JP4199096B2 - ワイヤーハーネスの設計支援装置、支援方法、支援プログラム、及びその支援プログラムが格納されている記憶媒体 - Google Patents

ワイヤーハーネスの設計支援装置、支援方法、支援プログラム、及びその支援プログラムが格納されている記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、三次元空間内に配索されるワイヤーハーネスの設計支援装置および支援方法に関し、特にワイヤーハーネスの幹線から分岐される分岐線の方向,分岐角度等の決定を容易にするワイヤーハーネスの設計支援装置、支援方法、ワイヤーハーネスの経路設計支援プログラム、及びそのプログラムが格納されているコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に関する。
自動車等の車両や家電製品等の各種電子機器には、複数の電装品間、あるいは、複数のパッケージ間を接続するためにワイヤーハーネス等の線条材が使用される。
このようなワイヤーハーネスは、複数の電線や通信線が適宜テープ等の保護部材によって1本の束にまとめられるとともに、両端部や所定位置にコネクタ等が取り付けられて製作される。
従来、ワイヤーハーネスの設計現場において、電装品やパッケージ等の設計自体は、CAD(コンピュータ支援設計)システムが早くから普及している。
一方、ワイヤーハーネス等の線条材の設計支援装置としては次のものが知られている(特許文献1)。
特開2001−250438号公報(請求項1)
上記刊行物には、簡単な設定事項により現実的な形状を算出および報知する線条材の配線設計支援装置および配線設計方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の提供を目的として、
「入力された複数の固定位置および線条材の変形係数に基づいて、それら固定位置を満足する線条材の配線形状を演算するとともに報知する演算手段を備える線条材の配線設計支援装置であって、前記演算手段は、目的とする線条材の曲げ剛性Eを、入力された線条材径φに基づいて、その線条材の曲率ρに関する所定の双2次関数によって算出するとともに、その算出した曲げ剛性Eを用いて、該線条材の配線形状を演算することを特徴とする線条材の配線設計支援装置。」
が開示されている。
ところで、自動車等の車体の内部に配索されるワイヤーハーネスは、一般に平坦な配索治具板に直接あるいは間接的に幹線を沿わせるとともに、幹線から分岐線を分岐させることにより製作される。
そして、自動車用のワイヤーハーネスを製作する場合、車体の構造が複雑な三次元構造であるため、幹線を配索経路に対応した適切な長さに設定するとともに、この幹線における適切な多数の位置からそれぞれ分岐線の分岐させる分岐出しが必要となる。
ところで、配索治具板においてワイヤーハーネスを製作する場合、主に製作上の理由から、幹線に対して、及び配索治具板に対して平行な2種類の方向から分岐線を分岐出ししたいという要望がある。
ところが、自動車用のワイヤーハーネスは、車体の三次元構造に対応して幹線を曲げ,捻り等が加えられるため、CAD画面上(3D)において幹線から補器まで分岐線を最短経路で分岐出しするように設計すると、配索治具板においてワイヤーハーネスを製作する場合、幹線に対して様々な方向に分岐線が分岐出しされる結果となる。
従って、ワイヤーハーネスを製作するにあたっては、配索治具板に沿った2種類の方向から分岐線が分岐出しされるように、幹線の曲げ,捻り等を考慮して適切な方向に分岐線を分岐させ、かつ、分岐線の分岐角度を決定する分岐出しを行う必要がある。
なお、分岐出しは、分岐線が最短距離となるように配索するとは限らず、補器との位置関係を考慮して配索治具板に沿った2種類の方向から分岐線を分岐出しした場合、若干迂回するように配索する場合もある。
ここで、分岐線の分岐角度とは、平坦な配索治具板上において、幹線から分岐線を分岐させた場合、配索治具板の面方向に対して平行、かつ、幹線の軸線(中心線)を通過する仮想的な平面と、幹線の外側面から分岐する分岐線の軸線(中心線)との挟み角度を指す。
しかしながら、従来、ワイヤーハーネスの幹線から分岐される分岐線の向きや分岐角度は、設計者が主に勘と経験に基づいて設計し、試作を繰り返すのが一般的であり、設計者の熟練度によって完成度が異なる。
ところが、前述した従来の配線設計支援装置では、このような幹線の曲げ,捻り等を考慮して適切な方向に分岐出しを行えず、結果的に幹線から分岐する分岐線の分岐角度が適正でないワイヤーハーネスが製作され、車体の複雑な三次元構造に合致しない場合がある。
具体的には、分岐線が短過ぎて補器まで届かない、または分岐線が長過ぎてたるみが生じ、車体や周辺の補器部品と干渉するという問題となる。
