JPH04284272A - 印刷制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、メモリに格納したバ
ーコードを拡大，縮小処理して印刷出力する印刷制御装
置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図３は従来の印刷制御装置を示し、図に
おいて、１１は中央演算処理装置（以下ＣＰＵと略称す
る）、１２はＣＰＵ１１から転送されるデータを一時記
憶する中間バッファ、１３は複数ページ分のデータを記
憶するページバッファ、１４はページバッファ１３から
読み込んだデータが強調コードのとき、該当の文字サイ
ズあるいは文字間ピッチより、強調パターンコードを選
択する強調制御回路、１５は文字パターンおよび強調パ
ターンを記憶するフォントメモリ、１６はフォントメモ
リ１５から読み出した文字パターン、強調パターンを複
数行分記憶するラインビットバッファ、１７はプリンタ
装置である。

【０００３】また、図４はフォントメモリに記憶する強
調パターンを示し、文字ピッチは該文字のピッチであり
、ドット数は対応するドット数を示し、文字間ピッチは
図中の文字間隔（ドット数）で０，４，８，１２ドット
が指定される。この組み合わせにより、○で囲んだ１８
種類の強調パターンがあることが判る。図において、２
１は強調パターンの種類、２２は文字ピッチ、２３は文
字間隔、２４は強調パターンである。

【０００４】次に動作について説明する。まず、印字装
置に電源を投入すると、フォントメモリ１５には、フロ
ッピーディスクまたはＣＰＵ１１より文字パターンと強
調パターンとが登録される。このとき、強調パターンの
種類は図４の○で囲んだ１８種類である。印字する場合
のデータはＣＰＵ１１より転送され、中間バッファ１２
を経由して、ページバッファ１３に格納される。強調パ
ターンは強調開始命令で始まり、強調パターン終了命令
で終るが、ページバッファ１３には強調パターン付きと
いう形式で格納している。そして、ページバッファ１３
から読み込んだ文字コードが強調パターン付きのとき、
文字コードはフォントメモリ１５の文字パターンアドレ
スに置換され、該当の文字パターンをフォントメモリ１
５より読み出しラインビットバッファ１６に格納される
。このとき、強調パターン付きであれば強調制御回路１
４は、そのとき例えば図４に示すような文字コードの文
字ピッチ２２と文字間ピッチ２３とにより、１８種類の
強調パターンの中から該当する強調パターン２４を選択
してフォントメモリ１５に対し、強調パターンアドレス
を指定する。一方ラインビットバッファ１６に対しては
、アンダーライン，サイドライン，消し込みの区別によ
り、その書き込み位置（結果的には印刷位置）を指定す
る。ラインビットバッファ１６はフォントメモリ１５か
ら読み込んだフォントパターンと、強調パターン２４を
重畳して、プリンタ装置１７に出力する。このようにし
て、図４に示すような印刷結果が得られる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来の印刷制御装置は
以上のように構成されているので、任意に設定しようと
する文字サイズ，文字ピッチ，文字間ピッチ制約を伴い
、一方、種類の多いバーコードの印刷に対応するために
は各サイズ，各ピッチごとのバーコードパターンを持た
なければならないなどの問題点があった。

【０００６】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、１種類のバーコードパターンだ
けで各サイズ，各ピッチのバーコード印刷を実施可能に
する印刷制御装置を得ることを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明に係る印刷制御
装置は、情報処理装置が印刷要求するバーコードパター
ンを記憶するメモリと、制御コードに従ってそのメモリ
から読み出された上記バーコードパターンを拡大または
縮小するパターン制御装置を設けて、プリンタ装置にそ
のパターン制御装置から得られたパターン情報を印刷さ
せるようにしたものである。

【０００８】

【作用】この発明におけるパターン制御装置は、情報処
理装置からの制御コードに従って、メモリから読み出さ
れたバーコードパターンを拡大または縮小し、任意のサ
イズやピッチのバーコードのパターン印刷を実施できる
ようにする。

