JPH0853964A - 車両用電波錠装置 - Google Patents
車両用電波錠装置Info
- Publication number
- JPH0853964A JPH0853964A JP18854294A JP18854294A JPH0853964A JP H0853964 A JPH0853964 A JP H0853964A JP 18854294 A JP18854294 A JP 18854294A JP 18854294 A JP18854294 A JP 18854294A JP H0853964 A JPH0853964 A JP H0853964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- door handle
- door
- signal
- lock device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアハンドルスイッチを無接点電子部品で構
成することによりコスト低減を図り、信頼性を向上させ
る。 【構成】 車両のドアハンドルが引かれることにより制
御部が作動される一方、車両側の送受信器からの送受信
コードを受信することにより携帯送受信器が送信状態と
なり、上記携帯送受信器からの固有コードに基づいて上
記制御部が解錠処理を行う車両用電波錠装置において、
上記ドアハンドルが引かれるときに発生する振動を検出
する振動検出手段を設けて、該振動検出手段からの検出
信号に基づいて車両側の送受信器から送受信コードを発
信するようにした。
成することによりコスト低減を図り、信頼性を向上させ
る。 【構成】 車両のドアハンドルが引かれることにより制
御部が作動される一方、車両側の送受信器からの送受信
コードを受信することにより携帯送受信器が送信状態と
なり、上記携帯送受信器からの固有コードに基づいて上
記制御部が解錠処理を行う車両用電波錠装置において、
上記ドアハンドルが引かれるときに発生する振動を検出
する振動検出手段を設けて、該振動検出手段からの検出
信号に基づいて車両側の送受信器から送受信コードを発
信するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のドア等の施解
錠を遠隔操作で行うための車両用電波錠装置に関する。
錠を遠隔操作で行うための車両用電波錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電波錠装置の構成を図3、
図4に基づいて説明する。同図において、車両用電波錠
装置1は、車両2のドアハンドル4を引くことにより、
ドアハンドル4と連動してドアハンドルスイッチ4aが
オンし、バッテリBから制御部6へ電力が供給され、同
制御部6が立ち上がると共に、平行して、送受信器5が
駆動される。
図4に基づいて説明する。同図において、車両用電波錠
装置1は、車両2のドアハンドル4を引くことにより、
ドアハンドル4と連動してドアハンドルスイッチ4aが
オンし、バッテリBから制御部6へ電力が供給され、同
制御部6が立ち上がると共に、平行して、送受信器5が
駆動される。
【0003】駆動された送受信器5は、アンテナ8を介
して携帯送受信器3と交信を行い、適正な交信が成立し
たことを条件に、制御部6は、ドアロックソレノイド7
を介して、車両2のドアを解錠する。
して携帯送受信器3と交信を行い、適正な交信が成立し
たことを条件に、制御部6は、ドアロックソレノイド7
を介して、車両2のドアを解錠する。
【0004】次に図5及び図6を参照して車両用電波錠
装置1の解錠処理について述べる。ドアハンドル4が引
かれると、ドアハンドルスイッチ4aがオンする(ステ
ップP1)。ドアハンドルスイッチ4aを介してバッテ
リBの電力が供給され、送受信器5が立ち上がり、携帯
送受信器3へ送信要求コードを送信する(ステップP
2)。これと、平行して、ドアハンドルスイッチ4aを
介してバッテリBの電力が、制御部6へ供給され(ステ
ップP2a)、制御部6は立ち上がって待機状態となる
(スッテプP2b)。
装置1の解錠処理について述べる。ドアハンドル4が引
かれると、ドアハンドルスイッチ4aがオンする(ステ
ップP1)。ドアハンドルスイッチ4aを介してバッテ
リBの電力が供給され、送受信器5が立ち上がり、携帯
送受信器3へ送信要求コードを送信する(ステップP
2)。これと、平行して、ドアハンドルスイッチ4aを
介してバッテリBの電力が、制御部6へ供給され(ステ
ップP2a)、制御部6は立ち上がって待機状態となる
(スッテプP2b)。
【0005】携帯送受信器3は、ステップP2で送信さ
れた送信要求コードを受信したかどうかを送受信器5の
出力信号により判断し(ステップP5)、受信したと判
断すれば、ドアロックソレノイド7をオンさせて、車両
2のドアを解錠する(ステップP6)。従って、ドアハ
ンドル4が引かれたとき、制御部6を介することなく、
同制御部6と平行して車両2側の送受信器5を直接駆動
し、送信要求コードを発信することができる。
れた送信要求コードを受信したかどうかを送受信器5の
出力信号により判断し(ステップP5)、受信したと判
断すれば、ドアロックソレノイド7をオンさせて、車両
2のドアを解錠する(ステップP6)。従って、ドアハ
ンドル4が引かれたとき、制御部6を介することなく、
同制御部6と平行して車両2側の送受信器5を直接駆動
し、送信要求コードを発信することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用電波錠装置にあっては、ドアハンドルスイッ
チとしてリミットスイッチ等の機械式スイッチが用いら
れるのが通常で、その場合には、機械接点式であるので
