JP5095981B2 - 保持治具配置設計装置及び保持治具配置設計方法 - Google Patents

保持治具配置設計装置及び保持治具配置設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、布線板に展開するワイヤハーネスを保持する保持治具が有するピン部材の前記布線板における配置を設計する保持治具配置設計装置及び保持治具配置設計方法に関するものである。
移動体としての自動車などには、種々の電子機器が搭載される。このため、前記自動車などは、前記電子機器に電源などからの電力やコンピュータなどからの制御信号などを伝えるために、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、該電線の端部などに取り付けられたコネクタなどを備えている。
電線は、導電性の芯線と該芯線を被覆する絶縁性の合成樹脂からなる被覆部とを備えている。電線は、所謂被覆電線である。コネクタは、導電性の端子金具と絶縁性のコネクタハウジングとを備えている。端子金具は、電線の端部などに取りつけられかつ該電線の芯線と電気的に接続する。コネクタハウジングは、箱状に形成されかつ端子金具を収容する。
前記ワイヤハーネスを組み立てる際には、まず電線を所定の長さに切断した後、該電線の端部などに端子金具を取り付ける。必要に応じて電線同士を接続する。その後、端子金具をコネクタハウジング内に挿入する。こうして、前述したワイヤハーネスを組み立てる。
ワイヤハーネスの組み付け作業には、周知である布線板を用いている、この布線板上には、ワイヤハーネスの最終形態を示す布線平面形に対応した布線経路に沿わせるように、例えば、U字形などの多種多様な形状の電線掛け具を立設しており、それらの電線掛け具の各々に複数の電線を掛けるように引掛け布線配索される。そして、これを束ねる為に分岐部などにテープを巻き、治具より取り外すことで所望のワイヤハーネスが得られる。
また、図12は、従来のワイヤハーネスの製造治具の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この製造治具41は、長方形の幅広の基板42と、基板42上に立設された複数の布線治具43と、基板42に隣接して配置された部品棚44と、部品棚44上の部品ケース45とを少なくとも備えたものである。基板42と複数の布線治具43とで布線板46が構成されている。
布線板46は脚部47で傾斜状に支持されている。これは、作業者が奥行きの広い布線板46に対して電線48の布線作業を容易に且つ効率良く行えるようにするためである。布線板46を傾斜させない場合には奥側の布線治具43まで手が届かず、布線作業性が悪い。なお、奥行きの狭い布線板については傾斜状でなく水平に配置する。
布線とは電線48を一本づつ各布線治具43に沿って所要形状に配線することである。布線された複数本の電線48には保護チューブ49やプロテクタ等の部品が装着される。各電線48の端末には端子(図示せず)が圧着されており、各端子はコネクタハウジング内に挿入され、コネクタハウジングと端子とでコネクタ50が構成される。さらに、複数本の電線48がビニルテープ51で集束されて、ワイヤハーネス52が完成する。
ワイヤハーネス組立作業台の設計方法としては、特許文献2に示すものが知られている。この設計方法では、2次元平面上に展開されたワイヤハーネスの形状の情報に基づいて布線経路の電子情報を得、布線経路に適した布線治具を選択するとともに、布線経路に適した組立作業台を選択し、補助器具の3次元形状データを読み出して、組立作業台上に補助器具の3次元データをワイヤハーネス及び付属部品の3次元形状ととともに、コンピュータ内で演算処理した仮想的な3次元空間内に配置するようにしていた。
特開2004−46815号公報 特開2003ー22720号公報
しかしながら、上述した布線治具を設計する場合、ワイヤハーネスの分岐枝数により布線治具の形状を定め、分岐枝の直径によりフォークのサイズを定めていたために、枝の分岐角度と布線板上の分岐角度とのズレが生じてしまい、寸法精度が低下してしまうという問題があった。また、分岐角度にズレが生じると、布線治具によってワイヤハーネスが変形してしまい、ワイヤハーネスの断面形状が理想である円筒形状にはならずに、非円筒形になってしまい等の形状異常が発生して、外観品質を低下させてしまうという問題が生じていた。