JPH08509005A - クロニジン誘導体の新規な製造方法 - Google Patents

クロニジン誘導体の新規な製造方法

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JPH08509005A JP7521323A JP52132395A JPH08509005A JP H08509005 A JPH08509005 A JP H08509005A JP 7521323 A JP7521323 A JP 7521323A JP 52132395 A JP52132395 A JP 52132395A JP H08509005 A JPH08509005 A JP H08509005A
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Abstract

(57)【要約】 従来の公知の方法より、短い時間で、より費用がかからずそしてより安全である、クロニジン誘導体の新規な製造方法が見い出された。直接に環化されて対応する複素環生成物を生成することが出来る、式(I) (式中、Arは置換されていないかあるいはCl、F、Br、I、C1〜C4アルキル、アリール、C1〜C4アルコキシまたはアリールアルコキシからなる群から選ばれた1つまたはそれ以上の部分によって置換された、フェニルまたはナフチルであり、NO2はパラまたはオルトの位置にあり、そしてnは1〜4である)の新規なチオ尿素複合体がまた見い出された。

Description

【発明の詳細な説明】 クロニジン誘導体の新規な製造方法発明の背景 本発明はクロニジン誘導体の新規な製造方法に関する。特に、本発明は従来の 方法よりも短い時間で、より安価でそしてより安全な、クロニジン誘導体類を製 造する方法に関する。本発明はまたクロニジン誘導体を製造する新規な方法にお ける中間体として見い出された新規なチオ尿素複合体に関しそしてこれらの新規 なチオ尿素複合体が直接環化されることが出来ることの発見に関する。 クロニジン誘導体は多年にわたって知られていた。Recueil des Travaux Chim iques des Pays-Bas,第97巻第51頁(1978)にてTimmermans等は4−ニ トロクロニジンの合成を最初に報告した。その後で、Bulletin de la Societe C himique de France第520頁(1979)にてLeclercは4−ニトロクロニジン を合成するために同じ方法論を用いそしてFe/HClを用いてこの化合物を4 −アミノクロニジン(アプラクロニジン)に還元することを報告した。Journal of Medicinal Chemistry第30巻第1214頁(1987)にてCounsellはまた 同じルートによる4−アミノクロニジンの合成を報告した。 Timmermans等およびLeclercの方法は大規模な合成のためには実施不可能であ ることが分かって、別の方法が開発された。これらの方法は米国特許第4,51 5,800号(Cavero等)および米国特許第4,517,199号(York)に詳 細に記載されている。これらの特許において記載された方法は、保護、脱保護お よび精製の数工程を包含し、長い時間かかり且つ複雑である。また、これらの合 成において使用される化学剤は、危険であり、包含する装置に対して極度に腐食 性でありそして処分の問題を示す。発明の概要 従来の公知の方法より短時間で、より費用がかからずそしてより安全である或 る種のクロニジン誘導体の新規な製造方法が、今や予期せずに見い出された。 さらに特定的には、クロニジン誘導体を製造するための本新規な方法は直接環 化反応をうけてニトロアリールイミノ複素環を生成する新規なチオ尿素複合体の 発見を包含する。以前の文献は、非活性化チオ尿素についての置換反応が例え不 可能でなくとも困難であることを教示して来た。したがって、以前の文献は3つ の別々の方法、即ち、(a)s−アルキル化;(b)アミジノスルフィン酸また はスルホン酸への硫黄での酸化;または(c)重金属触媒(鉛、銅または水銀塩 )により、チオ尿素のチオカルボニル基の活性化を提供した。例えばCounsellに よるJournal of Medicinal Chemistry第30巻第1241頁(1987)および ベルギー特許第872 581号(1979)参照。本発明は、そのようなチオ 尿素の活性化の必要性を避けそしてニトロアリールイミノ複素環への新規なチオ 尿素複合体の直接環化が得られる一層簡単な方法を提供する。 特に本発明は還流下溶媒中で塩基、好ましくはアルキル−α,ω−ジアミンま たは金属水酸化物を添加することによるニトロアリール−ω−アミノチオ尿素の 直接環化のための新規な方法を提供する。 発明の詳細な記載 本発明の新規な方法は下に概略される6工程からなる: (式中、Arは置換されていないかあるいはCl、F、Br、I、C1〜C4アル キル、アリール、C1〜C4アルコキシまたはアリールアルコキシのような、1つ またはそれ以上の基で置換されているアリール基、好ましくはフェニルまたはナ フチルであり、NO2はパラまたはオルトの位置にありそしてnは1〜4である )。 工程1において、置換されたまたは置換されていないo−またはp−ニトロア リールアミンは、還流下、トルエンまたは水のような溶媒中でチオホスゲンの添 加により対応するニトロアリールイソチオシアネートに転換される。 