JP3262944B2 - ケーブルリール - Google Patents

ケーブルリール

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JP3262944B2
JP3262944B2 JP18131494A JP18131494A JP3262944B2 JP 3262944 B2 JP3262944 B2 JP 3262944B2 JP 18131494 A JP18131494 A JP 18131494A JP 18131494 A JP18131494 A JP 18131494A JP 3262944 B2 JP3262944 B2 JP 3262944B2
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knob
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locking
movable
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強 松本
隆雄 三保
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗り物の通電手段とし
てのケーブルリールに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルリール1としては、例えば図5
及び図6(実開平4−112140号公報参照)に示す
ように、有底中空円柱状の固定体2と、同じく有底中空
円柱状で該固定体2と共に中空部を形成し且つ該固定体
2に対して回動自在に装設された可動体3と、該固定体
2及び可動体3間に巻回内装された可撓性のフラットケ
ーブル(図示省略)と、前記固定体2及び可動体3間に
架設されることで固定体2及び可動体3間の回動を停止
させるロック部材4とを有する。
【0003】該ロック部材4は、前記固定体2に対する
可動体3の中立位置を保持するために機能する。
【0004】該ロック部材4は、前記可動体3に突設さ
れたボス5に挿入される中空円柱状の係合部6と、該係
合部6の周面より板状に延在されたプレート7と、該プ
レート7の自由端部より垂下されたキー8とを可撓性を
有する合成樹脂材料より形成されてなる。
【0005】前記ロック部材4のキー8は、前記固定体
2に形成した支持部9のキー溝10に係合されてなる。
【0006】符号11,12は、前記固定体2及び可動
体3間に巻回内装された前記フラットケーブル(図示省
略)の固定体2及び可動体3より露出した両端部のフラ
ットケーブルで、フラットケーブル11側はバッテリ
(図示省略)に接続され、フラットケーブル12側は例
えばエアバックのインフレータのイグナイタに接続され
ている。符号13は、ボス5と共にステアリングホイー
ル(図示省略)に係合されるピンで、ステアリングホイ
ールの回転を可動体3に伝達する機能を有する。
【0007】従って、固定体2及び可動体3間を回動さ
せるには、まず可動体3のボス5からロック部材4の係
合部6を上方に抜き、次に固定体2に形成した支持部9
を中心にロック部材4を回転させ、その次にロック部材
4の支持部9のキー溝10から離脱する位置に移動させ
たキー8を抜き取ることにより、ケーブルリール1から
ロック部材4が完全に離脱することで、可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
のケーブルリール1では、前記したように、固定体2に
対して可動体3を回動させる時には、まず可動体3のボ
ス5からロック部材4の係合部6を上方に抜き、次に固
定体2に形成した支持部9を中心にロック部材4を90
度回転させてキー溝10とのキー8の係合を離脱させ、
その次にロック部材4の支持部9のキー溝10からキー
8を抜き取るという3動作により、ケーブルリール1か
らロック部材4が完全に離脱させることが可能になる。
つまり、3動作という作業性が繁雑で作業性の向上が望
まれている。
【0009】また、固定体2に形成した支持部9を中心
のロック部材4を回転させることで、プレート7に横方
向のねじりによるストレスが発生するおそれがあり、か
かる場合、プレート7に亀裂発生の恐れがあることで、
改善が望まれている。
【0010】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、固定体及
び可動体間の回動を自由にする作業性を向上し、部材に
亀裂等の発生のおそれをなくさせるケーブルリールを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、固定体と、該固定体に対して
