JPH08508623A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH08508623A
JPH08508623A JP6522445A JP52244594A JPH08508623A JP H08508623 A JPH08508623 A JP H08508623A JP 6522445 A JP6522445 A JP 6522445A JP 52244594 A JP52244594 A JP 52244594A JP H08508623 A JPH08508623 A JP H08508623A
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits

Abstract

(57)【要約】 本発明のシリアル・データ通信システムは、シリアル・データを送信する少なくとも3つの通信回線(回線0、回線1、回線2、回線3)を用いている。各通信回線はデータ回線Dまたはストローブ回線Sとして指定することができる。各バイナリ・データビット送信期間中、2つの連続したデータ遷移が任意の通信回線で起こらないように、ある通信回線をデータ回線D、またある通信回線をストローブ回線Sとして動的に指定する回路(シフトレジスタ20、XOR8)を設けている。各バイナリ・データビット送信期間において、エンコーダ(図1)は、そのデータ期間に送信されるデータビットの値の関数としてデータ回線Dまたはストローブ回線Sで遷移を発生させる。受信局(図2)において、そのデータビット送信期間に対し、データ回線Dとして指定した通信回線、またはストローブ回線Sとして指定した通信回線でのデータビット送信期間中、遷移が発生したか検出する回路を設けている。さらに、次の送信期間でどの通信回線がデータ回線Dに、どの通信回線がストローブ回線Sに指定されているか決定する回路、さらに、エンコーダ(図1)がエンコードしたバイナリ・データを復元するデータ・デコーダ(シフトレジスタ85)も設けている。

Description

【発明の詳細な説明】 データ通信システム 発明の背景 本発明は送信局と受信局との間の複数の通信回線を経由してバイナリ・データ をシリアルに送信するシリアル・データ通信システムに関する。 従来技術の説明 シリアル・データ通信システムは、パラレル・データ通信システムより帯域が 狭いという欠点がある。通信回線は、その通信回線において高い信頼性で遷移す る最高周波数のことである。 通信システムの帯域を拡大するため、2回線間でシリアル・データを送信する プロトコルが提案されている。IEEE−1394データ交換プロトコルはこの ような2回線システムでのプロトコルである。第1回線は専用データ回線Dで、 連続したバイナリ・データの値が変化するたびに、すなわち、データ・シーケン スが1から0へまたは0から1へ変化するときに遷移が発生する。第2回線は、 専用要求回線Rで、各バイナリ・データビットの送信期間中に、2つのクロック の遷移が発生する。IEEE−1394プロトコルの例を図5に示す。このプロ トコルの欠点は、送信可能な最高データ周波数が占有されている通信回線の半分 に等しいということである。 IEEE−1394プロトコルの帯域の欠点を改善するため、DSリンク・プ ロトコルが開発されている。第1回線は専用データ回線Dで、連続したバイナリ ・データの値が変化するたびに、すなわ ち、データ・シーケンスが1から0へまたは0から1へ変化したときに遷移が発 生する。第2回線は専用ストローブ回線Sで、連続したバイナリ・データ変化し ないたびに遷移が発生する。すなわち、データ・シーケンスは、1から1または 0から0の同じ値のままである。すべてのバイナリ・データビット送信期間は、 データ回線Dかストローブ回線Sで発生する。DSプロトコルの例を図5に示す 。DSリンク・プロトコルは、最高データ周波数が占有中の送信帯域に制限され るというを欠点を持っていることである。 発明の要約 従って、本発明の目的は、データ送信周波数が占有中の送信帯域に制限されな い複数の通信回線にわたるシリアル・データ通信システムを提供することである 。 本発明の別の目的は、バイナリ・データ転送用の複数通信回線をエンコードす るエンコーダを提供することであり、ここで各通信回線は、任意のバイナリ・デ ータビット送信期間中にデータ回線Sまたはストローブ回線Dのいずれかに指定 でき、その結果、2つのシーケンシャル・バイナリ・データビット送信期間は、 通信回線の送信帯域より高い周波数でシステムのどの通信回線にも発生しない。 本発明のさらに別の目的は、各バイナリ・データビットの送信期間中、どの回 線がデータ回線Dで、どの回線がストローブ回線Sであるか決定し、通信回線で エンコードされたバイナリ・データを復元するデコーダを提供することである。 簡単にいうと、本発明のシリアル・データ通信システムは、シリアル・データ を送信する少なくとも3つの通信回線を用いている。 各通信回線は、データ回線Dまたはストローブ回線Sとして指定できる。どの通 信回線にも2つの連続したデータ遷移が発生しないよ う各バイナリ・データビットの送信期間中、ある通信回線をデータ回線Dとして 、またあるデータ通信をストローブ回線として動的に割り当てることができる手 段が設けられている。各バイナリ・データビット送信期間において、エンコード 手段は、先行するバイナリ・データビットが送信されているバイナリ・データビ ット(01または10の組合せ)と異なる値を持つ場合、データ回線Dで遷移を 発生させ、または先行するバイナリ・データビットが送信されているバイナリ・ データビット(11または00の組合せ)と同じ値を持つ場合、ストローブ回線 Sで遷移を発生させる。受信局において、データビット送信期間中に、データビ ット送信期間のデータ回線Dとして指定された通信回線、またはストローブ回線 Sとして指定された通信回線で遷移が発生したかどうか決定する手段が提供され ている。さらに、次のデータビット送信期間中に、どの通信回線がデータ回線D として指定されているか、またはどの送信回線がストローブ回線Sとして指定さ れているか決定する手段も提供されている。データ回線とストローブ回線Sで発 生する連続した遷移でエンコードされたバイナリ・データを復元する手段も提供 されている。 本発明のシリアル・データ通信システムの利点は、2つのシーケンシャル・デ ータビット期間の遷移が、通信回線の送信帯域より高い周波数でどの通信回線に も発生しないシステムの通信回線の1つで遷移が発生する点にある。それゆえ、 システムで3つの通信回線を用いている場合、最高データ送信周波数は、専有中 の通信回線の帯域の2倍になる。シリアル・データ通信システムの最高データ周 波数は、占有中の通信回線の帯域に制限されない。 本発明のシリアル・データ通信システムの別の利点は、エンコーダとデコーダ が使用可能な特定の通信回線数に適合できるように、エンコーダとデコーダを選 択的に設定して、エンコードとデコード ができるようにすることである。 図面の簡単な説明 図1は、3または4通信回線を経由してデータのエンコードと送信をするシリ アル・データ通信システムのエンコーダの論理回路を示す図である。 図2は、3または4通信回線でエンコードされたデータの受信とデコードをす るシリアル・データ通信システムの論理回路を示す図である。 図3は、3回線シリアル・データ通信システムとして動作する図1のエンコー ダの動作を示すタイミング・チャートである。 図4は、3回線シリアル・データ通信システムとして動作する図2のデコーダ の動作を示すタイミング・チャートである。 図5は、3回線または4回線シリアル・データ通信システムのIEEE−13 94プロトコルとDSプロトコルおよびエンコーダ・プロトコルのデータ周波数 を比較する図である。 好適な実施例の説明 シリアル・データ通信システムのプロトコルは次の手順で実行される。 1.各バイナリ・データビットの送信期間中、1通信回線でのみ遷移が起こる 。 2.各バイナリ・データビットの送信期間中、ある通信回線がデータ回線D、 また第2通信回線がストローブ回線Sとして指定される。 3.各バイナリ・データビットの送信期間中、データ回線Dまたはストローブ 回線Sで遷移が発生する。 4.