JPH085158A - リモコン付き給湯装置 - Google Patents

リモコン付き給湯装置

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JPH085158A
JPH085158A JP14271594A JP14271594A JPH085158A JP H085158 A JPH085158 A JP H085158A JP 14271594 A JP14271594 A JP 14271594A JP 14271594 A JP14271594 A JP 14271594A JP H085158 A JPH085158 A JP H085158A
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JP
Japan
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hot water
heating
communication
water supply
temperature
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Application number
JP14271594A
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English (en)
Inventor
Jun Nakamura
純 中村
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱手段を備えた給湯器本体と、給湯器本体
から供給される湯の温度を設定するリモコンとからなる
リモコン付き給湯装置において、リモコンによる通信が
不能になった場合、極力使用者の希望する温度で給湯で
きる可能性の高い給湯装置の提供を目的とする。 【構成】 加熱手段3の作動を制御する加熱制御手段1
7を備えた給湯器本体Aと、この加熱制御手段17に通
信可能で、加熱手段3により供給される湯の温度を設定
する給湯温度設定手段25を有するリモコンRとからな
り、給湯器本体Aに、加熱制御手段17とリモコンRと
の通信が正常か否かを判別する通信状態判別手段18が
設けられ、通信異常と判別されると、加熱手段3が通信
異常発生直前において給湯温度設定手段25によって設
定されていた設定温度に基づいて加熱手段3を作動させ
る継続加熱処理を実行するリモコン付き給湯装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス燃焼式バーナなど
の加熱手段を備え、給湯栓や浴槽などに給湯するための
給湯装置に関し、詳しくは、給水を加熱して湯を供給す
る加熱手段、および、この加熱手段の作動を制御する加
熱制御手段とを備えた給湯器本体と、この給湯器本体の
加熱制御手段に通信可能で、前記加熱手段により供給さ
れる湯の温度を設定する給湯温度設定手段を有するリモ
コンとからなるリモコン付き給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の給湯装置においては、リモコン
と給湯器本体の加熱制御手段とを接続するケーブルが断
線したり、外乱信号の影響などで通信不能になると、給
湯器本体に何の故障もないのに作動不能になる虞れがあ
る。このような不都合を解消するため、従来、通信不能
になった際には、給湯器本体に固有の設定温度に基づい
て加熱手段を作動させて給湯するように構成したものが
知られている。また、特開平5−133601号公報に
開示された給湯装置のように、給湯器本体側にも給湯温
度設定用のボリュームを設け、通信不能の際、このボリ
ュームで設定した温度に基づいて加熱手段を作動させる
ように構成したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、給湯器本体
固有の温度は、一般に60℃とか、それ以上の高温に設
定されているのが常であるから、給湯器本体固有の設定
温度に基づいて作動させるものでは、少し熱過ぎる嫌い
がある。しかしながら、給湯器本体固有の設定温度をあ
まり低く設定し過ぎると、所望温度の湯が得られないば