工程2は、該ニトロアリールイソチオシアネートを対応するω−アミノアルキ ルニトロアリールチオ尿素,アルキル−α,ω−ジアミン溶媒和物に転換するこ とを包含する。この転換は室温でまたは室温以下で溶媒中のアルキル−α,ω− ジアミンに該イソチオシアネートをゆっくり添加することにより行われる。工程 2の生成物であるω−アミノアルキルニトロアリールチオ尿素,アルキルーα, ω−ジアミン溶媒和物(II)は新しく発見された複合体である: 工程3において、工程2の新規な生成物である複合体(II)は還流下溶媒中で 該複合体を加熱することにより直接環化されて対応する複素環生成物を生成する 。 次にこのニトロアリール生成物(III)は工程4において、アルコール性溶媒 中でラネーニッケルにより触媒作用で水素と反応されそして次にHClの添加に より、対応するアミノアリール二塩酸塩(IV)に転換される。次にその二塩酸塩 は工程5において一塩酸塩に転換されそしてその生成物は工程6において水から 再結晶化される。鉄/酸または塩化錫あるいは他の触媒を用いての水素のような 他の還元反応がまた使用されることが出来る。 別法において非複合化ω−アミノアルキルニトロアリールチオ尿素(VII)は 還流下溶媒中で塩基(例えば、ジアミノアルカン、イミダゾール類、金属水酸化 物、金属アルコキシド、金属炭酸塩)の添加により環化されることが出来る(工 程3.1) 加えられる塩基の不存在下の非複合化チオ尿素(VII)の加熱によっては所望の 複素環生成物を提供しないことを認識することは重要である。この別法の合成ル ートの、ニトロアリールイミノ複素環生成物(III)は次に上記工程4、5およ び6におけるとおりにして、アミン(IV)に還元され、中和されそして再結晶化 される。 工程3.1を達成させるために下に例示されるとおりにしてアルキルα,ω− ジアミン溶媒和物(II)から先ずニトロアリールチオ尿素遊離塩基(VII)が単 離される。 工程Iにおいて、複合体(II)の溶解はニトロアリールチオ尿素のHCl塩( VI)を形成することにより得られる。これはメタノール中に複合体(II)を懸濁 させ、混合物が約1〜2のpHに達するまでHClガスを添加しそして次に得ら れた塩を濾過することにより行われる。 濾過されたHCl塩(VI)は工程IIにおいてジクロロメタンおよびトリエチ ルアミン中にその(VI)を懸濁させることによりニトロフェニルチオ尿素遊離塩 基(VII)に転換される。その混合物は約4時間周囲温度でかき混ぜて遊離塩基 (VII)を生ずる。 好ましい方法において、工程Iの後であるがしかし同時の中和と環化が次に(V I)に水酸化ナトリウムと水を加えることにより得られて、(III)を生成する。 本発明の新規な方法は、p−アミノクロニジン(アプラクロニジン(apracloni dine))の製造において特に有用である。図式1Aはp−アミノクロニジンの合 成のための一般的な新規な方法を記載する。 工程1aにおいて、英国特許第1,131,780(Beck等)において記載さ れた方法にしたがってトルエンのような溶媒中においてチオホスゲンを加えるこ とにより2,6−ジクロロ−4−ニトロアニリンが2,6−ジクロロ−4−ニト ロフェニル−イソチオシアネート()に転換される。 工程2aは、1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニト ロフェニル)チオ尿素,エチレンジアミン溶媒和物への()の転換を包含する 。 この転換は室温でまたは室温以下の温度で溶媒中のエチレンジアミンに該イソチ オシアネートをゆっくり加えることにより行われる。工程2aの生成物である1 −(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)チオ 尿素,エチレンジアミン溶媒和物()は新しく発見された複合体である。 生成物()は乾燥非結晶質固体として単離される。この固体のNMR分析によ り、1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル )−チオ尿素とエチレンジアミンとが一緒に観察され、一方では、1−(2−ア ミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)チオ尿素遊離塩 基()(図式2A参照)の分析は該遊離塩基だけを示す。 さらに、該イソチオシアネートの、該チオ尿素への完全な転換のためには、2 モル当量の該エチレンジアミンを、1モル当量の該イソチオシアネートと反応さ せることが必要であることが観察された。1:1モル比の2,6−ジクロロ−4 −ニトロフェニル−イソチオシアネート:エチレンジアミンのそれだけでは、1 /2モル当量の複合体()と1/2モル当量の未反応イソチオシアネートとを 生成する。 工程3aにおいて、工程2aの新規な生成物複合体()は還流下の溶媒中で その複合体を加熱することによりニトロクロニジン生成物に直接環化される。 次に、工程4aにおいて、アルコール性溶媒中ラネーニッケルでの触媒作用で 水素と反応させそして次にHClの添加により、このニトロクロニジン()は 4−アミノクロニジン二塩酸塩()に転換される。その二塩酸塩は次に工程5 aにおいて一塩酸塩()に転換されそしてその生成物は工程6aにおいて水か ら再結晶化される。