JPH08506432A - 光学的な軸非対称性を持つ光ファイバの間の角オフセットの決定とファイバの芯合わせおよび継ぎ合わせ - Google Patents

光学的な軸非対称性を持つ光ファイバの間の角オフセットの決定とファイバの芯合わせおよび継ぎ合わせ

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Abstract

(57)【要約】 軸非対称性の間の、特に随意の角開始位置に置いたPM光ファイバのストレス集中ゾーン(7)または2芯光ファイバのファイバコア(3’)などの光学的に透明な物体内の光学的に不均質な領域の間の、角オフセットを決定する際に、ファイバの末端を、その長さ軸の回りに異なる角位置に回転する間に照明する。異なる角位置において、前記ファイバ末端を通りその位置がファイバの中央部に対応する光と、ファイバの末端を通りその位置が前記中央位置のすぐ外側にあるファイバの領域に対応する光との間の差(h)を決定する。回転角の関数と考えられるこれらの差(h)は、そのファイバ末端の曲線を構成する。この曲線を比較して、曲線の形状が最もよく一致する新しい角位置に平行に移動する。この角位置での曲線の間の角は、例えばストレスゾーン(7)またはファイバコア(3’)を通るその開始位置における平面(8,8”)を与える。この角を用いて、これらの平面(8,8”)、従ってファイバ末端でのストレスゾーン(7)またはファイバコア(3’)の芯が互いに合うようにファイバ末端を回転する。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的な軸非対称性を持つ光ファイバの間の角オフセットの決定と ファイバの芯合わせおよび継ぎ合わせ 本発明は、それぞれの光学的な性質が長さ軸に非対称性であり、特にファイバ の長さ方向に延びる少なくとも1つの偏心していて光学的に妨害する領域を含む 2つの本来同様な光学的物体またはファイバの間の長さ軸回りの角オフセットを 決定し、またこれらの物体または末端の芯合わせをして軸非対称性の位置を一致 させ、すなわち特に光学的に妨害する領域の位置の角度をファイバの長さ軸の回 りで一致させ、光学的に妨害する領域を互いにまたは向かい合って芯合わせを行 い、次に非対称性すなわち特に偏心し光学的に妨害する領域の芯合わせを保って ファイバ末端を互いに継ぎ合わせる方法と装置に関する。本発明は特に、PMフ ァイバの2つの末端の偏光軸の間の角オフセットを決定し、また偏光軸が一致す るようにこれらの末端の芯合わせを行い、次に偏光軸を一致させたままファイバ 末端を互いに継ぎ合わせて、ファイバ末端の間を通るときに偏光がよく保持され るようにする、方法と装置に関する。また本発明は、二重すなわち2芯コアを持 つ種類の光ファイバの2つの末端で2本のコアの中心を延びる平面の角オフセッ トを決定して、平面が一致しまたはともかくも互いに平行になるようにこれらの 末端の芯合わせを行い、次にコアを通る平面の芯合わせまたは平行性を維持して ファイバの末端を互いに継ぎ合わせる、方法と装置に関する。 発明の背景 標準的な光ファイバは実質的に円形−円筒形の外装表面を持つクラッドと、ク ラッド内のほぼ中心に置かれ、理想的には外部円筒表面の長さ軸に沿っていて従 って同じ長さ軸を持つ、薄いファイバコアとを備える。多少偏心しているコアを 持つファイバを継ぎ合わせるいろいろの方法が開発されている。例えば出願人の 以前のスウェーデン特許出願第9100978−7号、「光ファイバの継ぎ合わ せ」、1991年4月3日出願、および第9201235−0号、「光ファイバ の継ぎ合わせにおけるアーク融合の制御」、1992年4月16日出願、を参照 されたい。これらの方法では、継ぎ合わせ作業においてファイバ末端を回転する 必要がなく、コアの芯合わせのために一方のファイバ末端を2つの横方向にずら すだけでよい。これらの方法は特に、いくぶん偏心しているファイバコアの場合 を目的としている。この場合仕上げたファイバの継ぎ目ではクラッドの外表面に 小さなオフセットができて、これは継ぎ合わせたファイバの長さ方向に小さな段 階として見える。一方のファイバ末端の回転も行うことができれば、クラッドの 外表面の芯を合わせることができる。 PM光ファイバは、光ファイバを通る情報の伝送において偏光状態を精密に制 御しなければならない場合、例えばセンサ用、に用いられる。 商用の偏光保持ファイバは、中心にあるコアと円筒状の外表面を備える周囲の クラッドとを持つ、従来の光ファイバで作られる。断面に見られるように、クラ ッドには更に高度にドープされたガラス(通常はB23でドープされたシリコン ガラス)の、2つの実質的に同等な領域がある。これはストレスゾーン、ストレ ス集中ゾーン、またはストレス発生ゾーンと呼ばれるもので、向かい合ってファ イバコアの直径の両側にある。ファイバの長さ軸に対して対称的な、直径の両側 にあるこのような2つの領域は、ファイバ全体に延びる。長円形のジャケットフ ァイバでは、コアと同心の長円形のゾーンがクラッド内の中心にある。 偏光保持ファイバには、ファイバ内を通る光に互いに垂直な2つの偏光モード がある。これらは、ファイバの2つの垂直の偏光軸のどちらかに沿ってそれぞれ の磁界および電界ベクトルを持ち、これらはまた互いに垂直である。その1つは ファイバの断面に見られるように、ストレス集中ゾーンを通って中心を延びる。 このようなPMファイバを互いに接続する場合は、実際に継ぎ合わせる前にフ ァイバの2つの末端のストレスゾーンを互いに向かい合わせて置き、ファイバの 偏光軸の芯が互いに合うようにすることがもちろん重要である。芯合わせがよけ れば、継ぎ目を通る光の偏光モードの漏話が減り、すなわち消光比が高くなる。 2つのコアを持つ2芯コアの光ファイバであって、コアは単一モードファイバ と同じ方法で設計されているが、例えば周囲の円形−円筒形のクラッド内の直径 面に沿って実質的に対称的になっている場合は、光ファイバはコアの基本モード の消えて行くフィールド間の相互作用に基く多くの線形および非線形現象を研究 した材料から構成される。これらは簡単な光束分離器、ファイバセンサ、非線形 スイッチから成る。 しかしこのようなファイバを用いる際の大きな欠点は、コアの寸法が小さいこ とと互いに比較的接近していることにより、2つのコア内での信号の励起と検出 が難しいことである。2芯のファイバの一般的なコア直径は約3−4μmであり 、2つのコアの間の一般的な距離はコアの直径の数倍程度である。