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、ワイヤハーネスの外観品質の向上に貢献することができる保持治具配置設計装置及び保持治具配置設計方法をを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の保持治具配置設計装置は、図1の基本構成図に示すように、布線板に展開するワイヤハーネスを保持する保持治具が有するピン部材の前記布線板における配置を設計する保持治具配置設計装置において、前記布線板に展開したワイヤハーネスを構成する複数の電線のうち、前記ワイヤハーネスの曲げポイントに対応する基準電線と曲げ対象電線を設定する電線設定手段11aと、前記電線設定手段11aが設定した曲げ対象電線に対応する径を示す径情報を取得する径情報取得手段11bと、前記電線設定手段11aが設定した曲げ対象電線の前記基準電線に対する分岐角度を示す分岐角度情報を取得する分岐角度情報取得手段11cと、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが前記径情報取得手段11bの取得した径情報が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準電線と交叉する交叉角度が前記分岐角度情報取得手段11cの取得した分岐角度情報と一致するように一対のピン部材の前記布線板における配置情報を規定する配置情報規定手段11dと、を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の保持治具配置設計装置によれば、布線板に展開したワイヤハーネスの曲げポイントに対応する基準電線と該基準電線に対して曲げられる曲げ対象電線が電線設定手段11aによって設定されると、曲げ対象電線に対応する径情報が径情報取得手段11bによって取得され、かつ、曲げ対象電線の基準電線に対する分岐角度情報が分岐角度情報取得手段11cによって取得される。そして、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが径情報が示す径以上且つ対向線の中心で交わる中心線と基準電線と交叉する交叉角度が分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材の布線板における配置情報が配置情報規定手段11dによって規定される。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の布線レイアウト設計支援装置において、前記配置情報規定手段11dは、前記電線設定手段11aによって複数の曲げ対象電線が設定されると、その各々の電線に対して、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが前記径情報取得手段11bの取得した径情報が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準線と交叉する交叉角度が前記分岐角度情報取得手段11cの取得した分岐角度情報と一致するように一対のピン部材の前記布線板における配置情報を規定する手段であることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の保持治具配置設計装置によれば、電線設定手段11aによって1つの曲げポイントに対して複数の曲げ対象電線が設定されると、その各々の電線に対して、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが径情報が示す径以上且つ対向線の中心で交わる中心線と基準電線と交叉する交叉角度が分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材の布線板における配置情報が配置情報規定手段11dによって規定される。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1又は2に記載の布線レイアウト設計支援装置において、前記保持治具の形状を示す保持治具情報を記憶する保持治具情報記憶手段14と、前記配置情報規定手段11dが規定した配置情報と前記保持治具情報記憶手段14が記憶している保持治具情報とに基づいて、前記ピン部材の配置情報に対応した形状を有する保持治具を特定する保持治具特定手段11eと、前記保持治具特定手段11eが特定した保持治具の前記布線板における配置を示す治具レイアウト情報を生成する治具レイアウト情報生成手段11fと、を有することを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の保持治具配置設計装置によれば、保持治具情報記憶手段14には保持治具の形状を示す保持治具情報が記憶される。そして、配置情報規定手段11dによって規定された配置情報と保持治具情報記憶手段14に記憶している保持治具情報とに基づいて、ピン部材の配置情報に対応した形状を有する保持治具が保持治具特定手段11eによって特定される。そして、その保持治具の布線板における配置を示す治具レイアウト情報が治具レイアウト情報生成手段11fによって生成される。