【０００９】

【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１において、１は情報処理装置、２は情報処理
装置１から送られるデータである文字パターンやバーコ
ードパターンおよびこれらのサイズ，ピッチなどの制御
コードを一旦格納する入力バッファ、３は文字パターン
，バーコードパターンを予め記憶させてあるメモリとし
てのフォントメモリ、４は入力バッファ２から送られる
制御コードをもとに、フォントメモリ３からの文字パタ
ーンやバーコードパターンを拡大または縮小するパター
ン制御装置、５は１ページ分のパターンを記憶するビッ
トマップメモリ、６はプリンタ装置である。

【００１０】次に動作について説明する。まず、印刷動
作に入るのに先だち、情報処理装置１から、文字パター
ンやバーコードパターンを入力バッファ２を経由して、
フォントメモリ３に登録する。このとき、文字パターン
やバーコードパターンはＸ，Ｙ座標で表わされるベクト
ル情報で格納する。続いて、印刷すべき文字コード，バ
ーコードパターンのバーコードおよびこれらのサイズ，
ピッチなどを示す制御コードが、それぞれ情報処理装置
１から指示され、一旦入力バッファ２に格納される。そ
して、文字コードやバーコードはフォントメモリ３に送
られ、このフォントメモリ３から該当する文字パターン
やバーコードパターンが読み出される。また、上記のよ
うなサイズ，ピッチなどを示す制御コードはパターン制
御装置４に送られ、フォントメモリ３から読み出された
文字パターンやバーコードパターンを拡大，圧縮するた
めに使用される。図２はその様子を示す。例えば、図２
（ａ）に示すようなバーコードパターンを横に１／２倍
，縦１倍となるように圧縮および拡大すると、図２（ｂ
）に示す通りＹ座標は変化せず、Ｘ座標が１／２倍され
て、ビットマップメモリ５に展開される。一方、横に２
倍，縦に１／２倍とすると、Ｘ座標は２倍となり、Ｙ座
標は１／２倍されてビットマップメモリ５に展開され、
これがプリンタ装置６で印刷出力される。

【００１１】なお、上記実施例では情報処理装置１から
印刷データが送られる場合を示したが、情報処理装置１
に限らず磁気ディスク装置等を使用したオフラインシス
テムでも、上記実施例と同様の効果を奏する。また、上
記実施例では倍率を１／２倍，２倍でバーコードパター
ンを圧縮，拡大する場合を記述したが、これ以外の任意
の倍率とすることもでき、上記実施例と同様の効果を奏
する。

【００１２】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば情報処
理装置が印刷要求するバーコードパターンを記憶するメ
モリと、制御コードに従ってそのメモリから読み出され
た上記バーコードパターンを拡大または縮小するパター
ン制御装置とを設けて、プリンタ装置にそのパターン制
御装置から得られたパターン情報を印刷させるように構
成したので、任意のサイズやピッチのバーコードを、一
種類のバーコードパターンを格納した小容量のメモリを
用いてプリンタ装置により印刷でき、さらに構成の簡素
化およびローコスト化を実現できるものが得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例による印刷制御装置を示す
ブロック図である。

【図２】図１におけるパターン制御装置によるパターン
の縮小および拡大の方法を示す説明図である。

【図３】従来の印刷制御装置を示すブロック図である。

【図４】従来のフォントメモリの強調パターンの種類お
よび印字内容を示す説明図である。

【符号の説明】

１　　情報処理装置 ２　　入力バッファ ３　　メモリ（フォントメモリ） ４　　パターン制御装置 ５　　ビットマップメモリ ６　　プリンタ装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　情報処理装置が印刷要求するバーコー
   ドパターンを記憶するメモリと、上記情報処理装置から
   指示されたバーコードパターンのバーコードおよびバー
   コードパターンのサイズやピッチなどの制御コードを格
   納する入力バッファと、該入力バッファからのバーコー
   ドを受けて上記メモリから読み出されたバーコードパタ
   ーンを、上記制御コードにもとづいて拡大または圧縮す
   るパターン制御装置と、該パターン制御装置から得られ
   たパターン情報を格納するビットマップメモリと、該ビ
   ットマップメモリからのバーコードパターンの印刷を行
   うプリンタ装置とを備えた印刷制御装置。