各バイナリ・データビットの通信期間中、エンコードされているデータビ ットの値が先行するエンコードされたデータビット値以外の場合、データ回線D で遷移が発生する。 5.各バイナリ・データビットの通信期間中、エンコードされているデータビ ットの値が先行するエンコードされたデータビット値と同じ場合、ストローブ回 線Sで遷移が発生する。 6.データ回線Dでの遷移後、最後に専有された通信回線は、次のバイナリ・ データビット送信期間中、データ回線Dとして指定される。 7.ストローブ回線Sでの遷移後、最後に占有された通信回線は、次のバイナ リ・データビットの送信期間中、ストローブ回線Sとして指定される。 図1はシリアル・データ通信システム用の3回線または4回線エンコーダであ る。クロック9は、各バイナリ・データビットの送信期間中にエンコーダの動作 を制御するタイミング信号T0,T1,T2,およびT3を発生する。シフトレ ジスタ20は、0〜8の9桁からなり、各バイナリ・データビット送信期間のT 3でシフトされる。1バイト(8ビット)のデータは、9つのバイナリ・データ ビット送信期間のT0でシフトレジスタ20の1〜8桁に並列に格納される。シ フトレジスタ20の桁0は、常に最後にエンコードされたバイナリ・データビッ トを含み、第1サイクル中、第1エンコード・サイクルの前にシステムにより周 知の値に初期化される。シフトレジスタ20は、パラレルからシリアルへのデー タ・コンバータである。 排他的OR(XOR)はシフトレジスタの桁0と1に接続されている。シフト レジスタ20の桁0と1の内容が異なるときは常にXOR8の出力Dはハイ、シ フトレジスタ20の桁0と1が同じとき は常にXOR8の出力Sはハイになる。 T0において、現在のバイナリ・データビットは送信期間中、レジスタ13は データ回線Dとして指定された通信回線のアドレスを格納し、レジスタ14は、 ストローブ回線Sとして指定された通信回線のアドレスを格納する。 T1において、XOR8で排他的論理差が取られたD1がAND17に入力し た場合、レジスタ13に格納されたアドレス、またはXOR8で排他的論理差が 取られたD2がAND18に入力した場合、レジスタ14に格納されたアドレス がスイッチ32と33の状態により、OR19を通してアドレス・デコーダ21 とレジスタ16または17へ格納される。アドレス・デコーダ21は、OR19 から受け取ったアドレスをデコードし、デコードしたアドレスに応じてAND2 2,23,24,または25の入力に出力する。また、T1において、スイッチ 34の状態により、レジスタ37に格納されたアドレスがレジスタ16へ転送さ れる。エンコーダが3回線モードで動作しているとき、スイッチ32がクローズ し、スイッチ33と34がオープンする。エンコーダが4回線モードで動作して いるとき、スイッチ32がオープンし、スイッチ33と34がクローズする。 T2において、T2クロックパルスはAND22,23,24,または25の いずれか、および相補型マルチバイブレータ26,27,28,および29をそ れぞれ通り、これにより、回線0,1,2,または3のいずれかで遷移を発生さ せる。また、T2において、レジスタ15に格納されたアドレスは、XOR8で 排他的論理差を取ったD1がAND10に入力した場合、レジスタ13へ、また はXOR8で排他的論理差を取ったD2がAND11へ入力した場合、レジスタ 14へ転送される。 T3において、レジスタ36に格納されたアドレスはレジスタ37へ転送され る。システムを初期化して動作を開始したとき、アドレス・デコーダ21のD出 力からの出力はAND22でアンドが取られ、レジスタ13はアドレス0に、レ ジスタ14はアドレス1に、レジスタ15はアドレス2に、およびレジスタ37 はアドレス3にセットされる。レジスタ16と36の初期値はプリセットする必 要がない。なぜなら、レジスタ16と36は第ITIの発生で適切な値にセット されるからである。 レジスタ15,16,37,36およびスイッチ32,33,および34はエ ンコーダが3回線モードにあるとき、1桁のキューを形成し、エンコーダが4回 線モードにあるとき、2桁のキューを形成する。キューを任意の桁数に拡張して 任意の数の通信回線数に適合させる。この回線でキューに必要な桁数がシステム の通信回線数より少ない2桁である。アドレス・デコーダ21は、システムの各 通信回線のためのアドレスをデコードするため拡張できる。ANDと双安定マル チバイブレータを追加して、追加通信回線の出力信号を制御する必要がある。シ リアル・データ通信システムの動作モードを決定するスイッチ類は、マニュアル または遠隔コンピュータ制御により制御することができる。 図2はシリアル・データ通信システムの3回線または4回線用デコーダを示す 図である。アドレス・デコーダが3回線モードのとき、スイッチ56はクローズ し、スイッチ55と60はオープンする。アドレス・デコーダが4回線モードの とき、スイッチ56はオープンし、スイッチ55と60はクローズする。これら のスイッチは、マニュアルまたは遠隔コンピュータ制御のいずれかにより、所望 の動作モードの適切な設定にセットできる。 デコーダを初期化して動作を開始したとき、レジスタ43はアド レス0に、レジスタ44はアドレス1に、レジスタ45はアドレス2に、レジス タ50はアドレス3にセットされ、アドレス・デコーダ61の0出力はAND7 3でアンドが取られ、アドレス・デコーダ62の1出力はAND79でアンドが 取られる。レジスタ46と51は、第1T1の発生で適切なアドレス値にセット される。 回線1の遷移検出器は遅延65とXOR66により構成され、パルス幅が遅延 65の遅延量に等しい回線1で発生する各遷移パルスを発生する。回線1,2, および3の遷移検出器は、遅延67とXOR68、遅延69とXOR70、およ び遅延71とXOR72によりそれぞれ構成される。 アドレス・デコーダ61は、AND73,74,75,または76のいずれか でアンドを取って、どの通信回線を各バイナリ・データビット期間のデータ回線 Dにするか選択する。アドレス検出器62は、AND78,79,80,または 81のいずれかでアンドを取って、どの通信回線を各バイナリ・データビット期 間のストローブ回線Sにするか選択する。AND73,74,75,または76 のいずれかを通る遷移パルスは、OR82と相補型双安定マルチバイブレータ9 6を通るデータパルスであり、双安定マルチバイブレータ95をセットし、OR 84を経由してクロック86へ入り、タイミング・パルス・シーケンスT0,T 1,T2,およびT3を初期化する。AND78,79,80,または80を通 る遷移パルスはストローブ・パルスであり、OR83を通り、双安定マルチバイ ブレータ95をリセットし、OR84を経由してクロック84に入り、タイミン グ・パルス・シーケンスT0,T1,T2,およびT3を初期化する。マルチバ イブレータ95がセットされるとD出力がハイになり、マルチバイブレータ95 がリセットされるとマルチバイブレータ95のS出力がハイになる。 データ検出器は、双安定マルチバイブレータ96、AND97、98およびシ フトレジスタ85により構成される。シフトレジスタ85は0〜7の8桁からな り各T0パルスによりシフトされる。マルチバイブレータ96の1出力がハイの とき、タイミング・パルスT2はシフトレジスタ85の桁7に1を格納するAN D97を通る。マルチバイブレータ96の0出力がハイのとき、タイミング・パ ルスT2はシフトレジスタ85の桁7に0を格納するAND98を通る。8個の すべてのT3パルスは、シフトレジスタ85に格納されている1データバイト( 8ビット)を並列にシフトレジスタ85から送出される。シフトレジスタ85は シリアルからパラレルへのデータ・コンバータのように動作する。 T1において、マルチバイブレータ95のD出力がハイの場合、レジスタ43 に格納されたアドレスが、マルチバイブレータ95のS出力がハイの場合、レジ スタに格納されたアドレスがOR49に出力される。OR49のアドレス出力は アドレス・デコーダが3回線モードのときレジスタ46に、デコーダが4回線モ ードのときレジスタ51に格納される。レジスタ50に格納されたアドレスは、 デコーダが4回線モードのときレジスタ46に格納される。 