JPH085364Y2 - 基板に対する検知レバーの支承装置 - Google Patents

基板に対する検知レバーの支承装置

Info

Publication number
JPH085364Y2
JPH085364Y2 JP1990406707U JP40670790U JPH085364Y2 JP H085364 Y2 JPH085364 Y2 JP H085364Y2 JP 1990406707 U JP1990406707 U JP 1990406707U JP 40670790 U JP40670790 U JP 40670790U JP H085364 Y2 JPH085364 Y2 JP H085364Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection lever
substrate
support piece
detection
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990406707U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0493927U (ja
Inventor
環 大橋
偉奇 大島
Original Assignee
チューナー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チューナー株式会社 filed Critical チューナー株式会社
Priority to JP1990406707U priority Critical patent/JPH085364Y2/ja
Publication of JPH0493927U publication Critical patent/JPH0493927U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH085364Y2 publication Critical patent/JPH085364Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、例えばテープレコーダー
における誤消去防止爪用検知レバーなどを基板上に支承
する支承装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばテープレコーダーにおける
誤消去防止爪検知装置において、基板上に、消去防止爪
の検知レバーを回動可能に取り付ける手段として、軸ピ
ンと基板に植設し、この軸ピンに検知レバーの基部を回
動自在に軸承すると共に、軸ピンに検知レバーの抜止め
加工を施した構成の支承装置は、例えば実開昭58−7
53535号公報において公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の支承装置によれば、基板に軸ピンを植設する作業及
び軸ピンに抜止め加工を施す作業が面倒で生産性を欠く
と共に、コスト高とする欠陥があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願は、上記した従来の
ものの欠陥を改善するために、基板と、この基板より切
り起こされて起立し、上端に幅広の頭部を有した支片
と、先端に検知爪を有すると共に、基部に前記支片に回
動可能に嵌合する上下方向に延びて前記頭部下縁と基板
との間に介在する筒状の支承部を有した検知レバーとか
ら成り、前記支承部の内孔に沿って、前記支片の頭部を
挿通可能なスリットを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】しかして、基板上に、切り起こされて起立した
支片に、その上方から揺動部材の支承部に設けたスリッ
トに支片の頭部を合わせて挿通し、支承部の下端を基板
上に当接し、その上端より支片の頭部を突出させたの
ち、検知爪が被検知部に当接するように検知レバーを回
動すると、支片の頭部下縁と揺動部材の支承部上面とが
抜止め状態に係合して検知レバーが支片に対し回動自在
に支承される。
【0006】
【実施例】以下図面について、本願の実施例を詳述す
る。実施例は、検知レバーを、テープレコーダーにおけ
るテープカセットに設けた消去防止爪を検知する検知レ
バーとし、この検知レバーを、消去防止爪の有無によっ
て傾動可能に基板上に装備した場合を示しており、図1
はその平面図であって、基板1はテープレコーダー本体
2に止着されている。支片3は図3で示すように、前記
基板1に切り起こしにより基板1上に直角状に起立して
おり、その上端には幅広の頭部4が一体に設けてある。
検知レバー5はL字状に屈曲されていると共に、その基
部に上下方向に延びて前記頭部4を除く支片3の高さに
相当する長さをもつ筒状の支承部6が、また先端部に検
知爪7が夫々一体に設けてある。支承部6の内孔6a
は、支片3の幅よりも若干大きい径をもって形成され、
この内孔6aに沿って、前記支片3の頭部4を挿通する
該支片3の横断面とほぼ等しいスリット8が設けてあ
る。また基板1上には、検知レバー5の背面に可動片9
が圧接する検知スイッチ10と、検知レバー5の揺動範
囲を規制するストッパ11とが配設してある。なお12
は側面に消去防止爪13を有したテープカセットを示し
ている。
【0007】しかして、図3で示すように、基板1上に
起立した支片3に検知レバー5の支承部6をこれに設け
たスリット8を支片3の頭部4に合わせて挿通し、支承
部6の下面が基板1上に当接して前記頭部4が支承部6
の上面より突出した状態で検知爪7がテープカセット1
2の消去防止爪13に当接するように検知レバー5を回
動すると、支承部6の上面と、支片3の頭部4の下縁と
