JPH08509189A - 容器の蓋体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ねじ式ネック（Ｇ）を備えた容日の蓋体であって、脆弱部分（１２）を介して、下部が開封防止ストリップ（２）に接続するねじ式キャップ（１）を含み、前記ストリップ（２）は弾性変形可能な環状内部リブ（２０）を備え、このリブはキャップ（１）の強いねじ込み（Ｖ）のときに、ネックの下部周縁の固定フランジ（Ｃ）上にはめ込まれ、さらにまた所定の弾性変形を起こしうる部分（２２）によって外周突出部（２１）が前記リブから遠ざかる方向に向く。突出部（２１）の上面とキャップ（１）の側壁下端部が、少なくとも一つの歯（２３）および／または少なくとも一つの凹み（１３）を備え、前記キャップ（１）のねじ込み（Ｖ）のときに、リブ（２０）が固定フランジ（Ｃ）と突き合わさって、キャップ（１）にはストリップ（２）に対するいかなる相対的ズレも生じず、脆弱部分（１２）を破損することなく、キャップ上にはめ込むために必要となる力が伝達されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 容器の蓋体 本発明は容器用閉め具に関する。 フランス特許出願９３ ０１ ４１０号で既に開示されたねじ式ネックを備え た容器ではねじ式キャップを含み、その下部は、構造的耐久性が低く脆い部分を 介して、開封防止ストリップに接続し、さらにこのストリップは弾性変形する環 状の内部リブを有し、キャップを強制的にねじ込むと、ある部分が所定の弾性変 形を起こすことによって、ストリップ外周縁からの突出部分がリブから遠ざかる 方に向き、前記ネックの下部周縁に形成された固定フランジにはまるようになっ ている。 しかしながら、ストリップが固定されると、リブは容器フランジと突き合わさ って支えられねじ込みはそのまま続くので、圧縮が起き、キャップにはストリッ プに対して相対的なズレが生じ、リブがフランジ下に回り込む以前に、構造的耐 久性の低い脆弱部分が破損してしまう。 そこで完璧な開封防止を行うためには、内側リブの突き出しを相当大きくし、 脆弱部分を最大限破損しやすくし、最初の開封を確実にしかも容易にする必要が ある。 本発明の目的は上述したような技術的問題を完全に克服することである。 この目的は本発明に従いここで述べるような閉め具を用いることにより達成さ れるが、この閉め具では、突出部の上面とキャップの側壁の下端が、少なくとも 一個の歯を有しおよび／または少なくとも一つの凹みを有し；前記リブが固定フ ランジと突き合わさったとき、ねじ込みの間は前記歯が一時的に前記凹みに収容 されるようになっており、ストリップに対してキャップにはいかなる相対的ズレ も生じず、脆弱部分を破損することなくはめ込み力は確実に伝達される。 本発明の優れた特徴によれば、リブ上面の幅は容器フランジの幅より広いか、 もしくは同一である。 さらに、リブの上面はキャップの軸に対してほぼ垂直である。 他の特徴によれば、所定の変形を起こす部分の内面は、曲面および／またはキ ャップの軸に対して傾きを有している。 さらに別の特徴によれば、前記リブの下部内面は、キャップの軸に対して角度 αの傾きを有しているため、ストリップの下部がネックの軸に向かって曲がって 圧縮することにより、変形可能部分が起こす所定の変形が伝達できるようになっ ている。 リブ下部内面は屈曲線を成す。 リブの周縁は一つまたはそれ以上の途切れ部分を備えていてもよい。 歯および／または凹みの大きさは、それぞれの横方向の遊隙も同様であるが、 歯の背部側面がねじ込みの方向に応じて少なくとも部分的に前記凹みに入りこめ るように、そして脆弱部分の引っ張り強さの限界値に達する前に前記凹みの背部 側面と突き合わさるように、定められる。 さらに、歯と凹みの数や配分は、それぞれの縦方向の遊隙も同様だが、垂直方 向のはめ込み力を伝達するために脆弱部分とそれぞれの水平面が相互に支え合っ て接触できるように、それらの構造的耐久性の関数で定められる。 本発明の閉め具は射出成型によって容易に製造できるもので、成型部分が横方 向に外れるため、型はずしに困難が伴うようなことはない。ねじ式キャップを強 制的にねじ込んで組立てる際に、キャップと開封防止ストリップの間の脆弱部分 を破損するようなこともない。 