継ぎ合わせる 一方のファイバの末端を回転させずに行う従来の継ぎ合わせ方法では、標準形の 単心の光ファイバを二重コアを持つファイバにまたは二重コアを持つ2本のファ イバ同士を、突き合わせ接続することはできない。 この問題を克服するためにこれまで用いられた1つの方法は、大きな光学要素 とレンズを用いて入力光の焦点をコアに集束させることであった。しかしこの方 法は、光の導入の際に大きな損失(7−8dB)を生じることと、大きな光学要 素を用いると例えば安定性が不十分になるという欠点があるために、実際に用い るには不適当である。 PM光ファイバと2芯光ファイバは光学体として考えると軸対称性を欠くとい う共通の性質がある。すなわちファイバに沿って延びる非軸の長さ方向の光学的 不均質性、すなわち光学的に妨害する領域がある。同様な光ファイバを継ぎ合わ せるためには、長さ軸の回りに測定されたおよび/または計算された角度だけ回 転して、非対称性領域の芯を互いに合わせなければならない。 出願人の以前のスウェーデン特許出願第9300521−1号、「PM光ファ イバの芯合わせと継ぎ合わせ」、1993年2月17日出願に、PM光ファイバ をその長さ軸の回りに明確な角度に位置決めする方法と、この位置決めを用いて 2本のPM光ファイバの間で優れた継ぎ合わせを行う方法を開示している。決め る際にファイバを光で照明すると、そこにレンズ効果が観測される。すなわち、 ファイバを通る光に対して光強度が決定される。この場合ファイバ軸に垂直な光 強度曲線は、光ファイバのコアまたは中央領域に対応して最大値を持つ。この最 大値の外側に、光強度は低いが光強度がその線上でほぼ一定の領域がある。ファ イバの外表面の外側の領域の光強度は、ファイバがない場合の光強度にほぼ対応 する。レンズ効果は、光強度の高い中央領域とすぐ隣接する領域との差異により 生じる。位置合わせを行うには、ファイバを回転してレンズ効果が最大か最小に なるようにする。 イトー他の米国特許第5,013,345号には、高精密で高価な光学要素を 用いてPM光ファイバの芯合わせを行う方法が開示されている。ここでは、1本 のファイバを所定の方向で観測して基準像を形成し、次にPMファイバの末端を 回転して回転中に観測し、その像が基準像と一致するとファイバ末端の回転を止 める。 発明の概要 本発明の目的は、光ファイバ間の、一般には2つの光を透過させる物体間の角 度の芯合わせを行う方法と装置を与え、軸非対称性、特に物体の光学的に不均質 なまたは光学的に妨害する部分を、標準の光学要素を備える市販の自動ファイバ 継ぎ合わせ機械を用いて、追加の装置をできるだけ少なくした簡単な方法で互い に芯合わせをする、すなわち位置合わせをすることである。 本発明の別の目的は、2本の光ファイバの位置合わせおよび継ぎ合わせを行う 方法と装置を与え、軸非対称性の、特にファイバ内のストレスゾーンやファイバ コアなどのファイバ継ぎ目の光学的に非均質性の部分を、市販の自動ファイバ継 ぎ合わせ機械を用いて、追加の装置をできるだけ少なくした簡単な方法で互いに 芯合わせをすることである。 本発明の別の目的は、PM光ファイバの継ぎ合わせを行う装置と方法を与え、 継ぎ目においてファイバの偏光軸の芯を互いに合わせることである。 本発明の別の目的は、二重コアを持つ光ファイバの継ぎ合わせを行う方法と装 置を与え、継ぎ目においてファイバ内のファイバコアの芯を互いに合わせること である。 本発明により上述の目的が達せされる。その特徴は、請求の範囲に示す。 軸非対称性の、特に光ファイバの末端内の一般には2つの円筒形物体内の、光 学的に不均質な領域の、および特別の場合はそれぞれ偏光を保持する種類のまた は2芯を持つ種類の光ファイバの随意の角開始位置にあるストレスゾーンまたは 2つの末端の2芯を通る面の、間の角オフセットすなわち互いの角位置を決定す るには、長さ軸の回りに異なる角位置に回転しながら末端または物体をそれぞれ 照明する。回転中の異なる角位置において、物体または末端を通りその位置が長 さ方向に延びる物体の中央部に対応する光と、物体とファイバ末端を通りその位 置が中央部に最も近くて外側にある領域に対応する光との、光強度の差を決定す る。 長さ軸の芯合わせができていて、互いに向かい合って或る開始角位置にある2 つの円筒形物体内の軸非対称性の間の角オフセットすなわち互いの角位置は、例 えば、2つの物体が光学的に同一構造であれば、一方の物体と他方の物体の端面 が同じ角位置にあるようにする、すなわち各物体の構造または各物体の内部構成 も、特に光学的性質に関して、芯が合うようにするために、一方の物体を共通の 長さ軸の回りに開始位置から回転しなければならない角度である。各物体の構造 が光学的に同じではなくて似ている場合は、一方の物体を回転しなければならな い角位置は、この物体の光学的構造が他の物体と最も一致すなわち合致するよう な位置である。 光強度は、光源の写像すなわち絵が得られる範囲の近くまたはその中の領域で 決定する。従来の光ファイバに光が当たると、その主部分すなわちクラッドは円 筒形のレンズとして作用して光を焦線に集束し、焦線の近くのファイバの絵が得 られる。決定に当たっては、光強度はこの焦線の近くを用いる、すなわちこれに 実質的に垂直な或る線に沿って、従ってファイバの長さ方向にとる。また線は照 明光の中心線に対して、すなわち光源からファイバへの線に対して、小さ過ぎな い角度すなわち30度より大きい角度、でなければならない。 決定された差は回転角の関数として得られるもので、物体と末端それぞれに関 する曲線を形成する。曲線を比較し、新しい角位置に平行移動して、曲線の形が 最もよく一致するところを得る。この角位置での曲線の間の角度は、軸非対称性 の間の、特に光学的に不均質性または妨害する領域の間の、すなわち第1の特殊 な場合ではPM光ファイバの偏光軸の間または2つの末端のストレス集中ゾーン の間の、また第2の特殊な場合では2芯光ファイバの末端の2つのコアを通る面 の、物体または末端それぞれの開始位置での、物体またはファイバ末端それぞれ の中心軸の回りの相対な角位置を与える。2本のPMファイバまたは2本の2芯 ファイバを継ぎ合わせる場合はこのようにして決定した角を用いてファイバの末 端を回転するので、ファイバ末端での偏光軸またはストレス集中ゾーンまたは2 つのコアを通る面は、軸非対称性の、特に2つのファイバ末端内の光学的に不均 質な領域の芯が互いに合うように、継ぎ合わせる前にそれぞれ互いにまたは一般 にファイバ末端の回転変位すなわち角変位と芯合わせを行う。 