JPH08507644A - 自動車用回転コンタクタ - Google Patents

自動車用回転コンタクタ

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JPH08507644A JP7510633A JP51063395A JPH08507644A JP H08507644 A JPH08507644 A JP H08507644A JP 7510633 A JP7510633 A JP 7510633A JP 51063395 A JP51063395 A JP 51063395A JP H08507644 A JPH08507644 A JP H08507644A
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Abstract

(57)【要約】 回転コンタクタは、便宜上固定部材(101)と呼ぶ、ステアリングコラム(4)に固定された第1部材、および便宜上可動部材(102)と呼ぶ、自動車のステアリングホイール(7)に回転自在に連結された第2部材を備えている。可動部材(102)と共に回転するべく、固定部材(101)を一時的に連結するため、前記部分材(101、102)の間には、引込式係止手段(83、84)が介設されている。これらの手段は、可動部材(102)によって支持され、かつ固定部材(101)によって支持された第2部材(40)と係合する引込式第1部材(8)を備えており、前記第1部材(8)は、ステアリングホイール(7)によって操作される操作部(82)を備えている。自動車に適用

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用回転コンタクタ 本発明は、間に電気伝導手段を設け、かつ互いに相対的に移動しうるようにし て取付けられた2つの同軸部材を備える、自動車用の回転コンタクタに関する。 この種の回転コンタクタは、例えば、ヨーロッパ特許公開第0 479 56 7号およびフランス国特許公開第2 612 851号明細書に記載されている 。 図1に示すように、便宜上固定部材101と呼ぶ、コンタクタ3の前記部材の 一方は、自動車のステアリングコラム4に固定され、便宜上可動部材102と呼 ぶ他方の部材は、自動車のステアリングホイールに連結されて、これと共に回転 する。 電気伝導手段は、自動車のステアリングホイールに連結された装置、即ち第1 装置を、ステアリングコラム4またはシャーシに連結された装置、即ち第2装置 に電気的に接続するものである。 第1装置については、例えば、響音器などの電気コンタクタ、または事故発生 時に膨張して車を保護するための、「エアバッグ」と呼ばれる膨張自在クッショ ンからなる安全装置とすることができる。 2つの部材101と102との間に巻かれた、例えばテープ状のこのような伝 導手段は、ステアリングホイールを、いずれの方向にも1.75〜3.5回回転 させることができる。 この種の回転コンタクタは、装備品メーカーによって製造されて、自動車組立 て業者に引き渡され、スイッチキャリヤ1の中央部に取り付けられる。 そのため、回転コンタクタは、その中間または中央にセッティングした状態で 引き渡すことによって、コンタクタを損傷することなく、ステアリングホイール を所要数回転させることができるようにしなければならない。これに関連して、 一般に、部材101および102は、例えば、止めねじ等の、機械的手段の助け によって、所定のセッティングに保持されている。 変形例として、この保持を、ステアリングホイールの初期回転の際に引きちぎ られるようにした粘着ラベルによって行なうこともある。 このようにして、コンタクタは正しい位置に装着され、特に電気伝導手段が、 コンタクタの2つの部材の間に螺旋巻きされたテープで構成されている場合には 、これを損傷しないようになっている。 しかしこのような構成は、完全に満足できるものではない。 例えば、中間位置が止めねじによって保たれている場合には、自動車メーカー は、付加的作業を行わなければならない。 また、中間位置への保持が、粘着ラベルによってなされている場合には、粗雑 な扱いによって、ラベルが引きちぎられる危険性があるため、完全な信頼を置く ことはできない。 