水滴、湿度等による使用環境の悪いと接点が腐食したり
して痛み易いという問題点があった。また、機械式であ
るので使用回数に制限があり、寿命が短く、使用年数の
長い車両にあっては、最も適した部品とは言えないかっ
た。さらには、接点等に高価な金属を使用しているの
で、コスト的に高いという問題点があった。
うな車両用電波錠装置にあっては、ドアハンドルスイッ
チとしてリミットスイッチ等の機械式スイッチが用いら
れるのが通常で、その場合には、機械接点式であるので
水滴、湿度等による使用環境の悪いと接点が腐食したり
して痛み易いという問題点があった。また、機械式であ
るので使用回数に制限があり、寿命が短く、使用年数の
長い車両にあっては、最も適した部品とは言えないかっ
た。さらには、接点等に高価な金属を使用しているの
で、コスト的に高いという問題点があった。
【0007】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、ドアハンドルスイッチとして、無接点
な電子部品で構成することによりコスト低減を図り、信
頼性を向上させることを目的とする。
なされたもので、ドアハンドルスイッチとして、無接点
な電子部品で構成することによりコスト低減を図り、信
頼性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用電
波錠装置は、車両のドアハンドルが引かれることにより
制御部が作動される一方、車両側の送受信器からの送受
信コードを受信することにより携帯送受信器が送信状態
となり、上記携帯送受信器からの固有コードに基づいて
上記制御部が解錠処理を行う車両用電波錠装置におい
て、上記ドアハンドルが引かれるときに発生する固有の
振動を検出する振動検出手段を設けて、該振動検出手段
からの検出信号に基づいて車両側の送受信器から送受信
コードを発信するようにしたものである。
波錠装置は、車両のドアハンドルが引かれることにより
制御部が作動される一方、車両側の送受信器からの送受
信コードを受信することにより携帯送受信器が送信状態
となり、上記携帯送受信器からの固有コードに基づいて
上記制御部が解錠処理を行う車両用電波錠装置におい
て、上記ドアハンドルが引かれるときに発生する固有の
振動を検出する振動検出手段を設けて、該振動検出手段
からの検出信号に基づいて車両側の送受信器から送受信
コードを発信するようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明における車両用電波錠装置は、ドアハ
ンドルを引いたとき、または戻したときにドアハンドル
を構成する金属体と、それを取り付けている支持体を構
成する金属との衝突音による固有周波数の信号(例え
ば、音、機械振動)が、マイクロホン、圧電素子等の電
子部品によって無接触で検出され、車両側の送受信器か
ら送信要求信号が発信される。
ンドルを引いたとき、または戻したときにドアハンドル
を構成する金属体と、それを取り付けている支持体を構
成する金属との衝突音による固有周波数の信号(例え
ば、音、機械振動)が、マイクロホン、圧電素子等の電
子部品によって無接触で検出され、車両側の送受信器か
ら送信要求信号が発信される。
【0010】
【実施例】図1に基づいて構成の説明を行うが、図3及
び図4において説明した従来構成のものと同一構成のも
の、または均等なものには同一符号を付して、その説明
を省略する。9は振動検出器で、ドアハンドルの近傍の
ドアの内部壁面に取り付けられ、ドアハンドルが引っ張
られて、ドアハンドルの一部分がそれを取り付けている
金属部に当たるときの衝突音、または引いた状態から放
したときに発生する衝突音をコンデンサマイクロホンで
検出したり、またはその音に伴う機械式振動を圧電素子
で無接点で検出し、図示されないバンドパスフィルタで
固有周波数の音を検出し、その検出信号によって、電子
スイッチPaがオンされる。なお、この固有な音の周波
数はドアの構造体から一義的に決められるもので、実験
的に求められる。
び図4において説明した従来構成のものと同一構成のも
の、または均等なものには同一符号を付して、その説明
を省略する。9は振動検出器で、ドアハンドルの近傍の
ドアの内部壁面に取り付けられ、ドアハンドルが引っ張
られて、ドアハンドルの一部分がそれを取り付けている
金属部に当たるときの衝突音、または引いた状態から放
したときに発生する衝突音をコンデンサマイクロホンで
検出したり、またはその音に伴う機械式振動を圧電素子
で無接点で検出し、図示されないバンドパスフィルタで
固有周波数の音を検出し、その検出信号によって、電子
スイッチPaがオンされる。なお、この固有な音の周波
数はドアの構造体から一義的に決められるもので、実験
的に求められる。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、コストの安い電子スイッチによってドアハンドル
の操作状況を検出でき、製品の信頼性を向上できるよう
になると共に、コストを低減できるという効果が発揮さ
れる。
れば、コストの安い電子スイッチによってドアハンドル
の操作状況を検出でき、製品の信頼性を向上できるよう
になると共に、コストを低減できるという効果が発揮さ
れる。
【図1】この発明の実施例の示す全体回路の回路ブロッ
ク説明図である。
ク説明図である。
【図2】図1の車両側回路の回路ブロック説明図であ
る。
る。
【図3】従来例の構成を説明するための全体回路の回路
ブロック説明図である。
ブロック説明図である。
【図4】図3の要部説明のための全体構成回路の説明図
である。
である。
【図5】図3に示す従来の車両用電波錠装置の車両側部
分の回路構成のフローチャート説明図である。