T2において、レジスタ45に格納されたアドレスはマルチバイブレータ96 のD出力がハイの場合、AND40を通ってレジスタ43に格納されるか、また はレジスタ45に格納されたアドレスはマルチバイブレータ96のS出力がハイ の場合、AND41を通ってレジスタ44に格納される。 T3において、レジスタ43に格納されたアドレスはマルチバイブレータのD 出力がハイの場合、AND47を通ってアドレス・デコーダ61でデコードされ るか、またはレジスタ44に格納されたアドレスはマルチバイブレータ96のS 出力がハイの場合、AND 48を通ってアドレス・デコーダ62でデコードされる。 デコーダは新規通信回線にサービスを提供するため、エンコーダに関し説明し たように、アドレス・キューを拡張し、各新規回線へ遷移検出器を提供し、アド レス・デコーダ61とそれに関連するANDおよびアドレス・デコータ62とそ れに関連するANDを拡張して、任意の数の通信回線にサービスを拡張すること ができる。 3回線モードにある図3のエンコーダの動作を図3のタイミング・チャートを 参照しながら説明する。図3はシフトレジスタ20に格納されている8データビ ット(1バイト)をエンコードする8つのバイナリ・データビットの送信期間、 各期間のT0,T1,T2,T3におけるレジスタ13,14,15,および1 6に格納されたアドレス、各期間におけるXOR8の状態、各期間における回線 0,1,および2の状態を示している。エンコーダは上述したように初期化され ていると仮定している。 第1のエンコード期間のT0において、レジスタ13,14,および15に格 納されているアドレスはそれぞれ0,1,および2であり、シフトレジスタ20 の桁0に0を桁1に0を含み、排他的OR出力のS出力はハイ、出力Dはローに なる。このとき、レジスタ13のアドレスは回線0をデータ回線Dとして指定し 、レジスタ4のアドレスは回線1をストローブ回線Sとして指定する。T1にお いて、レジスタ14に格納されたアドレス1はAND18,OR19,およびス イッチ32を経由して転送され、レジスタ16に格納され、OR19を通って1 出力からAND23へデコードしたアドレスを出力するアドレス・デコーダ21 に入る。T2において、タイミング・パルスT2は、AND23と双補型双安定 マルチバイブレータ27を通って回線1に遷移を発生させ、レジスタ15に格納 されたアドレス2はAND11を通って転送され、レジスタ14に 格納される。T3において、レジスタ16に格納されたアドレス1は転送され、 レジスタ15に格納されて、シフトレジスタ20がシフトされる。 第2エンコード期間のT0において、レジスタ13,14,および15に格納 されたアドレスはそれぞれ0,2,および1であり、シフトレジスタ20の桁0 に0を、桁1に1を含み、排他的ORの出力Dはハイ、出力Sはローになる。こ のとき、レジスタ13のアドレスは回線0をデータ回線Dとして指定し、レジス タ14のアドレスは回線2をストローブ回線Sとして指定する。T1において、 レジスタ13に格納されたアドレス0はAND17、OR19、およびスイッチ 32を経由して転送され、レジスタ16に格納され、OR19を通って0出力か らAND22にデコードしたアドレスを出力するアドレス・デコーダ21に転送 される。T2においてタイミング・パルスT2は、AND22と相補型双安定マ ルチバイブレータ26を通って回線0に遷移を発生させ、レジスタ15に格納さ れたアドレス1はAND11を通って転送され、レジスタ13に格納される。T 3において、レジスタ16に格納されたアドレス0は転送され、レジスタ15に 格納されて、シフトレジスタ20がシフトされる。 第3エンコード期間のT0において、レジスタ13,14,および15に格納 されたアドレスはそれぞれ1,2,および0であり、シフトレジスタ20の桁0 に1を桁1に0を含み、排他的OR8のD出力はハイ、出力Sはローになる。こ のとき、レジスタ13のアドレスは回線1をデータ回線Dとして指定し、レジス タ14のアドレスは回線2をストローブ回線Sとして指定する。T1において、 レジスタ13に格納されたアドレス1はAND17,OR19,およびスイッチ 32を経由して転送され、レジスタ16に格納され、 OR19を通ってAND23へデコードしたアドレスを出力するアドレス・デコ ーダ21に入る。T2において、タイミング・パルスT2は、AND23と相補 型双安定マルチバイブレータ27を通って、回線1に遷移を発生させ、レジスタ 15に格納されたアドレス0はAND11を通って転送され、レジスタ13に格 納される。T3において、レジスタ16に格納されたアドレス1は転送され、レ ジスタ15に格納されて、シフトレジスタ20がシフトされる。 第4エンコード期間のT0において、レジスタ13,14,および15に格納 されたアドレスはそれぞれ0,2,および1であり、シフトレジスタ20の桁0 に0を桁1に1を含み、排他的ORの出力Dはハイ、出力Sはローになる。この とき、レジスタ13のアドレスは回線0をデータ回線Dとして指定し、レジスタ 14のアドレスは回線2をストローブ回線Sとして指定する。T1において、レ ジスタ13に格納されたアドレス0はAND17,OR19,およびスイッチ3 2を経由して転送され、レジスタ16に格納され、OR19を通って0出力から AND22へデコードしたアドレスを出力するアドレス・デコーダ22に入る。 T2において、タイミング・パルスT2はAND22と相補型双安定マルチバイ ブレータ26を通って、回線0に遷移を発生させ、レジスタ15に格納されたア ドレス1はAND11を通って転送され、レジスタ13に格納される。T3にお いて、レジスタ16に格納されたアドレス0は転送され、レジスタ15に格納さ れて、シフトレジスタ20がシフトされる。 第5エンコード期間のT0において、レジスタ13、14および15に格納さ れているアドレスはそれぞれ1、2、および0であり、シフトレジスタ20の桁 0に1を桁1に1を含み、排他的OR8の出力Sはハイ、出力Dはローになる。 このとき、レジスタ13の アドレスは回線1をデータ回線Dとして指定し、レジスタ14のアドレスは回線 2をストローブ回線Sとして指定する。T1において、レジスタ2に格納された アドレス2はAND18、OR19、およびスイッチ32を経由して転送され、 OR19を通って2出力からAND24へデコードしたアドレスを出力するアド レス・デコーダ21に入る。T2において、タイミング・パルスT2は、AND 24と相補型双安定マルチバイブレータ28を通って回線2に遷移を発生させ、 レジスタ15に格納されたアドレス0はAND14を通ってレジスタ14に格納 される。T3において、レジスタ16に格納されたアドレス2は転送され、レジ スタ15に格納されて、シフトレジスタ20がシフトされる。 第6エンコード期間のT0において、レジスタ13、14、および15に格納 されたアドレスはそれぞれ1、0、および2であり、シフトレジスタ20の桁0 に1を、桁1に1を含み、排他的OR8の出力Sはハイ、出力Dはローになる。 このとき、レジスタ13のアドレスは回線1をデータ回線Dとして指定し、レジ スタ14のアドレスは回線0をストローブ回線Sとして指定する。T1において 、レジスタ14に格納されたアドレス0はAND18、OR19、およびスイッ チ32を経由して転送され、レジスタ16に格納され、OR19を通って、0出 力からAND22へデコードしたアドレスを出力するアドレス・デコーダ21に 入る。T2において、タイミング・パルスT2と相補型双安定マルチバイブレー タ26は回線0に遷移を発生させ、レジスタ15に格納されたアドレス2はAN D11を通ってレジスタ14に格納される。T3において、レジスタ16に格納 されたアドレス0は転送され、レジスタ15に格納されて、シフトレジスタ20 がシフトされる。 第7エンコード期間において、レジスタ13、14、および15 に格納されたアドレスはそれぞれ1、2、および0であり、シフトレジスタ20 の桁0に0を、桁1に0を含み、排他的OR8の出力Dはハイ、出力Sはローに なる。このとき、レジスタ13のアドレスは回線1をデータ回線Dとして指定し 、レジスタ14のアドレスは回線2をストローブ回線Sとして指定する。