JPH10255514A - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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JPH10255514A
JPH10255514A JP9072735A JP7273597A JPH10255514A JP H10255514 A JPH10255514 A JP H10255514A JP 9072735 A JP9072735 A JP 9072735A JP 7273597 A JP7273597 A JP 7273597A JP H10255514 A JPH10255514 A JP H10255514A
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curved
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flat portion
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/40Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by the combination of reflectors and refractors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺の回り込み樹脂レンズを備えた車輌用灯
具において、そのレンズ本体部に浮き上がり変位が生じ
るのを防止する。 【解決手段】 レンズ本体部28において、長尺方向に
関して相対的に曲率半径が小さい湾曲部28Bを、平坦
部28Aに比して薄肉で形成する。また、これら平坦部
28Aおよび湾曲部28Bの境界部分に中間肉厚部28
Cを設ける。樹脂レンズ12は、射出後の金型内におい
て、外周フランジ部30が固化した後にレンズ本体部2
8が固化するが、その際、レンズ本体部28は相対的に
薄肉の湾曲部28Bが固化した後に相対的に厚肉の平坦
部28Aが固化するので、固化する際の樹脂収縮作用に
伴う湾曲部28Bの長尺方向の圧縮歪み変形量は小さく
なり、その曲率半径を大きくする方向への変形が防止さ
れる。また、中間肉厚部28Cの介在により、樹脂レン
ズ12の強度向上が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、長尺の回り込み
樹脂レンズを備えた車輌用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車輌用灯具のレンズは、一般に、レンズ
本体部とその外周縁部に形成された外周フランジ部とを
有しているが、上記レンズ本体部は、車体デザイン上の
要請から、上下幅が狭くかつ車幅方向外側の部分が車体
形状に沿って回り込むようにして形成される場合が多
い。そして、このような長尺の回り込みレンズは、成形
性等の観点から樹脂レンズとして構成されるのが普通で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
このような長尺の回り込み樹脂レンズを用いた場合にお
いても、そのレンズ本体部の肉厚寸法は通常のレンズの
ように全面均一に設定されているので、次のような問題
が生じている。
【0004】すなわち、上記樹脂レンズは、一般に射出
成形により形成されるが、図5(a)に示すように、射
出直後の樹脂レンズ112は、金型2内において、金型
2との接触表面積が大きな外周フランジ部130が最初
に固化し、その後レンズ本体部128が固化することと
なる。そして、この固化する際の樹脂収縮作用により、
上記レンズ本体部128には圧縮応力が生じるが、これ
による圧縮歪み変形量は、該レンズ本体部128の長尺
方向に関して特に大きなものとなる。
【0005】そして、同図(b)に示すように、上記金
型2から取り出された樹脂レンズ112は、そのレンズ
本体部128において曲率半径が大きい平坦部128A
では、上記圧縮歪みが生じてもあまり問題はないのであ
るが、そのレンズ本体部128において曲率半径が小さ
い湾曲部128Bでは、上記圧縮歪みが生じることによ
り、該湾曲部128Bがその曲率半径を大きくする方向
(図示矢印の方向)に変形するため、この変形に伴い、
上記レンズ本体部128の車幅方向外側の外周フランジ
部130が、所期の位置から浮き上がった状態にずれて
しまう、という問題がある。上記外周フランジ部130
は、ランプボディとのシール等のために形成されるもの
であるので、上記浮き上がり変位が生じるとその機能を
十分に発揮することができなくなってしまう、という問
題がある。
【0006】なお、このような問題は、水平方向に長尺
の回り込み樹脂レンズのみならず、上下方向に長尺の回
り込み樹脂レンズを用いる場合においても、同様に生じ
る問題である。
【0007】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、長尺の回り込み樹脂レンズを備えた