かりか、例えば、シャワーにおいては、逆に冷た過ぎる
ことにもなりかねない虞れがある。特開平5−1336
01号公報に開示のものも同様で、必ずしも使用者の希
望する温度に設定されているとは限らず、熱過ぎたり冷
た過ぎる虞れがある。
【0004】本発明は、このような従来の欠点を解消
し、通信不能になった場合でも、極力使用者の希望する
温度で給湯できる可能性の高い便利な給湯装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるリモコン付き給湯装置の第1の特徴構
成は、給水を加熱して湯を供給する加熱手段とこの加熱
手段の作動を制御する加熱制御手段とを備えた給湯器本
体に、前記加熱制御手段とこの加熱制御手段に通信可能
なリモコンとの通信が正常か否かを判別する通信状態判
別手段が設けられ、この通信状態判別手段にて通信異常
と判別されると、前記加熱手段が、通信異常発生の直前
において前記リモコンの給湯温度設定手段によって設定
されていた設定温度に基づいて前記加熱手段を作動させ
る継続加熱処理を実行するように構成されている点にあ
る。
【0006】第2の特徴構成は、前記加熱制御手段が、
前記通信状態判別手段にて通信異常と判別されると、前
記加熱手段の加熱作動を停止し、かつ、リセット手段に
て加熱開始が指示されるに伴って、前記継続加熱処理を
実行するように構成されている点にある。
【0007】第3の特徴構成は、前記給湯器本体に、こ
の給湯器本体への通電が断たれても記憶内容を保持でき
る記憶手段が設けられ、前記加熱制御手段が、通信異常
発生の直前において前記給湯温度設定手段によって設定
されていた設定温度を前記記憶手段に記憶させ、かつ、
前記継続加熱処理において、前記記憶手段に記憶された
設定温度に基づいて前記加熱手段を加熱作動させるよう
に構成されている点にある。
【0008】第4の特徴構成は、前記通信状態判別手段
にて通信異常と判別され、かつ、前記記憶手段に設定温
度が記憶されていない場合に、前記加熱手段が、前記給
湯器本体に固有の設定温度に基づいて加熱作動されるよ
うに構成されている点にある。
【0009】第5の特徴構成は、前記給湯器本体が、給
湯温度設定手段を有し、前記加熱制御手段が、前記通信
状態判別手段にて通信異常と判別され、かつ、前記給湯
器本体の給湯温度設定手段で給湯温度が指示されたと
き、この指示された温度に基づいて前記加熱手段を加熱
作動させるように構成されている点にある。
【0010】第6の特徴構成は、前記リモコンに、前記
加熱手段との通信が正常か否かを判別する通信状態判別
手段が設けられ、かつ、通信異常と判別されると、この
通信異常を表示する表示手段が設けられている点にあ
る。
【0011】
【作用】この本発明によるリモコン付き給湯装置の第1
の特徴構成によれば、給湯器本体に、この給湯器本体側
の加熱制御手段とリモコンとの通信が正常か否かを判別
する通信状態判別手段が設けられ、通信異常と判別され
ると、給湯器本体側の加熱手段が、通信異常発生の直前
において前記リモコンの給湯温度設定手段によって設定
されていた設定温度に基づいて前記加熱手段を作動させ
る継続加熱処理を実行するように構成されているが故
に、通信異常発生時に引き続き給湯を希望する場合に
は、つい先程まで使用していた温度の湯をそのまま引き
続いて使用することができる。また、通信異常発生後、
一定時間経過した後に使用する場合においても、使用者
が希望する温度の湯を使用できる可能性が高く、従来の
ように、極端に熱い湯や冷たい湯が供給されるような事
態が極力回避される。
【0012】第2の特徴構成によれば、通信状態判別手
段で通信異常と判別されると、加熱手段の加熱作動を停
止するものであるから、加熱手段による不慮の事故を未
然に防ぐことができると同時に、使用者は通信異常の発
生を知ることができ、しかも、リセット手段で加熱開始
を指示すると、前記継続加熱処理を実行するように構成
されているので、使用者は、安全などを確認した後、リ
セット手段を操作するなどして、極力希望する温度の湯
を再び使用することが可能となる。
【0013】第3の特徴構成によれば、給湯器本体に設