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項4記載の保持治具配置設計方法は、布線板に展開するワイヤハーネスを保持する保持治具が有するピン部材の前記布線板における配置を設計する保持治具配置設計方法において、前記布線板に展開したワイヤハーネスを構成する複数の電線のうち、前記ワイヤハーネスの曲げポイントに対応する基準電線と曲げ対象電線を設定する電線設定過程と、前記設定した曲げ対象電線に対応する径を示す径情報を取得する径情報取得過程と、前記設定した曲げ対象電線の前記基準電線に対する分岐角度を示す分岐角度情報を取得する分岐角度情報取得過程と、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが前記径情報取得手段11bの取得した径情報が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準線と交叉する交叉角度が前記分岐角度情報と一致するように一対のピン部材の前記布線板における配置情報を規定する配置情報規定過程と、を有することを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の保持治具配置設計方法によれば、布線板に展開したワイヤハーネスの曲げポイントに対応する基準電線と該基準電線に対して曲げられる曲げ対象電線が電線設定手段11aによって設定されると、曲げ対象電線に対応する径情報と曲げ対象電線の基準電線に対する分岐角度情報が取得される。そして、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが径情報が示す径以上且つ対向線の中心で交わる中心線と基準電線と交叉する交叉角度が分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材の布線板における配置情報が規定される。
以上説明したように請求項1,4に記載した本発明によれば、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが径情報が示す径以上且つ対向線の中心で交わる中心線と基準電線と交叉する交叉角度が分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材の布線板における配置情報を規定するようにしたことから、曲げ対象電線の基準電線に対する分岐角度とその布線治具における分岐角度のズレが発生しないため、寸法精度を向上させることができる。また、一対のピン部材の間隔は曲げ対象電線の径以上となっているため、一対のピン部材によって曲げ対象電線が変形する等のワイヤハーネスの分岐部分における電線の形状異常の発生を防止して、外観品質の低下を防止することができる。従って、布線板で組み付けたワイヤハーネスの外観品質の向上に貢献することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、1つの曲げポイントに対して複数の曲げ対象電線が設定されると、その各々の電線に対して、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが径情報が示す径以上且つ対向線の中心で交わる中心線と基準電線と交叉する交叉角度が分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材の布線板における配置情報を規定するようにしたことから、複数の曲げ対象電線の各々に対してピン部材の配置が規定されるため、ピン部材によってワイヤハーネスの分岐部分における電線の形状異常の発生を確実に防止して、外観品質の低下を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、保持治具の形状を示す保持治具情報を記憶しておき、規定した配置情報とその保持治具情報とに基づいてピン部材の配置情報に対応した形状の保持治具を特定して、治具レイアウト情報を生成するようにしたことから、布線板におけるピン部材の配置に適した保持治具を用いることができるため、ピン部材によってワイヤハーネスの分岐部分における電線の形状異常の発生を確実に防止して、外観品質の低下を防止することができる。
以下、本発明に係る保持部材設計装置の一実施の形態を、図2〜図9の図面を参照して説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと同一あるいは相当する部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
ワイヤハーネスWは、図2(a)に示すように、3次元形状(立体形状)で車両等に配策される。ワイヤハーネスWは、複数の電線(電線束)W1と、該電線W1の端部などに取り付けられるコネクタW2と、を有している。電線W1は、導電性の芯線と該芯線を被覆する絶縁性の合成樹脂からなる被覆部とを備えている。コネクタW2は、導電性の端子金具と絶縁性のコネクタハウジングとを備えている。
ワイヤハーネスWは、図2(b)及び図3に示すように、幹線Wmと、該幹線Wmから分岐する枝線Wbと、を有している。そして、本最良の形態では、幹線Wmから枝線Wbが分岐する分岐点P11〜P15と、幹電線Wmを折り曲げる折り曲げ点P16を曲げポイントP1とする場合について説明する。つまり、分岐点P11〜P15に対する曲げポイントP1では、幹線Wmが基準電線、枝線Wbが曲げ対象電線にそれぞれ相当し、また、折り曲げ点P16に対応する曲げポイントP1では、幹線Wmが基準線及び曲げ対象電線に相当している。