このような条件のもとで脆弱部分は、たとえば、製造するブリッジの数を減ら すことおよび／またはそれらの断面や高さを減らすことによって、より一層脆く なる。 さらに、十分に広くかつ相当突き出した内側リブがあれば、開封防止は強化さ れる。 本発明は添付の図面を参照して以下の説明を読めばより容易に理解されよう。 図１は、本発明器具の部分斜視図である。 図２は、図１の器具の部分断面図である。 図３ａ、３ｂ、３ｃおよび３ｄは、容器のフィリングライン（filling line） でねじ込むときの、本発明器具の各部分の斜視図である。 図４、５および６は、本発明の他の態様である。 図１および２は、本発明の閉め具を示したものである。この器具は容器（図示 せず）のねじ式ネックに取付けられるようになっている。 この閉め具はねじ式キャップ１を含み、このキャップの下部が延長し、取り外 し可能な開封防止ストリップあるいは開封防止環２は、構造的耐久性の低い脆弱 部分１２を介して、キャップ１に接続されている。 成型後に引き続いて切削することによってキャップ成型直後に、脆弱部分１２ の脆弱特性はもたらされる。 脆弱部分１２では、ブリッジ１２０が脆弱部分１２の周縁に沿って配置されて いると好ましい。これらのブリッジは、成型された耐久ストリップの一部切削あ るいは脆弱要素を直接成型することによって、製造される。 この器具は、強制的にねじ込まれ適切にはめ込み圧縮されることによって、容 器のねじ式ネック上に固着される。 ストリップ２は、（図４、５および６に示されたように）内側に環状リブ２０ を有して、容器のネックＧの下部周縁に形成された固定フランジＣ上に保持され るよう になっている。 リブ２０は、その周縁に一つあるいはそれ以上の途切れがあってもよい。 リブ２０の上面２０ａは静止状態ではキャップ１の軸に対してほぼ垂直である が、その下部内面２０ｂは前記キャップの軸に対して角度αの傾きを成す。 下部内面２０ｂは、角度αの関数として形の定まる屈曲線２０ｄを含む。 ストリップ２はまた外周縁からの突出部２１も含むが、この突出部は部分２２ が所定の変形を起こすことによってリブ２０から遠ざかる方向に向く。所定の弾 性変形を起こす部分２２の内面２２ａは、曲面および／またはキャップの軸に対 して角度βの傾きを有する。 リブ２０の下部内面とキャップの垂直軸との間の角度αは、固定フランジＣの 輪郭つまりストリップ２の突出部分のリブ２０のレベルでの内径および前記スト リップの中でリブ２０の上面２０ａ下に当たる部分の高さの関数として表される 。 ストリップ２の下部がネックの軸に向かって曲がって圧縮し、部分２２の起こ した所定の変形が伝達されるように、角度αが定められる。 突出部２１の上面は少なくとも一つの歯２３を有しており、この歯はリブ２０ が容器の固定フランジとすでに突き合わさった状態である最終ねじ込みの間に、 キャッ プ１の側壁下端部上に形成されたそれぞれの歯に対応する凹み１３に一時的に収 容されるようになっている。 歯２３および凹み１３の数は、垂直方向のはめ込み力を伝達するために脆弱部 分１２と全水平上面が相互に支え合って接触できるように、それらの構造的耐久 性の関数で定められる。 上表面とは歯２３の上面２３ｂを全部連ねた面のことである。 他の態様（図示せず）では、少なくとも一つの歯を有するキャップ１の側壁下 端部と、その歯に対応する少なくとも一つの凹みを有する突出部２１の上面とい う組み合わせも無論ある。同様にして、歯と凹みが交互に突出部２１の上面に形 成されていてもよい。はめ込みのための全水平支持表面を増やすために、キャッ プの下端部上に歯に対応する凹みを形成することなく、一つあるいはそれ以上の 相補う歯が突出部２１上に加えられていてもよい。 図３ａ、３ｂ、３ｃおよび３ｄは、パッキングライン（packing line）まで満 たされた後の、（図４に示された）容器のねじ式ネックＧ上のキャップの当初の 配置図である。 第一段階では、リブ２０は（図４、５および６に示されたように）下部内面２ ０ｂを介して、容器の固定フランジＣと突き合わさるようになっている。 第二段階では、ブロッキングのこの部分から強制的ねじ込みをさらに続けるの で、脆弱部分１２が圧縮し、一方ではリブ２０の弾性変形を、他方では部分２２ の所定の変形を引き起こす。 この状態では、キャップ１の本体にストリップ２に対する相対的ズレが生じる ため、ブリッジ１２０が弾性変形を起こす。