T1に おいて、レジスタ13に格納されたアドレス1はAND17、OR19、および スイッチ32を経由して転送され、レジスタ16に格納され、OR19を通って 1出力からAND23へデコードしたアドレスを出力するアドレス・デコーダ2 1に入る。T2において、タイミング・パルスT2はAND23と相補型双安定 マルチバイブレータ27を通って、回線1に遷移を発生させ、レジスタ15に格 納されたアドレス0はANDIIを通って転送され、レジスタ13に格納される 。T3において、レジスタ16に格納されたアドレス1は転送され、レジスタ1 5に格納されて、シフトレジスタ20がシフトされる。 第8エンコード期間のT2において、レジスタ13、14、および15に格納 されたアドレスはそれぞれ0、2、および1であり、シフトレジスタ20の桁0 に0を、桁1に0を含み、排他的OR8の出力Sはハイ、出力Dはローになる。 このとき、レジスタ13に格納されたアドレスは回線0をデータ回線Dとして指 定し、レジスタ14に格納されたアドレスは回線2をストローブ回線Sとして指 定する。T1において、レジスタ14に格納されたアドレス2はAND18、O R19、およびスイッチ32を経由して転送され、レジスタ16に格納され、O R19を通って2出力からAND24にデコードしたアドレスを出力するアドレ ス・レジスタ21に入る。T2において、タイミング・パルスT2と相補型双安 定マルチバイブレータ28を通って、回線2に遷移を発生させ、レジスタ15に 格納されたアドレス1はANDIIを通って転送され、レジスタ14に格納され る。T3において、レジスタ16に格納されたアドレス2は転送されて、レジス タ15に格納され、シフトレジスタ20がシフトされる。この第8エンコード期 間において、新8データビットは、シフトレジスタ2の桁8と桁1を通って並列 に転送され、先行するバイトの最後のデータビットを含む。また、それぞれアド レス0、1、および2を格納するレジスタ13、14、および15は新規に格納 したデータバイトの第1エンコード期間に用いられる。第8エンコード期間の最 後でレジスタ13、14、および15に格納されたアドレスはエンコードされた バイトのデータビット・シーケンスの関数であり、その結果、レジスタ13、1 4、および15に格納された最後のアドレスは、それぞれ必ずしも値0、1、2 を持たないことに注意されたい。 上述したことから、エンコーダの動作原理により、2つの連続した遷移が通信 回線の通信回線の帯域より高い周波数で同じ通信回線で発生しないようにしてい ることが理解できる。各3回線は8データビットの処理のエンコード期間中、ス トローブ回線Sおよびデータ回線Dとして指定されているため、各通信回線はデ ータ回線Dまたはストローブ回線S専用として指定されていないことに気付くこ とが重要である。 3回線モードにある図4のデコーダの動作は、図4のタイミング・チャートを 参照して説明する。図4は図1のエンコーダでエンコードされた回線0、1、お よび2で受け取った8バイナリ・データビット送信期間のエンコードされたデー タを示す。図3には送信期間の各タイミング期間T0、T1、T2、およびT3 期間でのレジスタ43、44、45,および45に格納されたアドレス、回線0 ,1および2の遷移検出器のXOR66、68、および70からの パルス出力、OR82のデータ回線のD出力に現れるパルス、OR83のストロ ーブ回線Sの出力に現れるパルス、OR84のクロック初期化回線出力に現れる パルス、マルチバイブレータ95のDとS出力、マルチバイブレータ96の1と 0出力および格納レジスタ85に格納されている各送信期間のデコードされたデ ータビットの値を示している。 第1送信期間は回線1での遷移の発生で開始する。このとき、レジスタ43、 44、および45に格納されているアドレスはそれぞれ0、1、および2であり 、AND73にはアドレス・デコーダ61の選択回線0からデータ回線Dとして 出力され、AND79にはアドレス・デコーダ62からストローブ回線Sとして 選択回線1が出力される。回線1の遷移は回線1の遷移検出器で検出し、XOR 68からパルスを出力する。XOR68からのパルスはAND79とOR83を 通る。OR83からのパルス出力は、双安定マルチバイブレータ95をリセット し、S出力がハイ、D出力がローになり、OR84を通ってクロック86に入り 、タイミング・パルス・シーケンスT0、T1、T2、およびT3を初期化する 。このとき、マルチバイブレータ96の0出力はハイ、1出力はローになり、こ れにより、AND98に0出力が入力する。T0において、シフトレジスタ85 がシフトされる。T1において、レジスタ44に格納されたアドレスがAND4 8、OR49、およびスイッチ56を経由して転送され、レジスタ46に格納さ れる。T2において、レジスタ45に格納されたアドレス2はAND41を通っ て転送され、レジスタ44に格納され、T2タイミング・パルスは、シフトレジ スタ85の桁7に0を格納するAND98を通る。T3において、レジスタ46 に格納されたアドレス1はレジスタ45に転送され、レジスタ44に格納された アドレス2はAND48を経由してアド レス・デコーダ62に転送され、次にAND80に入る。 第2送信期間は回線0での遷移の発生により開始する。このとき、レジスタ4 3、44、および45に格納されているアドレスはそれぞれ0、2、および1で あり、アドレス・デコーダ61の選択回線0からAND73へデータ回線Dとし て出力され、アドレス・デコーダ62の選択回線2からAND80へストローブ 回線Sとして出力される。回線0の遷移は回線0の遷移検出器により検出され、 XOR66からパルスを出力させる。XOR66からのパルスはAND73とO R82を通る。OR82からの出力パルスは、双安定マルチバイブレータ95を セットし、D出力をハイ、S出力をローにし、相補型双安定マルチバイブレータ 96の1出力をハイ、0出力をローにする。これにより、AND97を通り0R 84を経由してクロック86に入り、タイミング・パルス・シーケンスT0、T 1、T2、およびT3を初期化する。T0において、シフトレジスタ85がシフ トされる。T1において、レジスタ43に格納されたアドレス0がAND47、 OR49、およびスイッチ56を経由して転送され、レジスタ46に格納される 。T2において、レジスタ45に格納されたアドレス1は、AND40を通って 転送され、レジスタ43に格納され、T2タイミング・パルスは、シフトレジス タ85の桁7に1を格納するAND97を通る。T3において、レジスタ46に 格納されたアドレス0はレジスタ45に転送され、レジスタ43に格納されたア ドレス1はAND47を通ってアドレス・デコーダ61に転送され、次にAND 74に入る。 第3送信期間は回線1での遷移の発生により開始する。このとき、レジスタ4 3、44、および45に格納されているアドレスはそれぞれ1、2、および0で あり、アドレス・デコーダ61の選択回線1からデータ回線1としてAND74 に出力され、アドレス・デ コーダ62の選択回線2からストローブ回線SとしてAND80に出力される。 回線1の遷移は回線1の遷移検出器により検出され、XOR68からパルスを出 力させる。XOR68からのパルスはAND74とOR82を通る。OR82か らのパルスは双安定マルチバイブレータ95をセットして、D出力をハイ、S出 力をローにし、相補型双安定マルチバイブレータ96の0出力をハイ、1出力を ローする。これにより、AND98を通り、OR84を経由してクロック86に 入り、タイミング・パルス・シーケンスT0、T1、T2、およびT3を初期化 する。T0において、シフトレジスタ85がシフトされる。T1において、レジ スタ43に格納されたアドレス1はAND47、OR49、およびスイッチ56 を経由して転送され、レジスタ46に格納される。T2において、レジスタ45 に格納されたアドレス0はAND40を通って転送され、レジスタ43に格納さ れ、T2タイミング・パルスは、シフトレジスタ85の桁7に1を格納するAN D98を通る。T3において、レジスタ46に格納されたアドレス1はレジスタ 45に転送され、レジスタ43に格納されたアドレス0はAND47を経由して アドレス・デコーダ61に転送され、次にAND73に入る。 第4送信期間は回線0での遷移の発生により開始する。