鉄/酸または塩化錫あるいは他の触媒を用いての水素のよう な他の還元反応がまた使用されることが出来る。 別法において、非複合化1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ −4−ニトロフェニル)チオ尿素()は、還流下溶媒中の塩基(例えば、ジア ミノアルカン、イミダゾール類、金属水酸化物、金属アルコキシドまたは金属炭 酸塩)の添加により環化されることが出来る(工程3.1a) 加えられる塩基の不存在下での非複合化チオ尿素()の加熱は所望の複素環生 成物を提供しないことを認識することは重要である。この別法の合成ルートのニ トロクロニジン生成物()は次に、上記工程4a、5aおよび6aにおけると おりにしてアミン(4)に還元され、中和されそして再結晶化されることが出来 る。 工程3.1aを達成させるために、1−(2−アミノエチル)−3−(2,6 −ジクロロ−4−ニトロフェニル)−チオ尿素遊離塩基()は下の図式2Aに おいて例示されるとおりにして、エチレンジアミン溶媒和物からまず単離される 。 工程Iaにおいて、複合体()の溶解は1−(2−アミノエチル)−3−( 2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)−チオ尿素のHCl塩()を形成す ることにより得られる。これはメタノール中に複合体()を懸濁させ、混合物 が約1〜2のpHに達するまでHClガスを加えそして次に得られた塩を濾過す ることにより行われる。 濾過されたHCl塩()は、工程IIaにおいてジクロロメタンおよびトリ エチルアミン中に()を懸濁させることにより1−(2−アミノエチル)−3 −(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)−チオ尿素遊離塩基に転換される 。その混合物は約4時間周囲の温度でかき混ぜて、遊離塩基()を生ずる。 好ましい方法において工程Iaの後であるがしかし同時の中和と環化とが次に (6)に水酸化ナトリウムと水との添加により得られ、()を生成する。 以下の例において次の標準の略語が使用される:eq=モル当量;g=グラム (mg=ミリグラム);L=リットル;M=molar(溶液1リットル中のグラム 分子数);N=規定(normal);モル=モル(mモル=ミリモル);mL=ミリ リットル;mmHg=水銀のミリメートル;mp=融点;およびpsi=ポンド / 平方インチ。さらに“NMR”は核磁気共鳴分光法について言い、“IR”は赤 外分光法を言い。“MS”は質量分光法を言い、“TLC”は薄層クロマトグラ フィを言いそして“Rf”は、溶媒フロントに対して薄層クロマトグラフィプレ ートまで移動する化合物の距離を言う。例1p−アミノクロニジン(アプラクロニジン(Apraclonidine)の合成 A:2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル−イソチオシアネート(1)への2 ,6−ジクロロ−4−ニトロアニリンの転換 機械的かき混ぜ機、温度計、および6L水トラップに接続されたコンデンサー を備えた12Lの3つ首丸底フラスコに順次2,6−ジクロロ−4−ニトロアニ リン(500g、2.42モル)、トルエン(5L)、チオホスゲン(500g 、4.35モル)、およびジメチルホルムアミド(5mL、0.065モル)を 装入した。その混合物を1時間にわたって加熱還流させそして4時間還流下に維 持した。得られた黒色溶液を15時間にわたって23℃に冷却した。溶媒を回転 蒸発により除去しそして残留する黒色油状物をヘキサン(2L)で粉砕して結晶 化を起こさせた。1時間にわたって冷却後、さび色の固体を濾過により集め、ヘ キサン(1L)で洗浄しそして周囲の温度で空気乾燥して()の恒量437g (73%)を得た。(この物質は次の反応において使用されるのに適当な純度の ものであった:しかしながら()はまたヘキサンから高い収率で再結晶化され ることが出来る)。ヘキサン濾液を蒸発させそして残留物を15時間高い真空下 に乾燥させて部分結晶化を生じさせた。その物質をヘキサン(1L)で粉砕しそ して濾過により集めた。ヘキサンからの再結晶化により88.5g重量の() の第2の収穫を得た。合計収量は525.5g(87%)であった。 シリカ上のフラッシュクロマトグラフィおよび次のヘキサンからの再結晶化に より精製されたサンプルは黄色針状結晶を提供し、次の物理的特性を有した: mp:74−77℃1 H NMR(200MHz,CDCl3):δ8.23(S,2H) IR(KBr):2000,1550,1300cm-1 MS(Cl)m/z:249(M+1) C72Cl222Sとして 理論値:C,33.75;H,0.81;N,11.25;S,12.87 実測値:C,33.84;H,0.79;N,11.25;S,12.96 B:1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル )チオ尿素,エチレンジアミン溶媒和物(2)への2,6−ジクロロ−4−ニト ロフェニル−イソチオシアネート(1)の転換 窒素雰囲気下、機械的かき混ぜ機、温度計および1Lの添加漏斗を備えた12 Lの3つ首丸底フラスコにトルエン(4L)及びエチレンジアミン(244mL 、3.66モル、2.1eq)を装入した。