この変形はねじ込みＶの方向におい て横方向への屈曲を成し、キャップ下部とストリップ上部との離間距離を減少さ せる。この横方向の屈曲は、歯２３が凹み１３に入り込むまで保たれる。これに 関してさらに、歯２３の高さが、ねじ込みＶの方向に関して歯の背部側面２３ａ が少なくとも部分的に凹み１３のねじ込み方向に入り込み、ブリッジ１２０の引 っ張り強さの限界値に達する以前に、前記凹みの背部側面１３ａと突き合わさる ように定められている。 ブリッジ１２０の引っ張り強さの限界値によって、歯２３と凹み１３のそれぞ れの背部側面２３ａと１３ａの間に許容される遊隙の最大値が定められる。 このような条件のもとでは当然、それぞれの歯２３と凹み１３の対向し合う前 面は決して接触せず何らかの間隔を保つ。 凹み１３と歯２３のそれぞれの水平方向の支持面１３ｂと２３ｂの接触により 垂直方向の圧縮力が伝達されることによって、前記変形がもたらされる。 さらに凹み１３と歯２３のそれぞれの支持側面１３ａ、２３ａを接触させるこ とによって、ストリップ２に対するキャップ１のズレを防止できる。 結局、強制されたねじ込みは、キャップ１／ストリップ２が組み合わさって回 転することによって、ブリッジ１２０の応力を破らなくても伝達される。 上に述べたように、歯２３と凹み１３とを組み合わせることによって、脆弱部 分１２に適切な脆さを保持しながら、潰れや破損の危険性を防げる。 これらすべての弾性変形が生じることにより、リブ２０の傾いた下部表面２０ ｂがキャップの軸にほぼ平行になるまで、リブ２０の内側端部が収縮され、続い てフランジＣの外側の輪郭が定まる。 かくしてブリッジ１２０はねじ込まれる間、その変形は限定された屈曲だけで 、引き続いてはめ込まれるようになっている。 第三段階では、リブ２０の上面２０ａが固定フランジＣの下に回り込んだ直後 に、相当の弾性応力を受けた部分が弛んで、はめ込まれる。 ねじ込みの最後には、歯２３は凹み１３から外れて、ストリップ２は耐久性の 低い脆弱部分１２によってのみキャップ１につながっている。それと同時に、所 定の変形をおこした部分２２はネックの軸にほぼ平行にストリップ２の下部を延 ばすことによって、最初の形に戻りや すくなっている（図５および６も参照せよ）。 ブリッジとしては耐久性の低いものが要求される。一方当然のことながら、歯 ２３および／または凹み１３の大きさは、それぞれの横方向の遊隙も同様だが、 脆弱部分の引っ張り強さの限界値に達する以前に、歯の背部側面がねじ込みの方 向に関して少なくとも部分的に前記凹みに入り込み、前記歯の側面が前記凹みの 背部側面に対し突き合わさるように、定められる。 歯２３は、ストリップ２の周縁に配置され、はめ込み力を規則的に配分できる ようになっている。 はめ込みの後にねじ込みを弛めれば、キャップ１は脆弱部分１２の脆さを有し たまま開放される。ひとたびリブ２０がフランジＣの下に回り込んではめ込まれ れば、開封は確実に防止される。 さらにリブ２０の上面２０ａの幅が容器フランジの幅より広いか、もしくは同 一であれば、リブの保持は容易である。 歯２３と凹み１３の数や配分は、前記歯と前記凹みおよび／またはキャップの 下端部の間の垂直方向の遊隙も同様だが、垂直方向のはめ込み力を伝達するため に脆弱部分とそれぞれの水平面が相互に支えあって接触できるように、それらの 構造的耐久性の関数で、大略定められる。 図４に示された別の適切な態様では、リブ２０の幅を 内側に向かって広げた場合の前記リブ突出部の内径とフランジＣ下のネックＧの 外径との比率により、はめ込み後はストリップ２の下部がキャップの軸に向かっ てわずかに弾性的に曲がるようになっている。この構造の場合、開封防止が強化 される。 このような条件のもとでは、リブ２０の上面２０ａは、はめ込み後であっても フック型のフランジＣ下で上向きに傾いている。 図５に示された別の態様では、リブ２０は上面２０ａと下部内面２０ｂとの間 の接続面２０ｃがほぼ垂直となって、はめ込みが強固になる。 