車輌用灯具において、そのレンズ本体部に浮き上がり変
位が生じるのを防止することができる車輌用灯具を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、樹脂レンズ
の肉厚分布に工夫を施すことにより、上記目的達成を図
るようにしたものである。
【0009】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、長尺状に形成されたレンズ本体部と、このレ
ンズ本体部の外周縁部に形成された外周フランジ部と、
を有する樹脂レンズを備え、上記レンズ本体部が、該レ
ンズ本体部の長尺方向に関して曲率半径が大きい平坦部
と曲率半径が小さい湾曲部とが連続的に形成されてなる
車輌用灯具において、上記湾曲部が上記平坦部に比して
薄肉で形成されている、ことを特徴とするものである。
【0010】上記「長尺」とは、長手方向とその直交方
向との面沿い長さの比が2:1以上の値に設定された形
状を意味する。
【0011】上記「曲率半径が大きい」および「曲率半
径が小さい」とは、上記平坦部と上記湾曲部とを比較し
たときの相対的な大小関係を表すものである。
【0012】上記湾曲部が上記平坦部に比して「薄肉で
形成されている」とは、基本肉厚寸法が小さい値に設定
されていることを意味する。ここに「基本肉厚寸法」
は、上記レンズ本体部が素通しレンズである場合には肉
厚寸法そのものであり、上記レンズ本体部が複数のレン
ズステップを有するものである場合には各レンズステッ
プにおいて最も肉厚が薄い部分の肉厚寸法である。ま
た、その際の「肉厚寸法」の値は、法線方向肉厚として
規定される値である。
【0013】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車輌用灯具は、その樹脂レンズのレンズ本体部が、
長尺状に形成されるとともにその長尺方向に関して曲率
半径が大きい平坦部と曲率半径が小さい湾曲部とが連続
的に形成された構成となっているが、上記湾曲部が上記
平坦部に比して薄肉で形成されているので、次のような
作用効果を得ることができる。
【0014】すなわち、上記樹脂レンズは、射出後の金
型内において、外周フランジ部が固化した後にレンズ本
体部が固化するが、該レンズ本体部は相対的に薄肉の湾
曲部が固化した後に相対的に厚肉の平坦部が固化するこ
ととなる。このため、固化する際の樹脂収縮作用に伴っ
て上記レンズ本体部に生じる圧縮応力は、上記湾曲部に
おいては該湾曲部が固化する際の樹脂収縮作用のみが影
響し、上記平坦部が固化する際の樹脂収縮作用は影響し
ない。
【0015】したがって、上記湾曲部における上記圧縮
応力による長尺方向の圧縮歪み変形量は小さいものとな
り、該湾曲部がその曲率半径を大きくする方向に変形し
てしまうのを最小限に抑えることができる。そして、こ
れにより、上記レンズ本体部の上記湾曲部側の外周フラ
ンジ部が、所期の位置から浮き上がった状態にずれてし
まうのを防止することができる。
【0016】なお、上記湾曲部よりも後で固化する上記
平坦部においては、上記圧縮応力による長尺方向の圧縮
歪み変形量が相対的に大きなものとなるが、上記平坦部
の長尺方向の曲率半径は大きいので、このような圧縮歪
みが生じても、上記レンズ本体部の形状はほとんど変化
せず、その外周フランジ部の浮き上がり等が生じること
はない。
【0017】このように、本願発明によれば、長尺の回
り込み樹脂レンズを備えた車輌用灯具において、そのレ
ンズ本体部に浮き上がり変位が生じるのを効果的に防止
することができる。特に、上記外周フランジ部が、ラン
プボディとのシール等のために形成されるものである場
合には、そのシール機能を十分に発揮させることができ
る。
【0018】上記レンズ本体部は、上記平坦部と上記湾
曲部とが直接的に連続するように形成されたものであっ
てよいことはもちろんであるが、請求項2に記載したよ
うに、上記平坦部と上記湾曲部との境界部分に、上記平
坦部よりも薄肉で上記湾曲部よりも厚肉の中間肉厚部を
設けるようにしてもよく、このように構成することによ
り、上記平坦部および上記湾曲部間における圧縮応力の
急変を緩和させることができ、これにより上記樹脂レン
ズの強度向上を図ることができる。
【0019】その際、請求項3に記載したように、上記
中間肉厚部を、該中間肉厚部の上記平坦部側の端部から
上記湾曲部側の端部へ向けて徐々に薄肉になるように形
成すれば、上記圧縮応力の急変をさらに緩和させること
ができるので、上記樹脂レンズの強度を一層向上させる
ことができる。また、上記中間肉厚部をこのように形成
することにより、上記平坦部と上記湾曲部との間に段差
が形成されてしまうのを防止あるいは最小限に抑えるこ
とができ、これにより灯具の外観品質を高めることがで
きる。
【0020】上記湾曲部は、上記平坦部に比して薄肉で
形成されたものであれば、その具体的肉厚寸法値は特に
限定されるものではないが、請求項4に記載したよう
に、上記平坦部の9割以下の肉厚寸法に設定すれば、該
湾曲部がその長手方向の曲率半径を大きくする方向に変
形する量を略零にすることができる。
【0021】また、上記湾曲部についても、その具体的
