JPH09233181A - V5インタフェースの構成方式 - Google Patents

V5インタフェースの構成方式

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JPH09233181A
JPH09233181A JP8033407A JP3340796A JPH09233181A JP H09233181 A JPH09233181 A JP H09233181A JP 8033407 A JP8033407 A JP 8033407A JP 3340796 A JP3340796 A JP 3340796A JP H09233181 A JPH09233181 A JP H09233181A
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configuration method
frame
lap
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JP8033407A
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Atsushi Ishizuka
淳 石塚
Masakatsu Koyanagi
正勝 小柳
Kenji Hashinaga
健次 橋永
Daisuke Kobayashi
大介 小林
Yumiko Shigeoka
由美子 重岡
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】V5インタフェースに関し、V5インタフェー
ス機能を1チップLSI化するための、V5インタフェ
ースの構成方式を提供することを目的とする。 【解決手段】交換網に接続されたローカル交換機と伝送
路を介して接続されたアクセスネットワークにおける、
V5インタフェースのHDLC部の処理を行う機能と、
LAP−V5プロトコルの処理を行う機能と、ISDN
のフレームリレーの処理を行う機能と、該各機能が必要
とする外部RAM12との間のデータの授受のためのD
MA制御の機能とを行う、V5インタフェース処理部
を、1チップのV5LSI11によって実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新しいディジタル
交換機インタフェースであるV5インタフェースに関
し、特にV5インタフェース機能を1チップLSI化す
るための、V5インタフェースの構成方式(アーキテク
チャ)に関するものである。
【0002】V5インタフェースは、交換網の端局に相
当するローカル交換機(Local Exchanger :LE)と、
加入者線の多重装置に相当するアクセスネットワーク
(Access Network:AN)間のインタフェース仕様であ
って、ITU−TのSG13によって、標準化されたも
のである。
【0003】V5インタフェースにおいては、V5イン
タフェースの規格に準拠したLAP−V5(Link Acces
s Procedure for V5) プロトコル,ISDN(Integr
atedService Digital Network)フレームリレー,DM
AC(Direct Memory AccessControl)の各機能を、1
チップのLSIによって実現することが要求されてい
る。
【0004】
【従来の技術】V5インタフェースは、2.048Mb
ps(64kbps×32タイムスロット)を基本単位
としており、電話機の音声やISDN端末のBチャネル
データのようなベアラデータは、すべて1つのタイムス
ロット(64kbps)単位で伝送される。また、ロー
カル交換機(LE)とアクセスネットワーク(AN)間
の制御データは、コミュニケーションチャネルと呼ばれ
る特定のタイムスロットを使用して伝送される。
【0005】図17は、2.048Mbpsの伝送フォ
ーマットを示したものである。図中において、TS0は
フレーム同期用タイムスロット、TS1〜TS14はベ
アラデータ用タイムスロット、TS15,TS16はベ
アラデータ用タイムスロットまたはコミュニケーション
チャネル用タイムスロット、TS17〜TS30はベア
ラデータ用タイムスロット、TS31はベアラデータ用
タイムスロットまたはコミュニケーションチャネル用タ
イムスロットである。
【0006】コミュニケーションチャネルのデータは、
メッセージ形式からなっている。この場合のメッセージ
形式としては、ISDNのLAP−Dプロトコルを基本
とした、LAP−V5と呼ばれる、独自のプロトコルを
使用する。また、ISDNのDチャネルフレームも、こ
のLAP−V5と同じフレームフォーマットに変換され
て、同一のタイムスロット(コミュニケーションチャネ
ル)によって伝送される。
【0007】図18は、LAP−V5フレームのフォー
マットを示したものであって、(a)はLAP−V5フ
レーム(V5−エンベロープフレーム(Envelope Fram
e))のフォーマット、(b)はEFアドレス(Envelop
e Function Address :EFaddr)とフレーム内容
との対比を示したものである。
【0008】図18(a)に示すように、LAP−V5
フレームは、EFアドレスを表示するアドレスフィール
ドと、EFアドレスに対応するデータを表示するインフ
ォメーションと、これらに対する誤り検出用のフレーム
チェックシーケンス(FCS)とに対して、始めと終わ
りにフラグ(Flag)を付加して構成されている。EFア
ドレスは13ビットからなり、3ビットのエラービット
を付加されている。エラービットは、001が正常時を
示し、その他の場合は異常である。
【0009】EFアドレスの表すフレーム内容は、0〜
8175はISDNのDチャネルを表示するユーザポー
トの情報、8176〜8180はLAP−V5プロトコ
ルの情報、8181〜8191は予備である。
【0010】さらにLAP−V5プロトコルの情報中、
8176は電話(PSTN:PublicSwitched Telephone
Network )のシグナリング情報、8177はV5イン
タフェースの接続用情報(Control Protocol)、817
8はベアラチャネルコネクション(Bearer Channel Con
nection :BCC)プロトコルの情報、8179はプロ
テクションプロトコルの情報、8180はリンクコント
ロールプロトコルの情報である。
【0011】図19は、本発明が適用されるネットワー
クの構成を示したものであって、1は交換網、2は交換
網1に接続されたローカル交換機(LE)であるV5交
換機、3はV5交換機2とV5インタフェースの伝送路
を介して接続されたアクセスネットワーク(AN)であ
る。
【0012】アクセスネットワーク3において、4はV
