JPH03197064A - ドットプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は印字情報をコード形態で受入れ、ドツトパター
ンに変換して印字する型のドツトプリンタに関する。

（従来の技術） 上述した型のプリンタでは、コード化された印字情報を
格納する主メモリと、−頁分の情報とは関係な（、この
メモリからドツトパターンをライン分解して数ドツトラ
イン分の情報を読出し、ドツト展開して格納するバッフ
ァメモリを備え、このバッファメモリの内容を順次プリ
ントヘッドに出力して数ドツトライン分の印字を行い、
再び主メモリから次の数ドツトライン分の情報を読出し
てドツト展開してバッファメモリに格納すると云う動作
を繰返して行くようになっている。

このように従来の装置では数ドツトライン毎に印字情報
をドツト展開し、その動作が終わるのを待って、その数
ドツトラインの印字を行っているので、印字速度がおそ
い。特に文書の中には頁毎に人の氏名欄のような特定の
領域を除いて同じ内容であり、その特定の領域内の内容
だけが頁を追って変って行くと云う種類の文書が多いが
、このような文書の連続印字の場合でも、従来装置では
全頁毎に全体を順次数ドツトラインずつドツト展開して
印字して行（ので、頁毎にほとんど同じ動作を繰返して
いるのであって、無駄な時間を費していることになる。

（発明が解決しようとする課題） 本発明はドツトプリンタにおいて、一部を除いて同じ内
容の文書を多数印字する場合の、上述したような動作重
複による非能率を解消しようとするものである。

（課題を解決するための手段） 印字情報を固定部と可変部に分けて格納する主メモリと
、印字情報で頁毎に不変の部分と可変の部分を識別する
手段と、一部分以上の容量を有するドツトパターンのバ
ッファメモリと、主メモリから一部分の情報を読出して
ドツト展開して上記バッファメモリに格納し、バッファ
メモリの内容を順次プリントヘッドに出力し、頁が変る
毎に上記バッファメモリで可変情報部分のみ内容を変更
する制御手段とを備えた。

（作用） 上述構成によると、一部だけが順次変って行く多量の文
書の連続印字の際、最初の一頁分の情報をドツト展開し
てバッファに格納するのに時間を要するが、以後は単に
バッファ内の可変部分のみ書き替えて行くだけだから各
頁毎に一頁分全体の情報のドツト展開を行っていた従来
装置に比し、著しく印字速度が上げられる。また最初の
一員を除くと、−頁分全部がドツト展開されているので
、数ドツト部分ずつドツト展開されるのを待って印字し
て行くより一員の印字所要時間を短くすることができる
。

（実施例） 第１Ｉに本発明装置の一実施例を示す。この図で１はプ
リンタを制御しているＣＰＵ、２は主メモリ、３はバッ
ファメモリ、４は印字ヘッド駆動部、５は印字ヘッドで
、６は印字動作に必要なプログラム、文字符号のパター
ンデータその他の各種データを格納した制御用メモリで
ある。

第２図は主メモリの内部を示す。ａは一文書の固定部の
データで、ｂ−ｎ＋１は同文書の可変部であり、ｎ個の
可変データが格納され、Ｐは再び他の文書の固定部のデ
ータで、ｑ、ｒ・・・はその可変部のデータである。各
データにはＩＤ番号を付与しである。固定部は予め文書
の様式としてメモリに登録されて余り変更されることは
ないが、可変データは追加されたり、不要になったり変
動があるのが普通である。従って主メモリの内部は第２
図に示すように、一つの文書の固定部、続いて可変部と
云うように順序良くデータが記入されているとは限らな
い。これらのデータの管理はＩＤ番号によって行われる
。従って、文書データは例えばＩＤＩは文書Ａの固定部
で、その可変データは離れた所にＩＤｋ乃至ＩＤｋ＋ｎ
、およびＩＤＸ乃至ｆＤｘ＋ｍとして登録され、ＩＤｅ
が他の文書の固定部と云うようになっている。従って文
書Ａで可変データはＩＤｋ＋３からＩＤｋ＋ｎおよびＩ
Ｄｘ、ＩＤｘ＋１と云うようにして印字したい場合、印
字指示は固定部ＩＤＩ、可変部ＩＤｋ＋３乃至ＴＤｋ＋
ｎ、ＩＤｘ、ＩＤｘ＋１と云うように指示する。この指
示に基いてＣＰＵは主メモリからＩＤＩのデータを読出
し、ドツトパターンのデータに変換してバッファメモリ
３に格納する。ＩＤＩは一部分のデータであるが、バッ
ファメモリ３は一頁分以上の容量があるので、ＩＤＩの
内容は全部ドツトパターンとなってバッファメモリ３に
格納される。その後ＣＰＵは指示に従いＩ’Ｄｋ＋３の
データを読出し、ドツトパターンデータに変換してバッ
ファメモリ３内の可変データの入る場所に格納する。そ
の後バッファメモリ３の内容を１ドツトライン分ずつ取
出して印字ヘッド駆動部４に人力し、印字して行く。一
部分の文書印字が終わったら、ＣＰＵはＩＤｋ＋４のデ
ータを読出し、ドツトパターンデータに変換し、バッフ
ァメモリ３内の可変データのｇｉ域を書替え、上述と同
様−ドツトラインずつ印字ヘッド駆動部に送り出し２枚
目の文書を印字する。このようにして％　［Ｄ　ｘ　＋
１までの文書の印字を終る。