図６に示されたさらに別の態様では、リブ２０の下部内面２０ｂが、ストリッ プ２の下端に向かう突出端部と同じ傾きとなる平面上を屈曲することなく延びて いる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９４年１２月２１日 【補正内容】 請求の範囲 １． ねじ式ネック（Ｇ）を備えた容器の蓋体であって、構造的耐久性の低い 脆弱部分（１２）によって、下部が開封防止ストリップ（２）に接続するねじ式 キャップ（１）を含み、前記ストリップ（２）は弾性的に変形可能な環状内部リ ブ（２０）を備え、前記リブはキャップ（１）と外周突出部（２１）の強制的な ねじ込み（Ｖ）によって前記ネックの下部周縁に形成された固定フランジ（Ｃ） 上にはめ込まれ、部分（２２）が所定の弾性変形を起こすことによって前記外周 突出部（２１）が前記リブから離れるようになっっている容器の蓋体において、 突出部（２１）の上面とキャップ（１）の側壁下端部が、少なくとも一つの歯（ ２３）および／または少なくとも一つの凹み（１３）を備え、前記リブ（２０） が固定フランジ（Ｃ）と突き合わさっているねじ込み（Ｖ）の間、前記歯は一時 的に前記凹みに収容されるようになっており、キャップ（１）にはストリップ（ ２）に対するいかなる相対的ズレも生じないように、そして脆弱部分（１２）を 破損することなくはめ込み力が確実に伝達されることを特徴とする蓋体。 ２． リブ（２０）の上面（２０ａ）が容器フランジの幅より広いかもしくは 同一であることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の器具。 ３． リブ（２０）の上面（２０ａ）がキャップ（１）の軸にほぼ垂直である ことを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の蓋体。 ４． 所定の弾性変形を起こす前記部分（２２）が、キャップ（１）の軸に対 して曲面および／または傾き（β）を有する内面（２２Ａ）を備えていることを 特徴とする請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか１項に記載の蓋体。 ５． リブの低部内面（２０ｂ）はキャップ（１）の軸に対してある角度（α ）で傾き、それによってねじ込みの間、ストリップ（２）下部が、リブの下部傾 斜面（２０ｂ）がネックの軸とほぼ並行になるまで変形し、その軸に向かって曲 がって圧縮するようになることにより、部分（２２）の変形が伝えられことを特 徴とする請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか１項に記載の蓋体。 ６． リブ（２０）の突出部内径とフランジ（Ｃ）下のネック外径との比率が 、はめ込み後に、ストリップ（２）の下部がキャップ（１）の軸に向かって曲が るように、定められていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第５項のいず れか１項に記載の蓋体。 ７． リブ（２０）において、その上面（２０ａ）と下部内面（２０ｂ）との 間の接続面（２０ｃ）がほぼ垂直であることを特徴とする請求の範囲第１項乃至 第６項のいずれか１項に記載の蓋体。 ８．リブ（２０）の下部内面（２０ｂ）が屈曲線（２０ｄ）を含むことを特徴 とする請求の範囲第１項乃至第７項のいずれか１項に記載の蓋体。 ９．前記リブ（２０）の周縁が一つあるいはそれ以上の途切れを有しているこ とを特徴とする請求の範囲第１項乃至第８項のいずれか１項に記載の蓋体。 １０． 歯（２３）および／または凹み（１３）の大きさが、それぞれの横方 向の遊隙も同様だが、歯（２３）の背部側面（２３ａ）がねじ込み（Ｖ）の方向 に関して少なくとも部分的に凹み（１３）に入り込み、脆弱部分（１２）の引っ 張り強さの限界値に達する以前に前記凹みの背部内面（１３ａ）と突き合わさる ように、定められていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第９項のいずれ か１項に記載の蓋体。 １１． 