5交換機2との間におけるV5インタフェースの機能を
備えたV5インタフェース処理(V5I/F)部、5は
複数の電話機6を接続するPSTN加入者インタフェー
ス部、7は複数のISDN端末8を接続するISDN加
入者インタフェース部、9はV5LSI4,PSTN加
入者インタフェース部5,ISDN加入者インタフェー
ス部7の動作を制御するシステム管理部である。
【0013】図20は、PSTN使用時におけるネット
ワークの動作例を示したものであって、図19の場合と
同じものを同じ番号で示し、10はV5交換機2の動作
を制御するシステム管理部である。図中、太線によって
信号の流れを表している。
【0014】図20において、電話機6からの音声デー
タは、V5インタフェースのユーザデータチャネル(T
S1〜TS14,TS17〜TS30)における、いず
れかのタイムスロットを使用して送受信される。また電
話機6からのフック情報(フックオン,フックオフ)や
ダイヤルパルス情報は、アクセスネットワーク3のシス
テム管理部9においてV5のメッセージ形式に変換さ
れ、V5インタフェースのコミュニケーションチャネル
(TS15,TS16,TS31)における、いずれか
のタイムスロットを使用して、V5交換機2のシステム
管理部10との間でやりとりされる。
【0015】図21は、ISDN使用時におけるネット
ワークの動作例を示したものであって、図20の場合と
同じものを同じ番号で示し、図中、太線によって信号の
流れを表している。
【0016】図21において、ISDN端末8からのB
チャネルデータは、V5インタフェースのユーザデータ
チャネル(TS1〜TS14,TS17〜TS30)に
おける、いずれかの2つのタイムスロットを使用して送
受信される。またISDN端末8からのDチャネルデー
タは、アクセスネットワーク3のシステム管理部9にお
いてEFアドレスを付加して、V5のISDNフレーム
リレーの形式に変換され、V5インタフェースのコミュ
ニケーションチャネル(TS15,TS16,TS3
1)における、いずれかのタイムスロットを使用して、
V5交換機2のシステム管理部10との間で送受信され
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図19に示されたV5
インタフェース処理部は、アクセスネットワークの小型
化のために、1チップのLSI化することが望ましい。
しかしながら、V5インタフェース機能を1チップ化す
るためには、種々の問題点があって、従来、実現されて
いない。
【0018】すなわち、単純に複数のチャネルのLAP
−V5フレームやISDNフレームの処理を実現するも
のとすると、回路規模が莫大なものになって、1チップ
化は困難である。また、プロセッサの負荷も大きくなっ
て、一つのプロセッサで処理を行うことは困難になる。
【0019】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、V5インタフェースの規
格に準拠したLAP−V5プロトコル,ISDNフレー
ムリレー,DMACの各機能を、1チップのLSIによ
って実現することが可能な、V5インタフェースの構成
方式を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】以下、上述の本発明の課
題を解決するための具体的手段を記述する。
【0021】(1) 交換網1に接続されたローカル交換機
2と伝送路を介して接続されたアクセスネットワーク3
において、V5インタフェースのHDLC部の処理を行
う機能と、LAP−V5プロトコルの処理を行う機能
と、ISDNのフレームリレーの処理を行う機能と、こ
れら各機能が必要とする外部RAM12との間のデータ
の授受のためのDMA制御の機能とを1チップのLSI
によって実現する。
【0022】(2) (1) の場合に、V5インタフェースに
おけるHDLC部の処理を行うHDLC処理部16にお
いて、コミュニケーションチャネルを受信する際に、V
5−エンベロープフレームを分離して、各エンベロープ
ファンクションアドレスごとに処理を行う。
【0023】(3) (2) の場合に、受信したコミュニケー
ションチャネルからV5−エンベロープフレームを分離
する際に、エラーフレームおよび受信側でサポートされ
ていないエンベロープフレームを検出して棄却する。
【0024】(4) (2) の場合に、受信したコミュニケー
ションチャネルからV5−エンベロープフレームを分離
する際に、このV5−エンベロープフレームに付加され
た開始フラグと終了フラグとを同時に削除してから、各
エンベロープファンクションアドレスごとに処理を行
う。
【0025】(5) (2) の場合に、受信したコミュニケー
ションチャネルからV5−エンベロープフレームを分離
する際に、開始フラグおよび終了フラグとの混同を防止
するためにデータ中に予め挿入されている“0”の削除
を同時に行ってから、各エンベロープファンクションア
ドレスごとに処理を行う。
【0026】(6) (1) の場合に、LAP−V5処理部1
8からの複数のC−パスのデータをHDLC処理部16
においてコミュニケーションチャネルに多重して送信す
る際に、送信するC−パスのデータの競合調停を行った
のちに開始フラグと終了フラグとを付加してV5−エン
ベロープフレームの形式にして送信する。
【0027】(7) (6) の場合に、開始フラグおよび終了
フラグの付加と同時にデータ中における開始フラグおよ
び終了フラグとの混同を防止するための“0”挿入を行
う。
【0028】(8) (1) の場合に、V5インタフェースに
おいてISDNフレームリレーを行う際に、受信したフ
レームのデータ部分をメモリに格納するとき、予めメモ
リの先頭の2バイトを空けて受信データを格納すること
によって、この空き領域に任意のエンベロープファンク
ションアドレスを設定する。
【0029】(9) (1) の場合に、V5インタフェースに
おいてISDNフレームリレーを行う際に、受信したフ
レームのデータ部分をメモリに格納するとき、予めメモ
リにエンベロープファンクションアドレスを設定してお
き、このエンベロープファンクションアドレスに応じて
受信データを格納する。
【0030】(10) (1) の場合に、V5インタフェース
においてISDNフレームリレーを行う際に、受信した
フレームのデータに対して、予め設定されているアドレ
スをフレーム中に挿入して直接送信する。
【0031】(11) (1) の場合に、V5インタフェース
においてISDNフレームリレーを行う際に、受信した
フレームがエラーフレームである場合にこのフレームに
付加するFCSを反転して送信することによって、送信
先においてFCSエラーとしてフレームを廃棄させる。
【0032】(12) (1) の場合に、V5インタフェース