氷/2−プロパノール浴を用いて溶 液を0℃に冷却しそしてトルエン(2L)中の()(432g、1.73モル )の溶液を2時間にわたって滴下して加えた。2−プロパノール(1L)を加え そして5分後に固体を濾過により集め、20%2−プロパノール/トルエンで洗 浄しそして周囲の温度で空気乾燥して生成物複合体()の602g(該チオ尿 素対エチレンジアミンの化学量論的比に基づいて94%そして369の分子量) の恒量を得た。この生成物は吸湿性でありそして乾燥および貯蔵中に空気から保 護されるべきである。 この複合体の熱感受性の性質の理由から、次の特性データは周囲の温度および 周囲の圧力で乾燥された物質についてのデータである。 mp:120℃(分解)1 H NMR(200MHz,DMSO−d6):δ8.07(s,2H),4. 26(bs,8H),3.33(t,2H,j=6Hz),2.84(t,2H ,j=6Hz),2.63(s,4H) IR(KBr):1490,1300,1140,1200cm-1 MS(Cl)m/z:309(M+1),275,207,103 C910Cl242S・0.6C282として 理論値:C,35.48;H,4.32;N,21.10;S,9.29 実測値:C,35.32;H,4.49;N,21.13;S,9.07。C:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕イミダゾリジン (3)への1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフ ェニル)チオ尿素,エチレンジアミン溶媒和物(2)の転換 底部排水管、機械的かき混ぜ機、温度計及びコンデンサーを備えた12Lの3 つ首丸底フラスコに()(500g、1.35モル)およびトルエン(4L) を装入しそして懸濁液を15時間還流加熱した。この時間の間に懸濁液の色はさ び色から明るい黄色に変化した。混合物を23℃に冷却しそして1Mの水性塩酸 (4L)を加えた。10分間かき混ぜた後に二相(biphasic)混合物をセライトR (CeliteR)中に通過させて濾過して粘い不溶性の物質を除去した。酢酸エチル (2L)と1M水性塩酸(1L)とを用いて同時にフラスコを洗浄して残留不溶 性物質を除去しそしてその洗浄液をろ過して元のトルエン/水性混合物に加えた 。相を分割しそして50%(w/w)水酸化ナトリウムを用いて水性相をpH7 .0に中和した。1時間かき混ぜた後、黄色固体を濾過により集め、水(4L) およびt−ブチルメチルエーテル(2L)で洗浄しそして周囲の温度で空気中で 乾燥して一定重量の195g(52%)の()を得た。 サンプル(1.0g)をエタノールから再結晶化して次の物理的特性を示す黄 色結晶の0.9gを得た。 mp:289−292℃1 H NMR(200MHz,DMSO−d6):δ8.13(s,2H),6. 70(s,2H),3.39(s,4H) IR(KBr):3390,1633,1556,1447,1311,126 7,1144cm-1 MS(Cl)m/z:275(M+1) C98Cl242として 理論値:C,39.29;H,2.93;N,20.37 実測値:C,39.37;H,2.92;N,20.40D:2−〔(2,6−ジクロロ−4−アミノフェニル)イミノ〕イミダゾリジン 二塩酸塩(4)への2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕 イミダゾリジン(3)の転換 ガラス内張りされた2ガロンのステンレススチール圧力反応器に、()(1 50g、0.55モル)、メタノール(1.5L)およびラネーニッケル触媒( 30g)を装入した。ラネーニッケルはpH10での水中懸濁液として得られ た;しかしながら使用前に、その物質は水(5x300mL)及びメタノール( 3x300mL)で洗浄された。最終の洗浄水のpHは7.0であった。 容器を密封しそして50psiになるまで水素を装入しそして22時間23℃ でかき混ぜた。得られた懸濁液をセライトR(CeliteR)に通して触媒を除去しそ してパッド(pad)をメタノールで十分に洗浄した。合併した濾液及び洗浄液を 10Lの回転蒸発フラスコ中に入れそして反応混合物のpHが1.0になるまで 溶液中に塩化水素ガスを泡立てて吹き込んだ。80g(2.2モル)の塩化水素 がタンクから排出された。溶媒を回転蒸発により除去しそして残留する固体を2 −プロパノール(1L)と共にスラリー化した。溶媒を再び回転蒸発により除去 しそしてクリーム色固体を2−プロパノール(600mL)で粉砕した。1時間 熟成(aging)の後に固体を濾過により集め、2−プロパノールおよびt−ブチ ルメチルエーテルで洗浄しそして60℃及び20mmHgで15時間乾燥させて 、167g(96%)の()を得た。 mp:260℃(分解)1 H NMR(200MHz,DMSO−d6):δ10.22(bs,1H,交 換可能),8.39(bs,2H,交換可能),7.58(bs,3H,交換可 能),6.81(s,2H),3.64(s,4H) IR(KBr):3130,2880,1644,1589cm-1 MS(Cl)m/z:245(M+1)E:2−〔(2,6−ジクロロ−4−アミノフェニル)イミノ〕イミダゾリジン 塩酸塩(5)への2−〔(2,6−ジクロロ−4−アミノフェニル)イミノ〕イ ミダゾリジン二塩酸塩(4)の転換 機械的かき混ぜ機および温度計を備えた5Lの3つ首丸底フラスコに()( 150g、0.47モル)および水(5L)を装入した。