JPH085290Y2 - 縦軸エンジンの回転軸の下部ジャーナル軸受装置 - Google Patents
縦軸エンジンの回転軸の下部ジャーナル軸受装置Info
- Publication number
- JPH085290Y2 JPH085290Y2 JP1990012376U JP1237690U JPH085290Y2 JP H085290 Y2 JPH085290 Y2 JP H085290Y2 JP 1990012376 U JP1990012376 U JP 1990012376U JP 1237690 U JP1237690 U JP 1237690U JP H085290 Y2 JPH085290 Y2 JP H085290Y2
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- Japan
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- oil
- boss
- journal
- bearing
- groove
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、縦軸エンジンの回転軸(例えばクランク
軸)の下部ジャーナル軸受装置に関する。
軸)の下部ジャーナル軸受装置に関する。
[基本構造] 本考案の前提となる縦軸エンジンの回転軸の下部ジャ
ーナル軸受装置の基本構造は、次のようになっている。
ーナル軸受装置の基本構造は、次のようになっている。
例えば第1図、第2図または第3図に示すように、 縦軸エンジン1のオイルパン2の底壁3に軸受ボス4
を立設し、 軸受ボス4のボス孔5に回転軸6の下部のラジアルジ
ャーナル7を内嵌支持させるとともに、軸受ボス4のボ
ス上面8に回転軸6の下部のスラストジャーナル9を載
置支持させ、 オイルパン2内のオイル10の規定油面11下のオイル貯
溜空間12よりもボス上面8を高く位置させて構成した ものである。
を立設し、 軸受ボス4のボス孔5に回転軸6の下部のラジアルジ
ャーナル7を内嵌支持させるとともに、軸受ボス4のボ
ス上面8に回転軸6の下部のスラストジャーナル9を載
置支持させ、 オイルパン2内のオイル10の規定油面11下のオイル貯
溜空間12よりもボス上面8を高く位置させて構成した ものである。
上記回転軸6としては、例えばクランク軸21、バラン
サー軸23等を挙げることが出来る。
サー軸23等を挙げることが出来る。
[従来の技術] 上記基本構造における下部ジャーナル軸受装置の潤滑
は、従来では第3図に示すように、エンジンの振動等に
よりボス上面8上まで波立つオイルパン2内のオイル10
を、ボス上面8とスラストジャーナル9との間のスラス
ト軸受面間17の外周縁部18から、スラスト軸受面間17、
ラジアルジャーナル7とボス孔5との間のラジアル軸受
面間19の順に自然に浸透させることにより行っている。
は、従来では第3図に示すように、エンジンの振動等に
よりボス上面8上まで波立つオイルパン2内のオイル10
を、ボス上面8とスラストジャーナル9との間のスラス
ト軸受面間17の外周縁部18から、スラスト軸受面間17、
ラジアルジャーナル7とボス孔5との間のラジアル軸受
面間19の順に自然に浸透させることにより行っている。
[考案が解決しようとする課題] このため、上記従来技術では、次の問題がある。
すなわち、スラスト軸受面間17の外周縁部18から自然
に浸透するオイル10の量は僅かなものであるため、下部
ジャーナル軸受装置の潤滑性能は低く、その耐用寿命が
短い。
に浸透するオイル10の量は僅かなものであるため、下部
ジャーナル軸受装置の潤滑性能は低く、その耐用寿命が
短い。
本考案は、下部ジャーナル軸受装置の潤滑性能を高め
ることができるようにすること、をその課題とする。
ることができるようにすること、をその課題とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記基本構造における下部ジャーナル軸受
装置の潤滑装置を次のようにすることを特徴とする。
装置の潤滑装置を次のようにすることを特徴とする。
例えば第1図または第2図に示すように、軸受ボス4
の下部にオイル入口13をオイルパン2のオイル貯溜空間
12と連通状にあけ、ラジアルジャーナル7の外周面とボ
ス孔5の内周面との少なくとも一方にオイル押し上げ用