において外部RAM12へのアクセスを行う際に、DM
A制御部21が、1チャネルのHDLC処理部16と5
チャネルのLAP−V5部18からのリクエストに対し
て、まず各チャネルごとに競合調停を行ってセレクトさ
れた6本のリクエストに対してさらに競合調停を行って
得られた1本のリクエストのみを受け付けてDMAを行
う。
【0033】(13) (1) の場合に、V5インタフェース
において外部RAM12へのアクセスを行う際に、DM
A制御部21が、DMAのアクセスタイミング中にポー
リングを行って得られたリクエストの状態から、DMA
アクセスの継続または終了を判断してDMAを制御す
る。
【0034】(14) (1) の場合に、V5インタフェース
において外部RAM12へのアクセスを行う際に、DM
A制御部21が、ライトリクエストとリードリクエスト
とを競合調停することによって、リクエストを一本にし
てDMA制御を行う。
【0035】(15) (1) の場合に、V5インタフェース
において、エンベロープファンクションアドレスの設定
を行う際に、下位4ビットの設定によって、このエンベ
ロープファンクションアドレスの識別を行う。
【0036】(16) (1) の場合に、V5インタフェース
において、外部RAM12の領域を固定にすることによ
って、RAM12のアドレスの上位バイトを共通にす
る。
【0037】(17) (1) の場合に、LAP−V5処理部
18においてLAP−V5プロトコル手順の処理を行う
際に、この手順における送信側および受信側の動作処理
状態の組み合わせを記述した状態遷移テーブル44を設
けることによって、LAP−V5プロトコルの制御をす
べてハードウェアによって実現する。
【0038】(18) (17)の場合に、状態遷移テーブル4
4へのアクセスを行う際に、予め認識されている必要な
アクセス回数に応じて状態遷移テーブル44にアクセス
する。
【0039】(19) (17)の場合に、状態ごとに異なるア
クセス回数に応じて、状態遷移テーブル44の空き領域
を詰めて構成する。
【0040】(20) (17)の場合に、任意の状態に対応し
て生起すべきアクションが複数あるとき、この複数のア
クションをまとめて一つのデータとする。
【0041】(21) (17)の場合に、任意の状態に対応し
て生起すべきすべてのアクションをコード化して、この
コードをデコードすることによって、すべてのアクショ
ンを決定する。
【0042】(22) (1) の場合に、V5インタフェース
において、HDLC処理部と5チャネルのLAP−V5
処理部とがC−パスを用いて通信を行う場合に、5チャ
ネルのLAP−V5処理部の通信の競合調停を行うこと
によって、1つの状態遷移テーブル44によって複数の
C−パスの制御を行うようにする。
【0043】(23) (1) の場合に、V5インタフェース
において、コミュニケーションチャネルに対応するHD
LC処理部と5チャネルのLAP−V5処理部とがC−
パスを用いて通信を行う場合に、コミュニケーションチ
ャネルに対応する各HDLC処理部において競合調停を
行うことによって、各LAP−V5処理部においてコミ
ュニケーションチャネルに対応する数の送信フレーム生
成部によって複数のC−パスの制御を行う。
【0044】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理的構成を示
すブロック図であって、本発明の実施形態(1) を示して
いる。図1は、本発明方式によるV5インタフェース処
理部を実現するV5LSIの構成を示し、V5インタフ
ェースの規格に準拠したV5インタフェース制御および
V5プロトコル処理を、1チップ化したLSIによって
実現する場合の構成を示している。
【0045】図1において、11はV5LSIを示し、
12は外付のメモリである外部RAM、13は全体の制
御を行う中央処理装置(CPU)、14はCPU13に
属するプロセッサバスである。
【0046】V5LSI11において、16はHDLC
処理(HDLC Frame manage )部であって、HDLC
プロトコルの処理を行うものであり、2.048Mbp
sのラインから、TS15,TS16,TS31のタイ
ミングで送受信するフレームに対応して、3タイムスロ
ット分設けられている。17はセレクタ(SEL)であ
って、各タイムスロットのHDLC処理部16から送信
するデータを、TS15,TS16,TS31のタイミ
ングで2.048Mbpsのラインに挿入する。
【0047】18はLAP−V5処理(LAP−V5 P
rotcol manage ) 部であって、LAP−V5プロトコル
の処理を行うものであり、EFアドレス8176〜81
80に対応して、5チャネル分設けられ、それぞれのデ
ータを並列に処理する。19はタイムスロット選択(Ti
me slot select)部であって、3タイムスロットのHD
LC処理部と5チャネルのLAP−V5処理部との間の
相互のデータの転送を行う。
【0048】20は、ISDN処理(ISDN Frame m
anage )部であって、ISDNプロトコルの処理を行う
ものである。21はDMA制御(DMA control)部で
あって、HDLC処理部16,LAP−V5処理部18
およびISDN処理部20と、外部RAM12との間に
おけるデータのDMA転送の制御を行う。22はコント
ロールレジスタであって、CPU13のコマンド情報を
保持する。23はステータスレジスタであって、CPU
13のステータス情報を保持する。
【0049】本発明のV5インタフェースの構成方式に
おいては、図1に示されたV5LSIを1チップのLS
Iで実現する。
【0050】図2は、本発明の実施形態(2) 〜(7) を説
明するものであって、V5インタフェースにおけるHD
LC部(High-Level Data Link Control-Procedure)の
処理を行うHDLC処理部16を示し、181 〜185
はそれぞれEFアドレスn〜EFアドレスn+4に対応
するLAP−V5処理部(以下LAP−V5部と略す)
である。
【0051】本発明の実施形態(2) は次のようなもので
ある。図2において、EFアドレス検出部26は、V5
インタフェースにおいて、コミュニケーションチャネル
を受信する際に、HDLC処理部において受信されたデ
ータから、V5−エンベロープフレームを分離して、E
Fアドレスを検出し、5チャネルのLAP−V5部のう
ちのどのブロックにデータを送信するかを決定する。
【0052】このようにすることによって、LAP−V
5部で、EFアドレスを検出する必要がなくなるので、
LAP−V5部でEFアドレス検出機能を持つ場合と比
較して、EFアドレス検出機能回路の規模を約1/5に
することができる。
【0053】本発明の実施形態(3) は次のようなもので
ある。図2において、エラーフレームEF未対応検出部
