JPH0851709A - 圧縮型引留クランプおよびプレハブ電線 - Google Patents

圧縮型引留クランプおよびプレハブ電線

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JPH0851709A
JPH0851709A JP20453294A JP20453294A JPH0851709A JP H0851709 A JPH0851709 A JP H0851709A JP 20453294 A JP20453294 A JP 20453294A JP 20453294 A JP20453294 A JP 20453294A JP H0851709 A JPH0851709 A JP H0851709A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プレハブ電線として延線する際,金車通過時
に働く曲げモーメントで塑性変形しないようにする。 【構成】 圧縮型引留クランプ21の鋼クランプ22
は,鋼スリーブ部24,波付部25,密着部26,引留
部27を一体に持つとともに,鋼スリーブ部24の先端
側に鋼スリーブ延長部32を一体に持つ。鋼スリーブ延
長部32は,圧縮型引留クランプ全長Lの中央部Mを越
える長さを持つ。鋼心アルミ撚線の両端にこの縮型引留
クランプ21を圧縮固定してプレハブ電線とする。その
際,鋼心アルミ撚線のアルミ線部の内層部は最外層より
さらに奥まで段剥きする。そして電線の鋼心を鋼スリー
ブ延長部32に貫通させ鋼スリーブ部24内に挿入し鋼
スリーブ24を鋼心上に圧縮固定する。次いでアルミス
リーブ23を鋼スリーブ24および電線のアルミ線部上
にわたって圧縮固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,鋼心アルミ撚線から
なる送電線等の電線を耐張鉄塔に引き留めるために使用
される圧縮型引留クランプおよび該引き留めクランプを
備えたプレハブ電線に関する。
【0002】
【従来の技術】テンションメンバである鋼心と電流通路
であるアルミ撚線との二層構造をなす鋼心アルミ撚線を
架空送電線等の電線として用いる場合,この鋼心アルミ
撚線(以下電線という)を耐張鉄塔に引き留めるため
に,鋼心アルミ撚線の二層構造に対応して,鋼クランプ
とアルミスリーブとから構成される圧縮型引留クランプ
が使用される。この種の一般的な圧縮型引留クランプ
は,ジャンパソケットを接続するためのラグ部がアルミ
スリーブの端部からほぼ直角方向に大きく突出したいわ
ゆるJEC型と呼ばれる構造をなしている。
【0003】ところで,架線工事の省力化を目的とし
て,架設すべき鉄塔の径間を予め精密に測定し,一方,
工場において架設すべき電線の弛度も考慮に入れた長さ
を精密に計尺するとともに,電線の両端部に圧縮型引留
クランプを圧縮固定してプレハブ電線とし,このプレハ
ブ電線を延線するプレハブ架線工法が知られている。こ
のプレハブ電線の延線の際,電線端部の圧縮型引留クラ
ンプにワイヤロープを連結し,鉄塔アームに吊持した金
車を通過させるが,前記のJEC型の圧縮型引留クラン
プでは,大きく突出したラグ部のために金車通過が困難
なので,図8,図9に示すように,ラグ部9がアルミス
リーブ3に沿う形で設けられてあまり突出しない構造の
いわゆる金車通過型の圧縮型引留クランプ1が使用され
ている。また,同図のように,金車通過時のクランプ口
元(図8で左端部)部分における電線の急激な曲がりに
よる電線の損傷を軽減するために,圧縮型引留クランプ
全長を電気的および機械的な性能を満足する範囲で可能
な限り短くした構造のものが使用されている。前記従来
の圧縮型引留クランプ1の詳細を説明すると,2は鋼ク
ランプ,3はアルミスリーブであり,鋼クランプ2は,
電線端部の露出鋼心部上に圧縮固定される鋼スリーブ部
4とアルミスリーブ3を堅固に結合させるための波付部
5と鋼クランプ2とアルミスリーブ3との間の水密を図
るためのテーパ状の密着部6と鉄塔に引き留めるための
引留部7とを一体に持つ構造であり,一方,アルミスリ