長さ軸回りの、特殊な場合は随時の角開始位置に置かれたPM光ファイバまた は2芯ファイバそれぞれの偏光軸または2つのファイバ末端の2芯を通る面の間 の、光学的に妨害する領域の角オフセットの決定の際は、物体またはファイバ末 端を光束により、適当な光学装置が備える光源からの例えば実質的に平行な光束 により、特に物体またはファイバ末端それぞれの長さ方向に実質的に垂直に照明 する。ファイバの場合は、融接による継ぎ合わせのように、ファイバ末端の長さ 軸の芯を互いに実質的に合わせまたは少なくとも互いによく平行にして、末端面 を互いに近くまたは実質的に突き合わせて置くことができる。次に、1つの適当 に置いた光源により照明する。 次に2本のファイバの物体または末端それぞれを、開始角位置から適当な全角 度区間にわたって、その長さ軸の回りに回転する。使用可能な最小の全角度区間 は、物体またはファイバそれぞれの回転対称性に依存する。回転対称性が二相ま たは二値であれば、すなわち例えば半回転したときに物体の断面が開始位置の断 面と一致する場合は、角度区間は少なくとも半回転である。 オフセットを決定するPMファイバは、理想的な場合はそれぞれが長さ軸に関 して対称でなければならず、従って測定される差の値は180°すなわち半回転 の周期で周期的に繰り返される。しかしPMファイバは製作過程が複雑なために 、このような対称性はほとんど存在しない。従って差(または高さと呼ぶ)の決 定は全回転の角位置で行われる。 例えば2つのコアを持つファイバでは、しばしば二重対称性が見られる。しか し一般には対称性は完全ではなく、従ってこの場合にも、全回転の角度区間を用 いるのがよい。 回転中に、間隔をあけた異なる角位置において、ファイバ末端を通りその位置 がファイバの中央部に対応する光と、ファイバ末端を通りその位置がファイバ中 央部に最も近くてその外側にある領域に対応する光との、光強度の差を決定する 。 差(または高さと呼ぶ)の決定は、用いた全角度区間にわたって等分した角位置 について行う。 次に、それぞれ一方の物体またはファイバ末端について決定された差を、それ ぞれ他方の物体またはファイバ末端についての差と比較する。この比較から、一 方の物体またはファイバ末端のその開始角位置に対する角位置から角オフセット を決定する。これがこの物体またはこのファイバ末端の角開始位置であれば、こ の物体/ファイバ末端の決定された差と他の物体/ファイバ末端の差は非常によ く一致したはずである。従って所望の角オフセットを、この角位置に対応する角 度として決定することができる。異なる種類の物体またはファイバ末端が異なる 種類の光ファイバのものである場合は、決定された角位置に対応する角度に一定 の値を加えなければならない。この値は、決定が行われた対になった物体または 対になった光ファイバそれぞれに特有のものである。 各角位置の物体/ファイバ末端についての異なる角位置での差の決定では、物 体/ファイバ末端の長さ軸に実質的に垂直な直線に沿って光強度曲線を決定する 。その後この曲線を評価して、曲線の中央部と曲線の中央部に最も近い領域の差 を決定する。更に各角位置において、互いに間隔をあけたいくつかのこのような 直線に沿って光強度曲線を決定することができる。次に考慮された角位置におけ る差の決定では、この角位置において決定された曲線から決定される差の平均を 用いる。 一方のファイバ末端における差p1,p2,...,pNと、他方のファイバ末 端における差q1,q2,...,qNの一致度は次の相関関数Cにより決定する 。 ただし、Cの値が高いことは一致度がよいことを意味する。 限られた数の回転角に対してだけ差が決定できることが多く、従って一致度を より正確に評価するため、ある物体/ファイバ末端の決定された差の値に対して 、 内挿関数を角回転の関数として計算することができる。他の物体/ファイバ末端 の差の値との比較のために、内挿関数から更に内挿された別の値を決定すること もできる。 光ファイバ、特にPM光ファイバまたは2芯光ファイバの末端の特殊な場合に は、2本のPM光ファイバまたは2芯光ファイバのそれぞれの末端の、光学的に 妨害する領域を通るまたはストレスゾーンまたは2つのコアを通る面の間のファ イバ末端の長さ軸の回りの角オフセットの決定をファイバの継ぎ合わせに用いて 、よい継ぎ目にすることができる。まずファイバの長さ軸の芯を実質的に互いに 合わせ、または少なくとも実質的に互いに平行にして、光ファイバの端面を、互 いに近づけてまたは実質的に互いに突き合わせてまたは互いに向かい合わせて、 置く。次にファイバの末端をその長さ軸の回りに回転して、妨害する領域の間の 、特に偏光軸の間またはストレスゾーンまたは二重コアを通る面の間の、各ファ イバ末端の角度の芯が合うように、互いの角位置をとる。最後にファイバ末端を 互いに付着させまたは締め付けて、適当な方法で、特に融接により、互いにこの 位置にしっかり固着しまたは固定する。一方のファイバの端の他方のファイバの 末端に対する回転は、回転の前に決定された角オフセットに対応する角度になっ ているはずである。 図面の説明 本発明の一実施態様について、以下の図面を参照して、例示的にただし限定的 でなく説明する。 第1a図と第1b図は、入射光線の方向に対してファイバのストレス集中ゾー ンの2つの異なる方向で光源から照明されるPM光ファイバを示す略図である。 第1c図と第1d図は、それぞれ第1a図と第1b図の方向から光がファイバ を通って進んだ後の得られた光強度を示す。 第2a図と第2b図は、ファイバのコアの2つの異なる方向での2芯光ファイ バの、第1a図と第1b図と同様な略図である。 第2c図と第2d図は、それぞれ第2a図と第2b図の方向から光が2芯ファ イバを通って進んだ後の得られた光強度を示す。 第3図は、光ファイバの継ぎ合わせ装置内の光路および電極を示す略図である 。 第4図は、光ファイバの継ぎ合わせ装置の部分的なブロック図の略図である。 第5図は、2つのPMファイバ末端での相対的な中央の光強度を、回転角の関 数として示す図である。 第6図は、第5図のファイバ末端での相関値を、オフセット角の関数として示 す図である。 第7図は、第6図と同様であるが、より小さい角度区間における図を示す。 第8a図は、特殊な型のPMファイバの相対的な中央の光強度を、回転角の関 数として示す図である。 第8b図は、第8a図に強度曲線を示したファイバの断面を示す。 