すなわち、自動車用のワイヤーハーネスを製作する場合、従来の配線設計支援装置では、車体の三次元構造に適合するように分岐線の分岐角度を決定することが困難であった。
本発明は、車体の三次元構造に適合するように分岐線の分岐角度を決定できるワイヤーハーネスの設計支援装置、支援方法、支援プログラム、及びその支援プログラムが格納されている記憶媒体を提供することにある。
1)前記課題を解決するために、本発明のワイヤーハーネスの設計支援装置は、ワイヤーハーネスの幹線からの分岐線の分岐出し設計を実行するワイヤーハーネスの設計支援装置であって、前記ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上に前記ワイヤーハーネスを表示する表示手段前記CAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線における所定の2点を前記被配索対象に拘束する拘束手段と、前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線として表示するガイド線設定手段と、前記CAD画面上で、オペレータにより指示された前記幹線の前記ガイド線の位置から、前記分岐線を前記幹線の前記ガイド面に沿って分岐出しする分岐線設定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のワイヤーハーネスの設計支援装置は、前記CAD画面上で分岐出しした前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との挟み角度である俯仰角度が所定角度を越えている場合に警報を発する警報手段を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明のワイヤーハーネスの設計支援装置は、前記CAD画面上で前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記俯仰角度を所定角度以下に修正する俯仰角度修正手段を備えていることを特徴とする。
)一方、本発明のワイヤーハーネスの設計支援方法は、ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線を前記被配索対象に対応して配索するステップと、前記CAD画面上で、前記幹線における所定の2点を前記被配索対象の対応する三次元位置に拘束するステップと、前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線として表示するステップと、前記幹線から分岐線を前記ガイド面に沿って分岐出ししたい位置を指示するステップと、前記幹線の軸線と、前記ガイド面に沿った前記分岐線の軸線との交差角度である分岐角度を設定するステップと、前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との交差角度である俯仰角度を所定角度以下に設定するステップとを含むことを特徴とする。
)また、本発明のワイヤーハーネスの設計支援方法は、前記俯仰角度が所定角度以下であるかどうかをチェックするステップと、前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記俯仰角度を所定角度以下に修正するステップとを含むことを特徴とする。
)また、本発明のワイヤーハーネスの設計支援方法は、前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記分岐線を前記各ガイド線のうちのどちらから分岐出しさせるのかを選択させるステップと、前記分岐角度を設定させるステップと、ガイド線の選択および前記分岐角度の設定条件を満たすように前記俯仰角度を修正するステップとを含むことを特徴とする。
)本発明のワイヤーハーネスの設計支援プログラムは、ワイヤーハーネスの幹線からの分岐線の分岐出し設計を実行するワイヤーハーネスの設計支援装置プログラムであって、前記設計支援装置に備えられたコンピュータに、ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線を前記被配索対象に対応して配索する手順と、前記CAD画面上で、前記幹線における所定の2点を前記被配索対象の対応する三次元位置に拘束する手順と、前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線とし表示する手順と前記幹線から分岐線を前記ガイド面に沿って分岐出ししたい位置を指示する手順と、前記幹線の軸線と、前記ガイド面に沿った前記分岐線の軸線との交差角度である分岐角度を設定する手順と、前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との交差角度である俯仰角度を所定角度以下に設定する手順とを実行させることを特徴とする。
