JPH09146927A - 外字切り換え方式 - Google Patents

外字切り換え方式

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JPH09146927A
JPH09146927A JP7302806A JP30280695A JPH09146927A JP H09146927 A JPH09146927 A JP H09146927A JP 7302806 A JP7302806 A JP 7302806A JP 30280695 A JP30280695 A JP 30280695A JP H09146927 A JPH09146927 A JP H09146927A
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JP
Japan
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external character
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external
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character
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JP7302806A
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Inventor
Kenji Watanabe
研二 渡辺
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KOBE NIPPON DENKI SOUTOUEA KK
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KOBE NIPPON DENKI SOUTOUEA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数書体を使用できる情報処理装置において、
同一の外字コードで複数パターンを登録可能とし、通常
の書体指定のみで読み出しできるようにする。 【解決手段】外字作成手段1で作成した外字パターンの
登録時に、外字登録手段2が外字コードと書体専用か共
通かを示す情報を外字情報記憶部6に、書体専用のとき
書体名を書体情報記憶部7に格納する。外字情報判別手
段4は外字情報記憶部6を参照し、共通なら外字コード
と外字パターンを共通外字ファイル10に登録し、書体
専用なら書体情報判別手段5に制御を渡す。書体情報判
別手段5は書体情報記憶部7を参照し、明朝体なら明朝
体外字ファイル8に、ゴシック体ならゴシック体外字フ
ァイル9に登録する。読み出し時には、外字取得手段3
からの外字コードにより、共通なら外字情報判別手段4
により共通外字ファイル10から、書体専用なら書体情
報判別手段5を介し指定書体の外字が読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外字切り換え方式に
関し、特に複数の書体の文字を使用できるパーソナルコ
ンピュータなどの情報処理装置における外字処理に際
し、書体指定に対応して外字書体の選択を自動的に行う
外字切り換え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータなどの情報処理装置では、複数書体の文字を
選択使用できるものが少なくない。この種の情報処理装
置においては、文書の作成または印刷時に書体指定を行
うことにより、文字パターンを格納している文字発生器
を切り換え、指定書体の文字を画面に表示したり、作成
済みの文書を指定書体で印刷したりすることができる。
この場合、書体指定は作成文書単位で行えるのみなら
ず、作成される文書情報の中に文字コードに加えて書体
指定の制御情報を挿入し、文書中の行単位または文字単
位で書体指定が行えるものもある。一方、文字発生器に
格納されている標準文字以外の特殊な文字やユーザ特有
の記号,ロゴマークなどを作成し、外字コードにより登
録して使用できる外字機能を備えたものも多い。
【0003】外字機能の最も一般的なものは、文字や記
号をドットパターンとして作成し、文字コードと同一形