螺旋溝14を形成し、 螺旋溝14の溝下部15をオイル入口13を介してオイルパ
ン2内のオイル貯溜空間12に連通させるとともに、螺旋
溝14の溝上部16をボス上面8とスラストジャーナル9と
の間のスラスト軸受面間17に連通し、 ボス上面8とスラストジャーナル9との間にスラスト
軸受カラー33を介在させ、スラスト軸受カラー32の端面
にこれの内縁から外縁に亘ってオイル通過溝33を形成し
て構成した ものである。
の下部にオイル入口13をオイルパン2のオイル貯溜空間
12と連通状にあけ、ラジアルジャーナル7の外周面とボ
ス孔5の内周面との少なくとも一方にオイル押し上げ用
螺旋溝14を形成し、 螺旋溝14の溝下部15をオイル入口13を介してオイルパ
ン2内のオイル貯溜空間12に連通させるとともに、螺旋
溝14の溝上部16をボス上面8とスラストジャーナル9と
の間のスラスト軸受面間17に連通し、 ボス上面8とスラストジャーナル9との間にスラスト
軸受カラー33を介在させ、スラスト軸受カラー32の端面
にこれの内縁から外縁に亘ってオイル通過溝33を形成し
て構成した ものである。
[効果] 本考案は、次の効果・を奏する。
オイルパン内のオイルは、螺旋溝の回転によるポンピ
ング作用によって、オイル補給溝から螺旋溝内を上昇
し、続いて、螺旋溝の溝上部からスラスト軸受カラーの
端面に形成されたオイル通過溝を通ってクランク室内に
流出する。
ング作用によって、オイル補給溝から螺旋溝内を上昇
し、続いて、螺旋溝の溝上部からスラスト軸受カラーの
端面に形成されたオイル通過溝を通ってクランク室内に
流出する。
そして、オイルが螺旋溝内を上昇する際に、この螺旋
溝を形成したラジアルジャーナルとボス孔との間のラジ
アル軸受面間にオイルが塗り込まれ、これでラジアル軸
受面間の潤滑が行われる。
溝を形成したラジアルジャーナルとボス孔との間のラジ
アル軸受面間にオイルが塗り込まれ、これでラジアル軸
受面間の潤滑が行われる。
同様に、オイルがオイル通過溝を流通する際に、スラ
スト軸受面間にオイルが塗り込まれ、これでスラスト軸
受面間の潤滑が行われる。
スト軸受面間にオイルが塗り込まれ、これでスラスト軸
受面間の潤滑が行われる。
このとき、スラスト軸受面間にオイル通過溝が開口さ
れているので、オイル通過時の流通抵抗は小さい。この
ため、ラジアルジャーナル部及びスラスト軸受面間を流
通するオイルの流量はその分だけ増大する。
れているので、オイル通過時の流通抵抗は小さい。この
ため、ラジアルジャーナル部及びスラスト軸受面間を流
通するオイルの流量はその分だけ増大する。
このため、流量が増大した分、より多くのオイルがラ
ジアル軸受面間に塗り込まれる。従って、ラジアル軸受
面間の潤滑性を向上できる。同様の理由により、スラス
ト軸受面間の潤滑性も向上できる。
ジアル軸受面間に塗り込まれる。従って、ラジアル軸受
面間の潤滑性を向上できる。同様の理由により、スラス
ト軸受面間の潤滑性も向上できる。
それ故、本考案によれば、下部ジャーナル軸受装置の
潤滑性能を高め、その耐用寿命を長くできる。
潤滑性能を高め、その耐用寿命を長くできる。
潤滑装置を構成するに当たり、既存の軸受ボスとラジ
アルジャーナルに、オイル入口の穿設や旋回溝の溝切り
の加工を施すのみでよく、新たな部品を追加することな
く容易に実施できる。
アルジャーナルに、オイル入口の穿設や旋回溝の溝切り
の加工を施すのみでよく、新たな部品を追加することな
く容易に実施できる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る縦軸エンジンの回転
軸の下部ジャーナル軸受装置を説明する図で、第1図
(A)は縦軸エンジンの縦断面側面図、第1図(B)は
スラスト軸受カラーの斜視図であり、第2図は他の実施
例に係る下部ジャーナル軸受装置の縦断面図である。
軸の下部ジャーナル軸受装置を説明する図で、第1図
(A)は縦軸エンジンの縦断面側面図、第1図(B)は
スラスト軸受カラーの斜視図であり、第2図は他の実施
例に係る下部ジャーナル軸受装置の縦断面図である。
第1図において、符号1は縦軸エンジンを示してい
る。
る。
この縦軸エンジン1は、クランク室20内とオイルパン
2内とにわたって縦向きに収容されたクランク軸21、バ
ランサー軸23等の回転軸6の下部を軸受する下部ジャー
ナル軸受装置26を、自己潤滑軸受装置27で取り入れたオ
イル10で自己潤滑するものである。
