JPH0852910A - 情報機器 - Google Patents

情報機器

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JPH0852910A
JPH0852910A JP19155394A JP19155394A JPH0852910A JP H0852910 A JPH0852910 A JP H0852910A JP 19155394 A JP19155394 A JP 19155394A JP 19155394 A JP19155394 A JP 19155394A JP H0852910 A JPH0852910 A JP H0852910A
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JP19155394A
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Keizo Kasano
恵三 笠野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2色(赤/黒)印字が可能なプリンタを搭載
したターミナルにおいて、印字コマンドを2種類設ける
ことにより、通常1行印字のものを一行の一部、半分、
1文字の赤/黒印字を可能にし、メッセージ強調等差別
を図るようにする。 【構成】 CPU1からPRT CNT10に送られて
くる1行の印字データには、印字コマンド「CR:復
帰」と印字コマンド「LF:改行」が含まれており、
この印字コマンドを使用し、1行印字+未改行、1行印
字+改行のプリンタコントロールを行う。このように、
2種類の一般的な印字コマンドを使用し、該印字コマン
ドを組み合わせることにより、1行中に2色の印字を可
能とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報機器に関し、より
詳細には、2色(赤/黒)印字が可能なプリンタを搭載
したターミナルにおいて、印字コマンドを2種類設ける
ことにより、通常1行1色印字のものを一行の一部、半
分、1文字の赤/黒印字を可能にし、メッセージ強調等
差別化を図るようにした情報機器に関する。例えば、電
子式キャッシュレジスタ、POS(Point of Sales:販
売時点情報管理)、ターミナルプリンタに適用されるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報機器について記載した公知文
献としては、例えば、特開平2−39985号公報があ
る。この公報のものは、以下のようなものである。すな
わち、複数の異なるリボンカセットを任意選択的に使用
し、行毎にカラー印刷する印字方法において、 1行について同一色に指定された文字毎に一度に印刷
し、印刷色を順次変更して同様のことを繰り返す。 選択された印刷色が変わる度に、対応するリボンカセ
ットの装填を通知する。
【0003】一行中全ての文字の印刷終了したことを
認識して改行し、終了時に選択が次行に存在するか否か
の判別し、存在する場合に、続けて同じ印刷色を始めに
実行する。 一つの印刷色の複数行にわたって一度に印刷し、最後
の行まで印刷終了後、最初の行まで戻り、別の印刷色を
選択して、又、最後の行まで印刷することを繰り返す。
【0004】また、特開平4−316865号公報のも
のは、既存のプリンタデータに制御コードを追加するこ
となく、文字等の所望の部位をカラー化することのでき
る複数の印字部を持ったカラー印刷装置で、 プリントデータ中におけるカラー化したい箇所に出現
するワードやベース色に戻したい箇所に出現するワード
をキーワードとしてテーブルに登録し、一致した場合、
それに応じて印刷色を選択できるようにする。 プリントデータのうち、印字する文字を表した所定の
文字コードについて、これらを印刷色と対応付けてテー
ブルに登録しておき、このような文字コードが出現した
場合には、文字コードの表す文字の部分から、その印字
色に切り換えるようにする。
【0005】プリントデータをキーワードと比較し、
これが一致したときには、それから所定の文字範囲につ