)また、本発明のワイヤーハーネスの設計支援プログラムは、ワイヤーハーネスの幹線からの分岐線の分岐出し設計を実行するワイヤーハーネスの設計支援装置プログラムであって、コンピュータに、前記請求項8に記載の手順に加えてさらに、前記俯仰角度が所定角度以下であるかどうかをチェックする手順と、前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記俯仰角度を所定角度以下に修正する手順とを実行させることを特徴とする。
)また、本発明のワイヤーハーネスの設計支援プログラムは、前記コンピュータにさらに、前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記分岐線を前記各ガイド線のうちのどちらから分岐出しさせるのかを選択させる手順と、前記分岐角度を設定させる手順と、ガイド線の選択および前記分岐角度の設定条件を満たすように前記俯仰角度を所定角度以下に修正する手順と、を実行させることを特徴とする。
10)さらに、本発明の記憶媒体は、)〜)に記載のワイヤーハーネスの設計支援プログラムが格納されていることを特徴とする。
1)の発明では、ワイヤーハーネスの幹線からの分岐線の分岐出し設計を実行するワイヤーハーネスの設計支援装置であって、前記ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上に前記幹線を表示する表示手段と、前記幹線における所定の2点を拘束する拘束手段と、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板と平行であるとともに前記幹線の軸線を通過するガイド面と、前記幹線の表面との交点をガイド線として前記幹線表面に表示し、かつ、前記車体に対する拘束方向を基準として前記ガイド線を設定するガイド線設定手段と、前記幹線における指示された位置から、前記分岐線を前記ガイド面に沿って分岐出しする分岐線設定手段とを備えることにより、ワイヤーハーネスの幹線にねじれ等が存在する場合にも、車体の形状に合致した分岐線の分岐出しが可能なワイヤーハーネスの設計支援装置を提供できる。
また)の発明では、分岐線の軸線と、ガイド面との挟み角度である俯仰角度が所定角度を越えている場合に警報を発する警報手段を備えていることにより、設計上の許容範囲を一定に保てる。
さらに)の発明では、俯仰角度が所定角度を越えている場合に、俯仰角度を所定角度以下に修正する俯仰角度修正手段を備えていることにより、設計の正確性が向上する。
一方、)の発明では、ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線を前記被配索対象に対応して配索するステップと、前記CAD画面上で、前記幹線における所定の2点を前記被配索対象の対応する三次元位置に拘束するステップと、前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線として表示するステップと、前記幹線から分岐線を前記ガイド面に沿って分岐出ししたい位置を指示するステップと、前記幹線の軸線と、前記ガイド面に沿った前記分岐線の軸線との交差角度である分岐角度を設定するステップと、前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との交差角度である俯仰角度を所定角度以下に設定するステップとを含むことにより、ワイヤーハーネスの幹線にねじれ等が存在する場合にも、車体の形状に合致した分岐線の分岐出しが可能なワイヤーハーネスの設計ができる。
そして、)の発明では、俯仰角度が所定角度以下であるかどうかをチェックするステップと、俯仰角度が所定角度を越えている場合に、俯仰角度を所定角度以下に修正するステップとを含むことより、設計支援の信頼性を向上できる。
その上、)の発明では、俯仰角度が所定角度を越えている場合に、分岐線を各ガイド線のうちのどちらから分岐出しさせるのかを選択させるステップと、分岐角度を所定角度以下に設定するステップと、ガイド線の選択および分岐角度の設定条件を満たすように修正するステップとを含むことにより、設計の正確性が向上する。