2内とにわたって縦向きに収容されたクランク軸21、バ
ランサー軸23等の回転軸6の下部を軸受する下部ジャー
ナル軸受装置26を、自己潤滑軸受装置27で取り入れたオ
イル10で自己潤滑するものである。
下部ジャーナル軸受装置26は、縦軸エンジン1のオイ
ルパン2の底壁3に軸受ボス4を立設し、軸受ボス4の
ボス孔5に回転軸6の下部のラジアルジャーナル7を内
嵌支持させるとともに、軸受ボスのボス上面8に回転軸
6の下部のスラストジャーナル9を載置支持させ、オイ
ルパン2内のオイル10の規定油面11下のオイル貯溜空間
12よりもボス上面8を高く位置させて構成してある。
ルパン2の底壁3に軸受ボス4を立設し、軸受ボス4の
ボス孔5に回転軸6の下部のラジアルジャーナル7を内
嵌支持させるとともに、軸受ボスのボス上面8に回転軸
6の下部のスラストジャーナル9を載置支持させ、オイ
ルパン2内のオイル10の規定油面11下のオイル貯溜空間
12よりもボス上面8を高く位置させて構成してある。
スラストジャーナル9は、調時歯車伝導装置22の調時
ギヤ31の下面に形成してある。
ギヤ31の下面に形成してある。
ボス上面8とスラストジャーナル9との間には、第1
図(B)に示す環状のスラスト軸受カラー32を介在さ
せ、スラストジャーナル9とスラスト軸受カラー32の上
面との間、及びスラスト軸受カラー32の下面とボス上面
8との間にそれぞれスラスト軸受面間17が形成される。
図(B)に示す環状のスラスト軸受カラー32を介在さ
せ、スラストジャーナル9とスラスト軸受カラー32の上
面との間、及びスラスト軸受カラー32の下面とボス上面
8との間にそれぞれスラスト軸受面間17が形成される。
スラスト軸受カラー32は、回転軸6に遊嵌させ、スラ
ストジャーナル9とボス上面8との間で自由に回転でき
るようにしてある。
ストジャーナル9とボス上面8との間で自由に回転でき
るようにしてある。
自己潤滑装置27は、軸受ボス4の下部にオイル入口13
をオイルパン2のオイル貯溜空間12と連通状にあけ、ラ
ジアルジャーナル7の外周面にオイル押し上げ用螺旋溝
14を形成し、螺旋溝14の溝下部15をオイル入口13を介し
てオイルパン2内のオイル貯溜空間12に連通させるとと
もに、螺旋溝14の溝上部16をボス上面8とスラストジャ
ーナル9との間のスラスト軸受面間17に連通させて構成
してある。
をオイルパン2のオイル貯溜空間12と連通状にあけ、ラ
ジアルジャーナル7の外周面にオイル押し上げ用螺旋溝
14を形成し、螺旋溝14の溝下部15をオイル入口13を介し
てオイルパン2内のオイル貯溜空間12に連通させるとと
もに、螺旋溝14の溝上部16をボス上面8とスラストジャ
ーナル9との間のスラスト軸受面間17に連通させて構成
してある。
このため、軸受ボス4のオイル入口13から流入するオ
イルパン2内のオイル10を、回転軸6の回転でオイル押
し上げ用螺旋溝14に沿って押し上げ、螺旋溝14内を通過
するオイル10を、ラジアルジャーナル7とボス孔5との
間のラジアル軸受面間19に塗り込んで、これを十分に潤
滑し、また螺旋溝14の溝上部16から流出するオイル10
を、スラスト軸受面間17に塗り込んで、これを十分に潤
滑し、下部ジャーナル軸受装置26の潤滑性能を高め、そ
の耐用寿命を長くできる。
イルパン2内のオイル10を、回転軸6の回転でオイル押
し上げ用螺旋溝14に沿って押し上げ、螺旋溝14内を通過
するオイル10を、ラジアルジャーナル7とボス孔5との
間のラジアル軸受面間19に塗り込んで、これを十分に潤
滑し、また螺旋溝14の溝上部16から流出するオイル10
を、スラスト軸受面間17に塗り込んで、これを十分に潤
滑し、下部ジャーナル軸受装置26の潤滑性能を高め、そ
の耐用寿命を長くできる。
特に、エンジンの軽量化のためにオイルパン2をアル
ミ製とした場合に、摩耗し易い軸受ボス4の寿命を延命
するのに有効である。
ミ製とした場合に、摩耗し易い軸受ボス4の寿命を延命
するのに有効である。
また、自己潤滑装置27を構成するに当たり、既存の軸
受ボス4とラジアルジャーナル7に、オイル入口13の穿
設や旋回溝14の溝切りの加工を施すのみでよく、新たな
部品を追加することなく容易に実施できる。
受ボス4とラジアルジャーナル7に、オイル入口13の穿
設や旋回溝14の溝切りの加工を施すのみでよく、新たな
部品を追加することなく容易に実施できる。
オイル押し上げ用螺旋溝14は、回転軸6の回転方向28