式の区点番号で標準文字で使用していないものを外字コ
ードとして付与し、外字コードを読み出しキーとして外
字記憶領域に登録するものである。これに対して、外字
の作成および利用を容易とするため、画面表示用と印字
用のドット数が異なる場合に、一方のドット数で作成し
た外字を他方のドット数に自動変換する方式や(特開平
4―357553号公報)、作成したドットパターンか
ら輪郭データを抽出してアウトラインフォント形式で外
字を登録し、拡大,縮小などに対処できる方式などが提
案されている(特開平1―128843号公報)。更
に、紙に書いた文字パターンをイメージスキャナを用い
て入力可能とし、ユーザ独自の書体の文字を標準文字と
同一の文字コードで外字として登録して書体指定により
選択読み出し可能とした方式が、特開昭64―1029
1号公報,特開昭63―311385号公報,特開昭6
3―282786号公報に記載されている。しかしなが
ら、上記の諸方式においても、一つの外字コードに対応
して登録できる外字パターンは一つであり、複数の書体
を使用できる場合でも外字に関しては1種類しか使用す
ることができい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の外字機能においては、複数の書体を選択使用できるシ
ステムでも、標準文字に含まれていない文字を外字コー
ドで登録した場合、全書体に対して1種類の共通な外字
しか使用することができない。このため、標準文字にな
い文字を外字として作成して登録し、外字を含む文章を
作成して書体を指定して印刷すると、標準文字は指定書
体となるが外字だけは指定書体と異なる外字専用の書体
となり、外字だけ書体が異なり不統一となる欠点があ
る。
【0005】本発明の目的は、同一の外字コードで複数
の書体の文字を登録することを可能とし、読み出しに当
たっては通常の書体指定以外の操作を必要とせず選択出
力することのできる外字切り換え方式を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の外字切り換え
方式は、各書体に共通の外字を格納するための共通外字
記憶領域と、書体専用の外字を格納するための書体専用
外字記憶領域と、外字コードに対応して共通か書体専用
かの区分を示す外字情報を記憶する外字情報記憶部と、
書体の種別を示す書体情報を記憶する書体情報記憶部
と、外字を作成するための外字作成手段と、前記外字作
成手段で作成した外字を登録する際に書体専用の外字の
とき前記書体情報記憶部に書体情報を設定する外字登録
手段と、外字コードにより外字の取得を指示する外字取
得手段と、前記外字登録手段または外字取得手段からの
指示により前記外字情報記憶部を参照して外字情報が共
通のとき前記共通外字記憶領域を選択し外字の格納また
は読み出しを行い外字情報が書体専用のときは処理依頼
を発行する外字情報判別手段と、前記外字情報判別手段
からの処理依頼を受け前記書体情報記憶部を参照して前
記書体専用外字記憶領域を対象に該当する書体の外字の
格納または読み出しを行う書体情報判別手段とを備えて
構成されている。
【0007】請求項2の外字切り換え方式は、請求項1
記載の外字切り換え方式において、前記外字情報記憶部
にあらかじめ外字コードの範囲に対応して共通か書体専
用かの区分を示す外字情報が記憶されており、前記外字
登録手段は前記外字情報記憶部を参照して指定された外
字コードと外字情報との関係の照合確認を行うことを特
徴としている。
【0008】請求項3の外字切り換え方式は、請求項1
記載の外字切り換え方式において、前記外字情報記憶部
には外字コードと1対1に対応して共通か書体専用かの
区分を示す外字情報が蓄積記憶され、前記外字登録手段
が前記外字情報記憶部に対して外字情報を逐次設定する
ことを特徴としている。
【0009】請求項4の外字切り換え方式は、請求項
1,2又は3記載の外字切り換え方式において、前記書
体専用外字記憶領域が書体の種別ごとに区分して複数設
けられており、前記書体情報判別手段は前記書体情報記
憶部を参照して書体情報に該当する種別の前記書体専用
外字記憶領域を選択し外字の格納または読み出しを行う
ことを特徴としている。
【0010】請求項5の外字切り換え方式は、請求項
1,2又は3記載の外字切り換え方式において、前記書
体専用外字記憶領域が書体の種別ごとでなく全書体共通