いて印刷色を切り換える。 プリントデータのうち文字フォント指定用制御コード
と印刷色を対応付けたテーブルを用意し、フォント制御
コードが判別されたら、これ以降について、そのコード
に対応する文字フォントと印刷色に切り換えて印字を行
う。
【0006】また、2色印字が可能なシリアルドットプ
リンタ搭載のターミナルプリンタ等においては、行単位
での黒又は、赤印字を行っている。又、紙送り機構もメ
カ的に動作しているため、紙送り方向も一方向と限定さ
れる。従来のプリンタのコントロールでは、1行印字+
改行で行単位での黒印字又は赤印字を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平2−399
85号公報は、文字単位の多色印字をするために、文字
単位に印字色指定コードを付加する必要があり、又、各
文字の印字色指定コードの判定、同一の印字色文字以外
の文字桁に対するスペース文字の挿入を必要とする。そ
の他、最初の行に戻り、別の印刷色を印刷するために、
用紙逆転機能を持つプリンタが必要である。また、前記
特開平4−316866号公報は、印刷色と対応付けて
のテーブル登録、プリントデータを比較するためのキー
ワードの登録、文字フォント制御用コードと印刷色を対
応付けたテーブルの登録等、複雑かつ繁雑なことを必要
としている。
【0008】また、2色印字が可能なシリアルドットプ
リンタ搭載のターミナル等においては、行単位での黒、
又は赤印字を行っている。又、紙送り機構もメカ的に動
作しているため、紙送り方向も一方向と限定されてい
る。従来のプリンタのコントロールでは、1行印字+改
行で行単位での、黒印字又は、赤印字を行っている。更
に、機器に搭載している文字ドットパターンの印字であ
り、メッセージの強調等、特徴のある印字ができていな
いという問題点があった。
【0009】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、2色(赤/黒)印字が可能なプリンタを搭載
したターミナルにおいて、印字コマンドを2種類設ける
ことにより、通常1行印字のものを一行の一部、半分、
1文字の赤/黒印字を可能にし、メッセージ強調等差別
を図るようにした情報機器を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)2色の印字が可能なドットプリン
タを具備し、2種類の一般的な印字コマンドを使用し、
該印字コマンドを組み合わせることにより、1行中に2
色の印字を可能にすること、或いは、(2)2色の印字
が可能なドットプリンタと、2種類の一般的な印字コマ
ンドを組み合わせることにより、1行中に2色の印字が
可能な機能を有し、機器に搭載する文字ドットパターン
を組み合わせ、新たな文字を印字することができるこ
と、或いは、(3)2色の印字が可能なドットプリンタ
と、2種類の一般的な印字コマンドを組み合わせること
により、1行中に2色の印字が可能な機能と、印字する
1行分のドットパターンデータに展開する機能と、該ド
ットパターンデータを記憶するメモリと、直前に印字し
た1行分のドットパターンデータを記憶するメモリと、
印字する1行分のドットパターンデータと直前の印字ド
ットパターンデータを比較演算する比較演算部とを有
し、ドットデータが一致するドットのみを印字しないよ
うに2色印字することができること、或いは、(4)2
色の印字が可能なドットプリンタと、2種類の一般的な
印字コマンドを組み合わせることにより、1行中に2色
の印字が可能な機能と、倍文字の印字が可能な機能とを
有し、奇数ドットと偶数ドットを色分けして2色印字が
できることを特徴としたものである。
【0011】
【作用】前記構成を有する本発明の情報機器は、(1)
2種類の一般的な印字コマンドである「CR(復帰)」
「LF(改行)」を使用し、1行印字+未改行、1行印
字+改行のプリンタコントロールを行うので、2種類の
一般的な印字コマンドにより、複雑かつ繁雑な作業を必
要とせず、同一行に赤黒2色の特徴ある印字ができる。
(2)印字する1行分の文字をドットパターンデータに
展開したデータを記憶するメモリと、ドットパターンデ
ータを比較演算する機能を備えるので、2種類の一般的