このとき、レジスタ4 3、44、および45に格納されているアドレスはそれぞれ0、2、および1で あり、アドレス・デコーダ61の選択回線0からデータ回線DとしてAND73 に出力され、アドレス・デコーダ62の選択回線2からストローブ回線Sとして AND80に出力される。回線Oの遷移は回線0の遷移検出器により検出され、 XOR66からパルスを出力させる。XOR66からのパルス出力はAND73 とOR82を通る。OR82からの出力パルスは双安定マルチバイブレータ95 をセットして、D出力をハイ、S出力を ローにし、相補型双安定マルチバイブレータ96の1出力をハイ、0出力をロー にする。これにより、AND97を通り、OR84を経由してクロック86に入 り、タイミング・パルス・シーケンスT0、T1、T2、およびT3を初期化す る。T0において、シフトレジスタ85がシフトされる。T1において、レジス タ43に格納されたアドレス0はAND47、OR49、およびスイッチ56を 経由して転送され、レジスタ46に格納される。T2において、レジスタ45に 格納されたアドレス1はAND40を通って転送され、レジスタ43に格納され 、T2タイミング・パルスはシフトレジスタ85の桁7に1を格納するAND9 7を通る。T3において、レジスタ46に格納されたアドレス0はレジスタ45 に転送され、レジスタ43に格納されたアドレス1はAND47を経由してアド レス・デコーダ61に入り、次にAND74に入る。 第5送信期間は回線2での遷移の発生により開始する。このとき、レジスタ4 3、44、および45に格納されているアドレスはそれぞれ1、2、および0で あり、アドレス・デコーダ61の選択回線1からデータ回線DとしてAND74 に出力され、アドレス・デコーダ62の選択回線2からストローブ回線2として AND80に出力される。回線2の遷移は回線2の遷移検出器により検出され、 XOR70からパルスを出力させる。XOR70からのパルスはAND80とO R83を通る。OR83からの出力パルスは双安定マルチバイブレータ95をリ セットし、S出力をハイ、D出力をローにして、OR84を経由してクロック8 6に入り、タイミング・パルス・シーケンスT0、TLT2、およびT3を初期 化する。このとき、マルチバイブレータ96の1出力はハイ、0出力はローにな る。これにより、AND97へ1出力が入る。T0において、シフトレジスタ8 5がシフトされる。T1において、レジスタ44に 格納されたアドレス2はAND48、OR49、およびスイッチ56を経由して 転送され、レジスタ46に格納される。T2において、レジスタ45に格納され たアドレス0はAND41を通って転送され、レジスタ44に格納され、T2タ イミング・パルスは、シフトレジスタ85の桁7に1を格納するAND97を通 る。T3において、レジスタ46に格納されたアドレス2はレジスタ45に転送 され、レジスタ44に格納されたアドレス0はAND48を経由してアドレス・ デコーダ62に入り、次にAND78に入る。 第6送信期間は回線0での遷移の発生により開始する。このとき、レジスタ4 3、44、および45に格納されたアドレスはそれぞれ1、0、および2であり 、アドレス・デコーダ61の選択回線1からデータ回線DとしてAND74に出 力され、アドレス・デコーダ62の選択回線2からストローブ回線SとしてAN D78に出力される。回線0の遷移は回線0の遷移検出器により検出され、XO R66からパルスを出力させる。XOR66からのパルス出力はAND78とO R83を通る。OR83からのパルスは双安定マルチバイブレータ95をリセッ トし、S出力をハイ、D出力をローにして、OR84を経由してクロック86に 入り、タイミング・パルス・シーケンスT0、T1、T2、およびT3を初期化 する。このとき、マルチバイブレータ96の1出力はハイ、0出力はローになる 。これにより、AND97に1出力が入る。T0において、シフトレジスタ85 がシフトされる。T1において、レジスタ44に格納されたアドレス0がAND 48、OR49、およびスイッチ56を経由して転送され、レジスタ46に格納 される。T2において、レジスタ45に格納されたアドレス2がAND41を通 って転送され、レジスタ44に格納され、T2タイミング・パルスは、シフトレ ジスタ85の桁7に1を格納するAND97を通る。T3において 、レジスタ46に格納されたアドレス0はレジスタ45に転送され、レジスタ4 4に格納されたアドレス2はAND48を通ってアドレス・デコーダ62に入り 、次にAND80に入る。 第7送信期間は回線1での遷移の発生により開始する。このとき、レジスタ4 3、44、および45に格納されたアドレスはそれぞれ1、2、および0であり 、アドレス・デコーダ61の選択回線1からデータ回線1としてAND74に出 力され、アドレス・デコーダ62の選択回線2からストローブ回線SとしてAN D80に入る。回線1の遷移は回線1の遷移検出器により検出され、XOR68 からパルスを出力させる。XOR68からのパルスはAND74とOR82を通 る。OR82から出力パルスは双安定マルチバイブレータ95をセットし、D出 力をハイ、S出力をローにして、相補型双安定マルチバイブレータ96の0出力 をハイ、1出力をローにする。これにより、AND98に0出力が入り、タイミ ング・パルス・シーケンスT0、T1、T2、およびT3を初期化する。T0に おいて、シフトレジスタ85がシフトされる。T1において、レジスタ43に格 納されたアドレス1がAND47、OR49、およびスイッチ56を経由して転 送され、レジスタ46に格納される。T2において、レジスタ45に格納された アドレス0はAND40を通って転送され、レジスタ43に格納され、T2タイ ミング・パルスはシフトレジスタ85の桁7に0を格納するAND98を通る。 T3において、レジスタ46に格納されたアドレス1はレジスタ45に転送され 、レジスタ43に格納されたアドレス0はAND47を通って転送され、アドレ ス・デコーダ61に入り、次にAND73に入る。 第8送信期間は回線2での遷移の発生により開始する。このとき、レジスタ4 3、44、および45に格納されたアドレスにはそれ ぞれ0、2、および1であり、アドレス・デコーダ61の選択回線0からデータ 回線DとしてAND73に出力され、アドレス・デコーダ62の選択回線2から ストローブ回線SとしてAND80へ出力される。回線2の遷移は回線2の遷移 検出器により検出され、XOR70からパルスを出力させる。XOR70からの パルスはAND80とOR83を通る。OR83からの出力パルスは双安定マル チバイブレータ95をリセットし、S出力をハイ、D出力をローにして、OR8 4を経由してクロック86に入り、タイミング・パルス・シーケンスT0、T1 、T2、およびT3を初期化する。このとき、マルチバイブレータ96の0出力 はハイ、1出力はローになる。これにより、AND98に0出力が入る。T0に おいて、シフトレジスタ85がシフトされる。T1において、レジスタ44に格 納されたアドレス2がAND48、OR49、およびスイッチ56を経由して転 送され、レジスタ46に格納される。T2において、レジスタ45に格納された アドレス1はAND41を通って転送され、レジスタ44に格納され、T2タイ ミング・パルスはシフトレジスタ85の桁7に0を格納するAND98を通る。 T3において、レジスタ46に格納されたアドレス2はレジスタ45に転送され 、レジスタ44に格納されたアドレス1はAND48を通ってアドレス・デコー ダ62に入り、次にAND79に1出力が入る。これは第8送信期間であるが、 シフトレジスタ85は、8データビット(1バイト)を含み、エンコーダにより 最初からエンコードされている。T3において、データバイトはシフトレジスタ 85から並列に読み出すことができる。デコーダは、通信回線で発生する次の遷 移をデコードするため、適切なデータ回線Dとストローブ回線Sを選択するアド レス・デコーダ61と62を備える通信回線から次のデータ・シリアル・バイト を受け取る準備ができている。 図5はIEEE−1394とDSリンク・プロトコルおよびシリアル・データ 通信システムの3回線と4回線との比較を示している。図に示すデータ周波数は 占有中の通信回線帯域に対し最高周波数が仮定されている。