第9a図と第9b図、第10a図と第10b図、第11a図と第11b図は、 他の特殊な型のPMファイバについて、それぞれ第8a図と第8b図と同様に示 す図である。 第12図は、2芯光ファイバの2つの末端での相対的な中央の光強度を、回転 角の関数として示す図である。 第13図は、第12図のファイバ末端での相関値を、オフセット角の関数とし て示す図である。 第14図は、第13図と同様であるが、より小さい角度区間における図を示す 。 望ましい実施態様の説明 以下に本発明について、PM光ファイバおよび2芯光ファイバの末端の芯合わ せと接続に関して説明する。 第1a図と第1b図に、従来のコア3と、その長さ軸6の回りに2つの異なる 方向に回転した2つのストレス集中ゾーン7を備えるPM光ファイバ1を通る平 らな光束(第1a図、第1b図に示すように上から当たる)の進む光路の略図を 示す。また、光ファイバ1は、コア3とストレスゾーン7を囲む実質的に外側の 円形−円筒形の表面を持つクラッド5を備える。ファイバの断面図に見るように 、ゾーン7はファイバの長さ軸に対して2カ所に、多少とも正確に直径方向に互 いに向かい合っている。 PMファイバ1を通る光は、互いに垂直な2つの偏光モードを持つことができ る。これらの2つのモードは、ファイバ1内の対称な平面内に磁界および電界ベ クトルを持ち、より特定して言うと、2つの偏光軸8と8’のどちらかに沿って いる。一方の8はファイバ1の断面に見るようにストレス集中ゾーン7の中心を 通り、他方の偏光面8’は前者に垂直に延びる。理想的には、これらの平面8と 8’はファイバ1の中心線6すなわちコア3の中心も通る。従ってPM光ファイ バの両末端の接続の際は、ファイバ末端の偏光軸またはストレスゾーンは一方の 端から他方へ光をよく通すように互いに芯合わせをする。いろいろの型のPMフ ァイバの断面を第8b図、第9b図、第10b図、第11b図に示す。 第1a図と第1b図の下のそれぞれ第1c図と第1d図に、ファイバを通る光 の強度を示す。強度曲線は、入射する平行光束にもPM光ファイバの長さ軸6に も垂直な方向にとる。更にこの曲線は、ファイバ1のクラッド5によって形成さ れるレンズの焦線をほぼ通って延びる線に沿って決定されている。第1a図の光 ファイバの方向は、どちらのストレス集中ゾーン7も入射する光束の方向に沿っ てまた対称的に置かれている。光強度はファイバ1の反対側ですなわちファイバ 1を光束が通った後で観察するが、ストレス集中ゾーン7に到着する光線の光強 度は余り強くない。これらの領域に入りまた出て進むときとストレスゾーンの表 面で反射するときに、光束の屈折が起こる。この場合光線は光ファイバの外側の クラッド部を妨げられずに通ることができ、更に上に述べたような円筒形の物体 は到着する平行光線を収束させる効果がある(これを光ファイバのレンズ効果と 呼ぶ)ので、光強度曲線において高い中央のピーク9で示している対応する焦点 では、かなりの光強度が得られる。 これとは異なり、第1b図のPM光ファイバの方向では、2つのストレス集中 ゾーン7は光ファイバ1の直径に実質的に沿っており、その直径は到着する平行 光束の方向に垂直である。第1b図から明らかなように、この場合にはストレス 集中ゾーン7の妨害効果のため、到着する光線の大部分は光ファイバ1を通過す ることを阻止される。光ファイバ1を通過する残りの光線は、これが円筒形の物 体であるかのように、レンズ効果によって通常のように上と違った形で収束する 。この場合は第1b図の下の第1c図に示す光強度曲線は、第1a図の下の第1 c図の曲線に比べて、中央ピーク9の高さが非常に低い。 同じように第2a図と第2b図に、長さの中心軸6の回りに2つの異なる方向 に回転した2つのコア3’を持つ2芯光ファイバ1’を通る光束の進む光路の略 図を示す。第2a図ではコア3’を通る平面8”は入射光の方向に沿っており、 第2b図では平面8”はこれに垂直である。この場合、ファイバ1’を通る光に 対する光を妨害する領域すなわちコア3’の影響は余りはっきりしない。また2 つの方向における中央の光強度の関係も逆であって、第2c図と第2d図の強度 曲線で示すように、コア3’を通る平面8”が入射光線に垂直な第2b図の方向 の方が、第2a図に示すようにコア3’を通る平面8”がこれに平行であるとき より中央の光強度が大きい。 2本の2芯ファイバを接続するとき、継ぎ合目または接合において一方のファ イバ末端の1つのファイバコアから他方のファイバ末端の対応するファイバコア への光の透過を最大にするには、継ぎ合わせる2つのファイバ末端でコアの端面 を互いに向かい合わせて置かなければならない。 光ファイバ1、1’をその長さ軸6の回りに連続的に回転すると、第1c図、 第1d図、および第2c図、第2d図にそれぞれ示すような、そして中央の強度 ピーク9の値がこれらの図に示す曲線の強度値の間にあるような型の曲線が得ら れる。これらの曲線で、異なる角位置にファイバ1、1’を回転すると、光強度 曲線の中央のピーク9の高さとすぐ周囲の部分10との間の差の値hが決まる。 この値hを光ファイバ1、1’の異なる角位置について、例えば10度毎に決 定する。この決定された高さを、2つの個別のPMファイバについて、この場合 は左のファイバ末端と右のファイバ末端という継ぎ合わせる2つのファイバ末端 について、第5図のグラフに示す。同種類のファイバでは、第5図に示す高さの 形状はほとんど同じ形をしているはずで、形状曲線を適当に平行移動すると一致 するかまたは非常によく合致すせる。このようにして得られる角移動値は、開始 位置におけるファイバ末端の間の角オフセットである。 一致度を数字的に評価するため、決定されたhの値をベクトルPとQとしてそ れぞれ書くことができる。 P={p1,p2,p3,...,p36} (1) Q={q1,q2,q3,...,q36} (2) ただし、p1,q1は角位置0°に対する値であり、p2,q2は角位置10°に対 する値である、など。 次に相関関数を次のように定義する。 ただし、ベクトルxとyは次のように定義する。 X={x1,x2,x3,...,xN} (4) Y={Y1,Y2,Y3,...,YN} (5) Nは考慮した等距離の測定点の数であって4で割れると仮定するので、例えば ベクトルPとQはN=36のときで有効である。またkは相関の計算においてベ クトルXの点が始まるインデックス値である。インデックス値kは間隔−N/4 <=k<N/4の区間で整数であり、従って角度値にも対応する。