JPH0854099A - タンク用内部点検足場 - Google Patents

タンク用内部点検足場

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JPH0854099A
JPH0854099A JP6209154A JP20915494A JPH0854099A JP H0854099 A JPH0854099 A JP H0854099A JP 6209154 A JP6209154 A JP 6209154A JP 20915494 A JP20915494 A JP 20915494A JP H0854099 A JPH0854099 A JP H0854099A
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JP
Japan
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tank
telescopic arms
arms
internal inspection
scaffolding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6209154A
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English (en)
Inventor
Hidenori Watari
秀則 渡
Hiroaki Kuwabara
弘明 桑原
Yasufumi Igarashi
康文 五十嵐
Tatsuya Yamamoto
達也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH0854099A publication Critical patent/JPH0854099A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備が比較的簡略で、作業者が自分で上下方
向に移動する必要がなく、更に複数のタンクに対しても
使用可能なタンク用内部点検足場を提供する。 【構成】 少なくとも3本以上の伸縮アーム12〜14
を放射状に対称配置して中央で分解可能に固定され、し
かも前記伸縮アーム12〜14は回転可能に配置された
昇降架台15と、前記伸縮アーム12〜14の先部に搭
載された足場ステージ17〜19と、前記昇降架台15
を昇降可能に上下から引っ張る少なくとも3対の昇降吊
り下げ手段16と、前記伸縮アーム12〜14の先部に
設けられたガイド車輪20〜22と、少なくとも前記放
射状に配置された伸縮アーム12〜14の旋回駆動手段
23とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ガス、LPG等を
貯蔵するタンクの内部点検用足場に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ガス、LPG等を貯蔵するタンク
は、内部を定期的に点検する必要があり、内部に点検用
の仮足場を組む必要がある。従来の点検足場としては、
図5に示すような実公昭43−7463号公報記載のタ
ンク用内部旋回式梯子装置が提案されているが、図に示
すように、球形タンク50の内側赤道部分にレール51
を設け、球形タンク50の頂部に軸芯を有する略半円弧
状の梯子本体52を前記レール51に搭載し、駆動装置
によって球形タンク50内を旋回可能に配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載のタンク用内部旋回式梯子装置は、トラス構造と
なって構造が大掛かりであるという問題点がある。ま
た、点検作業床53は梯子本体52に一定の高さを有す
る階段状に設けられているので、タンク内部の点検は各
作業床から行わねばならず、作業床のレベルから離れて
いる場所の点検には手間がかかるという問題点があっ
た。そして、タンク各部の点検作業毎に作業者が上下方
向に移動する必要があり、移動に時間がかかるという問
題点があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたも
ので、設備が比較的簡略で、作業者が自分で上下方向に
移動する必要がなく、更に複数のタンクに対しても使用
可能なタンク用内部点検足場を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のタンク用内部点検足場は、少なくとも3本以上の
伸縮アームを放射状に対称配置して中央で分解可能に固
定され、しかも前記伸縮アームは回転可能に配置された
昇降架台と、前記伸縮アームの先部に搭載された足場ス
テージと、前記昇降架台を昇降可能に上下から引っ張る
少なくとも3対の昇降吊り下げ手段と、前記伸縮アーム
の先部に設けられたガイド車輪と、少なくとも前記放射
状に配置された伸縮アームの旋回駆動手段とを有してな
る。また、前記旋回駆動手段には、昇降架台の中央に取
付けられて、伸縮アームに回転トルクを与える構造のも
の、あるいは伸縮アームの先部に取付けられているガイ
ド車輪を駆動して昇降架台を旋回させるものを含む。請
求項2記載のタンク用内部点検足場は、請求項1記載の
タンク用内部点検足場において、前記ガイド車輪はスプ
リングによって常時半径方向外側に付勢されている。そ
