JPH0614649B2 - 多重hdlc通信チヤネル受信装置を有する端末アダプタ - Google Patents

多重hdlc通信チヤネル受信装置を有する端末アダプタ

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JPH0614649B2
JPH0614649B2 JP2170391A JP17039190A JPH0614649B2 JP H0614649 B2 JPH0614649 B2 JP H0614649B2 JP 2170391 A JP2170391 A JP 2170391A JP 17039190 A JP17039190 A JP 17039190A JP H0614649 B2 JPH0614649 B2 JP H0614649B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、複数のHDLC通信チャネル受信装置を有す
る遠隔通信ネットワーク用の端末アダプタ、特に制御ネ
ットワーク管理フレームを処理する端末アダプタに関す
る。
B.従来の技術 遠隔通信ネットワークは広く普及しており、したがって
多数の装置間で接続及び通信を行なうことができる。新
しい適用業務の開発、ならびに通信の必要性の増大で、
遠隔通信製品供給業者が、制御ネットワーク管理(CN
M)及びネットワークへの個々のアクセスの回数の点で
性能を高めることのできる製品を設計する必要が生じて
きた。
一般に、制御ネットワーク管理は、遠隔通信ネットワー
ク、特にデータ・チャネルを介して伝送される、特殊な
CNMデータ・フレームを用いて行なわれる。こうした
特殊なCNMフレームは、遠隔通信装置器用のCNM制
御コマンドを通常のデータから区別できるようにするた
めに、特定のフォーマットを用いている。ハイレベル・
データ・リンク制御(HDLC)プロトコルや直列デー
タ・リンク制御(SDLC)プロトコルなどの同期プロ
トコルを使用している場合は、特定のHDLCフレーム
及びSDLCフレーム(以下ではHDLCフレームと呼
ぶ)を定義済みヘッダと一緒に使って、CNM機能を実
現することができる。
しかし、遠隔通信ニーズの発展の結果、絶えず新しい遠
隔通信製品がネットワークに接続されるようになり、管
理すべきアクセスの数が絶えず増大してきている。たと
えば、進行しつつある電話網のディジタル化の過程で生
まれた統合サービス・ディジタル・ネットワーク(IS
DN)の概念に関していうと、顧客は大きな公共遠隔通
信サービスにアクセスできるようになる。第1図に、C
CITTによって定義された如きISDN遠隔通信ネッ
トワークの全般的アーキテクチャを示す(CCITT
Tome II facsicule IV.5参照)。端末装置が端末アダプ
タ(TA)に接続されている。端末アダプタは、基本2
B+Dインタフェースとマイクロプロセッサで制御され
る基本論理回路とからなり、3本のチャネル上で、B
1、B2では64kbps、Dチャネルでは16kbp
sでデータを処理することができる。
ISDNネットワークは、具体的には、ネットワークに
接続された2つの端末アダプタTA間でいくつかの通信
チャネルを使用できる可能性を与える。基本アクセス・
ポートは、最大3本までのデータ・チャネル(2B+
D)を提供し、1次アクセス・ポートは、最大30本ま
でのBチャネルと1本のDチャネルを提供する。あらゆ
るデータ通信チャネル上にCNM機能を設けるには、そ
れぞれが定められたチャネルに対するCNM機能をもた
らす基本的SDLC受信装置の数を増加させなければな
らず、そうするとそれに対応して不可避的に電子部品の
数も増え、製造コストが上昇する。
したがって、各チャネルごとにCNM機能を実現しなが
ら、複数の通信チャネルを接続できる端末アダプタの必
要が生じてきた。より詳しく言うと、複数のHDLC通
信チャネルに接続されるように設計され、既存のすべて
の通信チャネル間で共用できるHDLC受信装置を含
む、装置が必要になってきた。
C.発明が解決しようとする課題 本発明の一目的は、多数のHDLC通信チャネル間で共
用できる複数のHDLC受信装置を有する遠隔通信ネッ
トワーク用の端末アダプタを提供することにある。
本発明の他の目的は、特定の制御ネットワーク・フレー
ムを検出できる、複数のHDLC受信装置を有する端末
アダプタを提供することにある。
D.課題を解決するための手段 本発明の諸目的は、本発明の端末アダプタによって達成
される。この端末アダプタは、受信したHDLC CN
Mフレームの妥当性を計算し検査するためのブロック検
査文字(BCC)計算器を含む、複数のHDLC通信チ
ャネル受信装置を有する。この端末アダプタはさらに、
1本のHDLC通信チャネル上でCNMフレーム中に含
まれる特定のCNMヘッダの受信を検出する手段を含
み、また上記の検出に応じてBCC計算器を定められた
状態に初期設定する手段も含む。後者の状態は、上記の
特定のヘッダを計算した後のBCC計算器の状態に対応
するものであり、それによりBCC計算器は、その特定
のヘッダ及びCNM制御コマンドを含めてCNMフレー
ム全体の計算を完了することができる。
本発明の諸目的は、複数のHDLC通信チャネル用の受
信装置を有する本発明の端末アダプタを用いて達成され
る。この受信装置は、受信したHDLC CNMフレー
ムの妥当性を計算し検査するためのBCC計算器を含ん
でいる。この端末アダプタはさらに、上記HDLC通信
チャネルのいずれか1本上のCNMフレームに含まれる
特定のCNMヘッダを検出する手段と、上記の検出に応
じてBCC計算器を予め定義した状態に設定する手段と
を含んでいる。後者の状態は、特定のCNMヘッダに対
するブロック検査文字(BCC)を計算した後のBCC
計算器の状態に対応するものである。したがって、BC
C計算器は、上記CNMフレームに対する上記BCCの
計算を続けることができる。
