JPH0850825A - ワイヤーハーネスの組立図板 - Google Patents

ワイヤーハーネスの組立図板

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JPH0850825A
JPH0850825A JP6184859A JP18485994A JPH0850825A JP H0850825 A JPH0850825 A JP H0850825A JP 6184859 A JP6184859 A JP 6184859A JP 18485994 A JP18485994 A JP 18485994A JP H0850825 A JPH0850825 A JP H0850825A
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JP
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support
wire harness
wire
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JP6184859A
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Hitoshi Yasuda
均 安田
Masahisa Suzuki
将久 鈴木
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】この組立図板Aは、複数の仕様のワイヤーハー
ネスを共通の布線板10上で組立てることができる。組立
図板Aは、布線板10と、各仕様に共通の幹線部分W1を
支持する幹線支持具20と、各仕様に適合させて端末部分
W2を支持する端末支持具40,50,60を有する。端末支持
具40,50,60は、いわゆるダウナ治具であり、電線を支持
するU字部が布線板10に対して上下に移動可能である。
このU字部を上方に移動させることにより、電線を支持
することができ、下方に移動させることにより、電線か
ら退避する。 【効果】仕様が異なっても、端末部分の電線束を幹線部
分に対して真っ直ぐに布線することができる。端末部分
の先端からの採寸寸法の精度を上げることができる。布
線作業が容易である。布線板上のスペースを有効利用で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤーハーネスを
組み立てる際に使用される組立図板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスの組み立てには組立図
板が使用される。組立図板は、組立線図が描かれた布線
板と、上記組立線図に沿って布線板上に配設された組立
用支持具とを備えている。ワイヤーハーネスの組み立て
時には、図4に示すように、ワイヤーハーネス構成要素
である複数の電線Wを、布線板1上の組立用支持具2で
受け止めて布線する。電線Wの端部は、コネクタCに挿
入する。また、支持された電線がばらけないように、適
当な位置にテープTを巻付ける。
【0003】ところで、通常、ワイヤーハーネスWH
は、多くの電線が束ねられた幹線部分W1と、この幹線
部分W1から延びた、先端にコネクタCが取付けられた
端末部分W2とを有している。近年の自動車用ワイヤー
ハーネスには、上記幹線部分W1のみ共用し、仕様によ
って端末部分W2が異なる製品が多種類要求されること
がある。たとえば、共通のシャシーを有するが、いわゆ
るグレードが異なるため装備されている電装品の種類や
数等が異なる自動車用ワイヤーハーネスは、端末部分W
2の形態(たとえば、幹線部分W1から延びる端末部分
W2の長さ寸法)だけが異なることがある。
【0004】かかる端末部分W2の長さのみが異なるワ
イヤーハーネスの組み立てには、共通の組立図板を用い
るのがスペース的に、または管理面において有利であ
る。このため、従来から、図5に示すような組立図板A
が利用されている。図5を参照して、この組立図板A
は、端末部分W2の異なる3種類の仕様のワイヤーハー
ネスを組み立てることができるようになっている。すな
わち、支持具3は、各仕様に共通するワイヤーハーネス
WHの幹線部分W1(幹線部分W1と端末部分W2との
境界部)を支持しており、支持具4a,4bおよび4c
は、それぞれ第1の仕様の端末部分,第2の仕様の端末
部分および第3の仕様の端末部分の支持用に割り当てら
れている。これら支持具4a,4bおよび4cは、支持