と逆向きに回転しながら上向きに上昇する旋回状に形成
することにより、オイル入口13から流入するオイル10
を、回転するオイル押し上げ用旋回溝14の下側の斜面29
で上向きに押し上げるようにしてある。
と逆向きに回転しながら上向きに上昇する旋回状に形成
することにより、オイル入口13から流入するオイル10
を、回転するオイル押し上げ用旋回溝14の下側の斜面29
で上向きに押し上げるようにしてある。
オイル押し上げ用旋回溝14の溝下部5は、ラジアルジ
ャーナル7下部を取り囲む状態で軸受ボス4内に形成し
た環状のオイル補給溝30内に臨ませることにより、螺旋
溝14の溝下部15をオイル補給溝30とオイル入口13とを介
してオイルパン2内のオイル貯溜空間12と常時に連通さ
せるようにしてある。
ャーナル7下部を取り囲む状態で軸受ボス4内に形成し
た環状のオイル補給溝30内に臨ませることにより、螺旋
溝14の溝下部15をオイル補給溝30とオイル入口13とを介
してオイルパン2内のオイル貯溜空間12と常時に連通さ
せるようにしてある。
第1図(B)に示すように、スラスト軸受カラー32の
下面には、オイル通過溝33を横断状に形成することによ
り、スラスト軸受カラー32の下面とボス上面8との間の
スラスト軸受面間17でのオイル10の流通抵抗を小さくし
て、オイル押し上げ用旋回溝14によるオイル10の押し上
げを円滑に行わせるようにするとともに、オイル通過溝
33を通過する大量のオイル10をスラスト軸受カラー32の
回転で上記スラスト軸受面間17に効果的に塗り込んで、
その潤滑特性を一層高められるようにしてある。
下面には、オイル通過溝33を横断状に形成することによ
り、スラスト軸受カラー32の下面とボス上面8との間の
スラスト軸受面間17でのオイル10の流通抵抗を小さくし
て、オイル押し上げ用旋回溝14によるオイル10の押し上
げを円滑に行わせるようにするとともに、オイル通過溝
33を通過する大量のオイル10をスラスト軸受カラー32の
回転で上記スラスト軸受面間17に効果的に塗り込んで、
その潤滑特性を一層高められるようにしてある。
第2図に示す自己潤滑装置27は、オイル押し上げ用旋
回溝14をラジアルジャーナル7の外周面に形成したのに
代え、ボス孔5の内周面に形成したものである。
回溝14をラジアルジャーナル7の外周面に形成したのに
代え、ボス孔5の内周面に形成したものである。
このオイル押し上げ用溝14は、回転軸6の回転方向28
と同じ向きに回転しながら上昇する旋回状に形成するこ
とにより、オイル補給溝30内のオイル10を回転する回転
軸6でオイル押し上げ用旋回溝14に案内させながら上向
きに押し上げるようにしてある。
と同じ向きに回転しながら上昇する旋回状に形成するこ
とにより、オイル補給溝30内のオイル10を回転する回転
軸6でオイル押し上げ用旋回溝14に案内させながら上向
きに押し上げるようにしてある。
尚、第1図(A)における符号24は回転軸6の上部を
軸受する上部軸受装置で、ここは跳ね掛け措置25で発生
させるオイル10のミストでミスト潤滑するようにしてあ
る。
軸受する上部軸受装置で、ここは跳ね掛け措置25で発生
させるオイル10のミストでミスト潤滑するようにしてあ
る。
第1図は本考案の一実施例に係る縦軸エンジンの回転軸
の下部ジャーナル軸受装置を説明する図で、第1図
(A)は縦軸エンジンの縦断面側面図、第1図(B)は
スラスト軸受カラーの斜視図であり、第2図は他の実施
例に係る下部ジャーナル軸受装置の縦断面図、第3図は
従来技術に係る下部ジャーナル軸受装置の縦断面図であ
る。 1…縦軸エンジン、2…オイルパン、3…2の底壁、4
…軸受ボス、5…4のボス孔、6…回転軸、7…ラジア
ルジャーナル、8…4のボス上面、9…スラストジャー
ナル、10…オイル、11…10の規定油面、12…オイル貯溜
空間、13…オイル入口、14…オイル押し上げ用螺旋溝、
15…14の溝下部、16…14の溝上部、17…スラスト軸受面
間。
の下部ジャーナル軸受装置を説明する図で、第1図
(A)は縦軸エンジンの縦断面側面図、第1図(B)は
スラスト軸受カラーの斜視図であり、第2図は他の実施
例に係る下部ジャーナル軸受装置の縦断面図、第3図は
従来技術に係る下部ジャーナル軸受装置の縦断面図であ
る。 1…縦軸エンジン、2…オイルパン、3…2の底壁、4
…軸受ボス、5…4のボス孔、6…回転軸、7…ラジア