本発明の目的は、上記した諸欠点を、簡単かつ低廉な手段で克服することにあ る。 本発明によると、前記の型の回転コンタクタは、固定部材を、可動部材と共に 回転するように一時的に連結するため、前記両部材間に、引込式係止手段が配設 され、この係止手段が、可動部材によって支持され、かつ固定部材によって支持 された第2部材と係合しうる引込式第1部材を備え、この第1部材が、自動車の ステアリングホイールによって作動されて、該第1部材を後退させると共に、前 記部材を相互に解放するようになっている操作部を備えることを特徴としている 。 第1部材が引込式止め部材を構成している本発明によって、回転コンタクタを 、その中間セッティング状態で引き渡すことができ、また相対的に回転させるべ く、回転コンタクタの2つの部分の係止を解くことは、ステアリングホイールの 取りつけ時に自動的に行われるため、自動車メーカーは、付加的作業を必要とし ない。 操縦自在部があるため、第1部材は、その後、ステアリングホイールによって その、後退位置に保持される。 この構成は、非常に信頼性があり、かつ非常に簡単であり、しかも組立て回数 を低減できる。さらに、第1部材は、構成素子の数を増やさずに、これを支持す る構成素子をモールド成形することによって容易に製造される。 本発明の一特徴によると、操作部は傾斜している。 この構成によって製造公差を考慮でき、よって一旦ステアリングホイールを取 りつけると、止め部材の係止が解けることなく、回転コンタクタに対する高さに 関して、ステアリングホイールの理想的位置が得られる。 本発明の別の特徴によると、引込式第1部材は、弾性、即ちこれを第2部材に 向けて押し動かすことによって、第2部材と係合保持させるべく、軸方向に作用 する弾性手段の作用を受けやすいようにしてある。 例えば、第2部材は、好適には、この目的のために、引込式部材を嵌受して、 前記部分を共に係止する多数のノッチを有している。 1つのノッチは、回転コンタクタの中間位置に対応しており、好適には、例え ばマークを付けることによって識別される。 このように構成されているため、ステアリングホイールを含む自動車の修理に ついては、例えばガレージ内において、容易に行うことができる。 この点に関して、第1部材の弾性または軸方向に作用する弾性部材の作用によ って、電気伝導手段を損傷することなく、ステアリングホイールを外して再度取 り付けることができる。前記第1部材は、自動車の実用寿命中のステアリングホ イールの取り外しの際に、第2部材と再度係合する。 変形例として、ラチェット型の継手を設けることができる。いずれの場合にお いても、本発明による係止手段は、最少数の構成部品で賄える。 一実施例では、第1部材は、相対協働によって着脱自在要領で、第2部材と共 に回転するように連結されている。 この継手については、例えばほぞ穴型のものにすることができる。 例えば、第1部材を、一般に可動部に設けられている駆動ブロックと接合し、 固定部に、第1部材に固定された突起が嵌入しうるノッチをを設ける。 次に、添付図面を参照して、本発明を説明する。 図1は、自動車のスレアリングコラムに固定したスイッチキャリアに取り付け られる回転コンタクタの斜視図である。 図2は、電気伝導手段の一実施例の斜視図である。 図3は、本発明における引込式係止手段の部分斜視図である。 図4は、図3に示す係止手段の軸方向断面図である。 図は、相対的に移動するように取付けられた2つの同軸の部材101および1 02を備える自動車用回転コンタクタを示している。両同軸部材の間には、電気 伝導手段6が介設されている。ちなみに、便宜上固定部と呼ぶ第1の部材 101は、自動車のステアリングコラム4に固定され、便宜上可動部材と呼ぶ第 2の部材102は、自動車のステアリングホイール7に回転自在に連結される。 本例において、固定部材101は、ステアリングホイール7の背部に設けられ たスイッチ2および20のキャリア1を介して、ステアリングコラム4に固定さ れている。 スイッチキャリア1は、例えば、止めねじその他の留具によってコラム4に固 定され、かつ中心には、コンタクタ3が嵌合しうる凹み孔がある。 固定部材101は、例えばクリップ留め、またはリベット締め、もしくは止め ねじその他により、スイッチキャリア1に固定されている。