5M水性水酸化ナトリ ウムを滴下して加えることにより懸濁液のpHを6.5に調節しそして得られた 懸濁液を2時間5℃に冷却した。灰白色の固体を濾過により集め、水(2L)お よびt−ブチルメチルエーテル(1L)で洗浄しそして60℃および20mmH gで24時間乾燥して115g(87%)の()を得た。F:再結晶化)の10gサンプルを水から再結晶化しそして80℃および1mmHgで 24時間乾燥して5.6gの白色の結晶物質を得た。 その再結晶化物質は次の物理的特性を有した: mp:300℃1 H NMR(200MHz,DMSO−d6):δ10.11(s,1H,交換 可能),8.35(bs,2H,交換可能),6.70(s,2H),6.02 (s,2H,交換可能),3.62(bs,4H) IR(KBr):3402,3304,3200,3130,1652,161 4,1592,1500,1470cm-1 MS(Cl)m/z:245(M+1) C910Cl24HClとして 理論値:C,38.39;H,3.94;N,19.90;Cl,37.78 実測値:C,38.36;H,3.91;N,19.83;Cl,37.77。例2:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕ヘキサヒドロ ピリミジンの合成 トルエン(10mL)中の1,3−ジアミノプロパンの1.65mL(0.0 2モル)の溶液を、氷/メタノール浴を用いて−10℃に冷却した。この溶液に 、トルエン(10mL)中の2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニルイソチオシ アネート(2.45g、0.01モル)を30分にわたって滴下して加え、これ らは反応して赤色油状物を形成した。反応混合物を追加の2時間かき混ぜ、次に 4時間還流加熱した。混合物を室温に冷却し、次に1M HClの30mLで処 理した。若干の不溶性物質の濾過後、2相(biphasic)混合物を分離しそして水 性相を、1M NaOHを用いてpH9に塩基性にした。得られた黄色の沈殿物 を濾過により集め、水で洗浄し、次にヘキサンで洗浄しそして空気乾燥させて0 .6g(21%)の生成物を得た。 mp:265℃1 H NMR(DMSO−d6):δ8.1(S,2H);6.92(bs,2H );3.19(m,4H);1.78(m,2H) MS(Cl)m/z:289(M+1)例3:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕ヘキサヒドロ −1,3−ジアゼピンの合成 トルエンの10mL中の1,4−ジアミノブタンの1.76g(0.02モル )の溶液を−10℃に冷却しそしてトルエンの10mL中の2,6−ジクロロ− 4−ニトロフェニルイソチオシアネート(2.45g、0.01モル)を30分 にわたって滴下して加えた。得られた混合物を追加の1時間かき混ぜ、次に一夜 還流加熱した。反応混合物を室温に冷却しそして30mLの1M HClで処理 した。1M NaOHを用い水性相をpH9にしそして得られた黄色の沈殿物を 濾過し、水で洗浄し、次にヘキサンで洗浄しそして空気乾燥して0.92g(3 0%)の生成物を得た。 mp:233℃(分解)1 H NMR(DMSO−d6):δ8.15(S,2H);6.48(bs,2 H);3.03(bs,4H);1.52(bs,4H) MS(Cl)m/z:303(M+1) 以下の例はニトロクロニジンの別法の合成(工程31及び図式2)の例示であ る。例4はチオ尿素遊離塩基()の単離を示す。例5〜9は別の塩基(イミダ ゾール、金属アルコキシド、金属水酸化物又は金属炭酸塩)の使用による() からニトロクロニジン()の合成を例示する。例9は上記工程Bを行うことな しにニトロフェニルチオ尿素塩酸塩()の同時の中和及び環化を行ってニトロ クロニジン()を得ることをさらに例示する。ニトロクロニジン生成物は次に 工程4〜6によりアミノクロニジンHClに転換されることが出来る。例4:1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニ ル)チオ尿素遊離塩基(7)の単離 A:1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル )−チオ尿素塩酸塩(6)への1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジク ロロ−4−ニトロフェニル)−チオ尿素,エチレンジアミン溶媒和物(2)の転 チオ尿素複合体()(106.7g、0.28モル)を1Lのメタノール中 に懸濁させそして混合物のpHが約1〜2になるまでHClガスを加えて該複合 体の溶解を生じさせそして固体の沈殿を生じさせた。固体を濾過により除去しそ して濾液を回転蒸発器上で溶媒ストリッピングさせた。得られた黄色の固体残留 物を2−プロパノールで粉砕しそして濾過により集めた。固体生成物を2−プロ パノールで洗浄しそして空気乾燥して95.3g(92%)のチオ尿素塩酸塩( )を得た。mp:215℃ 理論値:%C,31.27%;%H,3.21%;%N,16.21% 実測値:%C,31.18%;%H,3.29%;%N,16.25%。