JPH06239183A - 車載用電子機器の着脱構造 - Google Patents

車載用電子機器の着脱構造

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JPH06239183A
JPH06239183A JP2447093A JP2447093A JPH06239183A JP H06239183 A JPH06239183 A JP H06239183A JP 2447093 A JP2447093 A JP 2447093A JP 2447093 A JP2447093 A JP 2447093A JP H06239183 A JPH06239183 A JP H06239183A
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JP
Japan
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electronic device
holder
handle
locking
electronic equipment
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JP2447093A
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Tatsuo Fujii
達夫 藤井
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の動作中のホルダからの取出しを禁
止することによって故障を未然に防止する。 【構成】 車載用電子機器5が車体50に予め備えられ
たホルダ6に収納され、把手3に連動した係止機構40
の係止爪2をホルダ6に係合/離脱させることで、ホル
ダ6内に係止またはホルダ6から取出し可能とする。た
とえば、電子機器本体42が磁気テープ再生装置である
とき、通電状態で磁気テープが挿入されている場合、禁
止機構41の電磁プランジャ12を励磁して、係止突起
13を突出し、把手3の矢符34とは反対方向の変位を
阻止する。これによって電子機器5のホルダ6からの取
出しは不可能になる。このようにして、電子機器5が不
用意な取出しにて電源を断たれることはなくなり、ヘッ
ドおよびキャプスタンが磁気テープに圧接したままで電
源を断たれると発生する機構部品の故障を未然に防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響再生装置と
して好適に実施される車載用電子機器の着脱構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載され、ラジオ放送の受信や
磁気テープ等の記録媒体の再生などを行うことができる
電子機器において、欧米などでは、盗難防止のために、
車体から着脱可能とした構成が用いられている。このよ
うな構成は、典型的な従来技術では、たとえば車体のイ
ンストゥルメントパネルやセンタコンソールなどに埋込
まれている筒状のホルダ内に電子機器を収納および取出
し可能とし、かつ電子機器の収納時には、該電子機器を
ホルダに係止することによって実現されている。前記係
止のための構造は、たとえば該電子機器の収納および取
出時に把持される把手に連動して突出および後退する係
止爪を設け、この係止爪がホルダに形成された係止凹所
に係合および離脱することによって実現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造で
は、電子機器が動作中であっても、把手を把持してホル
ダから取出すことができる。したがって、電子機器がた
とえば磁気テープ再生装置であるときには、再生中に電
子機器が取出されると、ヘッドおよびピンチローラが磁
気テープに圧接したままとなり、ピンチローラの変形な
どの機構部品に不具合が発生し、故障の原因となる。
【0004】本発明の目的は、電子機器の動作中でのホ
ルダからの取外しを防止して、故障を未然に防止するこ
とができる車載用電子機器の着脱構造を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子機器本体
に取付けられた把手を予め定める取出位置に設定するこ
とによって車体に取付けられたホルダから前記電子機器
本体が取出し可能となる車載用電子機器の着脱構造にお