して、請求項3記載のタンク用内部点検足場は、請求項
1又は2記載のタンク用内部点検足場において、前記ガ
イド車輪には、該ガイド車輪を水平及び垂直方向に向け
る回動手段が設けられている。
【0005】
【作用】請求項1〜3記載のタンク用内部点検足場は、
対称配置された少なくとも3本の伸縮アームを中央で分
解可能に固定した昇降架台の先端にガイド車輪を取付
け、少なくとも3対の昇降吊り下げ手段で昇降させてい
るので、タンクが球形タンクの場合には、赤道部分より
上部であっても、伸縮アームを該球形タンクの内面に沿
って縮めながら上昇させることができ、これによって伸
縮アームの先部に取付けられた足場ステージを任意の高
さに保つことができる。なお、赤道部分より下部の場合
には、伸縮アームの長さを決定すれば、伸縮アームの先
部のガイド車輪が球形タンクの内側に当接するのでその
位置が決定されるが、更に3対の昇降吊り下げ手段によ
って吊り下げて昇降架台の傾き等を防止している。そし
て、旋回駆動手段を作動させて伸縮アームの回転を行わ
せ昇降架台の旋回を行うことができ、これによってタン
ク内の任意の位置に足場ステージを配置することができ
る。特に、請求項2記載のタンク用内部点検足場におい
ては、ガイド車輪はスプリングによって常時半径方向に
付勢されているので、昇降架台を昇降させた場合に多少
の範囲で異なる伸縮アームの伸縮長に直ちに対応し、前
記昇降架台の傾きを防止できる。請求項3記載のタンク
用内部点検足場においては、ガイド車輪を水平及び垂直
に向ける回動手段が設けられているので、一つの車輪を
昇降移動及び旋回移動する場合にガイドとすることがで
きる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るタンク用内
部点検足場の側面図、図2は同平面図、図3は図2にお
ける矢視A−A断面図、図4は他の実施例に係るタンク
用内部点検足場の部分拡大図である。
【0007】図1、図2に示すように、本発明の一実施
例に係るタンク用内部点検足場10は、球形タンク11
の内部に配置された3本の伸縮アーム12〜14を備え
る昇降架台15と、該昇降架台15の昇降吊り下げ手段
16と、前記伸縮アーム12〜14の先部に設けられた
足場ステージ(ゴンドラをいう)17〜19と、前記伸
縮アーム12〜14の先部に取付けられたガイド車輪2
0〜22と、前記昇降架台15の中央に配置された旋回
駆動手段23とを有している。以下、これらについて詳
しく説明する。
【0008】前記伸縮アーム12〜14は、図3に示す
ように中央に多段式の油圧シリンダーAを備え、その周
囲に竹の子状に装着された断面四角形のガイドロッド2
4〜26を有し、前記油圧シリンダーAを伸縮すること
によって全体が伸縮するようになっている。前記伸縮ア
ーム12〜14の先部には人が載って作業できる広さを
有する足場ステージ17〜19がそれぞれ搭載されてい
る。ここで、前記ガイドロッド24〜26が断面四角形
となっているので、先部に搭載された足場ステージ17
〜19は水平状態を保って伸縮アーム12〜14の先部
に固定される構造となっている。
【0009】前記3本の伸縮アーム12〜14は、中央
の旋回台27に分解可能に120度分割で放射状に取付
けられている。そして、旋回台27の上下部には固定台
15aが設けられ、該固定台15aに旋回台27は回転
可能に取付けられ、固定台15aの上部に設けられた減
速モータ15b、又は、伸縮アーム12〜14先端のガ
イド車輪20〜22を駆動することによって、伸縮アー
ム12〜14がゆっくりと回転するようになっている。
【0010】前記伸縮アーム12〜14の先部にはガイ
ド車輪20〜22がそれぞれ取付けられているが、該ガ
イド車輪20〜22は垂直車輪20a〜22aと水平車
輪20b〜22b(22bは図示せず)とによって構成
され、前記水平車輪20b〜22bにはそれぞれ進退機
構が設けられ、前記昇降架台15が水平旋回をする場合
以外は、後退位置にあって球形タンク11の内側に当接
しないようになっている。前記進退機構は油圧シリンダ
ーによるものであってもよいし、リンク機構あるいはカ
ム機構等を使用して、ハンドルあるいは駆動源操作によ
って水平車輪20b〜22bが所定距離前後動するもの
であればよい。
【0011】また、前記ガイド車輪として、図4に示す
ように、車輪28を回転自由に支持し、後部にロータリ
アクチュエータ29を取付け、油圧又は電動によって9
0度旋回し、目的に応じて水平車輪又は垂直車輪として
機能するようにすることも可能であり、これによって装
置のコンパクト化を図ることができる。そして、前記ガ
イド車輪20〜22はスプリング等を介して弾性的に取
付けておくのが好ましく、これによって前記昇降架台1
5の昇降に伴って伸縮アーム12〜14の伸縮を緩和す
ることが可能となる。
【0012】前記昇降吊り下げ手段16は、6台のウイ
ンチ35からなって、球形タンク11の天井部及び下部
に取付けられ、巻回されたワイヤロープ36の先端が前
記固定台15aに対称に取付けられ、前記6台のウイン
チ35を同期回転させることによって、昇降架台15を
昇降するようになっている。なお、前記6台のウインチ
35の同期回転は機械的に行っても電気的に行ってもよ
い。
【0013】従って、このタンク用内部点検足場10を
使用する場合には、球形タンク11内に、ウインチ35