図から分かるように 、DSリンク・プロトコルは、通信回線の許容可能帯域を壊すことなく、周波数 を2倍にできる。3回線モードのエンコーダは占有中の通信回線を壊すことなく 、1回線を追加して、周波数を4倍にできることを示している。最後に、4回線 モードのエンコーダは、占有中の通信回線の帯域を壊すことなく、2回線を追加 して基本周波数を約6倍にできる。 表Aは図3に示す同じ8データ期間のそれぞれに対し、エンコーダが4回線モ ードのとき、レジスタ13、14、15、および37のアドレスを示す。この表 は通信回線の帯域要件を壊さないように、各データ期間に対し、データ回線Dと ストローブ回線Sを選択するため、これらのレジスタ間のアドレスの移動を例示 している。レジスタ13と14のアドレスの右上のアスタリスク(*)は、各デ ータ期間で遷移が発生する通信回線を示している。 表Bはエンコーダを9回線モードに拡張した場合の各レジスタのアドレスの値 を示している。追加レジスタは文字で示されている。レジスタ13と14のアド レスの右上のアスタリスクは各データ期間で遷移が発生する通信回線を示してい る。 データ通信システムが5回線を収容できように設計されていれば、周波数は約 8倍に増大し、9回線を収容できるように設計されていれば、周波数は約16倍 に増大することを示すことができる。 データ・エンコード・プロトコルは、エンコードされている各データビットに 対し、2通信回線の1つで遷移を発生させ任意のエンコード・プロコトルに変更 することができる。図1で用いているエンコーダと図2で用いているデコーダの 代替エンコード・プロトコルの1つが、送信されているデータビット値が1であ る場合、各データ期間中、データ回線を遷移させ、送信されているデータビット 値が0である場合、ストローブ回線を遷移させる。エンコーダは、シフトレジス タ20の桁0がデータ出力回線Dとストローブ回線Sを持つ8桁だけからなるエ ンコーダを変更できる。シフトレジスタ20の桁0に1を含むとき、シフトレジ スタ20の桁0のデータ回線はハイ、ストローブ回線Sはローになる。シフトレ ジスタ20の桁0に0を含むとき、シフトレジスタ20のデータ回線Dはハイ、 ストローブ回線Sはローになる。エンコーダに必要なその他の変更はない。デコ ーダはOR82の出力がマルチバイブレータ96の入力に接続するように変更し て、その結果、OR82を通る遷移パルスがマルチバイブレータ96をセットし て、1出力をハイ、0出力をローにする。また、OR83の出力はマルチバイブ レータ96の入力に接続され、その結果、OR83を通る遷移パルスはマルチバ イブレータ96をリセットして、0出力をハイ、1出力をローにする。エンコー ダに必要なその他の変更はない。データ通信システムの動作は上述したものと同 じであり、システムの性能特性も同じである。 本発明は好適な実施例を参照して説明したが、当業者は本発明の精神と範囲か ら逸脱することなく、形態と細部の変更ができうることを理解されたい。上記に 開示した一般概念と特定実施例の求める保護範囲は次のクレームよって制限され る。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年9月26日 【補正内容】 請求の範囲 1.データ期間中、各データビットが送信されるバイナリ・データをシリアル に送信するデータ通信システムにおいて、前記データ通信システムは、 各前記通信回線が一意のアドレスを持ち、各前記データ期間中、前記通信回線 の1つだけで遷移を発生させる3つまたはそれ以上の通信回線と、 各前記データ期間中、前記通信回線を1つをデータ回線1とし、前記通信回線 の他の1つをデータ回線2として選択し、前記データ回線1または前記データ回 線2のいずれかで前記遷移を発生させて、各データ期間のバイナリ・データビッ トをエンコードするエンコード手段を備え、それにより、任意の2つの連続した データビットに関連する遷移が前記通信回線の任意の1つで発生せず、その結果 、前記通信回線の任意の1つで発生しない任意の2つの連続した遷移は、前記通 信回線の帯域より高い周波数で発生しない、データ通信システム。 2.請求項1に記載のデータ通信システムにおいて、 前記通信回線のいずれがエンコード手段によりデータ回線1として、および前 記通信回線のいずれかエンコード手段によりデータ回線2として予測・選択し、 各データ期間中、前記データ回線1または前記データ回線2のいずれかで発生す る前記データ期間のバイナリ・データビットの値をデコードするすべての前記通 信回線に接続したデコード手段をさらに備えるデータ通信システム。 3.請求項1に記載のデータ通信システムにおいて、前記エンコード手段は、 現在のデータ期間の間、データ回線1で遷移が発生したか、また は前記通信回線の1つを選択したとき、次のデータ期間の間、データ回線1とし て最長期間遷移が発生していない現在データ回線2として選択されている通信回 線かまたは前記通信回線の1つの選択を除く、または現在のデータ期間の間、デ ータ回線2で遷移が発生したとき、次のデータ期間の間、データ回線1に最長期 間遷移が発生していない現在データ回線2として選択されている通信回線を除き 、前記通信回線の1つを選択する手段を備えるデータ通信システム。 4.請求項2に記載のデータ通信システムにおいて、前記エンコード手段は、 現在のデータ期間の間、データ回線1で遷移が発生したか、または前記通信回 線の1つを選択したとき、次のデータ期間の間、データ回線1に最長期間遷移が 発生していない現在データ回線2として選択されている通信回線か前記通信回線 の1つの選択を除く、または現在のデータ期間の間、データ回線2で遷移が発生 したとき、次のデータ期間の間、データ回線2に最長期間遷移が発生していない 現在データ回線2として選択されている通信回線を除く、前記通信回線の1つを 選択する手段を備えるデータ通信システム。 5.請求項3に記載のデータ通信システムにおいて、前記選択手段は、 データ回線1として選択された通信回線のアドレスを格納する第1格納手段と 、 データ回線2として選択された通信回線のアドレスを格納する第2格納手段と 、 前記第1と第2格納手段に格納アドレスを除く、すべての通信回線のアドレス を遷移時間順に格納する第3格納手段と、 現在のデータ期間中、前記データ回線1で遷移が発生したとき、 前記第1格納手段に格納されたアドレスと前記第3格納手段に格納された古いア ドレスと交換するか、現在のデータ期間中、前記第2格納手段に格納されたアド レスと前記第3格納手段に格納された古いアドレスとを交換する制御手段と、 を備えるデータ通信システム。 6.請求項4に記載のデータ通信システムにおいて、前記選択手段は、 データ回線1として選択された通信回線のアドレスを格納する第1格納手段と 、 データ回線2として選択された通信回線のアドレスを格納する第2格納手段と 、 前記第1と第2格納手段に格納アドレスを除く、すべての通信回線のアドレス を遷移時間順に格納する第3格納手段と、 現在のデータ期間中、前記データ回線1で遷移が発生したとき、前記第1格納 手段に格納されたアドレスと前記第3格納手段に格納された古いアドレスと交換 するか、現在のデータ期間中、前記第2格納手段に格納されたアドレスと前記第 3格納手段に格納された古いアドレスとを交換する制御手段と、 を備えるデータ通信システム。 7.請求項5に記載のデータ通信システムにおいて、前記格納手段は、 データ期間に送信されるデータビットの値の関数として、アドレスが第1格納 手段に格納されている通信回線か、アドレスが前記第2格納手段に格納されてい る通信回線で遷移を発生するデータ・エンコード手段をさらに備えるデータ通信 システム。 8.請求項7に記載のデータ通信システムにおいて、前記データ・エンコード 手段は、 現在のデータ期間中、送信されるデータビットの関数として、前記データ期間 中、遷移がデータ回線1またはデータ回線2で発生するか示す信号を供給する選 択手段と、 前記通信回線で遷移を発生させる各通信回線の遷移手段と、 前記第1と第2格納手段に格納されたアドレスに応じて制御し、前記信号は前 記遷移手段の1つを作動させる前記選択手段より供給される制御手段を備え、そ れにより、各データ期間の前記選択された通信回線の1つで遷移が発生する、 データ通信システム。 9.