枝線Wbは、幹線Wmに対して装着(経路上)分岐角度θrで交叉している。つまり、3次元形状のワイヤハーネスWにおいて、各枝線Wbに対して装着分岐角度θrがそれぞれ設定されている。
なお、曲げポイントP1については、布線板内に収まるように折り曲げる折り曲げ点、枝線Wbから孫線が分岐する分岐点P13,14などの種々異なる曲げ対象電線の基準点と設定することができる。そして、その曲げポイントP1の設定は、設計者に選択させる、自動的に算出するなど種々異なる方法が用いられる。
上述したワイヤハーネスWを示すCAD(computer aided design)などの3次元形状データと、ワイヤハーネスWの回路図データと、を有する3次元情報となっている。そして、この3次元情報に基づいて、3次元形状のワイヤハーネスWを布線板30に展開したときの布線平面形を示す布線レイアウトRを示す布線レイアウトデータを有する2次元情報D1(図6参照)が予め生成されている。なお、本実施の形態では、布線レイアウトRを簡略化してワイヤハーネスWと布線板30のみを示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、布線板30上に設けられる治具等を示す構成とすることもできる。
この2次元情報D1は、図4に示す保持治具配置設計装置10によって例えば生産管理装置等から取り込まれて記憶装置14に記憶される。このように本最良の形態では、2次元情報D1が示す布線レイアウトRに対して布線治具の配置を設計する場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、前記3次元情報と取り込んで2次元情報D1を作成しながら、布線治具のレイアウトを設計するなど種々異なる実施形態とすることができる。
次に、本発明の保持治具配置設計装置10の概略構成の一例を以下に説明する。
図5において、保持治具配置設計装置10は、周知であるパーソナル・コンピュータ(パソコン)を用いており、予め定めたプログラムに従って装置全体の動作の制御などを行う中央演算処理装置(CPU)11を有している。このCPU11には、バスBを介してCPU11のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM12、CPU11の処理作業に必要な各種データを格納する作業エリア等を有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM13が接続されている。
CPU11には、記憶装置14がバスBを介して接続されており、この記憶装置14にはハードディスク装置、大容量のメモリなどが用いられる。記憶装置14は、図6に示すように、保持治具設計プログラムP、上述した2次元情報D1、径情報D2、布線板情報D3、配置情報D4、保持治具情報D5、治具レイアウト情報D6等の各種情報を記憶する記憶領域を有している。保持治具設計プログラムPは、CD−ROM等からインストールされたり、ネットワークを介してダウンロードされて記憶装置14に記憶される。
保持治具設計プログラムPは、布線板に展開するワイヤハーネスを保持する保持治具が有するピン部材の前記布線板における配置を設計する手段としてCPU11(コンピュータ)を機能させるための保持治具配置設計プログラムにおいて、前記布線板に展開したワイヤハーネスを構成する複数の電線のうち、前記ワイヤハーネスの曲げポイントに対応する基準電線と曲げ対象電線を設定する電線設定手段、前記電線設定手段が設定した曲げ対象電線に対応する径を示す径情報を取得する径情報取得手段、前記電線設定手段が設定した曲げ対象電線の前記基準電線に対する分岐角度を示す分岐角度情報を取得する分岐角度情報取得手段、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが前記径情報取得手段の取得した径情報が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準線と交叉する交叉角度が前記分岐角度情報取得手段の取得した分岐角度情報と一致するように一対のピン部材の前記布線板における配置情報を規定する配置情報規定手段等の手段としてCPU11を機能させるための保持治具配置設計プログラムPとなっている。
さらに、保持治具配置設計プログラムPは、前記配置情報規定手段が規定した配置情報と保持治具情報記憶手段が記憶している保持治具情報とに基づいて、前記一対のピン部材の配置情報に対応した形状を有する保持治具を特定する保持治具特定手段、前記保持治具特定手段が特定した保持治具の前記布線板における配置を示す治具レイアウト情報を生成する治具レイアウト情報生成手段等の手段としてCPU11を機能させるための保持治具配置設計プログラムPとなっている。