な印字コマンドを使用し、機器に搭載の印字文字のドッ
トパターンを組み合わせ、同一行に赤黒2色の特徴ある
印字ができる。
【0012】(3)印字する1行分の文字をドットパタ
ーンデータに展開する機能と、このドットパターンデー
タを記憶するメモリ、及び直前に印字した1行分のドッ
トパターンデータを記憶するメモリを備え、これらのデ
ータを比較演算し、ドットデータが一致するドットのみ
を印字しないように2色印字する機能を備えるので、2
種類の一般的な印字コマンドを使用し、機器に搭載の印
字文字のドットパターンを組み合わせ、同一行に赤黒2
色の特徴ある印字ができる。(4)倍文字の印字の、印
字する1行分の文字をドットパターンデータに展開する
機能と、このドットパターンデータを記憶するメモリ
と、奇数ドットと偶数ドットを色分けして2色印字がで
きる機能を備えるので、2種類の一般的な印字コマンド
を使用し、機器に搭載の印字文字のドットパターンを使
って、倍文字の赤黒2色の特徴ある印字ができる。
【0013】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による情報機器の一実施例を説明
するための構成図で、図中、1はCPU(中央処理装
置)、2はROM(Read Only Memory)、3はRA
M(Random Access Memory)、4はKEY SW I
/F(キースイッチインタフェース)、5はKEY S
W、6は表示I/F、7はLED(発光ダイオード)、
8は通信I/F、9はBUZZ(ブザー)、10はPR
T CNT(プリンタコントローラ)、11はPRT I
/F、12はPRINTER(プリンタ)13はPRT
CNT ROM、14はPRT CNT RAMである。
【0014】CPU1は機器全体のコントロールを行
う。ROM2は機器のコントロールをするため、各種動
作のマイクロ命令を予め記憶している。RAM3は機器
のコントロールをする際、使用される各種FLG、カウ
ンタ、通信制御用バッファ等のメモリである。SW5は
ON−LINEや紙送り等のKEY、各種モード、ター
ミナルNoを設定するスイッチである。LED7はON
−LINE状態等の状態を示す。表示I/F6は、LE
D7の点灯や消灯信号用のI/Fである。
【0015】通信I/F8はホスト(電子式キャッシュ
レジスタ等)と印字データを受信するためのインタフェ
ースである。ブザー9は各種エラー等の警告を発する。
PRT I/F11は、プリンタドットドライバー・波
形成形、各種Mg(マグネット)ドライバー回路で構成
されている。PRT CNT ROM13は、図2に示す
ように、PRTをコントロールするプログラム、CG
(キャラクタジェネレータ)を格納している。PRT
CNT RAM14は、図3に示すように、PRTをコ
ントロールする際に使用する各種FLG、カウンタ、印
字データバッファが入っている。
【0016】図4は、CPU1からPRT CNT10
に送られる1行の印字データ例で、図5は、図4の印字
データをPRT CNT10のコントロールによりPR
INTER12で印字したときの印字状態で、左側に
「ABCDE」が黒で印字、同一行の右側に「FGHI
J」が赤で印字されている。
【0017】印字データは、黒又は赤の印字色を指定す
る「印字色指定コード」(この例では黒印字を指定)4
a、印字する文字データである「印字データ」(この
例では、ABCDE)4b、印字色指定の色で、印字デ
ータの文字を印字し、印字実行後、改行しないことを
指示する印字コマンド(CR)4c、黒又は赤の印字
色を指定する「印字色指定コード」(この例では赤印字
を指定)4d、印字する文字データである「印字データ
」(この例では、FGHIJ)4e、印字色指定の色
で、印字データの文字を印字し、印字実行後、改行す
ることを指示する印字コマンド(LF)4fで構成さ
れている。プリンタの印字動作は、印字コマンド毎に行
われ、図4の印字データ例で印字コマンド(CR)4
cと印字コマンド(LF)4fの2回行われる。
【0018】図6は、左側に黒印字する「印字データ
」の構成で、左側の印字文字の1桁目の「A」、2桁
