JP2006108051A - ジョイントコネクタ用端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジョイントを行う際の端子構造をきわめて簡単にして、部品点数の減少化とコストダウンを図り、かつ端子金具間の電気的導通性も確実に図ることのできるジョイントコネクタ用端子金具を提供することを目的とする。
【解決手段】
複数本の電線20を一つに束ねるとともに、一つに束ねた各電線20の電気的導通性を確保するジョイントコネクタ用端子金具10において、1本の電線が圧着される端子金具1が、導電材料からなる連結部3によって並列状に複数個連結され、かつ前記各端子金具1に、それぞれサイズが異なる少なくとも3つのワイヤーバレル4a〜4cと、少なくとも1つのインシュレーションバレル5とが形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等に搭載されるワイヤーハーネスのジョイントコネクタ用端子金具に関する。
従来のジョイントコネクタとしては、ハウジングに開閉可能なカバーを取り付け、ハウジング内には複数の端子金具を収容し、カバーにジョイント端子(バスバー)をアッセンブリし、バスバーと端子金具とを嵌合させて電気的導通を図るものが知られていた。カバーはジョイント端子(バスバー)の後面の露出部分をおおい隠すようになっており、このカバーの内面にはジョイント端子(バスバー)を抜け止め状態で取り付け可能な複数の抜け止め爪を形成し、これらの爪によってジョイント端子(バスバー)をカバーに一体化させ、メンテナンス作業を容易にしたものが知られている。このとき用いられるジョイント端子(バスバー)は、導電金属板により形成され、当該ジョイント端子(バスバー)を各端子金具に挿入することによって、各端子金具の電気的導通性を確保していた(特許文献1参照)。
特開2002−352926号公報(第2,3頁、図1)
特許文献1に開示されたものは、バスバーの構造が複雑であり、また端子金具の先端部もこのバスバーを挿入するための受け入れ口を有し、この受け入れ口の内面とバスバーの接触も確実にできるように工夫しておく必要があった。そのために、バスバーと端子金具の構造の簡素化が図りにくく、コストダウンにも限界があった。
また上記ジョイントコネクタは、大きく分けて、複数の端子金具と、ジョイント端子(バスバー)と、ハウジングといった部品から構成されているが、組み付け性や部品管理の点、及びコストの点から見ると、部品点数を少しでも減少させることが望ましい。
そこで、本発明は、ジョイントを行う際の端子構造をきわめて簡単にして、部品点数の減少化とコストダウンを図り、かつ端子金具間の電気的導通性も確実に図ることのできるジョイントコネクタ用端子金具を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、複数本の電線を一つに束ねるとともに、一つに束ねた各電線の電気的導通性を確保するにあたって、1本の電線が圧着される端子金具を、導電材料からなる連結部によって並列状に複数個連結し、かつ前記各端子金具に、サイズが異なる少なくとも3つのワイヤーバレルと、少なくとも1つのインシュレーションバレルとを形成した。
本発明のジョイントコネクタ用端子金具は、複数の端子金具が導電材料からなる連結部によって連結されているため、各端子金具を電気的に導通状態とするバスバーを用いることなく、各端子金具の電気的導通性を確保することができ、構成部品の減少化を図り、性能低下を伴うことなく安価にジョイントを行うことができる。
また各端子金具には、サイズの異なる少なくとも3つのワイヤーバレルが形成されているため、端子金具にセットされた電線の電線径に応じたワイヤーバレルで電線を圧着することによって、端子金具と電線との接続信頼性を向上させることができる。
本発明の実施例によるジョイントコネクタ用端子金具について図1乃至図3を参照して説明する。
図1に、この発明の実施例によるジョイントコネクタ用端子金具を示す。
図1に示す実施例では、複数本の電線20を一つに束ねるとともに、一つに束ねた各電線20の電気的導通性が確保されたジョイントコネクタ用端子金具10において、1本の電線20が圧着される端子金具1が、導電材料からなる連結部3によって並列状に複数個連結している。また各端子金具1には、それぞれサイズが異なる少なくとも3つのワイヤーバレル4a〜4cと、インシュレーションバレル5とが形成されている。