径情報D2は、ワイヤハーネスWを構成する電線の品番、径の太さ、剛性、装着要件、拘束状態等の各種データを有しており、径情報は2次元情報D1に関連付けられている。つまり、任意の幹線Wm、枝線Wbにおける電線の径(直径等)を特定できる構成となっている。
布線板情報D3は、布線板の種類等を示す識別データと、布線板の大きさ示す寸法データ(例えば、縦900mm×横1400mmなど)と、布線可能領域データと、を有している。布線板情報D3は、ワイヤハーネスWの品番等に対応して設けられている。
配置情報D4は、前記曲げ対象電線を挟む一対のピン部材41を結ぶ対向線の長さが当該曲げ対象電線に対応した径情報D2が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準電線と交叉する交叉角度が2次元情報D1が示す布線レイアウトRにおける分岐角度情報と一致するように規定された一対のピン部材41の前記布線板30における配置(座標)情報となっている。
保持治具情報D5は、図7に示す保持治具40のピン部材41の形状(配置)、一対のピン部材41を結ぶ対向線の長さa,b等を示す各種データを有している。そして、保持治具40は、幹線Wm、枝線Wb等の電線の移動範囲を規制する棒状のピン部材41と、前記電線を係止して一対のピン部材41を連結する連結部42と、該連結部42から延在して布線板30に固定される固定部43と、を有している。
保持治具40は、そのピン部材41と連結部42との形状に応じて、図7(a)に示す2枝ホークと、図7(b)に示す1枝フォークと、図7(c)に示す折曲フォークとに分類されている。ここでは、説明を簡単化するために、3種類のフォークのみを示しているが、複数の種類のフォークが用いられる。そして、本最良の形態では、複数の保持治具情報D5の中からピン部材41の配置に適した保持治具情報D5を選択するようにしている。
治具レイアウト情報D6は、保持治具配置設計プログラムPの実行に応じて生成された保持治具40の布線板30における配置を示す情報となっており、図4に示す布線レイアウトR上にピン部材41を示すマークを重畳表示するための情報となっている。なお、治具レイアウト情報D6の構成は、その表示形態に応じて変化するものであり、立体的に表示させることもできる。
CPU11には、入力装置15、通信装置16、表示装置17等がバスBを介して接続されている。入力装置15は、キーボード、マウス等を有しており、利用者の操作に応じた入力データをCPU11に出力する。通信装置16は、LANカード、携帯電話用モデム等の通信機器を用いている。そして、通信装置16は、受信した情報をCPU11に出力するとともに、CPU11から入力された情報を指示された送信先に送信する。
表示装置17は、周知である液晶ディスプレイ、CRT等の各種表示器が用いられる。そして、表示装置17は、CPU11の制御によって設計された治具レイアウト情報D6等の各種情報を表示する。
次に、上述したCPU11が保持治具配置設計プログラムPを実行したときの保持治具配置設計処理の一例を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS11において、設計者等から指示されたワイヤハーネスWの品番等に対応した2次元情報D1が予め定められたデータベース等から取得されて記憶装置14に記憶され、ステップS12において、そのワイヤハーネスWの製造に用いられる布線板30に対応した布線板情報D4が予め定められたデータベース等から取得されて記憶装置14に記憶され、その後ステップS13に進む。
ステップS13において、上述した布線レイアウトRにおける分岐点P11〜P15の中から任意の曲げポイントP1が設定され、その曲げポイントP1はRAM13に記憶され、その後ステップS14に進む。なお、曲げポイントP1については、予め記憶装置14に記憶しておくなど種々異なる実施形態とすることができる。
ステップS14(電線設定手段)において、設定された曲げポイントP1に対して、幹電線Wm又は分岐元電線が基準電線W11、枝電線Wbが曲げ対象電線W12と設定され、ステップS15(径情報取得手段)において、設定された基準電線と曲げ対象電線に対応した径情報D2が予め定められたデータベース等から取得されて記憶装置14に記憶され、その後ステップS16に進む。
ステップS16(分岐角度情報取得手段)において、設定された基準電線に対する曲げ対象電線の分岐角度が2次元情報D1の中から抽出されて分岐角度情報として取得されて記憶装置14に記憶され、その後ステップ17に進む。なお、分岐角度情報についても、径情報等と同様に、予め定められたデータベース等に記憶しておき、そこから取得する実施形態とすることもできる。