また、)の発明では、前記設計支援装置に備えられたコンピュータに、ワイヤーハーネスの幹線からの分岐線の分岐出し設計を実行するワイヤーハーネスの設計支援装置プログラムであって、前記設計支援装置に備えられたコンピュータに、ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線を前記被配索対象に対応して配索する手順と、前記CAD画面上で、前記幹線における所定の2点を前記被配索対象の対応する三次元位置に拘束する手順と、前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線とし表示する手順と前記幹線から分岐線を前記ガイド面に沿って分岐出ししたい位置を指示する手順と、前記幹線の軸線と、前記ガイド面に沿った前記分岐線の軸線との交差角度である分岐角度を設定する手順と、前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との交差角度である俯仰角度を所定角度以下に設定する手順とを実行させることによって、ワイヤーハーネスの幹線にねじれ等が存在する場合にも、車体の形状に合致した分岐線の分岐出しが可能なワイヤーハーネスの設計ができる。
また、)の発明では、俯仰角度が所定角度以下であるかどうかをチェックする手順と、俯仰角度が所定角度を越えている場合に、俯仰角度を所定角度以下に修正する手順とを、更にコンピュータに実行させることより、設計支援の信頼性をより向上させることができる。
また、)の発明では、俯仰角度が所定角度を越えている場合に、分岐線を各ガイド線のうちのどちらから分岐出しさせるのかを選択させて、分岐角度を所定角度以下に設定する手順と、ガイド線の選択および分岐角度の設定条件を満たすように修正する手順とを実行させることにより、設計の正確性がさらに向上する。
さらに、10)の発明では、本発明の記憶媒体は、)〜)に記載のワイヤーハーネスの設計支援プログラムが格納されているので、この記憶媒体を既存のCAD装置によるワイヤーハーネスの設計に使用することによって、ワイヤーハーネスの幹線にねじれ等が存在する場合にも、車体の形状に合致した分岐線の分岐出しが可能なワイヤーハーネスの設計ができる。
図1に示すCAD画面内には、自動車の車体10に沿うとともに2点間にわたって配索されるワイヤーハーネス11が表示されている。
このCAD画面では、ワイヤーハーネス11を構成する幹線12が車体10の平面10aに沿って配索されているとともに、幹線12の長手方向に沿って所定寸法離れた2つの個所が拘束手段であるクランプ33により車体10に拘束され、かつ、これらのクランプ33に拘束された2点間から第1分岐線21および第2分岐線22がそれぞれ分岐している。
なお、幹線12の拘束手段としては、本実施形態ではクランプを例示するが、クランプ以外にも例えばコネクタ等でもよく、何らかの形で幹線12を拘束できればよい。
第1分岐線21は、車体10の平面10aから突出する凸部10b上に配置された第1電装品23に図示しないコネクタを介して接続される。一方、第2分岐線22は、車体10の平面10a上に配置された第2電装品24に図示しないコネクタを介して接続される。
そして、この図1に示すように、幹線12の周面における長手方向に沿って2本のガイド線30が表示されている。
図2(A)に示すように、ガイド線30は、実際にワイヤーハーネス11を製作する際に用いられる配索治具板31に対して平行、かつ、幹線12の軸線を通過する仮想的なガイド面32と、幹線12の周面との交点を幹線12の長手方向に沿って結んだ線であり、幹線12の周面に例えば点線でCAD画面上に2本表示される(図1参照)。
ところで、図2(B)に示すように、幹線12の所定位置を拘束する拘束手段としてのクランプ33は、実際にワイヤーハーネス11を製作する際に、主に配索治具板31上における作業性の理由からガイド面32に沿った2方向およびガイド面32に対して直交する2方向、合計4箇所から選択されて幹線12に取り付けられる。
従って、CAD画面内における2本のガイド線30は、クランプ33の位置、すなわち車体10に対する幹線12の拘束方向を基準として設定される。
図3(A)および図3(B)は、それぞれクランプ33,33間において、ガイド面32から分岐出しされる第1分岐線21,第2分岐線22と、第1分岐線21,第2分岐線22が図示しないコネクタを介して接続される第1電装品23、第2電装品24との関係を示す。
なお、図3中、点線で示す第1電装品23、第2電装品24や、第1分岐線21,第2分岐線22は、クランプ33よりも図中奥側にあることを示す。
図3(A)に示すように、第1分岐線21が分岐出しされる位置の近傍では、クランプ33がガイド面32に沿った方向に取り付けられ、かつ、第1分岐線21がガイド面32に沿った方向に分岐出しされている。
一方、図3(B)に示すように、第2分岐線22が分岐出しされる位置の近傍では、クランプ33がガイド面32に対して直交する方向に取り付けられているとともに、第2分岐線22がガイド面32に沿った方向に分岐出しされている。