けられた記憶手段が、通信異常発生の直前において給湯
温度設定手段によって設定されていた設定温度を記憶
し、この給湯器本体への通電が断たれてもその記憶内容
を保持していて、前記継続加熱処理において、この記憶
された設定温度に基づいて前記加熱手段を加熱作動させ
るものであるから、一旦給湯器本体への通電を断って再
び給湯器を使用する場合においても、極力希望する温度
の湯を使用することができる。
【0014】第4の特徴構成によれば、通信状態判別手
段で通信異常と判別され、しかも、前記記憶手段に設定
温度が記憶されていない場合には、給湯器本体固有の設
定温度に基づいて加熱手段が作動されるが故に、かかる
事態の発生時に給湯器の使用が不能になることを回避
し、例え使用者の希望する温度の湯が使えない可能性は
あるにせよ、使用不能になることだけは回避される。
【0015】第5の特徴構成によれば、給湯器本体が給
湯温度設定手段を有し、通信異常時に、この給湯器本体
の給湯温度設定手段で給湯温度を指示すると、この指示
された温度に基づいて加熱手段が作動されるが故、通信
異常時においても、必要に応じて希望する温度の湯を使
用することができ、上記第1から第4の特徴構成による
作用との協働により、非常に使い勝手の良い給湯装置を
得ることができる。
【0016】第6の特徴構成によれば、リモコン側にも
通信状態判別手段が設けられ、通信異常の際、その旨が
リモコン側の表示手段に表示されるので、使用者はリモ
コン側で直ちに通信異常を知ることができ、それによっ
て、前述のリセット手段を操作するとか、あるいは、給
湯器本体側の給湯温度設定手段によって給湯温度を指示
するとか、必要な措置を迅速に採ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の特徴構成
によれば、リモコンによる通信に異常が生じても、極端
に熱い湯や冷たい湯が供給されるような事態を極力回避
して、使用者の希望通りの温度の湯を使用できる可能性
が高く、さらに、通信異常発生時に引き続き使用する場
合には、今まで使用していたと同じ温度の湯をそのまま
使用することの可能な使い勝手の良い給湯器を提供する
ことができる。
【0018】第2の特徴構成によれば、通信異常発生時
に、加熱手段による事故の発生を未然に防ぐことができ
るとともに、リセット手段での加熱開始を指示により、
極力希望する温度の湯で再び使用することができる。
【0019】第3の特徴構成によれば、通信異常発生後
に、一旦給湯器本体への通電を断っても再び給湯器を使
用することができ、その場合にも、極力希望する温度の
湯を使用することができる。
【0020】第4の特徴構成によれば、例え記憶手段に
設定温度が記憶されていなくとも、給湯器の作動を可能
にし、使用不能になることを回避することができる。
【0021】第5の特徴構成によれば、通信異常時にお
いても、給湯器本体側の給湯温度設定手段を操作するこ
とで、希望する温度の湯を使用することができる。
【0022】第6の特徴構成によれば、リモコン側で通
信異常を知ることができ、それによって、給湯器本体側
の給湯温度設定手段によって給湯温度を指示するなどの
必要な措置を迅速に採ることができる。
【0023】
【実施例】本発明のリモコン付き給湯装置の実施の態様
を、図面に基づいて説明する。図1は、装置全体の概略
を示し、給湯器本体Aには、ガス燃焼式バーナ1と熱交
換器2とからなる加熱手段3が備えられていて、この加
熱手段3によって給水を加熱し、加熱後の湯をリセット
手段として機能する給湯栓4や図外の浴槽、シャワーな
どに給湯するように構成されている。
【0024】加熱手段3のバーナ1には、一般家庭用の
燃料ガスが供給されるように構成され、バーナ1に接続
のガス供給路5には、燃料ガスの供給を断続する断続弁
6とバーナ1へのガス供給量を調節する電磁比例弁7と
が設けられている。このバーナ1には、着火のためのイ
グナイタ8や着火したか否かを検出するフレームロッド
9も設けられ、さらに、バーナ1に燃焼用空気を供給す
るファン10も設けられている。
【0025】加熱手段3の熱交換器2には、加熱用の水
を供給する給水路11と、加熱後の湯を給湯栓4や図外
の浴槽などに供給する給湯路12とが接続され、給水路