1 H NMR(DMSO−d6)2.98ppm,(br m,2H);3.7p pm,(q,2H),8.4ppm(s,2H).B:1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル )チオ尿素遊離塩基(7)への1−(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジク ロロ−4−ニトロフェニル)−チオ尿素塩酸塩(6)の転換 チオ尿素塩酸塩()(5.0g、14.47ミリモル)を10mLのジクロ ロメタン中に懸濁させそしてトリエチルアミン(4mL、28.93ミリモル) を一回で加えた。混合物を周囲の温度で4時間かき混ぜそして得られた黄色の固 体を濾過により集めた。生成物を周囲の温度で真空乾燥して、黄色の固体として 3.6g(80%)のチオ尿素()を得た。 mp:205℃ C9101242S・0.5H2Oとして 理論値:%C,34.96%;%H,3.26%;%N,18.12%; %S,12.73% 実測値:%C,33.97%;%H,3.49%;%N,17.61%; %S,10.08%。 MS;m/z 309(MH+). NMR;2.95ppm(t,2H),3.4ppm(t,2H),8.4pp m(s,1H).例5:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕イミダゾリジ ン(3)の合成 チオ尿素()(0.50g、1.6ミリモル)を10mLのn−プロパノー ルに懸濁させそして炭酸セシウム(0.53g、1.6ミリモル)を加えた。黄 色懸濁液を約30分間周囲の温度でかき混ぜ、そのとき黄色からオレンジ色に色 が変化した。混合物を約24時間還流加熱しそして次に溶媒を回転蒸発器上で除 去した。残留物を1M HClと酢酸エチルとに分配しそして1N NaOHで 水性相を8〜9のpHにした。得られた黄色固体を濾過によりあつめ、水および ヘキサンで順次洗浄しそして次に空気乾燥して0.10g(23%)のニトロク ロニジン()を得た。例6:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕イミダゾリジ ン(3)の合成 チオ尿素()(0.28g、0.91ミリモル)を10mLのt−ブタノー ル中に懸濁させそしてカリウムt−ブトキシド(0.10g、0.91ミリモル )を次に加えた。黄色の混合物を還流加熱し、この場合に色はオレンジ色に変化 し、次にゆっくりと黄色に戻りそして固体沈殿を伴った。約24時間加熱を続け そして次に回転蒸発器上で溶媒を除去した。残留物を1M HClと酢酸エチル とに分配しそして水性相を1N NaOHでpH8〜9にした。得られた黄色の 固体を濾過により集め、水およびヘキサンで順次洗浄しそして次に空気乾燥させ てTLCにより高いRf不純物の痕跡量により汚染された0.10g(40%) のニトロクロニジンを得た。例7:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕イミダゾリジ ン(3)の合成 チオ尿素()(0.50g、1.6ミリモル)を10mLのトルエン中に懸 濁させそして次にイミダゾール(0.16g、1.6ミリモル)を加えた。黄色 の混合物を約24時間還流加熱し次に周囲の温度に冷却しそして1M HClで 処理した。水性相を分離し、トルエン相を1M HClで抽出しそして合併した 水性相を1N NaOHでpH8〜9にした。得られた黄色固体を濾過により集 め、水およびヘキサンで順次洗浄しそして次に空気乾燥して、TLCにより高い Rf不純物の痕跡量により汚染されたニトロクロニジンの0.30g(68%) を得た。例8:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕イミダゾリ ジン(3)の合成 チオ尿素()(0.36g、1.1ミリモル)を10mLのトルエン中に懸 濁させそして次に過剰のベンジルアミン(1mL)を加えた。混合物を約4時間 還流加熱しそして次に溶媒を回転蒸発器上で除去した。残留物を1M HClと 酢酸エチルとに分配した。水性相を1N NaOHでpH8〜9にした。得られ た黄色固体を濾過により集め、水及びヘキサンで順次洗浄しそして次に空気乾燥 して0.05g(15%)のニトロクロニジンを得た。例9:2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕イミダゾリジ ン(3)の合成 チオ尿素複合体()(2.0g、5.5ミリモル)を50mLのメタノール 中に懸濁させそして固体のすべてが溶解してしまう(pH1〜2)まで室温でH Clガスを加えた。溶液を氷浴中で約0℃に冷却させそして得られた沈殿物を濾 過により除去した。濾液を回転蒸発器上で溶媒ストリッピングさせ、残留物を2 5mLの水中に懸濁させそして次に固体の水酸化ナトリウム(0.88g、22 .0ミリモル)を次に加えた。黄色の懸濁液を約48時間還流加熱させ、その時 間の後でTLC分析(シリカゲル、酢酸エチル)は環化されていないチオ尿素を 示さずそしてニトロクロニジン()に相当する単一種の生成物の存在を示した 。