E.実施例 第1図は、CCITTで定義される如きISDN遠隔通
信ネットワークの全般的アーキテクチャを示したもので
ある。
第2図は、第3a図、第3b図、第3c図、第3d図を
どう組み合わせれば、本発明の好ましい実施例の詳細図
が得られるかを示す図である。第3c図を参照すると、
本発明に基づく装置は、インテル80186シリーズの
1つなどの処理装置210を含んでいる。処理装置21
0は、時分割アドレス/データ・バス217を用いて通
信する。時分割アドレス/データ・バス217は、通常
のデータ・バス302及びアドレス・バス303に入力
を供給するマルチプレクサ/デマルチプレクサ310に
接続されている。処理のためのタイミングは、データ・
バス302とアドレス・バス303の2本のバスでバス
217のデマルチプレキシングを実行するため、マルチ
プレクサ/デマルチプレクサ310に送られる、アドレ
ス・ラッチ・エネーブル(ALE)通信216によって
与えられる。本発明に基づく装置はさらに、記憶要素、
具体的には第3a図に示すようにプログラム式読取り専
用記憶装置(PROM)230とランダム・アクセス記
憶装置(RAM)220を含んでおり、この両要素は、
それぞれ線212上のUCSチップ選択信号と線211
上のLCSチップ選択信号によってアドレス可能であ
る。RAMの記憶要素はまた、いずれも上記のマルチプ
レクサ/デマルチプレクサ・ブロック310によって生
成される、それぞれアドレスとデータ値を送るアドレス
・バス302及びデータ・バス303によってもアドレ
ス可能である。これらの記憶要素を制御するためのRE
AD信号213とWRITE信号214が、処理装置2
10によって生成される。第3A図を参照すると、この
装置はまた、ISDNインタフェース制御装置250を
含んでいる。インタフェース制御装置250は、たとえ
ばインテル社から市販されている29C53タイプのも
のでよく、インテル・マイクロ通信ハンドブック(INTEL
Microcommunication Handbook)の仕様に従って、直列
リンク・データ(SLD)線251上で変換された形の
データを生成するために、受信対254からデータ情報
を引き出すことができる。SLD線251は、双方向性
である。ISDNインタフェース制御装置250はま
た、送信対255を介して送信するため、SLD線25
1から受信データを引き出す。ISDNインタフェース
制御装置250は、SLD信号の他にも、第3b図に示
す、直列リンク・インタフェース320に接続された直
列クロック(SCL)線252と直列方向(SDIR)
線253を制御する。再度第3a図を参照すると、IS
DNコネクタ260を用いて、この装置をISDNネッ
トワークに接続することができる。受信対254及び送
信対255と遠隔通信ネットワークとの間の電気的絶縁
は、1対の変成器(図示せず)によって行なわれる。I
SDNインタフェース制御装置250は、マイクロプロ
セッサ210により、プロセッサ210によって発生さ
れる線213上のREAD信号、線214上のWRIT
E信号、及び線216上のALE信号と線215上のP
CSO信号を用いて制御される。ISDNインタフェー
ス制御装置250はまた、データ・バス302にも接続
されており、割込み線256によって処理装置210に
接続されている。第3b図を参照すると、レジスタ・バ
ンク380が、線386上のB1/B2 XMIT信号
によって直列リンク・インタフェース320を制御し、
線385上の56/64B1 SEL信号によってCN
Mチャネル1デコーダ350を制御し、線384上の5
6/64B2 SEL信号によってCNMチャネル2デ
コーダ340を制御し、制御線384及び385によっ
てデータ/クロック・セレクタ410を制御する。
レジスタ・バンク380はまた、RESET SEL線
387でチャネル・セレクタ360に接続され、線38
3上のDATA SEL信号によって、HDLC受信装
置ブロック400に含まれる非直列化装置420(第3
d図に示す)を制御する。レジスタ・バンク380はさ
らに、線393上のCNMモード信号によって、同期/
バイト・クロック生成機構450を制御する。レジスタ
・バンク380はさらに、線388上の第1のRESE
T FLAG信号と線389上の第2のRESET B
CC信号と線390上の第3のRESET LOAD信
号によって割込み制御装置370を制御する。HDLC
受信装置ブロック400はまた、バス394上を運ばれ
る16ビットのLOAD VALUEワードによって制
御される、BCC計算器460をも含んでいる。最後
に、レジスタ・バンク380は、線391上のZERO
INSERT信号と線392上のSEND BCC信
号と線381上のWRITE XMIT信号とバス38
2上の8ビットのXMIT DATAワードによってH
DLC送信装置330を制御する。
HDLC送信装置330は、HDLCフレームの生成を
行なう。データは、WRITE信号214、PCS1チ
ップ選択信号218、及びバス303上の所定のレジス
タの対応するアドレスを使って、マイクロプロセッサ2
13からマルチプレクサ/デマルチプレクサ310とレ
ジスタ・バンク380を介して送られる。HDLC送信
装置330の制御は、線391上のZERO INSE
RT信号、線392上のSEND BCC信号、及び線
381上のWRITE XMIT信号によって行なわれ
る。HDLC送信装置330は、直列リンク・インタフ
ェース回路320に送られる直列データを運ぶ第1の出
力線332と、割込み制御装置370に送られる送信要
求信号を運ぶ第2の出力線331とを有する。
直列リンク・インタフェース320は、線321上に第
1のENV B1信号を発生する。このENV B1信
号は、CNMチャネル1デコーダ350とデータ/クロ
ック・セレクタ410に送られる。
直列リンク・インタフェース320は、線322上に第