なお、ワイヤーバレルとは、電線のワイヤー部分21を圧着する部分であり、インシュレーションバレルとは、電線の絶縁体被覆部分22を圧着する部分である。
この実施例は、3つの端子金具1が並列状に連結されているジョイントコネクタ用端子金具10であって、端子金具1の先端に直交する平板状の連結部1によって、並列する3つの端子金具1の電気的導通性が確保されている。
なおこの実施例では、連結部3に対する端子金具1の付根部分の折り曲がりを防止するため、各端子金具1の保持面2の先端に補強用ディンプル6を形成した。
また、各端子金具1の保持面2は基端側(インシュレーションバレル側)に向かって末広状に形成され、この扇型の保持面2を有する端子金具1には、サイズの異なる3つのワイヤーバレル4a〜4cと、1つのインシュレーションバレルとが形成されている。
すなわち端子金具1にセットされる電線20の電線径に対応させるために、サイズの異なる3つのワイヤーバレルを形成し、基端側に向かって末広状に形成された保持面2の形状にあわせて加締片を徐々に長く形成した3つのワイヤーバレル(小型ワイヤーバレル4a、中型ワイヤーバレル4b、大型ワイヤーバレル4c)と、インシュレーションバレル5と各端子金具1に形成した。
この実施例では各端子1には、0.3〜0.5sqの細物電線を圧着するための小型ワイヤーバレル4aと、0.75〜1.25sqの中物電線を圧着するための中型ワイヤーバレル4bと、1.25sq以上の太物電線を圧着するための大型ワイヤーバレル4cとの、サイズの異なる3つのワイヤーバレルがそれぞれ形成されている。
なお端子金具1の保持面2に1本の電線20をセットした後、各バレルを閉じるとともに、端子金具1にセットした電線20の電線径に対応したサイズのワイヤーバレルと、インシュレーションバレル5とに圧力をかけ、前記2箇所のバレルの加締片先端を電線の中央部分に食い込ませるようにして加締める。(図2を参照)
細物電線を取り付ける場合、図2(a)に示すように、小型ワイヤーバレル4aを加締めることによって電線のワイヤー部分21を圧着するとともに、インシュレーションバレル5を加締めることによって電線の絶縁体被覆部分22を圧着し、端子金具1に対して1本の細物電線20を接続する。つまり、保持面2の先端側に形成された2本の短い加締片からなる小型ワイヤーバレル4aによって細物電線のワイヤー部分21が圧着される。
中物電線を取り付ける場合、図2(b)に示すように、中型ワイヤーバレル4bを加締めることによって電線のワイヤー部分21を圧着するとともに、インシュレーションバレル5を加締めることによって電線の絶縁体被覆部分22を圧着し、端子金具1に対して1本の中物電線20を接続する。つまり小型ワイヤーバレル4aよりも基端側に形成された2本の加締片からなる中型ワイヤーバレル4bによって中物電線のワイヤー部分21が圧着される。なお小型ワイヤーバレル4aよりも中型ワイヤーバレル4bの加締片を長く形成した。
太物電線を取り付ける場合、図2(c)に示すように、大型ワイヤーバレル4cを加締めることによって電線のワイヤー部分21を圧着するとともに、インシュレーションバレル5を加締めることによって電線の絶縁体被覆部分22を圧着し、端子金具1に対して1本の太物電線20を接続する。つまり中型ワイヤーバレル4bよりも基端側に形成された2本の長い加締片からなる大型ワイヤーバレル4cによって太物電線のワイヤー部分21が圧着される。
すなわちこの発明によるジョイントコネクタ用端子金具10によれば、1本の電線20を接続(圧着)する端子金具1が、導電材料からなる連結部3によって並列状に複数個連結しているため、従来技術によるジョイントコネクタのようにジョイント端子(バスバー)を使用することなく各端子間の電気的導通性を確保することができる。
また連結部3によって連結された各端子金具1には、サイズの異なる少なくとも3つのワイヤーバレルと、少なくとも1つのインシュレーションバレルとが形成されているため、端子金具1にセットされた電線20の電線径に対応したワイヤーバレルで電線のワイヤー部分21を圧着することができ、端子金具1と電線20との強固な接続を確保することができる。これによって、ジョイントコネクタ用端子金具10によって一つに束ねられた各電線間における電気的導通性の信頼性が向上する。