請求項6に記載のデータ通信システムにおいて、前記デコード手段は、 各遷移検出器が、前記通信回線で遷移か発生したときは常に遷移パルスを発生 させる前記通信回線の1つに接続した複数の遷移検出器と、 前記データ回線1または前記データ回線2で遷移パルスが発生したか示す信号 を発生する前記選択手段に接続した検出手段と、 現在のデータ期間中、バイナリ・データビットの値を検索する前記検出手段に 接続したデータ・デコード手段と、 を備えるデータ通信システム。 10.前記通信アドレスが一意のアドレスを持つ3つ以上の通信回線からなる データ通信システムで、データ期間中、各データビットが転送されるバイナリ・ データをシリアルに送信する方法において、前記方法は、 前のデータ期間で選択された以外、各前記データ期間中、データ回線1および データ回線2として前記通信回線の異なった対を選択するステップと、 各データ期間中、前記データ回線1または前記データ回線2のい ずれかで遷移を発生させてバイナリ・データビットをエンコードするステップを 含み、それにより、任意の2つの連続したデータビットに関連した遷移が前記通 信回線の任意の1つで発生せず、前記通信回線の任意の1つで発生しない遷移が 前記通信回線帯域より高い周波数で発生しない前記ステップと、 各前記データ期間中、前記データ回線1または前記データ回線2のいずれかで 発生する前記遷移から前記データ期間のバイナリ・データの値をデコードするス テップと、 を含むデータ通信システム。 11.請求項10に記載の方法において、前記選択ステップは、 現在のデー タ期間の間、データ回線1で遷移が発生したとき、次の前記データ期間の間、デ ータ回線1として最長期間遷移が発生していない現在データ回線2として選択さ れた通信回線を除き、前記通信回線の1つを選択するステップと、 現在のデータ期間の間、データ回線2で遷移が発生したとき、次の前記データ 期間の間、データ回線2に最長期間遷移が発生していない現在データ回線1とし て選択されている通信回線を除き、前記通信回線の1つを選択するステップと、 を含む方法。 12・データ期間中、各データビットが送信されるバイナリ・データをシリア ルに送信するデータ通信システムにおいて、前記データ通信システムは、 前記各通信回線が一意のアドレスを持つ3つ以上の通信回線と、 前記各データ期間の間、前記通信回線の1つをデータ回線1として、前記通信 回線の他の1つをデータ回線2として選択し、前記データ回線1または前記デー タ回線2のいずれかで遷移を発生して各データ期間でバイナリ・データビットを データ・エンコードする前 記すべての通信回線に接続するエンコード手段を備え、それにより、任意の2つ の連続したデータビットに関連する遷移が前記通信回線帯域より高い周波数で前 記通信回線の任意の1つで発生しない前記エンコード手段と、 現在のデータ期間の間、データ回線で遷移が発生したか、または前記通信回線 の1つを選択したとき、次の前記データ期間の間、データ回線1として最長期間 遷移が発生していない現在データ回線として選択された通信回線を除く、または 現在のデータ期間の間、データ回線2で遷移が発生したとき、前記次のデータ期 間の間、データ回線2として最長期間遷移が発生しない現在データ回線1として 選択された通信回線を除く、前記通信回線の1つを選択する選択手段と、 を備えるデータ通信システム。 13.データ期間中、各データビットが転送されるバイナリ・データをシリア ルに送信するデータ通信システムにおいて、前記データ通信システムは、 各前記通信回線が一意のアドレスを持つ3つ以上の通信回線と、 各前記データ期間の間、前記回線の1つをデータ回線1とし、前記通信回線の 他の1つをデータ回線2として選択し、前記データ回線1または前記データ回線 2のいずれかで遷移を発生して、各データ期間のバイナリ・データビットのデ一 タ・エンコードをするすべての前記通信回線に接続したエンコード手段を備え、 それにより、任意の2つの連続したデータビットに関連する遷移は、前記通信回 線の帯域より高い周波数で前記通信回線の任意の1つに発生しない前記エンコー ド手段と、 現在のデータ期間の間、データ回線2で遷移が発生したとき、次の前記データ 期間の間、データ回線1に最長期間遷移が発生してい ない現在データ回線2として選択されている通信回線か、または前記通信回線の 1つの選択を除く、または現在のデータ期間の間、データ回線2で遷移が発生し たとき、次のデータ期間の間、データ回線1に最長期間遷移が発生しない現在デ ータ回線2として選択されている通信回線を除く、前記通信回線の1つを選択す る手段と、 各前記データ期間の間、前記通信回線の1つをデータ回線1とし、前記通信回 線の他の1つをデータ回線2として選択し、各前記データ期間の間、前記データ 回線1または前記データ回線2のいずれかで発生する前記遷移から前記データ期 間のバイナリ・データビットの値をデコードするすべての前記通信回線に接続し たデコード手段と、 を含むデータ通信システム。 14.請求項12に記載のデータ通信システムにおいて、前記選択手段は、 データ通信回線1として選択された通信回線のアドレスを格納する第1格納手 段と、 データ回線2として選択された通信回線のアドレスを格納する第2格納手段と 、 前記第1と第2格納手段に格納されたアドレスを除く、すべての通信回線のア ドレスを送信時間順に格納する第3格納手段と、 現在のデータ期間の間、前記データ回線1で遷移が発生したとき、前記第1格 納手段に格納されたアドレスと前記第3格納手段に格納された古いアドレスを交 換するか、現在のデータ期間の間、前記データ回線2で遷移が発生したとき、前 記第2格納手段に格納されたアドレスと前記第3格納手段に格納された古いアド レスとを交換する制御手段と、 を備えるデータ通信システム。 15.請求項13に記載のデータ通信システムにおいて、前記選択手段は、 データ回線2として選択した通信回線のアドレスを格納する第2格納手段と、 前記第1と第2格納手段に格納されたアドレスを除く、すべての通信回線のア ドレスを送信時間順に格納する第3格納手段と、 現在のデータ期間の間、前記データ回線1で遷移が発生したとき、前記第1格 納手段に格納されたアドレスと前記第3格納手段に格納された古いアドレスの交 換か、現在のデータ期間中、前記データ回線2で遷移が発生したとき、前記第2 格納手段に格納されたアドレスと前記第3格納手段に格納された古いアドレスと を交換する制御手段と、 を備えるデータ通信システム。 16.請求項14に記載のデータ通信システムにおいて、前記エンコード手段 は、 データ期間に送信されるデータビットの値の関数として、アドレスが第1格納 手段に格納されている通信回線か、アドレスが前記第2格納手段に格納されてい る通信回線で遷移が発生するデータ・エンコード手段をさらに備えるデータ通信 システム。 17.請求項16に記載のデータ通信システムにおいて、前記データ・エンコ ード手段は、 現在のデータ期間中、前記データ期間中、送信されるデータビットの関数とし て、遷移がデータ回線1またはデータ回線2で発生するか示す信号を供給する選 択手段と、 前記通信回線で信号遷移を発生させる各通信回線の遷移手段と、 前記第1と第2格納手段に格納されたアドレスに応答じて制御し、前記信号は 、前記遷移手段の1つを作動する前記選択手段により 供給され、それにより、各データ期間中、選択された前記通信回線の1つで遷移 が発生する、 データ通信システム。 18.請求項15に記載のデータ通信システムにおいて、前記デコード手段は 、 各遷移検出器が前記通信回線で遷移が発生したときは常に遷移パルスを発生す る前記通信回線の1つに接続した複数の遷移検出器と、 前記データ回線1または前記データ回線2で遷移パルスが発生したか示す信号 を発生する前記選択手段に接続した検出手段と、 現在のデータ期間の間、バイナリ・データビットの値を検索する前記検出手段 に接続したデータ・デコード手段と、 をさらに備えるデータ通信システム。 19.