2のENV B2信号を発生する。このENV B2信
号は、CNMチャネル2デコーダ340とデータ/クロ
ック・セレクタ410に送られる。直列リンク・インタ
フェースはまた、HDLC送信装置330からくるデー
タをXMIT DATA線332からB1またはB2チ
ャネルに向かわせることができる。Bチャネルの選択
は、線321及び332上の1組の信号によって行なわ
れる。この両信号は、それぞれB1チャネル及びB2チ
ャネル上で受け取ったデータ・ビットのエンベロープに
対応するものである。第9図に、線321及び322上
の信号のタイミング図を示す。
2つのCNMチャネル・デコーダ、すなわちCNMチャ
ネル1デコーダ350とCNMチャネル2デコーダ34
0は、特殊CNM制御データを引き出すために、受信フ
レーム内の特定のヘッダの検出を可能にする。1本のB
チャネル、たとえばB1チャネル上でヘッダが検出され
るとすぐ、第3b図に示すように、線351上のHEA
DER1DETECT信号がチャネル・セレクタ・モジ
ュール360に送られる。同様に、B2チャネル上でC
NMヘッダが検出されると、CNMチャネル2デコーダ
340は、線341上でHEADER 2 DETEC
TED信号を発生する。第3a図、第3b図、第3c
図、第3d図は全体として具体的にチャネル2本のケー
スを示しているが、当業者なら簡単にこの説明をnチャ
ネル装置に拡張できるはずである。
第3b図及び第9図を参照すると、レジスタ・バンク3
80からの56/64 B1 SEL線385と56/
64 B2 SEL線384上の値がプログラマブルで
あるおかげで、線321上のENV B1信号または線
322上のENV B2信号によって与えられるB1ま
たはB2チャネル・スロット中の8ビットのうち7ビッ
トだけをサンプリングする能力が提供される。この能力
が与えられるのは、ある種のISDNネットワークでも
たらされるBチャネルを介した伝送速度が56kbps
に制限されているためである。
2本の線341と351のうちの一方によってヘッダ検
出信号が送られるのに応じて、チャネル・セレクタ36
0は、線361上のB1/B2 SEL信号によってデ
ータ/クロック・セレクタ410に提供されるチャネル
の選択を行なう。またHDLC受信装置400がHDL
C CNMフレームを扱えるようにプリセットするため
のLOADHDLC信号も線362上に発生される。こ
のHDLC CNMフレームの始め、すなわち後で詳し
く述べる特定のCNMヘッダは考慮されていない。線3
62上のこの信号はまた、割込み制御装置370を介し
て処理装置210に割込みを生成するのにも使用され
る。時間の損失を避けるため、このクロッキングは速い
SYS CLOCKクロック219によって駆動され
る。このフレームが完全に受信されると、線387上に
RESET SEL信号を発生させるため、処理装置2
10は、バス302と303及び制御信号213と21
4によってレジスタ・バンク380を制御する。その結
果、チャネル・セレクタ360がリセットされる。
再度第3b図を参照すると、データ/クロック・セレク
タ410は、線321上の既存のENV B1エンベロ
ープ信号と線322上のENV B2エンベロープ信
号、ならびに56/64 B1 SEL信号385と5
6/64 B2 SEL信号384によってSLD線2
51を介してB1チャネルまたはB2チャネルからのデ
ータを選択する。後者の信号384及び385は、使用
する速度を表す情報を運ぶもので、第9図に関して詳し
く説明する。データ/クロック・セレクタ410は特
に、ISDNインタフェース制御装置250からくるS
CL線252上の直列リンク・インタフェース(SC
L)クロックを使用する。このSCLクロックは512
kHzのクロックである。データ/クロック・セレクタ
410はさらに、線253上の上記のSDIR同期信号
を使用する。この信号は8kHzのクロックである。デ
ータ/クロック・セレクタ410は、512kbps/
64kbpsコンバータを含んでいる。このコンバータ
は、線385上の56/64 B1 SEL信号及び線
384上の56/64 B2 SEL信号に応じて、5
12kbpsの一連のデータ・バーストを線411上の
56kbpsまたは64kbpsの連続したデータ・シ
ーケンスに変換する。このコンバータはまた、線412
上に関連する56kHz又は64kHzのクロック信号
を供給する。
第3d図を参照すると、HDLC受信装置ブロック40
0は、非直列化装置420、フラグ・ゼロ削除デコーダ
430、シフト・クロック生成機構440、同期/バイ
ト・クロック生成機構450、及びBCC計算器460
を含んでいる。これらの要素はすべて後で詳しく説明す
る。
フラグ/ゼロ削除デコーダ430は、フレームの始めと
終りを知らせ、この間にHDLCゼロ削除機能を実行す
る。これは、前のブロックと同じ入力、すなわちSER
IAL DATA信号411とクロック412を使って
行なわれる。
フラグ/ゼロ削除デコーダ回路430は、ZERO D
EL信号432、FLAG信号431、線434上のE
NABLE SYNCHRO信号、及び線433上のF
RAME SYNC信号を発生する。ZERO DEL
信号はシフト・クロック生成機構440に送られる。F
LAG信号431は、BCC計算器460と割込み制御
装置モジュール370で使用される。線433上のFR
AME SYNC信号は、同期/バイト・クロック生成
機構450に送られる。クロック生成機構450の機能
については、後で説明する。
シフト・クロック生成機構440は、線412上の信号
を線441上のSHIFT CLOCKクロック信号に
変換する。このクロック信号のパルスは、ゼロ削除が現
れるとき抑制される。線441上のクロック信号は、フ
ラグ/ゼロ削除デコーダ430以外のHDLC受信装置
400のすべての機能によって使用される。