に設けられており、前記書体情報判別手段は前記書体情
報記憶部を参照して該当する書体情報を副検索キーとし
て前記書体専用外字記憶領域に対して外字の格納または
読み出しを行うことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0013】本実施形態の外字切り換え方式は、図1に
示すように、外字を作成するための外字作成手段1と、
作成した外字に外字コードを付与し格納先区分を指定し
て登録を指示する外字登録手段2と、外字コードにより
外字の取得を指示する外字取得手段3と、外字情報記憶
部6を参照して外字の種別を判別し格納ファイルを選択
する外字情報判別手段4と、書体情報記憶部7を参照し
て書体別格納ファイルを選択する書体情報判別手段5
と、外字コードに対応して共通か書体専用かの区分を示
す外字情報を記憶する外字情報記憶部6と、書体の種別
を記憶する書体情報記憶部7と、明朝体の外字を格納す
る明朝体外字ファイル8と、ゴシック体の外字を格納す
るゴシック体外字ファイル9と、各書体に共通の外字を
格納する共通外字ファイル10とから構成されている。
【0014】外字作成手段1は、文字発生器に登録され
ている標準文字にない文字や記号のドットパターンを作
成する機能である。外字の作成を行う場合、図2(a)
に示す外字作成登録画面が表示されるので、参照番号2
1で示す外字コード入力欄に外字コードを入力し、参照
番号22の「外字作成」を選択すると、図2(b)に示
す外字作成画面が表示されるので、この画面上で外字パ
ターンを作成することができる。作成が終了して参照番
号24の「作成終了」が指示されると、再び図2(a)
の外字作成登録画面が表示される。
【0015】外字登録手段2は、作成した外字パターン
の登録を指示し制御する機能で、作成された外字が書体
専用の外字か、各書体に共通の共通外字かを判断し、外
字の格納先を指定するための処理を行う。図2(a)の
外字作成画面で参照番号23の「外字登録」が選択され
ると、図2(c)に示す外字種別指定画面が表示され
る。ここで、参照番号25の「共通」が選択された場
合、外字登録手段2は、外字情報記憶部6に外字コード
と対応して共通を示す外字情報を設定し、外字コードと
外字パターンを外字情報判別手段4に渡す。参照番号2
6の「専用」が選択された場合には、図2(d)に示す
書体選択メニュー画面が表示されるので、指定書体を選
択して実行を指示すると、外字情報記憶部6に外字コー
ドと対応して専用を示す外字情報を、書体情報記憶部7
には選択された書体を示す書体情報を設定した後、外字
コードと外字パターンを外字情報判別手段4に渡す。
【0016】外字取得手段3は、作成済みの外字パター
ンの読み出しを指示し制御する機能であり、外字コード
を外字情報判別手段4に渡し、読み出された外字パター
ンを受け取って表示装置または印字装置に送る。
【0017】外字情報判別手段4は、外字登録手段2又
は外字取得手段3から受け取った外字コードにより外字
情報記憶部6を参照し、該当する外字が書体専用か共通
かを判別する。判別結果が共通の場合、外字登録手段2
から渡された外字パターンを外字コードをキーとして共
通外字ファイル10に格納する。又、外字取得手段3か
らの外字コードをキーとして共通外字ファイル10を検
索し、外字パターンを読み出して外字取得手段3に渡
す。判別結果が共通の場合、外字登録手段2又は外字取
得手段3からの情報を渡して書体情報判別手段5に処理
を依頼する。
【0018】書体情報判別手段5は、依頼を受けると書
体情報記憶部7に記憶されている書体情報を参照し、書
体情報が明朝体であれば明朝体外字ファイル8を、ゴシ
ック体であればゴシック体外字ファイル9を選択し、そ
れぞれ外字パターンの格納または読み出しを行う。
【0019】外字情報記憶部6は、外字として作成登録
された外字パターンが書体専用か共通かの区分を示す外
字情報を外字コードと対応して記憶する記憶領域であ
り、登録された外字情報は、その外字コードで作成され
た外字パターンが登録されている限り保存される。
【0020】書体情報記憶部7は、現在処理されている
文字の書体の種別を保持する記憶領域で、図1の例では
明朝体かゴシック体かの識別情報が書体情報として記憶
される。書体情報は外字の作成登録の場合は外字登録手
段2により設定され、読み出しの場合には情報処理装置