いて、前記電子機器本体が予め定める動作中であるか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段の出力に応答
し、電子機器本体が前記予め定める動作中であるとき、
前記把手の前記取出位置への設定を禁止する設定禁止手
段とを備えることを特徴とする車載用電子機器の着脱構
造である。
【0006】
【作用】本発明に従えば、電子機器本体は、たとえば車
体に埋込まれているホルダ内に収納されることで取付け
られている。電子機器本体には、たとえば係止爪と、把
手に連動して前記係止爪を突出/後退させる駆動部材と
が備えられている。電子機器本体をホルダに収納した
後、たとえば把手を角変位することで、駆動部材が連動
し、係止爪をホルダ側に突出させる。この状態で係止爪
は、ホルダに設けられた係止凹所と係合し、電子機器本
体をホルダに係止させる。また、電子機器本体を車体か
ら取出すときには前記把手を把持し、予め定められた取
出し位置に設定してゆくと駆動部材が連動し、係止爪を
ホルダから後退させてゆく。把手が予め定められた位置
に置かれたとき、係止爪は、電子機器内部にまで後退し
ている。こうして前記係止状態は、該係止爪の後退にて
解放され、電子機器本体は車体から取外し可能となる。
【0007】しかしながら、このように把手の変位にて
係止状態が解放されれば、前記電子機器がたとえば磁気
テープ再生装置であるときには、テープ再生中等、ヘッ
ドおよびピンチローラが磁気テープと接したままの状態
であっても取外し可能であり、該取外しによる電源の遮
断によって機構部分の故障を誘発してしまう。
【0008】そこで本発明では、判別手段と設定禁止手
段とを設け、判別手段は、電子機器が動作中であるとき
には、禁止手段によって把手の前記取出し位置への設定
を禁止する。前記禁止手段は、電磁プランジャおよび該
電磁プランジャによって変位駆動される係止突起などで
実現され、電子機器が動作中ならば、係止突起を突出し
て把手を係止させ、動作中でないなら係止突起を後退さ
せて把手の変位を可能にする。これによって、電子機器
の把手を係止することで故障の原因となる電子機器の動
作中の取外しを防止できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の着脱構造を備え
た電子機器5の車体50への取付け方法を示す斜視図で
ある。車体50において、インストゥルメントパネル
や、センタコンソールなどの予め定められた位置に筒状
のホルダ6が埋込まれており、電子機器5の車体50へ
の取付けは、該電子機器5を前記ホルダ6へ挿入するこ
とによって実現される。
【0010】電子機器本体42およびホルダ6の背面に
は、相互に嵌着することによって電源供給等が行えるよ
う、コネクタ端子22a,22bがそれぞれ備えられて
おり、電子機器5をホルダ6へ挿入してゆくことで、こ
れらコネクタ端子22a,22bの嵌着も併せて行わ
れ、確実に嵌着した状態で前記取付け作業は終了する。
この状態にて、電子機器5は、ホルダ6から把手3の自
由な角変位が可能なように、また車体50の振動によっ
て突出してしまうことのないように、ホルダ6内に収容
されている。また、電子機器5は、把手3にてホルダ6
から引出すことで、持出し可能である。欧米では、駐車
時に電子機器5のみが持出され、盗難される事例が有り
うるが、前述のように駐車時には電子機器5を持出して
おくことにより、前記盗難の防止を容易に行えることに
なる。
【0011】前記電子機器5は、磁気テープ再生装置ま
たはディスク状記録媒体再生装置などで実現される電子
機器本体42と、該本体42の両側面42a,42bか
ら該本体42を支持しうる把手3とで構成されている。
電子機器本体42内には、把手3の角変位に連動して電
子機器本体42をホルダ6内に係止し、把手3の予め定
められた取出し位置への設定で前記係止状態を解除する
係止機構40、および係止突起13の突出/後退にて、
把手3の前記取出し位置への設定を禁止/許可する禁止
機構41が設けられている。本実施例では、前記禁止機
構41は電子機器本体42の右側面42aに、前記係止
機構40は電子機器本体42の左側面42bに設けられ
ているが、両機構40,41は左右いずれかまたは両側
にそれぞれ設置可能であり、電子機器本体42の内部の
構造上の都合、あるいは係止力の必要に応じて選択でき