27は、V5インタフェースにおいて、コミュニケーシ
ョンチャネルを受信する際に、HDLC処理部において
受信されたデータから、エラーフレームおよびエンベロ
ープファンクション(EF)未対応の検出を行ない、エ
ラービットからアドレスフィールドの異常を検出したと
き、またはサポートされていないアドレスを受信したと
き、LAP−V5部に対してエラーフレームおよびエン
ベロープファンクションを渡さないようにする。
【0054】このようにすることによって、LAP−V
5部で、エラーフレームおよびエンベロープファンクシ
ョン未対応の検出を行なう必要がなくなるので、LAP
−V5部でこれらの検出機能を持つ場合と比較して、エ
ラーフレームおよびエンベロープファンクション未対応
検出機能回路の規模を約1/5にすることができる。
【0055】本発明の実施形態(4) は次のようなもので
ある。図2において、開始/終了フラグ削除部28は、
V5インタフェースにおいて、コミュニケーションチャ
ネルを受信する際に、HDLC処理部において受信され
たデータから、V5−エンベロープフレームを分離する
際に、開始フラグと終了フラグを同時に削除し、その
後、フラグを削除されたデータのみを、EFアドレスに
従って、LAP−V5部へ送信する。
【0056】このように、HDLC処理部で開始フラグ
および終了フラグを削除することによって、LAP−V
5部でこれらの削除を行う必要がなくなるので、LAP
−V5部でこのような機能を持つ場合と比較して、開始
フラグおよび終了フラグ削除機能回路の規模を約1/5
にすることができる。
【0057】本発明の実施形態(5) は次のようなもので
ある。図2において、“0”削除部29は、V5インタ
フェースにおいて、コミュニケーションチャネルを受信
する際に、HDLC処理部において受信されたデータか
ら、予め所定の不要な“0”を削除して、“0”を削除
されたデータを、EFアドレスに従って、LAP−V5
処理部へ送信する。
【0058】なお、この不要な“0”は、HDLCプロ
トコルの規定によって導入されたものであって、送信側
において、データ中に“11111”が現れたとき、そ
の後に“0”を挿入することによって、開始フラグおよ
び終了フラグと同じパターンがデータ中に生じないよう
にするものであって、受信側では“11111”の後の
“0”を削除することによって、もとのデータを復元す
る。
【0059】このように、HDLC処理部で“0”削除
を行うことによって、LAP−V5部で“0”の削除を
行う必要がなくなるので、LAP−V5部でこのような
機能を持つ場合と比較して、“0”削除機能回路の規模
を約1/5にすることができる。
【0060】本発明の実施形態(6) は次のようなもので
ある。図2において、競合調停部30は、複数のLAP
−V5部とHDLC処理部間の送受信データであるC−
パス(Communication Path)を、コミュニケーションチ
ャネルに多重して送信する際に、送信するC−パスのデ
ータを競合調停する。また開始/終了フラグ付加部31
は、競合調停されたデータに、開始フラグと終了フラグ
を付加して、V5−エンベローブフレームの形式にして
送信する。
【0061】このように、LAP−V5部との間では、
データのみのやりとりを行ない、HDLC処理部で開始
フラグと終了フラグとを付加するので、LAP−V5部
が開始/終了フラグ付加機能を持つ場合と比較して、開
始/終了フラグ付加機能回路の規模を約1/5にするこ
とができる。
【0062】本発明の実施形態(7) は次のようなもので
ある。図2において、“0”挿入部32は、複数のC−
パスを、コミュニケーションチャネルに多重して送信す
る際に、送信するC−パスのデータを競合調停した後の
データに、HDLCプロトコルの規定に基づく、開始フ
ラグおよび終了フラグとの混同を防止するための“0”
挿入を行なう。その後、開始フラグと終了フラグを付加
して、V5−エンベローブフレームの形式にして送信す
る。
【0063】このように、HDLC処理部で“0”挿入
を行なうことによって、LAP−V5部において、
“0”挿入機能を持つ場合と比較して、“0”挿入機能
回路の規模を約1/5にすることができる。
【0064】図3は、本発明の実施形態(8),(9) を説明
するものであって、V5インタフェースにおけるHDL
C部の受信データ格納方式を示している。
【0065】本発明の実施形態(8) は次のようなもので
ある。図3において、フレーム受信によって、HDLC
受信部35は、に示すように、受信したデータ中のデ
ータ部分のみをメモリ36に格納する。この際、図3に
示すように、格納するメモリの領域から、EFアドレス
を付加する領域として、予め2バイト分空けておき、任
意のEFアドレスを付加することができるようにする。
【0066】図4は、従来の発想による受信データ格納
方式を示したものである。従来の発想として、HDLC
受信部で受信したフレーム中のデータ部分のみを、に
示すように一旦メモリ1に格納し、に示すようにCP
UがEFアドレス付加の処理を行う際に、別のメモリ2
に受信データを移しかえて、EFアドレスを付加すると
いう方法が考えられている。
【0067】これに対して、本発明の実施形態(8) によ
る受信データ格納方式では、受信したデータを別のメモ
リに移しかえるという動作は必要がなく、メモリの空き
領域にEFアドレスを設定するだけで送信することがで
き、従ってISDNフレームリレーを高速化することが
できる。
【0068】本発明の実施形態(9) は次のようなもので
ある。図3において、メモリ36におけるEFアドレス
を付加する領域に、予めEFアドレスを設定しておくこ
とによって、受信データを格納したのち、に示すよう
に、EFアドレスとともにそのまま送信する。
【0069】このようにEFアドレスを予め設定してお
くことによって、図4に示された例のように、EFアド
レスを付加するために、受信データを移しかえるという
動作は必要なく、受信データをそのまま送信することが
可能となり、従ってISDNフレームリレーを高速化す
ることができる。
【0070】図5は、本発明の実施形態(10),(11) を説
明するものであって、V5インタフェースにおける、H
DLC部のデータ受信方式およびデータ送信方式を示し
ている。
【0071】本発明の実施形態(10)は次のようなもので
ある。図5において、HDLC受信部35で受信したデ
ータに対して、HDLC送信部37において、データを
メモリに格納することなく、CPUから設定された2バ
イトのEFアドレスをフレーム中に挿入して、そのまま
FCSを付加して送信する。
【0072】このようにすることによって、実施形態
(8),(9) の場合に、EFアドレスを付加するために必要
であったメモリが不要になり、メモリを削減できるとと