図1に示すように、 固定部材101は、スイッチキャリア1に相補的に設けたくぼみ100に突入し て、止めねじまたはリベット締めによって、スイッチキャリア1に固定される留 め耳部103を有している。 可動部材102は、軸方向を向く突起を有し、これを介して、ステアリングホ イール7により、回転駆動される。この突起は、例えば、ステアリングホイール 7に固定した素子にあけた孔へ貫入しうるピンとすることができる。 本例においては、電気伝導手段6は、導電線61を絶縁体62で包み込んだテ ープとしてある。このテープは、時計のぜんまいの様に螺旋巻きされており、固 定部材101と可動部材102とが、テープに抗して相対的に移動できるように なっている。 こうしてテープは、電気的接続を可能とし、かつ信号を伝達する。従って以下 、便宜上、テープ6をもって、電気伝導手段とする。 本例において、テープ6の両端部は、それぞれ、固定部材101と可動部材1 02とに形成された軸方向を向く中空の駆動ブロック104および105内に突 入している。そのため、スイッチキャリア1には、駆動ブロック104が嵌入し うる通孔106を設けてある。 駆動ブロック105は、本例では、可動部材102のための駆動突起部を構成 している。 従って中空の駆動ブロック105には、テープ6の端部を通すようになってお らず、可動部材102を駆動する役目だけを持っている。この場合、テープ6の 端部は、可動部材102の別の位置へ来る。 テープ6は、固定部材101と可動部材102との間に画成された空洞10( 図4)内に、以下に説明する要領で取付けられている。 明確さを図るため、テープは図4ではテープ6を省略してある。 電気伝導手段については、その他の形状にできることは勿論であり、フランス 国特許公開第2 612 851号明細書に記載されているものと同一の型にす ることもできる。また、これを、回転コンタクタ3の2つの部材101と102 との間に、螺旋巻きして挿入した銅のバンドで構成することもできる。 あらゆる形状の電気伝導手段を想定することができる。その詳細については、 前記各明細書を参照されたい。 本発明による、前記の型の回転コンタクタは、可動部材102と共に回転でき るように、固定部材101を一時的に連結するべく、引込式係止手段83、84 が、前記両部材101、102間で作用するように配設されている。前記手段は 、可動部材102に支持され、かつ固定部材101に支持された第2部材40と 係合するようになっている引込式の第1部材8を備えており、前記第1部材8を 、自動車のステアリングホイール7によって操作すると、この第1部材8を引込 ませて、前記両部材101、102を相互に解放する操作部82を備えているこ とを特徴としている。 このように構成されているため、また図4から分かるように、回転に対抗する ブロックは、ステアリングホイールを定位置に取り付けると解放され、これに関 連して、ステアリングホイールに固定された素子72は、矢印F方向に移動して 、操作部82と接触することにより、ステアリングホイールの移動に従って、第 1部材8を後退させる。 ステアリングホイールの取り付け後、素子72を操作部82と接触させた状態 にすると、止め部材を構成する第1部材8は後退して、第2部材40から抜け出 す。このようにすると、部材101と102とは、相対的に自在に回転し、第1 部材8は、ステアリングホイール7と協働して回転する。 この実施例では、第1部材8は、可動部材102に枢支され、固定部材101 および可動部材102から軸方向に突出している。可動部材102は、駆動ブロ ック105と一体である。 駆動ブロック105は、プラスチック材で形成するのが望ましい。固定部材1 01と可動部材102との組立体についても同様である。 駆動ブロック105は、ステアリングホイール7に相補的に設けた受孔73内 に貫入して、可動部材102を、ステアリングホイール7と共に回転するべく連 結している。 駆動ブロック105(この例では、平行六面体形状)の中心には、テープ6の 終端接合部を通す、矩形の保持孔30を設けてある。 前記第1部材8は、駆動ブロック105に設けた縦長スロット32(軸方向に 延びる)内に位置するように形成されている。