各前記通信回線が一意のアドレスを持つ3つ以上の通信回線からなるデ ータ通信システムで、データ期間中、各データビットが送信されるバイナリ・デ ータをシリアルに送信する請求項10に記載の方法において、前記方法は、 先行するデータ期間に選択した以外、各前記データ期間の間、データ回線1お よびデータ回線2として前記通信回線の異なる対を選択するステップを含み、前 記選択ステップは、 現在のデータ期間の間、データ回線1で遷移が発生したとき、次の前記データ 期間の間、データ回線1に最長期間遷移が発生していない現在データ回線2とし て選択されている通信回線を除く、前記通信回線の1つを選択するステップと、 現在のデータ期間の間、データ回線2で遷移が発生したとき、次の前記データ 期間の間、最長期間データ回線に遷移が発生していない現在データ回線として選 択された通信回線を除く、前記通信回線 の1つを選択するステップと、 各データ期間の間、前記データ回線1または前記データ回線2のいずれかで遷 移を発生して、バイナリ・データビットをエンコードするステップを含み、それ により、任意の2つの連続したデータビットに関連した遷移が前記通信回線の帯 域より高い周波数で前記通信回線の任意の1つで発生しない前記ステップと、 各前記データ期間の間、前記データ回線1または前記データ回線2のいずれか で発生する前記データ期間のバイナリ・データビットの値をデコードするステッ プと、 を含む方法。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 (図1)がエンコードしたバイナリ・データを復元する データ・デコーダ(シフトレジスタ85)も設けてい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.データ期間中、各データビットが送信されるバイナリ・データをシリアル に送信するデータ通信システムにおいて、前記データ通信システムは、 各前記通信回線が一意のアドレスを持つ3つまたはそれ以上の通信回線と、 各前記データ期間の間、前記通信回線の1つをデータ回線とし、前記通信回線 の1つをストローブ回線として選択し、前記データ回線または前記ストローブ回 線のいずれかで遷移を発生させて、各データ期間でバイナリ・データビットをエ ンコードするエンコード手段を備え、それにより、任意の2つの連続したデータ ビットに関連した遷移が前記通信回線のどれにも発生しないデータ通信システム 。 2.請求項1に記載のデータ通信システムにおいて、 各前記データ期間中、前記通信回線の1つをデータ回線として、前記通信回線 の1つをストローブ回線として選択し、前記各データ期間において前記データ回 線またはストローブ回線のいずれかで発生する前記データ期間のバイナリ・デー タビットの値からデコードするデコード手段をさらに備えるデータ通信システム 。 3.請求項1に記載のデータ通信システムにおいて、前記エンコード手段は、 現在のデータ期間の間、データ回線で遷移が発生したか、または前記通信回線 の1つを選択する場合、次の前記データ期間の間、データ回線に最長期間遷移が 発生していない現在ストローブ回線として選択されている通信回線を除く、また は現在のデータ期間の間、ストローブ回線で遷移が発生した場合、次の前記デー タ期間の間、 ストローブ回線に最長期間遷移が発生していない現在データ回線として選択され ている通信回線を除く、前記通信回線の1つを選択する選択手段を備えるデータ 通信システム。 4.請求項2に記載のデータ通信システムにおいて、前記デコード手段は、 現在のデータ期間の間、データ期間で遷移が発生したか、または前記通信回線 の1つを選択する場合、次の前記データ期間の間、データ回線に最長期間遷移が 発生していない現在ストローブ回線として選択されている通信回線を除く、また は現在のデータ期間の間、ストローブ回線で遷移が発生した場合、次の前記デー タ期間の間、ストローブ回線に最長期間遷移が発生していない現在ストローブ回 線として選択されている通信回線を除く、前記通信回線の1つを選択する選択手 段を備えるデータ通信システム。 5.請求項3に記載のデータ通信システムにおいて、前記選択手段は、 データ回線として選択された通信回線のアドレスを格納する第1格納手段と、 ストローブ回線として選択された通信回線のアドレスを格納する第2格納手段 と、 前記第1と第2格納手段に格納されたアドレスを除き、すべての通信回線のア ドレスを送信時間順に格納する第3格納手段と、 現在のデータ期間中、前記データ回線で遷移が発生した場合、前記第1格納手 段のアドレスを前記第3格納手段の古いアドレスと交換するか、または現在のデ ータ期間中、前記ストローブ回線で遷移が発生した場合、前記第2格納手段のア ドレスと前記第3格納手段の古いアドレスとを交換するデータ通信システム。 6.請求項4に記載のデータ通信システムにおいて、前記選択手 段は、 データ回線として選択された通信回線のアドレスを格納する第1格納手段と、 ストローブ回線として選択された通信回線のアドレスを格納する第2格納手段 と、 前記第1と第2格納手段に格納されたアドレスを除き、すべての通信回線のア ドレスを遷移時間順に格納する第3格納手段と、 現在のデータ期間中、前記データ回線で遷移が発生した場合、前記第1格納手 段のアドレスを前記第3格納手段の古いアドレスと交換するか、または現在のデ ータ期間中、前記ストローブ回線で遷移が発生した場合、前記第2格納手段のア ドレスと前記第3格納手段の古いアドレスとを交換するデータ通信システム。 7.請求項5に記載のデータ通信システムにおいて、前記エンコード手段は、 データ期間中、送信されるデータビットの値の関数として、前記第1格納手段 にアドレスが格納されている通信回線か、前記第2格納手段にアドレスが格納さ れている通信回線のいずれかで遷移を発生するデータ・エンコード手段をさらに 備えるデータ通信システム。 8.請求項7に記載のデータ通信システムにおいて、前記データ・エンコード 手段は、 前記現在のデータ期間中、送信するデータビットの値の関数として、データ回 線またはストローブ回線で遷移が発生するか示す信号を供給する選択手段と、 前記通信回線で信号遷移を発生させる各通信回線の遷移手段と、 前記第1と第2格納手段に格納されたアドレスに応じて制御する制御手段と前 記遷移手段の1つを作動させる前記選択手段制御信号 を備え、それにより、各データ期間の間、選択した前記通信回線の1つで遷移が 発生する、 データ通信システム。 9.請求項6に記載のデータ通信システムにおいて、前記デコード手段は、 各遷移検出器が前記通信回線で遷移が発生したとき常に遷移パルスを発生させ る前記通信回線の1つに接続した複数の遷移検出器と、 前記データ回線または前記ストローブ回線で遷移パルスが発生したか示す信号 を発生する前記選択手段に接続した検出手段と、 現在のデータ期間の間、バイナリ・データビットの値を検索する前記検出手段 に接続したデータ・デコード手段と、 をさらに備えるデータ通信システム。 10.各前記通信回線が一意のアドレスを持つ3つまたは以上の通信回線から なるデータ通信システムで、データ期間中、各データビットが送信されるバイナ リ・データをシリアルに送信する方法において、前記方法は、 各前記データ期間の間、先行するデータ期間で選択された以外の前記通信回線 の異なった対をデータ回線またはストローブ回線として選択するステップと、 前記データ回線または前記ストローブ回線のいずれかに遷移を発生させて、各 データ期間にバイナリ・データビットをエンコードするステップを含み、それに より、任意の2つの連続したデータビットに関連する遷移が前記通信回線のどれ にも発生しない前記ステップと、 各前記データ期間の間、前記データ回線または前記ストローブ回線のいずれか で発生する前記データ期間のバイナリ・データビット の値をデコードするステップと、 を含む方法。 11.請求項10に記載の方法において、前記選択ステップは、 現在のデータ期間の間、データ回線で遷移が発生した場合、次の前記データ期 間の間、データ回線として最長期間遷移が発生していない現在ストローブ回線と して選択されている通信回線を除く、前記通信回線の1つを選択するステップと 、 現在のデータ期間の間、ストローブ回線で遷移が発生した場合、次の前記デー タ期間の間、ストローブ回線として最長期間遷移が発生していない現在データ回 線として選択されている通信回線を除く、前記通信回線の1つを選択するステッ プと、 を含む方法。
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