JPH085213A - 連続急速凍結装置 - Google Patents

連続急速凍結装置

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JPH085213A
JPH085213A JP6159339A JP15933994A JPH085213A JP H085213 A JPH085213 A JP H085213A JP 6159339 A JP6159339 A JP 6159339A JP 15933994 A JP15933994 A JP 15933994A JP H085213 A JPH085213 A JP H085213A
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恒 川上
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英史 田代
Hideto Miura
英人 三浦
Kazuyoshi Arase
和義 荒瀬
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Toyo Seisakusho KK
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Toyo Seisakusho KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/30Quick freezing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
    • Y02A40/963Off-grid food refrigeration

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ベルトコンベア出入口開口部からの外気の侵入
を防止し、冷却器コイルへの着霜を防ぎ、装置の連続運
転を可能にする。 【構成】冷却室10内を水平に移動するベルトコンベア
6の上方に複数台の冷却器2、2を設置し、これら冷却
器のうちベルトコンベア出入口開口部7、7側に位置す
る冷却器2、2の吹出口をベルトコンベアの出入口側に
向けて開口し、各冷却器からの冷風が多数の吹出口(ス
リット)5からベルトコンベア6上の被凍結物に吹き出
すように構成した連続急速凍結装置において、ベルトコ
ンベア出入口開口部7の内側に、ベルトコンベア6の両
側端部に沿う垂直仕切板8、8を設けるとともに、ベル
トコンベア出入口開口部7寄りのスリットよりなる吹出
口5に、斜め下方に冷却室10内に向けて立ち下がる風
向変更板9、9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生鮮食料品などを連続
凍結するための空気吹出し方式による連続急速凍結装置
に関し、特に外気の侵入防止を図った凍結装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】生鮮食料品などを連続凍結する従来の連
続急速凍結装置は、図5に示すように構成されている。
この図で、装置外板1内の上部には2台の冷却器2、2
が左右に配設されていて、これら冷却器のベルトコンベ
ア出入口開口部7、7側を向く冷風吹出口部には、それ
ぞれ送風機3、3が配されており、ベルトコンベア6は
冷却室10内を水平に移動する。
【0003】また、生鮮食料品などの被凍結物が移送さ
れるこのベルトコンベア6の上方には、図6に示すよう
にこのベルトコンベア6に沿い、コンベア6に直交する
ように吹出口(スリット)5を開口したスリット板4が
設けられており、図7に示すようにベルトコンベア出入
口開口部7寄りの第1スリット5aは盲となっている。
なお、ベルトコンベア6は、ネットベルトまたはスチー
ルべルトからなる。
【0004】このように構成される連続急速凍結装置で
は、各送風機3、3によって左右の冷却器2、2からそ
れぞれ吹き出された冷風は、スリット5を抜けてベルト
コンベア6上の被凍結物に吹き下ろされて、被凍結物を
急速冷凍する。ベルトコンベア6を抜けた冷風は、左右
の冷却器2、2の後部側の吸込口から冷却器2、2に戻
されて循環する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の連続急
速凍結装置では、各冷却器2、2から吹き出された冷風
は大部分が被凍結物やベルトコンベア6に接触して流