ステップS17(配置情報規定手段)において、一対のピン部材41を結ぶ対向線の長さa,bが取得した径情報D2が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と基準電線W11と交叉する交叉角度が取得した分岐角度情報と一致するように一対のピン部材41の布線レイアウトR(布線板30)における配置情報D4が規定され、ステップS18において、その配置情報D4は曲げポイントP1、2次元情報D1等に関連付けられて記憶装置14に記憶され、その後ステップS18に進む。
ここで、配置情報規定方法の一例を図9の図面を参照して以下に説明する。
まず、各曲げポイントP1の曲げ対象電線W12に対して、一対のピン部材41を結ぶ対向線Fの長さが、取得した径情報D2が示す直径D以上且つ前記対向線Fの中心で交わる治具中心線C2と基準電線W11と交叉する交叉角度(曲げ角度)θが取得した分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材41の布線レイアウトR(布線板30)における配置情報D4を規定する。
なお、図9中では、曲げ対象電線W12の直径Dと対向線Fはずれているため、対向線Fの長さが直径Dよりも長くなっているが、対向線Fが中心線C12と直交する場合は、直径Dと対向線Fの長さは一致することになる。また、本最良の形態では、曲げ対象電線W12の各々に対応する直径D、曲げ角度θ等に基づいて、一対の対向線Fを算出する算出プログラムを予め記憶しており、その算出プログラムを用いて、一対のピン部材41の長さをそれぞれ算出して配置を画定している。
そして、記憶装置14に記憶された複数の保持治具情報D5と複数の配置情報D4とに基づいて、例えば曲げポイントP1等の付近に配置される複数のピン部材41の配置に適した(類似した)保持治具40を特定し、該保持治具40を示す保持治具情報D5と2次元情報D1とに基づいて上述した治具レイアウト情報D6を生成し、その治具レイアウト情報D6をワイヤハーネスWの品番等に関連付けられて記憶装置14等に記憶するとともに、表示装置17に治具レイアウト情報D6を表示する。
つまり、保持治具配置設計装置10は、治具レイアウト情報D6の通りにワイヤハーネスWを製造するための保持治具40の配置を設計する場合、図9に示すように以下の3つの要件を満たすように設計することができる。
(要件1)曲げ対象電線W12の数に応じてピン部材41の数を設計する。
(要件2)曲げ対象電線W12のサイズに応じた一対のピン部材41間寸法を設計する。
(要件3)曲げ対象電線W12の中心線C12に基づいてピン部材41の配置を設計する。
ステップ19において、上述した布線レイアウトRにおける全ての曲げポイントP1に対する配置情報の規定が終了したか否かが判定される。終了していないと判定された場合(S19でN)、ステップS13に戻り、次の曲げポイントP1の設定が行われ、その曲げポイントP1に対して上述した一連の処理が実行される。一方、全ての曲げポイントP1に対して終了したと判定された場合(S19でY)、ステップS20に進む。
ステップS20(保持治具特定手段)において、記憶装置14に記憶された複数の保持治具情報D5と複数の配置情報D4とに基づいて、例えば曲げポイントP1等の付近に配置される複数のピン部材41の配置に適した(類似した)保持治具40が特定され、特定された保持治具40を示す保持治具情報D5が2次元情報D2が示す布線レイアウトRにおける対応する位置に関連付けられてRAM13等に記憶され、その後ステップS21に進む。
ステップS21(治具レイアウト情報生成手段)において、それらの保持治具情報D5と2次元情報D1とに基づいて上述した治具レイアウト情報D6が生成され、その治具レイアウト情報D6がワイヤハーネスWの品番等に関連付けられて予め定められた例えば記憶装置14等に記憶され、ステップS22において、治具レイアウト情報D6が表示装置17に出力されることで、表示装置17に治具レイアウト情報D6が表示され、その後処理を終了する。
次に、上述した保持治具配置設計装置10の動作(作用)の一例を、図10の図面を参照して以下に説明する。
保持治具配置設計装置10は、ワイヤハーネスWの治具レイアウトを設計する場合、上述した布線レイアウトRを示す2次元情報D1に基づいて、ワイヤハーネスWの分岐点P11〜P15が曲げポイントP1と設定し、各曲げポイントP1に対応して基準電線W11と曲げ対象電線W12とを設定し、該曲げ対象電線W12に対応する径情報D2と分岐角度情報等を取得する。
ここでは、図10に示すように基準電線W11から2本の曲げ対象電線W12a,bが分岐する場合における配置情報規定方法の詳細を以下に説明する。
まず、図10(a)に示すように、基準電線W11の中心線C11と曲げ対象電線W12a,bの各中心線C12を求める。そして、曲げ対象電線W12a,bは、径情報D2から直径(太さ)d1,d2であり、且つ、、2次元情報D1から曲げ角度θ1,θ2で基準電線W11から曲げられることが分かる。