目の「B」、3桁目の「C」、4桁目の「D」、5桁目
の「E」に相当する文字コードが入っており、PRT
CNT ROM14に格納されているCG(キャラクタ
ジェネレータ)の文字に対応したコードとなっている。
【0019】図7は、右側に赤印字する「印字データ
」の構成で、左側に既に印字した文字「ABCDE」
に重ね印字しないために、左側の1桁目から右側の印字
文字「F」の前の桁までSP(スペース)コード、右側
の印字文字の1桁目の「F」、2桁目の「G」、3桁目
の「H」、4桁目の「I」、5桁目の「J」に相当する
文字コードが入っており、PRT CNT ROM14に
格納されているCG(キャラクタジェネレータ)の文字
に対応したコードとなっている。
【0020】図8(a),(b)は、図4の印字データ
をPRT CNT10のコントロールによりPRINT
ER12で印字したときの印字ヘッドの印字動作を示し
た図で、図4の印字コマンド(CR)4cにより、印
字ヘッドが、図8(a)のように左側の1桁目から
「A」「B」「C」「D」「E」と文字を印字し、右端
まで移動し、左側に折り返して止まる。このとき改行
(紙送り)はされない。続いて、図4の印字色指定コー
ド(赤)、コマンド(LF)により、印字ヘッドが右
側から左端に移動しながらインクリボンを赤に切り換
え、左端で折り返し右側に移動しながら、図8(b)の
ように右側の「F」「G」「H」「I」「J」と文字を
印字し、右端まで移動し左側に折り返し、改行(紙送
り)して止まる。以上のように2回の印字ヘッドの移動
動作で赤黒同一行印字を実行している。
【0021】図9は、CPU1からPRT CNT10
に送られる1行の印字データ例で、図10に示すように
左側に、
【0022】
【表1】
【0023】を赤黒混合印字、「A」を赤印字し、右側
に「FGHIJ」を赤印字をする場合のものである。印
字データは、黒又は赤の印字色を指定する「印字色指定
コード」(この例では黒印字を指定)9a、印字する文
字データである「印字データ」(この例では、HE)
9b、印字色指定の色で、印字データの文字を印字
し、印字実行後、改行しないことを指示する印字コマン
ド(CR)9c、黒又は赤の印字色を指定する「印字
色指定コード」(この例では赤印字を指定)9d、
【0024】
【表2】
【0025】印字色指定の色で、印字データの文字を
印字し、印字実行後、改行することを指示する印字コマ
ンド(LF)9fで構成されている。プリンタの印字
動作は、印字コマンド毎に行われ、図9の印字データ例
では印字コマンド(CR)9cと印字コマンド(L
F)9fの2回行われる。
【0026】図11は、左側に黒印字する「印字データ
」の構成で、左側の印字文字の1桁目の「H」、2桁
目の「E」に相当する文字コードが入っており、PRT
CNT ROM14に格納されているCG(キャラクタ
ジェネレータ)の文字に対応したコードとなっている。
【0027】図12は、左側に2桁の赤黒混合印字、3
桁目に「A」を赤印字する「印字データ」の構成で、
右側の印字文字「F」の前の桁まで、SP(スペース)
コード、右側の印字文字の1桁目の「F」、2桁目の
「G」、3桁目の「H」、4桁目の「I」、5桁目の
「J」に相当する文字コードが入っており、PRT C
NT ROM14に格納されているCG(キャラクタジ
ェネレータ)の文字に対応したコードとなっている。
【0028】図10は、図4の印字データをPRT C
NT10のコントロールによりPRINTER12で印
字したときの印字状態で、左側に、
【0029】
【表3】
【0030】を赤黒混合印字、「A」を赤印字し、右側
に「FGHIJ」を赤で印字されている。印字データ
の印字文字
【0031】
【表4】
【0032】は、「HE」と「T|」比較により、ドッ
トパターンデータの一致しないドットのみのデータで、
図10の拡大図は赤黒混合印字した後のドットの色分け
をしたものである。
【0033】図13,図14は、本発明による情報機器
の動作を説明するためのフローチャートである。以下、
各ステップ(S)に従って順に説明する。プリントバッ
ファに入った1行分のデータから最初に印字指定コード
をチェックし、印字色指定コードが「赤」の場合は(S