肉厚寸法値は特に限定されるものではないが、請求項5
に記載したように、2mm以上4mm以下の値に設定す
るようにすれば、上記レンズ本体部を全体的にバランス
のとれた肉厚分布で構成することができる。
【0022】上述したように、射出後の金型内におい
て、上記外周フランジ部が固化した後に上記レンズ本体
部が固化するのは、上記外周フランジ部の上記金型との
接触表面積が大きいことによるものであるが、請求項6
に記載したように、上記外周フランジ部の先端部は、上
記湾曲部よりも薄肉で形成されている場合が多く、この
ような場合には、上記外周フランジ部が一層固化しやす
くなるので、上記構成を採用することが特に効果的であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用灯具を示す正面図であり、図2および3は、そのII-I
I 線、III-III 線の各断面図である。
【0025】これらの図に示すように、本実施形態に係
る灯具10は、車体の右側後端部に設けられるテール&
ストップランプであって、樹脂レンズ12とその後方
(灯具としての後方であって車体としては前方、以下同
様)に設けられたランプボディ14とを備えてなり、左
右方向に長く延びる矩形状の正面形状を有している。
【0026】上記ランプボディ14は、2つのリフレク
タ部16および18を有しており、これら各リフレクタ
部16、18には、複数の反射面素子16s、18sが
縦縞状に形成されている。また、上記各リフレクタ部1
6、18の後頂部には、光源バルブ20、22が、ソケ
ット24、26を介して挿着されている。上記ランプボ
ディ14の外周縁部にはシール用の溝部14aが形成さ
れている。
【0027】上記樹脂レンズ12は、合成樹脂の射出成
形品であって、長尺状に形成されたレンズ本体部28
と、このレンズ本体部28の外周縁部に形成された外周
フランジ部30とからなり、車幅方向外側へ向けて後方
側へ回り込むようにして長尺状に形成されている。そし
て、上記外周フランジ部30を、接着剤32が配された
上記ランプボディ14の溝部14aに挿着することによ
り、上記樹脂レンズ12と上記ランプボディ14との固
定を行うようになっている。
【0028】図3に示すように、上記レンズ本体部28
の内面における上記外周フランジ部30よりも内側の領
域には、複数のレンズステップ28sが横縞状に形成さ
れている。図中の2点鎖線は、上記各レンズステップ2
8sを形成する際の基準となる上記レンズ本体部28の
基準内面位置を示している。この基準内面位置と上記レ
ンズ本体部28の表面位置との法線方向の肉厚(基本肉
厚)tは、上記各レンズステップ28sがシリンドリカ
ルレンズ状に形成されていることから、上記各レンズス
テップ28s相互の境界位置における肉厚として与えら
れる。
【0029】図2に示すように、上記レンズ本体部28
の車幅方向内側寄りの部分は、その長尺方向(左右方
向)に関して曲率半径が大きい平坦部28Aとして形成
される一方、その車幅方向外側寄りの部分は曲率半径が
小さい湾曲部28Bとして形成されており、これら平坦
部28Aおよび湾曲部28Bは、その境界部分に設けら
れた中間肉厚部28Cを介して連続的に形成されてい
る。
【0030】図2のIV部詳細図である図4に示すよう
に、上記レンズ本体部28の基本肉厚tは、上記平坦部
28Aにおける基本肉厚をt=t1としたとき、上記湾
曲部28Bにおいてはt=t2(t2<t1)、上記中
間肉厚部28Cにおいてはt=t3(t2<t3<t
1)に設定されている。上記基本肉厚t1およびt2の
具体的寸法値は、t1=3.5mm、t2=2.5mm
に設定されている。また、上記基本肉厚t3は、上記中
間肉厚部28Cの上記平坦部28A側の端部から上記湾
曲部28B側の端部へ向けてt1からt2へ徐々に変化
するように設定されている。なお、上記外周フランジ部
30は、その先端部の肉厚が1.5mmに設定されてい
る。
【0031】以上詳述したように、本実施形態に係る車
輌用灯具10は、その樹脂レンズ12のレンズ本体部2
8が、長尺状に形成されるとともにその長尺方向に関し
て曲率半径が大きい平坦部28Aと曲率半径が小さい湾
曲部28Bとが連続的に形成された構成となっている
が、上記湾曲部28Bが上記平坦部28Aに比して薄肉
で形成されているので、次のような作用効果を得ること
ができる。
【0032】すなわち、上記樹脂レンズ12は、射出後
の金型内において、上記外周フランジ部30が固化した
後に上記レンズ本体部28が固化するが、該レンズ本体
部28は相対的に薄肉の湾曲部28Bが固化した後に相
対的に厚肉の平坦部28Aが固化することとなる。この
ため、固化する際の樹脂収縮作用に伴って上記レンズ本
体部28に生じる圧縮応力は、上記湾曲部28Bにおい
ては該湾曲部28Bが固化する際の樹脂収縮作用のみが
影響し、上記平坦部28Aが固化する際の樹脂収縮作用
は影響しない。
【0033】したがって、上記湾曲部28Bにおける上
記圧縮応力による長尺方向の圧縮歪み変形量は小さいも
のとなり、該湾曲部28Bがその曲率半径を大きくする
方向に変形してしまうのを最小限に抑えることができ
