JP3407657B2 - 電気リード線の固定構造 - Google Patents

電気リード線の固定構造

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JP3407657B2
JP3407657B2 JP14519298A JP14519298A JP3407657B2 JP 3407657 B2 JP3407657 B2 JP 3407657B2 JP 14519298 A JP14519298 A JP 14519298A JP 14519298 A JP14519298 A JP 14519298A JP 3407657 B2 JP3407657 B2 JP 3407657B2
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雄太 中野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、変電所の母線電流
を検出するCTの二次側に接続する電気リード線の固定
構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、変電所などにおいては、図3に
示すように、母線21の電流を検出するために、母線2
1にCT22を取付け、このCTの二次側に接続された
電気リード線1を支持金具23を介して、下方に設けら
れたケース2内に導入し、電気リード線1の端部を検出
部の接続端子に接続する場合がある。 【0003】図2は電気リード線1のケース2内におけ
る従来の固定構造の一例を示すもので、ケース2には中
空の金属製の保護管3が取付けられており、電気リード
線1は保護管3内に挿通されて、ケース2内に導入され
る。また、電気リード線1の先端部は外被が取り除かれ
て心線1aにされ、圧着端子などによって検出部の接続
端子4に接続されるとともに、心線1aに外力が作用し
ないように、リード線1の端部が固定金具5によって固
定される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の固定構
造では、屋外で使用された場合、電気リード線1は保護
管3によって覆われているので、外部からの飛来物など
による断線は保護される。しかし、母線21からケース
2までの距離が大きいので、保護管3は長大となり、強
風などによる外力が作用すると、保護管3に多少の剛性
があっても、保護管3とともに電気リード線1は大きく
揺動し、固定金具5を支点として電気リード線1に曲げ
あるいはねじり力が加わり、亀裂又は断線の危険性があ
る。 【0005】そこで本発明は、強風などによる外力が電
気リード線に作用しても、電気リード線に亀裂又は断線
を生じないようにすることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明では、母線に取付
けられたCTの二次側にその一端が接続されるととも
に、その他端が保護管内を挿通して、ケース内で固定金
具によって固定された電気リード線の固定構造におい
て、前記電気リード線に沿ってアルミより線を配設する
とともに、前記電気リード線および前記アルミより線を
束ね、前記保護管の内面と、前記電気リード線および前
記アルミより線の外周面との間に、バネ性スリーブを配
設する。 【0007】上記電気リード線の固定構造においては、
アルミより線によって、電気リード線の剛性が高まるの
で、強風などによる外力が作用しても、保護管および
気リード線の揺動は小さくなるばかりでなく、バネ性ス
リーブによって反力が作用するので、揺動を抑制するこ
とができ、電気リード線に亀裂又は断線を生じない。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は本発明の電気リード線の固
定構造の実施の形態の一例を示すものである。図1にお
いて、電気リード線1に沿って配設された二本のアルミ
より線11は、樹脂製のバンド13が巻き付けられて、
電気リード線1と束ねられている。この場合、アルミよ
り線11は軽量で、かつ可撓性を有しているので、電気
リード線1に沿って配設することが容易であり、しかも
電気リード線1と束ねられたときには、これらが適度の
剛性を有することになる。 【0009】電気リード線1は保護管3の下部でアルミ
より線11と分離されて、固定金具5によって固定され
る。また、電気リード線1の先端部は外被が取り除かれ
て心線1aにされるとともに、心線1aの先端に圧着端
子が取り付けられ、接続端子4に接続される。また、ア
ルミより線11はクランプ14により固定される。 【0010】スリットが入ったバネ性スリーブ12は保
護管3の内面と、束ねられた電気リード線1およびアル
ミより線11の外周面との間に配設され、コネクタ15
によって固定される。なお、バネ性スリーブ12の先端
部は、電気リード線1に傷がつかないようにするために
丸みを施している。 【0011】かかる固定構造においては、強風などによ
る外力が作用した場合、電気リード線1はアルミより線
11によって剛性が高められるので、保護管3および電
気リード線1の揺動は小さくなる。また、電気リード線
1およびアルミより線11は、固定金具3およびクラン
プ14をそれぞれ支点に揺動して、バネ性スリーブ12
の先端部に力が作用しても、バネ性スリーブ12の先端
部には、バネ力により反力が発生し、電気リード線1と
アルミより線12の揺動を押さえる作用が生じる。 【0012】したがって、電気リード線1の揺動が抑制
され、電気リード線1の固定金具5に曲げあるいはねじ
り力が発生しない。 【0013】 【発明の効果】本発明によれば、アルミより線によっ
て、電気リード線の剛性が高まるので、強風などによる
外力が作用しても、電気リード線の揺動は小さくなるば
かりでなく、バネ性スリーブによって反力が作用するの
で、揺動を抑制することができ、電気リード線に亀裂又
は断線を生じない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の電気リード線の固定構造の実施の形態
の一例を示す図である。 【図2】従来の電気リード線の固定構造の一例を示す図
である。 【図3】変電所の母線にCTを取付けた場合の一例を示
す図である。 【符号の説明】 1 電気リード線 1a 心線 2 ケース 3 保護管 4 接続端子 5 固定金具 11 アルミより線 12 バネ性スリーブ 13 バンド 14 クランプ 15 コネクタ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】母線に取付けられたCTの二次側にその一
    端が接続されるとともに、その他端が保護管内を挿通し
    て、ケース内で固定金具によって固定された電気リード
    線の固定構造において、 前記電気リード線に沿ってアルミより線を配設するとと
    もに、前記電気リード線および前記アルミより線を束
    ね、 前記保護管の内面と、前記電気リード線および前記アル
    ミより線の外周面との間に、バネ性スリーブを配設し
    た、 ことを特徴とする電気リード線の固定構造。
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