れ、冷却器2、2の吸込口へと循環する。
【0006】しかし、その一部はベルトコンベア出入口
開口部7、7より冷却室外へと吹き出してしまう。これ
により冷却室10が負圧になるのと、空気抵抗の少ない
ベルトコンベア両側端部を通って冷却器2、2へと循環
する冷風流れの誘引作用とにより、図中符号11で風の
流れを示すようにベルトコンベア出入口開口部7、7か
ら外気が侵入する。
【0007】このため外気の持っている湿分が冷却器の
コイルに霜となって付着し、冷却器の連続運転を妨げる
という問題が生じていた。
【0008】本発明はこのような従来の技術が有する課
題を解決するために提案されたものであり、ベルトコン
ベア出入口開口部よりの外気の侵入を防止し、冷却器コ
イルへの着霜を防ぎ、装置の連続運転を可能にした連続
急速凍結装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、冷却室内を水平に移動するベルトコンベア
の上方に複数台の冷却器を設置し、これら冷却器のうち
ベルトコンベア出入口側に位置する冷却器の吹出口をベ
ルトコンベアの出入口部に向けて開口し、各冷却器から
の冷風がコンベア上方の多数のスリット状吹出口からベ
ルトコンベア上の被凍結物に吹き出すように構成した連
続急速凍結装置において、上記ベルトコンベア出入口部
の内側に、ベルトコンベアの両側端部に沿う垂直仕切板
を設けた構成としてある。
【0010】また、本発明による連続急速凍結装置は、
上記ベルトコンベア出入口部の内側に、ベルトコンベア
の両側端部に沿う垂直仕切板を設けるとともに、上記ベ
ルトコンベア出入口部寄りのスリット状吹出口に、斜め
下方に冷却室内に向けて立ち下がる風向変更板を設けた
構成としてある。
【0011】
【作用】上述した請求項1に対応する構成によれば、ベ
ルトコンベア出入口部のベルトコンベア両側端部に沿う
垂直仕切板を設けたことにより、コンベア出入口両側端
部より誘引されて侵入する外気を防止できるとともに、
スリット状吹出口より吹き出す気流が垂直仕切板に沿っ
て吹き下ろすため、エアカーテンの作用をなし、外気は
より侵入しにくくなる。
【0012】請求項2に対応する構成によれば、垂直仕
切板と風向変更板とを共に設けることにより、外気侵入
防止効果がさらに良好となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1の縦断面図に、本発明による連続急速凍
結装置の一実施例を示し、図2に、この装置の横断面図
を示す。
【0014】これらの図で、装置外板1内の上部左右
(コンベアの移動方向)には、それぞれ送風機3、3を
備える冷却器2、2が、吹出口をベルトコンベア出入口
開口部7、7側に向けて配設されている。
【0015】また、冷却室10内を水平に移動する無端
ベルトコンベア6と冷却器2、2との間には、ベルトコ
ンベア6と直交するようスリットよりなる吹出口5を開
口させたスリット板4が配されており、この実施例で
は、ベルトコンベア出入口開口部7、7に近接した第1
スリット5aは開となっている。
【0016】ベルトコンベア出入口開口部7、7寄りに
は、ベルトコンベア6の両側端縁からスリット板4を覆
う高さまで垂直仕切板8、8が設けられている。この垂
直仕切板8、8は、図3に示すようにベルトコンベア6
の両側端部に沿って第1スリット5a、第2スリット5
bおよび第3スリット5cをカバーするように配設され
ている。
【0017】また、ベルトコンベア出入口開口部7、7
には、コンベア出入口開口部から外に向かって吹き出さ
れる気流のエネルギを相殺する目的で、開口部上部から
コンベア6上方の冷却室10内へ斜めに立ち下がる風向
変更板9、9が設けられている。図4に示すようにこの
風向変更板の傾斜角度θは、30゜〜60゜程度に設定
される。なお、風向変更板9、9は、第2スリット5b
および第3スリット5c部分にも取り付けてもよい。
【0018】このように構成される連続急速凍結装置で
は、ベルトコンベア出入口開口部7、7寄りにコンベア
6の両側端部に沿う垂直仕切板8、8を設けたことによ
り、冷却室10内の気流は図1乃至図3で点線で示すよ
うになり、コンベア出入口部両側端部を通って冷却器2
へと循環する冷風流れを抑制できることから、外気の誘
引を防止できる。
【0019】また、ベルトコンベア出入口開口部7、7
に風向変更板9、9を設けたことにより、第1スリット
5a、5aから吹き出す気流により、第2スリット5