同期/バイト・クロック生成機構450は、線412上
のクロック信号を使ってBYTE CLOCK信号45
1を発生する。後述するように、通常のフレーム動作で
は、バイト・クロックの生成は、「フラグ/ゼロ削除」
デコーダ430により、線434上のENABLB S
YNCHRO信号と線433上のFRAME SYNC
信号を使ってゲート制御される。しかし部分フレーム・
ローディングの場合は、線362上に発生されるLOA
D HDLC信号によってロードが行なわれる。線45
1上のバイト・クロック信号は、非直列化回路420の
制御に使われ、また割込制御装置370を介してINT
O割込み線を通りマイクロプロセッサ210に割込みを
発生させるのに使用される。
HDLC受信装置400はさらに、BCC計算器460
を含んでいる。この計算器460は、本発明の好ましい
実施例では、HDLCフレーム用の16ビットCCIT
T V.42スクランブラである。この計算器460
は、後でわかるように、検査すべきフレームの性質、す
なわち完全か部分的かに応じて異なるときに異なる値を
ロードすることができる。「BCC計算器」回路は、直
列データを運ぶ線411に接続され、前述のSHIFT
CLOCK441によってクロツクされる。完全なフレ
ームの場合は、線431上のFLAG信号が、フレーム
の保全性を検出するため、BCC計算器460に含まれ
るラッチのローディングを発生させる。フレームの始め
が欠けているCNMフレームの場合は、LOAD HD
LC線302を使ってローディングを行なう。フレーム
の終りで、検査が合格の場合、線461上にVALID
BCC信号が現れ、プロセッサ210によってINT
O線を経て割込み制御装置370を介して送られる。
割込み制御装置370は、線331上のXMIT RE
QUEST信号、線431上のFLAG信号、線362
上のLOAD HDLC信号、線461上のVALID
BCC信号、及び線451上のBYTE CLOCK
信号のOR機能を実行する。レジスタ・バンク380か
らくるREAD STATUS395の選択により、デ
ータ・バス302上に状況が得られる。線451上のB
YTE CLOCK信号と線331上のXMITREQ
UEST信号はパルス式信号なのでリセットは不要であ
る。線431上のFLAG信号、線461上のVALI
D BCC信号、及び線362上のLOAD HDLC
信号は、割込み制御装置370に含まれるラッチ内に記
憶される。レジスタ・バンク380がプロセッサ210
で制御されるので、それらのラッチをリセットする3種
のリセット信号が発生する。線388上のRESET
FLAG信号、線389上のRESET BCC信号、
線390上のRESET LOAD信号である。両方の
Bチャネルで同期プロトコルを使用すると仮定する。ま
た、HDLCフレームはCNMのために送られ、遠隔通
信ネットワークに接続された端末アダプタ(TA)はC
NM制御情報を引き出して処理しなければならないもの
と仮定する。上述のように、CNMフレームは、端末ア
ダプタによって認識されるが、データ端末装置(DT
E)によっては認識されないようになっている特定のヘ
ッダをもつことを特徴とする。HDLCまたはSDLC
プロトコルは、CNM制御情報をCNM制御情報以外の
情報、すなわちあるDTEから別のDTEに送られるデ
ータ情報と区別するために、10バイトの特定ヘッダを
必要とする。本発明の好ましい実施例では、CNMフレ
ームは下記のフォーマットをもつ。
CNMフレームは、フラグ“7E”にゼロが挿入され
ず、ヘッダ、データ、CRCにゼロが挿入された、普通
のHDLCまたはSDLCフレームであることに留意さ
れたい。HDLCまたはSDLCプロトコルによれば、
CRCは、フレーム全体の保全性を検証するために使わ
れる検査文字を表す。CRCの評価には、バイト“H
O”で始まりバイト“DN”で終わる一連のデータの特
定の多項式を用いた計算ステップが必要である。CRC
処理の結果、2つのバイトC1とC2のセットからなる
CRC値が得られる。
本発明による装置は、まず「CNMチャネル1」デコー
ダ350または「CNMチャネル2」デコーダ340に
よってCNMヘッダを認識するためにあらゆるHDLC
フレームのヘッダを検査する。CNMヘッダが検出され
ると、この装置は2つのステップを実行する。第1のス
テップは、プロセッサ210によってRAM要素220
に一連のデータD0...DNをロードするものであ
る。当業者なら、上記の一連のデータをロードするため
に直接記憶アクセス(DMA)機構型の機構も使用でき
る。
第2のステップは、LOAD VALUEバス394を
介してBCC計算器460にラッチをロードするもので
ある。このローディングの完全な機構については、後で
第8図に関して説明する。要するに、LOAD VAL
UEバス394は、BCC計算器460がCNMヘッダ
の最初のデータ“HO”を受け取ったときに計算を始め
た場合にBCC計算器460に含まれる16個のラッチ
の出力がもつはずの値に対応する値の16ビット・ワー
ドを搬送する。BCC計算器460は、CNMヘッダの
検出まで、すなわち最後のバイト“H9”を受け取るま
で動作しない。BCC計算器460に含まれるラッチに
所定の値をセットするため、LOAD VALUEバス
394によって運ばれる上記の値は、レジスタ・バンク
380によって与えられる。本発明の好ましい実施例で
選んだ値は、1000001010000000であ
る。この値は、本発明の好ましい実施例で選んだCNM
ヘッダ、FD 1B 28 80 10 42 08
21 84 10に対応する。本発明の好ましい実施例
では、CNMヘッダは64kbpsの速度でBチャネル
に入る。データは、SCL252によってクロックされ
る双方向直列リンクSLD251を介して運ばれ、通信
径路はSDIR253で運ばれる情報によって決定され
る。
この3種の信号が、ISDN直列通信プロトコルの特徴