また、第1部材8は、駆動ブロッ ク105の外面に枢支状態となっており、かつかなりの長さと可撓性とを有して いる。 さらに詳細に説明すると、第1部材8は、これを駆動ブロック105に接合す るための、薄肉ヒンジ状の基部81を有している。この薄肉ヒンジは、駆動ブロ ック105の外面部に形成した溝31内で厚さを減らすことによって形成してあ る。 第1部材8の操作部82は、ウェッジ状を成し、ランプを画成している。矩形 断面を有する第1部材8の自由端部83は、固定部材101の一部である第2部 材40に設けたノッチ84に係合するようになっている。 実際には、多数のノッチ84が設けられており、ステアリングホイールを取り 外すことができ、かつステアリングホイールを取り外す前に、コンタクタをおお むね定位置にロックできるようにしている。ノッチ84の1つは、回転コンタク タの中間位置と対応し、マークを付けて、識別し易いようにするのがよい。 さらに詳細に説明すると、平行六面体形状の指部である自由端部83の幅は、 ノッチ84の幅とおおむね等しくなっており、図4の水平方向には、さらに大き い隙間が存在している。 固定部材101および可動部材102と同様に環状である第2部材40の中央 には、肩部41を有する段付スリーブを設けてあり、たとえば、接着剤または止 めねじ、その他の要領で、U字形断面を有すると共に、中央スリーブを備える環 状部材42に接合されている。また、壁部40のスリーブは、環状部材42の中 央スリーブに嵌合されている。 ノッチ84が、第1部材40および環状部材42のスリーブに対して直角に、 かつ駆動ブロック105に対して直角に延びる環状プレート素子43の外面、お よび第2部材40の外面に形成されている。 環状部材42と、可動部材102との間には、テープ6を収容するための矩形 断面の空洞10が画成されている。また第2部材40は、その肩部41によって 、可動部材102を軸方向に位置決めするとともに、カバーを形成している。 第1部材8は、ばね9によって作動させられる。このばね9は、駆動ブロック 105に当接して、第1部材8を、第2部材40に向かって押すことにより、特 に、コンタクタ3を自動車に取り付け、または再取り付けする前の保管位置にお いて、第1部材8と第2部材40との接触を保持する。 このように、ばね9は、第1部材8と可動部材102の駆動突起105との間 で作用する。ばね9は、例えば、コイルばねであり、その両端部は、保持孔30 の適宜の内面、および部材8の対向面にそれぞれ形成されたくぼみに嵌入止着さ れている。 図3および図4においては、ばね9は、弾性板ばねからなり、その一端部は、 駆動ブロック105にフック留めされ、またその自由端部は、第1部材8と点接 触するV字形の先細部となっている。ばね9の2つの端部は、傾斜部を介して相 互に接合されている。ばね9をクリップで取付けることもできる。 ばね9の自由端部に、くぼみを付けて、第1部材8と点接触させることができ るのは言うまでもない。 また、止めねじ締め、リベット締め、その他の締結方法を適用できることも明 らかである。 前記ばね9は、保持孔30内に装着されており、その内端部には、駆動ブロッ ク105の内部の基底部には、ばね9をフック止めするために、保持孔30内の 突起91と係合しうる穴90をあけてある。 ばね9は、例えばばね鋼製であるため、保持孔30の一方の縦長縁部から他方 の縦長縁部に延びており、第1部材8と同様に、テープの両端部を収容する空間 を残すように、保持孔30の一側縁部に密着されている。 このように、ばね9によって、第1部材8の自由端部83は、完全かつ確実に 、対応するノッチ84に貫入(恐らく、作業員による若干の移動後)し、ほぞ穴 型の相対協働部によって、共に回転するように一時的に連結することができる。 ばね9は、回転コンタクタの初期取付前の配送中のみならず、その後のステア リングホイール、および恐らくは回転コンタクタ3を取り外した後においても、 さらにコンタクタ構成部材の老化に係わらず、係止手段83、84と、ノッチ8 4に突入する自由端部83とを、完全確実に係合させる。 駆動ブロック105は、好適にはポリアミドで形成されているおり、第1部材 8は可撓性を有する。 