2)、PRT CNT RAM14の「リボンFLG」3
cを「1」にセットし(S3)、黒の場合は、PRT
CNT RAM14の「リボンFLG」3cを「0」に
セットする(S4)。次に、予め設定されているPRT
CNT RAM14「ドット比較モードFLG」をチェ
ックし、ドット比較モードか否かの判定をする(S
5)。
【0034】ドット比較モードでない場合、印字スター
トするためPRINTER12のモータをONし(S1
7)、PRT CNT RAM14の「リボンFLG」3
cをチェックし(S18)、「1」(赤)であれば、P
RINTER12の「リボンMg(リボンマグネッ
ト)」をONし、リボンが「黒」から「赤」に切り換わ
れば、「リボンMg(リボンマグネット)」をOFFす
る(S19)。そして、1行分のデータをPRT CN
T ROM13に格納されているCG(キャラクタジェ
ネレータ)2bのデータをそのまま印字する(S1
1)。赤のインクリボンは、印字スタートするためのプ
リンタのモータON後、赤印字(ドットON/OFF)
を開始する前の一定時間、リボンMg(リボンマグネッ
ト)をONすれば1行分印字終了後、メカ的に黒のイン
クリボン位置に戻される。ドット比較モードの場合、前
回の印字コマンドにより処理が異なる(S6)。
【0035】前回の印字コマンドが「印字コマンド
(1行印字+未改行、CR)」の場合、1行分のデータ
をPRT CNT ROM13に格納されたCG(キャラ
クタジェネレータ)2bのドットパターンに展開し、P
RT CNT RAM14のドットパターンバッファ3
gに書き込み(S7)、PRT CNT RAM14のド
ットパターンバッファ3gのデータと、前回のドット
パターンデータが書き込まれている。PRT CNT R
AM14のドットパターンバッファ3fを先頭から比
較演算し、PRT CNT RAM14のドットOUTP
UT BUFFに書き込む(S9)。この比較演算は、
図15のドット比較演算回路のように、ドット比較モー
ドで、前回の印字コマンドが「印字コマンド(C
R)」のとき、前回のドットパターンデータと今回の1
行分の印字データのドットパターンデータをドット単位
で比較し、同一であれば「0(印字しない)」、不一致
であれば、今回のデータにするもので、前回印字したド
ット以外のドットを印字することができる。
【0036】前回の印字コマンドが「印字コマンド
(1行印字+改行、LF)」の場合、今回の印字コマン
ドにより処理が分かれ(S15)、今回の印字コマンド
が「印字コマンド(1行印字+未改行、CR)」の
時、1行分のデータをPRT CNT ROM13に格納
されたCG(キャラクタジェネレータ)2bドットパタ
ーンに展開し、PRT CNT RAM14のドットパタ
ーンバッファ3fに書き込み(S8)、ドットパター
ンバッファ3fのデータをPRT CNT RAM14
のドットOUTPUT BUFF3hにコピーする(S
16)。
【0037】PRT CNT RAM14のドットOUT
PUT BUFF3hにドットパターンデータが書き込
まれると、ドットOUTPUT BUFF3hのデータ
による印字が実行される(S10)。今回の印字コマン
ドが「印字コマンド(1行印字+改行、LF)」の場
合、紙送りを行い(S13)、プリンタモータをOFF
し、1行の印字が終了する(S14)。今回の印字コマ
ンドが「印字コマンド(1行印字+未改行、CR)」
の場合、プリンタモータをOFFし、1行印字が終了す
る(S14)。
【0038】図16は、倍文字の印字ドットタイミング
の奇数ドットを黒印字、偶数ドットを赤印字した印字例
である。文字「H」の倍文字を印字した場合、奇数ドッ
トである第1ドット目、第3ドット目、第5ドット目、
第7ドット目を1回目の印字動作で黒印字し、改行せ
ず、続いて偶数ドットである第2ドット目、第4ドット
目、第6ドット目、第8ドット目を2回目の印字動作で
赤印字して改行する。これにより、倍文字の赤黒混合印
字ができる。
【0039】図17は、本発明における倍文字赤黒2色
印字を説明するためのフローチャートである。以下、各
ステップ(S)に従って順に説明する。図18に示すよ