である。これらの信号は、第3b図に示すように、直列
リンク・インタフェース回路320に送られる。インタ
フェース回路320は、本発明の好ましい実施例では、
SDIR253によって同期されSCL252によって
クロツクされるカウンタ(図示せず)を含んでいる。こ
のカウンタの適当な状態を復号すると、第9図に示すよ
うに、SLD線251上のB1チャネルに対するデータ
の存在を表す第1のENV B1信号が線321上に発
生し、SLD線251上のB2チャネルに対するデータ
の存在を表す第2のENV B2信号が線322上に発
生する。
B1チャネル(またはB2チャネル)上でのCNMヘッ
ダの検出は「CNMチャネル1」デコーダ330(また
は「CNMチャネル2」デコーダ340)によって行な
われる。このデコーダは、2進カウンタを含み、このカ
ウンタは、CNMヘッダ・パターンに含まれると予想さ
れるバイトが現れたとき増分され、予想されるバイトと
実際に入ってきたバイトが異なるときクリアされる。こ
のクロッキングは、線321(または322)上のエン
ベロープ信号とANDされた線252上のSCLクロッ
ク信号からくる信号によって行なわれる。カウンタの状
態が予想されるCNMヘッダの長さに対応するときは、
この状態が復号されて、線351上にHEADER 1
DETECTED信号が(または線341上にHEA
DER 2 DETECTED信号が)発生する。
「CNMチャネル1」デコーダ350及び「CNMチャ
ネル2デコーダ」340の出力は、チャネル・セレクタ
回路360に接続されている。その目的は、受信装置4
00に送られる線361上のB1/B2 SEL信号に
よって、データ/クロック・セレクタ410に入るB4
チャネルを選択することである。
チャネル・セレクタ回路360について、第4図を参照
して詳細に説明する。
線351上に現れるHEADER 1 DETECTE
D信号がDラッチによってサンプリングされる。Dラッ
チ900は、線252上のSCL信号によってクロック
される。次いでDラッチ900の出力がDラッチ920
によって再サンプリングされる。Dラッチ920は、線
219上に現れる上記のSYSCLOCKクロック信号
によってクロックされる。SYSCLOCKクロック信
号は、本発明の好ましい実施例では、8メガヘルツの高
速クロックである。線351上の信号の2重サンプリン
グの結果を送るラッチ920のQ出力は、ANDゲート
1020の非反転入力に接続されている。ANDゲート
の反転入力は、Dラッチ690のQ出力に接続されてい
る。Dラッチ960は線219上の信号によってクロッ
クされ、そのD入力がANDゲート950に接続されて
いる。
線351は、ANDゲート970の非反転入力に接続さ
れ、ANDゲート970の反転入力はラッチ900のQ
出力に接続されている。ANDゲート970の出力は、
そのチャネル上でヘッダが検出されるとき立上り、Dラ
ッチ1000によってラッチされる。Dラッチ1000
は、その立上りを遅延させるため、線252上のSCL
信号によってクロックされる。
同様にして、線341上のHEADER 2 DETE
CTED信号は、線252上のSCL信号によってクロ
ックされるDラッチ910によってサンプリングされ
る。次いでDラッチ910の出力が、線219上のSY
SCLOCKクロック信号によってクロックされるDラ
ッチ930で再サンプリングされる。この2重サンプリ
ングの結果を運ぶラッチ930の出力はORゲート94
0の第1入力に接続され、ORゲート940の第2入力
はラッチ960のQ出力に接続されている。ORゲート
940の出力はANDゲート950の1入力に接続さ
れ、ANDゲート950の第2入力は線387上のRE
SET SEL信号に接続され、その出力はラッチ96
0のD入力に接続されている。ラッチ900のQ出力信
号はORゲート940の第2入力に送り返されて、セッ
ト・リセット機能が実施される。ラッチ960の出力は
ANDゲート1020の反転入力に接続されている。さ
らに、線341上のHEADER 2 DETECTE
D信号はANDゲート980の非反転入力に送られ、A
NDゲート980の反転入力はラッチ910のQ出力に
接続されている。ANDゲート980の出力は、チャネ
ルB2上でヘッダが検出されたときに立上りパルスを提
供し、このパルスは、この立上りを遅延させるために、
SCLクロックによってクロックされるDラッチ990
によってラッチされる。
ラッチ920の出力とラッチ960の出力は、それぞれ
ANDゲート1020の非反転入力及び反転入力に接続
されている。ANDゲート1020の出力はORゲート
1030の第1入力に接続され、ORゲート1030の
第2入力はDラッチ1050のQ出力に接続され、Dラ
ッチ1050は線219上のSYSCLOCK信号によ
ってクロックされる。Dラッチ1050のD入力はAN
Dゲート1040の出力線に接続されている。ANDゲ
ート1040の第1入力は線387に接続され、第2入
力はORゲート1030の出力に接続されている。OR
ゲート1030とANDゲート1040とラッチ105
0の連動によって、セット/リセット・フリップフロッ
プが形成される。すなわち、ラッチ1050は検出され
た最初のヘッダを記憶することができる。ラッチ105
0のリセットはRESET SEL線387上のリセッ
ト信号によって行なわれる。最終的にラッチ1050の
出力が、線361上に上記のB1/B2 SEL信号を
生成する。線361はセレクタ1010の制御入力に接
続されている。セレクタ1010の2つの入力は、それ
ぞれラッチ990のQ出力とラッチ1000のQ出力に
接続されている。線361が“1”を運んでいるとき、
ラッチ1000の出力が選択される。すなわち、セレク
タ1010の出力線362に接続される。逆の場合は、
ラッチ990の出力が選択され、ラッチ990の値が線