このように、本発明に係るワイヤーハーネスの設計支援装置において、幹線12からの第1分岐線21、第2分岐線22の分岐出しは、幹線12のガイド面32に沿うことを原則とするが、実際の装置においては、ある程度の範囲を許容することも可能である。
すなわち、幹線12からの第1分岐線21、第2分岐線22の分岐出しがガイド面32に沿う場合を0度として、図4に示すように、第1分岐線21の軸線あるいは第2分岐線22の軸線と、ガイド面32との挟み角度である俯仰角度が所定度を越えている場合にNGとして警報を発し、俯仰角度が所定度以内であれば許容範囲内であるとしてOKとすることもできる。
具体的に図4の例では、幹線12のガイド面32に対して第1分岐線21はOKで、第2分岐線22はNGとして、警報(Warning)を出すようにしている。
そして、図1に示すように、クランプ33,33の位置を基準として設定されたガイド線30は、幹線12の周面に沿った螺旋状に設定されることが判る。
結果的に、このガイド面32に対して許容範囲内で略沿うように第1分岐線21、第2分岐線22を分岐出しすれば、実際に配索治具板31上において幹線12から第1分岐線21、第2分岐線22を分岐させる際、作業性を損なうことなく配索治具板31に対して平行な2種類の方向から第1分岐線21、第2分岐線22の分岐出し作業を行え、かつ、製作したワイヤーハーネス11を実際の車体10に沿って配索したときに、第1分岐線21、第2分岐線22が短過ぎて第1電装品23、第2電装品24まで届かないという問題や、あるいは第1分岐線21、第2分岐線22が長過ぎてたるみが生じ、車体10や図示しない周辺の電装品に干渉するという問題が生じない。
次に、幹線12から第1分岐線21、第2分岐線22を分岐出しするCAD画面上における手順を図5のフローチャートを用いて説明する。
先ず、必要なデータを読み出して、CAD画面上にワイヤーハーネス11の配設設計をする車体10の任意の部分をオペレータの指示に応じて表示画面に表示し、その表示された部分に関係する第1電装品23や第2電装品24等の配置状況を3次元的に表示する(ステップS1)。
次に、表示画面に表示された補器部品の位置にワイヤーハーネス11を接続するための拘束手段であるコネクタ(図示せず)を必要箇所に配置する(ステップS2)。
そして、ステップS2で配置されたコネクタとコネクタとの間を繋いでワイヤーハーネス11の幹線12を配索する(ステップS3)。
この際、ワイヤーハーネス11を構成する幹線12の経路の作成と、第1分岐線21、第2分岐線22の経路の作成とを区別して実行する。
すなわち、ステップS3で作成された幹線12の長手方向に沿って所定寸法離れた2つの所定部位をクランプ33で車体10に固定する(ステップS4)。
なお、クランプ33およびコネクタとしては、幹線12の拘束すべき個所が回転するものや、回転しないもの等種々のものを適宜使用する。
振動等でワイヤーハーネス11の幹線12が揺れて車体10に干渉するのを防止するために、クランプ33でワイヤーハーネス11の幹線12を車体10に固定する。
次に、ステップS3,S4で作成された幹線12におけるクランプ33に拘束された2点間におけるガイド線30から第1分岐線21および第2分岐線22をそれぞれ分岐出しさせ、それぞれ第1電装品23や第2電装品24までの経路が、周辺の補器部品や車体と干渉しないように第1分岐線21および第2分岐線22の経路のレイアウトを編集する(ステップS5)。
なお、ステップS3〜S5はこの順序以外でも良く、ほぼ同時に進行する。
そして、ワイヤーハーネスの幹線や第1分岐線21および第2分岐線22に含まれる電線の保護をするために、外装(テープ、チューブ、シート等)を形成する(ステップS6)。
次に、ステップS6後に、幹線12に対する第1分岐線21および第2分岐線22の分岐線成立性のチェックを実行する(ステップS7)。
ステップS7の分岐線成立性のチェックでは、主に第1分岐線21の軸線および第2分岐線22がガイド面32に沿って分岐出しされているか、すなわち第1分岐線21の軸線あるいは第2分岐線22の軸線と、ガイド面32との挟み角度である俯仰角度が許容範囲内であるかを判定する。
なお、分岐線成立性のチェックの他では、作成されたワイヤーハーネス11と車体10および周辺の補器部品との干渉箇所のチェックや、その他の製造要件チェックも実施可能である。
製造要件チェックとしては、俯仰角度の判定の他に、例えば以下のような項目がある。
・分岐部より幹線の長手方向に沿った所定寸法以下にクランプはないか?
・クランプークランプ間が所定寸法以内でないか?
・分岐間寸法は所定寸法以上確保されているか?
・分岐数は極力所定個所以内になっているか?