相関は測定点 の全数Nの半分に対応する点、従ってファイバの半回転に対応する点の数だけ、 式(3)に従って計算する。より特定すると、相関は測定点xk+9,xk+10,. ..,xk+23とy9,ylO,...,y23の間のN=36に対して、または例え ば一方のファイバの回転角(−90°+k・10°),(−80°+k・10° ),(−70°+k・10°),...,(70°+k・10°),(80°+ k・10°)と他方のファイバの回転角−90°,−80°,−70°,... ,70°,80°での測定点に関して計算する。開始インデックスkはここでは −9から8までの整数であり、従ってXベクトルの角位置−90°,−80°, ...,80°に対応する。2つのファイバ末端に対して(X=P,Y=Qに設 定)このように計算された相関値Cを、第6図のグラフに示す。この図から、相 関の最大値は約50°すなわちk=4で得られることが分かる。 従って相関関数(3)により、1つのh形状ベクトルPと別のh形状ベクトル Qを比較して、2つのh形状の間に最大の相関を得ることができるベクトルPの 合計区間の値を得ることができる。第6図参照。例えばkが最大の相関が存在す る点、すなわち Max{c(k,N,P,Q),kε[-N/4,+N/4]}=c(K,N,P,Q) (6) であれば、ファイバのストレスゾーンを通る平面の間の、または一般に2本の同 等なファイバの軸非対称性の間の、特に各ファイバの光学的不均質性の間の、フ ァイバの長さ軸の回りの角変位すなわちオフセットは、第1a図、第1b図、第 2a図、第2b図に示す種類の長さ軸の回りの回転において、概略 α=10(K−N/4) (度) (7) で決定される。ただし数10はスケールファクタであって、測定点が10度毎で あることを示す。式(3)は移動すなわちオフセットαを与えるもので、その精 度は±9°より小さい、すなわち、よい。 次にこのように決定された±9°の範囲内で、各ファイバ末端の値hについて の滑らかな形状曲線を曲線当てはめ法により、例えば3次当てはめを用いた内挿 (「3次スプライン」)により決定することができる。一方のファイバ末端につ いてこのようにして決定された関数は、数値計算では上のようなベクトル P={p1,p2,p3,...,pN} (8) として設定される。ただし要素は、例えば−17°,−16°,−15°,.. .,17°,18°だけ角度αから変位したN=36点での内挿されたh値に等 しい。同様にして、他方のファイバ末端に対するベクトルQも上のように Q={q1,q2,q3,...,qN} (9) と設定され、上と同様に例えば角度値−17°,−16°,−15°,..., 17°,18°でのN点の内挿されたh値に等しい要素を持つ。 再び相関関数(3)は、開始インデックスk(上の例では回転角αからの角偏 差−8°,−7°,−6°,...,8°,9°に対応する)の異なる値につい て、(8)または(9)に従う内挿値の間の相関を決定するのに用いられる。次 に再び上と同様に、開始インデックスkと対応する角偏差α、すなわち最大相関 Max{C(k,N,Pα,Q),kε[-N/4,+N/4]}=C(K,N,Pα,Q) (10) が決定される。 第5図のh形状の内挿値により決定された相関値の曲線のグラフを、角区間( α−9°,α+9°)、α=50°に対して、第7図に示す。第7図の曲線の最 大は、ここではΘ=−2.7°のところである。 従って2本のファイバの末端の間の最後に決定される角オフセットαfinalは 、 αfinal=α+Θ (11) と決定される。 従って第5−7図で示した例では、ストレスゾーン7の位置または2本のPM 光ファイバを通る平面の間の角オフセットはαfinal=50−2.7=47.3 °に等しい。この意味は、第5図の黒丸で示す右ファイバのh形状を角度αfina l =47.3°だけ移動すると(図の右の方向に角度47.3°)、相関の最大 値が得られて測定されたh値の間が最もよく一致する、ということである。これ は、右ファイバを同じ角度47.3°だけ一方に回転することに対応する。 式(3)により相関値Cを計算する場合に、式(8)−(10)に関して上に 述べたようにより正確に計算を行うことのできる小さな角度区間を予備的に決定 するため、180°の角度区間で決定された値だけを用いる。これは多くの場合 に十分な精度を与える。しかし合計のインデックスiの限界はせいぜい±90° の間の角オフセットだけに対応する。ファイバが対応する回転対称性を持つ場合 、すなわち断面で見るように180°回転すると自己一致する場合、すなわち二 重または2相回転対称性の場合は、これで十分である。ファイバがこの基準を満 足しない場合は、±180°の回転に対応する相関値を計算できるように、合計 区間を拡張しなければならない。 従ってベクトルPとQは循環的に拡大して、 P'={p1,p2,p3,...,p36,p37,p38,p39,...,p72} (1′) Q'={q1,q2,q3,...,q36,q37,q38,q39,...,q72} (2′) ただし、開始位置からの回転がp1=p37,q1=q37は角位置0°での値であり 、p2=p38,q2=q38は角位置10°での値である、など。 次に少し修正した相関関数C’の形は次の通りである。 ここでk=1はこの間の角オフセットに10°対応し、k=2はオフセット2 0°などで、最後にk=36はこの間の角オフセットすなわち変位360°に対 応する。上のようにして相関関数C’が最大値を持つkの値が決定され、これが 角オフセットの最初の概略値を与える。次に上に従って内挿法により、より精密 な決定が行われる。 第5図に示す測定値は、同種類のPMファイバのファイバ末端に関する。しか し異なる型のファイバは異なるh形状を持ち、その例を第8a図−第11b図に 示す。第8a図は直径125μmの「ヨーク蝶ネクタイ」PMファイバの形状を 示し、第8b図はその断面を示す。この型のファイバはほぼ円形の環状セグメン トの形の2つの主ストレスゾーンを持つ。第9a図は、第1a図、第1b図、第 2a図、第2b図に示したPMファイバと基本的に同じ断面を持つ、直径125 μmの「パンダ」PMファイバのh形状を示す。第10a図と第11a図は、そ れぞれ直径80および125μmの「3M」PMファイバのh形状を示す。断面 に見るように、これらのファイバはクラッド内に長円形の領域を持つ。 