が係合して抜止めが行われ、かつ、検知レバー5が支片
3に対し揺動可能に支承される。この状態において、図
1,2で示すように、検知レバー5の検知爪7がテープ
カセット12の消去防止爪13に当接しているときは、
同図仮想線で示すように揺動して検知スイッチ10はO
FFとなり、また消去防止爪13が存在しないときは、
同図実線で示すように揺動して検知スイッチ10はON
に切り換わる。
【0008】
【考案の効果】以上のように、本願によれば、検知スイ
ッチなどを配設する基板を利用して、該基板に対し切り
起こしにより支片を起立させる構成であるので、基板に
対し極めて簡単に支片を設けることができると共に、そ
の切り起こしの際に幅広の頭部も同時に形成できて製作
に便利であり、また検知レバーの支承部を支片に挿通
し、その下面が基板上に当接した状態でこれを回動する
という極めて簡単な操作により、検知レバーを支片に対
し抜止め状態で回動可能に取り付けることができるの
で、検知レバーの支承作業が極めて容易で生産性に富む
と共に、安価に提供でき、かつ、検知レバーの交換にも
有利であるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図。
【図2】一部切欠した正面図。
【図3】分解斜視図。
【符号の説明】
1 基板 3 支片 4 頭部 5 検知レバー 6 支承部 8 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板より切り起こされて起
    立し、上端に幅広の頭部を有した支片と、先端に検知爪
    を有すると共に、基部に前記支片に回動可能に嵌合する
    上下方向に延びて前記頭部下縁と基板との間に介在する
    筒状の支承部を有した検知レバーとから成り、前記支承
    部の内孔に沿って、前記支片の頭部を挿通可能なスリッ
    トを設けたことを特徴とする基板に対する検知レバーの
    支承装置。
JP1990406707U 1990-12-26 1990-12-26 基板に対する検知レバーの支承装置 Expired - Lifetime JPH085364Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990406707U JPH085364Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 基板に対する検知レバーの支承装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990406707U JPH085364Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 基板に対する検知レバーの支承装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0493927U JPH0493927U (ja) 1992-08-14
JPH085364Y2 true JPH085364Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=31883840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990406707U Expired - Lifetime JPH085364Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 基板に対する検知レバーの支承装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH085364Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012234Y2 (ja) * 1976-09-17 1985-04-20 松下電器産業株式会社 発音装置
JPH0438050Y2 (ja) * 1985-08-24 1992-09-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0493927U (ja) 1992-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH085364Y2 (ja) 基板に対する検知レバーの支承装置
JPH085363Y2 (ja) 基板に対する検知レバーの支承装置
US4074884A (en) Pivoted locking wall bracket
JPS5836776Y2 (ja) ピボツトヒンジ
JP2534286Y2 (ja) 糸鋸盤の材料押え装置
JP2732807B2 (ja) 検知器支持装置
JPH0212763Y2 (ja)
JPH0119207Y2 (ja)
JP3361599B2 (ja) ワークの孔検出装置
JPS646389Y2 (ja)
JPS582699Y2 (ja) スペアタイヤ保持装置
JPH0618795Y2 (ja) トムソン刃の切断機
JP2588371B2 (ja) ドアヒンジ装置
JPH075536Y2 (ja) 磁気ヘッド位置調整機構
JPH0351208Y2 (ja)
JP2528773B2 (ja) コンパス
JP2567131Y2 (ja) フロートユニットの取付構造
JP2574037Y2 (ja) カップホルダー
JPS584236Y2 (ja) プリント基板保持装置
JPH0345637Y2 (ja)
JPH08478Y2 (ja) 脚 立
JP2517760Y2 (ja) 止め輪装着工具
JPH0135289Y2 (ja)
JP2597368Y2 (ja) 磁気ヘッドの高さ設定機構
JPS621805Y2 (ja)