る。そして、これにより、上記レンズ本体部28の上記
湾曲部28B側の外周フランジ部30が、所期の位置か
ら浮き上がった状態にずれてしまうのを防止することが
できる。
【0034】なお、上記湾曲部28Bよりも後で固化す
る上記平坦部28Aにおいては、上記圧縮応力による長
尺方向の圧縮歪み変形量が相対的に大きなものとなる
が、上記平坦部28Aの長尺方向の曲率半径は大きいの
で、このような圧縮歪みが生じても、上記レンズ本体部
28の形状はほとんど変化せず、その外周フランジ部3
0の浮き上がり等が生じることはない。
【0035】このように、本実施形態によれば、長尺の
回り込み樹脂レンズを備えた車輌用灯具において、その
レンズ本体部に浮き上がり変位が生じるのを効果的に防
止することができる。そして、これにより、上記樹脂レ
ンズ12と上記ランプボディ14とのシール性を十分に
高めることができる。
【0036】また、本実施形態においては、上記レンズ
本体部28における上記平坦部28Aと上記湾曲部28
Bとの境界部分に、上記平坦部28Aよりも薄肉で上記
湾曲部28Bよりも厚肉の中間肉厚部28Cが設けられ
ているので、上記平坦部28Aおよび上記湾曲部28B
間における圧縮応力の急変を緩和させることができ、こ
れにより上記樹脂レンズ12の強度向上を図ることがで
きる。
【0037】しかも、その際、上記中間肉厚部28C
は、その上記平坦部28A側の端部から上記湾曲部28
B側の端部へ向けて徐々に薄肉になるように形成されて
いるので、上記圧縮応力の急変をさらに緩和させること
ができ、これにより上記樹脂レンズ12の強度を一層向
上させることができる。また、上記中間肉厚部28Cを
このように形成することにより、上記平坦部28Aと上
記湾曲部28Bとの間に段差が形成されてしまうのを防
止することができ、これにより上記灯具10の外観品質
を高めることができる。
【0038】本実施形態においては、上記湾曲部28B
の基本肉厚t2がt2=2.5mmであり、上記平坦部
28Aの基本肉厚t1=3.5mmに対して9割以下の
値に設定されているので、該湾曲部28Bがその長手方
向の曲率半径を大きくする方向に変形する量を略零にす
ることができ、かつ、上記レンズ本体部28を全体的に
バランスのとれた肉厚分布で構成することができる。
【0039】上記射出後の金型内において、上記外周フ
ランジ部30が固化した後に上記レンズ本体部28が固
化するのは、上記外周フランジ部30の上記金型との接
触表面積が大きいことによるものであるが、上記外周フ
ランジ部の先端部の肉厚は1.5mmであり、上記湾曲
部28Bの基本肉厚2.5mmよりも薄肉で形成されて
いることから、上記外周フランジ部30が一層固化しや
すく、本実施形態の構成を採用することが特に効果的で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用灯具を示す
正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】図2のIV部詳細図
【図5】従来例を示す説明図
【符号の説明】
10 灯具 12 レンズ 14 ランプボディ 14a 溝部 16、18 リフレクタ部 20、22 光源バルブ 24、26 ソケット 28 レンズ本体部 28A 平坦部 28B 湾曲部 28C 中間肉厚部 28s レンズステップ 30 外周フランジ部 32 接着剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状に形成されたレンズ本体部と、こ
    のレンズ本体部の外周縁部に形成された外周フランジ部
    と、を有する樹脂レンズを備え、 上記レンズ本体部が、該レンズ本体部の長尺方向に関し
    て曲率半径が大きい平坦部と曲率半径が小さい湾曲部と
    が連続的に形成されてなる車輌用灯具において、 上記湾曲部が上記平坦部に比して薄肉で形成されてい
    る、ことを特徴とする車輌用灯具。
  2. 【請求項2】 上記平坦部と上記湾曲部との境界部分
    に、上記平坦部よりも薄肉で上記湾曲部よりも厚肉の中
    間肉厚部が設けられている、ことを特徴とする請求項1
    記載の車輌用灯具。
  3. 【請求項3】 上記中間肉厚部が、該中間肉厚部の上記
    平坦部側の端部から上記湾曲部側の端部へ向けて徐々に
    薄肉になるように形成されている、ことを特徴とする請
    求項2記載の車輌用灯具。
  4. 【請求項4】 上記湾曲部が、上記平坦部の9割以下の
    肉厚寸法に設定されている、ことを特徴とする請求項1
    〜3いずれか記載の車輌用灯具。
  5. 【請求項5】 上記平坦部が、2mm以上4mm以下の
    肉厚寸法に設定されている、ことを特徴とする請求項1
    〜4いずれか記載の車輌用灯具。
  6. 【請求項6】 上記外周フランジ部の先端部が、上記湾
    曲部よりも薄肉で形成されている、ことを特徴とする請
    求項1〜5いずれか記載の車輌用灯具。
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