JP2001289502A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2001289502A
JP2001289502A JP2000100632A JP2000100632A JP2001289502A JP 2001289502 A JP2001289502 A JP 2001289502A JP 2000100632 A JP2000100632 A JP 2000100632A JP 2000100632 A JP2000100632 A JP 2000100632A JP 2001289502 A JP2001289502 A JP 2001289502A
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water supply
remote control
temperature
remote controller
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Hikari Ozaki
光 尾崎
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御部とリモコンとの間の通信エラーにより
給湯作動が停止した後、起動開始指令を指令して給湯作
動を開始させる場合に、使用者が極力快適な給湯温度で
使用することができる給湯装置を提供する。 【解決手段】 起動開始指令が指令されると、制御部
は、リモコンが接続されているか否かをリモコンとの通
信により判別し、リモコンが接続されている場合には、
不揮発性の記憶手段にリモコン接続状態であったことを
示すリモコン使用履歴を記憶させるとともに、リモコン
にて指令される目標給湯温度で給湯作動させ、リモコン
が非接続で且つリモコン使用履歴が記憶されていないと
きには、予め設定された設定高温温度で給湯作動させ、
リモコンが非接続で且つリモコン使用履歴が記憶されて
いるときには、設定高温温度よりも低い温度として予め
設定された設定継続使用温度で給湯作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯部の作動を制
御する制御部に、その制御部に対して作動指令情報を通
信可能なリモコンが、接続自在に構成され、前記制御部
は、起動開始指令が指令されると、前記リモコンが接続
されているか否かを前記リモコンとの通信により判別す
るリモコン接続判別処理を実行して、前記リモコンが接
続されている場合においてはそのリモコンにて指令され
る目標給湯温度で、且つ、前記リモコンが接続されてい
ない場合においては予め設定した設定高温温度にて給湯
すべく、前記給湯部の給湯作動を制御する給湯処理を実
行するとともに、動作異常を判別する異常判別処理を実
行して、動作異常を判別するに伴って、制御動作を停止
する停止処理を実行するように構成されている給湯装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記給湯装置においては、図4に示すよ
うに、電源ラインへの電源プラグの差し込みによる電源
投入にて、起動開始指令が指令されて制御がスタートす
ると、制御部は、初期設定であることを確認した後、先
ずリモコンが接続されているか否かをリモコンとの通信
により判別し、リモコンが接続されている場合には、リ
モコンから指令される目標給湯温度で給湯作動させるリ
モコンあり仕様で給湯作動し、一方、リモコンが接続さ
れていない場合には、予め設定した設定高温温度で給湯
作動させるリモコンなし仕様で給湯作動するようにして
いる。尚、リモコンを使用しない場合には、通常、水を
混ぜて所望の温度にするので、上記設定高温温度は、例
えば80℃等の高温の給湯温度に設定されている。又、
上記給湯部は、給水される水をガスバーナ等の加熱手段
にて加熱して給湯するように構成されている。
【0003】さらに、上記給湯作動中に動作異常を判別
した場合には、制御動作を停止するが、この動作異常に
は、例えば給湯部の動作状態を検出するセンサの検出値
が異常である場合や、上記リモコンあり仕様にて給湯作
動しているときに、リモコンの故障やリモコンと制御部
を接続するケーブルの断線等により、制御部とリモコン