ステップS7の判断でYESの場合、すなわち俯仰角度が許容範囲内である場合には、作成されたCADデータを出力する(ステップS9)。
ステップS7の判断でNOの場合、すなわち俯仰角度が許容範囲内でない場合には、ステップS8で自動修正した後にステップS9に進むか、またはステップS8で自動修正した後にステップS4に戻ってクランプ等の位置を変えた、全く別の経路を作成し直して、再度成立性チェックを行う。
次に、図5のステップS7における判断手順を図6を用いて説明する。
まず、配索治具板31に対して平行なガイド面32に基づく2本のガイド線32を幹線12の周面に設定する(ステップS71)。
続いて、第1分岐線21、第2分岐線22がガイド面32に沿って分岐出しされているか、またはガイド面32に対して所定の角度以内で分岐出しされているかどうか、すなわち俯仰角度の可否をチェックする(ステップS72)。
ステップS72の判断でNO(エラー無)、すなわち俯仰角度が許容範囲内である場合には、ステップS9に進む。
一方、ステップS72の判断でYES(エラー有)、俯仰角度が許容範囲を越えている場合には、CAD画面上にエラー部を表示した後(ステップS81)、CAD画面上にエラー部に変わって条件を満たすように修正し(ステップS82)、ステップS9に進む。
次に、図6のステップS72以降におけるエラー部を条件を満たす様に修正する手順およびCAD画面を図7および図8を用いて説明する。
ステップS82におけるCAD画面は図8に示すように表示される。
このCAD画面で、図7に示すように、分岐線を2本のガイド線のうちのどちらから第1分岐線21あるいは第2分岐線22を分岐させるのかをオペレータに選択させる(ステップS821)。
次に、分岐線の分岐角度、すなわち幹線12の軸線と、ガイド面32に沿った第1分岐線21あるいは第2分岐線22との挟み角度をオペレータに設定させる(ステップS822)。
このときのCAD画面を図8(B)に示す。
そして、ステップS821およびステップS822の条件を満たすように第1分岐線21あるいは第2分岐線22の分岐出しを自動的に修正し(ステップS823)、ステップS9に進む。
このときのCAD画面を図8(C)に示す。図8(C)において、エラー表示された第1分岐線21あるいは第1分岐線22を点線で示し、自動的に修正された第1分岐線21あるいは第1分岐線22を実線で示す。
なお、本発明は、図5のフローチャートと別に、ステップS3、ステップS4、ステップS5を時系列的に行なう必要はなく、並行に同時処理してもよい。
また、分岐線の分岐方向のチェック等もステップS3、ステップS4、ステップS5と同時に行い、最終チェックを省略してもよい。
請求項1〜11に記載の本発明の、ワイヤーハーネスの設計支援装置、支援方法、支援プログラム、及びそのプ支援ログラムが格納されている記憶媒体を用いることによって、
車体の三次元構造に適合するように分岐線の分岐角度を決定できるワイヤーハーネスの設計において、ワイヤーハーネスの幹線にねじれ等が存在する場合にも、車体の形状に合致した分岐線の分岐出しが可能なワイヤーハーネスの設計ができるので、産業上の利用可能性は極めて大きい。
CAD画面上で、幹線1がクランプにより2個所で段差を含む車体に三次元的に固定されている状態を示す図である。 配索治具板、ワイヤーハーネスの幹線、ガイド面、ガイド線、クランプの関係を示す模式図である。 図1のクランプ位置におけるワイヤーハーネスの幹線、ガイド面、ガイド線、クランプの関係を示す模式図である。 CAD画面上で幹線に作成されたガイド(面)に対するOKの分岐線およびNGの分岐線を示す図である。 本発明のCAD装置を用いたワイヤーハーネスの分岐出し手順を示すフローチャートである。 ワイヤーハーネスの分岐出し手順のステップS7、S8を示すフローチャートである。 ワイヤーハーネスの分岐出し手順のS8を示すフローチャートである。 CAD解面上で指示されたガイドに対する分岐線の分岐角度を修正する状態を示す図である。
符号の説明
10 車体(被配索対象)
11 ワイヤーハーネス
12 幹線
21 第1分岐線(分岐線)
22 第2分岐線(分岐線)
31 配索治具板
30 ガイド線
32 ガイド面
33 クランプ(拘束手段)

Claims (10)

  1. ワイヤーハーネスの幹線からの分岐線の分岐出し設計を実行するワイヤーハーネスの設計支援装置であって、
    前記ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上に前記ワイヤーハーネスを表示する表示手段
    前記CAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線における所定の2点を前記被配索対象に拘束する拘束手段と、
    前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線として表示するガイド線設定手段と、
    前記CAD画面上で、オペレータにより指示された前記幹線の前記ガイド線の位置から、前記分岐線を前記幹線の前記ガイド面に沿って分岐出しする分岐線設定手段と