図10(b)に示すように、相対する一対のピン部材14間の各対向線f1,f2の中心で交わる治具中心線C2が、図10(a)に示す中心線C12と一致するように複数のピン部材14を仮配置する。そして、図10(c)に示すように、その治具中心線C2が中心線C12と一致し、且つ、曲げ対象電線W12の各々に対応する直径d1,d2及び曲げ角度θ1,θ2等に基づいて、対向線f1,f2を求めるように、布線レイアウトR(布線板30)上の曲げポイントP1における4本のピン部材41の配置情報D4を規定する。
このように4本のピン部材41の配置情報D4を規定することで、曲げ対象電線W12a,bに対応する一対のピン部材41間のスペースは、曲げ対象電線W12の直径d1,d2以上となって保証することができるため、ピン部材41によって曲げ対象電線W12を変形させることがなくなり、例えば曲げ対象電線W12の断面を確実に円筒形状とすることができる。
即ち、基準電線W11に対して複数(n本)の曲げ対象電線W12が存在する場合、上述した一対のピン部材41間の対向線FはF=(f1,f2,・・・,fn)、曲げ対象電線W12の直径DはD=(d1,d2,・・・,dn)、曲げ角度θはθ=(θ1,θ2,・・・,θn)の各データで表され、それらのデータ、曲げ対象電線W12の本数等に基づいて各曲げポイントP1におけるピン部材41のレイアウト、ピン数を規定して配置情報D4を生成する。よって、上述した要件1〜3を満たすように設計することができる。
(組付結果)
次に、上述した本発明の保持治具配置設計装置10と従来の設計方法で設計した各治具レイアウトに基づいた布線板30における保持治具40を用いて組み立てたワイヤハーネスWの検証結果の一例を説明する。なお、説明を簡単化するために、2つの曲げ対象電線W12が設定された1つの曲げポイントP1に対する検証結果のみを以下に示す。
また、図11において、(a)は従来、(b)は本発明による保持治具を用いた場合のワイヤハーネスWの組み立て結果を示している。そして、表1は図11(a)及び図11(b)の同一測定個所L1〜L4、P50における従来の治具と本発明の治具との比較結果を示している。そして、測定個所L1〜L4は、電線の断面に対する横及び縦方向の径とその比を示し、測定個所P50はその最大寸法を示している。
表1を見ると、従来の治具を用いた場合は、測定個所L3,4の箇所で曲げ対象電線W12が非円筒形になっていることと、曲げ対象電線W12の中心線C12が治具中心線C2と一致しないことが分かる。これに対し、本発明の治具を用いた場合、測定個所L3,L4で曲げ対象電線W12が円筒形となっていること、曲げ対象電線W12の中心線C12が治具中心線C2と一致することが確認できる。
Figure 0005095981
以上説明した本発明の保持治具配置設計装置10によれば、一対のピン部材41を結ぶ対向線Fの長さが径情報D2が示す径以上且つ対向線Fの中心で交わる治具中心線C2と基準電線W11と交叉する交叉角度θが分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材41の布線板30における配置情報を規定するようにしたことから、曲げ対象電線W12の基準電線W11に対する分岐角度とその布線治具40における分岐角度のズレが発生しないため、寸法精度を向上させることができる。また、一対のピン部材41の間隔は曲げ対象電線W12の径以上となっているため、一対のピン部材41によって曲げ対象電線W12が変形する等のワイヤハーネスWの分岐部分における電線等の形状異常の発生を防止して、外観品質の低下を防止することができる。従って、布線板30で組み付けたワイヤハーネスWの外観品質の向上に貢献することができる。
また、1つの曲げポイントP1に対して複数の曲げ対象電線W12が設定されると、その各々の電線に対して、一対のピン部材41を結ぶ対向線Fの長さが径情報D2の示す径以上且つ対向線Fの中心で交わる中心線C2と基準電線W11と交叉する交叉角度が分岐角度情報と一致するように、一対のピン部材41の布線板30における配置情報を規定するようにしたことから、複数の曲げ対象電線W12の各々に対してピン部材41の配置が規定されるため、ピン部材41によってワイヤハーネスWの分岐部分における電線の形状異常の発生を確実に防止して、外観品質の低下を防止することができる。
さらに、保持治具40の形状を示す保持治具情報D5を記憶しておき、規定した配置情報D4とその保持治具情報D5とに基づいてピン部材41の配置情報に対応した形状の保持治具40を特定して、治具レイアウト情報D6を生成するようにしたことから、布線板30におけるピン部材41の配置に適した保持治具40を用いることができるため、ピン部材41によってワイヤハーネスWの分岐部分における電線の形状異常の発生を確実に防止して、外観品質の低下を防止することができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係る保持治具配置設計装置の基本構成を示す構成図である。 ワイヤハーネスの3次元形状の一例を示すで図であり、(a)は全体図、(b)は(a)中の部分1の拡大図をそれぞれ示している。 