このように構成されているため、駆動ブロック105を、第1部材8と共にモ ールド成形することによって、容易に製造できることは理解されると思う。また 、第1部材8の操作部82は、ウェッジの先端からコンタクタの中心に向かって 、軸方向に傾斜している。ウェッジの両縁部は、丸みつけるか、または傾斜が付 けられている。 1つの部品、すなわちばね9を加えるだけで、部材101と102との間にお ける回転を簡単に一時的に止めることができる。また、保持孔32の両側縁部は 、第1部材8の変形を抑止する保護橋台を構成している。 ばね9の存在は必須ではない。第1部材8を初期に傾斜させることによって、 ノッチ84と確実に接触するようにすることができる。 これらは全て、駆動ブロック105の素材に依存することは勿論である。適切 な素材を選択することによって、ヒンジ81に、所望時にノッチ84と係合する のに要する弾性を持たせることができる。 いずれの場合においても、ステアリングホイール7(例えば、ステアリングホ イール7のハブ等の素子72)と、傾斜している操作部82とを協働させること によって、後退させることができる。 この操作部82の存在により、不可避的な製造公差があっても、ステアリング ホイール7と壁部材40との間の距離を正確に保つことができる。 操作部82の傾斜は、特定の用途によって決まることは勿論であり、ステアリ ングホイール7を下げた時に、第1部材8が、この場合矩形形状であるノッチ8 4から抜け出すように決定される。 本発明は、前記実施例に限定されないことは勿論である。特に、第1部材8を 、操作部82およびノッチ84に嵌入しうる自由端部を備えるものとすることに よって、適宜に輪郭形成されたばね9からなるものとすることができる。その場 合、ばね板部には、例えば円形部によって相互に接合された2つの分枝を設ける 。 この場合、このばね板部を、駆動ブロック105に固定する必要はない。 駆動ブロック105内に、保持孔30の縁部に取り付けられたばね9の分枝の 内端部と係合する肩部を設けることができることは勿論である。例えば、突起9 1の上面を利用して、前記肩部を形成できる。 この構成を、図3および図4の板ばね9の保持に適用できることは勿論である 。 変形例では、ばね9を、上部にコイルを設けた円形ワイヤ、操作部82、並び にノッチ84と係合する自由端部を有する、「洗濯ばさみ(clothes peg)」型 ばねとすることができる。この場合、ばね9の他端部は、例えば駆動ブロック1 05に固定される。 ノッチ84および第1部材8の指形自由端部を半円形にできることは勿論であ る。 ほぞ穴型の結合部の代わりに、引込式係止装置83、84の第1部材と第2部 材とを、別の要領で互いに協働させることもできる。 例えば、第1部材8の自由端部に、第2部材40のプレート素子43の外面に 局部的に形成された相補ラグと係合する複数のラグを設けることができる。 このようにして、ラチェット型結合が得られる。 変形例として、第1部材8の中央を駆動ブロック105に枢支した、傾斜型と することができる。この場合、第1部材8の一端部に、ステアリングホイール7 と協働するようにした操作部82を設け、同じく他端部に、部材40のフランジ 43の保持孔に突入する突起ペグを設ける。 従って、ステアリングホイールを取り付けると、第1部材8は傾斜し、関連す る保持孔から抜け出て、2つの部材101と102との係止を解く。 いずれの場合においても、第1部材8は、第2部材40に着脱自在に結合され ている。 第1部材8は、必ずしも垂直を向いている必要はなく、水平とすることもでき る。 これに関連して、図4において、第1部材8は、第2部材40内に水平に形成 され、従って、駆動ブロック105の可動部材102に形成された、少なくとも 1つのノッチに貫入しうる自由端部を有することになる。また、ステアリングホ イールは、例えば、操作部82と接触して、これを後退させるように配設された バーを有することになり、前記操作部は、その先端からスイッチの外側に向かっ て傾斜している。 その場合、構成を逆にして、可動部材102をステアリングホイール7と結合 させずに固定し、第2部材40を、例えば駆動ピンを介して、移動自在かつ回転 自在にステアリングホイール7に連結する必要がある。 