うな印字データがホスト側より送られてくる。印字デー
タの倍文字指定コードにより(S21)、予めRAM1
4に設定されている2色印字モードFLG3iをリード
してチェックを行う(S22)。2色印字モードFLG
3iが「1」にセットされていれば、印字コマンドのチ
ェックを行い(S23)、印字コマンド(印字+未改
行、CR)であれば、印字データのCG(キャラクタジ
ェネレータ)2bのドットパターンデータに従い、印字
ドットタイミングの奇数ドットタイミングのみを、黒印
字し(S24)、ステップS21に戻る。
【0040】続いて、印字データの倍文字指定コードに
より、予めRAM14に設定されている2色印字モード
FLG3iをリードして、該2色印字モードFLG3i
が「1」にセットされていれば、印字コマンドのチェッ
クを行い、印字コマンド(印字+改行、LF)であれ
ば、印字データのCG(キャラクタジェネレータ)2b
のドットパターンデータに従い、印字ドットタイミング
の偶数ドットタイミングのみを、赤印字し(S25)、
改行(S26)にて一行の赤黒倍文字印字が完了する。
【0041】図18は、図16のように、倍文字の印字
ドットタイミングの奇数ドットを黒印字、偶数ドットを
赤印字するための印字データ例である。印字データは、
黒又は赤の印字色を指定する「印字色指定コード」(こ
の例では黒印字を指定)18a、倍文字印字を指示する
「倍文字指定コード」18b、印字する文字データであ
る「印字データ」(この例では、H)18c、印字色
指定の色で、「印字データ」の文字を倍文字で印字
し、印字実行後、改行しないことを指示する印字コマン
ド(CR)18d、黒又は赤の印字色を指定する「印
字色指定コード」(この例では赤印字を指定)18e、
印字する文字データである「印字データ」(この例で
は、E)18f、印字色指定の色で、印字データの文
字を印字し、印字実行後、改行することを指示する印字
コマンド(LF)18gで構成されている。プリンタ
の印字動作は、印字コマンド毎に行われ、図18の印字
データ例では印字コマンド(CR)18dと印字コマ
ンド(LF)18gの2回行われる。
【0042】2色印字が可能なシリアルドットプリンタ
搭載のターミナル等においては、行単位で黒又は赤印字
を行っている。これを1行中に2色の印字を可能にする
こと、又、1つの文字の赤黒混合印字を可能にすること
により、複雑かつ繁雑な作業を必要としない、1行
中の部分的文字の強調、1行単色に対するカラフルさ
の実現、用紙の節約、他社との差別化が可能とな
る。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:2種類の一般的な印字
コマンドである「CR(復帰)」「LF(改行)」を使
用し、1行印字+未改行、1行印字+改行のプリンタコ
ントロールを行うので、2種類の一般的な印字コマンド
により、複雑かつ繁雑な作業を必要とせず、同一行に赤
黒2色の特徴ある印字ができる。 (2)請求項2に対応する効果:印字する1行分の文字
をドットパターンデータに展開したデータを記憶するメ
モリと、ドットパターンデータを比較演算する機能を備
えるので、2種類の一般的な印字コマンドを使用し、機
器に搭載の印字文字のドットパターンを組み合わせ、同
一行に赤黒2色の特徴ある印字ができる。 (3)請求項3に対応する効果:印字する1行分の文字
をドットパターンデータに展開する機能と、このドット
パターンデータを記憶するメモリ、及び直前に印字した
1行分のドットパターンデータを記憶するメモリを備
え、これらのデータを比較演算し、ドットデータが一致
するドットのみを印字しないように2色印字する機能を
備えるので、2種類の一般的な印字コマンドを使用し、
機器に搭載の印字文字のドットパターンを組み合わせ、
同一行に赤黒2色の特徴ある印字ができる。 (4)請求項4に対応する効果:倍文字の印字の、印字
する1行分の文字をドットパターンデータに展開する機
能と、このドットパターンデータを記憶するメモリと、
奇数ドットと偶数ドットを色分けして2色印字ができる
機能を備えるので、2種類の一般的な印字コマンドを使
用し、機器に搭載の印字文字のドットパターンを使っ