ーブ3は,電線のアルミ線部および鋼クランプ2の引留
部7を除く部分の外周にわたって圧縮固定されるアルミ
スリーブ本体部8と,このアルミスリーブ本体部8の引
き留め端側(図8で右側)にアルミスリーブ本体部8に
沿って一体に設けた板状のラグ部9とからなっている。
この圧縮型引留クランプ1は,前述のJEC型の圧縮型
引留クランプに対して約80%程度の長さに短尺化され
ている。
【0004】そして,上述の圧縮型引留クランプ1を精
密に定尺した電線の両端にそれぞれ圧縮固定してプレハ
ブ電線とするが,その際,アルミスリーブ3を電線のア
ルミ線部の外周に予め挿通させておき,電線端部の露出
させた鋼心上に鋼クランプ2の鋼スリーブ部4を圧縮固
定した後,前記アルミスリーブ3を鋼スリーブ部4の外
周およびアルミ線部の外周にわたって圧縮固定して鋼ク
ランプ2とアルミスリーブ3とを一体化する。このプレ
ハブ電線を延線した後,図8,図9に2点鎖線で示すよ
うに先端が二股状のジャンパソケット11をラグ部9に
嵌合させ,ボルトで締め付け固定する。
【0005】上記従来の金車通過型の圧縮型引留クラン
プ1は,単に圧縮型引留クランプとしての電気的および
機械的性能を満足させるという観点で設計されているこ
とから,図示のように鋼クランプ2は,その鋼スリーブ
部4が圧縮型引留クランプ1の全長(アルミスリーブ3
の口元から引留部7の連結穴7aの中心までの距離)L
の中央部Mに達しない長さのものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように圧縮型引
留クランプ1を圧縮固定したプレハブ電線の延線作業に
おいて,図10に示すように,この圧縮型引留クランプ
1が金車12を通過する際,図11に示すように,圧縮
型引留クランプ1は,当該電線13およびワイヤロープ
14の延線張力Tによる垂直分力TV を受けることにな
り,圧縮型引留クランプ1の中央部Mを中心として両側
から曲げられることになる。この場合,最大曲げモーメ
ントが生じる箇所は中央部Mであるのに対して,前述の
ように鋼クランプ2の先端は圧縮型引留クランプ1の中
央部に達しない長さであるため,すなわち中央部Mから
電線13側の部分は強度の低いアルミスリーブ3のみで
あるため,延線張力およびカテナリ角度によっては,ア
ルミスリーブ3が延線張力により塑性変形を起こして曲
がってしまう場合があった。このため,この種の金車通
過型の圧縮型引留クランプ1を使用する場合は,延線張
力およびカテナリ角度について制限を設ける必要があっ
た。また,圧縮型引留クランプ1の塑性変形による曲が
りを防止するため,主要部が強度の高い特殊鋼で製作さ
れ電線側の部分が電線の曲がりに対する保護のためにゴ
ム製であるクランププロテクタ内に圧縮型引留クランプ
1を収容して金車を通過させる方法も実用化されている
が,この方法では,クランププロテクタの取り付け,取
り外し作業が煩雑であり,しかも取り外し作業は鉄塔の
上部に連結された耐張碍子連の先端部分で行う必要があ
り容易でないことから,工数の増大が著しいという欠点
がある。
【0007】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので,圧縮型引留クランプの金車通過時の延
線張力の垂直分力による最大曲げモーメントに対する強
度を向上させることができ,クランププロテクタを必要
とせずに圧縮型引留クランプの塑性変形による曲がりを
防止することができる圧縮型引留クランプ,およびこの
圧縮型引留クランプを備えたプレハブ電線を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の圧縮型引留クランプは,鋼心アルミ撚線からなる電
線端部の鋼心外周上に圧縮固定される鋼スリーブ部と該
電線を引き留めるための引留部とを少なくとも有する鋼
クランプと,前記電線のアルミ線部および前記鋼クラン
プの前記引留部を除く部分の外周にわたって圧縮固定さ
れるアルミスリーブとからなる圧縮型引留クランプにお
いて,前記鋼クランプは,前記鋼スリーブ部と同心の筒