との間で通信エラーが発生し、制御部がこのような通信
エラーの発生により動作異常を判別する場合がある。そ
して、このようなリモコンとの間の通信エラーにより動
作異常を判別して制御動作を停止した後、電源プラグの
抜き差し操作により起動開始指令が指令されたときに、
制御部はリモコンとの間の通信が正常でないためにリモ
コンが接続されていないものと判別し、前記リモコンな
し仕様のときと同様に、予め設定した設定高温温度で給
湯作動することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、制
御部とリモコンとの間の通信エラーの発生により給湯作
動が停止した後、起動開始指令が指令された場合には、
高温(例えば80℃)の給湯温度で給湯作動を開始する
ので、給湯作動の停止前に、リモコンによって目標給湯
温度を適温状態(例えば50℃)に調節して使用してい
た使用者にとって、上記設定高温温度は熱過ぎて、使用
者に不快感を与えるおそれがあった。
【0005】尚、上記給湯作動の停止後、起動開始指令
により給湯作動を開始する場合に、給湯作動停止前に設
定されていた目標給湯温度を記憶させておいて、その記
憶した目標給湯温度で給湯作動を開始する構成も考えら
れるが、この場合には、給湯作動停止前の目標給湯温度
の値により、給湯作動開始後の給湯温度が変動する不利
がある。つまり、給湯作動停止前に低い目標給湯温度に
設定していた場合には、給湯作動開始後の給湯温度が低
温状態に維持されるので使用者に冷た過ぎると感じさ
せ、逆に、給湯作動停止前に高い目標給湯温度に設定し
ていた場合には、給湯作動開始後の給湯温度が高温状態
に維持されるので使用者に熱過ぎると感じさせて、使用
者が快適な状態で使用できないおそれがある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消させ
るべく、制御部とリモコンとの間の通信エラーにより給
湯作動が停止した後、起動開始指令を指令して給湯作動
を開始させる場合に、使用者が極力快適な給湯温度で使
用することができる給湯装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、前記
リモコン接続判別処理の判別結果を記憶するための不揮
発性の記憶手段が設けられ、前記制御部は、前記起動開
始指令が指令されると、前記リモコン接続判別処理を実
行し、前記リモコンが接続されている場合においては、
前記記憶手段にリモコン接続状態であったことを示すリ
モコン使用履歴を記憶させるとともに、そのリモコンに
て指令される目標給湯温度で給湯するように前記給湯処
理を実行し、前記リモコンが接続されていない場合であ
って、且つ、前記記憶手段にリモコン使用履歴が記憶さ
れていないときには、前記設定高温温度にて給湯するよ
うに前記給湯処理を実行し、前記リモコンが接続されて
いない場合であって、且つ、前記記憶手段にリモコン使
用履歴が記憶されているときには、前記設定高温温度よ
りも低い温度として予め設定された設定継続使用温度で
給湯するように前記給湯処理を実行するように構成され
ている。
【0008】つまり、起動開始指令が指令されると、制
御部は、リモコンが接続されているか否かをリモコンと
の通信により判別し、そのリモコン接続判別処理の結
果、リモコンが接続されている場合には、リモコン接続
判別処理の結果を記憶する不揮発性の記憶手段にリモコ
ン接続状態であったことを示すリモコン使用履歴を記憶
させるとともに、そのリモコンにて指令される目標給湯
温度で給湯するように給湯部を作動させる。上記リモコ
ン接続判別処理の結果、リモコンが接続されていない場
合であって、且つ、前記記憶手段にリモコン使用履歴が
記憶されていないときには、予め設定された前記設定高
温温度にて給湯するように給湯部を作動させ、一方、上
記リモコン接続判別処理の結果、リモコンが接続されて
いない場合であって、且つ、前記記憶手段にリモコン使
用履歴が記憶されているときには、前記設定高温温度よ
りも低い温度として予め設定された設定継続使用温度で
給湯するように給湯部を作動させる。
【0009】従って、リモコンを接続して使用していた
ときに、リモコンの故障等により制御部とリモコンとの
間の通信にエラーが発生して給湯作動が停止した後、電
源プラグの抜き差しやリセット操作等により起動開始指