11には、この給水路11の通水量を検出する水量セン
サ14と通流する水の温度を検出する給水サーミスタ1
5とが設けられている。他方、給湯路12の方には、加
熱手段3による加熱後の湯の温度を検出する給湯サーミ
スタ16が設けられている。
【0026】前記給湯器本体Aには、加熱手段3の作動
を制御する加熱制御手段としての加熱制御部17や、後
述するリモコンとの通信が正常か否かを判別する通信状
態判別手段としての通信部18が設けられている。加熱
制御部17は、マイコンからなる演算部19や、この演
算部19のRAMに記憶された情報をストアして通電が
断たれても記憶内容を保持する記憶手段としての不揮発
性記憶部20などから構成され、この加熱制御部17
に、バーナ1への燃料ガスの供給を制御する断続弁6や
電磁比例弁7などが、さらに、熱交換器2への給水を制
御する水量センサ14などが制御されるべく接続され、
さらに、給水サーミスタ15や給湯サーミスタ16など
も接続されている。
【0027】この給湯器本体Aの加熱制御部17へ制御
指令を与えるのがリモコンRで、台所などに設置するメ
インリモコンや浴室などに設置するサブリモコンなどが
あり、図面にはそのひとつが代表的に示されている。こ
のリモコンRには、給湯器本体Aの加熱制御部17に対
して制御作動を実行するリモコン制御部21や、給湯器
本体A側の通信部18との間で通信する通信部22が設
けられている。このリモコンR側の通信部22も、給湯
器本体A側の通信部18と同様に、給湯器本体A側との
通信が正常か否かを判別する通信状態判別手段として機
能し、このリモコンR側の通信部22と給湯器本体A側
の通信部18とは、2本の電線23で通信可能に接続さ
れている。
【0028】前記給湯器本体A側の加熱制御部17やリ
モコンR側のリモコン制御部21への電源は、一般家庭
の商用電源が用いられ、特に図示はしないが、給湯器本
体A側に設けられた電源回路で電子回路作動に必要な直
流電圧に変換され、2本の電線23を介して、給湯器本
体AからリモコンR側へも供給される。この給湯器本体
AとリモコンRとには、それぞれ信号重畳回路や信号重
畳分離回路なども設けられ、この2本の電線23によっ
て、給湯器本体A側とリモコンR側との間で互いに情報
の通信を行えるように構成されている。
【0029】前記リモコンRには、さらに、給湯の開始
および停止を指示する運転スイッチ24、前記加熱手段
3により供給される湯の温度を設定する給湯温度設定手
段としての温度設定スイッチ25、ならびに、種々の情
報を表示する表示手段としての表示部26などが設けら
れている。同様に、給湯器本体A側にも、給湯の開始お
よび停止を指示するとともに、リセット手段として機能
する運転スイッチ27や、加熱手段3により供給される
湯の温度を設定する給湯温度設定手段としての温度設定
スイッチ28が設けられ、さらに、この給湯器本体A側
の運転スイッチ27や温度設定スイッチ28を、リモコ
ンR側の運転スイッチ24や温度設定スイッチ25に優
先して機能させるための優先スイッチ29と、通信異常
を表示する表示部30も設けられている。
【0030】つぎに、図2と図3に基づいて給湯装置の
制御作動について説明する。まず、給湯器本体A側の運
転スイッチ27を入れて、リモコンR側の運転スイッチ
24を入れると、給湯器本体A側の通信部18が、この
通信部18にリモコンRからの電線23が接続されてい
るか否かを検出する。接続されていれば、リモコンRと
の通信が可能となり、リモコンRの温度設定スイッチ2
5によって設定された設定温度の情報が、給湯器本体A
の演算部19のRAMにストアされるとともに、引き続
き、前記通信部18によりリモコンRとの通信が正常か
否かが検出される。
【0031】リモコンRとの通信に異常がなければ、例
えば、給湯栓4を開くことにより、リモコン仕様の給湯
作動となる。具体的には、給水路11を設定値以上の水
が通流したことを水量センサ14が検出して、ファン1
0を駆動するとともに、ガス供給路5の断続弁6と電磁
比例弁7を開けて、イグナイタ8で加熱手段3のバーナ
1に点火し、フレームロッド9で着火を確認する。その
後、水量センサ14が給水量を、給水サーミスタ15が