るものとする。
【0012】図2は、電子機器5のホルダ6への着脱動
作を説明するための斜視図である。図2(1)は、前記
取付けを行い、取出しを禁止する状態を示す。把手3に
連動して、電子機器本体42の左側側面42bに設けら
れた遊通孔9bを通じて、係止爪2が矢符28方向に突
出し、ホルダ6の左側板6bに形成された係止凹所7に
係合することで係止されている。また把手3は、電子機
器本体42の右側面42aに形成された遊通孔9aを遊
通して矢符29方向に突出した係止突起13にて、基端
部3aの角変位を禁止されている。この状態では、把手
3の前記取出位置への設定は禁止されているので、電子
機器本体42は車体50からの取外しを禁止されたこと
になる。
【0013】図2(2)は、前記取外しが禁止されてお
らず、取外しを行う状態を示す。禁止状態にない場合、
禁止機構41は、係止突起13を前記矢符28方向に引
込む。これによって把手3は、その基端部3aの矢符3
4方向への角変位が可能となり、予め定められた取出し
位置へ変位してゆくことが可能となる。電子機器本体4
2をホルダ6に係止させていた係止機構40は、この変
位に連動して、係止爪2を前記矢符29の方向へ後退さ
せてゆく。前記変位が終了した状態で、係止機構40は
係止爪2を電子機器本体42内部に収納してしまう。し
たがってこのとき、把手3を取出し位置へ変位させ、電
子機器5を矢符33の方向へ引出すことにてホルダ6か
ら取外すことができる。
【0014】図3は、係止機構40の構成を拡大して示
す分解斜視図である。係止機構40は、ホルダ6の左側
板6bに形成された係止凹所7に係合/離脱を行う係止
爪2と、前記係止爪2の突部2aの外周面に巻回された
ばね部材21と、前記係止爪2を案内して突出/後退さ
せる案内斜面1cを有する駆動片1aが取付けられてい
る駆動部材1と、前記駆動部材1を把手3の基端部3b
に連結するねじ部材10bとなどで構成されている。把
手3の基端部3bに形成された挿通孔3cと、左側面4
2bの遊通孔9dとを連通したねじ部材10bが、駆動
部材1の取付筒1bに螺着されることによって、把手3
が角変位自在に電子機器本体42の左側面42bに取付
けられる。前記係止爪2は、そのフランジ部2bにて駆
動片1aと当接されており、またその突部2aは遊通孔
9bからホルダ6の係止凹所7に突出/後退自在であ
る。係止爪2の突部2aの外周面にはばね部材21が巻
回されており、矢符28方向とは反対方向にばね付勢さ
れている。把手3が矢符34方向に角変位すると、駆動
部材1が連動して矢符35方向に角変位し、駆動片1a
の案内斜面1cによって係止爪2は突出するように変位
される。
【0015】図4は、係止機構40の動作を表す垂直断
面図である。把手3を矢符34の方向に角変位してゆく
と、図4(1)に示されるように、駆動部材1は矢符3
5の方向に角変位してゆき、係止爪2をばね部材21の
弾発力に抗して、案内斜面1cに摺動接触させながら、
矢符28方向へ押出してゆく。このとき、係止爪2の突
部2aは遊通孔9bを遊通し、電子機器本体42の外部
に突出して、ホルダ6の左側板6bに形成された係止凹
所7に係合してゆく。前記係合で係止爪2の突出動作は
停止し、電子機器5はホルダ6に係止される。
【0016】これによって把手3を矢符34とは反対方
向に角変位してゆくと、図4(2)に示されるように、
駆動部材1は矢符35とは反対方向に角変位してゆき、
係止爪2をばね部材21の弾発力によって案内斜面1c
に摺動接触させながら、矢符29方向に後退させてゆ
く。したがって、係止爪2の突部2aは、係止凹所7か
ら離脱し、遊通孔9bを遊通して電子機器本体42内に
収納されてゆく。電子機器5は、こうして把手3が予め
定める取出し位置に設定されると、車体50のインスト
ゥルメントパネルやセンタコンソールなどに埋込まれて
いるホルダ6から取外し可能である。
【0017】なお、把手が電子機器本体の奥行き方向と
平行に変位するように取付けられている場合は、奥行き
方向の変位で係止爪を係止凹所に係合してゆき、手前方
向の変位で係止爪を係止凹所から離脱してゆくよう案内
斜面を駆動部材に設け、前記把手に駆動部材を連動させ
ることで、前記目的を達成してもよい。
【0018】図5は、把手3の取出し位置への設定を禁
止する禁止機構41を拡大して示す透視図である。前記
禁止機構41は、前記把手3の基端部3aの動作を阻止