回動自在に装設された可動体と、前記固定体及び可動体
間に巻回内装された可撓性のケーブルと、前記固定体及
び可動体間に架設されることで固定体及び可動体間の回
動を停止させるロック部材とを有するケーブルリールに
おいて、前記ロック部材には、前記固定体及び可動体の
双方に一方向のみから挿脱自在なる係合部が夫々形成さ
れると共に前記挿脱方向に対して略直角方向への移動に
より、前記可動体の前記固定体に対する保持及び離脱が
可能である係止部が形成され、前記係止部は、立設され
た第1摘み部と、前記固定体及び可動体の何れか一方に
保持する位置及び該保持状態から離脱する位置に移動可
能な係止爪と、該係止爪よ り前記第1摘み部側に延在さ
れて第1摘み部に近接させることで前記係止爪を前記保
持状態から離脱する位置に移動させる第2摘み部とより
構成されてなることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のケーブ
ルリールであって、前記ロック部材の係合部は、前記可
動体に立設されたボス及び前記固定体に形成された支持
部に一方向のみから挿脱自在なるように夫々形成され、
前記ロック部材の係止部は、前記可動体に対して立設さ
れた第1摘み部と、前記固定体に保持する位置及び前記
保持状態から離脱する位置に移動可能な係止爪と、該係
止爪より前記第1摘み部側に延在されて第1摘み部に近
接させることで前記係止爪を前記保持状態から離脱する
位置に移動させる第2摘み部とが可撓性を有する合成樹
脂材料より形成されてなることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記手段の請求項1の発明によれば、前記ロッ
ク部材には、前記固定体及び可動体に挿脱する係合部の
方向が一方向のみであると共に前記固定体及び可動体の
係止部の保持・離脱方向が前記挿脱方向に対して略直角
方向への移動により可能なるので、前記固定体及び可動
体間の回動を自由にする作業性が向上し、ロック部材に
亀裂等の発生のおそれがなくなる。また、第1摘み部に
対して第2摘み部を第1摘み部側に近接させることで係
止爪を該保持状態から離脱する位置に移動させることが
できるので、前記固定体及び可動体間の回動を自由にす
る作業性がより向上することになる。
【0014】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の作用に加え、前記可動体に立設されたボス及び前記固
定体に形成された支持部夫々に係合部が一方向のみから
挿脱自在なるので、固定体及び可動体間の回動を自由に
する作業性がより向上する。また、第1摘み部に対して
第2摘み部を第1摘み部側に近接させることで係止爪を
該保持状態から離脱する位置に移動させることができる
ので、前記固定体及び可動体間の可動を自由にする作業
性がより向上する。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。
【0016】図1乃至図4は、本発明の一実施例に係る
ケーブルリール20を示している。図1はケーブルリー
ル20の平面図である。図2は図1の矢視Aにかかる側
面図である。図3は図1の矢視Bにかかるロック部材の
側面図である。図4はロック部材の斜視図である。
【0017】この実施例では、前記ケーブルリール20
は、有底中空円柱状の固定体21と、該固定体21に対
して回動自在に装設され且つ有底中空円柱状の可動体2
2と、該固定体21及び可動体22間の中空部内に巻回
内装された可撓性のフラットケーブル(図示省略)と、
前記固定体21及び可動体22間に架設されることで固
定体21及び可動体22間の回動を停止させるロック部
材23とを有する。
【0018】前記ロック部材23は、前記可動体22の
上に配されるロック本体26と、固定体21及び可動体
22の双方に一方向としての上下方向のみから挿脱自在
なるよう夫々形成された第1係合部24及び第2係合部
25と、前記可動体22側が固定体21に対し前記挿脱
方向としての上下方向に対して略直角方向としての左右
方向への移動により保持・離脱可能な係止部27とより
なる。
【0019】前記第1係合部24は、可動体22に立設
されたボス5に一方向としての上下方向のみから挿脱自
在なる中空円柱状に形成されてなる。
【0020】前記第2係合部25は、前記固定体21に
形成された支持部としての陥凹部31に一方向としての
上下方向のみから挿脱自在なるように柱状に形成されて
なる。
【0021】前記ロック部材23の係止部27は、前記
可動体22に立設された第1摘み部28と、前記可動体
22に保持する位置及び該保持状態から離脱する位置に
移動可能な係止爪29と、該係止爪29より前記第1摘