回転コンタクタの中間位置に対応するノッチを、テープ6の端部を収容する終 端ブロック内に形成することができる。 ノッチを、その他の位置に形成できることは勿論である。 第1部材8については、必ずしも駆動ブロック105で支持する必要はなく、 例えば、ステアリングホイールによって、可動部を駆動する特殊アームまたは指 部で支持することができる。 第2部材40および駆動ブロック105の素材の選択は、特定用途および特に 第1部材8に要求される可撓性によって決まることは勿論である。 最後に、図3および図4の構成を逆にして、可動部材102にノッチ84を設 けて固定型とし、固定部材101を可動型(すなわち、ステアリングホイールに 連結してこれと共に回転させる)にして、第1部材8と駆動ブロック105とを 支持させることができる。 止め部材を支持するのは、常に可動部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.互いに相対的に移動するように装着された2つの共軸の部材(101、10 2)を備え、前記部分、すなわち、便宜上固定部材(101)と呼ぶ、自動車の ステアリングコラム(4)に固定される第1の部材と、便宜上可動部材(102 )と呼ぶ、自動車のステアリングホイール(7)に回転自在に連結される第2の 部材との間に電気伝導手段(6)を介設させた型の、自動車用の回転コンタクタ であって、 可動部材(102)と共に回転するように、固定部材(101)を一時的に連 結するべく、前記両部材(101、102)の間に、引込式係止手段(83、8 4)が配設され、また前記係止手段が、可動部材(102)によって支持され、 かつ固定部材(101)によって支持された第2部材(40)と係合しうる引込 式第1部材(8)を備え、前記第1部材(8)が、自動車のステアリングホイー ル(7)によって操作されることにより、前記第1部材(8)を後退させて、前 記部材を相互に解放する操作部(82)を備えることを特徴とするコンタクタ。 2.前記操作部(82)が、傾斜面となっていることを特徴とする請求項1に記 載のコンタクタ。 3.前記第1部材(8)が、協働部(83、84)を介して、第2部材(40) と着脱自在に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のコンタクタ。 4.前記連結部が、ほぞ穴型であることを特徴とする請求項3に記載のコンタク タ。 5.前記第1部材(8)が弾性を有することを特徴とする請求項1に記載のコン タクタ。 6.前記第1部材(8)が、これを第2部材(40)に向かって押すことにより 、両部材を係合保持するばね(9)の作用を受けるようになっていることを特徴 とする請求項1に記載のコンタクタ。 7.前記ばね(9)が、フック係合によって固定部材(101)に嵌合するよう に輪郭が定められた板ばねからなっていることを特徴とする請求項1に記載のコ ンタクタ。 8.前記第1部材(8)が、軸方向を向き、前記可動部材(102)の一部であ る駆動ブロック(105)から突出していることを特徴とする請求項1に記載の コンタクタ。 9.前記第1部材(8)が、駆動ブロックに形成されたスロット(32)を貫通 して、前記駆動ブロック(105)から突出していることを特徴とする請求項8 に記載のコンタクタ。 10.前記第1部材(8)が、薄肉のヒンジ(31)を介して、駆動ブロック( 105)に連結されていることを特徴とする請求項9に記載のコンタクタ。 11.前記第1部材(8)がウェッジを有し、前記ウェッジ上には、前記操作部 (82)を構成する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項10に記載 のコンタクタ。 12.前記第1部材(8)の自由端部が、矩形の断面を有すると共に、前記第2 部材(40)に形成された相補的なノッチに突入していることを特徴とする請求 項11に記載のコンタクタ。
JP7510633A 1993-10-01 1994-09-20 自動車用回転コンタクタ Pending JPH08507644A (ja)

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