令を指令して給湯作動を開始させる場合に、その電源プ
ラグの抜き差しやリセット操作があっても記憶内容が保
持される上記記憶手段から、上記給湯作動の停止前はリ
モコン接続状態であったことを読み出して、前記設定高
温温度よりも低い温度として予め設定された設定継続使
用温度、即ち、使用者にとって冷た過ぎたり熱過ぎたり
しないような適温の給湯温度で給湯するので、従来のよ
うに、上記給湯作動の停止後、起動開始指令を指令して
給湯作動を開始させる場合に、通常のリモコン非接続状
態のときと同様に予め設定した設定高温温度(例えば8
0℃)で給湯作動させるものでは、使用者にとって熱過
ぎて不快感を与えるおそれがあり、また、上記給湯作動
停止前の目標給湯温度を記憶させて、起動開始指令を指
令して給湯作動を開始させるときにその記憶させた温度
で給湯させるものでは、給湯作動開始後の給湯温度が変
動して、使用者にとって冷た過ぎたり熱過ぎたりして不
快感を与えるおそれがあるのに比べて、かかる不快感を
与えるおそれがなく、使用者が極力快適な給湯温度で使
用することができる給湯装置が提供される。
【0010】請求項2によれば、請求項1において、前
記記憶手段に記憶されているリモコン使用履歴を消去す
る記憶消去操作手段が設けられている。従って、リモコ
ンを接続して使用した結果、前記不揮発性の記憶手段
に、リモコン接続状態であったことを示すリモコン使用
履歴が記憶されていても、そのリモコン使用履歴をスイ
ッチ等の記憶消去操作手段によって消去することができ
るので、例えば、リモコンを接続して使用した後、リモ
コンを外してリモコン非接続状態で使用するような場合
に、上記不揮発性の記憶手段に記憶されているリモコン
使用履歴を消去することにより、制御部にリモコン非接
続状態と判別させて、前記設定高温温度で給湯作動させ
るようにすることができ、もって、請求項1に係る給湯
装置を一層便利に使用するための好適な手段が得られ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る給湯装置につ
いて図面に基づいて説明する。図1に給湯装置の全体構
成が示されいる。給湯装置は、室外等に設置されて、供
給される水を加熱してカラン等の給湯栓Kに供給する給
湯部1を備えた給湯器本体Aと、この給湯器本体Aから
離間した箇所、例えば台所等に設置されて、給湯器本体
Aに動作情報を指令するリモコンRとを備えて構成され
ている。
【0012】前記給湯部1には、燃焼室2内に、給水路
3を通して供給される水を加熱して給湯路4を通して給
湯栓Kに供給する熱交換器5、この熱交換器5を加熱す
るガス燃焼式のバーナ6、バーナ6に対する点火動作を
行うイグナイタ7、バーナ6への着火状態を検出するフ
レームロッド8、バーナ8に燃焼用空気を通風するファ
ン9等が設けられている。給水路3には、入水温度を検
出する入水温サーミスタ10と、通水量を検出する水量
センサ11が備えられ、給湯路4には、加熱後の湯温を
検出する出湯温サーミスタ12が備えられている。又、
前記バーナ6に対する燃料供給路13には、電磁操作式
の断続弁14と、燃料供給量を変更調整する電磁操作式
の燃料調整弁15とが備えられている。
【0013】給湯器本体Aには、給湯部1の作動を制御
する制御部としての給湯制御部16を備えたコントロー
ラCが設けられ、その給湯制御部16は、制御プログラ
ムを記憶するROMや制御用のデータ等を記憶するRA
Mを内蔵したマイコン28、及び、EEPROM等から
なる不揮発性メモリ27を備えている。尚、この不揮発
性メモリ27が、後述のリモコン接続判別処理の判別結
果を記憶するための不揮発性の記憶手段を構成してい
る。
【0014】給湯制御部16に、前記フレームロッド
8、入水温サーミスタ10、水量センサ11、及び出湯
温サーミスタ12の各検出情報が入力され、又、前記マ
イコン28の動作をリセットするためのリセットスイッ
チ25と、前記不揮発性メモリ27の記憶データを消去
するためのクリアスイッチ26からの各信号が入力され
ている。つまり、このクリアスイッチ26が、前記不揮
発性メモリ27に記憶されているリモコン使用履歴を消
去する記憶消去操作手段を構成している。一方、給湯制
御部16からは、前記イグナイタ7、ファン9、断続弁