第３図は上の動作のフローチャートである。印字動作を
開始させると、まずバッファメモリをクリヤ（イ）シ、
主メモリからＩＤＩのデータを読出し、ドツト展開して
バッファメモリ３に格納（ロ）シ、可変部データＩＤｋ
＋３を読出しドット展開してメモリ３の可変部領域に書
込み（ハ）−枚目の印字を行う（ニ）。印字終了を待ち
（ホ）、主メモリからＩＤｋ＋４のデータを読出し、ド
ツト展開してバッファメモリ３の可変データ領域を書替
え（へ）二枚目の印字を行う（ト）。

以下同様にしてＩＤｘ＋１のデータを読出し、印字を行
って動作を終る。バッファメモリ内の一貫の文書記入デ
ータ中で可変情報領域の内容を順次書替るための制御方
式は任意であるが、この実施例では主メモリにおいて各
可変情報の先頭に可変領域内の文字間隔２行間隔等の文
書様式と先頭文字の位置の指定を行っておくことにより
、その先頭文字の位置から順に書替えて行くようにしで
ある。

上述実施例では主メモリの内容が固定か可変かはオペレ
ータが「固定部ＴＤｎ、可変部ＩＤｐ乃至ＩＤｒ」と云
うように指示し、ＣＰＵがその指示により、主メモリの
指定ＩＤ番号の内容が固定か可変かを識別するようにな
っているが、情報を主メモリに登録する際、先頭に固定
情報、可変情報の識別符号を入れ、印字指令は単に羅列
的にＩＤ番号を並べるようにし、ＣＰＵが指定されたＩ
Ｄ番号の中から、上記識別符号によって固定情報を検索
して、バッファメモリに書込み、以後、他の指定ＩＤ番
号の情報を一枚印字毎に読出してはバッファメモリ上で
書替えると云うようにしてもよい。

本発明装置では動作モードを連続印字と単票印字とに切
換え可能とし、連続印字モードでは上述したように動作
し、単葉印字の場合、バッファメモリの一部数ドットラ
イン分を使用して、従来のように印字情報を数ドツトラ
イン分ずつドツト展開して印字するように切換え可能に
することも可能である。

（発明の効果） 本発明によれば、−枚だけの文書の場合、従来例に比し
特に印字が速（なると云うことはないが、同一形式で一
部内容だけが異っている文書を多数連続的に印字する場
合、最初の一毎目だけは従来例と同程度の時間がか＼る
が、二枚目以降は可変データの部分のみ書替えているの
で、−枚毎に全面を再構成している場合に比し、著しく
高速化され、全体として能率的な印字が可能となる◇

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は同実
施例における主メモリの内部構成図、第３図は同実施例
の動作のフローヂャートである。 １・・・ＣＰＵ、２・・・主メモリ、３・・・パップア
メモリ、４・・・印字ヘッド駆動装置、５・・・印字ヘ
ッド、６・・・制御用メモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字情報を固定部と可変部に分けて格納する主メモリと
   、印字情報で固定部と可変部とを識別する手段と、一頁
   分以上の容量を有するドットパターンのバッファメモリ
   と、主メモリから一頁分の固定部情報を読出してドット
   展開し上記バッファメモリに格納し、一頁印字する毎に
   主メモリから可変部情報を順次読出して上記バッファメ
   モリの可変情報領域だけを書替える制御手段とを備えた
   ドットプリンタ。