なおこの実施例では、ジョイントコネクタ用端子金具10の各端子金具1に電線20をそれぞれ接続した後、当該ジョイントコネクタ用端子金具10を樹脂材料で成形したハウジング30の中に収納することによって、ジョイントコネクタ用端子金具10と他の部材の絶縁性を確保するとともに、外傷からの保護を図った。
図3に、この発明の実施例によるハウジング30を示す。
この実施例によるハウジング30は、ヒンジ33を介して筐体下部31とキャップ部32とが一体化されている(図3(a)を参照)。
そして複数本の電線20を接続したジョイントコネクタ用端子金具10を前記筐体下部31内に載置した後、キャップ部32で蓋をし、止め具36で前記筐体部31とキャップ部32とを固定することによって、ハウジング30内にジョイントコネクタ用端子金具10を収納した(図3(b)を参照)。
なお、ジョイントコネクタ用端子金具10に接続された複数本の電線20が挿通する孔をハウジング30に形成するため、筐体下部31とキャップ部32にそれぞれ切り欠き34を設けた。
また、ハウジング30の内部に固定用突起部材35を形成し、ジョイントコネクタ用端子金具10に形成されている係合孔7に前記固定用突起部材35を嵌め込むことによって、ハウジング内に収納されるジョイントコネクタ10の配置位置を固定した。なおジョイントコネクタ用端子金具10には、少なくとも2つの係合孔7を形成することが好ましく、ハウジング30には前記係合孔7に対応させて固定用突起部材35を形成する。
なお筐体下部とキャップ部とが別個に成形されたハウジング(2部品からなるハウジング)の中に、複数本の電線20を接続したジョイントコネクタ用端子金具10を収納してもよい。
また複数本の電線20を接続したジョイントコネクタ用端子金具10の絶縁を図るにあたって、樹脂材料で成形したハウジングを使用せずに、前記ジョイントコネクタ10にビニールテープを巻き付けたり、樹脂をモールドすることによって、より安価にジョイントコネクタ用端子金具10の絶縁を図ることができる。
この発明の実施例によるジョイントコネクタ用端子金具を示す図である。 端子金具に電線を接続した状態を説明する図である。 ジョイントコネクタ用端子金具を収納するハウジングを示す図である。
符号の説明
1 端子金具
2 保持面
3 連結部
4a 小型ワイヤーバレル
4b 中型ワイヤーバレル
4c 大型ワイヤーバレル
5 インシュレーションバレル
6 補強用ディンプル
7 係合孔
10 ジョイントコネクタ用端子金具
20 電線
21 ワイヤー部分
22 絶縁体被覆部分
30 ハウジング
31 筐体下部
32 キャップ部
33 ヒンジ
34 切り欠き
35 固定用突起部材
36 止め具

Claims (3)

  1. 複数本の電線(20)を一つに束ねるとともに、一つに束ねた各電線(20)の電気的導通性を確保するジョイントコネクタ用端子金具(10)において、
    1本の電線(20)が圧着される端子金具(1)が、導電材料からなる連結部(3)によって並列状に複数個連結され、
    かつ各端子金具(1)に、サイズが異なる少なくとも3つのワイヤーバレル(4a〜4c)と、少なくとも1つのインシュレーションバレル(5)とが形成されていることを特徴とするジョイントコネクタ用端子金具。
  2. 端子金具(1)の先端に直交する平板状の連結部(3)によって、並列する複数の端子金具(1)の電気的導通性が確保され、
    かつ前記端子金具(1)の保持面(2)が基端側に向かって末広状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ用端子金具。
  3. 各端子金具(1)には、細物電線を圧着するための小型ワイヤーバレル(4a)と、中物電線を圧着するための中型ワイヤーバレル(4b)と、太物電線を圧着するための大型ワイヤーバレル(4c)とが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のジョイントコネクタの端子構造。
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