14、及び燃料調整弁15に対する各駆動信号が出力さ
れている。
【0015】前記リモコンRには、給湯部1の給湯運転
の開始・停止を指令する運転スイッチ17、目標給湯温
度を設定するための温度設定スイッチ18、目標給湯温
度やバーナ6の燃焼状態等の給湯部1の動作状態を表示
する表示部19が設けられると共に、給湯部1の作動指
令情報を給湯器本体Aに通信させたり、給湯部1の動作
状態を表示部19に表示させるように制御するリモコン
制御部20が設けられている。
【0016】前記コントローラC及びリモコンRには、
夫々、通信部21,22が備えられ、各通信部21,2
2は、通信ケーブル23を介して通信可能に接続される
と共に、給湯器本体側の通信部21は前記給湯制御部1
6に接続され、リモコン側の通信部22は前記リモコン
制御部20に接続されている。上記通信ケーブル23
は、給湯器本体Aとの接続箇所にコネクタ29を備え、
このコネクタ29によって給湯器本体Aに対して接続さ
せたり、外したりすることができる。つまり、給湯制御
部16に、その給湯制御部16に対して作動指令情報を
通信可能なリモコンRが、接続自在に構成されている。
【0017】尚、上記通信ケーブル23は、コントロー
ラC側からリモコンR側への電源供給路にも兼用されて
いる。つまり、コントローラCには、商用電源のコンセ
ントへの差し込みプラグ付きの電源ケーブルを介して外
部から供給される商用電源を所定の直流電圧に変換し
て、その直流電圧を、前記給湯制御部16に電源として
供給し、且つ、給湯器本体側の通信部21を通してリモ
コンR側に電源として供給するための電源部24が設け
られている。
【0018】そして、給湯制御部16は、起動開始指令
が指令されると、リモコンRが接続されているか否かを
リモコンRとの通信により判別するリモコン接続判別処
理を実行し、リモコンRが接続されている場合において
は、前記不揮発性メモリ27にリモコン接続状態であっ
たことを示すリモコン使用履歴を記憶させるとともに、
そのリモコンRにて指令される目標給湯温度で給湯する
ように、給湯部1の給湯作動を制御する給湯処理を実行
し、リモコンRが接続されていない場合であって、且
つ、前記不揮発性メモリ27に上記リモコン使用履歴が
記憶されていないときには、予め設定した設定高温温度
(例えば80℃)にて給湯するように、給湯部1の給湯
作動を制御する給湯処理を実行し、リモコンRが接続さ
れていない場合であって、且つ、前記不揮発性メモリ2
7に上記リモコン使用履歴が記憶されているときには、
前記設定高温温度よりも低い温度として予め設定された
設定継続使用温度(例えば50℃)で給湯するように、
給湯部1の給湯作動を制御する給湯処理を実行するよう
に構成されている。
【0019】以下、図2のフローチャートに基づいて、
給湯制御部16による制御作動について具体的に説明す
る。電源ラインへの電源プラグの差し込みによる電源投
入、又は、前記リセットスイッチ25によるリセット操
作にて、起動開始指令が指令されて制御がスタートする
と、制御部は、前記不揮発性メモリ27の記憶データか
ら、初期設定であるか再設定であるかを判断し、初期設
定を確認したときは、1度電源投入されたことを示す電
源投入データを不揮発性メモリ27に記憶させる。次
に、リモコンRが接続されている否かをリモコンRとの
通信により判別し、リモコンRが接続されている場合に
は、リモコン接続状態であったことを示すリモコン使用
履歴をリモコン接続データとして前記不揮発性メモリ2
7に記憶させた後、動作異常を判別して制御動作を停止
しない限り、リモコンRから指令される目標給湯温度で
給湯作動させるリモコンあり仕様で給湯作動する。尚、
上記動作異常には、給湯部1の動作状態を検出する前記
各センサ類(例えば、入水温サーミスタ10、水量セン
サ11、出湯温サーミスタ12等)の検出値が異常であ
る場合の外に、上記リモコンあり仕様で給湯作動してい
るときに、リモコンRとの間での通信にエラーが発生し
て動作異常を判別する場合がある。そして、このような
動作異常を判別したときは、その動作異常のデータを前
記不揮発性メモリ27に記憶させる。
【0020】上記リモコンRとの通信の結果、リモコン
Rが接続されていないと判別した場合には、前記不揮発
性メモリ27に記憶されている前記リモコン接続データ