み部28側に延在されて第1摘み部28に近接させるこ
とで前記係止爪29を該保持状態から離脱する位置に移
動させる第2摘み部30とが、可撓性を有する合成樹脂
材料より形成されてなる。
【0022】前記係止爪29の保持状態とは、可動体2
2の縁に係止することで、ロック部材23が抜け落ちる
ことを防止した状態である。
【0023】従って、本実施例によれば、前記ロック部
材23には、前記固定体21及び可動体22に挿脱自在
なる第1係合部24及び第2係合部25の挿脱方向が前
記可動体22に立設されたボス5及び前記固定体21に
形成された支持部31夫々と同一な一方向としての上下
方向のみであると共に前記固定体21及び可動体22の
係止部27の保持・離脱方向が前記挿脱方向に対して略
直角方向への移動により可能なるので、前記固定体21
及び可動体22間の回動を自由にする作業性が向上し、
ロック部材23に亀裂等の発生のおそれがなくなる。
【0024】ロック部材23をケーブルリール20から
外す場合には、人さし指32aで第1摘み部28を保持
し、該第1摘み部28に対して第2摘み部30を親指3
2bにより図4に示すように第1摘み部28側に近接さ
せることで、撓わんで係止爪29は図4に二点鎖線で示
すように可動体22に対し該保持状態から離脱する位置
に移動させることができる。
【0025】このロック部材23自体は、第2係合部2
5が支持部31内に嵌合しているので移動不可能状態に
あり、かかる状態で係止爪29が可動体22から離脱す
ると、前記固定体21及び可動体22間の相対回動を自
由にするので、前記固定体21及び可動体22間の回動
を自由にする作業性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるケーブルリールの
平面図である。
【図2】図1の矢視Aにかかる側面図である。
【図3】図1の矢視Bにかかるロック部材の側面図であ
る。
【図4】図1のロック部材の斜視図である。
【図5】従来例のケーブルリールの分解斜視説明図であ
る。
【図6】図5の支持部の平面図である。
【符号の説明】
20 ケーブルリール 21 固定体 22 可動体 23 ロック部材 24 第1係合部 25 第2係合部 26 ロック本体 27 係止部 28 第1摘み部 29 係止爪 30 第2摘み部 31 支持部としての陥凹部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−37667(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/04 B60R 16/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体と、該固定体に対して回動自在に
    装設された可動体と、前記固定体及び可動体間に巻回内
    装された可撓性のケーブルと、前記固定体及び可動体間
    に架設されることで固定体及び可動体間の回動を停止さ
    せるロック部材とを有するケーブルリールにおいて、 前記ロック部材には、前記固定体及び可動体の双方に一
    方向のみから挿脱自在なる係合部が夫々形成されると共
    前記挿脱方向に対して略直角方向への移動により、前
    記可動体の前記固定体に対する保持及び離脱が可能であ
    る係止部が形成され、前記係止部は、立設された第1摘
    み部と、前記固定体及び可動体の何れか一方に保持する
    位置及び該保持状態から離脱する位置に移動可能な係止
    爪と、該係止爪より前記第1摘み部側に延在されて第1
    摘み部に近接させることで前記係止爪を前記保持状態か
    ら離脱する位置に移動させる第2摘み部とより構成され
    てなることを特徴とするケーブルリール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケーブルリールであっ
    て、 前記ロック部材の係合部は、前記可動体に立設されたボ
    ス及び前記固定体に形成された支持部に一方向のみから
    挿脱自在なるように夫々形成され、 前記ロック部材の係止部は、前記可動体に対して立設さ
    れた第1摘み部と、前記固定体に保持する位置及び前記
    保持状態から離脱する位置に移動可能な係止爪と、該係
    止爪より前記第1摘み部側に延在されて第1摘み部に近
    接させることで前記係止爪を前記保持状態から離脱する
    位置に移動させる第2摘み部とが可撓性を有する合成樹
    脂材料より形成されてなることを特徴とするケーブルリ
    ール。
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