ルジャーナル、8…4のボス上面、9…スラストジャー
ナル、10…オイル、11…10の規定油面、12…オイル貯溜
空間、13…オイル入口、14…オイル押し上げ用螺旋溝、
15…14の溝下部、16…14の溝上部、17…スラスト軸受面
間。
Claims (1)
- 【請求項1】縦軸エンジン1のオイルパン2の底壁3に
軸受ボス4を立設し、 軸受ボス4のボス孔5に回転軸6の下部のラジアルジャ
ーナル7を内嵌支持させるとともに、軸受ボス4のボス
上面8に回転軸6の下部のスラストジャーナル9を載置
支持させ、 オイルパン2内のオイル10の規定油面11下のオイル貯溜
空間12よりもボス上面8を高く位置させて構成した、縦
軸エンジンの回転軸の下部ジャーナル軸受装置におい
て、 軸受ボス4の下部にオイル入口13をオイルパン2のオイ
ル貯溜空間12と連通状にあけ、ラジアルジャーナル7の
外周面とボス孔5の内周面との少なくとも一方にオイル
押し上げ用螺旋溝14を形成し、 螺旋溝14の溝下部15をオイル入口13を介してオイルパン
2内のオイル貯溜空間12に連通させるとともに、螺旋溝
14の溝上部16をボス上面8とスラストジャーナル9との
間のスラスト軸受面間17に連通し、 ボス上面8とスラストジャーナル9との間にスラスト軸
受カラー32を介在させ、スラスト軸受カラー33の端面に
これの内縁から外縁に亘ってオイル通過溝33を形成して 構成した ことを特徴とする縦軸エンジンの回転軸の下部ジャーナ
ル軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990012376U JPH085290Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 縦軸エンジンの回転軸の下部ジャーナル軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990012376U JPH085290Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 縦軸エンジンの回転軸の下部ジャーナル軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104114U JPH03104114U (ja) | 1991-10-29 |
JPH085290Y2 true JPH085290Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31515860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990012376U Expired - Lifetime JPH085290Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 縦軸エンジンの回転軸の下部ジャーナル軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085290Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220129396A (ko) * | 2021-03-16 | 2022-09-23 | 주식회사 코아오토모티브 | 모터 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4998647U (ja) * | 1972-12-16 | 1974-08-26 | ||
JPS56103613U (ja) * | 1980-01-10 | 1981-08-13 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP1990012376U patent/JPH085290Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220129396A (ko) * | 2021-03-16 | 2022-09-23 | 주식회사 코아오토모티브 | 모터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03104114U (ja) | 1991-10-29 |
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