分の回路構成のフローチャート説明図である。
【図6】図3に示す従来の車両用電波錠装置の携帯用送
受信器のフローチャート説明図である。
受信器のフローチャート説明図である。
9 振動検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のドアハンドルが引かれることによ
り制御部が作動される一方、車両側の送受信器からの送
受信コードを受信することにより携帯送受信器が送信状
態となり、上記携帯送受信器からの固有コードに基づい
て上記制御部が解錠処理を行う車両用電波錠装置におい
て、上記ドアハンドルが引かれるときに発生する固有の
振動を検出する振動検出手段を設けて、該振動検出手段
からの検出信号に基づいて車両側の送受信器から送受信
コードを発信するようにしたことを特徴とする車両用電
波錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18854294A JPH0853964A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 車両用電波錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18854294A JPH0853964A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 車両用電波錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0853964A true JPH0853964A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16225535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18854294A Pending JPH0853964A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 車両用電波錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0853964A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406329B1 (ko) * | 1996-04-27 | 2004-03-09 | 후프 휠스벡 운트 퓌르스트 게엠베하 운트 콤파니 카게 | 자동차용로킹시스템 |
WO2005031092A1 (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | ドアハンドル装置及びこれを備えたキーレスエントリー装置 |
DE102006005262A1 (de) * | 2006-02-02 | 2007-08-09 | Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg | Quasi-feststehender Türgriff mit taktiler Rückmeldung |
JP2009127252A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Aisin Seiki Co Ltd | ドア制御システム |
JP2009227002A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Aisin Seiki Co Ltd | ドアセンサユニット |
JP2016183330A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱化学株式会社 | コークス製造用成型炭の製造方法 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP18854294A patent/JPH0853964A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406329B1 (ko) * | 1996-04-27 | 2004-03-09 | 후프 휠스벡 운트 퓌르스트 게엠베하 운트 콤파니 카게 | 자동차용로킹시스템 |
WO2005031092A1 (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | ドアハンドル装置及びこれを備えたキーレスエントリー装置 |
DE102006005262A1 (de) * | 2006-02-02 | 2007-08-09 | Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg | Quasi-feststehender Türgriff mit taktiler Rückmeldung |
JP2009127252A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Aisin Seiki Co Ltd | ドア制御システム |
JP2009227002A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Aisin Seiki Co Ltd | ドアセンサユニット |
JP2016183330A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱化学株式会社 | コークス製造用成型炭の製造方法 |
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