上に述べた方法を実行して、異なる種類のファイバのファイバ末端で最高の一 致と最大の相関を得る際に、ここで決定した角αfinalは、各ファイバの長さ軸 に関してその中心に取ったストレス集中ゾーンの間の、またはより一般的に偏光 軸の間の、角オフセットである必要は必ずしもない。しかしPM光ファイバの型 の考慮した対に特有の一定角Δfiber1fiber2を加えることにより、正しい角オ フセットが得られるようである。一定の追加する角は、継ぎ目を通る光の消光比 を積極的に測定するか、ファイバ末端の端面を顕微鏡で観察することにより、決 定することができる。第8a図−第11b図を見れば分かるように、このよう な追加の値は一般に+90°または−90°である。 2本のPMファイバのストレス集中ゾーンまたは偏光軸の位置の間の角オフセ ットαfinalが分かると、更に例えばIEEE J.光波技術、Vol.LT− 5、1987年、910ページに従って、消光比Rは、 R=10 log(tan2αfinal) (dB) (12) から計算することができる。角オフセットαfinal=−1.5°では、対応する 消光比Rは−31.6dBと計算される。実際には2本のPMファイバの間の継 ぎ目での消光比は、上に述べたように各ファイバ末端で継ぎ合わせたファイバを 異なる角位置に回転し、継ぎ目の両側の継ぎ合わせたファイバの位置の光強度曲 線を決定し、高さの形状を計算し、相関関数を用いて仕上げたファイバ継ぎ目の オフセット角を決定する、ことにより決定することができる。そして比は式(1 2)から計算することができる。 第12図−第14図に、2心ファイバの2つのファイバ末端について第5図− 第7図に対応する測定値および計算値を示す。概略の計算では、α=0°すなわ ちk=0において相関は最大である。内挿することにより、角増分はΘ=−1. 0°であり、得られる全角オフセットαfinal=0−1.0=−1.0°である 。 2本の同等の光ファイバの2つの末端の間の長さ軸回りの角オフセットを決定 する上述の方法は、光ファイバ用の普通のプロセッサ制御継ぎ合わせ装置で実行 することができる。またこれを用いれば、或るファイバ末端内の光を妨害する領 域が別のファイバ末端内の対応する光を妨害する領域と実質的に芯が合っており 、またPMファイバ内の偏光軸またはストレス集中ゾーンまたは2芯ファイバ内 の2つのコアの芯が実質的に合っており、また互いに接してまた向かい合ってい るような特殊な場合に、継ぎ目を持つこのようなファイバの継ぎ合わせを簡単に 行うことができる。 標準型の光ファイバの市販の継ぎ合わせ装置の主要部の詳細を第3図に示す。 2つの光源13を、互いに垂直な方向に光ファイバに当たる光束を出すように配 置する。ファイバを通って標準的な品質の光学レンズ15を通過する光束はプリ ズム17によって屈折し、光束分離器19により集められて1本の平行光束にな る。このようにして得られた1本の平行な光束は更にプリズム21で屈折し、レ ンズ23により、図示していないビデオカメラの感光要素上に写像する、すなわ ち再生する。レンズ23はこのビデオカメラ内に含めてもよい。この光学システ ムにより、光ファイバは2つの垂直な方向から見ることができる。2つの光源は 、ここでは交互に起動する。2本の光ファイバを継ぎ合わせる場合は、2つの電 極25の間にアークを発生する。電極25は、2つのファイバの端面にアークが 当たって端面を融かすように置く。 2本の光ファイバを継ぎ合わせる装置の概要を第4図に示す。この装置は原理 的には従来の光ファイバの自動継ぎ合わせ装置であって、これにファイバの角度 を変える装置を加えたものである。また決定された強度曲線を分析する特殊なル ーチンを備える場合がある。また第4図は光学システムのいくつかの部品を省略 した概略図であって、例えばレンズやプリズムは図示していないし、光源13は 1つだけである。 互いに継ぎ合わせる2本の光ファイバの末端を特殊な保持器27内に置く。こ れによりファイバをその長さ軸の回りに回転することができる。更にこれらの保 持器27を、継ぎ合わせ装置のファイバ末端用の、通常の芯合わせ支持器29上 に配置する。更にファイバ支持器29は、第3図のランプ13からの2つの光線 方向によって示されるのと同じ垂直な装置の方向に、また駆動モータ31により ファイバの長さ方向に、互いに動かすことができる。駆動モータはプロセッサ論 理モジュール33内の論理回路とソフトウエアにより制御する。ランプ33は、 プロセッサ論理33により自身の駆動回路35により駆動する。電極25は、プ ロセッサ論理33により制御される対応する駆動回路37により制御する。ビデ オカメラ39はファイバ末端の絵を作り、対応するビデオ信号を、ビデオインタ ーフェース41を通して像処理および像分析モジュール43に与える。このモジ ュール43の像処理および像分析の結果をプロセッサ論理モジュール33に送り 、その結果をモニタ45に表示することができる。またビデオカメラ39により 描かれたファイバの末端領域の直接得られた絵を、モニタ45に表示することも できる。 2本の光ファイバの可能な継ぎ合わせのときまたその途中で測定する際には、 2本の光ファイバの末端を回転する保持器27内に置き、ファイバを互いに平行 にかつ向かい合わせて芯を合わせる。プロセッサ論理モジュール33による従来 の制御を用いて、2本のファイバをファイバの長さ軸に関して横方向に互いに芯 を合わせ、またその端面を互いに近づける。ファイバの末端領域の絵をモニタ4 5に表示することができ、また像処理および像分析モジュール43により第1c 図、第1d図、第2c図、第2d図の曲線に対応して、継ぎ合わせようとする各 側でファイバの長さ方向に垂直な、均一に間隔をあけた幾つかの異なる曲線につ いて、曲線を表示する。 回転する保持器27の操作ノブ47を操作することによりファイバの回転角を 開始位置から変化させると、全回転にわたって、例えば上に提案したように10 度毎に、等分した角の値において曲線が得られる。曲線を分析して、考慮した角 位置に対する光強度の形状の高さhを自動的に決定し、その中央ピークの高さを 決定し、次に幾つかの高さの平均を計算する。そして各ファイバ末端の対応する 数値を連続的にモニタ45上に表示する。ファイバを操作ノブ47により回転す るすなわち転がす場合、ファイバを続けて観察するためにはファイバの位置を調 整する必要があり、これは前と同じようにプロセッサ論理モジュール33の自動 芯合わせ制御により、保持器29の制御モータ31を起動して行われる。 