b、5bから外に向かって吹き出ようとする気流の方向
を冷却室10内へと変更することができる。これによ
り、コンベア出入口開口部7、7から冷風が漏れて冷却
室10が負圧となることに起因する外気の侵入を防止す
ることができる。
【0020】表1にはベルトコンベア6をスチールベル
トとしたときの実験データを示す。まず、第1スリット
5a、5aを盲として、垂直仕切板8、8だけを設けた
場合には、ベルトコンベア出入口開口部7、7からの外
気の侵入量の減少率は47%であった。
【0021】続いて、第1スリット5a、5aを開とし
て、垂直仕切板8、8を設けるとともに、傾斜角度が3
0゜の風向変更板9、9を設けた場合は、外気侵入量減
少率は42%であった。
【0022】さらに、第1スリット5a、5aを開とし
て、垂直仕切板8、8と傾斜角度が60゜の風向変更板
9、9とを設けた場合には、外気侵入量減少率は27%
であった。このように、風向変更板9の傾斜角度を60
゜としたときに、外気侵入量の減少効果が顕著に現われ
るのは、第1スリット5aから風向変更板9に沿って吹
き出される冷風の吹出し点と第2スリット5bから吹き
出される冷風のベルトコンベア6上の最下点が一致し、
冷却室10外に向かって吹き出す冷風を防止できること
による。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ベ
ルトコンベア出入口開口部寄りのコンベア両側端部に沿
って垂直仕切板を設けたので、コンベア出入口両側端部
を通って冷却器へと循環する冷風流れを抑制することが
でき、出入口開口部からの外気の誘引を防止できる。
【0025】また、ベルトコンベア出入口開口部寄りの
スリット状吹出口に、コンベア上方の冷却室内に向けて
斜め下方に傾斜させた風向変更板を設けたので、コンベ
ア開口部中央から冷風が漏れて冷却室内が負圧になるこ
とに起因する外気の侵入を防止することができる。
【0026】このように、本発明ではベルトコンベア出
入口開口部からの外気の侵入を防止できるので、外気の
湿分が冷却器コイルに付着しなくなり、従来は頻繁に除
霜運転が必要であったが、除霜運転の頻度を少なくで
き、装置の連続運転が可能となった。これにより、省エ
ネルギ効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続急速凍結装置の一実施例を示
す縦断面図。
【図2】図1のa−a線断面図。
【図3】図1のA部拡大図。
【図4】図3のB部拡大図。
【図5】従来の連続急速凍結装置を示す構成図。
【図6】図5のb−b線断面図。
【図7】図5のC部拡大図。
【符号の説明】
1 装置外板 2 冷却器 3 送風機 4 スリット板 5 吹出口(スリット) 5a 第1スリット 5b 第2スリット 5c 第3スリット 6 ベルトコンベア 7 ベルトコンベア出入口開口部 8 垂直仕切板 9 風向変更板 10 冷却室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却室内を水平に移動するベルトコンベア
    の上方に複数台の冷却器を設置し、これら冷却器のうち
    ベルトコンベア出入口側に位置する冷却器の吹出口をベ
    ルトコンベアの出入口部に向けて開口し、各冷却器から
    の冷風がコンベア上方の多数のスリット状吹出口からベ
    ルトコンベア上の被凍結物に吹き出すように構成した連
    続急速凍結装置において、上記ベルトコンベア出入口部
    の内側に、ベルトコンベアの両側端部に沿う垂直仕切板
    を設けたことを特徴とする連続急速凍結装置。
  2. 【請求項2】冷却室内を水平に移動するベルトコンベア
    の上方に複数台の冷却器を設置し、これら冷却器のうち
    ベルトコンベア出入口側に位置する冷却器の吹出口をベ
    ルトコンベアの出入口部に向けて開口し、各冷却器から
    の冷風がコンベア上方の多数のスリット状吹出口からベ
    ルトコンベア上の被凍結物に吹き出すように構成した連
    続急速凍結装置において、上記ベルトコンベア出入口部
    の内側に、ベルトコンベアの両側端部に沿う垂直仕切板
    を設けるとともに、上記ベルトコンベア出入口部寄りの
    スリット状吹出口に、斜め下方に冷却室内に向けて立ち
    下がる風向変更板を設けたことを特徴とする連続急速凍
    結装置。
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