の本体部により設定される。
【0021】明朝体外字ファイル8及びゴシック体外字
ファイル9は、それぞれ作成された明朝体の外字および
ゴシック体の外字を格納しておく記憶領域であり、同じ
外字コードにより両書体の外字パターンを登録すること
ができる。
【0022】共通外字ファイル10は、ロゴマークや記
号などの書体により区別する必要がなく共通に使用でき
る外字パターンを格納する記憶領域である。共通外字フ
ァイル10に登録された外字については、一つの外字コ
ードに対し一つの外字パターンが1対1に対応する。
【0023】図3は、明朝体外字ファイル8,ゴシック
体外字ファイル9及び共通外字ファイル10の各記憶領
域と、文字発生器の標準文字の記憶領域との関係を示し
たものである。明朝体文字データ記憶領域11は、文字
発生器の記憶領域に該当する通常文字記憶領域11aと
明朝体外字ファイル8の記憶領域に該当する明朝体外字
記憶領域11bとから成る。ゴシック体文字データ記憶
領域12も同様に、通常文字記憶領域12aとゴシック
体外字ファイル9に該当するゴシック体外字記憶領域1
2bとから成る。共通外字記憶領域13は、共通外字フ
ァイル10の記憶領域に該当する。明朝体文書の処理で
は明朝体文字データ記憶領域11と共通外字記憶領域1
3とが、ゴシック体文書の処理ではゴシック体文字デー
タ記憶領域12と共通外字記憶領域13とが検索の対象
となる。外字情報が専用の場合には、同一の外字コード
「X」に対して明朝体外字記憶領域11b,ゴシック体
外字記憶領域12bに異なる外字パターンX1,X2が
登録されるが、共通外字記憶領域13には外字コード
「X」は登録されない。外字情報が共通の場合は、外字
コード「Y」に対して共通外字記憶領域13に外字パタ
ーンY1のみが登録され、外字コード「Y」では明朝体
外字記憶領域11b,ゴシック体外字記憶領域12bに
は登録されない。
【0024】図4は、外字を作成登録する場合の一連の
処理動作を示すフローチャートである。まず、外字作成
手段1により図2(a)の外字作成登録画面が表示され
るので、外字コードを入力し外字作成を選択すると(ス
テップS1)、図2(b)の外字作成画面が表示され、
この画面上で所望の外字パターンを作成する(ステップ
S2)。作成を終了して外字作成登録画面で外字登録を
選択すると、外字登録手段2により図2(c)に示す外
字種別指定画面が表示されるので、外字種別および書体
を指定して登録指示を行う(ステップS3)。外字種別
として「共通」が指示された場合(ステップS4)、外
字登録手段2は外字コードと対応して共通を示す外字情
報を外字情報記憶部6に設定し(ステップS5)、外字
情報判別手段4が外字登録手段2から受け取った外字パ
ターンを共通外字ファイル10に格納し登録処理が完了
する(ステップS6)。
【0025】一方、ステップS4で設定された外字種別
が「専用」であった場合は、外字登録手段2が外字情報
記憶部6に専用を示す外字情報を設定し(ステップS
7)、図2(d)に示す書体選択メニュー画面で選択さ
れた書体を判断する(ステップS8)。その結果、指定
書体が明朝体の場合には、書体情報記憶部7に明朝体を
示す書体情報を設定し、外字コードと外字パターンを外
字情報判別手段4に渡す(ステップS9)。外字情報判
別手段4は、外字情報記憶部6を参照して専用であるこ
とを認識し書体情報判別手段5を起動し、書体情報判別
手段5が書体情報記憶部7を参照して明朝体であること
を認識し、外字パターンを明朝体外字ファイル8に登録
する(ステップS10)。同様に、指定書体がゴシック
体の場合は書体情報記憶部7にゴシック体を示す書体情
報を設定し(ステップS11)、書体情報判別手段5が
書体情報記憶部7を参照して外字パターンをゴシック体
外字ファイル9に登録する(ステップS12)。
【0026】図5は、登録された外字を読み出す場合の
一連の処理動作を示すフローチャートであり、キー入力
により文書を作成する場合を示している。文書を作成す
るためのキー入力があると(ステップS21)、まずキ
ー入力の種別を判別する(ステップS22)。コマンド
入力であれば、そのコマンドの種別を判断し(ステップ
S23)、書体設定コマンド以外であり且つ終了コマン
ドでなければ(ステップS24)、そのコマンド処理を
実行し(ステップS25)、キー入力待ちとなりステッ
プS21に戻る。終了コマンドであれば終了処理が行わ