362に送られる。セレクタ1010の出力は、線36
2上でLOAD HDLC信号を搬送する。LOAD
HLDC信号は、線352上のSCLクロック信号の周
期に対応する512kHzのパルスである。このパルス
は、B1/B2SEL線261で運ばれる値に応じて、
線321のENV B1信号または線322上のENV
B2信号の活動状態の間に発生する。
線362上の信号の立上りによって、一方のB4チャネ
ル上にCNMデータが現れたことをプロセッサ420に
知らせるため、INTO線371を介してマイクロプロ
セッサに割込みが発生する。
選択された後、直列データ411とクロック412がH
DLC受信装置400に提示される。各チャネルはそれ
ぞれヘッダ検出器を有するが、HDLC受信装置400
は1つしかない。したがって、チャネル・セレクタ36
0はどのチャネルで最初のヘッダが検出されたかを記憶
するために実施されている。データがSLDバス上で時
分割されるため、検出の競合は不可能である。この実施
例の論理回路は、RESET SEL387によってマ
イクロプロセッサ210がリセットされるまで、ヘッダ
が見つかった最初のチャネル上でロックされる。
次に「フラグ/ゼロ削除」デコーダ430とシフト・ク
ロック生成機構440について第5図を参照して説明す
る。
フラグ/ゼロ削除デコーダ430は1組のラッチ61
0、640、650と、カウンタ600に含まれるラッ
チとを備えている。すべてのラッチは線412上のCL
OCK信号によってクロックされる。カウンタ600は
74LS163型の2進カウンタで、そのLOAD入力
に送られる直列データ411によって同期される。カウ
ンタ600もCLOCK信号412によってクロックさ
れる。4つのロード入力A、B、C、Dはゼロにセット
されている。したがって、直列データ411上で最初の
ゼロに出会ったとき、カウンタ600はカウントを始め
る。HDLC伝送の際には、フラグは6個続いた“1”
である。線411上に“0”状態があればカウンタ60
0はクリアされ、“1”が6個とその後に“0”が続く
場合にだけフラグと見なされる。これは、4入力NAN
Dゲート630による状態“6”の復号によって行なわ
れる。NANDゲート630の第1の非反転入力はカウ
ンタ600のQC出力に接続され、第2入力はカウンタ
600のQA出力に接続され、第3の非反転入力はカウ
ンタ610のQB出力に接続され、第4の反転入力はカ
ウンタ600のQD出力に接続されている。上記のカウ
ンタ600の状態“6”の復号は、6個の“1”の後に
続く“0”の存在を確かめるため、ラッチ610によ
り、1遅延で確認される。ラッチ610の入力は直列デ
ータ線411に接続されている。ラッチ610と650
のQ出力はNORゲート660の2つの入力に接続され
ている。NORゲート660の出力はFLAG431と
呼ばれる。
当業者なら周知の如く、HDLC伝送では、“1”から
5個ごとに“0”を挿入することによって、データがフ
ラグと区別される。同じ2進カウンタ600を使用し、
状態5が3入力NANDゲート620によって復号され
る。NANDゲート620の第1の非反転入力はカウン
タ600のQA出力に接続され、第2の非反転入力はカ
ウンタ600のQC出力に接続され、第3の反転入力は
カウンタ600のQB出力に接続されている。NAND
ゲート620の出力は、線434上のENABLE S
YNCHRO信号である。NANDゲート620による
復号がラッチ640によって遅延される。ラッチ640
の出力は線432上のZERO DEL信号である。
線432上のZERO DEL信号はシフト・クロック
生成機構440に送られる。クロック生成機構440
は、ANDゲート680から構成される。ANDゲート
680の非反転入力はZERO DEL線432に接続
され、反転入力はCLOCK線412に接続されてい
る。ANDゲート680の出力は線441上のSHIF
T CLOCK信号である。このクロックは、線412
上に現れるCLOCK信号から導かれるものであるが、
線432が低レベルのとき1パルスが欠ける点が異なっ
ている。
ブロック430はさらにORゲート670を含んでい
る。ORゲート670の第1の入力はSERIAL D
ATA線411に提供され、第2の入力はNANDゲー
ト630の出力に接続されている。ORゲート670の
出力は線433上のFRAME SYNC信号である。
次に同期/バイト・クロック生成機構450について第
6図を参照しながら説明する。回路450は、カウンタ
600と同じタイプの4ビット、2進カウンタ700を
含んでいる。カウンタ700はCLOCK信号412に
よってクロックされる。カウンタ700のENABLE
入力はENABLE SYNCHRO線434に接続さ
れている。カウンタ700のB、C、D入力は“0”に
セットされ、A入力線はANDゲート710の出力に接
続されている。ANDゲート710の第1の入力はEN
ABLE SYNCHRO線434に接続され、第2の
入力はFRAME SYNC線433に接続されてい
る。カウンタ700のLOAD(LD)反転入力はAN
Dゲート720の出力に接続されている。ANDゲート
720の第1の入力はFRAME SYNC線433に
接続され、第2の入力はNORゲート730の出力に接
続されている。NORゲート730の第1の入力はカウ
ンタ700のQD出力に接続され、第2の入力はAND
ゲート740の出力に接続されている。ANDゲート7
40の第1の入力はLOAD HDLC線362に接続
され、第2の入力はCNM MODE線393に接続さ
れている。カウンタ700のQD出力線は、活動状態の
とき状態“8”を表し、ANDゲート750の反転入力
に接続されている。ANDゲート750の第2の反転入
力はANDゲート740の出力に接続されている。AN
Dゲート750のBYTE CLOCK出力は、フラグ
の検出後に直列データ線411を介してバイトの同期を