もに、ダイレクトにEFアドレスを付加して送信するの
で、フレームリレーの高速化をも実現することができ
る。
【0073】本発明の実施形態(11)は次のようなもので
ある。図5において、HDLC受信部35で受信したデ
ータがエラーフレームであったことをエラー検出によっ
て認識した場合、通常の場合のFCSを反転させてエラ
ー形式としたものを付加して送信することによって、次
の受信ブロック(LAP−V5部)でエラーフレームと
して廃棄することができるようになる。
【0074】このようにすることによって、エラーフレ
ームが伝播されるのを防止することができる。
【0075】図6は、本発明の実施形態(12)を説明する
ものであって、V5インタフェースにおけるDMA制御
部の競合調停方式を示している。図中、実線の矢印はリ
クエストを示し、点線の矢印はアクノリッジを示す。
【0076】図6において、DMA制御部21は、5チ
ャネルのLAP−V5部(LAP−V5181 〜LAP
−V5185 )と、1チャネルのHDLC処理部16か
ら、それぞれ任意数(LAP−V5部は各チャネル同
数)のDMAリクエストがあるので、これらのリクエス
トを段階的に競合調停して、最終的に一つのリクエスト
として、外部RAM12にアクセスする。
【0077】リクエストの競合調停を行う場合、通常
は、すべてのリクエストを一斉に受け付けた後、競合調
停を行って有効リクエストをセレクトする方式がとられ
るが、本実施形態では、5チャネルのLAP−V5部
と、1チャネルのHDLC処理部からの任意のリクエス
ト(LAP−V5部からn本、HDLC処理部からm本
とする)を、まずDMA制御部の入口で各チャネルごと
の競合調停を行って6本のリクエストをセレクトし、さ
らに出口で競合調停を行って最終的に1本の有効リクエ
ストをセレクトする。
【0078】この有効リクエストに対して1本のアクノ
リッジを返して、前段の6本のリクエストからセレクト
されたリクエストに対して、有効アクノリッジとして応
答し、さらにDMA制御部入口で競合調停した結果有効
であったリクエスト(LAP−V5部,HDLC処理部
とも同様)に対して、アクノリッジを返す。
【0079】従って、結果的にすべてのリクエスト(5
チャネルのLAP−V5部と1チャネルのHDLC処理
部からの任意のリクエスト)から、1本の有効リクエス
トをセレクトするとともに、これに対して1本の有効ア
クノリッジを返すことができる。
【0080】このように本実施形態では、すべてのリク
エストを一斉に競合調停するのでなく、分割競合調停を
行って、段階的にリクエスト数を少なくするという、ツ
リー構造をとっている。
【0081】このようにすることによって、すべてのリ
クエストに対して一斉に競合調停を行う場合と比較し
て、競合調停が分割されているので、競合調停をより高
速化することが可能となる。
【0082】図7は、本発明の実施形態(13)を説明する
タイミングチャートであって、外部RAMにアクセスす
る際のDMA制御部のアクセスタイミングを示してい
る。
【0083】本実施形態では、V5インタフェースにお
いて、外部RAMへアクセス(リード/ライト)を行う
際に、実施形態(12)によってセレクトされたリクエスト
(コマンドリクエスト,ステータスリクエスト,コマン
ドヘッダクリアリクエスト,フレーム再送信リクエス
ト,受信バッファアドレスリードリクエスト,フレーム
受信リクエスト,フレーム送信リクエスト)を、DMA
のアクセスタイミング中のあるタイミング(図中、点線
の矢印で示す)でポーリングして、そのときのリクエス
トの状態から、DMAのアクセスの継続と終了を判断し
てDMAを制御する。
【0084】図7に示されたタイミングチャートにおい
て、外部RAMへのアクセスは、CPU CLKの4ク
ロックを1サイクルとしてリード/ライトを行う。な
お、リード/ライトの1サイクルはCPU CLKの4
クロックに限らず、任意のクロック数でよい。
【0085】この場合のリード/ライトのタイミング
は、XUDS/XLDS(データストローブ信号)およ
びXAS(アドレスストローブ信号)の立ち上がりで、
データおよびアドレスを確定させるものである。タイミ
ングチャートから明らかなように、外部RAMへのアク
セスがn+2回で終了する場合、管理しておくのは、各
リクエスト固有のアクセス回数ではなく、本LSI内の
アクセス継続/終了状態管理信号(inner req )の状態
のみであって、1サイクルのあるタイミングにおいて、
この信号が“H”であれば引き続きアクセスを継続し、
この信号が“L”であった場合はその回でアクセスを終
了する。
【0086】図8は、本発明の実施形態(14)を説明する
ものであって、V5インタフェースにおけるDMA制御
部の競合調停方式を示している。図中、実線の矢印はリ
クエストを示し、点線の矢印はアクノリッジを示す。
【0087】図8において、DMA制御部21は、5チ
ャネルのLAP−V5部と、1チャネルHDLC処理部
からそれぞれ任意数(LAP−V5部は各チャネル同
数)のDMAリクエストがあるので、これらのリクエス
トを競合調停して、最終的に一つのリクエストとして、
外部RAMにアクセスする。
【0088】この場合のリクエストの内容は、外部RA
Mへのリード/ライトであるので、本来、別々の信号
(リードリクエスト,ライトリクエスト)であるが、複
数のライトリクエストをライトリクエスト競合部21a
によって1本のライトリクエストとし、複数のリードリ
クエストをリードリクエスト競合部21b によって1本
のリードリクエストとし、さらに各1本のライトリクエ
ストとリードリクエストを、ライト/リード競合部21
c によって1本のライト/リードリクエストとするとと
もに、ライト/リード状態信号によって、ライトモード
とリードモードとを区別する。
【0089】このように、複数のライトリクエストとリ
ードリクエストとを1本のリクエスト信号とし、これと
ライトまたはリードのモードを示す状態信号との、計2
本の信号とするので、ライトリクエストとリードリクエ
ストとを別々に持つ場合と比較して、競合調停回路を削
減することができる。なお、図8は、5チャネルのLA
P−V5部または1チャネルのHDLC処理部のうちの
1つのブロックからのリクエストに対する回路構成のみ
を示している。
【0090】図9は、本発明の実施形態(15)を説明する
ものであって、V5インタフェースにおいて割り当てら
れるEFアドレスの識別を下位4ビットの設定のみで可
能にする方式を示している。
【0091】V5インタフェースにおいて割り当てられ
るEFアドレスは、8176(10進)〜8180(1
0進)であり、そのアドレスは、上位9ビットが共通で
あり、下位4ビットのみが異なっている。本実施形態に
おいては、識別すべきアドレスが5つであることから、
下位4ビットの設定のみで、EFアドレスの識別を実現