の取付金具を取付けておき、他の機材については分解し
て保管し、必要な場合に球形タンク11に設けられてい
るマンホール37から球形タンク11内に搬入し組み立
てる。そして、このタンク用内部点検足場10を上下方
向に移動させる場合には、垂直車輪20a〜22aが球
形タンク11の内側に当接するようにして、伸縮アーム
12〜14を徐々に伸縮させ、かつ、6台のウインチ3
5を操作しワイヤロープ36をぴんと張るようにしなが
ら行う。
【0014】次に、足場ステージ17〜19を旋回させ
るためには、水平車輪20b〜22bのみを球形タンク
11の内側に当接あるいは近接させるようにして、前記
減速モータ15b、又は伸縮アーム12〜14の先端の
水平車輪20b〜22bを駆動することによって、伸縮
アーム12〜14が旋回し、これによって足場ステージ
17〜19を所定の位置に配置することができる。
【0015】また、前記実施例においては伸縮アームは
3本であったが、4本以上とすることも可能である。
【0016】
【発明の効果】請求項1〜3記載のタンク用内部点検足
場は以上の説明からも明らかなように、上下方向の足場
ステージの位置を自由な位置に設定することが可能とな
り、作業者が足場ステージの上に乗った状態でも移動が
可能であるので、作業性が一段と向上した。設備全体が
従来の設備に比較して簡略されているので、設備を分解
できるように構成しておくことによって、簡単に複数の
タンクに対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタンク用内部点検足場
の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2における矢視A−A断面図である。
【図4】他の実施例に係るタンク用内部点検足場の部分
拡大図である。
【図5】従来例に係るタンク用内部点検足場の概略図で
ある。
【符号の説明】
10 タンク用内部点検足場 11 球形タンク 12 伸縮アーム 13 伸縮アーム 14 伸縮アーム 15 昇降架台 15a 固定台 15b 減速モータ 16 昇降吊り下げ手段 17 足場ステージ 18 足場ステージ 19 足場ステージ 20 ガイド車輪 20a 垂直車輪 20b 水平車輪 21 ガイド車輪 21a 垂直車輪 21b 水平車輪 22 ガイド車輪 22a 垂直車輪 22b 水平車輪 23 旋回駆動手段 24 ガイドロッド 25 ガイドロッド 26 ガイドロッド 27 旋回台 28 車輪 29 ロータリアクチュエータ 35 ウインチ 36 ワイヤロープ 37 マンホール A 油圧シリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 達也 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社機械・プラント事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3本以上の伸縮アームを放射
    状に対称配置して中央で分解可能に固定され、しかも前
    記伸縮アームは回転可能に配置された昇降架台と、前記
    伸縮アームの先部に搭載された足場ステージと、前記昇
    降架台を昇降可能に上下から引っ張る少なくとも3対の
    昇降吊り下げ手段と、前記伸縮アームの先部に設けられ
    たガイド車輪と、少なくとも前記放射状に配置された伸
    縮アームの旋回駆動手段とを有することを特徴とするタ
    ンク用内部点検足場。
  2. 【請求項2】 前記ガイド車輪はスプリングによって常
    時半径方向外側に付勢されている請求項1記載のタンク
    用内部点検足場。
  3. 【請求項3】 前記ガイド車輪には、該ガイド車輪を水
    平及び垂直方向に向ける回動手段が設けられている請求
    項1又は2記載のタンク用内部点検足場。
JP6209154A 1994-08-09 1994-08-09 タンク用内部点検足場 Withdrawn JPH0854099A (ja)

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JP6209154A JPH0854099A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 タンク用内部点検足場

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JPH0854099A true JPH0854099A (ja) 1996-02-27

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411611B1 (ko) * 2001-02-26 2003-12-18 이문구 회전비계
JP2010151266A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Nippon Steel Corp 乾式ガスホルダの昇降装置
CN113686875A (zh) * 2021-08-19 2021-11-23 杨龙 一种桥墩内壁缺陷检测设备及方法

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Effective date: 20011106