行なう8kHz信号を搬送する。またこの8kHz信号
を使って、割込み制御装置を介してプロセッサ210に
割込みを発生させて、プロセッサ210に、非直列化装
置420の出力に供給される非直列化データを運ぶデー
タ・バス302の読取り動作を行なわせる。
非直列化装置要素420は、第7図に詳しく示してあ
る。非直列化機構420は、線411上に現れる直列デ
ータをサンプリングするための、線412上のCLOC
K信号によってクロックされるラッチ820を含んでい
る。ラッチ820の出力は8ビットのシフト・レジスタ
800の入力に接続されている。レジスタ800は線4
41上のSHIFT CLOCKによってクロックされ
る。シフト・レジスタ800の8つの出力ビットは、B
YTE CLOCK信号451によって、8ビット・レ
ジスタ810にラッチされる。レジスタ810の出力ビ
ットは、データ・バス302上でプロセッサ210によ
って読み取ることができる。このために、8個の3状態
バッファ830/1ないし830/8が、8ビット・レ
ジスタ810とデータ・バス302の間に挿入されてい
る。プロセッサ210は、DATA SEL線383の
妥当性検査を行なうために、レジスタ・バンク380に
アドレスした後に、上記の読取り動作を実行する。その
結果、最終的に非直列化データがデータ・バス302に
送られる。
次にBCC計算器460について第8図を参照しながら
詳しく説明する。計算器460は、V.42CCITT
スクランブラを含んでいる。このスクランブラは一般に
CRCチェッカと呼ばれ、データの逐次流れを処理する
ように設計されている。この計算器は一般に、循環冗長
検査(CRC)を実行するために多項式値に基づく計算
機構を必要とする。その結果がブロック検査文字(BC
C)であり、フレーム検査シーケンス(FCS)とも呼
ばれる。このBCCはデータ流れの保全性が保たれるこ
とを特徴とするもので、一連の16個のラッチ520/
X(X=1〜16)の出力で得られる。各ラッチは線4
41上のSHIFT CLOCK信号によってクロック
される。各ラッチ520/X(X=1〜16)の出力線
521/X(X=1〜16)は組合せ論理回路550に
接続され、回路550の出力はDラッチ560の入力に
接続されている。各ラッチ520/X(X=2〜16)
の入力は対応するセレクタ530/X(X=2〜16)
の出力に接続されている。各セレクタの第1の入力線3
94/X(X=2〜16)はLOAD VALUEバス
394からくるもので、第2の入力はラッチ520/
(X−1)(X=2〜16)の出力に接続されている。
ラッチ520/1の入力はセレクタ530/1の出力に
接続されている。セレクタ530/1の第1の入力はX
ORゲート510の出力に接続され、第2の入力はLO
AD VALUEバス394の第1の線394/1に接
続されている。
各セレクタ530/X(X=1〜16)はORゲート5
70の出力線によって制御される。ORゲート570の
第1の入力はFLAG線431に接続され、第2の入力
はLOAD HLDC線362に接続されている。
XORゲート510の第1の入力はラッチ520/16
の出力に接続され、第2の入力はラッチ580の出力線
に接続されている。ラッチ580はSHIFT CLO
CK線441によってクロックされ、その入力線がSE
RIAL DATA線411に接続されている。ラッチ
560は線431上のFLAG制御信号によってクロッ
クされ、有効なBCCの検出を示すQ出力線461を有
する。
特にBCC計算器460の一般的動作は次の通りであ
る。
装置がHDLC通信セッションで動作するものと仮定す
る。本発明による装置を含む端末アダプタの遠隔通信ネ
ットワークを介して、たとえばB1チャネルを介してC
NM制御コマンドが送られると、CNMヘッダの最後の
バイトH9を受け取ったとき、「CNMチャネル1」デ
コーダ350はHEADER 1 DETECTED線
351を立ち上げる。「チャネル・セレクタ」360
は、直列データ線411が56/84 B1 SEL線
385の状態に応じて線412上の適当なクロックに関
連するB1チャネルからのデータを運ぶように、「デー
タ/クロック・セレクタ」410を切り替える。
チャネル・セレクタ回路360はまた、線362上にL
OAD SDLC信号があるとき、BYTE CLOC
K線451を介して同期/バイト・クロック生成機構4
58によって与えられるバイト同期を生成させる。回路
360はさらに、一連のセレクタ530/1ないし53
0/16を制御する線362上のLOAD HDLC信
号によって、LOAD VALUEバス394が運ぶ値
を、BCC計算器460に含まれるラッチ520/1な
いし520/16にロードする。バス394上の値は、
フレームの開始、すなわちHOバイトの受領以降にデー
タ/クロック・セレクタ410からの線411上の直列
データがBCC計算器460に送られた場合に、一連の
ラッチ520/1ないし520/16に記憶されるはず
の値に対応する。したがって、HDLC受信装置40
0、特に回路400に含まれるラッチは、フレームの開
始、すなわちCNM制御フレームの最初のバイトHO以
降、B1チャネルの専用になっていたかのように、所定
の状態にセットされる。上記設定の後のBCC計算器4
60の所定の状態は、一連のラッチ520/Xに上記の
16ビット・ワード1000001010000000
がロードされるというものである。したがって、特定の
CNMヘッダの最後のバイトを受け取ったときのBCC
計算器460の所定の状態は、特定のCNMヘッダの1
0バイトのシーケンスを計算したBCC計算器の状態と
同じである。
このため、何本かのデータBチャネル間で同じHDLC
受信装置400を共用することができる。
第9図は、タイミング図、具体的にはISDNインタフ
ェース制御装置250の出力信号に関係するタイミング
の図である。この図は、直列リンク・インタフェース・