本発明に係る基準電線、曲げ対象電線、曲げポイントを説明するための図である。 ワイヤハーネスを布線板に展開したときの布線平面形を示す布線レイアウトの一例を示す図である。 布線レイアウト設計支援装置の概略構成の一例を示す構成図である。 保持治具配置設計プログラムと各種情報の一例を説明するための図である。 保持治具の種類を説明するための図であり、(a)は2枝ホーク、(b)は1枝フォーク、図7(c)は折曲フォークをそれぞれ示している。 図5中のCPUが実行する保持治具配置設計処理の一例を示すフローチャートである。 ピン部材の配置を設計する上での3つの要件を説明するための図である。 本発明による配置情報規定方法の一例を説明するための図であり、(a)は中心線の設定例、(b)治具中心線の設定例、(c)一対のピン部材の配置情報の規定例をそれぞれ示している。 従来と本発明によるワイヤハーネスの組付結果を説明するための図であり、(a)は従来、(b)は本発明の各組付結果を示している。 従来の布線治具を用いた布線装置の一形態を示す図である。
符号の説明
10 保持治具配置設計装置
11a 電線設定手段(CPU)
11b 径情報取得手段(CPU)
11c 分岐角度情報取得手段(CPU)
11d 配置情報規定手段(CPU)
11e 保持治具特定手段(CPU)
11f 治具レイアウト情報生成手段(CPU)
14 保持治具情報記憶手段(記憶装置)
30 布線板
40 保持治具
41 ピン部材
P1 曲げポイント
W ワイヤハーネス
W11 基準電線
W12 曲げ対象電線

Claims (4)

  1. 布線板に展開するワイヤハーネスを保持する保持治具が有するピン部材の前記布線板における配置を設計する保持治具配置設計装置において、
    前記布線板に展開したワイヤハーネスを構成する複数の電線のうち、前記ワイヤハーネスの曲げポイントに対応する基準電線と曲げ対象電線を設定する電線設定手段と、
    前記電線設定手段が設定した曲げ対象電線に対応する径を示す径情報を取得する径情報取得手段と、
    前記電線設定手段が設定した曲げ対象電線の前記基準電線に対する分岐角度を示す分岐角度情報を取得する分岐角度情報取得手段と、
    一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが前記径情報取得手段の取得した径情報が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準電線と交叉する交叉角度が前記分岐角度情報取得手段の取得した分岐角度情報と一致するように一対のピン部材の前記布線板における配置情報を規定する配置情報規定手段と、
    を有することを特徴とする保持治具配置設計装置。
  2. 前記配置情報規定手段は、前記電線設定手段によって複数の曲げ対象電線が設定されると、その各々の電線に対して、一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが前記径情報取得手段の取得した径情報が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準線と交叉する交叉角度が前記分岐角度情報取得手段の取得した分岐角度情報と一致するように一対のピン部材の前記布線板における配置情報を規定する手段であることを特徴とする請求項1に記載の保持治具配置設計装置。
  3. 前記保持治具の形状を示す保持治具情報を記憶する保持治具情報記憶手段と、
    前記配置情報規定手段が規定した配置情報と前記保持治具情報記憶手段が記憶している保持治具情報とに基づいて、前記ピン部材の配置情報に対応した形状を有する保持治具を特定する保持治具特定手段と、
    前記保持治具特定手段が特定した保持治具の前記布線板における配置を示す治具レイアウト情報を生成する治具レイアウト情報生成手段と、
    を有することを特徴とする1又は2に記載の保持治具配置設計装置。
  4. 布線板に展開するワイヤハーネスを保持する保持治具が有するピン部材の前記布線板における配置を設計する保持治具配置設計方法において、
    前記布線板に展開したワイヤハーネスを構成する複数の電線のうち、前記ワイヤハーネスの曲げポイントに対応する基準電線と曲げ対象電線を設定する電線設定過程と、
    前記設定した曲げ対象電線に対応する径を示す径情報を取得する径情報取得過程と、
    前記設定した曲げ対象電線の前記基準電線に対する分岐角度を示す分岐角度情報を取得する分岐角度情報取得過程と、
    一対のピン部材を結ぶ対向線の長さが前記径情報取得手段の取得した径情報が示す径以上且つ前記対向線の中心で交わる中心線と前記基準線と交叉する交叉角度が前記分岐角度情報と一致するように一対のピン部材の前記布線板における配置情報を規定する配置情報規定過程と、
    を有することを特徴とする保持治具配置設計方法。
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