反応混合物を周囲の温度に冷却し、固体生成物を濾過により集め、水及びヘキ サンで順次洗浄しそして次に60℃で真空オーブン中で約16時間乾燥させ、こ れは黄色固体として1.0g(68%)のニトロクロニジンを提供した。 本発明はある好ましい態様に言及することにより記載された;しかしながら本 発明の精神またはその本質的な特徴から離れることなしに他の特定の形態または その変更において本発明は具体化されることが出来ることが理解されるべきであ る。したがって、上記態様はあらゆる点において例示であると考えられそして限 定されるものではなく、本発明の範囲は上記記載によるよりもむしろ特許請求の 範囲により示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーソン,マイクル イー. アメリカ合衆国 92064 カリフォルニア 州ポウェイ,フレーム ロード 13826

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 (式中、Arは置換されていないかあるいはCl、F、Br、I、C1〜C4アル キル、アリール、C1〜C4アルコキシまたはアリールアルコキシからなる群から 選ばれた1つまたはそれ以上の部分で置換された、フェニルまたはナフチルであ り、 NO2はパラまたはオルトの位置にあり、そして nは1〜4である)の新規な複合体。 2.NO2がパラの位置にある、請求項1の複合体。 3.Arが2,6−ジクロロフェニルである、請求項2の複合体。 4.nが2である、請求項3の複合体。 5.還流下溶媒中で請求項1の複合体(I)を反応させることを特徴とする式 (式中、Arは、置換されていないかあるいはCl、F、Br、I、C1〜C4ア ルキル、アリール、C1〜C4アルコキシまたはアリールアルコキシからなる群か ら選ばれた1つまたはそれ以上の部分で置換された、フェニルまたはナフチルで あり, NO2はパラまたはオルトの位置にありそして nは1〜4である)の化合物を製造する方法。 6.反応温度が約75℃〜約130℃である、請求項5の方法。 7.溶媒が酢酸エチル、アセトニトリル、トルエン、ベンゼン、キシレン、o −ジクロロベンゼン、n−プロパノールおよび水からなる群から選ばれる、請求 項5の方法。 8.溶媒がトルエンからなる、請求項7の方法。 9.式 (式中、Arは置換されていないかあるいはCl、F、Br、I、C1〜C4アル キル、アリール、C1〜C4アルコキシまたはアリールアルコキシからなる群から 選ばれた1つまたはそれ以上の部分で置換された、フェニルまたはナフチルであ り、 NO2はパラまたはオルトの位置にあり、そして nは1〜4である)の化合物を高温で、ジアミノアルカン、イミダゾール 類、金属水酸化物、金属アルコキシドまたは金属炭酸塩からなる群から選ばれた 塩基と反応させることを特徴とする、式 (式中、Ar、NO2およびnは上に定義されたとおりである)の化合物の製造 方法。 10.塩基が水酸化ナトリウムである、請求項9の方法。 11.反応温度が約75℃〜約130℃である、請求項9の方法。 12.溶媒が酢酸エチル、アセトニトリル、トルエン、ベンゼン、キシレン、o −ジクロロベンゼン、n−プロパノールおよび水からなる群から選ばれる、請求 項9の方法。 13.溶媒がトルエンからなる、請求項11の方法。 14.(a)脂肪族または芳香族炭化水素溶媒中の下記ニトロアニリンにチオホ スゲンを添加し、ジメチルホルムアミドまたは金属炭酸塩を加えそして混合物を 加熱還流させることにより、置換されたまたは置換されていないo−またはp− ニトロアニリンを対応するニトロフェニルイソチオシアネートに転換させ、 (b)室温でまたはそれ以下の温度で脂肪族または芳香族溶媒中のアルキル −α,ω−ジアミンに該ニトロフェニルイソチオシアネートをゆっくり加えるこ とにより、工程(a)からの該ニトロフェニルイソチオシアネートを対応する複 合体であるω−アミノアルキルニトロフェニルチオ尿素,アルキル−α,ω−ジ アミン溶媒和物に転換し、 (c)溶媒中の該複合体を加熱還流させることにより、該ω−アミノアルキ ルニトロフェニルチオ尿素,アルキル−α,ω−ジアミン溶媒和物を直接環化し て対応する複素環生成物にし、そして (d)水素およびアルコール性溶媒中のラネーニッケル触媒と反応させ、次 にHCl処理工程を行うことにより、工程(c)のニトロフェニル生成物を対応 するアミノフェニル二塩酸塩に転換する、 諸工程を包含する、クロニジン誘導体の製造方法。 15.該二塩酸塩を、一塩酸塩に転換する工程をさらに含む、請求項14の方法 。 16.水から生成物を再結晶化する工程をさらに含む、請求項15の方法。 17.工程(a)、(b)および(c)において使用される溶媒がトルエンから なる、請求項14の方法。 18.工程(d)において使用される溶媒がメタノールからなる、請求項14の 方法。 19.