て、倍文字の赤黒2色の特徴ある印字ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報機器の一実施例を説明するた
めの構成図である。
【図2】図1におけるPRT CNT ROMの構成図で
ある。
【図3】図1におけるPRT CNT RAMの構成図で
ある。
【図4】本発明における印字データフォーマットを示す
図である。
【図5】図4のデータによる印字例を示す図である。
【図6】本発明における印字データを示す図である。
【図7】本発明における印字データを示す図である。
【図8】本発明における印字状態図を示す図である。
【図9】本発明における印字データフォーマットを示す
図である。
【図10】図9のデータによる印字例を示す図である。
【図11】本発明における印字データを示す図であ
る。
【図12】本発明における印字データを示す図であ
る。
【図13】本発明による情報機器の動作を説明するため
のフローチャート(その1)である。
【図14】本発明による情報機器の動作を説明するため
のフローチャート(その2)である。
【図15】本発明におけるドットデータ比較演算回路の
構成図である。
【図16】本発明における倍文字赤黒2色印字例を示す
図である。
【図17】本発明における倍文字赤黒2色印字を説明す
るためのフローチャートである。
【図18】本発明における倍文字赤黒2色印字の印字デ
ータを示す図である。
【符号の説明】
1…CPU(中央処理装置)、2…ROM(Read Onl
y Memory)、3…RAM(Random Access Memor
y)、4…KEY SW I/F(キースイッチインタフ
ェース)、5…KEY SW、6…表示I/F、7…L
ED(発光ダイオード)、8…通信I/F、9…BUZ
Z(ブザー)、10…PRT CNT(プリンタコント
ロール、11…PRT I/F、12…PRINTER
(プリンタ)13…PRT CNT ROM、14…PR
T CNT RAM。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2色の印字が可能なドットプリンタを具
    備し、2種類の一般的な印字コマンドを使用し、該印字
    コマンドを組み合わせることにより、1行中に2色の印
    字を可能にすることを特徴とする情報機器。
  2. 【請求項2】 2色の印字が可能なドットプリンタと、
    2種類の一般的な印字コマンドを組み合わせることによ
    り、1行中に2色の印字が可能な機能を有し、機器に搭
    載する文字ドットパターンを組み合わせ、新たな文字を
    印字することができることを特徴とする情報機器。
  3. 【請求項3】 2色の印字が可能なドットプリンタと、
    2種類の一般的な印字コマンドを組み合わせることによ
    り、1行中に2色の印字が可能な機能と、印字する1行
    分のドットパターンデータに展開する機能と、該ドット
    パターンデータを記憶するメモリと、直前に印字した1
    行分のドットパターンデータを記憶するメモリと、印字
    する1行分のドットパターンデータと直前の印字ドット
    パターンデータを比較演算する比較演算部とを有し、ド
    ットデータが一致するドットのみを印字しないように2
    色印字することができることを特徴とする情報機器。
  4. 【請求項4】 2色の印字が可能なドットプリンタと、
    2種類の一般的な印字コマンドを組み合わせることによ
    り、1行中に2色の印字が可能な機能と、倍文字の印字
    が可能な機能とを有し、奇数ドットと偶数ドットを色分
    けして2色印字ができることを特徴とする情報機器。
JP19155394A 1994-08-15 1994-08-15 情報機器 Pending JPH0852910A (ja)

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JPH0852910A true JPH0852910A (ja) 1996-02-27

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