れる。ステップS23でコマンド種別が書体設定コマン
ドの場合は、ステップS26で指定書体を判定し、明朝
体の場合は書体情報記憶部7に明朝体を示す書体情報を
(ステップS27)、ゴシック体の場合は書体情報記憶
部7にゴシック体を示す書体情報を設定し(ステップS
28)、ステップS21に戻る。又、ステップS22に
おいてキー入力が文字コードの場合は、ステップS29
で標準文字か外字かを判定し、標準文字の場合はその書
体の文字発生器から文字パターを取得して画面に表示す
る(ステップS30)。ここまでの処理は、情報処理装
置の本体部の制御により行われる。
【0027】入力された文字コードが外字の場合、その
外字コードは外字取得手段3から外字情報判別手段4に
渡され、外字情報判別手段4は外字コードで外字情報記
憶部6を検索し、書体専用か共通かを判定する(ステッ
プS31)。その結果、共通であれば共通外字ファイル
10を検索し(ステップS31)、外字パターンを取得
して画面に表示しステップS21に戻る(ステップS3
6)。ステップS31において外字情報が専用の場合
は、外字コードは外字情報判別手段4から書体情報判別
手段5に渡され、書体情報記憶部7が参照される(ステ
ップS33)。書体情報が明朝体であれば、外字コード
により明朝体外字ファイル8を検索し(ステップS3
4)、ゴシック体であれば、ゴシック体外字ファイル9
を検索し(ステップS35)、ステップS36で外字パ
ターンを取得し表示する。
【0028】以上はキー入力により文書を作成する場合
の動作であるが、作成済みの文書を読み出し表示あるい
は印刷する場合についても同様であり、書体情報記憶部
には作成文書の書式定義に指定されている書体情報が設
定され、キー入力によらず文字コード又は制御コードが
順次読み出され処理される。制御コードの中に書体変更
指定があれば、書体情報記憶部の書体情報が更新され、
変更された書体情報により指定書体の文字の読み出しが
行われる。
【0029】上述した実施形態では、明朝体とゴシック
体の2書体の場合について説明したが、3書体以上の場
合でも同様であり、文字作成手段としてはドットパター
ンを画面上で作成する例を示したが、これに限定される
ものではなく、例えばイメージスキャナを利用する方法
など他の公知の方法を適用できる。
【0030】又、外字情報記憶部には外字コードと1対
1に対応させて外字情報を外字登録手段が逐次登録して
いくものとし、その外字が削除されるまで保存されるも
のとした。すなわち、外字として使用できる外字コード
は、任意に共通または書体専用のいずれにも使用できる
構成とした。これに対し、共通に使用する外字コードの
範囲と書体専用に使用する外字コードの範囲を決め、こ
れをあらかじめ外字情報記憶部に設定しておき、外字を
作成して登録する際には、外字登録手段はユーザが指定
した外字コードと共通か書体専用かの区分が矛盾しない
かを照合確認するように構成することもできる。
【0031】更に、書体専用の外字パターンを格納する
書体専用外字記憶領域は、書体ごとに別ファイルを構成
し、外字コードを検索キーとして外字パターンを格納す
るものとし、書体情報判別手段が書体情報記憶部を参照
して指定書体のファイルを選択し、外字コードにより指
定書体の外字パターンを読み出すものとした。これに対
し、書体ごとに別ファイルを構成することなく全書体を
一つのファイルとし、外字コードを主検索キー、書体情
報を副検索キーとして外字パターンを格納し、読み出し
は書体情報判別手段が書体情報記憶部を参照し、書体情
報を副検索キーとして行うように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の外字切り
換え方式は、書体専用の外字パターンを格納する書体専
用外字記憶領域を設け、同一の外字コードで書体専用の
外字パターンを登録できるようにすると共に、書体共通
の外字パターンを格納する共通外字記憶領域を設け、書
体別に登録する必要がないロゴマークや記号等の外字パ
ターンを格納し、書体指定により書体専用外字記憶領域
からの指定書体の外字と併せて共通外字記憶領域の外字
も検索できるように構成されている。従って、複数の書
体を使用できる情報処理装置で、外字を含んだ文章を作
成して画面表示または印刷する場合、統一性のある文章
表示または印刷を行うことができる。又、書体別に登録