    を備えることを特徴とするワイヤーハーネスの設計支援装置。
  2. 前記CAD画面上で分岐出しした前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との挟み角度である俯仰角度が所定角度を越えている場合に警報を発する警報手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネスの設計支援装置。
  3. 前記CAD画面上で前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記俯仰角度を所定角度以下に修正する俯仰角度修正手段を備えていることを特徴とする請求項に記載のワイヤーハーネスの設計支援装置。
  4. ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線を前記被配索対象に対応して配索するステップと、
    前記CAD画面上で、前記幹線における所定の2点を前記被配索対象の対応する三次元位置に拘束するステップと、
    前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線として表示するステップと、
    前記幹線から分岐線を前記ガイド面に沿って分岐出ししたい位置を指示するステップと、
    前記幹線の軸線と、前記ガイド面に沿った前記分岐線の軸線との交差角度である分岐角度を設定するステップと、
    前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との交差角度である俯仰角度を所定角度以下に設定するステップとを含むことを特徴とするワイヤーハーネスの設計支援方法。
  5. 前記俯仰角度が所定角度以下であるかどうかをチェックするステップと、
    前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記俯仰角度を所定角度以下に修正するステップとを含むことを特徴とする請求項に記載のワイヤーハーネスの設計支援方法。
  6. 前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記分岐線を前記各ガイド線のうちのどちらから分岐出しさせるのかを選択させるステップと、
    前記分岐角度を設定させるステップと、
    ガイド線の選択および前記分岐角度の設定条件を満たすように前記俯仰角度を修正するステップとを含むことを特徴とする請求項に記載のワイヤーハーネスの設計支援方法。
  7. ワイヤーハーネスの幹線からの分岐線の分岐出し設計を実行するワイヤーハーネスの設計支援装置プログラムであって、
    前記設計支援装置に備えられたコンピュータに、
    ワイヤーハーネスが配索される被配索対象が三次元表示されたCAD画面上で、前記ワイヤーハーネスの幹線を前記被配索対象に対応して配索する手順と、
    前記CAD画面上で、前記幹線における所定の2点を前記被配索対象の対応する三次元位置に拘束する手順と、
    前記幹線が、前記ワイヤーハーネスを製作する配索治具板上に配置され、前記被配索対象に拘束された位置での拘束方向が前記配索治具板と所定角度を成すように設定されたときの前記幹線の軸線を通過し、前記配索治具板に平行する面を前記幹線のガイド面として、前記CAD画面上で、前記被配索対象に拘束されている前記幹線の前記ガイド面と当該幹線の表面との交線を前記幹線のガイド線とし表示する手順と
    前記幹線から分岐線を前記ガイド面に沿って分岐出ししたい位置を指示する手順と、
    前記幹線の軸線と、前記ガイド面に沿った前記分岐線の軸線との交差角度である分岐角度を設定する手順と、
    前記分岐線の軸線と、前記ガイド面との交差角度である俯仰角度を所定角度以下に設定する手順と
    を実行させることを特徴とするワイヤーハーネスの設計支援プログラム。
  8. 前記コンピュータにさらに、
    前記俯仰角度が所定角度以下であるかどうかをチェックする手順と、
    前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記俯仰角度を所定角度以下に修正する手順と、
    を実行させることを特徴とする請求項に記載のワイヤーハーネスの設計支援プログラム。
  9. 前記コンピュータにさらに、
    前記俯仰角度が所定角度を越えている場合に、前記分岐線を前記各ガイド線のうちのどちらから分岐出しさせるのかを選択させる手順と、
    前記分岐角度を設定させる手順と、
    ガイド線の選択および前記分岐角度の設定条件を満たすように前記俯仰角度を所定角度以下に修正する手順と、
    を実行させることを特徴とする請求項に記載のワイヤーハーネスの設計支援プログラム。
  10. 前記請求項7〜9のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスの設計支援プログラムが格納されていることを特徴とする記憶媒体。
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