上に説明した方法により、2本のファイバの決定されたhの値を評価して、開 始位置における光ファイバの光学的に妨害する領域におけるファイバの長さ軸回 りの角位置の間のオフセットを決定し、これにより、ファイバのこれらの領域を 互いに芯合わせするためにファイバを互いにどれだけ回転するかを決定する。 ファイバの継ぎ合わせを行う場合は、ファイバを互いに回転させる。実際には 、一方のファイバを開始位置に保持したまま、他方のファイバを決定された角オ フセットに等しい角だけ開始位置から回転させるので、光学的に妨害する領域の 各ファイバの長さ軸回りの角位置は同じであり、特殊の場合には偏光面やストレ スゾーンまたはファイバコアを通る面は同じ角度にある。次に再びプロセッサ論 理モジュール33の自動芯合わせ制御により、保持器29の制御モータ33を適 当に起動して、ファイバをその長さ方向に互いに芯合わせする。その後でファイ バの端面を動かして互いに接触させ、または互いに非常に近づけた後、電極25 に 電圧を加えて適当な加熱および溶接電流を所定の時間流し、2つのファイバの末 端を溶かす。ファイバ末端が冷えると、ファイバの接合が完了する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9400780−4 (32)優先日 1994年3月8日 (33)優先権主張国 スウェーデン(SE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP (72)発明者 ベングトソン,マッツ オラ スウェーデン国エス ― 117 36 スト ックホルム,ベルクスタドスガタン 10 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.随時の角開始位置に、特に光ファイバの2つの末端にある、2つの円筒形 物体の長さ軸に平行な、光学的軸非対称性の、特に光学的に不均質な領域の、長 さ軸の回りの角位置の間のオフセットを決定する方法であって、 前記物体を透過する光を含む光束により、特に前記物体の長さ方向に実質的に 垂直に前記物体を照明し、 前記各物体を所定の角区間にわたって、特に対応する対称性を持つ物体は少な くとも半回転また望ましくは全回転、開始角位置からその長さ軸の回りに回転し 、 回転中に異なる角位置において、前記物体を通りその長さ方向に見てその位置 が前記物体の中央部に対応する光と、前記物体を通りその位置が前記物体に最も 近くて外側にある領域に対応する光との、光強度の差を決定し、 一方の物体の決定された差を他方の物体の差と比較し、この比較から、一方の 物体のその開始角位置に対する角位置から角オフセットを決定し(これが前記角 開始位置であればこの物体の決定された差と他の物体の差とが最もよく一致する はずである)、特にそれらが異なる種類のときに、対になった2つの物体に特有 の一定の角度値をこれに加える、 ことを特徴とする方法。 2.前記差の決定を、前記対応する物体の長さ軸に実質的に垂直な、またはこ れと大きな角度を形成する、また光学レンズと考えられる前記物体の焦線の近く または実質的にこれを通る、線に沿って行うことを特徴とする、請求項1記載の 方法。 3.物体の異なる角位置の各角位置において差を決定する際に、前記物体の長 さ軸に実質的に垂直に延びまたはこれと大きな角度を形成する直線に沿って光強 度曲線を決定し、その後この曲線を評価して前記曲線の中央部と前記曲線の前記 中央部に隣接する部分との差を決定することを特徴とする、請求項1−2のいず れか記載の方法。 4.各角位置において、互いに間隔をあけた幾つかのこのような直線について 光強度曲線を決定し、 考慮された角位置における差を決定する際に、この角位置において決定された 曲線に関して決定された差の平均を用いる、 ことを特徴とする、請求項3記載の方法。 5.一方の物体について決定された差p1,p2,...,pNと他方の物体に ついての差q1,q2,...,qNとの間の一致度を次の相関関数C ただしCの値が大きいことは一致度がよいことを意味する、により決定すること を特徴とする、請求項1−4のいずれか記載の方法。 6.前記角回転の関数として決定された物体の差について内挿関数を決定し、 これから前記他の物体の差の値と比較するため更に内挿された差の値を決定する ことを特徴とする、請求項1−4のいずれか記載の方法。 7.随意の角開始位置にある、偏光保持ファイバの2つの末端の偏光軸の間お よび長さ軸の回りの角オフセットを決定する方法であって、 前記ファイバを透過する光を含む光束により、特にファイバの長さ方向に実質 的に垂直に前記ファイバ末端を照明し、 前記各ファイバ末端を所定の角区間にわたって、特に対応する対称性を持つフ ァイバ末端は少なくとも半回転また望ましくは全回転、開始角位置からその長さ 軸の回りに回転し、 回転中に異なる角位置において、前記ファイバ末端を通りその長さ方向に見て その位置が前記ファイバ末端の中央部に対応する光と、前記ファイバ末端を通り その位置が前記ファイバ末端に隣接する領域に対応する光との、光強度の差を決 定し、 一方のファイバ末端の決定された差を他方のファイバ末端の差と比較し、この 比較から、一方のファイバ末端のその開始角位置に対する角位置から角オフセッ トを決定し(これが前記ファイバ末端の角開始位置であればこのファイバ末端の 決定された差と他のファイバの差とが最もよく一致するはずである)、それらが 異なる種類のときに対になった2本のファイバに特有の一定の角度値をこれに加 える、 ことを特徴とする方法。 8.随時の角開始位置に、特に光ファイバの2つの末端にある、2つの円筒形 物体の長さ軸に平行な、光学的軸非対称性の、特に光学的に不均質な領域の、長 さ軸の回りの角位置の間のオフセットを決定する装置であって、 光束により前記物体を照明し、特に平行な光束を与え、および/または前記物 体の長さ方向に実質的に垂直な方向に光束を与えることのできる手段と、 前記各物体を所定の角区間、特に少なくとも半回転また望ましくは全回転、そ の角開始位置からその長さ軸の回りに回転する手段と、 回転中に異なる角位置において、前記物体を通りその位置が前記物体の中央の 長さ部分に対応する光と、前記物体を通りその位置が前記物体の長さの中央部分 に隣接する領域に対応する光との、光強度の差を決定する手段と、 一方の物体の決定された差を他方の物体の差と比較し、この比較から、一方の 物体のその角開始位置に対する角位置を決定する(これが回転前の正確なその開 始位置であれば、この物体の決定された差と他の物体の差とが最もよく一致する はずである)手段と、 この角位置に対応し、また軸非対称性に関して、特に前記物体の光学的に不均 質性の領域に関して、前記物体の長さ軸の回りの角位置の間の差を示す角度と、 対になった前記考慮された物体に特有であって同じ物体ではゼロに等しい一定の 角度値との和、として前記角位置を決定する手段と、 を特徴とする装置。 