を読み出して、リモコン接続状態であった否かを判断す
る。リモコン接続状態であった場合には、動作異常によ
り制御動作を停止しない限り、前記設定継続使用温度
(例えば50℃)で給湯作動する。一方、リモコン接続
状態でなかった場合には、動作異常により制御動作を停
止しない限り、前記設定高温温度(例えば80℃)で給
湯作動する。尚、上記動作異常は、給湯部1の動作状態
を検出する前記各センサ類の検出値が異常であるような
ときに判別される。
【0021】又、図3に示すように、前記クリアスイッ
チ26が操作された場合には、前記給湯制御部16は、
前記不揮発性メモリ27に記憶されている前記電源投入
データ及び前記リモコン接続データを消去する記憶消去
処理を、割り込み処理によって実行する。
【0022】上記リモコンあり仕様での給湯作動につい
て説明すると、給湯制御部16は、リモコンRからの指
令情報及び前記各センサ類の検出情報に基づいて、給湯
部1の動作を制御するように構成されている。具体的に
は、運転スイッチ17のON操作に伴って、給湯部1を
運転待機状態に設定し、その状態で、給湯栓Kが開栓さ
れて給水が開始されると、バーナ6の燃焼を開始させる
点火制御を実行し、且つ、出湯温度が設定された目標給
湯温度になるように燃焼制御を実行する。つまり、水量
センサ11により検出される通水量が設定水量を越える
と、ファン9を起動して通風を開始すると共に、各断続
弁14及び燃料調整弁15を開弁させてバーナ6に燃料
を供給し、更に、イグナイタ7により点火作動を実行
し、フレームロッド8にて着火が確認されると、点火作
動を停止する。その後、出湯温サーミスタ12の検出値
が目標給湯温度になるように燃料供給量を調整すると共
に、適切な空燃比になるようにファン9による通風量を
調整して、燃焼制御を実行する。又、給湯栓Kが閉栓さ
れて通水量が設定水量を下回ると、バーナ6の燃焼を停
止させるように制御する。
【0023】又、前記設定継続使用温度及び前記設定高
温温度での給湯作動においては、給湯制御部16は、各
センサ類の検出情報に基づいて給湯部1の動作を制御す
るように構成されている。具体的には、給湯栓Kが開栓
されて給水が開始されると、バーナ6の燃焼を開始させ
る点火制御を実行し、且つ、出湯温度が上記設定継続使
用温度又は設定高温温度になるように燃焼制御を実行す
る。つまり、水量センサ11により検出される通水量が
設定水量を越えると、ファン9を起動して通風を開始す
ると共に、各断続弁14及び燃料調整弁15を開弁させ
てバーナ6に燃料を供給し、更に、イグナイタ7により
点火作動を実行し、フレームロッド8にて着火が確認さ
れると、点火作動を停止する。その後、出湯温サーミス
タ12の検出値が上記設定継続使用温度又は設定高温温
度になるように燃料供給量を調整すると共に、適切な空
燃比になるようにファン9による通風量を調整して、燃
焼制御を実行する。又、給湯栓Kが閉栓されて通水量が
設定水量を下回ると、バーナ6の燃焼を停止させるよう
に制御する。
【0024】〔別実施形態〕上記実施形態では、給湯部
1をガスバーナを加熱手段とするガス式の給湯部にて構
成したが、これに限るものではなく、例えば、電気ヒー
ターを加熱手段とする電気式の給湯部にて構成してもよ
い。
【0025】上記実施形態では、リモコンRが制御部1
6に対して有線式の通信ケーブルを介して接続自在に構
成したが、無線式に構成してもよい。
【0026】上記実施形態では、設定継続使用温度を5
0℃に設定したが、これよりも高い温度や、低い温度に
設定してもよく、又、設定高温温度についても、80℃
に設定したが、これよりも高い温度や、低い温度に設定
してもよい。
【0027】上記実施形態では、制御部16が、リモコ
ン接続状態であったことを示すリモコン使用履歴を不揮
発性の記憶手段(不揮発性メモリ27)に記憶させる場
合に、リモコンRとの通信によりリモコンRが接続され
ていると判別するに伴って記憶させるようにしたが、こ
れ以外に、リモコンRとの通信異常を判別して、リモコ
ンあり仕様での給湯作動を停止させるときに、上記リモ
コン使用履歴を不揮発性メモリ27に記憶させるように
してもよい。
【0028】上記実施形態では、リセットスイッチ25
及びクリアスイッチ26がコントローラC内部に備え付