(a)脂肪族または芳香族溶媒中の2,6−ジクロロ−4−ニトロアニリ ンにチオホスゲンを加え、ジメチルホルムアミドを加えそして混合物を加熱還流 させることにより該2,6−ジクロロ−4−ニトロアニリンを2,6−ジクロロ −4−ニトロフェニルイソチオシアネートに転換し、 (b)室温でまたは室温以下の温度で非ヒドロキシル系溶媒中のエチレンジ アミンに該ニトロフェニルイソチオシアネートをゆっくり加えることにより工程 (a)からの該ニトロフェニルイソチオシアネートを1,(2−アミノエチル) −3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)チオ尿素,エチレンジアミン 溶媒和物に転換し、 (c)還流下の溶媒中の該複合体を加熱することにより、該1,(2−アミ ノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)チオ尿素,エチレ ンジアミン溶媒和物を直接環化して2−〔(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェ ニル)イミノ〕イミダゾリジンにし、 (d)メタノール中のラネーニッケルと反応させ、次に塩化水素で処理する ことにより、工程(c)のニトロフェニル生成物を2−〔(2,6−ジクロロ− 4−アミノフェニル)イミノ〕イミダゾリジン二塩酸塩に転換し、そして (e)該二塩酸塩を一塩酸塩に転換する、 諸工程を包含する、4−アミノクロニジンの製造方法。 20.水から生成物を再結晶化する工程をさらに含む、請求項19の方法。 21.工程(a)、(b)および(c)において使用される溶媒がトルエンから なる、請求項19の方法。 22.(a)脂肪族または芳香族炭化水素溶媒中の下記ニトロアニリンにチオホ スゲンを加え、ジメチルホルムアミドまたは金属炭酸塩を加えそして混合物を加 熱還流させることにより、置換されたまたは置換されていないo−またはp−ニ トロアニリンを対応するニトロフェニルイソチオシアネートに転換し、 (b)室温でまたは室温以下の温度で、脂肪族または芳香族溶媒中のアルキ ル−α,ω−ジアミンに該ニトロフェニルイソチオシアネートをゆっくり加える ことにより、工程(a)からの該ニトロフェニルイソチオシアネートを対応する 複合体である、ω−アミノアルキルニトロフエニルチオ尿素,アルキル−α,ω −ジアミン溶媒和物に転換し、 (c)混合物が約1〜2のpHに達するまで該ω−アミノアルキルニトロフ ェニルチオ尿素,アルキル−α,ω−ジアミン溶媒和物を含有するメタノールに HClガスを加えることにより、該ω−アミノアルキルニトロフェニルチオ尿素 ,アルキル−α,ω−ジアミン溶媒和物を対応するω−アミノアルキルニトロフ ェニルチオ尿素塩酸塩に転換しそしてメタノールから該ω−アミノアルキルニト ロフェニルチオ尿素塩酸塩を濾過し、 (d)還流下水酸化ナトリウムを含有する水中の該ω−アミノアルキルニト ロフェニルチオ尿素塩酸塩を加熱することにより該ω−アミノアルキルニトロフ ェニルチオ尿素塩酸塩を直接環化して対応する複素環にし、そして (e)水素およびアルコール性溶媒中のラネーニッケル触媒と反応させ、次 にHCl処理することにより、工程(d)のニトロフェニル生成物を対応するア ミノフェニル二塩酸塩に転換する、 諸工程を包含する、クロニジン誘導体の製造方法。 23.該二塩酸塩を、一塩酸塩に転換する工程をさらに含む、請求項22の方法 。 24.水から生成物を再結晶化する工程をさらに含む、請求項23の方法。 25.(a)脂肪族または芳香族溶媒中の2,6−ジクロロ−4−ニトロアニリ ンにチオホスゲンを加え、ジメチルホルムアミドを加えそして混合物を加熱還流 させることにより、該2,6−ジクロロ−4−ニトロアニリンを2,6−ジクロ ロ−4−ニトロフェニルイソチオシアネートに転換し、 (b)室温でまたは室温以下の温度で非ヒドロキシル系溶媒中のエチレンジ アミンに該ニトロフェニルイソチオシアネートをゆっくり加えることにより、工 程(a)からの該ニトロフェニルイソチオシアネートを1,(2−アミノエチル )−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)チオ尿素,エチレンジアミ ン溶媒和物に転換し、 (c)混合物が約1〜2のpHに達するまで該ニトロフェニルチオ尿素,エ チレンジアミン溶媒和物を含有するメタノールにHClガスを添加することによ り、該1,(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニ ル)チオ尿素,エチレンジアミン溶媒和物を1,(2−アミノエチル)−3−( 2,6−ジクロロ−4−ニトロフェニル)チオ尿素塩酸塩に転換しそしてメタノ ールから該1,(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジクロロ−4−ニトロフ ェニル)チオ尿素塩酸塩を濾過し、 (d)還流下水酸化ナトリウムを含有する水中の該ニトロフェニルチオ尿素 塩酸塩を加熱することにより該1,(2−アミノエチル)−3−(2,6−ジク ロロ−4−ニトロフェニル)チオ尿素塩酸塩を直接環化して2−〔(2,6−ジ クロロ−4−ニトロフェニル)イミノ〕イミダゾリジンにし、 (e)メタノール中のラネーニッケルと反応させ、次に塩化水素で処理する ことにより、工程(d)のニトロフェニル生成物を2−〔(2,6−ジクロロ− 4−アミノフェニル)イミノ〕イミダゾリジン二塩酸塩に転換し、そして (f)該二塩酸塩を一塩酸塩に転換する、 諸工程を包含する、4−アミノクロニジンを製造する方法。 26.水から生成物を再結晶化する工程をさらに含む、請求項25の方法。 27.工程(a)および(b)において使用される溶媒がトルエンからなる、請 求項25の方法。
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