レベルで使用される様々な入力信号のタイミング図から
なっている。直列リンク・データ(SLD)バス251
は、データとコマンドの両方の情報を運ぶ直列双方向バ
スである。データはBチャネルという2本のスロットB
1とB2に含まれる。他の2つのスロットCとSは、制
御及びコマンドを運ぶために使用され、本応用例では使
用しない。各スロットは、512kHzで直列クロック
252によってクロックされる8ビットからなる。SD
IR253は、SLDに関する情報の方向を制御するた
めに使用される。直列方向(SDIR)が高レベルのと
き、情報がISDN回線に送られ、SDIRが低レベル
のときは、情報をISDN回線から受け取る。
ENV B1 321はB1チャネルのデータを含む時
間スロット・エンベロープであり、ENV B2 32
2はB2チャネルのデータを含む時間スロット・エンベ
ロープである。ブロック410のCLOCK出力412
は、B1/B2 SEL261の選択に応じて、56/
64 B1 SEL信号385と56/64 B2SE
L信号384のどちらかである。B1 CLOCK41
2はENV B1信号によって時間が区切られたSCL
のバーストであり、このスロットに含まれるデータをシ
フトさせるのに使用される。B2 CLOCK412は
ENV B2信号によって時間が区切られたSCLのバ
ーストであり、このスロットに含まれるデータをシフト
されるのに使用される。
F.発明の効果 受信装置のBCC計算器により、受信したHDLC制御
ネットワーク管理フレームに対するブロック検査文字の
計算を行ないフレームの妥当性をチェックすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、CCITTによって定義される如きISDN
遠隔通信ネットワークの全般的アーキテクチャを示す図
である。 第2図は、第3a図、第3b図、第3c図、第3d図の
関係を詳しく示す図である。 第3a図、第3b図、第3c図、第3d図は、それぞれ
本発明に基づくHDLC受信装置の好ましい実施例の部
分図である。 第4図は、本発明のチャネル・セレクタ回路の詳細図で
ある。 第5図は、フラグ/ゼロ削除デコーダとシフト・クロッ
ク生成機構の概略図である。 第6図は、同期/バイト・クロック発生機構を示す図で
ある。 第7図は、非直列化回路の詳細図である。 第8図は、BCC計算器を示す図である。 第9図は、ISDNインタフェース制御装置の出力信号
に関するタイミング図である。 210……処理装置、250……インタフェース制御装
置、254……受信対、255……送信対、260……
ISDNコネクタ、310……多重化/非多重化装置、
320……直列リンク・インタフェース、330……H
DLC送信装置、340、350……チャネル・デコー
ダ、360……チャネル・セレクタ・モジュール、37
0……割込み制御装置、380……レジスタ・バンク、
400……HDLC受信装置、410……データ/クロ
ック・セレクタ、420……非直列化装置、430……
フラグ/ゼロ削除デコーダ、440……シフト・クロッ
ク生成機構、450……同期/バイト・クロック生成機
構、460……BCC計算器。
フロントページの続き (72)発明者 ジヤン・フランソワ・ルペネツク フランス国06100ニース、3アブエニユ・ サン・モリス、ル・ヴエルクール4番地 (72)発明者 パトリツク・ミシエル フランス国06610ラ・コード、シユマン・ フオン・ドウ・リベ(番地なし) (72)発明者 フイリツプ テリア フランス国06200ニース、バーテイマン・ アー、アヴエニユ・サント・マルゲリツト 21番地 (56)参考文献 特開 昭62−166637(JP,A) 特開 昭54−76033(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信されたHDLC制御ネットワーク管理
    フレームを計算し、かつこのフレームの妥当性を検査す
    るためのブロック検査文字計算器を含み、多重HDLC
    通信チャネルのための受信装置を有する端末アダプタに
    おいて、 前記HDLC通信チャネルの任意のチャネルの前記制御
    ネットワーク管理フレームに含まれる特定の制御ネット
    ワーク管理ヘッダの受信を検出する検出手段と、 この検出手段の出力に応じて、前記ブロック検査文字計
    算器を、前記特定の制御ネットワーク管理ヘッダのため
    のブロック検査文字の計算後の前記ブロック検査文字計
    算器の状態に対応する所定の状態に設定する設定手段と
    を備え、 前記検出手段は、第1のHDLCチャネルで前記特定の
    制御ネットワーク管理ヘッダの受信を検出する第1の制
    御ネットワーク管理チャネルデコーダと、第2のHDL
    Cチャネルで前記特定の制御ネットワーク管理ヘッダの
    受信を検出する第2の制御ネットワーク管理チャネルデ
    コーダと、前記第1及び第2の制御ネットワーク管理チ
    ャネルデコーダのどちらが前記特定の制御ネットワーク
    管理ヘッダの発生を検出したかを判定する判定手段を含
    み、 前記ブロック検査文字計算器は、前記ブロック検査文字
    の計算に伴なう基本的な中間結果を記憶する複数のラッ
    チと、そのそれぞれが前記複数のラッチの1つに接続さ
    れ、対応するラッチに所定の状態をロードすることが可
    能である複数のセレクタを含むことを特徴とする多重H
    DLC通信チャネル受信装置を有する端末アダプタ。
JP2170391A 1989-06-29 1990-06-29 多重hdlc通信チヤネル受信装置を有する端末アダプタ Expired - Lifetime JPH0614649B2 (ja)

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