部である。
また、上記硬化性樹脂を圧延して硬化性樹脂シート2を作成する方法としては、特に制限はなく、例えば、ミキシングロールを用いる方法、プレス機による方法、カレンダーロールを用いる方法及び押し出し成形による方法等が挙げられる。
また、本発明においては、シリコーンゴムに硬化触媒を添加して熱硬化性を持たせたものを用いることもできる。
上記硬化性樹脂シートの硬度は、ウィリアム可塑度が100mm以上であり、好ましくは150〜400mmである。
なお、本明細書において、ウィリアム可塑度とは、二枚の平行板の間に上記硬化性樹脂を挟み、100℃の温度で荷重をかけ、10分後の変位量をダイヤルゲージで読むことにより測定した値をいう。
【0009】
上記基材シートとしては、特に制限はなく、例えば、プラスチックフィルム、布、紙及び不織布等が挙げられる。上記基材シートの中でも、物理的強度及び取り扱い易さの点でプラスチックフィルムを用いるのが好ましい。上記プラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアクリルポリイミド、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレンナフタレート及びポリフェニレンスルフィド等のフィルムが挙げられる。また、上記柔軟性を有する基材シートの厚みには、特に制限はないが、一般に10〜500μmの厚みのものが用いられる。また、上記硬化性樹脂シートと柔軟性を有する基材シートとを貼り合わせる方法としては、特に制限はないが、例えば、ミキシングロール、カレンダーロール成形と同時に貼り合わせるか、又は通常のラミネート法により実施することができる。この時、硬化性樹脂シートと柔軟性を有する基材シートとの密着性を向上させる目的で、基材シートにプライマーを塗布することができる。上記骨材固定用シートは硬化性樹脂を硬化するのに必要な温度をかけない限り、常温で長期間にわたる保存も可能である。
本発明の骨材固定用シートは、後述するコンクリート表面装飾に用いることができる。
【0010】
次に、本発明のコンクリート表面装飾法について図面を参照して説明する。本発明のコンクリート表面装飾法は、硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して硬化性樹脂シート2を作成し、該硬化性樹脂シート2と柔軟性を有する基材シート1とを貼り合わせて骨材固定用シートとし、次いで、上記硬化性樹脂シート2上に骨材3を部分埋設した後、上記硬化性樹脂を硬化させ、該硬化した硬化性樹脂シート2上にコンクリート5を打設し、該コンクリート5を養生させた後に基材シート1を除去して、コンクリート5内に上記骨材3を部分埋設することからなる。
【0011】
本発明のコンクリート表面装飾法は、図1に示すように、先ず硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して硬化性樹脂シート2を作成する。上記硬化性樹脂としては、例えば、熱硬化性樹脂等が挙げられる。上記熱硬化性樹脂としては、上述した本発明の骨材固定用シートにおいて用いられるものを用いることができる。また、上記硬化触媒及び上記架橋剤についても、上述した本発明の骨材固定用シートにおいて用いられるものを用いることができる。
また、上記硬化性樹脂、上記硬化触媒及び上記架橋剤の使用量についても、上述した通りである。
上記硬化性樹脂には、必要に応じて、乾式シリカ及び湿式シリカ、増量用として珪藻土及び石英粉末等の充填材を含有させることができる。その場合の充填剤の含有量は、硬化性樹脂100重量部に対して好ましくは0〜65重量部であり、更に好ましくは0〜15重量部である。
また、上記硬化性樹脂を圧延して硬化性樹脂シート2を作成する方法としては、特に制限はなく、例えば、ミキシングロールを用いる方法、プレス機による方法、カレンダーロールを用いる方法及び押し出し成形による方法等が挙げられる。
また、本発明においては、シリコーンゴムに硬化触媒を添加して熱硬化性を持たせたものを用いることもできる。また、上記硬化性樹脂シート2の硬度の目安としては、ウィリアム可塑度が100mm以上であるものが好ましく、150〜450mmであるものが更に好ましい。
【0012】
次いで、上記硬化性樹脂シート2と柔軟性を有する基材シート1とを貼り合わせて骨材固定用シートとする。上記基材シートとしては、特に制限はなく、例えば、プラスチックフィルム、布、紙及び不織布等が挙げられる。上記基材シートの中でも、物理的強度及び取り扱い易さの点でプラスチックフィルムを用いるのが好ましい。上記プラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアクリルポリイミド、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレンナフタレート及びポリフェニレンスルフィド等のフィルムが挙げられる。また、上記柔軟性を有する基材シートの厚みには、特に制限はないが、一般に10〜500μmの厚みのものが用いられる。また、上記硬化性樹脂シート2と柔軟性を有する基材シート1とを貼り合わせる方法としては、特に制限はないが、例えば、ミキシングロール、カレンダーロール成形と同時に貼り合わせるか、又は通常のラミネート法により実施することができる。この時、硬化性樹脂シート2と柔軟性を有する基材シートとの密着性を向上させる目的で、基材シートにプライマーを塗布することができる。上記骨材固定用シートは硬化性樹脂を硬化するのに必要な温度をかけない限り、常温で長期間にわたる保存も可能である。