けられることになっているが、例えば、リモコンRの温
度設定スイッチ18をアップスイッチとダウンスイッチ
からなるアップダウン式に構成した場合に、その温度設
定スイッチ18の複数操作(例えばアップスイッチとダ
ウンスイッチの同時押し)や、運転スイッチ17と組み
合わせた操作(例えば運転スイッチ17オフ時にアップ
スイッチ押し又はダウンスイッチ押し操作をする)で代
用できる構成にすることにより、コントローラCと正常
に通信できるリモコンRがリセットスイッチ25及びク
リアスイッチ26と同等の操作性を持つようにした構成
でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の全体構成図
【図2】本発明における給湯制御のフローチャート
【図3】本発明における給湯制御のフローチャート
【図4】従来技術における給湯制御のフローチャート
【符号の説明】
16 制御部 27 記憶手段 25 記憶消去操作手段 R リモコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯部の作動を制御する制御部に、その
    制御部に対して作動指令情報を通信可能なリモコンが、
    接続自在に構成され、 前記制御部は、起動開始指令が指令されると、前記リモ
    コンが接続されているか否かを前記リモコンとの通信に
    より判別するリモコン接続判別処理を実行して、前記リ
    モコンが接続されている場合においてはそのリモコンに
    て指令される目標給湯温度で、且つ、前記リモコンが接
    続されていない場合においては予め設定した設定高温温
    度にて給湯すべく、前記給湯部の給湯作動を制御する給
    湯処理を実行するとともに、動作異常を判別する異常判
    別処理を実行して、動作異常を判別するに伴って、制御
    動作を停止する停止処理を実行するように構成されてい
    る給湯装置であって、 前記リモコン接続判別処理の判別結果を記憶するための
    不揮発性の記憶手段が設けられ、 前記制御部は、 前記起動開始指令が指令されると、前記リモコン接続判
    別処理を実行し、 前記リモコンが接続されている場合においては、前記記
    憶手段にリモコン接続状態であったことを示すリモコン
    使用履歴を記憶させるとともに、そのリモコンにて指令
    される目標給湯温度で給湯するように前記給湯処理を実
    行し、 前記リモコンが接続されていない場合であって、且つ、
    前記記憶手段にリモコン使用履歴が記憶されていないと
    きには、前記設定高温温度にて給湯するように前記給湯
    処理を実行し、 前記リモコンが接続されていない場合であって、且つ、
    前記記憶手段にリモコン使用履歴が記憶されているとき
    には、前記設定高温温度よりも低い温度として予め設定
    された設定継続使用温度で給湯するように前記給湯処理
    を実行するように構成されている給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されているリモコン
    使用履歴を消去する記憶消去操作手段が設けられている
    請求項1記載の給湯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019517A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Rinnai Corp 給湯器
JP2010181111A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Rinnai Corp 給湯装置

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JP2010019517A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Rinnai Corp 給湯器
JP2010181111A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Rinnai Corp 給湯装置

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