状をなし当該電線のアルミ線部最外層を除く任意のアル
ミ線内層部に嵌入される鋼スリーブ延長部を備えるとと
もに,この鋼スリーブ延長部は,少なくとも圧縮型引留
クランプ全長の中央部を越える位置まで延長しているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の圧縮型引留クランプを電線に圧縮固
定したプレハブ電線の延線時に,圧縮型引留クランプが
金車を通過する際,圧縮型引留クランプは,当該電線お
よびワイヤロープの延線張力による垂直分力を受け,中
央部において最大曲げモーメントが生じる。しかし,こ
の中央部には鋼クランプの鋼スリーブ延長部が存在し,
この強度の高い鋼スリーブ延長部が最大曲げモーメント
を負担するので,アルミスリーブの塑性変形による曲が
りを防止できる。
【0010】
【実施例】以下,本発明の実施例を図1〜図7を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の圧縮型引留クラ
ンプ21の正面図,図2は同右側面図である。また,図
3は上記圧縮型引留クランプ21における後述の鋼クラ
ンプ22のみを示す正面図である。この圧縮型引留クラ
ンプ21は,鋼クランプ22とアルミスリーブ23とか
らなり,鋼クランプ22は,電線の鋼心を挿入する穴2
4aを有し鋼心アルミ撚線からなる電線端部の露出され
た鋼心上に圧縮固定される鋼スリーブ部24と,アルミ
スリーブ23を堅固に結合させるための波付部25と,
鋼クランプ22とアルミスリーブ23との間の水密を図
るためのテーパ状の密着部26と,鉄塔に引き留めるた
めの引留部27とを一体に持つ構成は従来と同様である
が,本発明ではさらに,前記鋼スリーブ部24の先端
に,鋼スリーブ部24と同心の筒状をなし当該電線のア
ルミ線部最外層を除く任意のアルミ線内層部に嵌入され
る鋼スリーブ延長部32を一体に備えるとともに,この
鋼スリーブ延長部32は,少なくとも圧縮型引留クラン
プ全長(アルミスリーブ23の口元から引留部27の連
結穴27aの中心までの距離)Lの中央部Mを越える位
置まで延長している。この鋼スリーブ延長部32は非圧
縮部であり電線の鋼心に単に被せられる。また,この鋼
スリーブ延長部32は,鋼心が貫通する必要があること
からその貫通穴32aの径は鋼スリーブ部24の穴24
aの径と同一もしくは若干大きめ(図示例では同一)と
し,また,電線のアルミ線最外層を除いたアルミ線内層
部に嵌入させる必要があることから,その外径は当該ア
ルミ線部内層の外径と同一とする。前記アルミスリーブ
23の構造は基本的には従来のものと同じであり,電線
のアルミ線部および鋼クランプ22の引留部27を除く
部分の外周にわたって被せられ圧縮固定される円筒状の
アルミスリーブ本体部28と,このアルミスリーブ本体
部28の引き留め端側にアルミスリーブ本体部28に沿
って一体に設けた板状のラグ部29とからなっている。
なお,アルミスリーブ本体部28の先端近傍にはテーパ
部28aを形成し,ラグ部29にはジャンパソケット1
1を連結するための連結穴29aをあけている。また,
この圧縮型引留クランプ21は,圧縮型引留クランプ自
体の強度を高めるために,アルミスリーブ本体部28の
外径および鋼クランプ22の鋼スリーブ部24の外径
を,従来のJEC型の圧縮型引留クランプと比較して,
約1.4〜1.8倍としている。
【0011】図4に上記圧縮型引留クランプ21が圧縮
固定される鋼心アルミ撚線からなる電線31の段剥き構
造を縦断面図で示す。図示のように,この電線31は,
鋼心31aの外周に例えば3層からなるアルミ線部31
bを有しているが,鋼心31aは前記鋼スリーブ延長部
32の貫通穴32aを通って鋼スリーブ部24の穴24
aの奥まで挿入されるように外部のアルミ線部31bが
切断除去されている。この場合,アルミ線部31bの2
層目および最外層は鋼スリーブ部24の圧縮伸びを考慮
の上,鋼スリーブ部24の先端部近傍位置で切断され,
アルミ線部31bの一層目は鋼スリーブ延長部32を嵌
入できる中空部31cが形成される長さまで切断除去さ