する必要がない外字パターンは共通外字記憶領域のみに
格納するため、書体ごとに重複登録する必要がなく、外
字記憶領域を効率的に利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本実施形態における外字作成登録時の操作画面
の説明図である。
【図3】本実施形態における各外字ファイルと文字発生
器との関連の説明図である。
【図4】本実施形態の外字作成登録時の一連の動作を示
すフローチャートである。
【図5】本実施形態の読み出し時の一連の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 外字作成手段 2 外字登録手段 3 外字取得手段 4 外字情報判別手段 5 書体情報判別手段 6 外字情報記憶部 7 書体情報記憶部 8 明朝体外字ファイル 9 ゴシック体外字ファイル 10 共通外字ファイル 11 明朝体文字データ記憶領域 11a 明朝体通常文字記憶領域 11b 明朝体外字記憶領域 12 ゴシック体文字データ記憶領域 12a ゴシック体通常文字記憶領域 12b ゴシック体外字記憶領域 13 共通外字記憶領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各書体に共通の外字を格納するための共
    通外字記憶領域と、書体専用の外字を格納するための書
    体専用外字記憶領域と、外字コードに対応して共通か書
    体専用かの区分を示す外字情報を記憶する外字情報記憶
    部と、書体の種別を示す書体情報を記憶する書体情報記
    憶部と、外字を作成するための外字作成手段と、前記外
    字作成手段で作成した外字を登録する際に書体専用の外
    字のとき前記書体情報記憶部に書体情報を設定する外字
    登録手段と、外字コードにより外字の取得を指示する外
    字取得手段と、前記外字登録手段または外字取得手段か
    らの指示により前記外字情報記憶部を参照して外字情報
    が共通のとき前記共通外字記憶領域を選択し外字の格納
    または読み出しを行い外字情報が書体専用のときは処理
    依頼を発行する外字情報判別手段と、前記外字情報判別
    手段からの処理依頼を受け前記書体情報記憶部を参照し
    て前記書体専用外字記憶領域を対象に該当する書体の外
    字の格納または読み出しを行う書体情報判別手段とを備
    えたことを特徴とする外字切り換え方式。
  2. 【請求項2】 前記外字情報記憶部にあらかじめ外字コ
    ードの範囲に対応して共通か書体専用かの区分を示す外
    字情報が記憶されており、前記外字登録手段は前記外字
    情報記憶部を参照して指定された外字コードと外字情報
    との関係の照合確認を行うことを特徴とする請求項1記
    載の外字切り換え方式。
  3. 【請求項3】 前記外字情報記憶部には外字コードと1
    対1に対応して共通か書体専用かの区分を示す外字情報
    が蓄積記憶され、前記外字登録手段が前記外字情報記憶
    部に対して外字情報を逐次設定することを特徴とする請
    求項1記載の外字切り換え方式。
  4. 【請求項4】 前記書体専用外字記憶領域が書体の種別
    ごとに区分して複数設けられており、前記書体情報判別
    手段は前記書体情報記憶部を参照して書体情報に該当す
    る種別の前記書体専用外字記憶領域を選択し外字の格納
    または読み出しを行うことを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の外字切り換え方式。
  5. 【請求項5】 前記書体専用外字記憶領域が書体の種別
    ごとでなく全書体共通に設けられており、前記書体情報
    判別手段は前記書体情報記憶部を参照して該当する書体
    情報を副検索キーとして前記書体専用外字記憶領域に対
    して外字の格納または読み出しを行うことを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の外字切り換え方式。
JP7302806A 1995-11-21 1995-11-21 外字切り換え方式 Pending JPH09146927A (ja)

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