する。
【0092】図9において、CPUはレジスタからなる
EFアドレス設定部41にEFアドレスの下位4ビット
を設定する。EFアドレス状態管理部42は、固定的に
設定されたEFアドレスの上位9ビットと、EFアドレ
ス設定部41の下位4ビットとから、EFアドレスを識
別する。
【0093】このようにすることによって、通常の方法
ではEFアドレス設定部に13ビットのデータを保持す
る必要があるところを、4ビットのデータを保持するの
みでよいので、EFアドレス設定部の回路規模を約1/
3にすることができる。
【0094】本発明の実施形態(16)として、V5インタ
フェースにおいて、外部RAMの領域(コマンドテーブ
ル,ステータステーブル,受信バッファ格納アドレステ
ーブル,送信バッファ格納テーブル,受信バッファ格納
テーブル)を、EFアドレスにかかわらず固定にする。
【0095】このようにすることによって、RAMのア
ドレスの上位ビットを固定値として扱うことができるの
で、通常の方法では上位ビットを保持するために必要で
あった、アドレスの上位ビットのラッチ回路の規模を削
減することができる。
【0096】図10は、本発明の実施形態(17)を説明す
るものであって、V5インタフェースにおけるLAP−
V5プロトコル手順の処理を行う場合の、状態遷移テー
ブルのアクセス方法を示している。
【0097】受信部43は、LAP−V5フレームを受
信して状態検出を行ない、状態遷移テーブル44から、
検出された状態に対応する動作処理状態を読み出して次
の実行動作を認識することによって、送信部45からL
AP−V5フレームを送信する。
【0098】通常の方法では、状態遷移は外部のROM
(Read Only Memory)等で管理されているが、本実施形
態によれば、V5LSI内に状態遷移テーブルを持つこ
とによって、LAP−V5プロトコルの制御を、プロセ
ッサを介することなくハードウェアで実現することがで
きる。
【0099】図11は、本発明の実施形態(18)を説明す
るものであって、V5インタフェースにおけるLAP−
V5プロトコル手順の処理を行う場合の、状態遷移テー
ブルのアクセス方法を示している。
【0100】実施形態(17)に記載された状態遷移テーブ
ルの管理をハードウェアで行う場合に、任意の1つの状
態が発生して、状態遷移テーブルへのアクセスを行う際
に、LAP−V5フレームを受信したのち、状態検出部
46で検出された状態に応じて、アクセス回数決定部4
8でアクセスすべき回数を認識して、アドレス生成部4
7で生成されたアドレスによって、状態遷移テーブルへ
のアクセスを行う。
【0101】このようにすることによって、通常の方法
のように、状態遷移テーブルにアクセスしてから、アク
セス回数を認識する場合と比較して、アクセス時間を削
減することが可能となる。
【0102】図12は、本発明の実施形態(19)を説明す
るものであって、V5インタフェースにおけるLAP−
V5プロトコル手順の処理を行う場合の、状態遷移テー
ブルの構成方法を示している。
【0103】任意の1つの状態が発生して、実施形態(1
7)に記載された状態遷移テーブルへのアクセスを行う場
合に、アクセス回数がその状態によって異なるため、ア
クセス回数の領域を固定領域にして確保しておくように
すると、実際にはその領域分だけアクセス回数を必要と
しない状態も存在するので、無駄な領域が発生すること
になる。
【0104】この場合に、実施形態(17)および実施形態
(18)の方式を利用して、状態遷移テーブル44の領域
を、図12に示されたように、状態の生起順序に応じて
詰めて設定することによって、全体的に状態遷移テーブ
ルの領域を削減することができる。
【0105】図13は、本発明の実施形態(20)を説明す
るものであって、V5インタフェースにおけるLAP−
V5プロトコル手順の処理を行う場合の、状態遷移テー
ブルのアクセス方法を示し、(a) は通常の方法による場
合(本来型)、(b) は本発明の方法による場合(改良
型)をそれぞれ示している。
【0106】実施形態(17)に記載された状態遷移テーブ
ルにおいて、任意の1つの状態が発生したとき、その任
意の状態に対するアクション(A)があり、さらにこの
任意の状態に対する共通の別のアクション(B)が存在
する場合、通常の方法では、図13(a) に示す本来型の
ように、状態遷移テーブルへのアクセスを2回行わなけ
ればならない。
【0107】これに対して本実施形態では、図13(b)
に示す改良型のように、2つのアクションを纏めて1つ
のアクション(A.B)とするので、状態遷移テーブル
へのアクセスは、1回で済むことになる。
【0108】このように本実施形態によれば、状態遷移
テーブルへのアクセス回数を削減することが可能にな
る。
【0109】図14は、本発明の実施形態(21)を説明す
るものであって、V5インタフェースにおけるLAP−
V5プロトコル手順の処理を行う場合の、状態遷移テー
ブルの読み出し方法を示している。
【0110】実施形態(17)に記載された状態遷移テーブ
ルにおいて、存在する状態に対するアクションの全パタ
ーンをコード化して記載し、読み出したアクションのコ
ードをデコーダ(DEC)49においてデコードするこ
とによって、アクションを決定する。
【0111】このように、実行する動作をコード化する
ことによって、状態遷移テーブルへのアクセス回数の削
減と、状態遷移テーブルの領域の削減とを行うことが可
能になる。
【0112】図15は、本発明の実施形態(22)を説明す
るものであって、V5インタフェースにおいて、複数の
C−パスを用いてLAP−V5プロトコル手順の処理を
行う場合の、状態遷移テーブルのアクセス方法を示して
いる。
【0113】図15において、複数のC−パスを用いて
通信を行う場合、それぞれのC−パスにおいて、LAP
−V5プロトコル手順に準拠した処理を行う必要があ
る。
【0114】しかし実際には、複数のC−パスが同時に
接続される訳ではないので、LAP−V5部18におい
て、競合調停部50によって、5チャネルのLAP−V
5部からのアクセスの競合調停を行うことによって、1
つの状態遷移テーブル44によって複数のC−パスの制
御を行うことができる。
【0115】このように、競合を調停してアクセスする
ことによって、状態遷移テーブルを1つだけにすること
ができる。
【0116】図16は、本発明の実施形態(23)を説明す
るものであって、V5インタフェースにおいて、複数の
C−パスを用いてLAP−V5プロトコル手順の処理を
行う場合の、C−パスの制御方法を示している。
【0117】V5インタフェースにおいて、複数のC−
パスを用いて通信を行う場合、それぞれのC−パスで、
LAP−V5プロトコルの手順に準拠した処理を行う必
要がある。
【0118】しかしながら、実際には、フレーム送信が