【0013】
次いで、上記硬化性樹脂シート2上に骨材3を重ならないように散撤し、部分埋設する。該骨材3としては、コンクリート表面を装飾するために用いられるものを特に制限なく用いることができ、例えば、天然石、着色石、セラミック、ガラス、タイル、金属のビーズ及びプラスチック等を用いることができる。上記骨材3の大きさは、1〜50mmの大きさであることが好ましく、3〜20mmの大きさであることが更に好ましい。また、上記骨材3は、その粒径の10〜90%程度が埋設されることが好ましく、25〜75%程度が埋設されることが更に好ましい。上記骨材3を上記硬化性樹脂シート2上に埋設させるには、例えば、ロール又はプレス機等で常温で圧力をかけることにより実施することができる。この場合の圧力は好ましくは0.3〜2.0kg/cm2 であり、更に好ましくは0.5〜1.5kg/cm2 である。
次いで、上記硬化性樹脂を加熱硬化させる。上記硬化性樹脂を硬化させる方法に特に制限はなく、従来公知の方法により実施することができる。上記硬化性樹脂の硬化に際し硬化触媒を加える場合、その使用量は、好ましくは0.5〜5重量部である。
次いで、上述のようにして骨材3が固定された骨材固定用シートを、型枠4に密着、固定させる。骨材固定用シートを型枠に密着、固定する方法に特に制限はないが、例えば、接着剤を用いる方法や両面粘着テープを用いる方法により実施することができる。
次いで、型枠4にコンクリート5を打設し、該コンクリート5を養生させ、骨材3が部分的にコンクリート5に埋設される。上記コンクリートとしては、通常に用いられるものを特に制限なく用いることができ、例えば、普通コンクリート、AEコンクリート、砕石コンクリート、軽量コンクリート及びモルタル等を用いることができ、また、石膏及び粘土等を用いることができる。
コンクリート5が養生した後、型枠4を脱型し、コンクリート5の表面の基材シート1を除去することにより、コンクリート5内に上記骨材3が部分埋設され、表面が装飾されたコンクリートが得られる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。なお、本発明の範囲は、かかる実施例に限定されないことはいうまでもない。
実施例1
シリコーンゴム用架硫剤(RC−14、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)600gのコンパウンドタイプのシリコーンゴム(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 SE1644)5kgをミキシングロールにて厚み1.5mmに圧延して硬化性樹脂シートを作成した。この硬化性樹脂シートのウィリアム可塑度は210mmであった。次いで、該硬化性樹脂シートを50μmの厚みのポリエステルフィルムと貼り合わせ骨材固定用シートとした。次いで、該骨材固定用シートの樹脂層上に平均粒径が7mmの装飾用骨材を敷き詰め、その粒径の約20%が埋設するようにプレス機を用いて1.0kg/cm2 の圧力で軽く押し込んだ。次いで、上記装飾用骨材を埋設した骨材固定用シートを150℃の温度で20分間加熱し、硬化性樹脂を硬化させた。
次いで、硬化性樹脂が硬化した骨材固定用シートを型枠の内側に骨材が上になるように両面粘着テープで密着、固定させ、該型枠内にコンクリートを流し込み室温で7日間放置し、コンクリートを養生して固化させた。コンクリートが固化した後、型枠をはずし、骨材固定用シートを除去すると、骨材が部分埋設した骨材露出コンクリート板が得られた。
【0015】
【発明の効果】
本発明の骨材固定用シートは、装飾壁材又は景観装飾用コンクリートの装飾骨材露仕上げの際に、骨材の使用量を少なくすることができ、且つ手間を節約することのできるものである。
また、本発明のコンクリート表面装飾法によれば、装飾壁材又は景観装飾用コンクリートの装飾骨材露仕上げの際に、骨材の使用量を少なくすることができ、且つ手間を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート表面装飾法を示した工程図である。
【符号の説明】
1 基材シート
2 硬化性樹脂シート
3 骨材
4 型枠
5 コンクリート

Claims (3)

  1. 硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して作製された硬化性樹脂シートと、柔軟性を有する基材シートとを貼り合わせた骨材固定用シートであって、上記硬化製樹脂シートのウィリアム可塑度が100mm以上であることを特徴とする、骨材固定用シート。
  2. 硬化触媒及び/又は架橋剤を含有する硬化性樹脂を圧延して硬化性樹脂シートを作成し、該硬化性樹脂シートと柔軟性を有する基材シートとを貼り合わせた骨材固定用シートの樹脂シート上に骨材を部分埋設した後、上記硬化性樹脂を硬化させ、該硬化した硬化性樹脂シート上にコンクリートを打設し、コンクリートを養生させた後に基材シートを除去して、コンクリート内に上記骨材を部分埋設することを特徴とするコンクリート表面装飾法。
  3. 上記硬化性樹脂が熱硬化性樹脂である、請求項2記載のコンクリート表面装飾法。
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