具3に対して放射状に配設されている。
【0005】同図においては、第1の仕様のワイヤーハ
ーネスWHを組み立てており、支持具3に対して直線的
にレイアウトされた支持具4aによって端末部分W2が
支持されている。なお、参照符号C1は、当該第1の仕
様のワイヤーハーネスに取付けられているコネクタであ
る。一方、第2または第3の仕様のワイヤーハーネスを
組み立てる際には、図中の点線に示すように、支持具3
を起点として電線を屈曲させて、支持具4bまたは4c
に電線およびコネクタC2またはC3を支持させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、端末部分用
の支持具が、支持具3に対して放射状に配設されている
ことに起因して以下に示すような問題点がある。 上記第2または第3の仕様のワイヤーハーネスを組
み立てる際には、支持具3を起点として端末部分W2が
屈曲されるので、端末部分W2の電線束の長さ寸法の精
度が低下する。すなわち、たとえば第2の仕様のワイヤ
ーハーネスを組み立てる際に、支持具3を起点として電
線束を屈曲させて組み立てることにより、図6に示すよ
うに、支持具3部分において、電線が屈曲の内側に偏っ
てしまう。一方、たとえば外装部品等を取付けるための
取付位置P1を採寸するには、支持具4bの中心と支持
具3の中心との間の距離L1と、支持具3の中心と上記
取付位置P1との間の距離L2とを加えた寸法を採寸す
る。ところが、組み立て後に、端末部分W2を伸ばせ
ば、図7に示すように、屈曲部分TPの外側に位置して
いた電線Wが弛んでしまうので、上記取付位置P1の採
寸寸法は、上記屈曲の最も内側に位置していた電線の長
さに規制されてしまい、実際の採寸寸法Lが組立線図に
指示された採寸指示寸法(L1+L2)よりも短くなっ
てしまう。
【0007】 また、上記第2または第3の仕様のワ
イヤーハーネスを組み立てる際には、支持具3を起点と
して端末部分W2を屈曲させて布線しなければならない
ので、布線作業がしづらいという問題がある。そこで、
この発明の目的は、幹線部分の形態が各仕様で共通して
おり、端末部分の形態のみが異なる複数の仕様のワイヤ
ーハーネスであっても、同一の布線板上で仕様ごとに精
度良く組み立てることができるワイヤーハーネスの組立
図板を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、本発明に係るワイヤーハーネスの組立図板
は、端末寸法が仕様により異なるワイヤーハーネスを組
み立てることが可能なワイヤーハーネスの組立図板であ
って、ワイヤーハーネスの構成要素である多数の電線を
布線するための布線板と、上記布線板上に配設された、
多数の電線が束なった各仕様に共通する幹線部分を支持
するための複数の幹線支持具と、上記複数の幹線支持具
の中の予め定める幹線支持具が支持する幹線部分から延
びる、各仕様の端末部分を支持するための複数の端末支
持具とを備え、各端末支持具は、電線を受け止め可能な
受止姿勢と、布線作業の妨げにならない退避姿勢とに切
換え可能であり、上記予め定める幹線支持具からの寸法
がそれぞれ組み立てるべきワイヤーハーネスの仕様に合
致させて、且つ一直線上に配置されていることを特徴と
するものである。
【0009】上記構成によれば、一の仕様のワイヤーハ
ーネスを組み立てる際には、当該仕様に適応して所定長
さに裁断された複数の電線を、組立線図に従って布線板
上で布線する。すなわち、布線板上に配設された幹線支
持具によって、組立完成状態でワイヤーハーネスの幹線
部分となる電線束を支持する。そして、布線板上に配設
された、当該一の仕様に適合する端末支持具を受止姿勢
に姿勢変化させ、この受止姿勢にされた端末支持具によ
って、組立完成状態でワイヤーハーネスの端末部分とな
る電線束を支持する。
【0010】一方、他の仕様のワイヤーハーネスを組み
立てる際にも同様に、当該他の仕様に適応して所定長さ
に裁断された複数の電線を、上記組立線図に従って上記
布線板上で布線する。すなわち、上記布線板上に配設さ
れた上記幹線支持具によって、組立完成状態でワイヤー
ハーネスの幹線部分となる電線束を支持する。そして、
上記一の仕様に適合する端末支持具を退避姿勢に切り換
えて布線される電線を受け止める位置から退避させると
共に、当該他の仕様に適合する端末支持具を受止姿勢に
姿勢変化させ、この受止姿勢にされた端末支持具によっ
て、組立完成状態でワイヤーハーネスの端末部分となる
電線束を支持する。このとき、上記一の仕様に適合する