しうる係止突起13と、前記係止突起13を矢符29方
向へ突出させる電磁プランジャ12と、前記係止突起1
3に電磁プランジャ12の作動片15を連結しているレ
バー14と、前記係止突起13を後退させるよう前記矢
符28方向に弾発力を発生しているばね45と、これら
を同一平面内に支持するための支持板23となどから構
成される。
【0019】把手3は、該把手3の基端部3aと、右側
面42aの遊通孔9cとを連通した取付け部材10aに
て角変位自在に取付けられる。取付け部材10aは、軸
部に無端環状の凹溝を有し、該凹溝にEリング4が嵌め
込まれることで電子機器本体42から抜け出してしまう
ことなく取付けられる。
【0020】係止突起13は、電子機器本体42の右側
板42aに設けられた遊通孔9aから突出/後退可能で
あり、係止部13aと、該係止部13aの基端から延設
された連結部13bとから構成されている。前記係止部
13aは、基端部3aの変位を阻止し、また接触にて該
基端部3aを破損しないような材質から成り、電子機器
本体42の外部/内部へ突出/後退を行う。前記連結部
13bは長手板状の部材であり、またその長手方向に案
内溝13cを有する。該案内溝13cには、支持板23
に立設された案内ピン20aが挿通されており、これに
よって係止突起13は矢符28,29方向に変位自在に
支持板23に取付けられる。前記連結部13bは、矢符
28方向にばね部材45によってばね付勢されており、
またレバー14を介して作動片15と連結されている。
前記レバー14は、その中心付近がピン20bによって
支持板23に揺動変位自在に取付けられている。前記電
磁プランジャ12が励磁されると、作動片15が矢符2
8方向に引込まれ、レバー14を介して係止突起13を
矢符29方向に突出させる。
【0021】図6は、禁止機構41の動作を説明するた
めの図5の切断面線A−Aから見た断面図である。電磁
プランジャ12は制御回路17から通電を受けると励磁
され、図6(1)のように電磁力で作動片15を矢符2
8の方向に変位させる。これによってレバー14はピン
20bを中心に矢符36方向に揺動変位を行い、係止突
起13は、矢符29の方向に、ばね部材45の弾発力に
抗して、その案内溝13c内を案内ピン20aが摺動す
るように変位してゆき、係止部13aが遊通孔9aを通
って右側板42aから外部に突出することで、前記変位
は終了する。該突出にて基端部3aは、矢符34とは反
対方向の変位が妨げられ、この状態では把手3に連動し
ている係止爪2は係止を行ったままであり、電子機器5
を車体50から取外すことは、禁止されたことになる。
【0022】これに対して電磁プランジャ12が制御回
路17からの通電を遮断されると、図6(2)のよう
に、係止突起13はばね部材45の弾発力によって、案
内ピン20aがその案内溝13cを摺動するように、矢
符28の方向へ変位してゆき、係止部13aが遊通孔9
aから電子機器本体42内に収納されることで、前記変
位は終了する。この状態で把手3は、基端部3aの角変
位を係止突起13にて妨げられることはないから、該把
手3の変位に連動して係止爪2を後退し、電子機器5を
ホルダ6から取外すことは可能となる。
【0023】なお、把手が電子機器本体の奥行き方向と
平行に変位するように取付けられている場合は、該把手
の基端部に係止孔を設け、係止突起を係止孔に係合して
おくことで、把手の取出し位置への設定を禁止し、また
前記禁止状態を係止突起の後退により解除することで前
記目的を達成すればよい。
【0024】図7は、電子機器本体42の電気的構成を
示すブロック図である。電子機器本体42内には、入力
操作部24と、本電子機器5がたとえば磁気テープ再生
装置である場合、機構部分に必要とされるキャプスタン
モータ25と、ローディングモータ26と、磁気テープ
が該電子機器本体42内にセットされているか否かを検
出する挿入検出部38と、これらと接続されており、ま
たマイクロコンピュータなどで実現される制御回路17
と、前記電磁プランジャ12となどが設けられている。
イグニションスイッチ27を導通状態にして、バッテリ
39から電子機器本体42へ通電が行われると、前記制
御回路17は入力操作部24からの入力操作に応答し
て、キャプスタンモータ25およびローディングモータ
26の論理制御を行う。制御回路17はまた、挿入検出
部38を用いて、磁気テープが挿入されているか否かを