9.物体の異なる角位置での差を決定する手段は、このような各角位置におい て、前記物体の長さ軸に実質的に垂直でかつ前記物体の主部分により集束された 光束内の光線により形成される焦点の領域を通りまた近くを通る、直線に沿って 光強度を決定する手段を備えることを特徴とする、請求項8記載の装置。 10.物体の異なる角位置での差を決定する手段は、 このような各角位置において、前記物体の長さ軸に実質的に垂直な直線に沿っ て光強度曲線を決定する手段と、 このような曲線を評価して、前記曲線の中央部と前記曲線の前記中央部に隣接 する曲線の領域との間の差を決定する手段と、 を備えることを特徴とする、請求項8−9のいずれか記載の装置。 11.各角位置において光強度曲線を決定する手段は、互いに間隔をあけたこの ような幾つかの直線に沿って光強度曲線を決定し、 前記曲線を評価する手段は、考慮された角位置の差を決定する際に、この角位 置において決定された曲線から決定される差の平均として前記差を決定する、 ことを特徴とする、請求項10記載の装置。 12.前記決定された差を比較しまた前記角位置を決定する手段は、一方の物体 についての差p1,p2,...,pNと、他方の物体についての差q1,q2,. ..,qNとの一致度を決定するために次の相関関数C ただしCの値が大きいことは一致度がよいことを意味する、を計算することを特 徴とする、請求項8−11のいずれか記載の装置。 13.前記角位置の関数として決定された物体の差について、内挿関数を決定し またそこから更に内挿された差の値を決定する手段と、 前記決定された差を比較して、またこれらの内挿された差の値を用いて前記他 の物体の差の値と比較するようにして前記角位置を決定する手段と、 を特徴とする、請求項8−12のいずれか記載の装置。 14.随意の角開始位置にある、偏光保持ファイバの2つの末端の偏光軸の間の 角オフセットを決定する装置であって、 光束により前記ファイバ末端を照明し、特に平行な光束を与え、および/また は光束を前記ファイバ末端の長さ方向に実質的に垂直な方向に光束を与えること のできる手段と、 前記各ファイバ末端を所定の角区間、特に少なくとも半回転また望ましくは全 回転、その角開始位置からその長さ軸の回りに回転する手段と、 回転中に異なる角位置において、前記ファイバ末端を通りその位置が前記ファ イバ末端の中央の長さ部分に対応する光と、前記ファイバ末端を通りその位置が 前記ファイバ末端の長さの中央部分に隣接する領域に対応する光との、光強度の 差を決定する手段と、 一方のファイバ末端の決定された差を他方のファイバ末端の差と比較し、この 比較から、一方のファイバ末端のその角開始位置に対する角位置を決定する(こ れが回転前の正確なその開始位置であれば、このファイバ末端の決定された差と 他のファイバ末端の差とが最もよく一致するはずである)手段と、 この角位置に対応し、偏光軸の長さ軸の回りの角位置の間の差を示す角度と、 対になった前記考慮されたファイバ末端に特有であって同じファイバ末端ではゼ ロに等しい一定の角度値との和、として前記角位置を決定する手段と、 を特徴とする装置。 15.それぞれが少なくとも1つの軸非対称性を、特に前記ファイバの長さ方向 に延びて前記ファイバの長さ軸に関して偏心している少なくとも1つの光学的に 不均質性の領域を、備える2本の光ファイバの継ぎ合わせ、および/または2本 の偏光保持ファイバの継ぎ合わせにおいて、 前記光ファイバの端面を互いに近づけまたは向かい合わせ、また前記ファイバ の長さ軸を実質的に互いに合わせまたは少なくとも互いに実質的に平行にして互 いに向かい合わせて置き、 前記ファイバの末端をその長さ軸の回りに回転して、前記軸非対称性の間の、 特に各ファイバ末端内の光学的に不均質な領域間の、および/または前記ファイ バ末端の偏光軸の間の、芯が合うように互いの角位置をとり、 前記ファイバ末端を互いにこの位置に固定しおよび/または締め付け、また特 に前記ファイバの端面の領域を加熱および溶融により接続する、 段階を含み、 一方のファイバの末端を他方のファイバ末端に対して前記2つのファイバ末端 について決定された角オフセットに対応する角度だけ回転することを特徴とする 、請求項1−7のいずれか記載の方法の使用。 16.前記角オフセットの決定の際に、互いに近くに置いた前記ファイバ末端を 同じ光束で同時にその側面から照明することを特徴とする、請求項15記載の使 用。 17.それぞれが少なくとも1つの軸非対称性を、特に前記ファイバの長さ方向 に延びて前記ファイバの長さ軸に関して偏心している少なくとも1つの光学的に 不均質性の領域を、備える2本の光ファイバを継ぎ合わせ、および/または偏光 維持ファイバの末端を継ぎ合わせる継ぎ合わせ装置において、前記継ぎ合わせ装 置は、 前記光ファイバの端面を互いに近づけまたは向かい合わせ、また前記ファイバ の長さ軸を実質的に互いに合わせまたは少なくとも互いに実質的に平行にして互 いに向かい合わせて置く手段と、 前記ファイバ末端を互いに接続する手段と、 を備え、 一方のファイバの末端をその長さ軸の回りに他方のファイバ末端に対して前記 ファイバ末端について決定された角オフセットに対応する角度だけ回転して、軸 非対称性の間の、特に各ファイバ末端内の光学的に不均質性の領域の間の、また は前記ファイバ末端の偏光軸の間の、芯合わせを得る手段を特徴とする、 請求項8−14のいずれか記載の装置の使用。 18.前記照明手段は、互いに近くに置いた前記ファイバ末端を同時にかつその 側面から照明するようにした光束を持つことを特徴とする、請求項17記載の使 用。
JP51501395A 1993-11-29 1994-11-29 光学的な軸非対称性を持つ光ファイバの間の角オフセットの決定とファイバの芯合わせおよび継ぎ合わせ Expired - Lifetime JP3737107B2 (ja)

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