行われるのは、コミュニケーションチャネル(図中TS
15,TS16,TS31)上だけなので、5チャネル
のLAP−V5部181 〜185 から送信した送信フレ
ームに対して、それぞれのHDLC処理部161 〜16
3 で競合調停を行うようにすることによって、LAP−
V5部では送信フレーム生成部をコミュニケーションチ
ャネルの分だけ持つようにする。
【0119】このようにすることによって、コミュニケ
ーションチャネルの分だけの送信フレーム生成部によっ
て、複数のC−パスの制御を行うことができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、V
5インタフェース制御およびV5プロトコル制御を行う
際の、回路規模を大幅に縮小するとともに、プロセッサ
の処理部の処理速度を向上し、メモリ量を削減できるの
で、V5インタフェース機能を1チップLSIによって
実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態(2) 〜(7) を説明する図であ
る。
【図3】本発明の実施形態(8),(9) を説明する図であ
る。
【図4】従来の発想によるEFアドレス付加方式を示す
図である。
【図5】本発明の実施形態(10),(11) を説明する図であ
る。
【図6】本発明の実施形態(12)を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態(13)を説明するタイミングチ
ャートである。
【図8】本発明の実施形態(14)を説明する図である。
【図9】本発明の実施形態(15)を説明する図である。
【図10】本発明の実施形態(17)を説明する図である。
【図11】本発明の実施形態(18)を説明する図である。
【図12】本発明の実施形態(19)を説明する図である。
【図13】本発明の実施形態(20)を説明する図であっ
て、(a) は通常の方法による場合、(b) は本発明の方法
による場合を示す。
【図14】本発明の実施形態(21)を説明する図である。
【図15】本発明の実施形態(22)を説明する図である。
【図16】本発明の実施形態(23)を説明する図である。
【図17】2.048Mbpsの伝送フォーマットを示
す図である。
【図18】LAP−V5フレームのフォーマットを示す
図であって、(a)はLAP−V5フレームのフォーマ
ット、(b)はEFアドレスとフレーム内容との対比を
示す。
【図19】本発明が適用されるネットワークの構成を示
す図である。
【図20】PSTN使用時におけるネットワークの動作
例を示す図である。
【図21】ISDN使用時におけるネットワークの動作
例を示す図である。
【符号の説明】 1 交換網 2 ローカル交換機 3 アクセスネットワーク 12 外部RAM 16 HDLC処理部 18 LAP−V5処理部 44 状態遷移テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋永 健次 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 小林 大介 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 重岡 由美子 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換網に接続されたローカル交換機と伝
    送路を介して接続されたアクセスネットワークにおい
    て、V5インタフェースのHDLC部の処理を行う機能
    と、LAP−V5プロトコルの処理を行う機能と、IS
    DNのフレームリレーの処理を行う機能と、該各機能が
    必要とする外部RAMとの間のデータの授受のためのD
    MA制御の機能とを1チップのLSIによって実現する
    ことを特徴とするV5インタフェースの構成方式。
  2. 【請求項2】 V5インタフェースにおけるHDLC部
    の処理を行うHDLC処理部において、コミュニケーシ
    ョンチャネルを受信する際に、V5−エンベロープフレ
    ームを分離して、各エンベロープファンクションアドレ
    スごとに処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    V5インタフェースの構成方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のV5インタフェースの
    構成方式において、受信したコミュニケーションチャネ
    ルからV5−エンベロープフレームを分離する際に、エ
    ラーフレームおよび受信側でサポートされていないV5
    −エンベロープフレームを検出して棄却することを特徴
    とするV5インタフェースの構成方式。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のV5インタフェースの
    構成方式において、受信したコミュニケーションチャネ
    ルからV5−エンベロープフレームを分離する際に、該
    V5−エンベロープフレームに付加された開始フラグと
    終了フラグとを同時に削除してから、各エンベロープフ
    ァンクションアドレスごとに処理を行うことを特徴とす
    るV5インタフェースの構成方式。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のV5インタフェースの
    構成方式において、受信したコミュニケーションチャネ
    ルからV5−エンベロープフレームを分離する際に、開
    始フラグおよび終了フラグとの混同を防止するためにデ
    ータ中に予め挿入されている“0”の削除を同時に行っ
    てから、各エンベロープファンクションアドレスごとに
    処理を行うことを特徴とするV5インタフェースの構成
    方式。
  6. 【請求項6】 V5インタフェースにおいて、LAP−
    V5処理部からの複数のC−パスのデータをHDLC処
    理部においてコミュニケーションチャネルに多重して送
    信する際に、送信するC−パスのデータの競合調停を行
    ったのちに開始フラグと終了フラグとを付加してV5−
    エンベロープフレームの形式にして送信することを特徴
    とする請求項1に記載のV5インタフェースの構成方
    式。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のV5インタフェースの
    構成方式において、開始フラグおよび終了フラグの付加
    と同時にデータ中における開始フラグおよび終了フラグ
    との混同を防止するための“0”挿入を行うことを特徴