端末支持具は、退避姿勢に切り換えられているから、当
該他の仕様のワイヤーハーネスの布線作業の妨げになら
ない。
【0011】また、上記各端末支持具は、一直線上に配
置されているので、各仕様のワイヤーハーネスを組み立
てる際に、端末部分の電線束を幹線部分に対して直線的
に布線することができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る組立図板
を用いてワイヤーハーネスを組み立てている状態を示し
た模式図である。図1を参照して、この組立図板Aは、
3種類の仕様のワイヤーハーネスを、共通の布線板上で
仕様ごとに別々に組み立てることができるものであっ
て、各仕様に共用される布線板10と、布線板10
上に配設された、ワイヤーハーネスの幹線部分W1の電
線束を支持する幹線支持具20と、所定の、幹線部分
W1と端末部分W2との境界部を支持する幹線支持具3
0と、布線板10上に配設され、各仕様のワイヤーハ
ーネスに適合してワイヤーハーネスの所定の端末部分W
2の電線束をそれぞれ支持する端末支持具40,50,
60と、上記所定の端末部分W2以外の、他の端末部
分W3の電線束を支持する電線支持具70とを備えてい
る。なお、参照符号Cは、各端末部分の先端に取付けら
れるコネクタを示している。
【0013】図2は、上記所定の端末部分W2を示した
概略拡大平面図であり、図3は、拡大側面図である。図
2および図3を参照して、本実施例の特徴とするところ
は、組立図板Aが、上記特定の端末部分W2における電
線束の長さが相互に異なる3種類の仕様のワイヤーハー
ネスを同一の布線板10上で別々に組み立てることがで
きるものであって、 それぞれの仕様のワイヤーハーネスに適合する端末
支持具40,50,60が、幹線部分W1と上記端末部
分W2との境界部を支持する幹線支持具30に対して直
線的にレイアウトされている点(図2参照)、および 各端末支持具40,50,60は、端末部分W2の
電線束に近接して当該電線束を受け止め可能な受止姿勢
と、上記端末部分W2の電線束から退避する退避姿勢と
に姿勢変化可能であり、各仕様に適合した端末支持具が
上記受止姿勢となったときに、当該仕様の端末部分W2
の電線束を受け止めて支持することができる点にある
(図3参照)。
【0014】なお、図1ないし図3では、端末部分W2
における電線束の長さが最も長い仕様(第3の仕様)の
ワイヤーハーネスを組み立てている状態を示している。
布線板10は、たとえばベニヤ板により構成することが
できる。この布線板10の上面には、組立完成後のワイ
ヤーハーネスの組立線図が描かれており、この組立線図
に沿って上記幹線支持具20,30、端末支持具40,
50,60および電線支持具70が配設されている。ま
た、図示していないが、布線板10には、上記幹線支持
具20,30、端末支持具40,50,60および電線
支持具70を取付けるための取付孔が設けられており、
この取付孔に、上記各支持具20,30,40,50,
60および70の端部が挿入されて固定されている。
【0015】幹線支持具20は、上記幹線部分W1の電
線束を受け止めて支持するU字部と、このU字部に延設
され、当該幹線支持具20を布線板10に固定するため
の固定部とを有した、公知のものである。この幹線支持
具20は、各仕様のワイヤーハーネスの幹線部分W1の
複数箇所を支持するために、複数配置されている。ま
た、上述のように、幹線支持具30は、ワイヤーハーネ
スの幹線部分W1と端末部分W2との境界部を支持する
ものであって、その構成は、上記幹線支持具20とまっ
たく同様であるので、説明は省略する。
【0016】端末支持具40,50および60は、それ
ぞれ第1の仕様,第2の仕様および第3の仕様のワイヤ
ーハーネスを組み立てる際に使用されるものであって、
上記幹線支持具30に対して、順に近い位置から遠い位
置となるように配設されている。すなわち、端末支持具
40は、端末部分W2の電線束の長さが最も短い仕様の
ワイヤーハーネスを組み立てる際に使用され、上記幹線
支持具30からの寸法が当該仕様に合致した位置に配設
されている。端末支持具60は、端末部分W2の電線束
の長さが最も長い仕様のワイヤーハーネスを組み立てる
際に使用され、上記幹線支持具30からの寸法が当該仕
様に合致した位置に配設されている。また、端末支持具
50は、端末部分W2の電線束の長さが、上記両仕様の
中間の長さである仕様のワイヤーハーネスを組み立てる
際に使用され、上記幹線支持具30からの寸法が当該仕
様に合致した位置に配設されている。