れる。
【0012】上記の圧縮型引留クランプ21を前記電線
31に圧縮固定する場合,アルミスリーブ23を電線3
1のアルミ線部31b上の奥にスライド挿通させた状態
で,電線31の鋼心31aを鋼クランプ22の鋼スリー
ブ延長部32の貫通穴32aに貫通させかつ鋼スリーブ
部24の穴24a内に挿入し,鋼スリーブ部24を圧縮
して(鋼スリーブ延長部32は圧縮しない),鋼スリー
ブ部24を鋼心31a上に圧縮固定した後,アルミスリ
ーブ23を鋼クランプ22の外周上までスライド移動さ
せて鋼クランプ22およびアルミ線部31b上にわたっ
て圧縮固定して鋼クランプ22とアルミスリーブ3とを
一体化する。定尺切断した電線31の両端に上記のよう
に圧縮型引留クランプ21を圧縮固定するとプレハブ電
線が得られる。このプレハブ電線を延線した後,図1,
図2に2点鎖線で示すように先端が二股状のジャンパソ
ケット11をラグ部29に嵌合させ,ボルトで締め付け
固定する。
【0013】図5に示すように,上記要領で圧縮型引留
クランプ21を電線31の両端に圧縮固定したプレハブ
電線33の延線時に,圧縮型引留クランプ21が金車1
2を通過する際,圧縮型引留クランプ21は,図11で
説明したように,当該電線31およびワイヤロープ14
の延線張力Tによる垂直分力TV を受け,中央部Mにお
いて最大曲げモーメントが生じる。しかし,この中央部
Mには鋼クランプ22の鋼スリーブ延長部32が存在
し,この強度の高い鋼スリーブ延長部32が最大曲げモ
ーメントを負担するので,アルミスリーブ23の塑性変
形による曲がりを防止できる。したがって,従来のよう
にクランププロテクタを用いる必要もない。
【0014】図6に本発明の圧縮型引留クランプにおけ
る鋼クランプ22Aの他の実施例を示す。この鋼クラン
プ22Aは,鋼スリーブ延長部42を,1段目42aと
2段目42bとの2段に形成したものである。この場
合,鋼スリーブ延長部42の1段目42aを圧縮型引留
クランプ全長Lの中央部Mまで延長させる。これによ
り,圧縮型引留クランプの強度を一層向上させることが
できる。その他の点は前述のものと同様である。この場
合,図7に示すように,電線41の鋼心41aを露出さ
せる際に,アルミ線部41bの1層目および2層目を前
記鋼スリーブ延長部42の1段目42aおよび2段目4
2bに対応して切断除去し,2段の中空部41cが形成
されるようにする。また,アルミ線部がさらに多層の大
サイズの鋼心アルミ撚線を用いる場合は,3段以上の鋼
スリーブ延長部を形成することも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば,鋼クランプと一体に設
けた鋼スリーブ延長部が圧縮型引留クランプ全長の中央
部を越える位置まで延長しているので,圧縮型引留クラ
ンプの金車通過時の延線張力の垂直分力による最大曲げ
モーメントに対する強度を向上させることができ,クラ
ンププロテクタを必要とせずに圧縮型引留クランプの塑
性変形による曲がりを効果的に防止することが可能とな
った。
【0016】請求項2のプレハブ電線を用いてプレハブ
架線工法を行えば,クランププロテクタを用いる必要が
ないので,プレハブ電線の延線作業の能率が著しく向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の圧縮型引留クランプの正面
図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】同図(イ)は図1における鋼クランプのみを示
した正面図,同図(ロ)は同左側面図である。
【図4】同図(イ)は上記圧縮型引留クランプが圧縮固
定される鋼心アルミ撚線からなる電線の縦断面図,同図
(ロ)は右側面図である。
【図5】上記実施例構造の圧縮型引留クランプを取り付
けたプレハブ電線の延線過程において,圧縮型引留クラ
ンプが金車上を通過している態様を示す正面図である。
【図6】本発明の圧縮型引留クランプにおける鋼クラン
プの他の実施例を示すもので,同図(イ)は正面図,同