    とするV5インタフェースの構成方式。
  8. 【請求項8】 V5インタフェースにおいてISDNフ
    レームリレーを行う際に、受信したフレームのデータ部
    分をメモリに格納するとき、予め該メモリの先頭の2バ
    イトを空けて受信データを格納することによって、該空
    き領域に任意のエンベロープファンクションアドレスを
    設定することを特徴とする請求項1に記載のV5インタ
    フェースの構成方式。
  9. 【請求項9】 V5インタフェースにおいてISDNフ
    レームリレーを行う際に、受信したフレームのデータ部
    分をメモリに格納するとき、予め該メモリにエンベロー
    プファンクションアドレスを設定しておき、該エンベロ
    ープファンクションアドレスに応じて受信データを格納
    することを特徴とする請求項1に記載のV5インタフェ
    ースの構成方式。
  10. 【請求項10】 V5インタフェースにおいてISDN
    フレームリレーを行う際に、受信したフレームのデータ
    に対して、予め設定されているアドレスをフレーム中に
    挿入して直接送信することを特徴とする請求項1に記載
    のV5インタフェースの構成方式。
  11. 【請求項11】 V5インタフェースにおいてISDN
    フレームリレーを行う際に、受信したフレームがエラー
    フレームである場合に該フレームに付加するFCSを反
    転して送信することによって、送信先においてFCSエ
    ラーとしてフレームを廃棄させることを特徴とする請求
    項1に記載のV5インタフェースの構成方式。
  12. 【請求項12】 V5インタフェースにおいて外部RA
    Mへのアクセスを行う際に、DMA制御部が、1チャネ
    ルのHDLC処理部と5チャネルのLAP−V5部から
    のリクエストに対して、まず各チャネルごとに競合調停
    を行ってセレクトされた6本のリクエストに対してさら
    に競合調停を行って得られた1本のリクエストのみを受
    け付けてDMAを行うことを特徴とする請求項1に記載
    のV5インタフェースの構成方式。
  13. 【請求項13】 V5インタフェースにおいて外部RA
    Mへのアクセスを行う際に、DMA制御部が、DMAの
    アクセスタイミング中にポーリングを行って得られたリ
    クエストの状態から、DMAアクセスの継続または終了
    を判断してDMAを制御することを特徴とする請求項1
    に記載のV5インタフェースの構成方式。
  14. 【請求項14】 V5インタフェースにおいて外部RA
    Mへのアクセスを行う際に、DMA制御部が、ライトリ
    クエストとリードリクエストとを競合調停することによ
    って、リクエストを一本にしてDMA制御を行うことを
    特徴とする請求項1に記載のV5インタフェースの構成
    方式。
  15. 【請求項15】 V5インタフェースにおいて、エンベ
    ロープファンクションアドレスの設定を行う際に、下位
    4ビットの設定によって、該エンベロープファンクショ
    ンアドレスの識別を行うことを特徴とする請求項1に記
    載のV5インタフェースの構成方式。
  16. 【請求項16】 V5インタフェースにおいて、外部R
    AMの領域を固定にすることによって、該RAMのアド
    レスの上位バイトを共通にすることを特徴とする請求項
    1に記載のV5インタフェースの構成方式。
  17. 【請求項17】 LAP−V5処理部においてLAP−
    V5プロトコル手順の処理を行う際に、該手順における
    送信側および受信側の動作処理状態の組み合わせを記述
    した状態遷移テーブルを設けることによって、該LAP
    −V5プロトコルの制御をすべてハードウェアによって
    実現することを特徴とする請求項1に記載のV5インタ
    フェースの構成方式。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のV5インタフェー
    スの構成方式において、前記状態遷移テーブルへのアク
    セスを行う際に、予め認識されている必要なアクセス回
    数に応じて該状態遷移テーブルにアクセスすることを特
    徴とするV5インタフェースの構成方式。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載のV5インタフェー
    スの構成方式において、状態ごとに異なるアクセス回数
    に応じて、前記状態遷移テーブルの空き領域を詰めて構
    成することを特徴とするV5インタフェースの構成方
    式。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載のV5インタフェー
    スの構成方式において、任意の状態に対応して生起すべ
    きアクションが複数あるとき、該複数のアクションをま
    とめて一つのデータとすることを特徴とするV5インタ
    フェースの構成方式。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載のV5インタフェー
    スの構成方式において、任意の状態に対応して生起すべ
    きすべてのアクションをコード化して、該コードをデコ
    ードすることによって、該すべてのアクションを決定す
    るようにしたことを特徴とするV5インタフェースの構
    成方式。
  22. 【請求項22】 V5インタフェースにおいて、HDL
    C処理部と5チャネルのLAP−V5処理部とがC−パ
    スを用いて通信を行う場合に、該5チャネルのLAP−
    V5処理部の通信の競合調停を行うことによって、1つ
    の状態遷移テーブルによって複数のC−パスの制御を行
    うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のV5イ
    ンタフェースの構成方式。
  23. 【請求項23】 V5インタフェースにおいて、コミュ
    ニケーションチャネルに対応するHDLC処理部と5チ
    ャネルのLAP−V5処理部とがC−パスを用いて通信
    を行う場合に、コミュニケーションチャネルに対応する
    各HDLC処理部において競合調停を行うことによっ
    て、各LAP−V5処理部においてコミュニケーション
    チャネルに対応する数の送信フレーム生成部によって複
    数のC−パスの制御を行うことを特徴とする請求項1に
    記載のV5インタフェースの構成方式。
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