【0017】端末支持具40は、たとえば、実開平4−
99313号公報に開示された構造と同様の構造を有し
ており、端末部分W2の電線束を受け止めて支持するU
字部41を備えている(図3参照)。このU字部41
は、布線板10に対して上下に移動することができるよ
うになっている。すなわち、U字部41は、上方に移動
することにより、上記電線束に近接して当該電線束を受
け止め可能な受止姿勢と、下方に移動することにより、
上記電線束から退避する退避姿勢とに姿勢変化可能な状
態となっている。なお、端末支持具50および60は、
この端末支持具40と同様の構成であるので、その説明
は省略する。
【0018】この実施例によれば、次のようにしてワイ
ヤーハーネスを組み立てることができる。図1ないし図
3を参照しながら、第3の仕様のワイヤーハーネスを布
線板10上で布線する際には、当該仕様に適応して所定
長さに裁断された複数の電線を、組立線図に従って布線
板10上で布線する。すなわち、幹線支持具20によっ
て、組立完成状態でワイヤーハーネスの幹線部分W1と
なる電線束を支持し、特に、幹線支持具30によって、
幹線部分W1と端末部分W2との境界部を支持する。そ
して、当該第3の仕様に適合する端末支持具60のU字
部61を上方に持ち上げることによって、端末支持具6
0を受止姿勢に姿勢変化させ、この受止姿勢にされた端
末支持具60のU字部61によって、組立完成状態でワ
イヤーハーネスの端末部分W2となる電線束の先端部を
支持する。このような要領で上記複数の電線を順次布線
し、組立線図に従った枝形状を形成してゆく。
【0019】一方、第1または第2の仕様のワイヤーハ
ーネスを組み立てる際にも同様に、組み立てられるワイ
ヤーハーネスの仕様に適応して所定長さに裁断された複
数の電線を、上記組立線図に従って上記布線板10上で
布線する。すなわち、幹線支持具20および30によっ
て、組立完成状態でワイヤーハーネスの幹線部分W1と
なる電線束を支持する。そして、上記第3の仕様に適合
する端末支持具60のU字部61を下降させて端末支持
具60を退避姿勢に姿勢変化させ、布線される電線束を
受け止める位置から退避させると共に、当該組み立てら
れるワイヤーハーネスの仕様(第1または第2の仕様)
に適合する端末支持具50または40のU字部51また
は41を上方に持ち上げて端末支持具50または40を
受止姿勢に姿勢変化させ、この受止姿勢にされた端末支
持具50または40のU字部51または41によって、
組立完成状態でワイヤーハーネスの端末部分W2となる
電線束を支持する。
【0020】このように、組み立てられるワイヤーハー
ネスの仕様が異なっても、共通の布線板10上で、仕様
ごとに別個に布線し、組み立てることが可能である。ま
た、上記各端末支持具40,50および60は、幹線支
持具30に対して直線的にレイアウトされているので、
上記何れの仕様のワイヤーハーネスを組み立てる際で
も、端末部分W2の電線束を幹線部分W1に対して直線
的に布線することができ、当該電線束に捩れや折れ癖等
がつくことがない。従って、端末部分W2の電線束に外
装部品等を取付ける場合において、コネクタCの端面を
基準とした外装部品等の取付位置を採寸する際に、実際
の採寸寸法と組立線図に指示された採寸指示寸法との誤
差を極めて少なくして正確に採寸することができる。こ
れにより、ワイヤーハーネスの組立精度を向上させて不
良品の発生を防ぎ、ワイヤーハーネスの品質および組立
作業の信頼性を向上させることができる。
【0021】さらに、端末支持具40,50または60
のうち、組立られるワイヤーハーネスの仕様に適合した
一の端末支持具のみが受止姿勢にされて電線束を支持
し、その他の端末支持具は、退避姿勢になるので、当該
組み立てているワイヤーハーネスの端末部分の電線束を
布線する際に、上記他の端末支持具は、組立作業の妨げ
になることがなく、布線作業を容易に行なうことができ
る。しかも、いずれの仕様のワイヤーハーネスを組み立
てる際にも、端末部分W2の電線束を屈曲させることが
ないので、どの仕様のワイヤーハーネスを組み立てる場
合でも、容易に端末部分W2の布線作業を行なうことが
できる。
【0022】また、布線板10上のスペースを有効利用
することができるという利点もある。すなわち、仮に、
各端末支持具40,50および60が放射状に配設され
れば、布線板10上に記載すべき、当該端末部分W2の
組立要領等を布線板10に記載することができず、能率
的な布線作業に寄与することができない場合もあるが、