図(ロ)は同左側面図である。
【図7】図6の鋼クランプを持つ圧縮型引留クランプが
圧縮固定される鋼心アルミ撚線からなる電線の縦断面図
である。
【図8】従来の圧縮型引留クランプを示す正面図であ
る。
【図9】図8の右側面図である。
【図10】図8の圧縮型引留クランプを取り付けたプレ
ハブ電線の延線過程において,圧縮型引留クランプが金
車上を通過している態様を示す正面図である。
【図11】図10の延線過程において圧縮型引留クラン
プに働く力を説明する図である。
【符号の説明】
21 圧縮型引留クランプ 22,22A 鋼クランプ 23 アルミスリーブ 24 鋼スリーブ部 24a 穴 25 波付部 26 密着部 27 引留部 27a 連結穴 28 アルミスリーブ本体部 29 ラグ部 31 電線(鋼心アルミ撚線) 31a 鋼心 31b アルミ線部 32 鋼スリーブ延長部 32a 貫通穴 33 プレハブ電線 L 圧縮型引留クランプ全長 M 圧縮型引留クランプの中央部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上記の圧縮型引留クランプ21を前記電線
31に圧縮固定する場合,アルミスリーブ23を電線3
1のアルミ線部31b上の奥にスライド挿通させた状態
で,電線31の鋼心31aを鋼クランプ22の鋼スリー
ブ延長部32の貫通穴32aに貫通させかつ鋼スリーブ
部24の穴24a内に挿入し,鋼スリーブ部24を圧縮
して(鋼スリーブ延長部32は圧縮しない),鋼スリー
ブ部24を鋼心31a上に圧縮固定した後,アルミスリ
ーブ23を鋼クランプ22の外周上までスライド移動さ
せて鋼クランプ22およびアルミ線部31b上にわたっ
て圧縮固定して鋼クランプ22とアルミスリーブ23
を一体化する。定尺切断した電線31の両端に上記のよ
うに圧縮型引留クランプ21を圧縮固定するとプレハブ
電線が得られる。このプレハブ電線を延線した後,図
1,図2に2点鎖線で示すように先端が二股状のジャン
パソケット11をラグ部29に嵌合させ,ボルトで締め
付け固定する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
図7】図6の鋼クランプを持つ圧縮型引留クランプが
圧縮固定される鋼心アルミ撚線からなる電線の縦断面図
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼心アルミ撚線からなる電線端部の鋼心
    外周上に圧縮固定される鋼スリーブ部と該電線を引き留
    めるための引留部とを少なくとも有する鋼クランプと,
    前記電線のアルミ線部および前記鋼クランプの前記引留
    部を除く部分の外周にわたって圧縮固定されるアルミス
    リーブとからなる圧縮型引留クランプにおいて,前記鋼
    クランプは,前記鋼スリーブ部と同心の筒状をなし当該
    電線のアルミ線部最外層を除く任意のアルミ線内層部に
    嵌入される鋼スリーブ延長部を備えるとともに,この鋼
    スリーブ延長部は,少なくとも圧縮型引留クランプ全長
    の中央部を越える位置まで延長していることを特徴とす
    る圧縮型引留クランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧縮型引留クランプを鋼
    心アルミ撚線からなる電線の両端に圧縮固定してなるプ
    レハブ電線であって,鋼心アルミ撚線からなる前記電線
    端部の鋼心をアルミ線部を切断除去して露出させる際
    に,アルミ線部の最外層を除く任意の内槽部を最外層の
    切断端部位置よりもさらに奥まで切断除去して最外層の
    内側に中空部を形成し,この中空部に圧縮型引留クラン
    プの前記鋼スリーブ延長部を挿入した状態で鋼スリーブ
    部を鋼心に対して圧縮固定し,その後アルミスリーブを
    鋼スリーブ部およびアルミ線部上にわたって圧縮固定し
    たことを特徴とするプレハブ電線。
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