歯（２３）および凹み（１３）の数や配分が、それぞれの縦方向の遊 隙も同様だが、脆弱部分（１２）とそれぞれの水平面（２３ｂ，１３ｂ）が垂直 方向のはめ込み力を伝達するために相互に支えあって接触するように、それらの 構造的耐久性の関数で定められていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第 １０項のいずれか１項に記載の蓋体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ， ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ゲラジ，バンサン フランス国アンベリゥ‐アン‐ビュゲ、 レ、ザベアンシュ、245 (72)発明者 ペルラーノ，ピエール フランス国パリ、リュ、トゥーディ、４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． ねじ式ネック（Ｇ）を備えた容器の蓋体であって、構造的耐久性の低い 脆弱部分（１２）によって、下部が開封防止ストリップ（２）に接続するねじ式 キャップ（１）を含み、前記ストリップ（２）は弾性的に変形可能な環状内部リ ブ（２０）を備え、リブの低部内面（２０ｂ）はキャップ（１）の軸に対してあ る角度（α）で傾き、さらに前記リブはキャップ（１）と外周突出部（２１）の 強制的なねじ込み（Ｖ）によって前記ネックの下部周縁に形成された固定フラン ジ（Ｃ）上にはめ込まれるようになっている蓋体において、部分（２２）が所定 の弾性変形を起こすことによって前記外周突出部（２１）が前記リブから遠ざか る方向に向き、それによってねじ込みの間、ストリップ（２）下部が、リブの下 部傾斜面（２０ｂ）がネックの軸とほぼ並行になるまで、その軸に向かって曲が って圧縮するようになること、さらに、突出部（２１）の上面とキャップ（１） の側壁下端部が、少なくとも一つの歯（２３）および／または少なくとも一つの 凹み（１３）を備え、前記リブ（２０）が固定フランジ（Ｃ）と突き合わさって いるねじ込み（Ｖ）の間、前記歯は一時的に前記凹みに収容されるようになって おり、キャップ（１）にはストリップ（２）に対するいかなる相対的ズレも生じ ないように、そして 脆弱部分（１２）を破損することなくはめ込み力が確実に伝達されることを特徴 とする蓋体。 ２． リブ（２０）の上面（２０ａ）が容器フランジの幅より広いかもしくは 同一であることを特徴とする請求の範囲第１項記載の蓋体。 ３． リブ（２０）の上面（２０ａ）がキャップ（１）の軸にほぼ垂直である ことを特徴とする請求の範囲第１項または第２項記載の蓋体。 ４． 所定の弾性変形を起こす前記部分（２２）が、キャップ（１）の軸に対 して曲面および／または傾き（β）を有する内面（２２Ａ）を備えていることを 特徴とする請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか１項に記載の蓋体。 ５． リブ（２０）の突出部内径とフランジ（Ｃ）下のネック外径との比率が 、はめ込み後に、ストリップ（２）の下部がキャップ（１）の軸に向かって曲が るように、定められていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第４項のいず れか１項に記載の蓋体。 ６． リブ（２０）において、その上面（２０ａ）と下部内面（２０ｂ）との 間の接続面（２０ｃ）がほぼ垂直であることを特徴とする請求の範囲第１項乃至 第５項のいずれか１項に記載の蓋体。 ７． リブ（２０）の下部内面（２０ｂ）が屈曲線（２０ｄ）を含むことを特 徴とする請求の範囲第１項乃 至第６項のいずれか１項に記載の蓋体。 ８． 前記リブ（２０）の周縁が一つあるいはそれ以上の途切れを有している ことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第７項のいずれか１項に記載の蓋体。 ９． 歯（２３）および／または凹み（１３）の大きさが、それぞれの横方向 の遊隙も同様だが、歯（２３）の背部側面（２３ａ）がねじ込み（Ｖ）の方向に 関して少なくとも部分的に凹み（１３）に入り込み、脆弱部分（１２）の引っ張 り強さの限界値に達する以前に前記凹みの背部内面（１３ａ）と突き合わさるよ うに、定められていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第８項のいずれか １項に記載の蓋体。 １０． 歯（２３）および凹み（１３）の数や配分が、それぞれの縦方向の遊 隙も同様だが、脆弱部分（１２）とそれぞれの水平面（２３ｂ，１３ｂ）が垂直 方向のはめ込み力を伝達するために相互に支えあって接触するように、それらの 構造的耐久性の関数で定められていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第 ９項のいずれか１項に記載の蓋体。