給水の温度を検出し、その検出結果に基づいて、電磁比
例弁7が調整されるとともに、加熱後の湯の温度が給湯
サーミスタ16で検出され、リモコンRの温度設定スイ
ッチ25で設定された温度の湯が、給湯栓4から供給さ
れる。
【0032】その際、電線23が断線するなどして、リ
モコンRと給湯器本体Aとの間の通信に異常が生ずる
と、両通信部18,22が通信異常を検出し、演算部1
9のRAMにストアされていた設定温度情報のうち、最
新の設定温度情報を不揮発性記憶部20がストアし、同
時に、ガス供給路5の断続弁6と電磁比例弁7とを閉じ
てバーナ1の燃焼を停止するとともに、ファン10の駆
動も停止し、給湯器本体A側の表示部30とリモコンR
側の表示部26とに、通信異常によるエラーの発生を表
示する。この場合、リモコンR側の表示部26には、通
常、時間などが表示されており、その表示が消えること
で通信異常の発生を表示することになるが、リモコンR
にバッテリを内装しておいて、通信異常発生時に、表示
部26を点滅させたり、ブザーを鳴らしたりすることも
できる。
【0033】この通信異常発生後において、リセット手
段で給湯再開を指示すると、つまり、給湯栓4を一旦閉
じて再び開けるか、または、給湯器本体Aの運転スイッ
チ27を一旦切って再び入れると、不揮発性記憶部20
にストアされていた設定温度情報が読み出され、通信異
常発生直前にリモコンRの温度設定スイッチ25で設定
されていた温度情報に基づいてリモコンレスの継続加熱
処理が実行され、異常発生前と同じ温度の湯が、再び給
湯栓4から供給される。
【0034】このリセット手段による給湯再開時、不揮
発性記憶部20に設定温度情報がストアされていない場
合、あるいは、給湯器本体A側の通信部18に最初から
リモコンRが接続されていない場合には、リモコンレス
仕様の作動となる。
【0035】このリモコンレス仕様の作動は2種類あ
り、図3に示すように、給湯器本体Aの優先スイッチ2
9が押されていないと、この給湯器本体Aに固有の設定
温度に基づいてバーナ1などが制御され、給湯栓4から
約60℃の湯が供給される。優先スイッチ29が押され
ていると、給湯器本体A側の温度設定スイッチ28で設
定された温度に基づいて制御作動される。したがって、
優先スイッチ29と温度設定スイッチ28を操作するこ
とにより、例え通信異常時においても、所望の温度の湯
を使用することが可能となり、このリモコンレス仕様の
作動は、不揮発性記憶部20に設定温度情報がストアさ
れている場合においても、優先スイッチ29を押すこと
により可能となる。
【0036】〔別実施例〕上記実施例においては、ガス
燃焼式給湯装置を例にして説明したが、ガス燃焼式以外
に例えば電気加熱式など、種々の給湯装置に実施可能で
ある。
【0037】その他、リモコンRを電線23で給湯器本
体Aに接続した有線式のものを示したが、リモコンRと
給湯器本体Aとを無線により通信可能に構成したリモコ
ン付き給湯装置に応用することもできる。
【0038】また、給湯器本体A側にも温度設定スイッ
チ28を設けたものを示したが、この温度設定スイッチ
28を設けず、リモコンレス仕様の際には、給湯器本体
Aに固有の設定温度に基づいてバーナ1などを制御作動
するようにして実施することも可能である。
【0039】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモコン付き給湯装置全体の概略を示すブロッ
ク図
【図2】給湯装置の制御作動を示すフローチャート
【図3】給湯装置の制御作動を示すフローチャート
【符号の説明】
A 給湯器本体 R リモコン 3 加熱手段 4 リセット手段 17 加熱制御手段 18 給湯器本体側の通信状態判別手段 20 記憶手段 22 リモコン側の通信状態判別手段 25 リモコン側の給湯温度設定手段 26 表示手段 27 リセット手段 28 給湯器本体側の給湯温度設定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水を加熱して湯を供給する加熱手段
    (3)、および、この加熱手段(3)の作動を制御する
    加熱制御手段(17)とを備えた給湯器本体(A)と、