監視している。
【0025】前述のように、通電が行われている状態
で、かつ磁気テープの挿入が検出された場合、前記制御
回路17は電磁プランジャ12を励磁する。前記禁止機
構41の電磁プランジャ12は、係止突起13の突出に
て、把手3の基端部3aの矢符34方向への変位を禁止
する。したがって把手3に連動して係止爪2をホルダ6
に係合させている係止機構40は、電子機器本体42を
ホルダ6に係止したままであり、車体50から電子機器
5を取外すことは不可能となる。
【0026】このようにして、ヘッドおよびピンチロー
ラが磁気テープに圧接している可能性のある場合には、
電子機器5のホルダ6からの不所望な取外しによる電源
の遮断がなくなるので、機構部品に不具合を生じさせる
ようなことを防止できる。
【0027】磁気テープの挿入が検出されなかった場
合、前記禁止機構41の係止突起13は、ばね部材45
の弾発力によって、電子機器本体42内に後退されてい
る。したがって把手3は自由な変位が可能となり、禁止
機構40を連動させ、係止爪2を電子機器本体42内に
後退させることができる。こうして係止爪2は、ホルダ
6から離脱すると、電子機器本体42は把手3によって
矢符33の方向に引出すことができ、取外し可能とな
る。
【0028】なお、本実施例では、磁気テープ挿入時に
おいて、電子機器本体42の取外しを禁止しているが、
磁気テープ走行時のみ禁止してもよい。
【0029】このように本発明によれば、車載用電子機
器5が動作中の場合、係止突起13にて把手3を係止す
る。したがって該把手3に連結されている係止機構40
は、電子機器本体42とホルダ6との係止を行ったまま
であり、電子機器本体42の取外しは不可能となる。こ
のようにして、不所望な取外しによる電源遮断によって
故障が誘発されることが未然に防止される。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車載用電
子機器が動作中の場合、係止突起にて把手を係止する。
該把手に連結されている係止機構は、電子機器本体とホ
ルダとの係止を行ったままであり、該電子機器本体の車
体からの取出しは不可能となる。また、車載用電子機器
が動作中でない場合は、前記係止突起を後退させ、把手
の予め定める取出し位置への設定を可能にする。このよ
うに、前記動作中において不所望な取出しを防止するこ
とによって、前記取出しによる電源の遮断によって発生
するピンチローラの変形などの機構部品の故障を未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の着脱構造を備えた電子機器
5の車体50への取付け方法を示す斜視図である。
【図2】電子機器5のホルダ6への着脱動作を説明する
ための斜視図である。
【図3】係止機構40の構成を拡大して示す分解斜視図
である。
【図4】係止機構40の動作を示す垂直断面図である。
【図5】把手3の取出し位置への設定を禁止する禁止機
構41を拡大して示す透視斜視図である。
【図6】禁止機構41の動作を説明するための図5の切
断面線A−Aから見た断面図である。
【図7】電子機器本体42の電気的構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 駆動部材 2 係止爪 3 把手 6 ホルダ 12 電磁プランジャ 13 係止突起 17 制御回路 40 係止機構 41 禁止機構 42 電子機器本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器本体に取付けられた把手を予め
    定める取出位置に設定することによって車体に取付けら
    れたホルダから前記電子機器本体が取出し可能となる車
    載用電子機器の着脱構造において、 前記電子機器本体が予め定める動作中であるか否かを判
    別する判別手段と、 前記判別手段の出力に応答し、電子機器本体が前記予め
    定める動作中であるとき、前記把手の前記取出位置への
    設定を禁止する設定禁止手段とを備えることを特徴とす
    る車載用電子機器の着脱構造。
JP2447093A 1993-02-12 1993-02-12 車載用電子機器の着脱構造 Withdrawn JPH06239183A (ja)

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