本実施例では、各端末支持具40,50および60が直
線的にレイアウトされているので、布線板10上の空き
領域が広くなる。従って、この空き領域に上記組立要領
等の注意書を記載することができ、能率的な布線作業に
寄与することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、各端末支持具は、幹
線支持具に対して直線的にレイアウトされているので、
各仕様のワイヤーハーネスを組み立てる際に、端末部分
の電線束と幹線部分の電線束との境界部に折れ癖をつけ
ることなく真っ直ぐに布線することができる。従って、
端末部分に取付けられたコネクタを基準として採寸する
際に、採寸指示寸法と実際の採寸寸法との誤差を小さく
することができ、外装部品等の取付精度を向上させて製
品としてのワイヤーハーネスの品質および組立作業の信
頼性を向上させることができる。
【0024】また、各仕様のワイヤーハーネスを組み立
てる際には、各仕様に適合する端末支持具のみを受止姿
勢にすると共に他の端末支持具を退避姿勢にして各仕様
のワイヤーハーネスを組み立てることができるので、一
の仕様のワイヤーハーネスを組み立てる際に、他の仕様
に適合する端末支持具が邪魔になることがなく、布線作
業および外装部品等の取付作業の作業性が悪化すること
がない。
【0025】さらに、各端末支持具が直線的にレイアウ
トされているので、布線板上のスペースを有効利用する
ことができる。すなわち、布線板上に、端末部分の組立
作業における注意書き等を効果的に記載することがで
き、組立作業を円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る組立図板の概略平面図
である。
【図2】端末部分の布線状態を示す概略平面図である。
【図3】端末部分の布線状態を示す概略側面図である。
【図4】従来の組立図板によって、ワイヤーハーネスが
組み立てられている状態を示した概略斜視図である。
【図5】従来の組立図板によってワイヤーハーネスが組
み立てられる際の、端末部分の布線状態を示す概略平面
図である。
【図6】従来の組立図板によって布線されたワイヤーハ
ーネスの端末部分を示す概略図である。
【図7】従来の組立図板によって組み立てられたワイヤ
ーハーネスの端末部分の形状を示す概略図である。
【符号の説明】
A 組立図板 W1 幹線部分 W2 端末部分 10 布線板 20 幹線支持具 30 幹線支持具 40 端末支持具 50 端末支持具 60 端末支持具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末寸法が違う仕様の異なるワイヤーハー
    ネスを組み立てることが可能なワイヤーハーネスの組立
    図板であって、 ワイヤーハーネスの構成要素である多数の電線を布線す
    るための布線板と、 上記布線板上に配設された、多数の電線が束なった各仕
    様に共通する幹線部分を支持するための複数の幹線支持
    具と、 上記複数の幹線支持具の中の予め定める幹線支持具が支
    持する幹線部分から延びる、各仕様の端末部分を支持す
    るための複数の端末支持具とを備え、 各端末支持具は、 電線を受け止め可能な受止姿勢と、布線作業の妨げにな
    らない退避姿勢とに切換え可能であり、上記予め定める
    幹線支持具からの寸法がそれぞれ組み立てるべきワイヤ
    ーハーネスの仕様に合致されて、且つ一直線上に配置さ
    れていることを特徴とするワイヤーハーネスの組立図
    板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016212065A1 (de) 2015-07-08 2017-01-26 Yazaki Corporation Kabelbaum

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016212065A1 (de) 2015-07-08 2017-01-26 Yazaki Corporation Kabelbaum
US10040409B2 (en) 2015-07-08 2018-08-07 Yazaki Corporation Wire harness
DE102016212065B4 (de) 2015-07-08 2022-02-03 Yazaki Corporation Kabelbaum

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