    この給湯器本体(A)の前記加熱制御手段(17)に通
    信可能で、前記加熱手段(3)により供給される湯の温
    度を設定する給湯温度設定手段(25)を有するリモコ
    ン(R)とからなるリモコン付き給湯装置であって、 前記給湯器本体(A)に、前記加熱制御手段(17)と
    前記リモコン(R)との通信が正常か否かを判別する通
    信状態判別手段(18)が設けられ、この通信状態判別
    手段(18)にて通信異常と判別されると、前記加熱手
    段(3)が、通信異常発生の直前において前記給湯温度
    設定手段(25)によって設定されていた設定温度に基
    づいて前記加熱手段(3)を作動させる継続加熱処理を
    実行するように構成されているリモコン付き給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱制御手段(17)が、前記通信
    状態判別手段(18)にて通信異常と判別されると、前
    記加熱手段(3)の加熱作動を停止し、かつ、リセット
    手段(4),(27)にて加熱開始が指示されるに伴っ
    て、前記継続加熱処理を実行するように構成されている
    請求項1記載のリモコン付き給湯装置。
  3. 【請求項3】 前記給湯器本体(A)に、この給湯器本
    体(A)への通電が断たれても記憶内容を保持できる記
    憶手段(20)が設けられ、前記加熱制御手段(17)
    が、通信異常発生の直前において前記給湯温度設定手段
    (25)によって設定されていた設定温度を前記記憶手
    段(20)に記憶させ、かつ、前記継続加熱処理におい
    て、前記記憶手段(20)に記憶された設定温度に基づ
    いて前記加熱手段(3)を加熱作動させるように構成さ
    れている請求項2記載のリモコン付き給湯装置。
  4. 【請求項4】 前記通信状態判別手段(18)にて通信
    異常と判別され、かつ、前記記憶手段(20)に設定温
    度が記憶されていない場合に、前記加熱手段(3)が、
    前記給湯器本体(A)に固有の設定温度に基づいて加熱
    作動されるように構成されている請求項3記載のリモコ
    ン付き給湯装置。
  5. 【請求項5】 前記給湯器本体(A)が、給湯温度設定
    手段(28)を有し、前記加熱制御手段(17)が、前
    記通信状態判別手段(18)にて通信異常と判別され、
    かつ、前記給湯器本体(A)の給湯温度設定手段(2
    8)で給湯温度が指示されたとき、この指示された温度
    に基づいて前記加熱手段(3)を加熱作動させるように
    構成されている請求項1、2、3、または、4記載のリ
    モコン付き給湯装置。
  6. 【請求項6】 前記リモコン(R)に、前記加熱制御手
    段(17)との通信が正常か否かを判別する通信状態判
    別手段(22)が設けられ、かつ、通信異常と判別され
    ると、この通信異常を表示する表示手段(26)が設け
    られている請求項1、2、3、4、または、5記載のリ
    モコン付き給湯装置。
JP14271594A 1994-06-24 1994-06-24 リモコン付き給湯装置 Pending JPH085158A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101499543B1 (ko) * 2013-07-26 2015-03-09 린나이코리아 주식회사 보일러의 온도조절기 이상 검지시 온수온도 제어방법
CN104456964B (zh) * 2013-09-25 2017-02-08 珠海格力电器股份有限公司 控制方法、装置及系统

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KR101499543B1 (ko) * 2013-07-26 2015-03-09 린나이코리아 주식회사 보일러의 온도조절기 이상 검지시 온수온도 제어방법
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